JPH11181370A - 液晶ディスプレーの樹脂シート用保護フィルム - Google Patents
液晶ディスプレーの樹脂シート用保護フィルムInfo
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- JPH11181370A JPH11181370A JP35711897A JP35711897A JPH11181370A JP H11181370 A JPH11181370 A JP H11181370A JP 35711897 A JP35711897 A JP 35711897A JP 35711897 A JP35711897 A JP 35711897A JP H11181370 A JPH11181370 A JP H11181370A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長期間にわたっての汚染性、良好な剥離力を維
持し且つ剥離時に静電気を抑制し、品質面に悪影響を及
ぼすことのない表面保護用粘着フィルムを提供するこ
と。 【解決手段】厚さ３０〜１００μｍのプラスチックフィ
ルム基材の表面に、厚みが０．０１〜１０μｍの帯電防
止性を有する下塗剤を塗布し、更にその上に０．１〜５
０μｍの粘着剤層を設けてなる。
持し且つ剥離時に静電気を抑制し、品質面に悪影響を及
ぼすことのない表面保護用粘着フィルムを提供するこ
と。 【解決手段】厚さ３０〜１００μｍのプラスチックフィ
ルム基材の表面に、厚みが０．０１〜１０μｍの帯電防
止性を有する下塗剤を塗布し、更にその上に０．１〜５
０μｍの粘着剤層を設けてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレー
に用いられる樹脂シート（プリズムシート、偏光板拡散
シート等）の表面保護フィルムに関する。
に用いられる樹脂シート（プリズムシート、偏光板拡散
シート等）の表面保護フィルムに関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶ディスプレー分野の樹脂シートに使
用されている表面保護フィルムは、剥離時に発生する静
電気により帯電し、チリや小さなゴミが付着する欠点を
有している。そこで従来より帯電防止法としては、帯電
防止剤のフィルム樹脂への混練やフィルム外表面側への
塗布または粘着剤へ添加して塗布する方法が代表的方法
として知られている。しかしながら、何れの方法とも被
着体への貼付後の経時変化で保護フィルムが浮き上が
り、その部分でクモリを生じる問題があった。また、混
練する方法では充分な帯電防止性能が得られず、塗布す
る方法でも同様に帯電防止性能が得られなっかたり、異
質の化合物である帯電防止剤が直接貼り付ける被着体と
接するため、クモリ、糊残り等の汚染を引き起こす問題
があった。
用されている表面保護フィルムは、剥離時に発生する静
電気により帯電し、チリや小さなゴミが付着する欠点を
有している。そこで従来より帯電防止法としては、帯電
防止剤のフィルム樹脂への混練やフィルム外表面側への
塗布または粘着剤へ添加して塗布する方法が代表的方法
として知られている。しかしながら、何れの方法とも被
着体への貼付後の経時変化で保護フィルムが浮き上が
り、その部分でクモリを生じる問題があった。また、混
練する方法では充分な帯電防止性能が得られず、塗布す
る方法でも同様に帯電防止性能が得られなっかたり、異
質の化合物である帯電防止剤が直接貼り付ける被着体と
接するため、クモリ、糊残り等の汚染を引き起こす問題
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる状況に
鑑みなされたもので、長期間にわたっての汚染性、良好
な剥離力を維持し且つ剥離時に静電気を抑制し、品質面
に悪影響を及ぼすことのない表面保護用粘着フィルムを
提供することを目的とする。
鑑みなされたもので、長期間にわたっての汚染性、良好
な剥離力を維持し且つ剥離時に静電気を抑制し、品質面
に悪影響を及ぼすことのない表面保護用粘着フィルムを
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、本発明に
よれば、プラスチックフィルム基材層、帯電防止性を有
する下塗剤層及び粘着剤層からなる表面保護フィルムに
より達成される。すなわち本発明は、プラスチックフィ
ルム基材層、帯電防止性を有する下塗剤層及び粘着剤層
からなる液晶ディスプレーの樹脂シート用保護フィルム
に関する。
よれば、プラスチックフィルム基材層、帯電防止性を有
する下塗剤層及び粘着剤層からなる表面保護フィルムに
より達成される。すなわち本発明は、プラスチックフィ
ルム基材層、帯電防止性を有する下塗剤層及び粘着剤層
からなる液晶ディスプレーの樹脂シート用保護フィルム
に関する。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の粘着フィルムに用いられ
るプラスチックフィルム基材としては、一般に用いられ
ているポリエチレン、ポリプロピレン及びポリオレフィ
ン系エラストマー、エチレン酢酸ビニル共重合体及びポ
リエチレンとポリプロピレンの混合物、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートセロハン、アセテー
ト、各種フッ素フィルム、ポリイミド等が挙げられる。
このうち、本発明に特に適した基材フィルムとしては、
高弾性率で低線膨張率のブロックコポリマー型ポリプロ
ピレンやポリエステルで、厚みが３０〜１００μｍ、線
膨張係数が５×１０-5以下、弾性率が７０ｋｇ／ｍｍ2
以上の弾性率のものが望ましい。また、必要に応じて、
プラスチックフィルム基材には一般に使用される酸化防
止剤、滑剤、老化防止剤、着色剤等の添加剤を含んでも
よい。更に、本発明のプラスチックフィルム基材には、
必要に応じて、プラスチックフィルム基材と粘着剤の密
着力を得るために、コロナ処理、プラズマ処理といった
表面処理を行っても構わない。また、粘着フィルムの巻
戻し性を調整する等の目的のために、粘着フィルム背面
に背面処理剤の塗布を行っても構わない。
るプラスチックフィルム基材としては、一般に用いられ
ているポリエチレン、ポリプロピレン及びポリオレフィ
ン系エラストマー、エチレン酢酸ビニル共重合体及びポ
リエチレンとポリプロピレンの混合物、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートセロハン、アセテー
ト、各種フッ素フィルム、ポリイミド等が挙げられる。
このうち、本発明に特に適した基材フィルムとしては、
高弾性率で低線膨張率のブロックコポリマー型ポリプロ
ピレンやポリエステルで、厚みが３０〜１００μｍ、線
膨張係数が５×１０-5以下、弾性率が７０ｋｇ／ｍｍ2
以上の弾性率のものが望ましい。また、必要に応じて、
プラスチックフィルム基材には一般に使用される酸化防
止剤、滑剤、老化防止剤、着色剤等の添加剤を含んでも
よい。更に、本発明のプラスチックフィルム基材には、
必要に応じて、プラスチックフィルム基材と粘着剤の密
着力を得るために、コロナ処理、プラズマ処理といった
表面処理を行っても構わない。また、粘着フィルムの巻
戻し性を調整する等の目的のために、粘着フィルム背面
に背面処理剤の塗布を行っても構わない。
【０００６】本発明の粘着フィルムに用いる粘着剤とし
ては、一般的にはアクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着
剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体（ＥＶＡ）系粘着
剤、シリコーン系粘着剤等や、これらの混合物系粘着剤
が挙げられる。特に、Ａ−Ｂ−Ａ（Ａはスチレン重合体
ブロックを示しＢはブタジエン系重合体ブロックを示
す）で示されるブロック共重合体系粘着剤、特に、スチ
レン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合系粘着剤
（構造Ａ−Ｂ−Ｃ−Ａ）は、低速域では粘着力が高く、
経時後の浮き、剥がれに対する防止性が高く好ましい。
粘着剤の厚みは０．１〜５０μｍが望ましく、好ましく
は０．１〜２０μｍである。０．１μｍ未満では必要な
初期粘着力が得られず、５０μｍ超では経時後の剥離性
が悪化する。
ては、一般的にはアクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着
剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体（ＥＶＡ）系粘着
剤、シリコーン系粘着剤等や、これらの混合物系粘着剤
が挙げられる。特に、Ａ−Ｂ−Ａ（Ａはスチレン重合体
ブロックを示しＢはブタジエン系重合体ブロックを示
す）で示されるブロック共重合体系粘着剤、特に、スチ
レン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合系粘着剤
（構造Ａ−Ｂ−Ｃ−Ａ）は、低速域では粘着力が高く、
経時後の浮き、剥がれに対する防止性が高く好ましい。
粘着剤の厚みは０．１〜５０μｍが望ましく、好ましく
は０．１〜２０μｍである。０．１μｍ未満では必要な
初期粘着力が得られず、５０μｍ超では経時後の剥離性
が悪化する。
【０００７】帯電防止性を有する下塗剤としては、カル
ボキシル基及び４級アンモニウム塩基を有するアクリル
系架橋性下塗剤を０．０５〜１．０（ｇ／ｍ2 ）塗布す
るのが好ましい。アクリル系架橋性下塗剤とは、下記に
示すようにアクリル系重合対中に−ＣＯＯＨ基及び４級
アンモニウム塩を含有する単量体を共重合したものであ
る。
ボキシル基及び４級アンモニウム塩基を有するアクリル
系架橋性下塗剤を０．０５〜１．０（ｇ／ｍ2 ）塗布す
るのが好ましい。アクリル系架橋性下塗剤とは、下記に
示すようにアクリル系重合対中に−ＣＯＯＨ基及び４級
アンモニウム塩を含有する単量体を共重合したものであ
る。
【０００８】
【化１】
【０００９】各単量体の具体例としては、末端に−ＣＯ
ＯＨ基をもつ単量体としてアクリル酸（メタを含む）、
クロイルオキシエチルコハク酸、フタル酸、ヘキサヒド
ロフタル酸（メタを含む）等が挙げられる。４級アンモ
ニウム塩を含有する単量体としては、ジメチルアミノエ
チルアクリレート４級化物が挙げられる。また、架橋性
を付与するため、多官能イソシアネート系架橋剤と反応
するヒドロキシル基、多官能メラミン系架橋剤と反応す
るカルボニル基、多官能メラミン系架橋剤と反応するエ
ポキシ基、また、ビニル基等の官能基を導入できる。特
に、ヒドロキシル基と多官能イソシアネート系架橋剤と
の組み合わせが好ましい。ヒドロキシル基を導入するた
めの単量体としては、２ヒドロキシエチル（メタ）アク
リレート、３ヒドロキシプロピル（メタ）アクリレート
がある。また、エポキシ基を導入するための単量体とし
ては、グリシジルメタアクリレートが挙げられる。ま
た、ビニル基としては、前述のエポキシ基等の官能基と
反応する２ヒドロキシエチルアクリレートのようなモノ
マを付加させることのより導入できる。
ＯＨ基をもつ単量体としてアクリル酸（メタを含む）、
クロイルオキシエチルコハク酸、フタル酸、ヘキサヒド
ロフタル酸（メタを含む）等が挙げられる。４級アンモ
ニウム塩を含有する単量体としては、ジメチルアミノエ
チルアクリレート４級化物が挙げられる。また、架橋性
を付与するため、多官能イソシアネート系架橋剤と反応
するヒドロキシル基、多官能メラミン系架橋剤と反応す
るカルボニル基、多官能メラミン系架橋剤と反応するエ
ポキシ基、また、ビニル基等の官能基を導入できる。特
に、ヒドロキシル基と多官能イソシアネート系架橋剤と
の組み合わせが好ましい。ヒドロキシル基を導入するた
めの単量体としては、２ヒドロキシエチル（メタ）アク
リレート、３ヒドロキシプロピル（メタ）アクリレート
がある。また、エポキシ基を導入するための単量体とし
ては、グリシジルメタアクリレートが挙げられる。ま
た、ビニル基としては、前述のエポキシ基等の官能基と
反応する２ヒドロキシエチルアクリレートのようなモノ
マを付加させることのより導入できる。
【００１０】アクリル系架橋性下塗剤中の各単量体の組
成比は、広い範囲で変えうる。この中で、４級アンモニ
ウム塩基のもつ単量体は、該共重合体の全重量に対して
１５〜４０ｍｏｌ％の範囲での構成が好ましく、末端に
−ＣＯＯＨ基をもつ単量体は全重合体に対して３〜１３
ｍｏｌ％が好ましい。その他の構成単量体は６３．５〜
７９．５ｍｏｌ％の範囲で共重合体が構成される。４級
アンモニウム塩基をもつ単量体は１５ｍｏｌ％以下では
静電誘導効果が小さく、逆に４０ｍｏｌ％を超えると単
量体の親水性が高くなり過ぎる。また、ヒドロキシル基
をもつ単量体は全単量体に対し０．５〜１．５ｍｏｌ％
が好ましい。また、架橋はアクリル系重合体ポリマー中
に導入した水酸基やカルボニル基等と多官能イソシアネ
ートもしくは、多官能メラミンと反応させて行う。
成比は、広い範囲で変えうる。この中で、４級アンモニ
ウム塩基のもつ単量体は、該共重合体の全重量に対して
１５〜４０ｍｏｌ％の範囲での構成が好ましく、末端に
−ＣＯＯＨ基をもつ単量体は全重合体に対して３〜１３
ｍｏｌ％が好ましい。その他の構成単量体は６３．５〜
７９．５ｍｏｌ％の範囲で共重合体が構成される。４級
アンモニウム塩基をもつ単量体は１５ｍｏｌ％以下では
静電誘導効果が小さく、逆に４０ｍｏｌ％を超えると単
量体の親水性が高くなり過ぎる。また、ヒドロキシル基
をもつ単量体は全単量体に対し０．５〜１．５ｍｏｌ％
が好ましい。また、架橋はアクリル系重合体ポリマー中
に導入した水酸基やカルボニル基等と多官能イソシアネ
ートもしくは、多官能メラミンと反応させて行う。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。
尚、本発明はこれら実施例によっ何ら限定されるもので
はない。 （実施例１）基材フィルムとして、厚さ４０μｍのポリ
プロピレンフィルムをコロナ処理し支持体とする。下塗
剤として静電誘導体（コニシ製ボンディップＰＡ−１０
０）をメタノール溶液（固形分１％）を基材フィルムに
ギャップ１００μｍのバーコータで塗布乾燥した。ＳＥ
ＢＳ系粘着剤（シェル化学製Ｇ−１６５７）１００重量
部に対し粘着付与剤（ヤスハラケミカル製アルコンＰ−
１２５）３０重量部を加えて粘着組成物とする。この粘
着剤組成物を下塗剤塗布面に５μｍの厚さになるように
塗布乾燥して粘着フィルムを得た。 （実施例２）粘着剤中に水溶性樹脂（第一工業製薬製パ
オゲンＥＰ−１５）１０重量部を添加した以外は実施例
１と同じ。 （実施例３）基材フィルムを２５μｍのポリエステルフ
ィルム（ダイヤホイル製）とした以外は実施例１と同
じ。 （比較例１）下塗剤としてカチオン系界面活性剤（日本
油脂製エレガン２６４ＷＡＸ）とし、粘着剤をアクリル
系粘着剤（日本カーバイトエ業製Ｒ−１９４に多価イソ
シアネート化合物コロネートＬ２部を添加）にした以外
は実施例１と同じ。 （比較例２）下塗剤として水溶性樹脂（第一工業製薬製
パオゲンＥＰ−１５）とした以外は実施例１と同じ。 （比較例３）基材フィルムを６０μｍのポリエチレンフ
ィルム（コロナ処理品）とした以外は実施例１と同じ。
実施例及び比較例の表面保護フィルムについて粘着力、
剥離後の糊残り及び剥離帯電量を調べ、その結果を表１
に示した。
尚、本発明はこれら実施例によっ何ら限定されるもので
はない。 （実施例１）基材フィルムとして、厚さ４０μｍのポリ
プロピレンフィルムをコロナ処理し支持体とする。下塗
剤として静電誘導体（コニシ製ボンディップＰＡ−１０
０）をメタノール溶液（固形分１％）を基材フィルムに
ギャップ１００μｍのバーコータで塗布乾燥した。ＳＥ
ＢＳ系粘着剤（シェル化学製Ｇ−１６５７）１００重量
部に対し粘着付与剤（ヤスハラケミカル製アルコンＰ−
１２５）３０重量部を加えて粘着組成物とする。この粘
着剤組成物を下塗剤塗布面に５μｍの厚さになるように
塗布乾燥して粘着フィルムを得た。 （実施例２）粘着剤中に水溶性樹脂（第一工業製薬製パ
オゲンＥＰ−１５）１０重量部を添加した以外は実施例
１と同じ。 （実施例３）基材フィルムを２５μｍのポリエステルフ
ィルム（ダイヤホイル製）とした以外は実施例１と同
じ。 （比較例１）下塗剤としてカチオン系界面活性剤（日本
油脂製エレガン２６４ＷＡＸ）とし、粘着剤をアクリル
系粘着剤（日本カーバイトエ業製Ｒ−１９４に多価イソ
シアネート化合物コロネートＬ２部を添加）にした以外
は実施例１と同じ。 （比較例２）下塗剤として水溶性樹脂（第一工業製薬製
パオゲンＥＰ−１５）とした以外は実施例１と同じ。 （比較例３）基材フィルムを６０μｍのポリエチレンフ
ィルム（コロナ処理品）とした以外は実施例１と同じ。
実施例及び比較例の表面保護フィルムについて粘着力、
剥離後の糊残り及び剥離帯電量を調べ、その結果を表１
に示した。
【００１２】
【表１】
【００１３】（測定方法） 〔粘着力〕プリズムシート表面に圧力６Ｋｇ／ｃｍ2、
速度２ｍ／分の条件で圧着し、２３℃土２℃の室内に３
０分放置後、剥離角度１８０度、速度２ｍ／分で引き剥
がした際のピール値。 〔帯電発生量〕春日電機製静電気測定器を用い、フィル
ムを巻戻した際ならびにプリズムシートから剥がした際
の静電気発生最大量を測定した。 〔表面固有抵抗〕武田理研製表面抵抗器を用い、フィル
ム表面の固有抵抗を測定した。
速度２ｍ／分の条件で圧着し、２３℃土２℃の室内に３
０分放置後、剥離角度１８０度、速度２ｍ／分で引き剥
がした際のピール値。 〔帯電発生量〕春日電機製静電気測定器を用い、フィル
ムを巻戻した際ならびにプリズムシートから剥がした際
の静電気発生最大量を測定した。 〔表面固有抵抗〕武田理研製表面抵抗器を用い、フィル
ム表面の固有抵抗を測定した。
【００１４】
【発明の効果】表１に示す結果から明らかなように、本
発明によれば粘着力の経時変化が少なく、また帯電防止
性に優れた表面保護用粘着フィルムを提供することが可
能になった。
発明によれば粘着力の経時変化が少なく、また帯電防止
性に優れた表面保護用粘着フィルムを提供することが可
能になった。
Claims (4)
- 【請求項１】プラスチックフィルム基材層、帯電防止性
を有する下塗剤層及び粘着剤層からなる液晶ディスプレ
ーの樹脂シート用保護フィルム。 - 【請求項２】プラスチックフィルム基材が厚さ３０〜１
００μｍのブロックコポリマー型ポリプロピレンフィル
ム又はポリエステルフィルムであり、粘着剤厚みが０．
１〜５０μｍのＡ−Ｂ−Ａ型（Ａはスチレン重合体ブロ
ックを示しＢはブタジエン系重合体ブロックを示す）ブ
ロック共重合体系粘着剤である請求項１記載の液晶ディ
スプレーの樹脂シート用保護フィルム。 - 【請求項３】プラスチックフィルム基材の線膨張係数が
５×１０-5 以下で、引っ張り弾性率が７０Ｋｇ／ｍｍ2
以上である請求項１又は２に記載の液晶ディスプレー
の樹脂シート用保護フィルム。 - 【請求項４】下塗剤がカルボニル基及び４級アンモニウ
ム塩基を有するアクリル系帯電防止剤である請求項１、
２又は３に記載の液晶ディスプレーの樹脂シート用保護
フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35711897A JPH11181370A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 液晶ディスプレーの樹脂シート用保護フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35711897A JPH11181370A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 液晶ディスプレーの樹脂シート用保護フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11181370A true JPH11181370A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18452480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35711897A Pending JPH11181370A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 液晶ディスプレーの樹脂シート用保護フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11181370A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000273417A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Lintec Corp | 帯電防止性粘着シート |
| EP1102108A2 (en) * | 1999-11-18 | 2001-05-23 | Nitto Denko Corporation | Surface protection film for liquid crystal display, liquid crystal display protected with such a film and method of protecting liquid crystal display with such a film |
| JP2002194302A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Nitto Denko Corp | 粘着剤式鑑識用シート |
| JP2004231694A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Panac Co Ltd | 柔軟性ポリマーを積層した自己粘着性フィルム |
| JP2006335000A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 表面保護フィルム |
| CN100359347C (zh) * | 2002-02-01 | 2008-01-02 | 日东电工株式会社 | 粘合型光学薄膜和图像显示装置 |
| WO2008047593A1 (en) * | 2006-10-18 | 2008-04-24 | Nitto Denko Corporation | Surface protection film and optical film with surface protection film |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35711897A patent/JPH11181370A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP1102108A2 (en) * | 1999-11-18 | 2001-05-23 | Nitto Denko Corporation | Surface protection film for liquid crystal display, liquid crystal display protected with such a film and method of protecting liquid crystal display with such a film |
| EP1102108A3 (en) * | 1999-11-18 | 2003-12-10 | Nitto Denko Corporation | Surface protection film for liquid crystal display, liquid crystal display protected with such a film and method of protecting liquid crystal display with such a film |
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| JP2008102271A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Nitto Denko Corp | 表面保護フィルムおよび表面保護フィルム付き光学フィルム |
| US8685523B2 (en) | 2006-10-18 | 2014-04-01 | Nitto Denko Corporation | Surface protection film and optical film with surface protection film |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070510 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070913 |