JP2001187324A - 膜ろ過装置の洗浄方法および水処理装置 - Google Patents

膜ろ過装置の洗浄方法および水処理装置

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寅太郎 峯岸
Shohei Fukada
尚平 深田
Takeshi Tsuji
猛志 辻
Kenichiro Mizuno
健一郎 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便かつ安全に、しかも低コストで分離膜の
洗浄が可能な水処理装置を提供する。 【解決手段】 被処理水を分離膜によって膜ろ過して膜
ろ過水を得る膜ろ過装置(5)、前記膜ろ過水の一部を
オゾン処理することによりオゾン水を得るオゾン処理槽
(11)、前記膜ろ過水の一部を導入して、酸性水とア
ルカリ性水とを得る隔膜式電解装置(20)、前記膜ろ
過装置のろ過水側に前記オゾン水を導入するオゾン水導
入管(14)、および前記膜ろ過装置のろ過水側に前記
酸性水を導入する酸性水導入管(17)を具備すること
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密ろ過膜、限外
ろ過膜、ナノろ過膜および逆浸透膜等の分離膜を用いる
工業用水や廃水等の膜ろ過装置の分離膜の洗浄方法、お
よび膜ろ過処理を用いた水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】膜ろ過装置を用いて水処理を行った場合
には、運転によって膜表面および膜細孔内に汚濁物質が
徐々に付着・閉塞するが、このように汚濁物質の付着・
閉塞した膜は、通常、物理的洗浄法と薬品洗浄法とによ
って洗浄されている。物理洗浄法としては、例えば、膜
ろ過水を逆流させる逆圧水洗浄、膜の一次側での水洗に
よるフラッシング、および膜の二次側から加圧空気を通
す逆圧空気洗浄等の方法が挙げられる。これらの方法
は、膜の表面の付着層、目詰まり、固形物による流路閉
塞等のファウリングによる性能低下の回復に有効であ
り、一般的には、運転時間10〜120分に1回程度の
頻度で洗浄が行われている。
【0003】一方、薬品洗浄法は、物理洗浄法では除去
できなかった物質を、薬品によって分解または溶解させ
て除去する洗浄方法である。洗浄用の薬品としては、有
機物を除去する場合には、苛性ソーダ、次亜塩素酸ナト
リウム、およびアルカリ洗剤等が用いられ、また、無機
物を除去する場合には、塩酸、硫酸、シュウ酸、および
酸性剤等が用いられる。このような薬品洗浄は、一般的
には1〜数ヶ月に1回程度の頻度で実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
薬品洗浄においては、薬品溶解槽、撹拌機等の薬品溶解
設備が必要である。しかも、使用される薬品が濃塩酸、
および固形100%苛性ソーダ等の高濃縮状態で購入さ
れるため、溶解希釈に際して危険を伴い、これを防止す
るために充分な安全対策を講じなければならない。さら
に、洗浄後に排出される酸性またはアルカリ性の洗浄排
水を中和するためには、薬品や設備も必要となる。
【0005】また、被処理水水質の汚濁が激しい場合に
は、薬品洗浄の回数も増加するという問題点がある。こ
の薬品洗浄回数の増加は、薬品使用量の増加と薬品保管
設備面積の増加とにより運転コストを上昇させることに
つながる。薬品洗浄後の膜に残留した薬品を除去するた
めには、膜ろ過装置から得られた膜ろ過水をリンス水と
して使用するので、膜ろ過設備全体から得られる膜ろ過
水量の減少を招くことになる。
【0006】特に、薬品としてシュウ酸やクエン酸等の
有機酸を使用する場合には、これらの物質がCOD源と
なるため、分解処理などのような廃棄のための特別な処
理を講じる必要が生じる。
【0007】そこで本発明は、上述した問題点を克服す
べく、鋭意研究の結果完成されたものであって、特別な
溶解設備や排水処理設備を必要とせず、しかも薬品を使
用しないで、安全かつ維持管理の容易な膜ろ過装置の洗
浄方法を提供することを目的とする。
【0008】また本発明は、簡便かつ安全に、しかも低
コストで分離膜の洗浄が可能な水処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、被処理水を膜ろ過装置の分離膜により膜
ろ過して、膜ろ過水を得る工程、前記膜ろ過水の一部を
オゾン処理してオゾン水を得る工程、前記膜ろ過水の一
部を隔膜式電解装置に通水して酸性水とアルカリ性水と
を得る工程、および前記オゾン水と酸性水とを前記膜ろ
過装置のろ過水側に供給して、前記膜ろ過装置の分離膜
を逆圧水洗浄する工程を具備することを特徴とする膜ろ
過装置の洗浄方法を提供する。
【0010】また本発明は、被処理水を分離膜により膜
ろ過して膜ろ過水を得る膜ろ過装置、前記膜ろ過水の一
部をオゾン処理してオゾン水を得るオゾン処理槽、前記
膜ろ過水の一部を導入して、酸性水とアルカリ性水とを
得る隔膜式電解装置、前記膜ろ過装置のろ過水側に前記
オゾン水を導入するオゾン水導入管、および前記膜ろ過
装置のろ過水側に前記酸性水を導入する酸性水導入管を
具備することを特徴とする水処理装置を提供する。
【0011】本発明の膜ろ過装置の洗浄方法において
は、前記酸性水を用いて前記膜ろ過装置の分離膜を逆圧
水洗浄して得られた洗浄排水を、膜ろ過装置から導出す
る工程、および前記逆洗排水を、前記隔膜式電解装置か
らのアルカリ性水を用いて中和する工程を具備すること
が好ましい。
【0012】また、膜ろ過装置の分離膜としては、精密
ろ過膜、限外ろ過膜、ナノろ過膜または逆浸透膜を用い
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。
【0014】本発明の膜ろ過装置の洗浄方法において
は、まず、被処理水を膜ろ過装置に導入して膜ろ過水を
得、この膜ろ過水の一部を隔膜式電解装置に通水して酸
性水とアルカリ性水とを製造する。得られた酸性水は膜
ろ過装置の分離膜の逆圧水洗浄水として用い、アルカリ
性水は洗浄排水中和用水として用いる。さらに、膜ろ過
水の一部をオゾン処理して、得られたオゾン水を逆圧水
洗浄水として用いて膜ろ過装置の分離膜を洗浄するもの
である。
【0015】図1は、本発明の水処理装置の一例の構成
を示すフロー図である。
【0016】図1のフローに示されるように、原水(被
処理水)1は、原水タンク2に収容された後、配管3を
通って膜供給ポンプ4によって膜ろ過装置5に送られ
る。なお、本発明において、原水1として処理され得る
水としては、下水、し尿、産業廃水、河川水、および湖
沼水等の汚濁物を含む水が挙げられる。
【0017】膜ろ過装置5に導入された原水1は、膜ろ
過水と循環水とに分離され、循環水は循環ライン6を通
って系外にブローあるいは、その一部ないし全量が原水
タンク2に返送される。膜ろ過装置5をデッドエンドろ
過運転する場合には、循環水返送ライン6を設ける必要
はない。
【0018】膜ろ過装置5からの膜ろ過水は、配管7に
よって膜ろ過水タンク8に導入されて、その一部は処理
水9として導出される。
【0019】膜ろ過水の一部は、膜ろ過水タンク8から
配管10を通ってオゾン接触槽11へ導入される。ここ
では、オゾン発生器12からのオゾンが散気管13を経
て供給され、導入された膜ろ過水の一部は、オゾン接触
槽11内でオゾンと気液接触されてオゾン水が得られ
る。オゾン水は、配管14を通って逆洗ポンプ15によ
り電動弁16を介して配管17を通って膜ろ過装置5の
ろ過水側より逆圧水洗浄を行う。
【0020】また、膜ろ過水の一部は、配管18を通っ
て供給ポンプ19により隔膜式電解装置20へ導入され
る。この隔膜式電解装置20は、陽極室21と陰極室2
2とを有しており、それぞれ酸性水およびアルカリ性水
が得られる。これらの酸性水およびアルカリ性水は、酸
性水貯槽23およびアルカリ性水貯槽24へそれぞれ導
入される。酸性水貯槽23に収容された酸性水は、逆洗
ポンプ25により導出され、電動弁27を介して配管1
7を通って膜ろ過装置5のろ過水側より逆水洗浄を行
う。
【0021】オゾン水を膜ろ過装置5に導入する配管1
4に設けられた電動弁16、および酸性水を膜ろ過装置
5に導入する配管17に設けられた電動弁27は、交互
に操作することができる。あるいは、これらの電動弁
は、膜ろ過装置5の分離膜の目詰まりの状況に応じて操
作してもよい。
【0022】オゾン水および酸性水を用いて逆圧水洗浄
を行うことによって膜ろ過装置5から排出される洗浄排
水は、配管28を通って洗浄排水槽29へ導入される。
この洗浄排水槽29には、アルカリ性水貯槽24に収容
されたアルカリ性水がポンプ26により導入されるの
で、洗浄排水を自然に中和することができる。
【0023】ここで、隔膜式電解装置20の基本構造を
図2に示す。
【0024】図2に示すように、隔膜式電解装置20
は、容器30の内部に陽極31を備えた陽極室32と、
内部に陰極33を備えた陰極室34とから構成される電
解室を有し、それぞれに水を供給するための水入り口が
設けられている。また、陽極室32と陰極室34との間
には、電流は通すが、水の自由な移動を制限するための
隔膜35が配置されている。
【0025】隔膜35は、前述の陰極と陽極との間に直
流電流を通すことによって、陽極でH+を発生させると
ともに、陰極でOH-を発生させるものである。こうし
た隔膜としては、具体的には、精密ろ過(MF)膜、限
外ろ過(UF)膜、逆浸透(RO)膜等の分離膜、ある
いはイオン交換膜等が好ましく用いられる。効率的な電
解を行うためには、複数の電極と隔膜とを交互に配置し
て、多数の電解室を配置することも可能である。
【0026】上述したように構成される隔膜式電解装置
は、両電極31および33の間に直流電流を流すととも
に、各室32、34に設けた水入り口から水をそれぞれ
供給することによって、水の電気分解により、陽極室3
2から酸性水、陰極室34からアルカリ性水を得ること
ができるものである。なお、本発明の方法においては、
酸性水を用いて逆圧水洗浄して得られた洗浄排水は、図
1に示されるように洗浄排水槽29に導入されて、ここ
でアルカリ性水が混合されるので、洗浄排水の中和が自
然に行われる。このため、洗浄排水を中和するための特
別な設備や薬品を必要としない点で有利である。
【0027】隔膜式電解装置で得られる酸性水およびア
ルカリ性水のpH範囲は、洗浄する分離膜の種類、スケ
ールやスライムの種類によって異なるが、一般的には酸
性水のpHは2〜4、アルカリ性水のpHは9〜11と
なるように電気分解における電流値を調節することが望
ましい。
【0028】本発明の方法においては、図1に示される
ように、隔膜式電解装置で得られた酸性水とともにオゾ
ン水を膜ろ過装置5のろ過水側に供給して、膜ろ過装置
の分離膜を逆圧水洗浄する。
【0029】オゾン水は、オゾン処理槽11にて膜ろ過
水の一部をオゾン処理することによって得られる。オゾ
ン処理としては、通常の散気管方式による注入形式が好
ましいが、インジェクタ式、エジェクタ式、および下降
注入式注入等のいずれの形式でも可能である。
【0030】オゾン処理におけるオゾン吹き込み量は、
膜ろ過水の水質に応じて任意に選択できるが、通常、オ
ゾン水中に残留する残留オゾン量が、0.01〜10m
g/Lとすることが好ましく、0.1〜3mg/Lとす
ることがより好ましい。オゾン水中の残留オゾン濃度が
10mg/Lを越えると、膜ろ過装置5の分離膜とし
て、耐オゾン性の膜素材を用いても長期的にはオゾンと
の反応により膜劣化が起こるおそれがあるが、膜モジュ
ールの交換時期を考え合わせると10mg/Lまでは許
容される。さらに、残留オゾン濃度が10mg/Lより
高くなると、副生成物量も多くなるという問題がある。
一方、オゾン水中の残留オゾン濃度が0.01mg/L
未満の場合には、オゾンの効果を充分に得ることが困難
になる。以上のことから、オゾン水中の残留オゾン濃度
は、0.01〜10mg/Lとすることが好ましく、
0.01〜3mg/Lとすることがより好ましい。
【0031】なお、本発明の方法により洗浄される分離
膜は特に限定されず、各種の精密ろ過膜、限外ろ過膜、
ナノろ過膜および逆浸透膜等が挙げられる。具体的に
は、精密ろ過膜としては、公称孔径0.01〜0.5μ
mのものが好ましく、限外ろ過膜としては、分画分子量
1,000〜20万ダルトンのものが好ましい。膜モジ
ュールの形式は、中空糸状、スパイラル状、チューブラ
状、または平膜状が用いられる。本発明の洗浄方法にお
いては、膜およびポッティング部はオゾンと接触するた
め、耐オゾン性の素材を使用することが好ましい。具体
的には、膜素材としては、フッ化ビニリデン重合体樹脂
等の耐オゾン性の有機樹脂、またはセラミック等の無機
材料を用いることができる。膜モジュールのろ過方式
は、全量ろ過方式およびクロスフローろ過方式のいずれ
の方式としてもよく、膜ろ過への通水方式は、外圧型お
よび内圧型のいずれでも問題ない。さらに、原水側を加
圧する加圧型のケーシングタイプ、あるいはろ過水側を
減圧する吸引型の槽浸漬タイプのいずれであってもよ
い。
【0032】
【実施例】以下、具体例を示して本発明をさらに詳細に
説明するが、以下の実施例は、本発明に限定を加えるも
のではない。
【0033】(実施例)図1に示した構成の装置によ
り、河川表流水(平均濁度10度)の処理を行った。膜
ろ過装置5の分離膜としては、公称孔径0.1μmのフ
ッ化ビニリデン重合体樹脂製中空糸精密ろ過膜を用い
て、以下の条件でろ過運転を行った。
【0034】 膜間差圧:70kPa ろ過時間:20分 物理洗浄時間:20秒 オゾン水濃度:3mg/L 酸性水pH:3 アルカリ性水pH:11 物理洗浄操作は、オゾン水と酸性水とを用いて交互に繰
り返し行った。
【0035】こうした運転条件における膜透過流束の経
時変化を、図3のグラフに曲線aとして示す。なお、図
3には、従来のオゾン水のみによる逆圧水洗浄方法を用
いた場合、および膜ろ過水のみによる逆圧水洗浄方法を
用いた場合における膜透過流束の経時変化を、それぞれ
曲線bおよびcとして示した。
【0036】図3から明らかなように、オゾン水のみを
用いた場合(曲線b)では、40日の運転により、膜透
過流束は初期の半分程度に低下しており、膜ろ過水のみ
を用いた場合(曲線c)には、20日程度の運転によっ
て膜透過流束は初期の半分程度に低下している。
【0037】これに対して、オゾン水と酸性水との両方
を用いて物理洗浄を行う本発明の方法を用いた場合(曲
線a)では、膜透過流束は安定して高く維持することが
できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特別な溶解設備や排水処理設備を必要とせず、しかも薬
品を使用しないで、安全かつ維持管理の容易な膜ろ過装
置の洗浄方法が提供される。また本発明によれば、簡便
かつ安全に、しかも低コストで分離膜の洗浄が可能な水
処理装置が提供される。
【0039】本発明においては、膜ろ過装置の分離膜に
付着・閉塞した有機物および無機物を、オゾン水と酸性
水とで洗浄することによって除去するため、分離膜の透
過流束の回復を図ることが可能であり、膜の目詰まりを
大幅に軽減することができる。さらに、塩酸や苛性ソー
ダ等の危険物薬品を取り扱う必要がなく、洗浄操作が安
全で簡単である。また、分離膜の洗浄のために用いられ
る酸性水は、隔膜式電解装置から得られるものであり、
酸性水と同時にアルカリ性水が常に生成される。このア
ルカリ性水を単に混合するだけで、洗浄排水は自然に中
和されるので、洗浄排水の処理のための特別な中和設備
や中和用薬品は、何等必要とされない。かかる本発明
は、膜ろ過を用いた水処理に有効に用いることができ、
その工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水処理装置の一例の構成を表す概略
図。
【図2】本発明で用いる隔膜式電解装置の基本構成を示
す概略図。
【図3】膜透過流束の経時変化を示すグラフ図。
【符号の説明】
1…原水 2…原水タンク 3,7,10,14,17,18,28…配管 4…膜供給ポンプ 5…膜ろ過装置 6…循環ライン 8…膜ろ過水タンク 9…処理水 11…オゾン接触槽 12…オゾン発生器 13…散気管 15…逆洗ポンプ 16,27…電動弁 19…供給ポンプ 20…隔膜式電解装置 21…陽極室 22…陰極室 23…酸性水貯槽 24…アルカリ性水貯槽 29…逆洗排水槽 30…容器 31…陽極 32…陽極室 33…陰極 34…陰極室 35…隔膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 猛志 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 水野 健一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4D006 GA03 GA06 GA07 HA01 HA21 HA41 HA61 KA16 KA63 KA71 KB30 KC03 KC16 KD11 KD21 KE05P KE06P KE11Q KE12P KE15Q KE24Q KE28P MA01 MA02 MA03 MA22 MB05 MB11 MC03 MC29 PA01 PB04 PB08 4D050 AA02 BB02 BD04 BD06 BD08 CA09 4D061 DA02 DB07 DB08 EA02 EB02 EB04 EB12 EB13 EB17 EB19 EB20 EB37 FA09 GA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理水を膜ろ過装置の分離膜により膜
    ろ過して、膜ろ過水を得る工程、 前記膜ろ過水の一部をオゾン処理してオゾン水を得る工
    程、 前記膜ろ過水の一部を隔膜式電解装置に通水して酸性水
    とアルカリ性水とを得る工程、および前記オゾン水と酸
    性水とを前記膜ろ過装置のろ過水側に供給して、前記膜
    ろ過装置の分離膜を逆圧水洗浄する工程を具備すること
    を特徴とする膜ろ過装置の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記酸性水を用いて前記膜ろ過装置の分
    離膜を逆圧水洗浄して得られた洗浄排水を、膜ろ過装置
    から導出する工程、および前記逆洗排水を、前記隔膜式
    電解装置からのアルカリ性水を用いて中和する工程を具
    備することを特徴とする請求項1に記載の膜ろ過装置の
    洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記膜ろ過装置の分離膜は、精密ろ過
    膜、限外ろ過膜、ナノろ過膜または逆浸透膜であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の膜ろ過装置の洗
    浄方法。
  4. 【請求項4】 被処理水を分離膜により膜ろ過して膜ろ
    過水を得る膜ろ過装置、 前記膜ろ過水の一部をオゾン処理してオゾン水を得るオ
    ゾン処理槽、 前記膜ろ過水の一部を導入して、酸性水とアルカリ性水
    とを得る隔膜式電解装置、 前記膜ろ過装置のろ過水側に前記オゾン水を導入するオ
    ゾン水導入管、および前記膜ろ過装置のろ過水側に前記
    酸性水を導入する酸性水導入管を具備することを特徴と
    する水処理装置。
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