JPH11182731A - リリーフバルブ - Google Patents
リリーフバルブInfo
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- JPH11182731A JPH11182731A JP35132597A JP35132597A JPH11182731A JP H11182731 A JPH11182731 A JP H11182731A JP 35132597 A JP35132597 A JP 35132597A JP 35132597 A JP35132597 A JP 35132597A JP H11182731 A JPH11182731 A JP H11182731A
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Abstract
する流体の流れによりバルブ構成部品が振動することに
より生じる異音、圧力変動の発生を抑制する。 【解決手段】 流体圧回路中の流体圧が所定圧になった
ときにタンク側にリリーフさせるリリーフバルブ70
は、バルブシートのリリーフ孔75aを開閉するボール
76と、これを保持するボール受け77と、ボールをリ
リーフ孔を閉じる方向に付勢する圧縮コイルばね78と
を有する。これらを組込み配置したバルブ孔70aの内
壁面にはリリーフ孔からリリーフされた圧力流体をタン
ク側に還流させるための通路孔が開口している。前記ボ
ール受けの一部に環状を呈する弾性部材90を嵌装し、
これによりボール受けをバルブ孔内に可動自在に保持さ
せる。前記バルブ孔の一端側に圧縮コイルばねを設けた
ばね室81を形成し、このばね室をタンク側に絞り通路
92を介して接続する。
Description
ンドル操作力を軽減する動力舵取装置のような圧力流体
利用機器に用いる可変容量形ベーンポンプ、容量形ベー
ンポンプ等を始めとする種々の流体圧機器における流体
圧回路において、流体圧が所定圧となったときに圧力流
体をタンク側(低圧側)にリリーフさせるリリーフバル
ブに関する。
来一般には、自動車用エンジンで直接回転駆動される容
量形、あるいは可変容量形のベーンポンプが用いられて
いる。このようなポンプにおいて、ポンプ吐出側通路の
一部にはポンプ吐出側の流体圧が所定圧以上になったと
きに余分な流体をポンプ吸込側またはタンク等の低圧側
に還流させるための圧力制御弁としてのリリーフバルブ
が設けられている。
種々の構造のものが知られているが、最も一般にはバル
ブシートによって形成したリリーフ孔を開閉する弁体と
してボールを用い、このボールをボール受けにより保持
するとともに、圧縮コイルばねにより常時は弁閉状態を
保てるような構造のものが知られている。
プの運転動作中においてポンプ吐出側の流体圧が予め定
めた設定圧以上に達したときに流体の流れの一部または
全量をポンプ吸込側またはタンク側に逃がすことができ
る。
量形ポンプでは前述したフローコントロールバルブとし
て機能する流量制御弁に一体的に組込んだり、この流量
制御弁に並列に組込むことにより設けられている。ま
た、前述した可変容量形ベーンポンプでは、ポンプボデ
ィ等の適宜の位置にポンプ吐出側通路とポンプ吸込側通
路とを接続する通路の途中に設けられている。
量形ポンプのような流量制御弁が設けられていないか
ら、ポンプ吐出側からポンプ吸込側に圧力流体を還流さ
せるために必要なものの一つである。
フバルブにおいて、バルブ作動時に流体の流れによって
異音が発生したり、圧力変動が生じることがあった。特
に、このような不具合は可変容量形ポンプのようにリリ
ーフ時にバルブ内部を全ての流量が全量通過して排出さ
れる構造であるときに著しいものであった。
高圧側に設けられるリリーフバルブにおいて、ポンプ運
転動作中におけるリリーフ時における圧力流体の流れに
よってリリーフバルブを構成するバルブ部品、たとえば
ボールやボール受けや圧縮コイルばね等が振動して、異
音や圧力変動を引き起こすという問題がある。
る異音としては、リリーフバルブの内部を流体が流れる
ことにより「シュー」、「ピー」という流体音がある。
また、ボール、ボール受け等が流体の流れや断続的なリ
リーフ動作によって振動することで他の部品との衝突に
伴う打音(振動音)がある。このような異音は制御する
流体流量が多い可変容量形ポンプのような流体圧利用機
器の高圧通路では特に問題となる。
リリーフ時に流れる流体の流量が多いと、圧力変動も大
きくなる。これは、リリーフバルブは所定圧に達したか
否かによって断続的に作動し、この作動に伴うボールや
ボール受けの動き、圧縮コイルばねの伸縮動作が著し
く、その結果圧力変動が大きくなる。このような圧力変
動は、リリーフバルブ部分を通過する流量が多いほど大
きい。
における異音や圧力変動が生じるという問題は、前述し
た可変容量形ポンプや容量形ポンプは勿論、種々の流体
圧通路に用いられるリリーフバルブにおいても同様であ
り、このようなリリーフバルブにおけるリリーフ時の異
音等の発生を阻止できる何らかの対策を講じることが必
要となっている。
もので、流体圧通路においてリリーフバルブのリリーフ
時に流体の流れによりリリーフバルブ内部の構成部品が
振動することにより引き起こされていた異音や圧力変動
を抑制することができるリリーフバルブを得ることを目
的とする。
ために本発明に係るリリーフバルブは、流体圧回路中の
流体圧が所定圧になったときにタンク側にリリーフさせ
るためにバルブシートのリリーフ孔を開閉するボール
と、このボールを保持するボール受けと、このボール受
けを介して前記ボールを前記リリーフ孔を閉じる方向に
付勢する圧縮コイルばねとを有し、これらの部材を組込
み配置したバルブ孔の内壁面に前記リリーフ孔からリリ
ーフされた圧力流体をタンク側に還流させるための通路
孔を開口させているリリーフバルブにおいて、前記ボー
ル受けの一部に環状を呈する弾性部材を嵌装し、この弾
性部材によりこのボール受けをバルブ孔内に可動自在に
保持させたものである。前記ボール受けは、バルブ孔内
で弾性部材によって可動自在に保持されるとともに、こ
の弾性部材に圧縮コイルばねの付勢力を作用させること
によりバルブ孔内で揺動運動を拘束された状態で保持さ
れている。
記バルブ孔の一端側に圧縮コイルばねを設けたばね室を
形成し、このばね室を前記タンク側に絞り通路を介して
接続したものである。さらに、本発明に係るリリーフバ
ルブは、前記ボール受けの一部に環状を呈する弾性部材
を嵌装し、この弾性部材によりこのボール受けを前記バ
ルブ孔内に可動自在に保持させるとともに、前記バルブ
孔の一端側に圧縮コイルばねを設けたばね室を形成し、
このばね室をタンク側に絞り通路を介して接続したもの
である。
が所定圧となったときにその圧力流体をタンク側(低圧
側)にリリーフするリリーフバルブにおいて、ボール受
けに嵌装した環状の弾性部材やボール受けの背面側に形
成されるばね室とタンク側との間に形成した絞り通路に
よってボール受けの流体の流れによる振動を抑制し、従
来のリリーフバルブにおいてリリーフ時における流体の
流れの影響でリリーフバルブの構成部品が振動すること
により引き起こされていた異音の発生や圧力変動を軽減
することができる。
通路形成用のボディのバルブ組込み部に組込んだスリー
ブ部材の内部に形成した孔部によって構成されるが、こ
れに限らず、適宜のボディ等に直接形成した孔部であっ
てもよい。ボール受けは、ボールを保持するボール受け
部とこのボール受け部に一体的に設けたばねガイド部と
から構成されるが、これに限らず、ボール受け部のみを
有するものであってもよい。
により形成した矩形断面、円形断面の樹脂リングあるい
はOリングからなり、ボール受けのばねガイド部やボー
ル受け部の外周に形成した環状溝内に組込んだものをい
う。絞り通路とは、たとえばバルブ孔内周面とボール受
けのボール受け部外周面との間の隙間、バルブ孔内周面
とボール受け部外周面のいずれかに凹設した溝部、ボー
ル受け部に形成した孔部またはバルブ孔内周面の一部に
開口する孔部のいずれかによって構成されるが、これに
は限らない。
リーフバルブを可変容量形ポンプに適用した場合の第1
の実施の形態を示し、これらの図において、この実施の
形態では動力舵取装置の油圧発生源となるベーンタイプ
のオイルポンプを流体圧機器としそのポンプ吐出側通路
を流体圧通路とした場合を説明する。
ベーンタイプの可変容量形ポンプは、ポンプボディを構
成するフロントボディ21およびリアボディ22を備え
ている。このフロントボディ21は、図3に示すように
全体が略カップ状を呈し、その内部にポンプカートリッ
ジとしてのポンプ構成要素23を収納配置する収納空間
24が形成されるとともに、この収納空間24の開口端
を閉塞するようにリアボディ22が組合わせられ一体に
組立てられる。なお、このフロントボディ21には、ポ
ンプ構成要素23の回転子であるロータ25を外部から
回転駆動するためのドライブシャフト26が貫通した状
態で軸受26a,26b,26c(26a,26bはフ
ロントボディ21側、26cはリアボディ22側に配設
される)により回転自在に支持されている。また、26
dはオイルシールである。
外周部に嵌装して配置される内側カム面27aを有し、
かつこの内側カム面27aとロータ25との間にポンプ
室28を形成するカムリングで、このカムリング27
は、後述するように、ポンプ室28の容積を可変するよ
うに収納空間24内で空間内壁部分に嵌合状態で設けら
れたアダプタリング29内で移動変位可能に配置されて
いる。なお、このアダプタリング29は、ボディ21の
収納空間24内でカムリング27を移動変位可能に保持
するためのものである。
7およびアダプタリング29によって構成されているポ
ンプカートリッジ(ポンプ構成要素23)のフロントボ
ディ21側に圧接して積層配置されるプレッシャプレー
トで、またポンプカートリッジの反対側面には前記リア
ボディ22の端面がサイドプレートとして圧接され、フ
ロントボディ21とリアボディ22との一体的な組立て
によって所要の組立状態とされる。そして、これらの部
材によって、前記ポンプ構成要素23が構成されてい
る。なお、プレッシャプレート30と、これにカムリン
グ27を介して積層されるサイドプレートとなるリアボ
ディ22とは、カムリング27の揺動変位用の軸支部お
よび位置決めピンとして機能し、さらにカムリング27
を揺動させる流体圧室を画成するシール機能を有する後
述する支点ピン31や適宜の回り止め手段(図示せず)
によって回転方向で位置決めされた状態で一体的に組付
け固定されている。
24内でその底部側に形成されるポンプ吐出側圧力室
で、この圧力室33によってポンプ吐出側圧力がプレッ
シャプレート30に作用する。34はこのポンプ吐出側
圧力室33にポンプ室28からの圧油を導くようにプレ
ッシャプレート30に穿設されているポンプ吐出側開口
34aを有するポンプ吐出側通路である。
1の一部に設けられたポンプ吸込ポートで、このポート
35を介してタンク(図示せず)から流入する吸込側流
体は、フロントボディ21内に形成されたポンプ吸込側
通路35a、これに連続してリアボディ22内に形成さ
れた通路35b,35cを通り、リアボディ22の端面
に開口するポンプ吸込側開口36からポンプ室28内に
供給される。
1の側方に向かって開口するポンプ吐出ポートで、前述
したポンプ室28からポンプ吐出側通路34、ポンプ吐
出側圧力室33、プレッシャプレート30の異なる位置
に穿設した流体通路孔39,39a、後述する第2の流
体圧室42、カムリング27を付勢するばね51を収納
するプラグ52によるばね室52a、フロントボディ2
1に形成した切欠き溝53、ボディ21内に形成した通
路孔54を介して給送されるポンプ吐出側流体圧を吐出
し、図示しないパワーステアリング装置等の油圧利用機
器に給送するための部分である。
4,33,39,52a,53,54)において、第2
の流体圧室42に開口する前記流体通路孔39とカムリ
ング27の側面部とによって開口面積を増減させ得る可
変メータリングオリフィス50が形成されている。ここ
で、この可変メータリングオリフィス50は、カムリン
グ27の移動変位に伴って側壁部で通路孔39の小径開
口端39aが開閉されることにより構成されている。な
お、このオリフィス50を、その開閉量がポンプ吐出側
の流体圧の大きさに応じて制御される適宜の形状で形成
すると、カムリング27の移動変位を所望の状態に制御
でき、流量特性の多様化が図れる。
9の内周部とカムリング27の外周部との間に形成した
一対の流体圧室で、これらの流体圧室41,42は、カ
ムリング27を揺動自在に支持するシール機能を有する
支点ピン31とその軸対象位置に設けたシール材43と
によって左、右に分割して形成されている。ここで、図
中44はポンプ吐出側において、可変オリフィス50よ
りも上流側のポンプ吐出圧を、高圧側(図中左側)の流
体圧室41に供給するための通路である。また、他方の
低圧側流体圧室42内には、前述した可変オリフィス5
0の構造から明らかなように、その下流側のポンプ吐出
圧が導かれている。
るための一対の流体圧室41,42に導く流体圧制御を
行うスプールバルブによる制御バルブである。このスプ
ール式の制御バルブ55を形成するバルブ孔55aは、
図4に示すように、前記フロントボディ21の一部で一
端が外表面に開口するように回転軸26の軸線方向と直
交する方向に形成され、このバルブ孔55a内に制御バ
ルブ55を構成するバルブ部品、スプール56、圧縮コ
イルばね57を組込むとともに、開口端がプラグ58に
より閉塞されている。
グ58側)には前記ポンプ吐出側圧力室33から図3に
示す通路59a,59bにより前記可変オリフィス50
の上流側のポンプ吐出圧が導かれ、また制御バルブ55
の他端側の圧縮コイルばね57を設けたばね室には可変
オリフィス50の下流側のポンプ吐出圧が導かれてい
る。なお、スプール56の中央部分は前記ポンプ吸込ポ
ート35からポンプ吸込圧をリアボディ22側に導く通
路35aが貫通している。
んで設けた流体圧検出スイッチである。また、上述した
カムリング27の外周部には、第1の流体圧室41をア
ダプタリング29への接触時にも確保できるような略半
周程度の凹溝等を周方向に沿って形成しておくとよい。
なお、以上のようなベーンタイプの可変容量形ポンプ2
0において、上述した以外の構成は従来から広く知られ
ているもので、具体的な説明は省略する。
0において、ポンプ吐出側(高圧側通路)とポンプ吸込
側(タンクに接続される低圧側通路)との間に設けられ
前記ポンプ室28からのポンプ吐出側の流体圧が所定圧
になったときに作動油(圧力流体)をポンプ吸込側にリ
リーフするリリーフバルブ70を、図1、図2に示すよ
うに、前記リアボディ22内で前記ポンプ吐出側通路の
一部(前記低圧側の流体圧室42や前記フロントボディ
21側の切欠き溝53に連通する図中71を付した部
分)に臨ませた状態で設けている。
ボディ22の後端側からフロントボディ21との接合面
に開口するように穿設したバルブ組込み空間72に筒状
部73を組込んだプラグ部材74を備えている。このプ
ラグ部材74の筒状部73内に形成したバルブ孔70a
には、前記リリーフバルブ70を構成するバルブシート
部材75、ボール76、ボール受け77、圧縮コイルば
ね78が組込まれている。
73内のバルブ孔70aにおける内方端側に嵌合したリ
ング状部材として形成され、リリーフ孔75aを有しこ
のリリーフ孔75aの開口端が弁体であるボール76の
バルブシートとして機能している。なお、このようなバ
ルブシート部材75は必ずしも必要なものではなく、同
等の機能をボディまたはプラグ側に設けてもよい。
前記バルブシート部材75のリリーフ孔75aを開閉す
るようにこのボール76を保持するくぼみを有するボー
ル受け部77aと、このボール受け部77aの背面側か
ら延設されたばねガイド部77bとから構成されてい
る。このボール受け77は前記筒状部73のバルブ孔7
0a内で摺動自在に保持され、そのばねガイド部77b
には前記圧縮コイルばね78が嵌装され、前記ボール7
6がリリーフ孔75aを閉じる方向への付勢力を与えて
いる。この圧縮コイルばね78は、前記バルブ孔70a
の外方端側に形成したばね室81に配設されている。
の一部には、前記バルブシート部材75のリリーフ孔7
5aからリリーフされた圧力流体をポンプ吸込側に還流
させるための通路孔82が形成されている。この通路孔
82は、前記筒状部73におけるバルブシート部材75
のボール76で開閉されるバルブシート部分に対応する
位置に形成され、この筒状部73とバルブ組込み空間7
2との環状隙間83を介して前記リアボディ22に形成
したポンプ吸込側に接続される通路84に連通してい
る。
前記ロータ25の回転軸であるドライブシャフト26を
軸支する軸孔85に連通するように前記リアボディ22
に形成され、この軸孔85に接続されている通路86に
より前記ポンプ吸込側の通路35cに接続されている。
なお、上述した環状隙間83から前記ポンプ吸込側の通
路35cにかけて通路を設け、これらを直接接続しても
よい。このようにすると、戻り通路が短くなり、流れが
スムーズになる。
の実施の形態では、前記ボール受け77の一部に環状を
呈する弾性部材90を嵌装し、この弾性部材90により
このボール受け77を前記バルブ孔70a内に可動自在
に保持させている。前記弾性部材90は、たとえば耐油
性のフッ素樹脂等の弾性を有する合成樹脂材あるいはゴ
ム等によって断面が矩形状を呈する環状部材として形成
され、ボール受け77におけるボール受け部77aのば
ねガイド部77b側の部分に嵌装して設けられている。
この弾性部材90のばねガイド部77b側には前記圧縮
コイルばね78が当接し、付勢力をこの弾性部材90を
介してボール受け77のボール受け部77aに作用させ
ている。
記ボール受け部77aの外周部とともに、このボール受
け77をバルブ孔70a内での摺動部の面積を確保し、
その摺動動作を確実に得ることができるものであり、こ
の弾性部材90の存在によってボール受け77のバルブ
孔70a内での揺動運動を抑制することができる。すな
わち、このボール受け77におけるバルブ孔70aへの
摺動保持部分が、ボール受け部77aの外周部と弾性部
材90の外周部とによって構成され、ボール受け77の
バルブ孔70a内での揺動動作を抑制することができ
る。
性部材90によってボール受け77の揺動運動の速さを
遅延させる(動きを鈍くする)ことができ、揺動運動を
減衰させてボール76とボール受け77との衝突、ボー
ル受け77のバルブ孔70a内での揺動に伴う圧縮コイ
ルばね78との衝突、さらに圧縮コイルばね78のバル
ブ孔70aの内壁との衝突を抑制することができる。
おける流体の流れに伴うボール76の挙動を、このボー
ル76を保持するボール受け77の摺動動作を鈍くする
ことにより抑制することができ、その結果ボール76と
ボール受け77との金属同士の衝突に伴う異音を軽減す
ることができる。
おける圧力変動によってボール76の開閉動作が早くな
ると、ボール76がこの開閉動作や流体の流れによって
断続的にボール受け77と衝突する状態となるが、上述
した弾性部材90を設けたことによりボール受け77の
摺動動作を抑制し、追従することができなくなった場合
にボール受け77からボール76を離し、上述した衝突
を抑制することができる。
コイルばね78を配設するばね室81を、上述したボー
ル受け77のボール受け部77aによって前記ボール7
6が設けられリリーフ孔75aから流入する還流側の圧
力流体を前記ポンプ吸込側の通路孔82側に導く還流室
89と区画して前記バルブ孔70aの一端側(図中右端
側)に形成し、この密封されているばね室81をダンパ
効果を与えるための絞り通路92を介してポンプ吸込側
(タンク側)に接続している。
り通路92を、バルブ孔70aの一端側(図中右端側)
にボール受け77の動きの有無にかかわらず密封して形
成されるばね室81を前記筒状部73の外周側の環状空
間83に接続する径方向の通路孔によって形成してい
る。なお、このような絞り通路92としては、筒状部7
3の外周部に径方向に形成した通路孔に限らず、たとえ
ば前記弾性部材90の外周部の一部に溝部等を形成し、
この溝部等と含む前記ボール受け部77aの外周部のバ
ルブ孔70aとの間の隙間によって前記絞り通路を形成
してもよい。
通路92によってダンパ効果を与えてボール受け77の
振動を吸収することが可能で、前述したリリーフ時の流
体の流れに伴うボール76、ボール受け77の動きを抑
制し、その速さを鈍くして揺動動作を減衰させることが
できる。したがって、このような絞り通路92によれ
ば、リリーフバルブ70において、リリーフ時に発生し
ていた異音や圧力変動を軽減させることができる。
流れから区画し圧力変化の時間を遅らせることにより上
述したボール受け77の動きを遅らせたり、ばね室81
からの連通路を絞り通路92で絞ることによりボール受
け77の動きによる体積変化によって生じるばね室81
の圧力変動の応答性を遅らせると、ボール受け77の動
きが遅くなって振動を緩和することができる。
ーフバルブ70において、ボール受け77に弾性部材9
0を嵌装し、揺動動作を吸収することができるととも
に、このボール受け77のボール受け部77aにより区
画したばね室81を絞り通路92によりポンプ吸込側に
接続することにより、ダンパ効果を与えて揺動動作を緩
和することができるため、リリーフ時に生じていた異音
の発生や圧力変動の発生を減少させることがより一層効
果的に行える。しかし、これに限らず、上述した弾性部
材90と絞り通路92とのいずれか一方を採用してもよ
い。
〜図4に示すように可変容量形ポンプ20におけるリリ
ーフバルブ70に適用しており、このリリーフバルブ7
0のリリーフ作動時における異音の発生や圧力変動を抑
制するうえで効果がある。すなわち、この種の可変容量
形ポンプ20では、ポンプ吐出側での流体圧が所定圧以
上になったときにポンプ吸込側(タンク側)に還流させ
るためのリリーフ通路が、このリリーフバルブ70のみ
であり、リリーフされる流体は全てこのリリーフバルブ
70内を流れる。したがって、流体の流量は多くその流
れによってボール76やボール受け77、さらには圧縮
コイルばね78が振動し部品同士の衝突による異音が発
生するとともに、バルブ内通路を流れる流体によって異
音を生じることを避けられないが、本発明によれば、前
述した理由からこのような問題を解消することができ、
特に可変容量形ポンプ等に適用した場合に効果的であ
る。
ルブの第2の実施の形態を示し、前述した図1〜図4と
同一または相当する部分には同一番号を付してその説明
は省略する。この実施の形態では、リリーフバルブ70
におけるバルブ孔70a内でボール受け77に、流体の
流れによる振動を抑制するためにゴム材からなるOリン
グ93を弾性部材として付設している。図中94はこの
Oリング93に圧縮コイルばね78の付勢力が必要以上
に作用しないようにするばね押さえで、94aで示す段
部によって係止されOリング93を押しつぶさないよう
に構成されている。
ブ孔70aに接触しない状態におかれ、このOリング9
3の外周側のバルブ孔70aの内周面との間の隙間およ
びボール受け部77aの外周部のバルブ孔70aの内周
面との間の隙間を、前記ばね室81にダンパ効果を与え
るための絞り通路95として構成している。
の実施の形態を示し、前述した図1〜図6と同一または
相当する部分には同一番号を付してその説明は省略す
る。この実施の形態では、前述した図5および図6のリ
リーフバルブ70において、絞り通路92を筒状部73
の一部に形成した通路孔によって構成した場合である。
この実施の形態では、Oリング93は軸線方向において
ボール受け部77aの背面側とばね押さえ94によって
挟み込まれるとともに外周部がバルブ孔70aに接して
いる。
フバルブの第4の実施の形態を示し、前述した図1〜図
7と同一または相当する部分には同一番号を付してその
説明は省略する。この実施の形態では、前述した図5お
よび図6、図7のリリーフバルブ70において、弾性部
材としてのOリング93をボール受け部77aの外周部
に凹設した環状溝93a内に嵌め込むとともに、このボ
ール受け部77aの一部に軸線方向に沿って絞り通路孔
96を形成した場合である。なお、この実施の形態で
は、Oリング93はその外周部がバルブ孔70aの内周
面に接した状態で摺動動作するように構成されている。
の実施の形態を示し、前述した図1〜図8と同一または
相当する部分には同一番号を付してその説明は省略す
る。この実施の形態では、前述した図8(a),(b)
のリリーフバルブ70において、ボール受け部77aの
絞り通路孔96の代わりに、絞り通路92を筒状部73
の一部に形成した通路孔によって構成した場合である。
ーフバルブの第6の実施の形態を示し、前述した図1〜
図9と同一または相当する部分には同一番号を付してそ
の説明は省略する。この実施の形態では、前述した実施
の形態において絞り通路92,95,96の代わりに、
バルブ孔70aの内周部に略接した状態で摺動動作する
ボール受け部77aの外周部の一部にV字状を呈する絞
り通路溝97を形成した場合を示す。
いていないが、絞り通路溝97によってばね室81での
ダンパ効果を得て、リリーフ時の振動を抑制し異音の発
生を防止する効果は得られる。また、この実施の形態で
は、ボール受け77のボール受け部77aの外周部のバ
ルブ孔70aと接する部分の面積を確保できるように、
軸線方向の長さを確保している。勿論、これに限定され
ることはない。
7の実施の形態を示し、前述した図1〜図10と同一ま
たは相当する部分には同一番号を付してその説明は省略
する。この実施の形態では、前述した図10(a),
(b)のリリーフバルブ70において、ボール受け部7
7aの絞り通路溝97の代わりに、絞り通路92を筒状
部73の一部に形成した通路孔によって構成した場合で
ある。
8の実施の形態を示し、前述した図1〜図11と同一ま
たは相当する部分には同一番号を付してその説明は省略
する。この実施の形態では、前述した各実施の形態での
リリーフバルブ70において、ボール受け77の形状を
変更し、ばねガイド部の代わりにばね受け溝77cを形
成した場合を示す。このとき、絞り通路92としては、
ボール受け77の外周部とバルブ孔70aの内周部との
間の間隙通路、ボール受け77の外周部に形成した通路
溝、あるいは筒状部73に形成した通路孔等で適宜形成
することができる。
の構造を適宜採用しても、前述した第1の実施の形態で
の作用効果を同等の作用効果を得られることはいうまで
もない。要するに、リリーフバルブ70においてリリー
フ時のボール76、ボール受け77、圧縮コイルばね7
8等の振動を弾性部材や絞り通路によるダンパ効果によ
って抑制し、従来のような異音や圧力変動を軽減できる
構造であればよい。
限定されず、可変容量形ポンプ20等における流体圧機
器における流体圧回路に設けたリリーフバルブ70の各
部の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由で
あり、種々の変形例が考えられる。たとえば上述した実
施の形態では、本発明を特徴づけるリリーフバルブ70
を可変容量形ポンプ20に適用した場合を説明したが、
本発明はこれに限定されず、種々の変形例が考えられ
る。
ンタイプの可変容量形ポンプ20におけるポンプボディ
をフロントボディ21とリアボディ22とからなる二体
構造で構成した場合を説明したが、本発明はこれに限定
されず、ポンプボディをフロントボディ21、リアボデ
ィ22とともにその間に介在されポンプ構成要素を収納
するカムケースを用いた三体構造の場合であっても適用
することができる。
70aをプラグ部材74に一体に設けた筒状部73内に
形成し、その内部にリリーフバルブ70を構成する部品
を組込んでおり、ポンプボディに組込む前に予めバルブ
ユニットを組立てできるようにしているが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
可変容量型ポンプ20に限定されず、従来から広く知ら
れている容量形ポンプにおいて、たとえば特公昭48−
20043号公報、特開平8−175408号公報に示
すように、流量制御弁(フローコントロールバルブ)と
ともに用いられるパイロット型のリリーフバルブとして
も適用することができる。
符号101は全体の図示を省略した容量形ポンプのポン
プボディであり、このボディ101内でポンプ吸込側通
路102とポンプ吐出側通路103との間には、フロー
コントロールバルブと呼ばれる流量制御弁104が設け
られている。この流量制御弁104のスプール105に
は、前述した実施の形態と同等のリリーフバルブ70が
組込まれ、ポンプ吐出側の流体圧が所定圧になったとき
にポンプ吸込側にリリーフするように構成されている。
プ室、Tはタンク、PSは油圧利用機器としてのパワー
ステアリングである。そして、このような構成による容
量形ポンプに用いているリリーフバルブ70において
も、前述した実施の形態と同様に、異音、圧力変動の発
生を抑制することができるのである。
述した可変容量形ポンプや容量形ポンプに限らず、流体
圧を利用する機器において、高圧通路の途中に設けられ
流体圧を所定圧に維持するためのリリーフバルブに用い
て効果を得られるものである。
フバルブによれば、リリーフバルブを構成するボール受
けに嵌装した環状の弾性部材またはばね室をタンク側に
接続する絞り通路によって、流体圧回路中の流体圧が所
定圧となったときのリリーバルブ作動時に圧力流体の流
れに伴うバルブ構成部品の振動を抑制し、従来問題であ
った異音の発生や圧力変動の影響を軽減することができ
る。
ブを構成する部品のうち、異音や圧力変動の原因となる
ボール受けに弾性部材を設けたり、これを付勢する圧縮
コイルばねを配置したばね室を絞り通路を介してポンプ
吸込側に接続したことにより、ダンパ効果を与えてボー
ル受け等の振動現象を抑制し、異音の発生や圧力変動の
発生を低減することができる。
ンプに適用した第1の実施の形態を示し、リリーフバル
ブ部分の拡大した要部拡大断面図である。
ための断面図である。
造を説明するための縦断面図である。
のポンプ室付近の横断面図である。
形態を示す要部拡大断面図である。
形態を示す要部拡大断面図である。
形態を示し、(a)は要部拡大断面図、(b)はそのVI
II−VIII線断面図である。
形態を示す要部拡大断面図である。
の形態を示し、(a)は要部拡大断面図、(b)はその
X−X線断面図である。
の形態を示す要部拡大断面図である。
の形態を示す要部拡大断面図である。
プに用いられる流量制御弁のスプールに組込んだ場合を
説明する要部断面図である。
ブ付きのポンプ)、21…フロントボディ(ポンプボデ
ィ)、22…リアボディ(ポンプボディ)、23…ポン
プ構成要素、24…収納空間、25…ロータ、26…ド
ライブシャフト(回転軸)、27…カムリング、28…
ポンプ室、30…プレッシャプレート、31…支点ピ
ン、33…ポンプ吐出側圧力室、34…ポンプ吐出側通
路、35…ポンプ吸込ポート、35a,35b,35c
…ポンプ吸込側通路、36…ポンプ吸込側開口、38…
ポンプ吐出ポート、39,39a…ポンプ吐出側の流体
通路孔、41,42…第1、第2の流体圧室、44…通
路、50…可変メータリングオリフィス、51…ばね、
53…切欠き溝、54…ポンプ吐出側の通路孔、55…
制御バルブ、59a,59b…通路、70…リリーフバ
ルブ、70a…バルブ孔、71…切欠き溝、72…バル
ブ組込み空間、73…筒状部、74…プラグ部材、75
…バルブシート部材、75a…リリーフ孔、76…ボー
ル、77…ボール受け、77a…ボール受け部、77b
…ばねガイド部、78…圧縮コイルばね、81…ばね
室、82…通路孔、83…環状隙間、84…通路、85
…軸孔、86…通路、90…弾性部材、92…通路孔に
よる絞り通路、93…Oリング(弾性部材)、93a…
環状溝、94…ばね押さえ、94a…段部、95…隙間
による絞り通路、96…絞り通路孔、97…絞り通路
溝、101…容量形ポンプのポンプボディ、102…ポ
ンプ吸込側通路、103…ポンプ吐出側通路、104…
流量制御弁(フローコントロールバルブ)、105…バ
ルブスプール。
Claims (5)
- 【請求項1】 流体圧回路中の流体圧が所定圧になった
ときにタンク側にリリーフさせるためにバルブシートの
リリーフ孔を開閉するボールと、このボールを保持する
ボール受けと、このボール受けを介して前記ボールを前
記リリーフ孔を閉じる方向に付勢する圧縮コイルばねと
を有し、これらの部材を組込み配置したバルブ孔の内壁
面に前記リリーフ孔からリリーフされた圧力流体をタン
ク側に還流させるための通路孔を開口させているリリー
フバルブにおいて、 前記ボール受けの一部に環状を呈する弾性部材を嵌装
し、この弾性部材によりこのボール受けを前記バルブ孔
内に可動自在に保持させたことを特徴とするリリーフバ
ルブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のリリーフバルブにおい
て、 前記ボール受けは、前記バルブ孔内で前記弾性部材によ
って可動自在に保持されるとともに、この弾性部材に前
記圧縮コイルばねの付勢力を作用させることにより、前
記バルブ孔内で揺動運動を拘束された状態で保持されて
いることを特徴とするリリーフバルブ。 - 【請求項3】 流体圧回路中の流体圧が所定圧になった
ときにタンク側にリリーフさせるためにバルブシートの
リリーフ孔を開閉するボールと、このボールを保持する
ボール受けと、このボール受けを介して前記ボールを前
記リリーフ孔を閉じる方向に付勢する圧縮コイルばねと
を有し、これらの部材を組込み配置したバルブ孔の内壁
面に前記リリーフ孔からリリーフされた圧力流体をタン
ク側に還流させるための通路孔を開口させているリリー
フバルブにおいて、 前記バルブ孔の一端側に前記圧縮コイルばねを設けたば
ね室を形成し、このばね室を前記タンク側に絞り通路を
介して接続したことを特徴とするリリーフバルブ。 - 【請求項4】 流体圧回路中の流体圧が所定圧になった
ときにタンク側にリリーフさせるためにバルブシートの
リリーフ孔を開閉するボールと、このボールを保持する
ボール受けと、このボール受けを介して前記ボールを前
記リリーフ孔を閉じる方向に付勢する圧縮コイルばねと
を有し、これらの部材を組込み配置したバルブ孔の内壁
面に前記リリーフ孔からリリーフされた圧力流体をタン
ク側に還流させるための通路孔を開口させているリリー
フバルブにおいて、 前記ボール受けの一部に環状を呈する弾性部材を嵌装
し、この弾性部材によりこのボール受けを前記バルブ孔
内に可動自在に保持させるとともに、 前記バルブ孔の一端側に前記圧縮コイルばねを設けたば
ね室を形成し、このばね室を前記タンク側に絞り通路を
介して接続したことを特徴とするリリーフバルブ。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4記載のリリーフ
バルブにおいて、 前記絞り通路を、前記バルブ孔内周面と前記ボール受け
のボール受け部外周面との間の隙間、バルブ孔内周面と
前記ボール受け部外周面のいずれかに凹設した溝部、ボ
ール受け部に形成した孔部または前記バルブ孔の内周面
の一部に開口する孔部のいずれかによって構成したこと
を特徴とするリリーフバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35132597A JPH11182731A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | リリーフバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35132597A JPH11182731A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | リリーフバルブ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006130435A Division JP4319667B2 (ja) | 2006-05-09 | 2006-05-09 | 可変容量形ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11182731A true JPH11182731A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18416543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35132597A Pending JPH11182731A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | リリーフバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11182731A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001343079A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Koyo Seiko Co Ltd | リリーフ弁 |
JP2002021750A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Showa Corp | 可変容量型ポンプ |
JP2006266402A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Kayaba Ind Co Ltd | リリーフバルブ |
JP2008128347A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Kayaba Ind Co Ltd | 減衰部構造 |
JPWO2013105411A1 (ja) * | 2012-01-12 | 2015-05-11 | イーグル工業株式会社 | ソレノイドバルブ |
CN107202008A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 日立汽车系统株式会社 | 泵装置 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP35132597A patent/JPH11182731A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001343079A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Koyo Seiko Co Ltd | リリーフ弁 |
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JP2008128347A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Kayaba Ind Co Ltd | 減衰部構造 |
JPWO2013105411A1 (ja) * | 2012-01-12 | 2015-05-11 | イーグル工業株式会社 | ソレノイドバルブ |
CN107202008A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 日立汽车系统株式会社 | 泵装置 |
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