JPH1118393A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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Publication number
JPH1118393A
JPH1118393A JP16394597A JP16394597A JPH1118393A JP H1118393 A JPH1118393 A JP H1118393A JP 16394597 A JP16394597 A JP 16394597A JP 16394597 A JP16394597 A JP 16394597A JP H1118393 A JPH1118393 A JP H1118393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed detection
magnetization
magnet
main pole
magnetized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16394597A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kadowaki
功治 門脇
Yasuo Kunishige
康男 国重
Yasuhiro Inoue
康弘 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16394597A priority Critical patent/JPH1118393A/ja
Publication of JPH1118393A publication Critical patent/JPH1118393A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 P.P.C、プリンタ等のOA機器に使用さ
れるブラシレスモータの速度検出精度を高めることを目
的とする。 【解決手段】 マグネット10をロータフレーム11の
端面よりも突出させ、その突出部に速度検出着磁を施し
て、速度検出着磁部10bを形成し、その速度検出着磁
部10bに対向するプリント基板5上の位置に速度検出
センサ12を配置することにより、安定した速度検出信
号を得ることができ、高精度のブラシレスモータを実現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、P.P.C、プリ
ンタ等のOA機器の駆動源として用いられるブラシレス
モータの速度検出機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスモータは、安定した速
度検出信号を得るために主極着磁の漏れ磁束を、速度検
出センサが検知しないよう、主極マグネットと速度検出
マグネットを2ピースで構成していた。このため、実開
平5ー62182号公報に記載されているように主極マ
グネットはロータフレームの内周に速度検出マグネット
はロータフレームの外周に配置し、ロータフレームの端
部をその内周に配置される主極マグネット端部よりも長
く構成し、主極マグネットの漏れ磁束をロータフレーム
の端部により遮断することで、安定した速度検出信号を
得る構成としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、速度検出マグネットを主極マグネットと別
部材で構成するために、部品のコストアップ、組立工数
のアップが生じ、ブラシレスモータの廉価化がはかれな
いという問題を有していた。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解消す
ることを課題とするもので、1ピースのマグネットで安
定した速度検出信号が得られ、かつ低コストのブラシレ
スモータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ロータフレームと一体に回転するマグネッ
トをロータフレームの端面より突出させ、前記マグネッ
トは主極着磁部と速度検出着磁部を形成していて、突出
端面に速度検出着磁を施し前記速度検出着磁部に対向し
て速度検出センサを設けることにより主極着磁の影響を
受けにくくして安定した速度検出信号を速度検出センサ
により得ることができるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、各請求項に記載した形
態により実施できるものであり、請求項1に記載のよう
に、界磁磁束を発生するために、N、S極に多極着磁さ
れた主極着磁部と主極着磁よりも更に多極着磁された速
度検出着磁部を有するマグネットと、ロータフレームを
有する回転子と、その界磁磁束と鎖交する位置に配設さ
れた複数相の巻線が巻装された鉄心を有する固定子と、
速度検出着磁部と対向する位置に配置された速度検出セ
ンサと、回転子を回転自在に支持する軸受を有するハウ
ジングを備えていて、マグネットをロータフレームの端
面よりも突出させ、その突出部に速度検出着磁を施して
速度検出着磁部を形成することにより、速度検出着磁に
対する主極着磁の影響を低減させ、速度検出信号を速度
検出センサにより検出することができるものである。
【0007】また、請求項2記載のように主極着磁のパ
ルスと速度検出着磁パルスとのパルス比が、速度検出着
磁のパルスを主極着磁のパルスの2倍以上の整数倍と
し、速度検出センサは主極着磁の電気角180度+36
0×M度離れた位置に配置して、2つの速度検出信号を
加算器により信号処理することにより、主極着磁の影響
を受けない安定した速度検出信号を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0009】(実施例1)図1において、1はハウジン
グで軸受2,3を保持する。4はプレートでプリント基
板5を保持し、ハウジング1をかしめにより保持する。
6は鉄心で、絶縁層7を介して巻線8が施され固定子を
構成する。9は回転軸で、鉄心6の外周方向に空隙を介
してマグネット10を配置し、前記マグネット10は主
極着磁部10aと速度検出着磁部10bを1ピースで形
成されていて接着保持したロータフレーム11を、ハウ
ジング1に外輪を保持された軸受2,3の内輪に固定さ
れる。またマグネット10はロータフレーム11の端面
よりも突出させ、その突出部に速度検出着磁を施し、速
度検出着磁部10bに対向するプリント基板5上の位置
に速度検出センサ12を設けたものである。
【0010】従って上記構成によって、速度検出着磁に
対する主極着磁の影響を受けにくくして安定した速度検
出信号を得る速度検出センサにより検出することができ
る。
【0011】(実施例2)図2は、本発明の主極着磁部
10aと速度検出着磁部10bの具体例とA速度検出セ
ンサ12a、B速度検出センサ12bの配置位置を示し
たもので、A速度検出センサ12aとB速度検出センサ
12bの信号を加算処理することにより、主極着磁の影
響を受けない安定した速度検出信号を得ることができ
る。
【0012】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、部品点数を増やすことなく容易に
安定した速度検出信号を得ることができ、高精度のブラ
シレスモータを廉価で実現できるという効果がある。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、主極
着磁の影響を受けなくて、より一層高精度の速度検出信
号を得ることができてブラシレスモータの高精度化を容
易に実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるブラシレスモータの
要部断面図
【図2】本発明の実施例2における着磁パターンと速度
センサの位置関係を示す図
【符号の説明】
1 ハウジング 2,3 軸受 4 プレート 5 プリント基板 6 鉄心 7 絶縁層 8 巻線 9 回転軸 10 マグネット 10a 主極着磁部 10b 速度検出着磁部 11 ロータフレーム 12 速度検出センサ 12a A速度検出センサ 12b B速度検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】界磁磁束を発生するために、N、S極に多
    極着磁された主極着磁部と主極着磁よりも更に多極着磁
    された速度検出着磁部を有するマグネットと、ロータフ
    レームを有する回転子と、前記界磁磁束と鎖交する位置
    に配設された複数相の巻線が巻装された固定子と、前記
    速度検出着磁部と対向する位置に配置された速度検出セ
    ンサと、回転子を回転自在に支持する軸受を有するハウ
    ジングを備えたブラシレスモータにおいて、前記マグネ
    ットをロータフレームの端面よりも突出させ、突出部に
    速度検出着磁を施して速度検出着磁部を形成することに
    より、速度検出着磁に対する主極着磁の影響を低減さ
    せ、速度検出信号を速度検出センサにより検出すること
    を特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】主極着磁と速度検出着磁とのパルス比が
    1:K(但しKは2以上の整数とする)で、速度検出セ
    ンサは主極着磁の電気角180度+360×M度(但し
    Mは整数とする)離れた位置に配置し、2つの速度検出
    信号を加算器により信号処理することを特徴とする請求
    項1記載のブラシレスモータ。
JP16394597A 1997-06-20 1997-06-20 ブラシレスモータ Pending JPH1118393A (ja)

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JP16394597A JPH1118393A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 ブラシレスモータ

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JP16394597A JPH1118393A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 ブラシレスモータ

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JPH1118393A true JPH1118393A (ja) 1999-01-22

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ID=15783812

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JP16394597A Pending JPH1118393A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 ブラシレスモータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8067870B2 (en) 2008-08-07 2011-11-29 Panasonic Corporation Motor and electronic apparatus having the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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