JPH11183898A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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JPH11183898A
JPH11183898A JP9365670A JP36567097A JPH11183898A JP H11183898 A JPH11183898 A JP H11183898A JP 9365670 A JP9365670 A JP 9365670A JP 36567097 A JP36567097 A JP 36567097A JP H11183898 A JPH11183898 A JP H11183898A
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polarization
liquid crystal
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Toshiaki Hashizume
俊明 橋爪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投写型表示装置における投写画像の色バラン
スを向上させる。 【解決手段】 本発明の投写型表示装置は、赤,緑,青
の3つの色光を、与えられた画像信号に基づいて変調し
て射出する3つの液晶ライトバルブ250,252,2
54を備えている。これらの液晶ライトバルブ250,
252,254は、それぞれ、入射側偏光素子250
a,250b,250cと、液晶装置250b,252
b,254bと、射出側偏光素子250c,252c,
254cとを備えている。青色光の液晶ライトバルブ2
54の射出側偏光板254cの偏光度を従来より高くに
設定し、青色光、緑色光、赤色光の液晶ライトバルブ2
54,252,250に設けられた射出側偏光素子25
4c,252c,250cの順に、偏光度が低くなるよ
うに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照射された光
を、入力された画像信号に基づいて変調する光変調手段
として、液晶ライトバルブを用いた投写型表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を投写スクリーンに投写する
投写型表示装置として、液晶ライトバルブを光変調手段
として用いた投写型表示装置が提案されている。図7
は、従来の投写型表示装置の要部を示す概念図である。
この投写型表示装置は、3つの液晶ライトバルブ42,
44,46と、クロスダイクロイックプリズム48と、
投写レンズ系50とを備えている。クロスダイクロイッ
クプリズム48は、3つの液晶ライトバルブ42,4
4,46で変調された赤、緑、青の3色の光を合成し
て、投写レンズ系50の方向に射出する。投写レンズ系
50は、合成された光を投写スクリーン52上に結像さ
せる。
【0003】液晶ライトバルブ42,44,46は、偏
光軸(透過軸)が直交するように設定された2枚の偏光
素子に、液晶装置(液晶素子アレイ)が挟まれて構成さ
れている。3つの液晶ライトバルブ42,44,46か
らは、それぞれの液晶装置および2枚の偏光素子によっ
て、所定の偏光方向を有する直線偏光光(図7ではs偏
光光)の変調光が射出される。例えば、全画面白色の画
像信号が与えられた場合には、液晶ライトバルブに入射
された光が透過するように動作し、全画面黒色の画像信
号が与えられた場合には、入射された光を遮断するよう
に動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、前
画面黒色の画像信号が3つの液晶ライトバルブ42,4
4,46に与えられた場合にも、透過する光が存在し、
しかも、3つの色光ごとにその透過量が異なっている。
この結果、全画面黒色の画像が投写スクリーン52に投
写されるはずであるにも関わらず、異なった色の画像、
例えば、少し青みがかった画像が投写されることにな
る。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、投写型表示装置
における投写画像の色バランスを向上させる技術を提供
するすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第
1の投写型表示装置は、照明光を射出する照明手段と、
前記照明手段から射出された照明光を第1、第2、第3
の3つの色光に分離する色光分離手段と、前記第1、第
2、第3の色光をそれぞれ変調する第1、第2、第3の
ライトバルブと、前記第1、第2、第3のライトバルブ
から射出される光を合成する色光合成手段と、前記色光
合成手段から射出される合成光を投写する投写光学系と
を備えた投写型表示装置であって、前記第1のライトバ
ルブは、第1の液晶装置と、前記第1の液晶装置の光射
出面側に配置され所定の直線偏光光を透過させる第1の
射出側偏光素子とを備え、前記第2のライトバルブは、
第2の液晶装置と、前記第2の液晶装置の光射出面側に
配置され所定の直線偏光光を透過させる第2の射出側偏
光素子とを備え、前記第3のライトバルブは、第3の液
晶装置と、前記第1の液晶装置の光射出面側に配置され
所定の直線偏光光を透過させる第1の射出側偏光素子と
を備え、前記第1、第2、第3の射出側偏光素子のう
ち、少なくともいずれか一つの偏光度が他の射出側偏光
素子の偏光度と異なることを特徴とする。
【0007】また、第2の投写型表示装置は、照明光を
射出する照明手段と、前記照明手段から射出された照明
光を第1、第2、第3の3つの色光に分離する色光分離
手段と、前記第1、第2、第3の色光をそれぞれ変調す
る第1、第2、第3のライトバルブと、前記第1、第
2、第3のライトバルブから射出される光を合成する色
光合成手段と、前記色光合成手段から射出される合成光
を投写する投写光学系とを備えた投写型表示装置であっ
て、前記第1のライトバルブは、第1の液晶装置と、前
記第1の液晶装置の光入射面側に配置され所定の直線偏
光光を透過させる第1の入射側偏光素子とを備え、前記
第2のライトバルブは、第2の液晶装置と、前記第2の
液晶装置の光入射面側に配置され所定の直線偏光光を透
過させる第2の入射側偏光素子とを備え、前記第3のラ
イトバルブは、第3の液晶装置と、前記第1の液晶装置
の光入射面側に配置され所定の直線偏光光を透過させる
第1の入射側偏光素子とを備え、前記第1、第2、第3
の入射側偏光素子のうち、少なくともいずれか一つの偏
光度が他の入射側偏光素子の偏光度と異なることを特徴
とする。
【0008】第1、第2、第3の射出側偏光素子または
入射側偏光素子の偏光度がほぼ等し設定され、第1、第
2、第3のライトバルブから射出される漏れ光(本来ラ
イトバルブから射出されるべきでない光)に差が発生す
る場合には、所定の画像信号に対応した画像の色(例え
ば、黒色)のバランスが劣化する。上記投写型表示装置
においては、第1、第2、第3の射出側偏光素子または
入射側偏光素子のうち、少なくともいずれか一つの偏光
度が他の偏光変換素子の偏光度と異なっているので、第
1、第2、第3のライトバルブから射出される漏れ光の
光量がほぼ等しくなるようにすることができる。これに
より、所定の画像信号に対応した画像の色のバランスの
劣化を低減することができる。
【0009】上記第1の投写型表示装置において、前記
第1、第2、第3の射出側偏光素子の偏光度は、前記第
1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光の波長が最
も短く、前記第3の色光の波長が最も長いとすると、前
記第1の射出側偏光素子の偏光度を基準として前記第
1、第2、第3の順に低くなるように設定されているこ
とが好ましい。
【0010】上記第2の投写型表示装置において、前記
第1、第2、第3の入射側偏光素子の偏光度は、前記第
1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光の波長が最
も短く、前記第3の色光の波長が最も長いとすると、前
記第1の入射側偏光素子の偏光度を基準として前記第
1、第2、第3の順に低くなるように設定されているが
好ましい。
【0011】一般に、液晶装置を用いたライトバルブ
は、光の波長が短いほど射出される漏れ光の光量が増加
する。従って、第1、第2、第3の色光に対応した第
1、第2、第3のライトバルブが同じもので構成されて
いるとすると、第1、第2、第3のライトバルブから射
出される漏れ光の光量に差が発生し、所定の画像信号に
対応した画像の色のバランスが劣化する。しかし、上記
第1、第2の投写型表示装置においては、第1、第2、
第3の色光の波長に応じて第1、第2、第3の射出側偏
光素子または入射側偏光素子の偏光度がそれぞれ設定さ
れているので、第1、第2、第3のライトバルブから射
出される漏れ光の光量がほぼ等しくなるようにすること
ができる。これにより、所定の画像信号に対応した画像
の色のバランスの劣化を低減することができる。また、
一般的に、偏光度を従来よりも高くした偏光素子を製作
するよりも低くした偏光素子を製作することの方が簡単
であり、容易に第1、第2、第3の漏れ光の光量をほぼ
等しくなるようにすることができるので、所定の画像信
号に対応した画像の色のバランスの劣化を容易に低減す
ることができる。
【0012】また、上記第1の投写型表示装置におい
て、前記第1、第2、第3の射出側偏光素子の偏光度
は、前記第1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光
の波長が最も短く、前記第3の色光の波長が最も長いと
すると、前記第2の射出側偏光素子の偏光度を基準とし
て前記第2、第1、第3の順に低くなるように設定され
ていることが好ましい。
【0013】また、上記第2の投写型表示装置におい
て、前記第1、第2、第3の入射側偏光素子の偏光度
は、前記第1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光
の波長が最も短く、前記第3の色光の波長が最も長いと
すると、前記第2の入射側偏光素子の偏光度を基準とし
て前記第2、第1、第3の順に低くなるように設定され
ていることが好ましい。
【0014】上記構成によれば、第2のライトバルブか
ら射出される漏れ光の光量を少なくすることができるの
で、第1、第2、第3の色光のうち第2の色光の比視感
度がより高い場合に、コントラストの高い画像を得るこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。なお、以下の説明では、特に説明
のない限り、光の進行方向をz方向、光の進行方向(z
方向)からみて3時の方向をx方向、12時の方向をy
方向とする。
【0016】図1は、この発明の投写型表示装置の要部
を示す概略平面図である。この投写型表示装置は、照明
光学系100と、ダイクロイックミラー210,212
と、反射ミラー160,218,222,224と、入
射側レンズ230と、リレーレンズ232と、3枚のフ
ィールドレンズ240,242,244と、3枚の液晶
ライトバルブ250,252,254と、クロスダイク
ロイックプリズム260と、投写レンズ系270とを備
えている。
【0017】照明光学系100は、略平行な光束を出射
する光源110と、第1のレンズアレイ120と、第2
のレンズアレイ130と、入射光を所定の直線偏光光に
変換する偏光変換素子140と、重畳レンズ150と、
反射ミラー160とを備えている。照明光学系100
は、照明領域である3枚の液晶ライトバルブ250,2
52,254をほぼ均一に照明するためのインテグレー
タ光学系である。この照明光学系100は、本発明の照
明手段に相当する。
【0018】光源110は、放射状の光線を出射する放
射光源としての光源ランプ112と、光源ランプ112
から出射された放射光をほぼ平行な光線束として出射す
る凹面鏡114とを有している。光源ランプとしては、
ハロゲンランプやメタルハライドランプが用いられるこ
とが多い。凹面鏡114としては、放物面鏡を用いるこ
とが好ましい。
【0019】第1のレンズアレイ120は、光源110
からの射出光を複数の部分光束に分割するとともに、各
部分光束をそれぞれ第2のレンズアレイ130の近傍で
集光させる機能を有している。また、第2のレンズアレ
イ130は、第1のレンズアレイ120から射出された
各部分光束を照明領域である3枚の液晶ライトバルブ2
50,252,254に照射する機能を有している。ま
た、偏光変換素子140は、入射された光束(非偏光、
すなわちランダムな偏光方向を有する光束)を所定の直
線偏光光に変換する機能を有している。さらに、重畳レ
ンズ150は、偏光変換素子140から射出された複数
の部分光束を、照明領域である液晶ライトバルブ25
0,252,254上で重畳させる機能を有する。ま
た、フィールドレンズ240,242,244は、照明
領域に照射される各部分光束をそれぞれの中心軸に平行
な光束に変換する機能を有する。
【0020】図2は、第1のレンズアレイ120の外観
を示す斜視図である。第1のレンズアレイ120は略矩
形状の輪郭を有する小レンズ122がM行N列のマトリ
クス状に配列された構成を有している。この例では、M
=10,N=8である。第2のレンズアレイ130も、
第1のレンズアレイ120の小レンズ122に対応する
ように、小レンズがM行N列のマトリクス状に配列され
た構成を有している。各小レンズ122は、光源110
(図1)から入射された平行な光束を複数の(すなわち
M×N個の)部分光束に分割し、各部分光束を第2のレ
ンズアレイ130の近傍で結像させる。各小レンズ12
2をz方向から見た外形形状は、液晶ライトバルブ25
0,252,254の形状とほぼ相似形をなすように設
定されている。例えば、液晶ライトバルブの照明領域
(画像が表示される領域)のアスペクト比(横と縦の寸
法の比率)が4:3であるならば、各小レンズ122の
アスペクト比も4:3に設定する。
【0021】図3は、偏光変換素子140(図1)の構
成およびその機能を示す説明図である。この偏光変換素
子140は、偏光ビームスプリッタアレイ141と、選
択位相差板142とを備えている。偏光ビームスプリッ
タアレイ141は、それぞれ断面が平行四辺形の柱状の
複数の透光性板材143が、交互に貼り合わされた形状
を有している。透光性板材143の界面には、偏光分離
膜144と反射膜145とが交互に形成されている。な
お、この偏光ビームスプリッタアレイ141は、偏光分
離膜144と反射膜145が交互に配置されるように、
これらの膜が形成された複数枚の板ガラスを貼り合わせ
て、所定の角度で斜めに切断することによって作製され
る。
【0022】第1と第2のレンズアレイ120,130
を通過した光は、偏光分離膜144でs偏光光とp偏光
光とに分離される。p偏光光は、偏光分離膜144をそ
のまま透過する。一方、s偏光光は、偏光分離膜144
で反射され、さらに反射膜145で反射されて、偏光分
離膜144をそのまま通過したp偏光光とほぼ平行な状
態で射出される。選択位相差板142の偏光分離膜14
4を通過する光の射出面部分にはλ/2位相差層146
が形成されており、反射膜145で反射された光の射出
面部分にはλ/2位相差層が形成されていない。従っ
て、偏光分離膜144を透過したp偏光光は、λ/2位
相差層146によってs偏光光に変換されて射出する。
この結果、偏光変換素子140に入射したランダムな偏
光方向を有する光束は、ほとんどがs偏光光に変換され
て射出する。もちろん反射膜145で反射される光の射
出面部分だけに選択位相差板142のλ/2位相差層1
46を形成することにより、p偏光光に変換して射出す
ることもできる。
【0023】図3(A)から解るように、偏光変換素子
140から射出する2つのs偏光光の中心(2つのs偏
光光の中央)は、入射するランダムな光束(s偏光光+
p偏光光)の中心よりもx方向にずれている。このずれ
量は、λ/2位相差層146の幅Wp(すなわち偏光分
離膜144のx方向の幅)に等しい。このため、図1に
示すように、光源110の光軸(2点鎖線で示す)は、
偏光変換素子140以降のシステム光軸(一点鎖線で示
す)から、Wp/2に等しい距離Dだけずれた位置に設
定されている。
【0024】図1に示す投写型表示装置において、光源
110から射出された略平行な光束は、インテグレータ
光学系を構成する第1と第2のレンズアレイ120,1
30によって、複数の部分光束に分割される。第1のレ
ンズアレイ120の各小レンズから射出された部分光束
は、偏光変換素子140の偏光分離膜144の近傍で光
源110の光源像(2次光源像)が形成されるように集
光される。また、既に説明したように、偏光変換素子1
40に入射した部分光束は、偏光分離膜144および反
射膜145によって、2つの偏光光に分離される。した
がって、偏光変換素子140の偏光分離膜144上に2
次光源像がほぼ形成されるとともに、実効的には反射膜
145上にも2次光源像が形成されているとみなすこと
ができる。つまり、偏光変換素子140内には、第1と
第2のレンズアレイ120,130を通過した部分光束
の2倍の数の2次光源像が、偏光分離膜144上および
反射膜145上の対応する各位置に形成される。
【0025】偏光変換素子140内に形成された2次光
源像から射出された部分光束は、重畳レンズ150によ
って照明領域である液晶ライトバルブ250,252,
254の表示領域上で重畳される。また、反射ミラー1
60は、重畳レンズ150から射出された光束をダイク
ロイックミラー210の方向に反射する機能を有する
が、装置の構成によっては、必ずしも必要とされるもの
ではない。上記の結果、各液晶ライトバルブ250,2
52,254は、ほぼ均一に照明される。
【0026】2枚のダイクロイックミラー210,21
2は、重畳レンズ150で集光された白色光を、赤、
緑、青の3色の色光に分離する色光分離手段としての機
能を有する。第1のダイクロイックミラー210は、照
明光学系100から射出された白色光束の赤色光成分を
透過させるとともに、青色光成分と緑色光成分とを反射
する。第1のダイクロイックミラー210を透過した赤
色光は、反射ミラー218で反射され、フィールドレン
ズ240を通って赤光用の液晶ライトバルブ250に達
する。このフィールドレンズ240は、第2のレンズア
レイ130から射出された各部分光束をその中心軸に対
して平行な光束に変換する。他の液晶ライトバルブの前
に設けられたフィールドレンズ242,244も同様で
ある。第1のダイクロイックミラー210で反射された
青色光と緑色光のうちで、緑色光は第2のダイクロイッ
クミラー212によって反射され、フィールドレンズ2
42を通って緑光用の液晶ライトバルブ252に達す
る。一方、青色光は、第2のダイクロイックミラー21
2を透過し、入射側レンズ230、リレーレンズ232
および反射ミラー222,224を備えたリレーレンズ
系を通り、さらに射出側レンズ(フィールドレンズ)2
44を通って青色光用の液晶ライトバルブ254に達す
る。なお、青色光にリレーレンズ系が用いられているの
は、青色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも
長いため、光の利用効率の低下を防止するためである。
すなわち、入射側レンズ230に入射した部分光束をそ
のまま、射出側レンズ244に伝えるためである。
【0027】3枚の液晶ライトバルブ250,252,
254は、与えられた画像情報(画像信号)に従って、
3色の色光をそれぞれ変調して画像を形成する光変調手
段としての機能を有する。クロスダイクロイックプリズ
ム260は、3色の色光を合成してカラー画像を形成す
る色光合成手段としての機能を有する。なお、クロスダ
イクロイックプリズム260には、赤光を反射する誘電
体多層膜と、青光を反射する誘電体多層膜とが、4つの
直角プリズムの界面に略X字状に形成されている。これ
らの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されて、カ
ラー画像を投写するための合成光が形成される。クロス
ダイクロイックプリズム260で生成された合成光は、
投写レンズ系270の方向に射出される。投写レンズ系
270は、この合成光を投写スクリーン300上に投写
して、カラー画像を表示する投写手段としての機能を有
する。
【0028】図1に示した投写型表示装置は、3枚の液
晶ライトバルブ250,252,254に特徴を有して
いる。
【0029】図4は、液晶ライトバルブの機能を説明す
るための概念図である。図4は、液晶ライトバルブ25
0の1画素に対応する部分を分解して示している。液晶
ライトバルブ250は、液晶装置250bと、液晶装置
250bの入射面側に設けられた入射側偏光素子250
aと、液晶装置250bの射出面側に設けられた射出側
偏光素子250cとを備えている。偏光素子250aお
よび250bに示された複数の平行線の向きは偏光軸
(透過軸、すなわち、偏光素子を透過する直線偏光光の
偏光方向)を示している。入射側偏光素子250aと射
出側偏光素子250cとは偏光軸(透過軸)が互いに垂
直な方向に設定されている。図4は、入射側偏光素子2
50aの偏光軸がs偏光の方向に設定され、射出側偏光
素子250cの偏光軸がp偏光の方向に設定されてい
る。なお、本実施例では、液晶装置として、偏光素子を
含まない液晶素子アレイを例に説明している。偏光素子
を含む通常の液晶パネルであってもよい。
【0030】非偏光光(s偏光+p偏光)が入射側偏光
素子250aに入射すると、偏光軸に垂直な偏光方向
(p偏光の方向)の偏光光が反射または吸収されて、偏
光軸に平行な偏光方向の偏光光、すなわちs偏光光が射
出される。入射側偏光素子250aから射出されたs偏
光光は、液晶装置に与えられる電圧によって図4
(a),4(b)に示すように変換される。すなわち、
液晶装置250bに電圧が与えられない場合には、図4
(a)に示すように、液晶の旋光性によってs偏光光に
垂直なp偏光光に変換される。射出側偏光素子250c
は、偏光軸がp偏光の方向に設定されているので、偏光
素子250cからは、液晶装置250bから射出された
光が射出される。一方、液晶装置250bに電圧が与え
られた場合には、図4(b)に示すように、液晶装置2
50bからは入射光と同じs偏光光が射出される。しか
し、射出側偏光素子250cは、偏光軸がp偏光の方向
に設定されているので、液晶装置250bから射出され
たs偏光光は、偏光素子250cで反射または吸収され
て遮断される。液晶ライトバルブ250は、画像信号に
応じて変化する電圧を液晶装置250bに与えて射出さ
れる光の偏光成分を制御して、画像信号に応じた輝度変
化を発生させている。なお、他の液晶ライトバルブ25
2,254も、同様である。
【0031】しかし、実際には、液晶ライトバルブ25
0,252,254に入射された光が、すべて透過され
たり、すべて遮断されたりするわけではない。図5は、
3枚の液晶ライトバルブ250,252,254を従来
の液晶ライトバルブに置き換えて、全画面黒色の画像信
号を液晶ライトバルブに与えた場合に、それぞれの射出
側偏光素子250c,252c,254cに入射される
偏光光(透過前の偏光光)と射出される偏光光(透過後
の偏光光)の偏光状態を示す説明図である。全画面黒色
の画像信号を液晶ライトバルブに与えた場合、理想的に
は、3枚の液晶ライトバルブ250,252,254で
光が遮断されることが好ましい。しかしながら、図5
(a),5(b),5(c)に示すように、それぞれの
射出側偏光素子250c,252c,254cを透過前
の偏光光は完全な直線偏光光とはならず、実際には、楕
円偏光光となり、楕円の偏平率や傾きは色光によって異
なっている。すなわち、図5(a)に示すように、赤色
光は、s偏光の直線偏光光に比較的近い楕円偏光光とな
る。緑色光は、図5(b)に示すように、赤色光に比べ
て楕円形状の偏平率が小さく、かつ透過軸方向に傾いた
楕円偏光光となる。青色光は、図5(c)に示すよう
に、緑色光に比べてより円に近く、かつより透過軸方向
に傾いた楕円偏光光となる。それぞれの射出側偏光素子
250c,252c,254cからは、図5(a),5
(b),5(c)に示したように、それぞれ透過軸(偏
光軸)方向の偏光成分がほとんど透過され、吸収軸方向
の偏光成分は射出側偏光素子の偏光度(吸収軸方向の偏
光光を吸収する度合)に応じて吸収され、吸収されなか
った光が射出される。この結果、吸収されずに射出され
た楕円偏光光が漏れ光として射出される。
【0032】図6は、光の波長に対する液晶ライトバル
ブの射出側偏光素子の偏光度と漏れ光との関係を従来の
液晶ライトバルブと本発明の実施例に用いられた液晶ラ
イトバルブとを比較して示す説明図である。なお、偏光
度は、例えば、吸収軸方向の入射偏光光に対する吸収軸
方向の射出偏光光の割合で定義される。
【0033】図5からもわかるように、従来のように、
3枚の液晶ライトバルブ250,252,254として
射出側偏光素子250c,252c,254cの偏光度
が等しいものを用いた場合、赤色光に比べて青色光のほ
うが、すなわち、光の波長が短いほうが、漏れ光の量が
増加する。一方、本実施例の場合には、図6に示すよう
に、青色光の液晶ライトバルブ254の射出側偏光素子
254cの偏光度を従来よりも高くに設定し、青色光、
緑色光、赤色光の液晶ライトバルブ254,252,2
50に設けられた射出側偏光素子254c,252c,
250cの順に、偏光度が低くなるように設定してい
る。これにより、各色光における漏れ光の光量は比視感
度の大きな緑色光の漏れ光の光量にほぼ一致して等しく
なる。なお、明るさを落とさずに青色光の偏光度を上げ
るには、青色のみに対応した色つきの偏光素子(偏光
板)を使用すればよい。各色の漏れ光の光量の差は、±
10%以内にすることが好ましく、±5%以内にするこ
とが特に好ましい。
【0034】本発明の実施例によれば、漏れ光の光量が
全体に増加することなく表示のコントラスト比がほぼ同
じで、各色光の漏れ光の光量がほぼ等しくなるので、黒
色の色バランスを向上させることができる。
【0035】また、赤色、緑色、青色の3色の色光のう
ち緑色の比視感度は、他の色光に比べて高い。そこで、
緑色光用の液晶ライトバルブ252の射出側偏光素子2
52Cの偏光度をより高く設定し、緑色光、青色光、赤
色光の液晶ライトバルブ252,254,250に設け
られた射出側偏光素子252c,254c,250cの
順に、偏光度が低くなるように設定してもよい。このよ
うにすれば、緑色光の漏れ光の光量をより少なくするこ
とができるので、緑色光による明暗のコントラストを向
上させることができる。これにより、投写画像全体のコ
ントラストを向上させることもできる。
【0036】ここで、偏光素子は、2枚のプラスチック
板の間にヨウ素や色素を挟んで延伸させることにより製
作され、偏光度は、延伸量等によって調整することがで
きる。このとき、偏光素子の透過軸方向の光の透過度
と、吸収軸方向の光の吸収度(偏光度)とは、相反する
関係にあり、偏光度を低下させれば透過度を高くするこ
とができる。また、一般に投写型表示装置には光源ラン
プ112(図1)としてメタルハライドランプ、水銀灯
等が多く用いられる。これらのランプは、一般的に長波
長側の光、すなわち、赤色光の光強度が弱い傾向にあ
る。従って、本発明の実施例のように赤色光の偏光度を
低下させるように設定すれば、逆に光の透過度を高くす
ることができる。従って、本発明の投写型表示装置は、
白色の画像を投写表示した場合の白色のバランスも向上
させることができる。
【0037】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0038】(1)本実施例では、液晶ライトバルブの
射出側偏光素子を例に説明しているが、入射側偏光素子
においても同様に実施することができる。
【0039】(2)本実施例では、照明光学系として、
偏光変換素子を備えて液晶ライトバルブの入射側偏光素
子の透過軸方向に等しい直線偏光光のみを射出する偏光
照明光学系を例に説明しているが、非偏光光を液晶ライ
トバルブに照射する照明光学系を用いてもよい。また、
本実施例では、光源から射出される照明光を複数の部分
光束に分割し、各部分光束それぞれを重畳して液晶ライ
トライトバルブに照射するインテグレータ照明光学系を
例に説明しているが、これを用いない照明光学系であっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の投写型表示装置の要部を示す概略平
面図である。
【図2】第1のレンズアレイ120の外観を示す斜視
図。
【図3】偏光変換素子140の構成およびその機能を示
す説明図である。
【図4】液晶ライトバルブの機能を説明するための概念
図である。
【図5】3枚の液晶ライトバルブ250,252,25
4を従来の液晶ライトバルブに置き換えて、全画面黒色
の画像信号を液晶ライトバルブに与えた場合に、それぞ
れの射出側偏光素子250c,252c,254cに入
射される偏光光(透過前の偏光光)と射出される偏光光
(透過後の偏光光)の偏光状態を示す説明図である。
【図6】液晶ライトバルブの射出側偏光素子の偏光度と
漏れ光との関係を従来の液晶ライトバルブと本発明の実
施例に用いられた液晶ライトバルブとを比較して示す説
明図である。
【図7】従来の投写型表示装置の要部を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
42,44,46…液晶ライトバルブ 48…クロスダイクロイックプリズム 50…投写レンズ系 52…投写スクリーン 100…照明光学系 110…光源 112…光源ランプ 114…凹面鏡 120…第1のレンズアレイ 122…小レンズ 130…第2のレンズアレイ 140…偏光変換素子 141…偏光ビームスプリッタアレイ 142…選択位相差板 143…透光性板材 144…偏光分離膜 145…反射膜 150…重畳レンズ 160…反射ミラー 218,222,224…反射ミラー 210,212…ダイクロイックミラー 230…入射側レンズ 232…リレーレンズ 240,242…フィールドレンズ 244…フィールドレンズ(射出側レンズ) 250…液晶ライトバルブ 250a…入射側偏光素子 250b…液晶装置 250c…射出側偏光素子 252…液晶ライトバルブ 252a…入射側偏光素子 252b…液晶装置 252c…射出側偏光素子 254…液晶ライトバルブ 254a…入射側偏光素子 254b…液晶装置 254c…射出側偏光素子 260…クロスダイクロイックプリズム 270…投写レンズ系 300…投写スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 9/00 360 G09F 9/00 360D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を射出する照明手段と、 前記照明手段から射出された照明光を第1、第2、第3
    の3つの色光に分離する色光分離手段と、 前記第1、第2、第3の色光をそれぞれ変調する第1、
    第2、第3のライトバルブと、 前記第1、第2、第3のライトバルブから射出される光
    を合成する色光合成手段と、 前記色光合成手段から射出される合成光を投写する投写
    光学系とを備えた投写型表示装置であって、 前記第1のライトバルブは、第1の液晶装置と、前記第
    1の液晶装置の光射出面側に配置され所定の直線偏光光
    を透過させる第1の射出側偏光素子とを備え、 前記第2のライトバルブは、第2の液晶装置と、前記第
    2の液晶装置の光射出面側に配置され所定の直線偏光光
    を透過させる第2の射出側偏光素子とを備え、 前記第3のライトバルブは、第3の液晶装置と、前記第
    1の液晶装置の光射出面側に配置され所定の直線偏光光
    を透過させる第1の射出側偏光素子とを備え、 前記第1、第2、第3の射出側偏光素子のうち、少なく
    ともいずれか一つの偏光度が他の射出側偏光素子の偏光
    度と異なることを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1、第2、第3の射出側偏光素子の偏光度は、前
    記第1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光の波長
    が最も短く、前記第3の色光の波長が最も長いとする
    と、前記第1の射出側偏光素子の偏光度を基準として前
    記第1、第2、第3の順に低くなるように設定されてい
    る投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1、第2、第3の射出側偏光素子の偏光度は、前
    記第1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光の波長
    が最も短く、前記第3の色光の波長が最も長いとする
    と、前記第2の射出側偏光素子の偏光度を基準として前
    記第2、第1、第3の順に低くなるように設定されてい
    る投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 照明光を射出する照明手段と、 前記照明手段から射出された照明光を第1、第2、第3
    の3つの色光に分離する色光分離手段と、 前記第1、第2、第3の色光をそれぞれ変調する第1、
    第2、第3のライトバルブと、 前記第1、第2、第3のライトバルブから射出される光
    を合成する色光合成手段と、 前記色光合成手段から射出される合成光を投写する投写
    光学系とを備えた投写型表示装置であって、 前記第1のライトバルブは、第1の液晶装置と、前記第
    1の液晶装置の光入射面側に配置され所定の直線偏光光
    を透過させる第1の入射側偏光素子とを備え、 前記第2のライトバルブは、第2の液晶装置と、前記第
    2の液晶装置の光入射面側に配置され所定の直線偏光光
    を透過させる第2の入射側偏光素子とを備え、 前記第3のライトバルブは、第3の液晶装置と、前記第
    1の液晶装置の光入射面側に配置され所定の直線偏光光
    を透過させる第1の入射側偏光素子とを備え、 前記第1、第2、第3の入射側偏光素子のうち、少なく
    ともいずれか一つの偏光度が他の入射側偏光素子の偏光
    度と異なることを特徴とする投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1、第2、第3の入射側偏光素子の偏光度は、前
    記第1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光の波長
    が最も短く、前記第3の色光の波長が最も長いとする
    と、前記第1の入射側偏光素子の偏光度を基準として前
    記第1、第2、第3の順に低くなるように設定されてい
    る投写型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の投写型表示装置であっ
    て、 前記第1、第2、第3の入射側偏光素子の偏光度は、前
    記第1、第2、第3の色光の中で前記第1の色光の波長
    が最も短く、前記第3の色光の波長が最も長いとする
    と、前記第2の入射側偏光素子の偏光度を基準として前
    記第2、第1、第3の順に低くなるように設定されてい
    る投写型表示装置。
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