JPH11267414A - 浴槽水浄化装置 - Google Patents
浴槽水浄化装置Info
- Publication number
- JPH11267414A JPH11267414A JP10096600A JP9660098A JPH11267414A JP H11267414 A JPH11267414 A JP H11267414A JP 10096600 A JP10096600 A JP 10096600A JP 9660098 A JP9660098 A JP 9660098A JP H11267414 A JPH11267414 A JP H11267414A
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- JP
- Japan
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- cleaning
- pipe
- water
- filter
- bathtub
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- Pending
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴槽水浄化装置のろ過筒内に、ろ過材を設置
した状態にて配管洗浄を行うことを可能とし、ろ過材の
取出し、戻しの手間が不要で、また、その際のろ過材紛
失の恐れもなく、使用者にとって使い勝手のよい浴槽水
浄化装置を提供する。 【解決手段】 槽水を循環させるためのポンプと、微細
なごみ及び汚れなる不純物を浴槽水からろ過するろ過筒
とを備えた浴槽水浄化装置に於いて、配管洗浄中に逆洗
浄を行うことによって、前記ろ過筒内にろ過材を設置し
た状態にて洗浄剤を用いた洗浄を行う配管洗浄手段を備
えたことを特徴とする。
した状態にて配管洗浄を行うことを可能とし、ろ過材の
取出し、戻しの手間が不要で、また、その際のろ過材紛
失の恐れもなく、使用者にとって使い勝手のよい浴槽水
浄化装置を提供する。 【解決手段】 槽水を循環させるためのポンプと、微細
なごみ及び汚れなる不純物を浴槽水からろ過するろ過筒
とを備えた浴槽水浄化装置に於いて、配管洗浄中に逆洗
浄を行うことによって、前記ろ過筒内にろ過材を設置し
た状態にて洗浄剤を用いた洗浄を行う配管洗浄手段を備
えたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽水の循環系に
設けられたろ過筒によって、微細なごみ及び汚れなる不
純物を浴槽水からろ過する浴槽水浄化装置に係るもので
あり、詳しくは、浴槽水の循環系を形成する配管洗浄に
関するものである。
設けられたろ過筒によって、微細なごみ及び汚れなる不
純物を浴槽水からろ過する浴槽水浄化装置に係るもので
あり、詳しくは、浴槽水の循環系を形成する配管洗浄に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、浴槽水浄化装置における配管洗浄
は、ろ過材を設置したままであると、配管洗浄により除
去される配管内のスライムがろ過材上へ蓄積されてい
き、目詰まりによる圧損の上昇で循環流量減少を招くこ
と、及び、洗浄剤に含まれる発泡作用、殺菌作用によ
り、ろ過材に付着している生物膜（浄化菌）を剥離、死
滅させてしまい配管洗浄後の浄化性能に影響を与えると
考えられていたため、ろ過筒からろ過材を取り出し、所
定の配管洗浄剤を所定量だけ浴槽水に投入して浴槽水循
環運転を行い、所定時間運転後、汚れた浴槽水を排水
し、再びお湯を入れ替えてすすぎ運転を行うものであっ
た。
は、ろ過材を設置したままであると、配管洗浄により除
去される配管内のスライムがろ過材上へ蓄積されてい
き、目詰まりによる圧損の上昇で循環流量減少を招くこ
と、及び、洗浄剤に含まれる発泡作用、殺菌作用によ
り、ろ過材に付着している生物膜（浄化菌）を剥離、死
滅させてしまい配管洗浄後の浄化性能に影響を与えると
考えられていたため、ろ過筒からろ過材を取り出し、所
定の配管洗浄剤を所定量だけ浴槽水に投入して浴槽水循
環運転を行い、所定時間運転後、汚れた浴槽水を排水
し、再びお湯を入れ替えてすすぎ運転を行うものであっ
た。
【０００３】しかも、その配管洗浄時期は、取り扱い説
明書に記載されている配管洗浄の目安時期に基づいて使
用者が行うものであった。
明書に記載されている配管洗浄の目安時期に基づいて使
用者が行うものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の配管
洗浄においては、配管洗浄を行う前にろ過材を取り出
し、また、配管洗浄後には戻す必要（手間）があり、ま
た、その際にろ過材紛失の恐れもあり、しかも、ろ過材
の戻し忘れという不具合も生じるものであった。
洗浄においては、配管洗浄を行う前にろ過材を取り出
し、また、配管洗浄後には戻す必要（手間）があり、ま
た、その際にろ過材紛失の恐れもあり、しかも、ろ過材
の戻し忘れという不具合も生じるものであった。
【０００５】また、配管洗浄時期を使用者に明確に伝え
る手段に乏しく、配管洗浄は使用者まかせである為に、
これを怠れば、配管内壁に汚質物（以降、スライムと呼
ぶ）の付着が増大して浴槽水への剥離流出が懸念され
る。このスライム中には細菌類、藻類、原生動物が密集
しているので、当然レジオネラ属菌等の人体に有害とさ
れる微生物類の温床増大の危険性がある。
る手段に乏しく、配管洗浄は使用者まかせである為に、
これを怠れば、配管内壁に汚質物（以降、スライムと呼
ぶ）の付着が増大して浴槽水への剥離流出が懸念され
る。このスライム中には細菌類、藻類、原生動物が密集
しているので、当然レジオネラ属菌等の人体に有害とさ
れる微生物類の温床増大の危険性がある。
【０００６】
【課題を解決する為の手段およびその作用・効果】上記
課題を解決するために本発明の浴槽水浄化装置は、浴槽
水を循環させるためのポンプと、微細なごみ及び汚れな
る不純物を浴槽水からろ過するろ過筒とを備えた浴槽水
浄化装置に於いて、前記ろ過筒内にろ過材を設置した状
態にて洗浄剤を用いた洗浄を行う配管洗浄手段を備えた
ことを特徴とする。
課題を解決するために本発明の浴槽水浄化装置は、浴槽
水を循環させるためのポンプと、微細なごみ及び汚れな
る不純物を浴槽水からろ過するろ過筒とを備えた浴槽水
浄化装置に於いて、前記ろ過筒内にろ過材を設置した状
態にて洗浄剤を用いた洗浄を行う配管洗浄手段を備えた
ことを特徴とする。
【０００７】このように、ろ過筒内にろ過材を設置した
状態にて配管洗浄を行うため、ろ過材の取出し、戻しの
手間が不要で、また、その際のろ過材紛失の恐れもな
く、使用者にとって配管洗浄が非常に行い易くなり、ま
た、配管のみならずろ過材自体も同時に洗浄することが
でき、長期使用によるろ過材の固着に基づく圧損上昇を
も未然に防止することができ、結局は、定期的にろ過材
及び配管がリフレッシュされ、衛生的なろ過材、配管を
維持することができる。
状態にて配管洗浄を行うため、ろ過材の取出し、戻しの
手間が不要で、また、その際のろ過材紛失の恐れもな
く、使用者にとって配管洗浄が非常に行い易くなり、ま
た、配管のみならずろ過材自体も同時に洗浄することが
でき、長期使用によるろ過材の固着に基づく圧損上昇を
も未然に防止することができ、結局は、定期的にろ過材
及び配管がリフレッシュされ、衛生的なろ過材、配管を
維持することができる。
【０００８】また、前記配管洗浄手段は、配管洗浄中に
洗浄によってろ過材上に蓄積したスライムを排出させる
スライム排出手段を備えたものとすれば、配管洗浄時の
ろ過材目詰まりによる圧損上昇を防ぐことができ、配管
洗浄時の循環流量不足に基づく配管洗浄不足が生ずるこ
とがない。
洗浄によってろ過材上に蓄積したスライムを排出させる
スライム排出手段を備えたものとすれば、配管洗浄時の
ろ過材目詰まりによる圧損上昇を防ぐことができ、配管
洗浄時の循環流量不足に基づく配管洗浄不足が生ずるこ
とがない。
【０００９】また、前記スライム排出手段は、前記ろ過
筒に対して浴槽水を通水する方向を順方向と逆方向とに
切替える切替手段を備え、配管洗浄工程初期は順方向で
循環させると共に、配管洗浄工程中または終了後に前記
切替手段を駆動して逆方向に通水してその通水を循環の
系外に排出するようにすれば、通常この浴槽水浄化装置
に設けられているろ過材の逆洗浄を利用して、配管洗浄
時のスライム排出を達成できる。
筒に対して浴槽水を通水する方向を順方向と逆方向とに
切替える切替手段を備え、配管洗浄工程初期は順方向で
循環させると共に、配管洗浄工程中または終了後に前記
切替手段を駆動して逆方向に通水してその通水を循環の
系外に排出するようにすれば、通常この浴槽水浄化装置
に設けられているろ過材の逆洗浄を利用して、配管洗浄
時のスライム排出を達成できる。
【００１０】また、前記浴槽水浄化装置は、配管洗浄後
の装置使用実績を積算し、その実績値に基づいて配管洗
浄時期を報知する洗浄時期報知手段を備えたものとすれ
ば、使用者に確実に配管洗浄時期を知らせることができ
る。
の装置使用実績を積算し、その実績値に基づいて配管洗
浄時期を報知する洗浄時期報知手段を備えたものとすれ
ば、使用者に確実に配管洗浄時期を知らせることができ
る。
【００１１】また、前記配管洗浄手段は配管洗浄専用ス
イッチの操作に基づいて起動すると共に、配管洗浄中で
あることを報知する洗浄中報知手段を備えたものとすれ
ば、配管洗浄中の浴槽水に入浴されてしまう等の不具合
を防止できる。
イッチの操作に基づいて起動すると共に、配管洗浄中で
あることを報知する洗浄中報知手段を備えたものとすれ
ば、配管洗浄中の浴槽水に入浴されてしまう等の不具合
を防止できる。
【００１２】なお、前記配管洗浄手段は、浴槽水へ自動
的に洗浄剤を供給する配管洗浄剤供給手段を備えたもの
とすれば、使用者が洗浄剤を供給する手間を省くことが
できる。
的に洗浄剤を供給する配管洗浄剤供給手段を備えたもの
とすれば、使用者が洗浄剤を供給する手間を省くことが
できる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
により詳細に説明する。
により詳細に説明する。
【００１４】図１は本発明に係る浴槽水浄化装置１の全
体構成図であり、浴槽水を浄化する浄化運転時には、浴
槽２中の浴槽水がバスアダプタ３の吸込み部より吸込ま
れ、循環ポンプ４より１５Ｌ／ｍｉｎで圧送され、流路
切替弁５よりろ過筒６へと流入していく。上記ろ過筒６
内にはろ過材として活性炭７及びガラスビーズ８が、後
述する逆洗浄時に浴槽水を噴出するノズル９が固定され
たメッシュ１０にて支持されて収納されており、活性炭
７及びその表面に形成される生物膜により有機物が吸着
・分解され、ガラスビーズ８により濁質物が捕捉され
る。
体構成図であり、浴槽水を浄化する浄化運転時には、浴
槽２中の浴槽水がバスアダプタ３の吸込み部より吸込ま
れ、循環ポンプ４より１５Ｌ／ｍｉｎで圧送され、流路
切替弁５よりろ過筒６へと流入していく。上記ろ過筒６
内にはろ過材として活性炭７及びガラスビーズ８が、後
述する逆洗浄時に浴槽水を噴出するノズル９が固定され
たメッシュ１０にて支持されて収納されており、活性炭
７及びその表面に形成される生物膜により有機物が吸着
・分解され、ガラスビーズ８により濁質物が捕捉され
る。
【００１５】ここで、ろ過筒６の構造を詳しく説明す
る。活性炭７としては粒径４×３ｍｍ程度の椰子殻原料
活性炭６００ｃｃ（比重１．５）であり、ガラスビーズ
８は粒径０．８ｍｍの１５０ｃｃが収納されており、メ
ッシュ１０の材質はＳＵＳ３０４＃５０であって線形直
径０．２５ｍｍのテフロンコ−トが使用され、また、ノ
ズル９はメッシュ１０を挟んで上下にそれぞれ２ｍｍ×
２ｍｍの穴を８個ずつ有する。
る。活性炭７としては粒径４×３ｍｍ程度の椰子殻原料
活性炭６００ｃｃ（比重１．５）であり、ガラスビーズ
８は粒径０．８ｍｍの１５０ｃｃが収納されており、メ
ッシュ１０の材質はＳＵＳ３０４＃５０であって線形直
径０．２５ｍｍのテフロンコ−トが使用され、また、ノ
ズル９はメッシュ１０を挟んで上下にそれぞれ２ｍｍ×
２ｍｍの穴を８個ずつ有する。
【００１６】そして、ろ過筒６で浄化された浴槽水は、
流路切替弁５を通り、ヒーター１１にて加温され、紫外
線ランプを収納した殺菌ユニット１２にて殺菌された
後、再びバスアダプタ３の吐出部より浴槽２へと還流さ
れる。
流路切替弁５を通り、ヒーター１１にて加温され、紫外
線ランプを収納した殺菌ユニット１２にて殺菌された
後、再びバスアダプタ３の吐出部より浴槽２へと還流さ
れる。
【００１７】上記の浄化運転を繰り返し行なっていく
と、活性炭７は活性炭表面に形成される生物膜、いわゆ
る生物活性炭となり、生物膜は、その生物浄化によって
発達、肥厚化してくる。過大な生物膜は、種種雑多な細
菌の温床、ろ過筒６のメッシュ１０の目詰まり、及び浴
槽２への流出という不具合が発生するので、それを強制
的に剥離せしめ系外に排出する為に逆洗浄を行なう。
と、活性炭７は活性炭表面に形成される生物膜、いわゆ
る生物活性炭となり、生物膜は、その生物浄化によって
発達、肥厚化してくる。過大な生物膜は、種種雑多な細
菌の温床、ろ過筒６のメッシュ１０の目詰まり、及び浴
槽２への流出という不具合が発生するので、それを強制
的に剥離せしめ系外に排出する為に逆洗浄を行なう。
【００１８】逆洗浄時には、図２に示すように流路切替
弁５がノズル９方向へ切り替わり、浴槽水はバスアダプ
タ３の吸込み部より吸込まれ、循環ポンプ４より１５Ｌ
／ｍｉｎで圧送され、流路切替弁５よりろ過筒６下のノ
ズル９へと流入していく。そこで、ノズル９から勢いよ
く噴射された流水により活性炭７及びガラスビーズ８か
らなるろ過材が洗浄され、剥離されたスライムは、浮遊
している汚濁物とともに排水として、ろ過筒６上部より
流路切替弁５を経由して系外へ排出される。
弁５がノズル９方向へ切り替わり、浴槽水はバスアダプ
タ３の吸込み部より吸込まれ、循環ポンプ４より１５Ｌ
／ｍｉｎで圧送され、流路切替弁５よりろ過筒６下のノ
ズル９へと流入していく。そこで、ノズル９から勢いよ
く噴射された流水により活性炭７及びガラスビーズ８か
らなるろ過材が洗浄され、剥離されたスライムは、浮遊
している汚濁物とともに排水として、ろ過筒６上部より
流路切替弁５を経由して系外へ排出される。
【００１９】なお、上記した逆洗浄は、８時間浄化運転
が行われると３０秒／回行われるように設定されている
ものであり、１日に数回の逆洗浄を行ってろ過筒６内の
活性炭７及びガラスビーズ８の生物膜の発達、肥厚化を
防止しているが、ろ過筒６外の循環経路の配管内におい
ても徐々に生物膜が付着していく。
が行われると３０秒／回行われるように設定されている
ものであり、１日に数回の逆洗浄を行ってろ過筒６内の
活性炭７及びガラスビーズ８の生物膜の発達、肥厚化を
防止しているが、ろ過筒６外の循環経路の配管内におい
ても徐々に生物膜が付着していく。
【００２０】そこで、浄化運転を開始して１ケ月となる
と、配管洗浄時期になったと判断して図３に示す操作パ
ネル上の配管洗浄ＬＥＤ２０が点灯して配管洗浄が必要
であることを使用者に報知する。
と、配管洗浄時期になったと判断して図３に示す操作パ
ネル上の配管洗浄ＬＥＤ２０が点灯して配管洗浄が必要
であることを使用者に報知する。
【００２１】その報知に基づいて、所定の配管洗浄剤を
浴槽水（入浴していたお湯）に所定量だけ投入し、操作
パネルにある配管洗浄スイッチ２１を押すと配管洗浄運
転が始まる。なお、配管洗浄時の循環水の流れは図１に
示す浄化運転時の流れと同じである。
浴槽水（入浴していたお湯）に所定量だけ投入し、操作
パネルにある配管洗浄スイッチ２１を押すと配管洗浄運
転が始まる。なお、配管洗浄時の循環水の流れは図１に
示す浄化運転時の流れと同じである。
【００２２】配管洗浄運転を開始してまもなくすると、
浴槽水にまだ十分に溶けきれていない洗浄剤の一部と洗
浄剤によって管路壁面より剥離させられたスライムが、
活性炭７とガラスビーズ８からなるろ過材上面部に蓄積
していき、図４に示すように約１０分後にろ過筒６の圧
損が最大になり、循環流量も減少する。
浴槽水にまだ十分に溶けきれていない洗浄剤の一部と洗
浄剤によって管路壁面より剥離させられたスライムが、
活性炭７とガラスビーズ８からなるろ過材上面部に蓄積
していき、図４に示すように約１０分後にろ過筒６の圧
損が最大になり、循環流量も減少する。
【００２３】その後、時間が経つに連れて上部から下部
のろ過材へと十分に浸透、溶解していき、若干圧損が減
少していく。そして、この図１に示す順方向運転を３０
分行った後、図２に示すように流路切替弁５が排水方向
に切り替わり、９０秒の逆洗運転を行って、ろ過材を洗
浄するのと同時にろ過材上に蓄積されている配管内スラ
イムを系外へ排出する。これによりろ過筒６内の圧損は
洗浄前のレベルまで一気に回復する。
のろ過材へと十分に浸透、溶解していき、若干圧損が減
少していく。そして、この図１に示す順方向運転を３０
分行った後、図２に示すように流路切替弁５が排水方向
に切り替わり、９０秒の逆洗運転を行って、ろ過材を洗
浄するのと同時にろ過材上に蓄積されている配管内スラ
イムを系外へ排出する。これによりろ過筒６内の圧損は
洗浄前のレベルまで一気に回復する。
【００２４】逆洗終了後、もう一度３０分の順方向運転
を行う。時間とともに圧損が上昇するが３０分後の逆洗
により再び逆洗前のレベル以下まで回復する。これで一
連の配管洗浄運転は終了（自動停止）する。
を行う。時間とともに圧損が上昇するが３０分後の逆洗
により再び逆洗前のレベル以下まで回復する。これで一
連の配管洗浄運転は終了（自動停止）する。
【００２５】なお、この配管洗浄運転中は配管洗浄ＬＥ
Ｄ２０が点滅しており、配管洗浄状態であることを使用
者に認識させておく。なお、配管洗浄ＬＥＤの点滅に代
えて、配管洗浄中を表示する専用の表示部を設けてもよ
く、また、ブザー等を所定の周期で鳴動させて報知する
ものであってもよい。
Ｄ２０が点滅しており、配管洗浄状態であることを使用
者に認識させておく。なお、配管洗浄ＬＥＤの点滅に代
えて、配管洗浄中を表示する専用の表示部を設けてもよ
く、また、ブザー等を所定の周期で鳴動させて報知する
ものであってもよい。
【００２６】以上の配管洗浄が自動停止した後、すすぎ
ＬＥＤ２２が点灯しており、この状態で配管洗浄により
汚れた浴槽水を浴槽２の底部の排水栓（図示せず）を開
いて排水し、再び浴槽にお湯（水）をはる。
ＬＥＤ２２が点灯しており、この状態で配管洗浄により
汚れた浴槽水を浴槽２の底部の排水栓（図示せず）を開
いて排水し、再び浴槽にお湯（水）をはる。
【００２７】この状態で配管洗浄専用スイッチ２１が押
されるとすすぎ運転が開始される。このすすぎ運転の工
程は配管洗浄時と同工程であり、すすぎＬＥＤ２２が点
滅しており、順方向３０分→逆洗９０秒→順方向３０分
→逆洗９０秒の運転を行うことで十分なすすぎができ
る。
されるとすすぎ運転が開始される。このすすぎ運転の工
程は配管洗浄時と同工程であり、すすぎＬＥＤ２２が点
滅しており、順方向３０分→逆洗９０秒→順方向３０分
→逆洗９０秒の運転を行うことで十分なすすぎができ
る。
【００２８】以上で配管洗浄が完了してすすぎＬＥＤが
消灯するのであるが、その配管洗浄前後のろ過筒６を用
い、２００Ｌ（４２℃）浴槽水に１日６人入浴して１ケ
月の浄化性能を濁度，色度，ＴＯＣ，一般細菌数から比
較したが、差は見られなく、特に問題はなかった。
消灯するのであるが、その配管洗浄前後のろ過筒６を用
い、２００Ｌ（４２℃）浴槽水に１日６人入浴して１ケ
月の浄化性能を濁度，色度，ＴＯＣ，一般細菌数から比
較したが、差は見られなく、特に問題はなかった。
【００２９】図５に別の実施例を示す。この装置におい
ては、配管洗浄剤を自動供給装置から供給する点が上記
した実施例とは異なる。即ち、自動供給装置３０が主循
環路とは並列に接続されており、図３に示す操作パネル
上に設けた配管洗浄スイッチ２１が操作されると、電動
三方弁３１の駆動により、洗浄剤のあらかじめ充填され
た自動供給装置３０内を浴槽水が循環し洗浄剤が循環せ
しめられる。
ては、配管洗浄剤を自動供給装置から供給する点が上記
した実施例とは異なる。即ち、自動供給装置３０が主循
環路とは並列に接続されており、図３に示す操作パネル
上に設けた配管洗浄スイッチ２１が操作されると、電動
三方弁３１の駆動により、洗浄剤のあらかじめ充填され
た自動供給装置３０内を浴槽水が循環し洗浄剤が循環せ
しめられる。
【図１】本発明に係る浴槽水浄化装置の全体構成図
【図２】本発明に係る浴槽水浄化装置の逆洗浄時の全体
構成図
構成図
【図３】本発明に係る浴槽水浄化装置の操作部
【図４】本発明に係る配管洗浄時のろ過筒圧損のタイム
チャート
チャート
【図５】本発明の別実施例に係る全体構成図
１…浴槽水浄化装置 ２…浴槽 ３…バスアダプタ ４…ポンプ ５…流路切替弁 ６…ろ過筒 ７…活性炭（ろ過材） ８…ガラスビーズ（ろ過材） ９…ノズル １０…メッシュ １１…ヒータ １２…殺菌ユニット ２０…配管洗浄ＬＥＤ ２１…配管洗浄スイッチ ２２…すすぎＬＥＤ ３０…配管洗浄材自動供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常田 昌広 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 輪島 尚人 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 浴槽水を循環させるためのポンプと、微
細なごみ及び汚れなる不純物を浴槽水からろ過するろ過
筒とを備えた浴槽水浄化装置に於いて、前記ろ過筒内に
ろ過材を設置した状態にて洗浄剤を用いた洗浄を行う配
管洗浄手段を備えたことを特徴とする浴槽水浄化装置。 - 【請求項２】 前記配管洗浄手段は、配管洗浄中に洗浄
によってろ過材上に蓄積したスライムを排出させるスラ
イム排出手段を備えたことを特徴とする請求項１記載の
浴槽水浄化装置。 - 【請求項３】 前記スライム排出手段は、前記ろ過筒に
対して浴槽水を通水する方向を順方向と逆方向とに切替
える切替手段を備え、配管洗浄工程初期は順方向で循環
させると共に、配管洗浄工程中または終了後に前記切替
手段を駆動して逆方向に通水してその通水を循環の系外
に排出することを特徴とする請求項２記載の浴槽水浄化
装置。 - 【請求項４】 前記浴槽水浄化装置は、配管洗浄後の装
置使用実績を積算し、その実績値に基づいて配管洗浄時
期を報知する洗浄時期報知手段を備えたことを特徴とす
る請求項１ないし３記載の浴槽水浄化装置。 - 【請求項５】 前記配管洗浄手段は配管洗浄専用スイッ
チの操作に基づいて起動すると共に、配管洗浄中である
ことを報知する洗浄中報知手段を備えたことを特徴とす
る請求項１ないし４記載の浴槽水浄化装置。 - 【請求項６】 前記配管洗浄手段は、浴槽水へ自動的に
洗浄剤を供給する配管洗浄剤供給手段を備えたことを特
徴とする請求項１ないし５記載の浴槽水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10096600A JPH11267414A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 浴槽水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10096600A JPH11267414A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 浴槽水浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11267414A true JPH11267414A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14169380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10096600A Pending JPH11267414A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 浴槽水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11267414A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6760931B1 (en) | 2002-08-02 | 2004-07-13 | Roy W. Mattson, Jr. | Non-electric sanitation water vessel system |
| KR100485324B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-04-27 | 웅진코웨이주식회사 | 정수 및 연수기능을 갖는 가열형 욕조 |
| CN105502816A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-04-20 | 苏州国环环境检测有限公司 | 一种污水中有机物降解的方法 |
| CN107473471A (zh) * | 2017-09-18 | 2017-12-15 | 成都恒力达科技有限公司 | 一种污水净化处理装置 |
| CN115251747A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-11-01 | 九江市艾帕智能科技有限公司 | 一种可加热浴缸 |
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1998
- 1998-03-22 JP JP10096600A patent/JPH11267414A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6760931B1 (en) | 2002-08-02 | 2004-07-13 | Roy W. Mattson, Jr. | Non-electric sanitation water vessel system |
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