JPH11182499A - シロッコファンおよびそのシロッコファンを用いた空気清浄器 - Google Patents

シロッコファンおよびそのシロッコファンを用いた空気清浄器

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JPH11182499A
JPH11182499A JP35186397A JP35186397A JPH11182499A JP H11182499 A JPH11182499 A JP H11182499A JP 35186397 A JP35186397 A JP 35186397A JP 35186397 A JP35186397 A JP 35186397A JP H11182499 A JPH11182499 A JP H11182499A
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JP
Japan
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air
impeller
filter
sirocco fan
main body
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JP35186397A
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Takuro Fukaura
卓郎 深浦
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Mahle Filter Systems Japan Corp
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Tennex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シロッコファンの空気圧縮音を低減する。 【解決手段】 渦巻状のケーシング15を形成している
周壁部21の舌部47を、インペラ17の幅寸法Wを二
分する位置48からインペラ17の円周方向でその前後
にオフセットさせて段差aをもたせる。オフセット量
(段差)aは、インペラ17を形成している各ブレード
49の配列ピッチPの二分の一の大きさとする。ブレー
ド49が舌部47を通過する際に発生する音を段差a分
の位相差をもって相互に干渉させて消音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機として用い
られるシロッコファンおよびそのシロッコファンを用い
た空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンを用いたいわゆる強制吸い込み方
式の空気清浄器にあっては、室内の汚染空気を空気清浄
器本体内に吸い込んだ上で、集塵フィルタを兼ねた脱臭
機能あるいは脱ガス機能を有するフィルタを通過させ、
そのフィルタを通過することによって浄化された空気を
清浄器本体から室内に再び吹き出すことを基本としてい
る。
【0003】そして、上記のファンとしては図11に示
すようなシロッコファン101が用いられ、このシロッ
コファン101単独での通風系路としては、羽根車であ
るインペラ102の中央部分から渦巻状のケーシング1
03内に空気を吸い込んだ上で吹出口104から吹き出
すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のシ
ロッコファン101にあっては、空気がインペラ102
を半径方向に貫通し、主としてインペラ102の回転に
伴う遠心力の作用によって、ケーシング103を形成し
ている背板105との間で圧縮して昇圧することを基本
とするものであるが、吹出口104側での風量を確保す
るためには、背板105の渦巻始端部に相当する位置
で、その背板105とインペラ102との間の通路幅が
最も小さくなるように舌部106を設定する必要があ
る。
【0005】このため、舌部106では、その通路幅が
狭い故に空気が急激に圧縮されて音を発生し、結果的に
空気清浄器運転時の全体の騒音レベルが高くなって好ま
しくない。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、上記舌部での音の発生を抑制したシロッコ
ファンおよびそのシロッコファンを用いた空気清浄器を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、渦巻状のケーシングを形成している背板のうちその
渦巻状の始端部に相当する部分と吹出口の壁部とのなす
舌部について、羽根車の円周方向に段差をもたせて階段
状に形成したことを特徴とことを特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明における舌部は、羽根車の幅寸法を二分す
る位置を境界としてその両側部分を羽根車の円周方向に
互いに逆向きにオフセットさせ、そのオフセットによっ
て形成される段差が、羽根車を形成しているブレードの
配列ピッチの二分の一の大きさに設定されていることを
特徴としている。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明は、ファン
の回転により外部の汚染空気を清浄器本体内に吸い込む
とともにその清浄器本体内に設けられたフィルタを通過
させ、フィルタを通過することによって浄化された空気
を清浄器本体の外部に吹き出すようにした空気清浄器に
おいて、ファンとして請求項1または2に記載の発明に
おけるシロッコファンを用いたことを特徴としている。
【0010】したがって、請求項1,2に記載の発明で
は、羽根車の回転に伴いその羽根車のブレードによって
かき出された空気が舌部付近の背板との間で圧縮されて
従来と同様に音が発生する。
【0011】その際、羽根車との間で相対回転すること
になる舌部が羽根車の回転方向で段差を有しているた
め、例えば一枚のブレードが舌部を通過するタイミング
だけに着目してみると、その一枚のブレードが舌部を通
過する度に上記の段差分の位相差をもって音が二回発生
することになるものの、その音が互いに干渉し合い、結
果的に上記位相差による音の干渉をもってその音を互い
に打ち消し合うような消音効果が発揮される。
【0012】そして、請求項2に記載の発明のように、
上記舌部における段差を、羽根車を形成している多数の
ブレードの配列ピッチの二分の一の大きさに設定する
と、上記の干渉による消音効果が一段と顕著となる。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明では、一般
に空気清浄器の運転に伴って発生する音は、ファンモー
タの機械音を除き、吸気音、排気音およびシロッコファ
ンの羽根車の風切音(空気の圧縮音)が主であることか
ら、請求項1または2に記載のシロッコファンを用いる
ことによって上記の消音効果が発揮されると、空気清浄
器全体としての騒音のレベルが2〜3dBA程度確実に
減少する。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、渦巻状
の背板のうちその渦巻状の始端部に相当する部分と吹出
口の壁部とのなす舌部について、羽根車の円周方向に段
差をもたせて階段状に形成したことから、その舌部と羽
根車との相対回転時に、羽根車を形成している各ブレー
ドが舌部を通過する度に、上記段差分の位相差をもって
空気圧縮音を互いに打ち消すような消音効果が発揮さ
れ、その騒音を抑制できる効果がある。
【0015】特に請求項2に記載の発明のように、上記
の段差を、各ブレードの配列ピッチの二分の一の大きさ
に設定することにより、上記の消音効果が一段と顕著と
なる効果がある。
【0016】また、請求項3に記載の発明によれば、空
気清浄器の送風手段として上記請求項1または2に記載
の発明におけるシロッコファンを用いたことにより、空
気清浄器の運転に伴う全体の騒音を抑制して、その静粛
性を高めることができる効果がある。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜10は本発明の好ましい実
施の形態を示す図であって、前面吸い込みで上面吹き出
しタイプであって、且つ据置型の空気清浄器の例を示し
ている。
【0018】図3〜6に示すように、空気清浄器1は大
きく分けて、筺体3と裏蓋4とからなる略矩形状の清浄
器本体(以下、単に本体という)2と、その本体2の前
面側に配置されたカバー5とから形成されていて、本体
2のうちカバー5の上方には各種スイッチ等を含む操作
・表示盤6が設けられている。なお、本実施の形態の空
気清浄器1は図示しないリモートコントロールユニット
によっても各種の操作が行われる。
【0019】本体2の下面には左右一対の脚部7が設け
られている一方、カバー5はその下部に設けられた水平
なヒンジピン8を介して本体2に対し開閉可能となって
いる。すなわち、カバー5は、本体2と密接接合した正
立位置P1を閉位置とするとともに正立位置P1から所定
角度だけ前方に傾いた前傾位置P2を開位置として、そ
れら両位置P1,P2の間で開閉可能となっている。な
お、カバー5の開き角度は、そのカバー5と本体2との
間に張設されたチェーン9によって規制される。
【0020】カバー5の中央部には吸込口ルーバー10
が一体に形成されており、これによってカバー5には空
気吸込口11が形成されているとともに、カバー5の内
側にはスライド式のプレフィルタ12と同じくスライド
式のフィルタカートリッジ13とがプレフィルタ12を
上流側としてそれぞれ着脱可能に挿入されている。な
お、プレフィルタ12は比較的大きなダストの捕集を目
的としてネット状のものとして形成されているのに対し
て、フィルタカートリッジ13は後述するようにプレフ
ィルタ12を通過したダストの捕集と脱臭機能とを有し
ている。
【0021】本体2の中央部にはシロッコファン14が
設けられている。このシロッコファン14は、筺体3に
形成された偏平で且つ渦巻状のケーシング15内にモー
タ16によって駆動される羽根車としてのインペラ17
を収容したものであって、ケーシング15の吐出側開口
部は空気吹出口18として筺体3の上面に開口してい
る。
【0022】より詳しくは、上記の筺体3は、カバー5
側に底壁面19を有する偏平箱状のものとして形成され
ていて、この底壁面19にはカバー5側(フィルタカー
トリッジ13)側に開口する円形の吸込穴20が形成さ
れているとともに、吸込穴20を取り囲むようにして渦
巻状の周壁部21が一体に起立形成されていて、これら
底壁面19と周壁部21および裏蓋4とによって前述し
た偏平渦巻状のケーシング15が形成されている。これ
によって、シロッコファン14は、カバー5側の吸込口
ルーバー10やプレフィルタ12およびフィルタカート
リッジ13を介して外部の空気を吸い込んだ上でケーシ
ング15の上端の空気吹出口18から吹き出すことにな
る。
【0023】ここで、上記シロッコファン14単体につ
いてみた場合、筺体3と一体に形成された渦巻状の周壁
部21がケーシング15の背板として機能し、また筺体
3側の底壁面19および裏蓋4がそれぞれケーシング1
5の側板として機能することになる。
【0024】そして、図1,2に示すように、周壁部2
1の渦巻始端部に相当する位置と空気吹出口18を形成
している壁部46とのなすコーナー部すなわち舌部47
の端面が、インペラ17の回転方向において所定量aだ
け前後にオフセットしていて、そのオフセット量aに相
当する段差をもって階段状に形成してある。すなわち、
舌部47の端面は、インペラ17の幅寸法Wを二分する
面48をもって有段成形されており、上記のオフセット
量aはインペラ17を形成している各ブレード(フィ
ン)49の配列ピッチPの二分の一の値に設定されてい
る。
【0025】前記ケーシング15を形成している周壁部
21の上端にはフィルタ受け部材としてフィルタホルダ
22が背面側から装着されている。このフィルタホルダ
22は、図7にも示すように、周壁部21の背面側を覆
って空気通路となるべきダクト部23を形成するガイド
壁部24と、このガイド壁部24の上部側に一体に形成
されて上記空気通路の有効面積のほぼ全面を覆う格子状
の受皿部25とから形成されていて、受皿部25から突
出形成された爪部26を筺体3側の突起27に係合さ
せ、かつガイド壁部24から延設された脚部28を切欠
部29に係合させつつビス30にて筺体3の底壁面19
に固定することにより、フィルタホルダ22が位置決め
固定されている。
【0026】そして、上記フィルタホルダ22の受皿部
25にはシート状の二次脱臭フィルタ31が着脱可能に
載置されており、さらにその二次脱臭フィルタ31の上
面側から格子状の吹出口ルーバー32が着脱可能に装着
されている。上記の二次脱臭フィルタ31は、ハニカム
構造をなす比較的厚目の基材に活性炭等の脱臭剤を含浸
させて固形化したもので、ハニカム組織における空孔の
軸心を上下方向に指向させることで可及的にその通気抵
抗を小さくするようにしてある。
【0027】先に述べたフィルタカートリッジ13は、
図8,9にも示すように、集塵フィルタ33と一次脱臭
フィルタ34とを互いに重ね合わせるようにして単一の
樹脂製のケース35におさめてカセット化したものであ
って、集塵フィルタ33が上流側となるようにしてカバ
ー35に保持されている。
【0028】すなわち、図8,10に示すように、カバ
ー5の内側には二段にわたってガイド爪36,37が形
成されており、一方のガイド爪36によってプレフィル
タ12がスライド可能に支持されているとともに、他方
のガイド爪37によってフィルタカートリッジ13がス
ライド可能に支持されており、したがって空気吸込口1
1付近では上流側から順にプレフィルタ11、集塵フィ
ルタ33および一次脱臭フィルタ34が位置しているこ
とになる。
【0029】前記フィルタカートリッジ13を形成して
いる集塵フィルタ33は、図9に示すように不織布から
なる二枚の表皮層37,38の間にクッション性のある
不織布39をはさんだ上で偏平袋状にパッキングするこ
とにより形成されているとともに、一次脱臭フィルタ3
4は、四層構造の不織布40〜43の各層間に粒状の活
性炭等の脱臭剤44をはさんだ上で同じく偏平袋状にパ
ッキングすることにより形成されているもので、これら
の集塵フィルタ33および一次脱臭フィルタ34は銅の
金網によって形成される一対の電極45とともに互いに
重ね合わせるようにしてケース35内に収容されてい
る。
【0030】したがって、以上のように構成された空気
清浄器1の構造によれば、運転時にはモータ16の起動
によってカバー5の前面の空気吸込口11、プレフィル
タ12およびフィルタカートリッジ13を通して空気が
本体2内に吸い込まれる一方、上面の空気吹出口18か
ら清浄後の空気が吹き出される。
【0031】この時、本体2内に吸い込まれる空気に含
まれるダスト等はプレフィルタ12や集塵フィルタ33
によって捕集される。同時に、図3,5および図8,9
に示すように、フィルタカートリッジ13が正しくセッ
トされている状態では、一対の電極45,45間に高電
圧が印加されるようになっており、その高電圧による静
電引力によってもまた空気中に含まれるダスト等が集塵
フィルタ33によって積極的に捕集される。さらに、上
記の集塵フィルタ33を通過した後の空気が一次脱臭フ
ィルタ34を通過することにより一次脱臭処理が施され
るとともに、ファンユニット14の下流側の空気吹出口
18から吹き出される際にも二次脱臭フィルタ31によ
って二次脱臭処理される。
【0032】また、空気清浄器1の運転停止時に本体2
内に滞留している空気が臭気をもつことになったとして
も、再起動時にはそれらの空気が二次脱臭フィルタ31
を通過することによって二次脱臭処理が施される。した
がって、再起動時に、悪臭を伴った空気が一気に吹き出
されることがなく、再起動直後の不快感を解消できるこ
とになる。
【0033】ここで、上記シロッコファン14単独での
運転状態についてみたとき、図1,2に示すように、イ
ンペラ17の回転に伴って吸込穴20(図3参照)から
吸い込まれた空気はインペラ17を半径方向に貫通し、
インペラ17の回転に伴う遠心力によって周壁部21と
の間で圧縮されて昇圧して、最終的に空気吹出口18か
ら吹き出されることになる。
【0034】そして、インペラ17と周壁部21との間
の通路幅が最も小さい舌部47付近では、その圧縮の度
合いが最も大きいためにインペラ17のブレード49が
通過する度に従来と同様に音が発生する。
【0035】その一方、舌部47が上記のようにオフセ
ット量aに相当する段差を有しているため、一枚のブレ
ード49が舌部47を通過する度に上記段差a分の位相
差をもって二回音が発生することになるものの、その音
が互いに干渉し合い、その結果として、上記位相差に基
づく音の干渉をもってその音を互いに打ち消し合うよう
な消音効果が発揮される。これにより、シロッコファン
14の運転に伴って発生する風切音が抑制され、空気清
浄器1の運転時における静粛性が一段と向上する。
【0036】一般に空気清浄器が発する音は、ファンモ
ータ自体の機械音を除き、吸気音、排気音および上記シ
ロッコファン14の風切り音(空気の圧縮音)がそのほ
とんどであり、本発明者が実験した結果では上記のシロ
ッコファン14の風切り音を抑制することにより空気清
浄器1全体として2〜3dBA程度の騒音低減効果が認
められた。
【0037】なお、上記の二次脱臭フィルタ31は定期
的に清掃もしくは交換を行う必要があり、それらの作業
は図3,6に示した吹出口ルーバー32を取り外して行
う。
【0038】同様に、プレフィルタ12については定期
的な清掃が必要であるとともに、集塵フィルタ33およ
び一次脱臭フィルタ34については、その機能が低下し
た場合にフィルタカートリッジ13ごと交換する必要が
あり、これらの作業は図5に示すようにカバー5を開い
て行う。
【0039】すなわち、カバー5を図5に示す前傾姿勢
位置P2である開位置まで開くと、そのカバー5自体に
案内支持されているプレフィルタ12とフィルタカート
リッジ13もまた前傾姿勢となる。この状態で、例えば
プレフィルタ12を取り出す場合には、そのプレフィル
タ12をそのまま上方に引き抜けばカバー5から容易に
取り外すことができる。この時、プレフィルタ12とフ
ィルタカートリッジ13との間にはガイド爪36が介在
して両フィルタ12,13を仕切っているために、プレ
フィルタ12を引き抜く際にフィルタカートリッジ13
までもが引き抜かれてしまうことがない。
【0040】同様に、フィルタカートリッジ13の交換
を行う場合にも、フィルタカートリッジ13のみを上方
に引き抜けばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3,6のシロッコファンの詳細を示す図であ
って、(A)はその正面説明図、(B)は同図(A)の
I−I線矢視図。
【図2】図1の要部斜視図。
【図3】本発明の代表的な実施の形態を示す図で、空気
清浄器の分解斜視図。
【図4】図3に示す空気清浄器の正面図。
【図5】空気清浄器のカバーをあけた状態を示す側面
図。
【図6】空気清浄器の要部破断背面図。
【図7】図6の要部拡大図。
【図8】図3に示すカバーとプレフィルタおよびフィル
タカートリッジとの相互関係を示す斜視図。
【図9】フィルタカートリッジの拡大断面図。
【図10】図4のII−II線に沿う断面図。
【図11】従来のシロッコファンの構成説明図。
【符号の説明】
1…空気清浄器 2…清浄器本体 3…筺体 4…裏蓋 5…カバー 11…空気吸込口 13…フィルタカートリッジ 14…シロッコファン 15…ケーシング 17…インペラ(羽根車) 18…空気吹出口 21…周壁部(背板) 31…二次脱臭フィルタ 33…集塵フィルタ 34…一次脱臭フィルタ 46…壁部 47…舌部 49…ブレード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻状のケーシングを形成している背板
    のうちその渦巻状の始端部に相当する部分と吹出口の壁
    部とのなす舌部について、羽根車の円周方向に段差をも
    たせて階段状に形成したことを特徴とするシロッコファ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記舌部は、羽根車の幅寸法を二分する
    位置を境界としてその両側部分を羽根車の円周方向に互
    いに逆向きにオフセットさせ、そのオフセットによって
    形成される段差が、羽根車を形成しているブレードの配
    列ピッチの二分の一の大きさに設定されていることを特
    徴とする請求項1に記載のシロッコファン。
  3. 【請求項3】 ファンの回転により外部の汚染空気を清
    浄器本体内に吸い込むとともにその清浄器本体内に設け
    られたフィルタを通過させ、フィルタを通過することに
    よって浄化された空気を清浄器本体の外部に吹き出すよ
    うにした空気清浄器において、 ファンとして請求項1または2に記載のシロッコファン
    を用いたことを特徴とする空気清浄器。
JP35186397A 1997-12-22 1997-12-22 シロッコファンおよびそのシロッコファンを用いた空気清浄器 Pending JPH11182499A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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