JPH11179172A - 浴水浄化膜の洗浄方法 - Google Patents

浴水浄化膜の洗浄方法

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JPH11179172A
JPH11179172A JP9351878A JP35187897A JPH11179172A JP H11179172 A JPH11179172 A JP H11179172A JP 9351878 A JP9351878 A JP 9351878A JP 35187897 A JP35187897 A JP 35187897A JP H11179172 A JPH11179172 A JP H11179172A
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JP
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cleaning
membrane
oxidizing agent
bath water
purification membrane
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JP9351878A
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English (en)
Inventor
Shigeru Tatsuta
茂 立田
Kazutsugu Hayashi
和嗣 林
Tsutomu Amaki
勉 尼木
Shoichi Yamaguchi
彰一 山口
Koji Osada
光司 長田
Yoshihiko Ujiie
良彦 氏家
Akiyoshi Hasegawa
明寿 長谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微生物由来等の粘着性の高い汚れに対して
も、効果的に洗浄して回復することができる浴水浄化膜
の洗浄方法を提供する。 【解決手段】 浴水中の濁り成分を除濁するための精密
膜や限外ろ過膜等の浄化膜1の洗浄方法である。逆洗浄
や噴流による物理的衝撃によって洗浄するに当たり、酸
化剤を浄化膜1の被処理水供給側から供給して、浄化膜
1を酸化剤に浸漬させ、その後、浄化膜1を該酸化剤で
通水させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用浴水あるい
は公共用浴水中の汚濁物質の一部、あるいは全てを浄化
膜によってろ過する循環式浄化システムにおける浴水浄
化膜の洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴水浄化システムは主機能あるいは補助
機能として、浴水を循環させながら循環径路中に設置し
た浄化膜によって、懸濁物質や汚濁物質をろ過すること
により浄化して清澄な水質を得ることができるようにな
っている。しかしながら、この浴水浄化システムは懸濁
物質や汚濁物質をろ過するにつれ、浄化膜が閉塞するた
め、浄化膜への充分な流量が確保され難くなり、浴水中
の懸濁物質や汚濁物質を適切にろ過できず、浴水が懸濁
してしまうという問題がある。そこで、このシステムで
は浄化膜の定期的な洗浄が不可欠となる。
【0003】このシステムにおける従来における浄化膜
の洗浄は、主として逆洗浄や振動等の物理的衝撃により
行われていた。また、一部では酸化剤で接触、あるは逆
洗浄により、浄化膜の付着物を剥離させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な逆洗浄等による物理的衝撃による洗浄では微生物由来
等の粘着性の高い汚れに対しては、洗浄効果が低く、洗
浄後の洗浄膜の膜流量が充分に回復しないという問題が
ある。また、酸化剤を浄化膜に接触するだけでは膜付着
物内部にまで浸透しないため、充分に剥離しないという
問題がある。このように、いずれの従来例にあっても浴
水が濁りやすくなり、浄化膜の寿命が短かかった。
【0005】本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、微生物由来等の粘着性の高い汚
れに対しても、効果的に洗浄して回復することができる
浴水浄化膜の洗浄方法を提供することを課題とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した従来例の問題点
を解決するために本発明の浴水浄化膜の洗浄方法は、浴
水中の濁り成分を除濁するための精密膜や限外ろ過膜等
の浄化膜1の洗浄方法であって、逆洗浄や噴流による物
理的衝撃によって洗浄するに当たり、酸化剤を浄化膜1
の被処理水供給側から供給して、浄化膜1を酸化剤に浸
漬させ、その後、浄化膜1を該酸化剤で通水させること
を特徴とするものである。このような方法とすること
で、酸化剤の浸漬により浄化膜の付着物質の表面近傍を
酸化し、浄化膜内部に通水することで、浄化膜の付着物
質の内部を酸化し、噴流や逆洗浄等による物理的衝撃に
より浄化膜付着物質を容易に剥離することができるもの
である。
【0007】また、酸化剤の浸漬を行う前に、逆洗浄や
噴流による物理的衝撃により浄化膜1をプレ洗浄するこ
とが好ましい。このように浄化膜1をプレ洗浄すること
で、浄化膜1への付着物質量を削減し、この結果、必要
酸化剤量を削減することができて、少量の酸化剤で付着
物質を酸化処理することができものである。また、酸化
剤の供給量が入浴者一人の負荷に対して20〜150m
gであることが好ましい。このようにすることで、人の
入浴による負荷に対して適切な酸化剤を供給することが
できるものである。
【0008】また、入浴人数を入力する入力手段と、入
力手段で入力された入浴人数に対応した量の酸化剤量を
供給する供給手段とを設けることが好ましい。このよう
にすることで、入浴者人数に対応した適切な酸化剤を、
つまり必要な酸化剤を供給することができるものであ
る。また、酸化剤が次亜塩素酸ナトリウムであることが
好ましい。このようにすることで、酸化剤を安価且つ容
易に供給できる上、取り扱いが容易で、浄化膜付着物の
酸化を強力に行うことができるものである。
【0009】また、次亜塩素酸ナトリウムを電気分解に
より供給することが好ましい。このようにすることで、
電気分解という簡単な方法で長期間次亜塩素酸ナトリウ
ムを供給することができ、生成量、供給時間の制御等が
容易になるものである。また、浄化膜1を酸化剤に浸漬
させてその後浄化膜1を該酸化剤で通水さる洗浄方法
と、逆洗浄方法や噴流等による物理的衝撃による洗浄方
法をある一定期間内で組み合わせて行うことが好まし
い。このようにすることで、酸化剤を用いた洗浄により
微生物由来の粘着性の高い付着物を剥離しているため、
次の洗浄までに浄化膜でろ過される懸濁物質の付着度合
いが弱いため、逆洗浄や噴流等による物理的衝撃によ
り、充分に洗浄することができ、これにより、必要な酸
化剤量も少なくできるものである。
【0010】また、浄化膜1を酸化剤に浸漬させてその
後浄化膜1を該酸化剤で通水さる洗浄方法と、逆洗浄方
法や噴流等による物理的衝撃による洗浄方法を1日のう
ち1回から4回組み合わせて行うことが好ましい。この
ように洗浄回数を複数回組み合わせることで、1日にろ
過する懸濁物質による浄化膜1の閉塞を元通りに回復す
ることができることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明に実施形態につき説明
する。図1には本発明の一実施形態を示す配管構成図が
示してある。すなわち、図1には浴槽2内の湯水を循環
浄化して再び浴槽2に返送することで、長時間にわたっ
て浴槽2への入浴を可能にしている循環式浄化システム
の例が示してある。浴水循環式浄化装置3には循環流路
4が設けてあり、この循環流路4の一端部が入口5、他
端部が出口6となって、入口5、出口6がそれぞれ浴槽
2内の湯水内において開口している。上記循環流路4に
は入口5側から出口6側にかけて順にポンプ7、ろ過槽
9、ヒータ8が設けてあり、循環流路4のろ過槽9とヒ
ータ8との間から分岐流路10が分岐してあり、この分
岐流路10の先端部が中空糸膜のような精密膜や限外ろ
過膜等の浄化膜1を内装した精密ろ過装置12内の上流
側に挿入してある。精密ろ過装置12の下流側からは排
出流路13が連出してあり、この排出流路13の先端部
が循環流路4に連通接続してある。この排出流路13の
循環流路4に連通接続している位置は、循環流路4の分
岐流路10を分岐する位置よりも出口6側にずれた位置
である。また、循環流路4のろ過層9よりも下流側で且
つ分岐流路10よりも上流側の位置から第2流路14が
分岐してあり、この第2流路14の先端は精密ろ過装置
12の被処理水の供給側(つまり精密ろ過装置12の上
流側)に連通接続してある。第2流路14の途中には上
流側から順に開閉弁16、無隔膜式電解槽15が設けて
ある。循環流路4の入口5とポンプ7との間と精密ろ過
装置12の上流側との間を接続路17で接続してあり、
接続路17の途中に3方弁よりなる切り替え弁18を介
して排水路19を接続してある。また、接続路17の切
り替え弁18と精密ろ過装置12との間に開閉弁20が
設けてある。更に、循環流路4のヒータ8と出口6との
間に開閉弁21が設けてある。
【0012】上記のような構成において、通常の浴水浄
化運転時には、図2に示すように、開閉弁16、開閉弁
20をそれぞれ閉とし、開閉弁21を開とし、更に、3
方弁よりなる切り替え弁18を切り替えて排水管19側
に水が流れないようにした状態で、ポンプ7を運転する
ことで、入口5から浴槽2の浴水を循環流路4に吸い込
み、ろ過装置9によりろ過され、その後、一部の浴水が
ヒータ8を通過して出口6から浴槽2に返送され、ま
た、他の一部は分岐流路10から精密ろ過装置12に流
れ、精密ろ過装置12で精密ろ過され、排出流路13か
ら循環流路4に流れてヒータ8を通過して出口6から浴
槽2に返送される。このようにして、ろ過層9、精密ろ
過装置12により浴水が浄化されるようになっている。
なお、図において、弁は黒塗りしたものは閉、黒塗りし
ていないものは開を示している。
【0013】そして、浄化膜1の洗浄に当たっては、図
3に示すように、開閉弁16を開、開閉弁20を閉、開
閉弁21を切り替えて接続管19に流れないようにし、
また、塩化ナトリウムを入れた無隔膜電解槽15の電極
に電圧を印加する。この状態でポンプ7を運転させるこ
とで、図2に示す浴水浄化運転と同じ水の流れに加え、
第2流路14に浴水の一部が流れて無隔膜電解槽15に
おける電気分解により生成された酸化剤としての次亜塩
素酸ナトリウムが精密ろ過装置12の上流側(つまり浄
化膜1の被処理水供給側)から供給され、浄化膜1を次
亜塩素酸ナトリウムで浸漬し、その後、酸化剤である次
亜塩素酸ナトリウムが浄化膜1を通水して、排出流路1
3から循環流路4に流れてヒータ8を通過して出口6か
ら浴槽2に流れる。このように、酸化剤の浸漬により浄
化膜1の付着物質の表面近傍を酸化し、浄化膜1内部に
通水することで、浄化膜1の付着物質の内部を酸化し
て、浄化膜付着物質が容易に剥離することになる。酸化
剤は出口6から浴槽2に流れることで、浴槽2内の殺菌
をしてヌメリなどの発生を防止するようになっている。
この図3に示す運転が酸化剤による膜洗浄である。
【0014】次に、噴射のような物理的衝撃のみで膜洗
浄をする時は、図4に示すように、開閉弁16、開閉弁
21をそれぞれ閉とし、開閉弁20を開とし、更に、3
方弁よりなる切り替え弁18を切り替えて排水管19側
に水が流れないようにした状態で、ポンプ7を運転する
ことで、図4に示すように、ポンプ7の下流側→精密ろ
過装置12の上流側→精密ろ過装置12下流側→ポンプ
7の上流側というような循環流路を形成して循環させ
る。これにより、上記循環水の全量が分岐流路10の先
端から精密ろ過装置12内に噴射され、この噴流による
物理的衝撃で精密ろ過装置12が洗浄されるものであ
る。これが物理的衝撃による膜洗浄である。洗浄後は排
水管19側が開となるように開切り替え弁18を切り替
えて上記循環していた汚れた水を排水管19から排水す
るものである。
【0015】上記のように、本発明において、逆洗浄や
噴流(添付図面に示す実施形態においては噴流の例が示
してあるが逆洗浄であってもよい)による物理的衝撃に
よって洗浄するに当たり、酸化剤を浄化膜1の被処理水
供給側から供給して、浄化膜1を酸化剤に浸漬させ、そ
の後、浄化膜1を該酸化剤で通水させることを特徴とす
るのであるが、逆洗浄や噴流による物理的衝撃によって
洗浄するに当たり、酸化剤を浄化膜1の被処理水供給側
から供給して、浄化膜1を酸化剤に浸漬させ、その後、
浄化膜1を該酸化剤で通水させるのは以下の理由によ
る。
【0016】すなわち、浴槽循環浄化システムは、浴水
中に繁殖した微生物等を浴水中の濁り成分を除濁するた
めの精密膜や限外ろ過膜等の浄化膜1でろ過することに
より、浄化膜1表面に粘着性の高い付着物が堆積し、容
易に剥離、洗浄することができない。この付着物は酸化
剤により酸化して剥離することが、酸化剤を浄化膜1に
接触・浸漬させただけでは浄化膜1の表面のみを酸化す
るだけであり、また、酸化剤を通水するだけでは、酸化
剤の流路である膜孔近傍の付着物を酸化処理するだけで
あり、また、浄化膜1の膜内部より酸化剤を逆洗浄して
浸漬させると、被処理水側の膜孔以外における深部の処
理が行えない。そこで、本発明においては、酸化剤を被
処理水供給側から供給して浸漬することで、浄化膜1に
付着した付着物表面を酸化処理し、酸化剤の浸透性を良
くし、浄化膜1内を通水することにより、付着物内部全
体を酸化処理することがきるようになったものであり、
この結果、後で、逆洗浄や噴流等による物理的衝撃によ
る洗浄する際に充分に洗浄することができることにな
る。ここで、酸化剤の供給は被処理水供給側から供給す
るものであるが、添付図面に示す実施形態のものにのみ
限定されるものではない。また、酸化剤を浄化膜1内部
に通水するときの流速も特に限定はない。また、酸化剤
の供給方法としては、図1に示す実施形態のように開閉
弁16の開閉により無隔膜式電解槽15における電気分
解により生成した酸化液を供給したり、あるいは、系外
に設けた酸化液を入れた液剤タンクからポンプ或いは弁
の開閉により供給したり、固形物の徐溶出、気体の噴入
により供給したりすることができ、その形態は特に限定
はない。また、酸化剤としては例えば上記実施形態のよ
うに次亜塩素酸ナトリウムを挙げることができるが、過
酸化水素であってもよく、また他の酸化剤であってもよ
いのは勿論である。
【0017】また、浄化膜1に堆積した付着物が多い
と、必要酸化剤量が増すため、適切な酸化剤で処理でき
なくなるか、或いは、付着物の量に応じた多量の酸化剤
が必要となるので、あらかじめ浄化膜1をプレ洗浄によ
り洗浄することで、浄化膜1への付着量を低減すること
ができ、これにより洗浄に必要が酸化剤量を削減するこ
とができてコストダウンを図ることができるものであ
る。このときのプレ洗浄は逆洗浄やノズルによる噴流、
空気を含むガスによるバブリング、活性炭等の粒子によ
る衝撃等により行うものである。そして、このプレ洗浄
により剥離・脱落した付着物は系外に排出されるように
するものである。
【0018】また、酸化剤の供給量は入浴者一人の負荷
に対して20〜150mgにする。これは酸化剤の供給
量が入浴者一人の負荷に対して20mg未満であると、
浄化膜1に付着した微生物や垢等の懸濁物質を充分に酸
化することができず、逆洗浄や噴流等により付着物を充
分に剥離・脱離させることができず、浄化膜1に付着物
が堆積するため、膜流量が低下して浴水が懸濁するので
好ましくない。また、酸化剤の供給量が入浴者一人の負
荷に対して150mgを越えると、付着物等の負荷に対
して酸化剤量が過剰となり、浄化膜1をはじめとした浴
水浄化装置の材質を腐蝕し、劣化させるおそれがあって
好ましくないものである。
【0019】そして、本発明においては、上記のように
酸化剤を入浴者一人の負荷に対して好適な所定量(実施
形態においては20〜150mg)供給するにあたっ
て、入浴人数を入力する手段を備えており、入力手段で
入力された入浴人数に対応した量の酸化剤量を任意の供
給手段により供給するようにしてもよいものである。こ
の実施形態を図5、図15に示している。図5、図15
においては、外部入力により入浴人数を記憶して負荷に
応じた次亜塩素酸ナトリウムのような酸化剤を発生させ
るための入力手段30が設けてあって、制御回路33に
よりポンプ7、電解槽15、ヒータ8、開閉弁16、2
0、21、切り換え弁18を制御する。すなわち、外部
入力により入浴人数を記憶して負荷に応じた次亜塩素酸
ナトリウムのような酸化剤を発生させるための入力手段
30は、釦のようなもので、該入力手段30により入浴
人数を入力することで、入浴人数に応じた量の酸化剤を
供給するように制御されるものであり、例えば開閉弁1
1の開閉時間や水量等が制御される。勿論これ以外の酸
化剤の供給量を制御する手段を採用してもよい。また、
本発明に用いる入浴者数を入力するための入力手段とし
ては、運転開始時に家族の人数を釦等で入力するもの、
あるいは、1日一度、その日の入浴者数を釦等で入力す
るもの、各入力者が入浴時に釦等を押すことで記憶させ
るもの、あるいはセンサー等により入浴者数を判定する
もの等種々の形態のものが採用できるものである。
【0020】本発明に用いる酸化剤として次亜塩素酸ナ
トリウムを供給するに際しては次亜塩素酸ナトリウムを
図1や図5に示すような電気分解により供給する場合、
浴水中の塩化ナトリウム濃度の指標である電気伝導度が
低くなると、電解槽内に塩化ナトリウムを供給するよう
にしてもよい。このようにすることで、安定して所定量
の次亜塩素酸ナトリウムを生成して供給することができ
るものである。ここで、塩化ナトリウムの供給方法には
特に限定はない。また、浄化膜への酸化剤である次亜塩
素酸ナトリウムの供給に当たって、電気分解により連続
して供給してもよく、また、バッチ式で次亜塩素酸ナト
リウムを生成したものを供給してもよいものである。
【0021】また、本発明においては、浄化膜1を酸化
剤に浸漬させてその後浄化膜1を該酸化剤で通水さる洗
浄方法と、逆洗浄方法や噴流等による物理的衝撃による
洗浄方法をある一定期間内で組み合わせて行うのであ
る。この時、浄化膜1を酸化剤に浸漬させてその後浄化
膜1を該酸化剤で通水さる洗浄方法と、逆洗浄方法や噴
流等による物理的衝撃による洗浄方法との浄化順序や浄
化間隔は特に限定はないが、浄化膜1を酸化剤に浸漬さ
せてその後浄化膜1を該酸化剤で通水さる洗浄方法と、
逆洗浄方法や噴流等による物理的衝撃による洗浄方法を
1日のうち1回から4回組み合わせて行うようにする。
このようにするのは以下の理由からである。すなわち、
浄化膜1を酸化剤に浸漬させてその後浄化膜1を該酸化
剤で通水さる洗浄方法のみを1日に数回繰り返すと、浄
化膜1をはじめとした浴水循環浄化装置の材質を腐蝕
し、劣化させるおそれがあり、また、該洗浄方法を1日
1回のみ行うだけのものでは、24時間以内に浄化膜1
が懸濁物質で目詰まりを起こし、浴水が懸濁することが
懸念されるので好ましくない。また、逆洗浄や噴流等に
よる洗浄のみでは付着物を充分に剥離・脱離させること
ができず、また、逆洗浄や噴流等による洗浄のみの回数
を増やすと、例えば1日に5回以上行うと、浄化膜1の
物理的劣化が生じるおそれがあるので好ましくない。こ
のため、浄化膜1を酸化剤に浸漬させてその後浄化膜1
を該酸化剤で通水さる洗浄方法と、逆洗浄方法や噴流等
による物理的衝撃による洗浄方法を1日のうち1回から
4回組み合わせて行うことで、浄化膜1をはじめとした
浴水循環浄化装置の材質の腐蝕や劣化を防止し、浄化膜
が懸濁物質で目詰まりを起こすことなく、確実に付着物
を剥離・脱離させることができ、また、浄化膜の物理的
劣化のおそれもないものである。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例と比較例につき説明す
る。実施例1、実施例2は図1乃至図4に示す配管構成
の浴水循環装置3を用いて実験をし、実施例3は図5に
示す配管構成の浴水循環装置3を用いて実験をし、比較
例は図6乃至図8に示す配管構成の浴水循環装置3を用
いて実験をした。ここで、図6乃至図8に示す配管構成
の浴水循環装置3は図1のものから第2流路14、開閉
弁16、無隔膜式電解槽15を省いたもので、他の構成
は図1と同じである。そして、図7は通常の浴水浄化運
転時における水の流れを示し、図8は膜洗浄運転時にお
ける水の流れを示し、噴射によってのみ膜洗浄を行って
いる。また、実施例1乃至実施例3、比較例のいずれの
浴水循環装置3も、本体の外形寸法を幅333mm×高
さ390mm×奥行き220mmに形成してあり、ポン
プ7能力は吐水量25リットル/分であり、ヒータ8能
力は消費電力が600Wであり、また、精密ろ過装置1
2は容積が1リットルで、ポリエチレン製の精密膜を使
用し、膜面積が0.8m2 である。
【0023】(比較例)図6に示す浴水浄化装置を用い
て以下の実験を行った。すなわち、浴用水量を200リ
ットルで設定温度を40℃とし、1日に5人が実験開始
1〜3日目と5日目にそれぞれ入浴し(入浴時間は各日
の4時間目)、また、実験開始から4日目には7人が入
浴し(入浴時間は4日目の4時間目)、浄化膜1による
浄化実験を行った。浄化膜1の洗浄は各日の12時間目
と24時間目に噴流(10リットル/分)だけで10分
間の洗浄を行った。
【0024】図12には浴水中の濁度と膜流量の経日変
化が示してある。噴流による浄化膜の洗浄を行うこと
で、膜流量は回復するものの、初期状態(約3リットル
/分)までは回復せず、その結果、経日的に同時刻にお
ける膜流量は徐々に低下し、濁度も上昇していく傾向に
あった。更に、7人入浴した4日目には膜流量が0.5
リットル/分以下となって濁度は1NTUを越えた。な
お、図12において、白三角は図14に示す物理的衝撃
による膜洗浄を示し、白丸は図14に示す入浴時を示し
ている。図14には比較例における1日における入浴、
物理的衝撃による膜洗浄を行う時が示してある。
【0025】(実施例1)図1に示す浴水循環浄化装置
を用いて以下の実験を行った。入浴の条件は、比較例と
同様に、浴水量は200リットルで、設定温度を40℃
とし、1日に5人が実験開始1〜3日目と5日目にそれ
ぞれ入浴し(入浴時間は各日の4時間目)、また、実験
開始から4日目には7人が入浴し(入浴時間は4日目の
4時間目)、浄化膜1による浄化実験を行った。浄化膜
1の洗浄は各日の12時間目に無隔膜式電解層15より
生成した次亜塩素酸ナトリウム300mgに30分間浄
化膜1を浸漬させてから浄化膜1内部に同次亜塩素酸ナ
トリウムを通水させた後、噴流(10リットル/分)で
10分間の洗浄をし、また、24時間目噴流だけで10
分間の洗浄を行った。
【0026】図9に浴水中の濁度と膜流量の経日変化を
示す。各日における12時間後に次亜塩素酸ナトリウム
で浸漬・通水後に洗浄することで、膜流量は回復するも
のの回復流量は経日的に減少し、初期の70%の膜流量
でほぼ定常となった。比較例に比べて洗浄性が向上し、
7人負荷を与えた4日目でも比較的良好な水質を維持す
ることができた。なお、図9において、黒三角は図13
に示す酸化剤による膜洗浄を行った時を示し、白三角は
図13に示す物理的衝撃による膜洗浄を示し、白丸は図
13に示す入浴時を示している。図13には実施例(1
乃至3)における1日における入浴、酸化剤による膜洗
浄、物理的衝撃による膜洗浄を行う時が示してある。
【0027】(実施例2)図1に示す浴水循環浄化装置
を用いて以下の実験を行った。各日において12時間目
の膜洗浄に当たって、次亜塩素酸ナトリウムで浸漬・通
水する前に噴流で3分間プレ洗浄をおこなっている。そ
の他の条件は実施例1と同様である。図10に浴水中の
濁度と膜流量の経日変化を示す。各日における4時間後
に入浴することで、浴水中に負荷が入っているために、
濁度が急激に上昇してピーク時で0.5〜0.6NTU
まで達し、それに伴って初期3リットル/分程度あった
膜流量が1回目の膜洗浄前では1〜1.2リットル/分
程度まで低下しているが、本実施例2においてはプレ洗
浄を行い、次亜塩素酸ナトリウムで浸漬・通水後に洗浄
することで、初期流量まで回復した。そして、それ以
降、再び膜流量が徐々に低下して、各日における2回目
である噴流のみの洗浄で再び初期膜流量まで回復するこ
とができた。5人の入浴による負荷を与えた3日間はこ
の傾向を維持することができた。しかし、7人負荷を与
えた4日目には1回目の洗浄膜1の洗浄前に膜流量は
0.5リットル/分程度まで低下して、濁度は0.8N
TUを越え、プレ洗浄を行い、次亜塩素酸ナトリウムで
浸漬・通水後に洗浄しても膜流量は2リットル/分まで
しか回復することができず、2回目の洗浄でも同様であ
った。負荷を5人負荷に戻した5日目には洗浄前には
0.7リットル/分まで低下していたが、プレ洗浄を行
い、次亜塩素酸ナトリウムで浸漬・通水後に洗浄するこ
とで、初期流量の約3リットル/分程度まで回復するこ
とができた。
【0028】(実施例3)図5に示す浴水循環浄化装置
を用いて以下の実験を行った。図5に示す浴水循環浄化
装置は、実施例5の浴水環浄化装置に、外部入力により
入浴人数を記憶して負荷に応じた次亜塩素酸ナトリウム
のような酸化剤を発生させるための入力手段30を設け
たものであり、その他の機構、条件等は実施例2と同様
である。そして、5人入浴を行った日においては次亜塩
素酸ナトリウムの発生量を300mgとし、7人入浴を
行った日においては420mgの次亜塩素酸ナトリウム
を発生させて、浴水循環浄化装置に供給した。
【0029】図11に浴水中の濁度と膜流量の経日変化
を示す。1〜3日目においては浄化膜1の膜洗浄前に濁
度が0.6NTUまで上昇し、膜流量が1.4リットル
/分程度まで低下したが、膜洗浄により膜流量が約3リ
ットル/分まで回復するといった実施例2と同傾向を示
した。しかし、7人負荷を与えた4日目には実施例2と
同様に、1回目の洗浄膜1の洗浄前に膜流量は0.5リ
ットル/分程度まで低下して、濁度は0.8NTUを越
えるが、次亜塩素酸ナトリウムで浸漬・通水後に洗浄す
ることで約3リットル/分まで回復し、再び膜流量は低
下するもののその間は約1.2リットル/分と充分に高
く、5日目に5人入浴した後でも濁度は0.6NTU程
度までしか上昇せず、また、洗浄後の回復流量は約3リ
ットル/分と高かった。すなわち、外部入力により入浴
人数を記憶して負荷に応じた次亜塩素酸ナトリウムを発
生させるための装置を設けることで、入浴人数に応じた
次亜塩素酸ナトリウムを浄化膜1の洗浄のために供給す
ることで、洗浄性が向上し、精澄な浴水質の維持ができ
ることが判明した。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、浴水中の濁り成分を除濁するための
精密膜や限外ろ過膜等の浄化膜の洗浄方法であって、逆
洗浄や噴流による物理的衝撃によって洗浄するに当た
り、酸化剤を浄化膜の被処理水供給側から供給して、浄
化膜を酸化剤に浸漬させ、その後、浄化膜を該酸化剤で
通水させるので、酸化剤により浄化膜の被処理水供給側
の表面に付着した膜付着物質の表面だけでなく、内部も
酸化し、噴流や逆洗浄等により膜付着物を全体を容易に
剥離することができて、浄化膜の洗浄能力を回復するこ
とができるものである。
【0031】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、酸化剤の浸漬を
行う前に、浄化膜を予め、逆洗浄や噴流による物理的衝
撃により、浄化膜をプレ洗浄するので、浄化膜への付着
物の量を少なくすることができて、酸化剤の浸漬・通水
による酸化に当たって酸化剤量を低減することができ、
少ない酸化剤量で膜流量を充分に回復することができる
ものであって、コスト的にも有利である。
【0032】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、酸
化剤の供給量が入浴者一人の負荷に対して20〜150
mgであるので、人の入浴による負荷に対して適切な酸
化剤を供給することができるものである。また、請求項
4記載の発明にあっては、上記請求項1乃至請求項3の
いずれかに記載の発明の効果に加えて、入浴人数を入力
する入力手段と、入力手段で入力された入浴人数に対応
した量の酸化剤量を供給する供給手段とを設けてあるの
で、入浴人数に応じた負荷に対して浄化膜の洗浄を確実
に行うことができるものである。
【0033】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、酸化剤が次亜塩素酸ナトリウムであるので、
酸化剤を安価且つ容易に供給できる上、取り扱いが容易
で、浄化膜付着物の酸化を強力に行うことができるもの
である。また、請求項6記載の発明にあっては、上記請
求項5記載の発明の効果に加えて、次亜塩素酸ナトリウ
ムを電気分解により供給するので、電気分解という簡単
な方法で長期間次亜塩素酸ナトリウムを供給することが
でき、生成量、供給時間の制御等が容易に行えるもので
ある。
【0034】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の効果に加え
て、浄化膜を酸化剤に浸漬させてその後浄化膜を該酸化
剤で通水さる洗浄方法と、逆洗浄方法や噴流等による物
理的衝撃による洗浄方法をある一定期間内で組み合わせ
て行うので、酸化剤を用いた洗浄により微生物由来の粘
着性の高い付着物を剥離しているため、次の洗浄までに
浄化膜でろ過される懸濁物質の付着度合いが弱いため、
逆洗浄や噴流等による物理的衝撃により、充分に洗浄す
ることができ、これにより、必要な酸化剤量も少なくで
きてコストダウンを図ることができるものである。
【0035】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項7記載の効果に加えて、浄化膜を酸化剤に浸漬
させてその後浄化膜を該酸化剤で通水さる洗浄方法と、
逆洗浄方法や噴流等による物理的衝撃による洗浄方法を
1日のうち1回から4回組み合わせて行うので、1日に
ろ過する懸濁物質による浄化膜1の閉塞を元通りに回復
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の配管構成図である。
【図2】同上の浴水浄化運転時における水の流れを示す
説明図である。
【図3】同上の酸化剤を供給する運転時の水の流れを示
す説明図である。
【図4】同上の噴射のみで膜洗浄を行っている運転時の
水の流れを示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態の配管構成図である。
【図6】比較例の配管構成図である。
【図7】同上の浴水浄化運転時における水の流れを示す
説明図である。
【図8】同上の膜洗浄運転時の水の流れを示す説明図で
ある。
【図9】本発明の実施例1の浴水中の濁度と膜流量の経
日変化を示すグラフである。
【図10】本発明の実施例2の浴水中の濁度と膜流量の
経日変化を示すグラフである。
【図11】本発明の実施例3の浴水中の濁度と膜流量の
経日変化を示すグラフである。
【図12】比較例の浴水中の濁度と膜流量の経日変化を
示すグラフである。
【図13】本発明の1日における入浴、膜洗浄の時間を
示すグラフである。
【図14】比較例の1日における入浴、膜洗浄の時間を
示すグラフである。
【図15】本発明の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 浄化膜 2 浴槽 3 浴水循環式浄化装置 12 精密ろ過装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 彰一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 長田 光司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 氏家 良彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 長谷川 明寿 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴水中の濁り成分を除濁するための精密
    膜や限外ろ過膜等の浄化膜の洗浄方法であって、逆洗浄
    や噴流による物理的衝撃によって洗浄するに当たり、酸
    化剤を浄化膜の被処理水供給側から供給して、浄化膜を
    酸化剤に浸漬させ、その後、浄化膜を該酸化剤で通水さ
    せることを特徴とする浴水浄化膜の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 酸化剤の浸漬を行う前に、逆洗浄や噴流
    による物理的衝撃により浄化膜をプレ洗浄することを特
    徴とする請求項1記載の浴水浄化膜の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 酸化剤の供給量が入浴者一人の負荷に対
    して20〜150mgであることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の浴水浄化膜の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 入浴人数を入力する入力手段と、入力手
    段で入力された入浴人数に対応した量の酸化剤量を供給
    する供給手段とを設けて成ることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の浴水浄化膜の洗浄方
    法。
  5. 【請求項5】 酸化剤が次亜塩素酸ナトリウムであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の浴水浄化膜の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 次亜塩素酸ナトリウムを電気分解により
    供給することを特徴とする請求項5記載の浴水浄化膜の
    洗浄方法。
  7. 【請求項7】 浄化膜を酸化剤に浸漬させてその後浄化
    膜を該酸化剤で通水さる洗浄方法と、逆洗浄方法や噴流
    等による物理的衝撃による洗浄方法をある一定期間内で
    組み合わせて行うことを特徴とする請求項1乃至請求項
    6のいずれかに記載の浴水浄化膜の洗浄方法。
  8. 【請求項8】 浄化膜を酸化剤に浸漬させてその後浄化
    膜を該酸化剤で通水さる洗浄方法と、逆洗浄方法や噴流
    等による物理的衝撃による洗浄方法を1日のうち1回か
    ら4回組み合わせて行うことを特徴とする請求項7記載
    の浴水浄化膜の洗浄方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112752605A (zh) * 2018-10-02 2021-05-04 三菱电机株式会社 过滤膜处理装置、膜过滤装置及过滤膜处理方法
CN112752605B (zh) * 2018-10-02 2023-03-24 三菱电机株式会社 过滤膜处理装置、膜过滤装置及过滤膜处理方法

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