JP2013202481A - 分離膜モジュールの洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分離膜モジュールの効率的な洗浄方法および膜ろ過装置を提供する。
【解決手段】膜ろ過に続けて分離膜モジュール7を洗浄する方法において、薬液を供給して分離膜を薬液と一定時間接触させ、次いで、分離膜モジュール内の薬液を系外に排出した後に、逆圧洗浄を実施しながら分離膜モジュール内の逆圧洗浄排液を排出する、分離膜モジュールの洗浄方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、原液を分離膜でろ過してろ過液を得る分離膜モジュールの洗浄方法に関するものである。
膜分離法は、省エネルギー・スペース、およびろ過水質向上等の特長を有するため、様々な分野での使用が拡大している。例えば、精密ろ過膜や限外ろ過膜を河川水や地下水や下水処理水から工業用水や水道水を製造する浄水プロセスへの適用や、海水淡水化逆浸透膜処理工程における前処理への適用があげられる。
原液を膜ろ過すると、膜ろ過液量に伴って、膜表面や膜細孔内に汚染物質の付着量が増大していき、ろ過液量の低下あるいは膜差圧の上昇が問題となってくる。
そこで、膜の原液側に気泡を導入し、膜を揺動させ、膜同士を触れ合わせることにより膜表面の付着物質を掻き落とす空気洗浄や、膜のろ過方法とは逆方向に膜ろ過液あるいは清澄液を圧力で押し込み、膜表面や膜細孔内に付着していた汚染物質を排除する逆圧洗浄等の物理洗浄が実用化されている(特許文献1、2)。
さらに洗浄効果を高めるため、例えば逆圧洗浄液に次亜塩素酸ナトリウムを添加したり、逆圧洗浄液にオゾン含有水を用いたりする方法が提案されている(特許文献3、4)。また塩素水を2次側から1次側へ逆流させた後、塩素水と膜を一定時間接触させ、その後に塩素水を排出する洗浄方法が提案されている(特許文献5)。さらに近年では、膜付着物質の剥離効果を高めるため、ろ過終了後、膜1次側の原液を排出し、膜1次側周囲が気体となった状態で逆圧洗浄を実施しながら逆圧洗浄排水を系外に排出する洗浄方法が提案されている。(特許文献6)
特開平11−342320号公報 特開2007−289940号公報 特開平10−309567号公報 特開2001−187324号公報 特開平10−15365号公報 国際公開第2011/122289号
しかし、特許文献1〜6に記載された方法を実施してもろ過中に分離膜表面に蓄積した付着物は十分に剥離・除去できておらず、分離膜の洗浄は未だ不十分であり、膜ろ過の運転を十分に安定化できないといった問題があった。
本発明は、分離膜付着物を効率的に分解・除去することが可能な洗浄方法および膜ろ過装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の分離膜モジュールの洗浄方法、および膜ろ過装置は、次の特徴を有するものである。
(1)膜1次側に供給された原液を分離膜でろ過して膜2次側からろ過液を得る分離膜モジュールを洗浄する方法であって、ろ過終了後、分離膜モジュール内の膜1次側の原液を分離膜モジュールの系外に排出した後に、分離膜モジュール内に薬液を供給して分離膜を薬液と一定時間接触させ、次いで、分離膜モジュール内の膜1次側の薬液を分離膜モジュールの系外に排出した後に、ろ過液または清澄液を分離膜モジュールの膜2次側から供給して分離膜モジュール内の膜1次側に押し込む逆圧洗浄を実施しながら分離膜モジュール内の膜1次側から逆圧洗浄排液を排出する、分離膜モジュールの洗浄方法。
(2)逆圧洗浄を実施しながら分離膜モジュール内の膜1次側から逆圧洗浄排液を排出した後、分離膜モジュール内の膜1次側に原液を供給しながら空気洗浄を行い、次いで分離膜モジュール内の膜1次側の原液を分離膜モジュールの系外に排出する前記(1)に記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
(3)逆圧洗浄を実施しながら分離膜モジュール内の膜1次側から逆圧洗浄排液を排出した後、分離膜モジュール内の膜1次側を原液で満たした後に空気洗浄を行い、次いで分離膜モジュール内の膜1次側の原液を分離膜モジュールの系外に排出する前記(1)に記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
(4)膜1次側から排出された薬液を、分離膜モジュールに供給する薬液として再度使用することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
(5)逆圧洗浄の前後および/または同時に、分離膜モジュールの上部から分離膜モジュールの膜1次側に原液を供給する前記(1)〜(4)のいずれかに記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
本発明の分離膜モジュールの洗浄方法によれば、分離膜を薬液と接触させることで膜表面の付着物質を溶解または剥離しやすくした後に、一旦分離膜モジュール内の液位が分離膜の下端よりも下となるまで原液を系外に排出して膜1次側周囲が気体となった状態で逆圧洗浄を実施するので、膜1次側に水圧がかかる膜1次側周囲が液体の状態よりも膜表面に付着した物質が剥離しやすく、従来よりも効率的に洗浄をすることが可能である。また付着物質が膜表面から剥離しやすくなることにより、膜モジュールに付着した薬液を注ぎ落とすためのリンスの効果を高めることができ、リンス液量を少なくすることができる。
本発明が適用される膜ろ過装置の一例を示す装置概略フロー図である。 本発明が適用される加圧型の分離膜モジュールの一例を示す概略断面図である。 本発明が適用される加圧型の分離膜モジュールの別の一例を示す概略断面図である。 本発明が適用される浸漬型の分離膜モジュールの一例を示す概略断面図である。
以下、図面に示す実施態様に基づいて本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施態様に限定されるものではない。
本発明で対象となる膜ろ過装置は、例えば、図1に示すように、凝集剤を貯留する凝集剤貯槽1と、原液に凝集剤を供給する凝集剤供給ポンプ2と、原液と凝集剤を混合撹拌する攪拌機3と、原液を貯留する原液貯留槽4と、原液を供給する原液供給ポンプ5と、原液供給時に開となる原液弁6と、原液をろ過する分離膜モジュール7と、逆圧洗浄や空気洗浄する場合などに開となるエア抜き弁8と、膜ろ過時に開となるろ過液弁9と、膜ろ過液を貯留するろ過液貯留槽10と、膜ろ過液を分離膜モジュール7に供給して逆洗する逆洗ポンプ11と、逆洗する時に開となる逆洗弁12と、原液あるいは分離膜モジュールに薬液を供給する薬液供給ポンプ13と、薬液を貯留する薬液貯留槽14と、分離膜モジュール7の上部から原液を供給する時に開となる原液バイパス弁15と、分離膜モジュール7の空気洗浄の空気供給源であるエアブロワー16と、空気を分離膜モジュール7の下部に供給し空気洗浄する場合に開となる空洗弁17と、分離膜モジュール7の1次側の原液を排出する場合に開となる排液弁18が設けられている。
上述の膜ろ過装置において、凝集剤貯槽1に貯留している凝集剤を凝集剤供給ポンプ2で原液槽4に供給する。攪拌機3で凝集剤と混合撹拌された原液は、原液供給ポンプ5を稼動し、原液弁6を開にすることで、分離膜モジュール7内の膜1次側に供給される。さらにろ過液弁9を開にすることで分離膜モジュール7内に備えられた分離膜でろ過が行われる。ろ過液は分離膜モジュール7内の膜2次側からろ過液弁9を経てろ過液貯留槽10へと移送される。全量ろ過の場合、エア抜き弁8、逆洗弁12、原液バイパス弁15、空洗弁17、排液弁18はいずれも閉である。ろ過時間は原液質や膜透過流束に応じて適宜設定するのが好ましいが、所定の膜ろ過差圧に到達するまでろ過時間を継続させてもよい。
本発明において、凝集剤の添加は必須ではないが、コロイド粒子を多く含む原液に対して凝集剤を添加することは、分離膜のファウリングを抑制する方法として有効であるため、原液に凝集剤を供給することが好ましい。
ここで、凝集剤貯槽1に貯留されている無機系凝集剤としては、ポリ塩化アルミニウムやポリ硫酸アルミニウム、塩化第二鉄、ポリ鉄、硫酸第二鉄、ポリシリカ鉄等を使用できる。
本発明では、原液弁6とろ過液弁9を閉にして、原液供給ポンプ5を停止して分離膜モジュール7でのろ過工程を停止した後、薬液供給ポンプ13で分離膜モジュール7内の膜1次側に薬液を供給し、分離膜を薬液と一定時間接触させる。薬液の供給方法としては、逆洗弁12を開にして逆洗ポンプ11および薬液供給ポンプ13を稼働して分離膜モジュール7内の膜2次側から供給してもよい。その後、分離膜モジュール7内の膜1次側における分離膜の周囲が気体となるまで薬液液位を下げ、その後分離膜モジュール7のエア抜き弁8と排液弁18を開くことで、分離膜モジュール7内の膜1次側の薬液が分離膜モジュール7下部の排液弁18から分離膜モジュール7の系外に排出されると、分離膜モジュール7の液位が下がっていき、分離膜モジュール7内の膜1次側周囲が気体となった状態となる。ここで、膜1次側とは分離膜モジュール7内においてろ過対象となる原液を供給する側のことであり、膜2次側とは分離膜モジュール7内において原液を膜でろ過したろ過液が取り出される側のことをいう。本発明において、薬液液位を下げる際には、分離膜モジュール7内の膜1次側の液は残っていてもかまわないが、好ましくは膜の半分以上が、より好ましくは膜全体が液面よりも上となり、気体に触れるようにする。
分離膜表面に付着した物質は逆圧洗浄、空気洗浄などの物理洗浄を行わないと膜表面から剥離しない。よって、逆圧洗浄、空気洗浄を行う前に分離膜モジュール7の下部より排出された薬液は、ほとんど固形物を含んでおらず、薬液もあまり消費されていない。よって分離膜モジュール7の下部より排出された薬液を一旦タンクに溜めておき、再び分離膜の洗浄薬液として再利用することが可能である。膜2次側から薬液を注入する場合は、再利用する薬液を別に設けた膜やカートリッジフィルター等でろ過し、濁質を除いた後に使用するのが好ましい。薬液を再利用することにより、装置から排出する薬液の量を大幅に削減することが可能であり、環境面及びコスト面で非常にメリットが大きい。また本操作を行えば逆圧洗浄を実施した際に発生する排液について、薬液の濃度が少なくなるため、中和等にかかる費用を削減することが可能となる。
その後、エア抜き弁8と排液弁18を開にしたまま、逆洗弁12を開にして、逆洗ポンプ11が稼動することでろ過液貯留槽10内の膜ろ過液を用いた逆圧洗浄が行われる。国際公開WO2011/122289号パンフレットに記載された従来の逆圧洗浄は、ろ過終了後、膜1次側の原液を排出し、分離膜と薬液を一定時間接触させる事無く、膜1次側周囲が気体となった状態で逆圧洗浄を実施する洗浄に対し、本発明の洗浄方法では、ろ過終了後、薬液と分離膜を一定時間接触させることで分離膜表面の付着物を剥離しやすくし、膜1次側周囲が気体となった状態で逆圧洗浄を行いながら分離膜モジュール7内の膜1次側から逆圧洗浄排液を排出することで、付着物質は膜表面から剥離しやすく、剥離した付着物質は膜表面をしたたり落ちながら、分離膜モジュール7の下部から排液弁18を経由してそのまま系外に排出される。また本洗浄方法を行うことによって、付着物質が膜表面から剥離しやすくなることにより、膜モジュールに付着した薬液を注ぎ落とすためのリンスの効果を高めることができ、リンス液量を少なくする事ができる。逆洗液には原液を分離膜モジュール7でろ過する事で得られるろ過液または清澄液を用いる事が好ましい。
上記逆圧洗浄の前後および/または同時に原液バイパス弁15を開にして、原液供給ポンプ5を稼動し、分離膜モジュール7の上部から分離膜モジュール7の膜1次側に原液を供給することは、より付着物質を膜表面から剥離しやすくなるので好ましいが、分離膜モジュール7内の膜1次側が原液で満たされることのないように、原液供給流量を排液弁18から系外への排出流量より小さく設定する必要がある。
その後、エア抜き弁8を開、原液バイパス弁15、排液弁18を閉にして、原液供給ポンプ5を稼働し、分離膜モジュール7内に液を満たし、空洗弁17を開、エアブロワー16を稼働することで、空気洗浄を行うことが好ましい。分離膜モジュール7内に液を満たす方法としては、原液弁6を開にして原液供給ポンプ5を稼働して原液を供給してもよいし、逆洗弁12を開にして逆洗ポンプ11を稼働してろ過液を供給してもよい。
空洗弁17を閉、エアブロワー16を停止して空気洗浄が終了した後、排液弁18が開になることで、膜面や膜細孔内から剥離して分離膜モジュール7内の膜1次側で浮遊しているファウリング物質が系外に排出される排液工程が行われる。排液工程終了後、排液弁18が閉、原液弁6が開となり、原液供給ポンプ5が稼動して給液工程が行われ、分離膜モジュール7の膜1次側が満液になった後、エア抜き弁8が閉、ろ過液弁9が開となることで、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返す。
本発明の洗浄方法は非常に洗浄効果が高いため、例えば30分の膜ろ過後に行う洗浄の度に実施する必要はない。具体的には、30分間の膜ろ過後、空気洗浄や逆圧洗浄を行うことを繰り返す膜ろ過運転方法においては、通常時は30分に1度逆圧洗浄や空気洗浄を行い、1日に1回程度、本発明の洗浄方法を行うことが好ましい。
本発明において、分離膜と薬液を接触させる時間は5分から3時間程度が好ましい。あまり接触時間が短いと洗浄力が弱く、長すぎると装置を止めている時間が長くなり、装置の運転効率が落ちるため経済的に不利となるためである。さらには、同じ理由により10分から30分程度がより好ましい。この際、薬液の液温を10℃以上40℃以下にすることが好ましく、25℃以上40℃以下にすることがより好ましい。液温が低すぎると、汚れ成分の分解が速やかに進行せず、液温が高すぎると、膜の収縮変形が起こったり酸化剤が気化したりするおそれがあるためである。薬液による洗浄の頻度は1週間に1回から1日に3回程度であるのが好ましい。頻繁に洗浄を行いすぎると薬液使用量が増えたり、運転効率が落ちたりするためであり、頻度が少なすぎると洗浄が十分に行われないためである。
ここで分離膜モジュール7としては、外圧式でも内圧式であっても差し支えはないが、前処理の簡便さの観点から外圧式である方が好ましい。また膜ろ過方式としては全量ろ過型モジュールでもクロスフローろ過型モジュールであっても差し支えはないが、エネルギー消費量が少ないという点から全量ろ過型モジュールである方が好ましい。さらに図2および図3に示す加圧型モジュールであっても図4に示す浸漬型モジュールであっても差し支えはないが、高流束でのろ過運転が可能であるという点から加圧型モジュールである方が好ましい。
また、分離膜モジュール7で使用される分離膜の孔径としては、多孔質であれば特に限定しないが、所望の処理液の液質や液量によって、MF膜(精密ろ過膜)を用いたり、UF膜(限外ろ過膜)を用いたり、あるいは両者を併用したりする。例えば、濁質成分、大腸菌、クリプトスポリジウム等を除去したい場合はMF膜でもUF膜のどちらを用いても構わないが、ウィルスや高分子有機物等も除去したい場合は、UF膜を用いるのが好ましい。
分離膜の形状としては、中空糸膜、平膜、管状膜等があるが、いずれでも構わない。
分離膜の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニルフルオライド、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、およびクロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、酢酸セルロース、ポリビニルアルコールおよびポリエーテルスルホンやセラミック等の無機素材からなる群から選ばれる少なくとも1種類を含んでいると好ましく、さらに膜強度や耐薬品性の点からはポリフッ化ビニリデン(PVDF)がより好ましく、親液性が高く耐汚れ性が強いという点からはポリアクリロニトリルがより好ましい。
ろ過流束制御方法としては、定流束ろ過であっても定圧ろ過であってもよいが、一定の処理液量が得られ、また、全体の制御が容易であるという点から定流束ろ過である方が好ましい。
本発明の洗浄方法により、膜表面や膜細孔内に付着物質を効果的に分解・除去できるので、膜ろ過差圧が従来技術よりも長期間安定する。ここで、洗浄に用いる薬液としては、膜が劣化しない程度の濃度および保持時間を適宜設定した上で選択することができるが、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素、過酸化液素、オゾン等を少なくとも1つ以上含有した方が、有機物に対して洗浄効果が高くなるので好ましく、また、塩酸、硫酸、硝酸、クエン酸、シュウ酸等を少なくとも1つ以上含有した方が、アルミニウム、鉄、マンガン等に対して洗浄効果が高くなるので好ましい。薬液の濃度は10mg/Lから10000mg/Lであることが好ましい。10mg/Lより薄くなると洗浄効果が十分でなく、10000mg/Lより濃くなると薬剤のコストが高くなり不経済となるからである。このような点から10mg/Lから1000mg/Lであることがより好ましい。薬剤は1種類とするよりも2種類以上を順番に使用することが好ましく、例えば塩酸と次亜塩素酸ナトリウムを交互に使用するとより好ましい。
<膜ろ過差圧の評価方法>
分離膜モジュール7と接続する原液供給配管(膜1次側)と膜ろ過液配管(膜2次側)に圧力計を設置し、膜1次側の圧力から膜2次側の圧力を差し引いて算出した。
(実施例1)
図1に示すように、外圧式PVDF限外中空糸膜モジュールHFU−2020(東レ(株)製)を1本使用し、原液弁6とろ過液弁9を開いて、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、原液貯留槽4内で凝集剤濃度20mg/Lに調整した河川水をろ過流束3m /(m・d)で定流量ろ過した。定流量ろ過開始から30分間後に原液弁6とろ過液弁9を閉じ、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を停止した後、エア抜き弁8と排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の原液を全量排出した。その後、エア抜き弁8と排液弁18を開けたまま、逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に原液弁6を開き、原液供給ポンプ5を稼動して、モジュール内の膜1次側を液で満たした。原液で満たした後、原液弁6を閉じ、原液供給ポンプ5を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
さらにこの洗浄とは別に、1日に1回、次の方法で薬液による洗浄を行った。ろ過流量後、膜1次側の原液を全量排出した後、膜1次側に有効塩素濃度が300mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウム(12wt%溶液)を注入し、その後20分間停止し、分離膜を次亜塩素酸ナトリウム溶液と接触させた。その後、膜1次側の薬液を全量排出した後、エア抜き弁8と排液弁18を開けたまま、逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に原液弁6を開き、原液供給ポンプ5を稼動して、モジュール内の膜1次側を液で満たした。原液で満たした後、原液弁6を閉じ、原液供給ポンプ5を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。膜1次側の液の排出と、逆圧洗浄と空気洗浄の操作を2回繰り返し行った。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、膜1次側に供給する薬液を300mg/Lの塩酸で同様の洗浄を行った。洗浄終了後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
その結果、分離膜モジュール7のろ過差圧は運転開始直後30kPaに対し、1カ月後も35kPaと安定運転を行うことができた。
(実施例2)
薬液浸漬時間を20分から15分に変更した以外は実施例1と同じ条件で運転を行った結果、分離膜モジュール7のろ過差圧は運転開始直後30kPaに対し、1カ月後も39kPaと安定運転を行うことができた。
(実施例3)
図1に示すように、実施例1と同じ条件でのろ過終了後、逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
さらにこの洗浄とは別に、1日に1回、次の方法で薬液による洗浄を行った。ろ過流量後、膜1次側の原液を全量排出した後、膜1次側に有効塩素濃度が300mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウム(12wt%溶液)を注入し、その後20分間停止し、分離膜を次亜塩素酸アトリウム溶液と接触させた。その後、膜1次側の薬液を全量排出した後、エア抜き弁8と排液弁18を開けたまま、逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に原液弁6を開き、原液供給ポンプ5を稼動して、モジュール内の膜1次側を液で満たした。原液で満たした後、原液弁6を閉じ、原液供給ポンプ5を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。膜1次側の液の排出と、逆圧洗浄と空気洗浄の操作を2回繰り返し行った。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、膜1次側に供給する薬液を300mg/Lの塩酸で同様の洗浄を行った。洗浄終了後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
その結果、分離膜モジュール7のろ過差圧は運転開始直後30kPaに対し、1カ月後も38kPaと安定運転を行うことができた。
(比較例1)
図1に示すように、実施例1、2と同じ条件でのろ過終了後、エア抜き弁8と逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
その結果、分離膜モジュール7のろ過差圧は運転開始直後30kPaに対し、1カ月後は150kPaまで上昇していた。
(比較例2)
図1に示すように、実施例1、2と同じ条件でのろ過終了後、エア抜き弁8と逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m/(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
さらにこの洗浄とは別に、1日に1回、次の方法で薬液による洗浄を行った。ろ過流量後、膜1次側の原液を全量排出した後、膜1次側に有効塩素濃度が300mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウム(12wt%溶液)を注入し後、薬液浸漬時間を設けずすぐに膜1次側の薬液を全量排出した後、エア抜き弁8と排液弁18を開けたまま、逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に原液弁6を開き、原液供給ポンプ5を稼動して、モジュール内の膜1次側を液で満たした。原液で満たした後、原液弁6を閉じ、原液供給ポンプ5を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。膜1次側の液の排出と、逆圧洗浄と空気洗浄の操作を2回繰り返し行った。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、膜1次側に供給する薬液を300mg/Lの塩酸で同様の洗浄を行った。洗浄終了後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
その結果、分離膜モジュール7のろ過差圧は運転開始直後30kPaに対し、1カ月後は78kPaまで上昇していた。
(比較例3)
図1に示すように、実施例1、2と同じ条件でのろ過終了後、エア抜き弁8と逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。その後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
さらにこの洗浄とは別に、1日に1回、次の方法で薬液による洗浄を行った。ろ過流量後、膜1次側の原液を全量排出した後、膜1次側に有効塩素濃度が300mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウム(12wt%溶液)を注入し、その後20分間停止し、分離膜を次亜塩素酸アトリウム溶液と接触させた。エア抜き弁8と逆洗弁12を開、逆洗ポンプ11を稼動し、流束3.3m /(m・d)の逆圧洗浄を30秒間実施した。その後、逆洗弁12と排液弁18を閉じ、逆洗ポンプ11を停止すると同時に原液弁6を開き、原液供給ポンプ5を稼動して、モジュール内の膜1次側を液で満たした。原液で満たした後、原液弁6を閉じ、原液供給ポンプ5を停止すると同時に空洗弁17を開き、エアブロワー16を稼動して、エア流量100NL/minの空気洗浄を30秒間実施した。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。膜1次側の液の排出と、逆圧洗浄と空気洗浄の操作を2回繰り返し行った。その後、空洗弁17を閉じ、エアブロワー16を停止すると同時に、排液弁18を開け、分離膜モジュール7内の膜1次側の液を全量排出した。洗浄終了後、排液弁18を閉じると同時に、原液弁6を開き、凝集剤供給ポンプ2と原液供給ポンプ5を稼動して、分離膜モジュール7内の膜1次側を原液で満たした後、ろ過液弁9を開き、エア抜き弁8を閉じて、ろ過工程に戻り、上記工程を繰り返していった。
その結果、分離膜モジュール7のろ過差圧は運転開始直後30kPaに対し、1カ月後は50kPaまで上昇していた。
1:凝集剤貯槽
2:凝集剤供給ポンプ
3:攪拌機
4:原液貯留槽
5:原液供給ポンプ
6:原液弁
7:分離膜モジュール
8:エア抜き弁
9:ろ過液弁
10:ろ過液貯留槽
11:逆洗ポンプ
12:逆洗弁
13:薬液供給ポンプ
14:薬液貯留槽
15:原液バイパス弁
16:エアブロワー
17:空洗弁
18:排液弁

Claims (5)

  1. 膜1次側に供給された原液を分離膜でろ過して膜2次側からろ過液を得る分離膜モジュールを洗浄する方法であって、ろ過終了後、分離膜モジュール内の膜1次側の原液を分離膜モジュールの系外に排出した後に、分離膜モジュール内に薬液を供給して分離膜を薬液と一定時間接触させ、次いで、分離膜モジュール内の膜1次側の薬液を分離膜モジュールの系外に排出した後に、ろ過液または清澄液を分離膜モジュールの膜2次側から供給して分離膜モジュール内の膜1次側に押し込む逆圧洗浄を実施しながら分離膜モジュール内の膜1次側から逆圧洗浄排液を排出する、分離膜モジュールの洗浄方法。
  2. 逆圧洗浄を実施しながら分離膜モジュール内の膜1次側から逆圧洗浄排液を排出した後、分離膜モジュール内の膜1次側に原液を供給しながら空気洗浄を行い、次いで分離膜モジュール内の膜1次側の原液を分離膜モジュールの系外に排出する請求項1に記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
  3. 逆圧洗浄を実施しながら分離膜モジュール内の膜1次側から逆圧洗浄排液を排出した後、分離膜モジュール内の膜1次側を原液で満たした後に空気洗浄を行い、次いで分離膜モジュール内の膜1次側の原液を分離膜モジュールの系外に排出する請求項1に記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
  4. 膜1次側から排出された薬液を、分離膜モジュールに供給する薬液として再度使用することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
  5. 逆圧洗浄の前後および/または同時に、分離膜モジュールの上部から分離膜モジュールの膜1次側に原液を供給する請求項1〜4のいずれかに記載の分離膜モジュールの洗浄方法。
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