JPH04310220A - 中空糸膜の洗浄方法 - Google Patents
中空糸膜の洗浄方法Info
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- JPH04310220A JPH04310220A JP9979491A JP9979491A JPH04310220A JP H04310220 A JPH04310220 A JP H04310220A JP 9979491 A JP9979491 A JP 9979491A JP 9979491 A JP9979491 A JP 9979491A JP H04310220 A JPH04310220 A JP H04310220A
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- hollow fiber
- fiber membrane
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Links
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中空糸膜の洗浄方法に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】中空糸膜は、一般に単位容積当りの膜面
積が大きくとれるため、装置のコンパクト化が図れるこ
とから各種のろ過装置に利用されている。
積が大きくとれるため、装置のコンパクト化が図れるこ
とから各種のろ過装置に利用されている。
【０００３】しかし、中空糸膜は膜内径が小さいため、
被処理水に含まれる有機物等の除去対象がろ過処理時間
の経過に伴い中空膜のろ過面に付着してろ過性能が低下
し、ついには中空糸膜内部が閉塞し使用不可能となる。
被処理水に含まれる有機物等の除去対象がろ過処理時間
の経過に伴い中空膜のろ過面に付着してろ過性能が低下
し、ついには中空糸膜内部が閉塞し使用不可能となる。
【０００４】そこで、このような問題に対処するために
、中空糸膜のろ過方向とは逆方向から洗浄水を噴出させ
て中空糸膜のろ過面の付着物を除去する方法が用いられ
ていた。
、中空糸膜のろ過方向とは逆方向から洗浄水を噴出させ
て中空糸膜のろ過面の付着物を除去する方法が用いられ
ていた。
【０００５】しかし、この逆洗方法を用いても中空糸膜
のろ過性能が回復しない場合には、次亜塩素酸ソーダ水
溶液などの薬品を用いて薬品洗浄を行うのが一般的であ
った。
のろ過性能が回復しない場合には、次亜塩素酸ソーダ水
溶液などの薬品を用いて薬品洗浄を行うのが一般的であ
った。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の洗浄方
法では、加圧した洗浄水だけの逆洗洗浄では一般的には
中空糸膜のろ過性能の回復は期待できず、薬品洗浄を併
用し洗浄している。
法では、加圧した洗浄水だけの逆洗洗浄では一般的には
中空糸膜のろ過性能の回復は期待できず、薬品洗浄を併
用し洗浄している。
【０００７】使用する薬品は、次亜塩素酸ソーダ水溶液
を使用するが次亜塩素酸ソーダ水溶液はｐＨが１〜２と
酸性となり、洗浄後の排水は中和をした後、処分する必
要がある。
を使用するが次亜塩素酸ソーダ水溶液はｐＨが１〜２と
酸性となり、洗浄後の排水は中和をした後、処分する必
要がある。
【０００８】このように、中空糸膜の洗浄は洗浄水によ
る逆洗洗浄と薬品洗浄、中和という３つの工程を経るた
め、時間と薬品コストが多く費されるという問題点があ
る。
る逆洗洗浄と薬品洗浄、中和という３つの工程を経るた
め、時間と薬品コストが多く費されるという問題点があ
る。
【０００９】本発明の目的は、中空糸膜の洗浄を行う際
に逆洗洗浄と薬品洗浄の効果を１回の洗浄工程で済ます
ことができる中空糸膜の洗浄方法を提供しようとするも
のである。
に逆洗洗浄と薬品洗浄の効果を１回の洗浄工程で済ます
ことができる中空糸膜の洗浄方法を提供しようとするも
のである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、中空糸膜の洗浄方法において、加圧した０
．２ｐｐｍ以上のオゾン含有水を噴出させてろ過面に付
着した付着物を逆洗洗浄することを特徴とするものであ
る。
に本発明は、中空糸膜の洗浄方法において、加圧した０
．２ｐｐｍ以上のオゾン含有水を噴出させてろ過面に付
着した付着物を逆洗洗浄することを特徴とするものであ
る。
【００１１】
【作用】本発明においては、中空糸膜の逆洗洗浄の洗浄
水にオゾン含有水を使用することにより、逆洗洗浄と薬
品洗浄の効果を１回の洗浄工程で済ますことができる。
水にオゾン含有水を使用することにより、逆洗洗浄と薬
品洗浄の効果を１回の洗浄工程で済ますことができる。
【００１２】
【実施例】図１は本発明方法を実施するための内圧型中
空糸膜を用いたろ過装置の構成図を示すものである。
空糸膜を用いたろ過装置の構成図を示すものである。
【００１３】図１において、ハウジング２にオゾン含有
水を供給するオゾン含有水供給配管１３が自動弁１１と
逆止弁１２を介して接続されており、オゾン含有水はオ
ゾン含有水製造装置１５で製造され、供給ポンプ１４に
よりオゾン含有水供給配管１３を通って供給される。
水を供給するオゾン含有水供給配管１３が自動弁１１と
逆止弁１２を介して接続されており、オゾン含有水はオ
ゾン含有水製造装置１５で製造され、供給ポンプ１４に
よりオゾン含有水供給配管１３を通って供給される。
【００１４】また、自動弁１１は、供給ポンプ１４と連
動して開閉する構成となっている。
動して開閉する構成となっている。
【００１５】上記のような構成において、ろ過装置運転
時に中空糸膜１のろ過差圧が一定の値を越えた場合、透
過液弁７を絞め、流入三方弁５を流入配管６側を閉とし
ドレイン配管１０側へ切換える。
時に中空糸膜１のろ過差圧が一定の値を越えた場合、透
過液弁７を絞め、流入三方弁５を流入配管６側を閉とし
ドレイン配管１０側へ切換える。
【００１６】また、流出する三方弁３は流出配管４側を
閉としてドレイン配管９の側へ切換え、ろ過装置の運転
を停止し、以下のような逆洗洗浄を行う。
閉としてドレイン配管９の側へ切換え、ろ過装置の運転
を停止し、以下のような逆洗洗浄を行う。
【００１７】まず、オゾン含有水製造装置１５でオゾン
含有水を製造する。オゾン含有水のオゾン濃度が０．２
ｐｐｍ以上に達したところで、供給ポンプ１４を起動さ
せ、オゾン含有水をハウジング２へ供給する。
含有水を製造する。オゾン含有水のオゾン濃度が０．２
ｐｐｍ以上に達したところで、供給ポンプ１４を起動さ
せ、オゾン含有水をハウジング２へ供給する。
【００１８】この時、供給ポンプ１４の起動と同時に自
動弁１１は連動して開となり、ハウジング２へオゾン含
有水を導入して逆洗洗浄を行う。
動弁１１は連動して開となり、ハウジング２へオゾン含
有水を導入して逆洗洗浄を行う。
【００１９】逆洗時に中空糸膜１内部より放出された付
着物はドレイン配管９、ドレイン配管１０を経て完全に
系外へ排出される。
着物はドレイン配管９、ドレイン配管１０を経て完全に
系外へ排出される。
【００２０】本方法では、洗浄水にオゾン含有水を使用
しているため、逆洗洗浄を行うのと同時にオゾンの強力
な酸化力を利用した薬品洗浄と同等な洗浄を行うことが
でき、洗浄時間の短縮と中空糸膜１の透過性能の効果的
な回復を可能とする。
しているため、逆洗洗浄を行うのと同時にオゾンの強力
な酸化力を利用した薬品洗浄と同等な洗浄を行うことが
でき、洗浄時間の短縮と中空糸膜１の透過性能の効果的
な回復を可能とする。
【００２１】また、本発明は内圧型中空糸膜の逆洗洗浄
だけに限定されず、外圧型中空糸膜の逆洗洗浄にも適用
できる。
だけに限定されず、外圧型中空糸膜の逆洗洗浄にも適用
できる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、中空糸膜
の洗浄方法において、ろ過方向とは逆の方向に、加圧し
た０．２ｐｐｍ以上のオゾン含有水を噴出させてろ過面
に付着した付着物を逆洗洗浄することで逆洗洗浄と薬品
洗浄を同時に行い洗浄時間の短縮と中空糸膜の透過性能
の効果的な回復を図ることができる。
の洗浄方法において、ろ過方向とは逆の方向に、加圧し
た０．２ｐｐｍ以上のオゾン含有水を噴出させてろ過面
に付着した付着物を逆洗洗浄することで逆洗洗浄と薬品
洗浄を同時に行い洗浄時間の短縮と中空糸膜の透過性能
の効果的な回復を図ることができる。
【図１】図１は本発明方法を実施するための内圧型中空
糸膜を用いたろ過装置の構成図である。
糸膜を用いたろ過装置の構成図である。
１ 中空糸膜
２ ハウジング
３ 流出三方弁
４ 流出配管
５ 流入三方弁
６ 流入配管
７ 透過液弁
８ 透過液配管
９ ドレイン配管
１０ ドレイン配管
１１ 自動弁
１２ 逆止弁
１３ オゾン含有水供給配管
１４ 供給ポンプ
１５ オゾン含有水製造装置
Claims (1)
- 【請求項１】 中空糸膜の洗浄方法において、ろ過方
向とは逆の方向に、加圧した０．２ｐｐｍ以上のオゾン
含有水を噴出させてろ過面に付着した付着物を逆洗洗浄
することを特徴とする中空糸膜の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9979491A JPH04310220A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 中空糸膜の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9979491A JPH04310220A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 中空糸膜の洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04310220A true JPH04310220A (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=14256826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9979491A Pending JPH04310220A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 中空糸膜の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04310220A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06277664A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-10-04 | Daicel Chem Ind Ltd | 表流水の膜浄化方法およびそのための装置 |
| US6755977B2 (en) * | 2002-06-19 | 2004-06-29 | Dennis A. Brunsell | Method in treating aqueous waste feedstream for improving the flux rates, cleaning and the useful life of filter media |
| JP2006255526A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 膜モジュールの洗浄方法 |
| WO2011048681A1 (ja) | 2009-10-22 | 2011-04-28 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 浸漬型分離膜装置の洗浄方法、及び浸漬型分離膜装置の洗浄システム |
| US10576427B2 (en) | 2014-08-29 | 2020-03-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Method and apparatus for cleaning filter membrane, and water treatment system |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP9979491A patent/JPH04310220A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06277664A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-10-04 | Daicel Chem Ind Ltd | 表流水の膜浄化方法およびそのための装置 |
| US6755977B2 (en) * | 2002-06-19 | 2004-06-29 | Dennis A. Brunsell | Method in treating aqueous waste feedstream for improving the flux rates, cleaning and the useful life of filter media |
| USRE40943E1 (en) * | 2002-06-19 | 2009-10-27 | Diversified Technologies Services, Inc. | Method in treating aqueous waste feedstream for improving the flux rates, cleaning and the useful life of filter media |
| JP2006255526A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 膜モジュールの洗浄方法 |
| WO2011048681A1 (ja) | 2009-10-22 | 2011-04-28 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 浸漬型分離膜装置の洗浄方法、及び浸漬型分離膜装置の洗浄システム |
| US10576427B2 (en) | 2014-08-29 | 2020-03-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Method and apparatus for cleaning filter membrane, and water treatment system |
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