JPH1117894A - 光学走査装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光学式スキャナに供給されるシート媒体の傾き
が大きすぎて、スキャン範囲をはみ出さないかどうか
を、スキャン光学系を複雑化しないで確認できるように
する。 【構成・作用】シート媒体Ｍの幅をカバーする光学トラ
ンスデューサの両端部領域１３，１５を媒体の端部を検
出するために使用する。スキャンの途中で媒体の端部が
これらの領域１３，１５に或る程度以上入り込むと、媒
体の傾斜が過度であると判定して、媒体送りを中断する
などの処置を執る。傾斜検出用のトランスデューサを別
に設置する代わりに一体に構成されるトランスデューサ
の端部を傾斜検出に使用するため、傾斜検出のために光
学系が複雑化することはない。
が大きすぎて、スキャン範囲をはみ出さないかどうか
を、スキャン光学系を複雑化しないで確認できるように
する。 【構成・作用】シート媒体Ｍの幅をカバーする光学トラ
ンスデューサの両端部領域１３，１５を媒体の端部を検
出するために使用する。スキャンの途中で媒体の端部が
これらの領域１３，１５に或る程度以上入り込むと、媒
体の傾斜が過度であると判定して、媒体送りを中断する
などの処置を執る。傾斜検出用のトランスデューサを別
に設置する代わりに一体に構成されるトランスデューサ
の端部を傾斜検出に使用するため、傾斜検出のために光
学系が複雑化することはない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学走査装置によ
り走査されているドキュメントがスキャナの主視覚変換
器に対して傾いている程度を判定する装置及び方法に関
する。
り走査されているドキュメントがスキャナの主視覚変換
器に対して傾いている程度を判定する装置及び方法に関
する。
【０００２】ディジタル式のドキュメントや画像を走査
する装置は、ドキュメントから光学イメージを得るため
に、通常はＣＣＤあるいはＣＩＳデバイスである光学走
査装置と組合わさって、ドキュメントまたは他の画像担
持媒体が横断したり位置決めされたりするベッドまたは
他の表面を備えている。しばしば、ベッドまたは光学走
査装置と組み合わせて、ある予め定められた限界を越え
て傾いた及び/または位置合わせ不良の（以下、単に傾
いたという）ドキュメントの存在を検出する別個の方法
または手段が採用されている。この特徴により、走査装
置は、ドキュメントが光学走査装置の走行方向に対して
傾いている状態になっていることを検知することができ
る。ドキュメントはデータまたはイメージが光学走査装
置の範囲の外に出ることにより失われる程傾くことがあ
るので、傾きを検出することは重要である。
する装置は、ドキュメントから光学イメージを得るため
に、通常はＣＣＤあるいはＣＩＳデバイスである光学走
査装置と組合わさって、ドキュメントまたは他の画像担
持媒体が横断したり位置決めされたりするベッドまたは
他の表面を備えている。しばしば、ベッドまたは光学走
査装置と組み合わせて、ある予め定められた限界を越え
て傾いた及び/または位置合わせ不良の（以下、単に傾
いたという）ドキュメントの存在を検出する別個の方法
または手段が採用されている。この特徴により、走査装
置は、ドキュメントが光学走査装置の走行方向に対して
傾いている状態になっていることを検知することができ
る。ドキュメントはデータまたはイメージが光学走査装
置の範囲の外に出ることにより失われる程傾くことがあ
るので、傾きを検出することは重要である。
【０００３】これに加えて、ドキュメントがドキュメン
トフィーダの限界を越えて傾けば、紙詰まりを起こすこ
とがある。ドキュメントフィーダの円滑で連続した動作
を得るためには、傾き検出を行なって、ある予め定めら
れた限界を越えて傾いているドキュメント位置を検出
し、それにより紙詰まりを起こす前にフィード機構を作
動停止し及び/または逆転できるようにする。また、光
学文字認識アルゴリズムは、文字、単語及びテキスト行
に加えて他の図形要素も認識するために、ほぼ水平なベ
ースラインに頼っている。傾きによりこのプロセスに誤
りをもたらす。
トフィーダの限界を越えて傾けば、紙詰まりを起こすこ
とがある。ドキュメントフィーダの円滑で連続した動作
を得るためには、傾き検出を行なって、ある予め定めら
れた限界を越えて傾いているドキュメント位置を検出
し、それにより紙詰まりを起こす前にフィード機構を作
動停止し及び/または逆転できるようにする。また、光
学文字認識アルゴリズムは、文字、単語及びテキスト行
に加えて他の図形要素も認識するために、ほぼ水平なベ
ースラインに頼っている。傾きによりこのプロセスに誤
りをもたらす。
【０００４】現在、ある予め定められた限界を越えて傾
いているドキュメントの存在を検出する１つの手段は、
主視覚変換器とは別の構成要素である一対の余白センサ
を使用しており、装置の価格や複雑さを増している。各
センサは、互いに、ドキュメントフィーダにより送られ
ているドキュメントの両側の余白の間の距離にほぼ等し
い距離を置いて設置されている。送られているドキュメ
ントの一部がいずれかの余白センサの範囲に入ったとき
光学走査装置及び/または送り機構の動作を停止させる
手段が２つの余白センサの各々に作動的に接続されてい
る。
いているドキュメントの存在を検出する１つの手段は、
主視覚変換器とは別の構成要素である一対の余白センサ
を使用しており、装置の価格や複雑さを増している。各
センサは、互いに、ドキュメントフィーダにより送られ
ているドキュメントの両側の余白の間の距離にほぼ等し
い距離を置いて設置されている。送られているドキュメ
ントの一部がいずれかの余白センサの範囲に入ったとき
光学走査装置及び/または送り機構の動作を停止させる
手段が２つの余白センサの各々に作動的に接続されてい
る。
【０００５】この従来技術の装置及び方法によれば、一
対の余白センサが使用され、各々が電気的及び機械的接
続を更に必要とし、また及び余白センサと協調して動作
する周辺装置が必要とする。本発明の目的は、装置の価
格や複雑さを増さずにドキュメントがスキャナの主視覚
変換器に対して傾いている程度を判定する装置及び方法
を提供することである。
対の余白センサが使用され、各々が電気的及び機械的接
続を更に必要とし、また及び余白センサと協調して動作
する周辺装置が必要とする。本発明の目的は、装置の価
格や複雑さを増さずにドキュメントがスキャナの主視覚
変換器に対して傾いている程度を判定する装置及び方法
を提供することである。
【０００６】
【概要】本発明は、光学走査装置により走査されている
ドキュメントがスキャナの主視覚変換器に対して傾いて
いる程度を判定する装置及び方法を目指している。具体
的には、本発明は、走査装置内の紙の傾きを検出するの
に、別個の光学的または機械的センサではなく主視覚変
換器を採用している。
ドキュメントがスキャナの主視覚変換器に対して傾いて
いる程度を判定する装置及び方法を目指している。具体
的には、本発明は、走査装置内の紙の傾きを検出するの
に、別個の光学的または機械的センサではなく主視覚変
換器を採用している。
【０００７】ほとんどの走査装置は、画像をディジタル
信号に変換してラスタ化ディジタル画像に組織する光学
変換器として電荷結合デバイス（ＣＣＤ）または接触型
イメージ画知（ＣＩＳ）素子を採用している。個別の光
学素子は、スキャナにより支持される最大の大きさの媒
体の幅に等しいアレイ状に構成され、ドキュメントまた
は他の画像担持媒体の幅全体を横断してデータを得てい
る。本発明では、光学走査装置は広い幅で光学的検知及
びデータ収集を構成されている、以下では全体として変
換器と称する主視覚変換器アレイを備えている。
信号に変換してラスタ化ディジタル画像に組織する光学
変換器として電荷結合デバイス（ＣＣＤ）または接触型
イメージ画知（ＣＩＳ）素子を採用している。個別の光
学素子は、スキャナにより支持される最大の大きさの媒
体の幅に等しいアレイ状に構成され、ドキュメントまた
は他の画像担持媒体の幅全体を横断してデータを得てい
る。本発明では、光学走査装置は広い幅で光学的検知及
びデータ収集を構成されている、以下では全体として変
換器と称する主視覚変換器アレイを備えている。
【０００８】本発明の第１の実施例では、主視覚変換器
の中央部分は、スキャナにより支持される最大サイズの
媒体の幅に等しい幅を有し、ドキュメントまたは他の画
像担持媒体から光学画像を得るようになっているが、主
視覚変換器の２つの周辺部分つまり端部分は、走査装置
内に送り込まれているかあるいは走査装置を通過してい
るドキュメントの周辺縁の部分に対応する光学情報を得
るようになっている。媒体が主視覚変換器の２つの周辺
部分のいずれかで検知された場合には、主視覚変換器に
電気的に接続されているプロセッサがこの光学データを
解釈して過大な傾きが存在するか判断し、そのような傾
きが存在すれば、走査機能を中止して操作員に対して警
報を発する。
の中央部分は、スキャナにより支持される最大サイズの
媒体の幅に等しい幅を有し、ドキュメントまたは他の画
像担持媒体から光学画像を得るようになっているが、主
視覚変換器の２つの周辺部分つまり端部分は、走査装置
内に送り込まれているかあるいは走査装置を通過してい
るドキュメントの周辺縁の部分に対応する光学情報を得
るようになっている。媒体が主視覚変換器の２つの周辺
部分のいずれかで検知された場合には、主視覚変換器に
電気的に接続されているプロセッサがこの光学データを
解釈して過大な傾きが存在するか判断し、そのような傾
きが存在すれば、走査機能を中止して操作員に対して警
報を発する。
【０００９】本発明の第２の実施例では、主視覚変換器
の中央部分はドキュメントまたは他の画像担持媒体から
光学画像を得るようになっているが、周辺部分は画像デ
ータ収集の他に傾き検出にも使用されている。これら中
央部分と周辺部分の相対的幅は走査しようとする媒体の
幅に応じて動的に変えることができる。光学走査装置が
媒体の存在を検知すると、プロセッサは媒体の前隅と走
査装置に対する予め定められた限界位置との間の距離を
判定する。媒体が主視覚変換器に対して走行し続けるに
つれて、プロセッサは媒体の縁の傾き角を判定する。次
にプロセッサは外挿により、媒体が進んでいくことによ
ってその側方周辺が主視覚変換器の範囲外に出るか否か
を判定する。プロセッサが媒体の前隅の位置及び媒体の
傾き角に関するデータを解釈して、媒体が予め定められ
た限界を越えて傾いていることを示しているとした場合
には、走査動作は終了させられる。
の中央部分はドキュメントまたは他の画像担持媒体から
光学画像を得るようになっているが、周辺部分は画像デ
ータ収集の他に傾き検出にも使用されている。これら中
央部分と周辺部分の相対的幅は走査しようとする媒体の
幅に応じて動的に変えることができる。光学走査装置が
媒体の存在を検知すると、プロセッサは媒体の前隅と走
査装置に対する予め定められた限界位置との間の距離を
判定する。媒体が主視覚変換器に対して走行し続けるに
つれて、プロセッサは媒体の縁の傾き角を判定する。次
にプロセッサは外挿により、媒体が進んでいくことによ
ってその側方周辺が主視覚変換器の範囲外に出るか否か
を判定する。プロセッサが媒体の前隅の位置及び媒体の
傾き角に関するデータを解釈して、媒体が予め定められ
た限界を越えて傾いていることを示しているとした場合
には、走査動作は終了させられる。
【００１０】第２の実施例は、傾いている媒体が傾いた
からといって読取り作業を全て終わらせはしないことに
より、読取り作業を完了できることが第１の実施例より
も多くなるようにできるが、夫々の走査作業に当って、
別のデータ、すなわち紙の長さ、が既知であるかあるい
は少なくとも仮定している。このデータは、ユーザから
のソフトウエアまたはハードウエア入力によって、また
はそれに取り付けられたコンピュータから、または単に
デフォルトとして標準長であるとすることによって、与
えることができる。この第２の実施例も、測定された傾
き角の値を、たとえば画像処理または光学文字認識ソフ
トウエアにより、２次的に利用できるようにしている。
からといって読取り作業を全て終わらせはしないことに
より、読取り作業を完了できることが第１の実施例より
も多くなるようにできるが、夫々の走査作業に当って、
別のデータ、すなわち紙の長さ、が既知であるかあるい
は少なくとも仮定している。このデータは、ユーザから
のソフトウエアまたはハードウエア入力によって、また
はそれに取り付けられたコンピュータから、または単に
デフォルトとして標準長であるとすることによって、与
えることができる。この第２の実施例も、測定された傾
き角の値を、たとえば画像処理または光学文字認識ソフ
トウエアにより、２次的に利用できるようにしている。
【００１１】本発明のこれらの及び他の特徴は、以下の
説明、特許請求の範囲及び図面を参照することにより一
層完全に理解し、認識できるであろう。
説明、特許請求の範囲及び図面を参照することにより一
層完全に理解し、認識できるであろう。
【００１２】
【実施例】図１から図５を参照すると、画像やドキュメ
ントの走査装置において紙の傾きを検出する方法及び装
置の要素及び特徴が一層完全に理解され、認識されよ
う。本発明は一般に、自動ドキュメントフィーダが付い
ていてもいなくてもよい、フラットベッドベッドスキャ
ナ、手保持スキャナ、コンパクトスキャナ等の、全体を
100で示したドキュメント走査装置に適用できる。
ントの走査装置において紙の傾きを検出する方法及び装
置の要素及び特徴が一層完全に理解され、認識されよ
う。本発明は一般に、自動ドキュメントフィーダが付い
ていてもいなくてもよい、フラットベッドベッドスキャ
ナ、手保持スキャナ、コンパクトスキャナ等の、全体を
100で示したドキュメント走査装置に適用できる。
【００１３】図１から図３を参照すると、主視覚変換器
10は、３つの別々の部分、すなわち中央走査部11、右傾
き検出部12及び左傾き検出部13、に論理的にはっきり分
割されている。主視覚変換器10は物理的に分割されてい
るわけではなく、中央走査部11、右傾き検出部12及び左
傾き検出部13のそれぞれの幅に対応する１組の予め定め
られた範囲が光学走査装置内にあるかあるいはそれに接
続されているプロセッサ21、他のディジタル論理回路あ
るいは同様のデータ分析回路内で定義されているという
意味で分割されている。データの存在が中央走査部11よ
りも外側で検知されると、プロセッサ21はこのデータを
解釈して、右傾き検出部12または左傾き検出部13のいず
れかの内側にあるとする。左傾き境界15は、中央走査部
11と左傾き検出部13との間の境界を定義する。同様に、
右傾き境界16は、中央走査部11と右傾き検出部12との間
の境界を定義する。
10は、３つの別々の部分、すなわち中央走査部11、右傾
き検出部12及び左傾き検出部13、に論理的にはっきり分
割されている。主視覚変換器10は物理的に分割されてい
るわけではなく、中央走査部11、右傾き検出部12及び左
傾き検出部13のそれぞれの幅に対応する１組の予め定め
られた範囲が光学走査装置内にあるかあるいはそれに接
続されているプロセッサ21、他のディジタル論理回路あ
るいは同様のデータ分析回路内で定義されているという
意味で分割されている。データの存在が中央走査部11よ
りも外側で検知されると、プロセッサ21はこのデータを
解釈して、右傾き検出部12または左傾き検出部13のいず
れかの内側にあるとする。左傾き境界15は、中央走査部
11と左傾き検出部13との間の境界を定義する。同様に、
右傾き境界16は、中央走査部11と右傾き検出部12との間
の境界を定義する。
【００１４】図２を参照すると、媒体Ｍが主視覚変換器
10に対して直角の向きに置かれている様子が図示されて
いる。媒体Ｍは主視覚変換器10の中央部11の上方を直角
の向きで通過する。この直角の向きでは、媒体上に提示
されているすべてのデータが検知され走査される確率は
非常に高い。
10に対して直角の向きに置かれている様子が図示されて
いる。媒体Ｍは主視覚変換器10の中央部11の上方を直角
の向きで通過する。この直角の向きでは、媒体上に提示
されているすべてのデータが検知され走査される確率は
非常に高い。
【００１５】図３を参照すると、媒体Ｍが主視覚変換器
10に対して右向きに傾いて置かれた状態で図示されてい
る。右向きに傾いた状態では、媒体Ｍの左前隅及び媒体
Ｍの中央部の大部分は主視覚変換器10の中央部11上を通
過する。媒体Ｍが主視覚変換器10を横断して先へ進むに
つれて、媒体Ｍの左端が主視覚変換器10の左傾き検出部
13上を通過する。媒体Ｍの右前隅は主視覚変換器10の右
傾き検出部12上を通過する。媒体Ｍが主視覚変換器10を
横断して先へ進むにつれて、媒体Ｍの右端が主視覚変換
器10の中央部11に向かって進む。媒体Ｍの左端が主視覚
変換器10の右傾き検出部12上に十分に入り込んで通過す
れば、プロセッサ21は走査プロセスを止める。
10に対して右向きに傾いて置かれた状態で図示されてい
る。右向きに傾いた状態では、媒体Ｍの左前隅及び媒体
Ｍの中央部の大部分は主視覚変換器10の中央部11上を通
過する。媒体Ｍが主視覚変換器10を横断して先へ進むに
つれて、媒体Ｍの左端が主視覚変換器10の左傾き検出部
13上を通過する。媒体Ｍの右前隅は主視覚変換器10の右
傾き検出部12上を通過する。媒体Ｍが主視覚変換器10を
横断して先へ進むにつれて、媒体Ｍの右端が主視覚変換
器10の中央部11に向かって進む。媒体Ｍの左端が主視覚
変換器10の右傾き検出部12上に十分に入り込んで通過す
れば、プロセッサ21は走査プロセスを止める。
【００１６】図４を参照すると、媒体Ｍが主視覚変換器
10に対して左向きに傾いて置かれた状態で図示されてい
る。左向きに傾いた状態では、媒体Ｍの右前隅及び媒体
Ｍの中央部の大部分が主視覚変換器10の中央部11上を通
過する。媒体Ｍの走行が主視覚変換器10を横断して進行
するにつれて、媒体Ｍの右端が主視覚変換器10の右傾き
検出部12上を通過する。媒体Ｍの左前隅は主視覚変換器
10の左傾き検出部13上を通過する。媒体Ｍが主視覚変換
器10を横断して先へ進むにつれて、媒体Ｍの左端が主視
覚変換器10の中央部11に向かって進む。媒体Ｍの右端が
主視覚変換器10の右傾き検出部12上で予め定められた限
界位置まで進むとプロセッサ21は走査プロセスを止め
る。
10に対して左向きに傾いて置かれた状態で図示されてい
る。左向きに傾いた状態では、媒体Ｍの右前隅及び媒体
Ｍの中央部の大部分が主視覚変換器10の中央部11上を通
過する。媒体Ｍの走行が主視覚変換器10を横断して進行
するにつれて、媒体Ｍの右端が主視覚変換器10の右傾き
検出部12上を通過する。媒体Ｍの左前隅は主視覚変換器
10の左傾き検出部13上を通過する。媒体Ｍが主視覚変換
器10を横断して先へ進むにつれて、媒体Ｍの左端が主視
覚変換器10の中央部11に向かって進む。媒体Ｍの右端が
主視覚変換器10の右傾き検出部12上で予め定められた限
界位置まで進むとプロセッサ21は走査プロセスを止め
る。
【００１７】図５に示す本発明の第２の実施例では、媒
体Ｍが走査されるにつれて、主視覚変換器10が媒体Ｍの
前縁を検知する。プロセッサ21は、図５で媒体Ｍの前左
隅と定義されている（ここではＸMINと定義されてい
る）スキャナの左端の限界点からの距離を表す点Ａを記
録する。点Ａは座標（ＸA、ＹA)により定義されており、
ここでＹAは０である。媒体Ｍが主視覚変換器10を横断
して走行し続けるにつれて、プロセッサ21は、傾き角と
して定義されている角度αを判定する。この角度は次式
で表される。 ｔａｎ-1((ＸA-ＸB) / (ＹA-ＹB)) ここで（ＸB、ＹB)は媒体Ｍの左端縁に沿う第２の点Ｂの
座標である。ＹBは負の値であることに注目すること。
このデータの獲得に続いて、プロセッサ21は、媒体Ｍを
検知された向きで媒体Ｍの予め定められた長さＬだけ走
査を続けた場合の図５で媒体Ｍの後左隅として定義され
ている点Ｃの予測位置を補外する。Ｘ座標ＸCがスキャ
ナの左端限界の外側にある場合には、プロセツサ21は走
査プロセスを終わる。この補外は等式 ＸC= ＸA-ＬMAX(ｓｉｎ(α)) を用いて行なわれる。ここでＬMAXは媒体Ｍの最大長と
定義されている。ＸCがＸMINより小さければ、ＸCは左
端スキャナ限界の外側にあり、傾きが過大である確率が
高く、 従ってプロセッサ21は走査プロセスを終了させ
る。同様の分析が右に傾いたドキュメントに対して行な
われる。
体Ｍが走査されるにつれて、主視覚変換器10が媒体Ｍの
前縁を検知する。プロセッサ21は、図５で媒体Ｍの前左
隅と定義されている（ここではＸMINと定義されてい
る）スキャナの左端の限界点からの距離を表す点Ａを記
録する。点Ａは座標（ＸA、ＹA)により定義されており、
ここでＹAは０である。媒体Ｍが主視覚変換器10を横断
して走行し続けるにつれて、プロセッサ21は、傾き角と
して定義されている角度αを判定する。この角度は次式
で表される。 ｔａｎ-1((ＸA-ＸB) / (ＹA-ＹB)) ここで（ＸB、ＹB)は媒体Ｍの左端縁に沿う第２の点Ｂの
座標である。ＹBは負の値であることに注目すること。
このデータの獲得に続いて、プロセッサ21は、媒体Ｍを
検知された向きで媒体Ｍの予め定められた長さＬだけ走
査を続けた場合の図５で媒体Ｍの後左隅として定義され
ている点Ｃの予測位置を補外する。Ｘ座標ＸCがスキャ
ナの左端限界の外側にある場合には、プロセツサ21は走
査プロセスを終わる。この補外は等式 ＸC= ＸA-ＬMAX(ｓｉｎ(α)) を用いて行なわれる。ここでＬMAXは媒体Ｍの最大長と
定義されている。ＸCがＸMINより小さければ、ＸCは左
端スキャナ限界の外側にあり、傾きが過大である確率が
高く、 従ってプロセッサ21は走査プロセスを終了させ
る。同様の分析が右に傾いたドキュメントに対して行な
われる。
【００１８】傾き角が走査プロセスを妨害するほど大き
いかか否かを予測する第２の方法を、図５を参照して解
説する。この第２の方法は、時刻０における点Ａの座標
（ＸA、ＹA)及び時刻Ｔ1における点Ｂの座標（ＸB、ＹB)
に基づき、傾き率Ｒsを判定する。次に、最初の出発点
（ＸA、ＹA)と、傾き率Ｒsと、点Ｃが主視覚変換器10を
横断する予測時刻ＴCを使って、一定走査レート及び予
め定められたまたは選択された最大媒体長さに基づきま
たそれを仮定して、点ＣのＸ座標ＸCを計算することが
できる。こうする代わりに、Ｒsは単に媒体Ｍの縁の傾
斜の逆数であり、また縁を定義する線の上の点は既知で
あるから、式 ｙ＝ｍｘ＋ｂ を使用してＹ軸切片を計算し、媒体Ｍの縁を含む線の方
程式を得ることもできる。なお、前式でｍ＝Ｒsであ
る。この式から、Ｘ＝ＸMINにより定義された線との交
点（Ｘi、Ｙi)を以下の方程式 Ｙi＝Ｒs+ｂ Ｘi＝(Ｙ−ｂ) / Ｒs を解くことにより得ることができる。次に、（ＸA、ＹA)
と（Ｘi、Ｙi)との間の距離を式 距離＝√((ＸA-Ｘi)2 + (ＹA-Ｙi)2) を使用して定めることができる。この距離は、媒体を予
め定められた傾き角で且つその前隅が変換器10の特定の
点にくるように位置させた場合に、この媒体に許される
最大の長さを表す。
いかか否かを予測する第２の方法を、図５を参照して解
説する。この第２の方法は、時刻０における点Ａの座標
（ＸA、ＹA)及び時刻Ｔ1における点Ｂの座標（ＸB、ＹB)
に基づき、傾き率Ｒsを判定する。次に、最初の出発点
（ＸA、ＹA)と、傾き率Ｒsと、点Ｃが主視覚変換器10を
横断する予測時刻ＴCを使って、一定走査レート及び予
め定められたまたは選択された最大媒体長さに基づきま
たそれを仮定して、点ＣのＸ座標ＸCを計算することが
できる。こうする代わりに、Ｒsは単に媒体Ｍの縁の傾
斜の逆数であり、また縁を定義する線の上の点は既知で
あるから、式 ｙ＝ｍｘ＋ｂ を使用してＹ軸切片を計算し、媒体Ｍの縁を含む線の方
程式を得ることもできる。なお、前式でｍ＝Ｒsであ
る。この式から、Ｘ＝ＸMINにより定義された線との交
点（Ｘi、Ｙi)を以下の方程式 Ｙi＝Ｒs+ｂ Ｘi＝(Ｙ−ｂ) / Ｒs を解くことにより得ることができる。次に、（ＸA、ＹA)
と（Ｘi、Ｙi)との間の距離を式 距離＝√((ＸA-Ｘi)2 + (ＹA-Ｙi)2) を使用して定めることができる。この距離は、媒体を予
め定められた傾き角で且つその前隅が変換器10の特定の
点にくるように位置させた場合に、この媒体に許される
最大の長さを表す。
【００１９】本発明の好適実施例を図示し説明してきた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求
の範囲の範囲内で実施するよう色々に具体化し得ること
を明確に理解しなければならない。
が、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求
の範囲の範囲内で実施するよう色々に具体化し得ること
を明確に理解しなければならない。
【００２０】以下に本発明の実施態様の例を列挙する。
【００２１】〔実施態様１〕媒体（Ｍ）を走査する光学
走査装置（100）において、前記媒体（Ｍ）から画像デ
ータを得るように指定されている中央部（11）及び各々
が媒体（Ｍ）の端縁を表すデータを得るよう指定されて
いる一対の端部（12、13）に論理的に分割されている、
媒体（Ｍ）の幅よりも広い幅を有する主視覚変換器（1
0）と前記主視覚変換器（10）の前記端部にデータの存
在を検出すると前記光学走査装置（100）の動作を中断
するように構成されているデータ分析回路（21）を設け
たことを特徴とする光学走査装置（100）。
走査装置（100）において、前記媒体（Ｍ）から画像デ
ータを得るように指定されている中央部（11）及び各々
が媒体（Ｍ）の端縁を表すデータを得るよう指定されて
いる一対の端部（12、13）に論理的に分割されている、
媒体（Ｍ）の幅よりも広い幅を有する主視覚変換器（1
0）と前記主視覚変換器（10）の前記端部にデータの存
在を検出すると前記光学走査装置（100）の動作を中断
するように構成されているデータ分析回路（21）を設け
たことを特徴とする光学走査装置（100）。
【００２２】〔実施態様２〕媒体（Ｍ）を走査する光学
走査装置（100）において、前記媒体（Ｍ）の幅よりも
広い幅を有する主視覚変換器（10）と前記媒体（Ｍ）の
前隅及び前記媒体（Ｍ）の縁に沿う少なくとも１つの点
の位置を表すデータを検出して記録するように構成され
たデータ分析回路（21）を設けたことを特徴とする光学
走査装置（100）。
走査装置（100）において、前記媒体（Ｍ）の幅よりも
広い幅を有する主視覚変換器（10）と前記媒体（Ｍ）の
前隅及び前記媒体（Ｍ）の縁に沿う少なくとも１つの点
の位置を表すデータを検出して記録するように構成され
たデータ分析回路（21）を設けたことを特徴とする光学
走査装置（100）。
【００２３】〔実施態様３〕前記データ分析回路（21）
は、前記媒体（Ｍ）の端縁に沿う点を表す第２のデータ
点の、前記変換器（10）に対する位置を検出して記録す
るように構成されており、前記データ分析回路（21）
は、前記前隅及び前記第２のデータ点の位置に基づいて
共通縁に沿った後端を表す第３の点の位置を補外して予
測するように構成されており、前記共通縁は前記前隅と
前記後隅の双方を含むことを特徴とする実施態様２に記
載の光学走査装置（100）。
は、前記媒体（Ｍ）の端縁に沿う点を表す第２のデータ
点の、前記変換器（10）に対する位置を検出して記録す
るように構成されており、前記データ分析回路（21）
は、前記前隅及び前記第２のデータ点の位置に基づいて
共通縁に沿った後端を表す第３の点の位置を補外して予
測するように構成されており、前記共通縁は前記前隅と
前記後隅の双方を含むことを特徴とする実施態様２に記
載の光学走査装置（100）。
【００２４】〔実施態様４〕前記データ分析回路（21）
は前記後隅の位置が予め定められた限界の外にあること
を検出すると走査を終了させるように構成されているこ
とを特徴とする実施態様３に記載の光学走査装置（10
0）。
は前記後隅の位置が予め定められた限界の外にあること
を検出すると走査を終了させるように構成されているこ
とを特徴とする実施態様３に記載の光学走査装置（10
0）。
【００２５】〔実施態様５〕前記データ分析回路（21）
は、前記後縁の横方向位置を以下のように補外すること
を特徴とする実施態様３と実施態様４の何れかに記載の
光学走査装置（100）：前記前隅の横方向位置を表す第
１の横座標と前記第２のデータ点の横方向位置を表す第
２の横座標との間の距離と、前記前隅の縦方向位置を表
す第１の縦座標と前記第２のデータ点の縦方向位置を表
す第２の縦座標との間の距離との商のａｒｃｔａｎ関数
の値に等しい傾き角（α）を計算し、前記傾き角（α）
のｓｉｎ関数の値に媒体の長さを乗じ、得られた積を前
記第１の横座標から減算する。
は、前記後縁の横方向位置を以下のように補外すること
を特徴とする実施態様３と実施態様４の何れかに記載の
光学走査装置（100）：前記前隅の横方向位置を表す第
１の横座標と前記第２のデータ点の横方向位置を表す第
２の横座標との間の距離と、前記前隅の縦方向位置を表
す第１の縦座標と前記第２のデータ点の縦方向位置を表
す第２の縦座標との間の距離との商のａｒｃｔａｎ関数
の値に等しい傾き角（α）を計算し、前記傾き角（α）
のｓｉｎ関数の値に媒体の長さを乗じ、得られた積を前
記第１の横座標から減算する。
【００２６】〔実施態様６〕前記データ分析回路（21）
は、前記後縁の横方向位置を以下のようにして補間する
ことを特徴とする実施態様３と実施態様４の何れかに記
載の光学走査装置（100）：前記前隅の横方向位置を表
す第１の横座標と前記第２のデータ点の横方向位置を表
す第２の横座標との間の距離と、前記前隅の縦方向位置
を表す第１の縦座標と前記第２のデータ点の縦方向位置
を表す第２の縦座標との間の距離との商に等しい傾き率
（Ｒs)を計算し、前記傾き率（Ｒs)及び前記前隅を使用
して前記第３の点の位置を予測する。
は、前記後縁の横方向位置を以下のようにして補間する
ことを特徴とする実施態様３と実施態様４の何れかに記
載の光学走査装置（100）：前記前隅の横方向位置を表
す第１の横座標と前記第２のデータ点の横方向位置を表
す第２の横座標との間の距離と、前記前隅の縦方向位置
を表す第１の縦座標と前記第２のデータ点の縦方向位置
を表す第２の縦座標との間の距離との商に等しい傾き率
（Ｒs)を計算し、前記傾き率（Ｒs)及び前記前隅を使用
して前記第３の点の位置を予測する。
【図１】媒体シートが直角方向に走行して横断する主覚
変換器を採用した本発明の第１の実施例による走査装置
の概略図。
変換器を採用した本発明の第１の実施例による走査装置
の概略図。
【図２】本発明の第１の実施例の主視覚変換器を媒体シ
ートが直角方向に走行して横断している状態を示す図。
ートが直角方向に走行して横断している状態を示す図。
【図３】本発明の第１の実施例の主視覚変換器を媒体シ
ートが右に傾いた向きに走行して横断している状態を示
す図。
ートが右に傾いた向きに走行して横断している状態を示
す図。
【図４】本発明の第１の実施例の主視覚変換器を媒体シ
ートが左に傾いた向きに走行して横断している状態を示
す図。
ートが左に傾いた向きに走行して横断している状態を示
す図。
【図５】本発明の第２の実施例の主視覚変換器を媒体シ
ートが右に傾いた向きに走行して横断している状態を示
す図。
ートが右に傾いた向きに走行して横断している状態を示
す図。
【符号の説明】 10：主視覚変換器 21：プロセッサ 100：光学走査装置
Claims (1)
- 【請求項１】媒体（Ｍ）を走査する光学走査装置（10
0）において、 前記媒体（Ｍ）から画像データを得るように指定されて
いる中央部（11）及び各々が媒体（Ｍ）の端縁を表すデ
ータを得るよう指定されている一対の端部（12、13）に
論理的に分割されている、媒体（Ｍ）の幅よりも広い幅
を有する主視覚変換器（10）と前記主視覚変換器（10）
の前記端部にデータの存在を検出すると前記光学走査装
置（100）の動作を中断するように構成されているデー
タ分析回路（21）を設けたことを特徴とする光学走査装
置（100）。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US857,613 | 1997-05-16 | ||
| US08/857,613 US5912448A (en) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | Method and apparatus for detecting paper skew in image and document scanning devices |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1117894A true JPH1117894A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=25326367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10116528A Pending JPH1117894A (ja) | 1997-05-16 | 1998-04-27 | 光学走査装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5912448A (ja) |
| JP (1) | JPH1117894A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021034842A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置、異常判定プログラム、異常判定方法 |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100222988B1 (ko) * | 1997-07-15 | 1999-10-01 | 윤종용 | 셔틀방식 스캐너의 스캐닝헤드 정렬공차 보정방법 및 그 장치 |
| US20010022675A1 (en) * | 1998-09-23 | 2001-09-20 | Xerox Corporation | Electronic image registration for a scanner |
| DE19947419A1 (de) * | 1999-10-01 | 2001-04-05 | Eastman Kodak Co | Verfahren zur Steuerung von Druckdüsen eines full-time Druckkopfes in einem Tintenstrahldrucker zum Drucken digitaler fotografischer Bilder |
| US7457012B2 (en) * | 2001-11-09 | 2008-11-25 | Po-Hua Fang | Detecting the alignment of a document in an automatic document feeder |
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| US7068855B2 (en) * | 2002-07-16 | 2006-06-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for manipulating a skewed digital image |
| JP4194437B2 (ja) * | 2003-07-17 | 2008-12-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| KR100580183B1 (ko) * | 2004-01-09 | 2006-05-15 | 삼성전자주식회사 | 스캔영역의 좌우 위치 보정 방법 및 장치 |
| US7133638B2 (en) * | 2004-11-18 | 2006-11-07 | Xerox Corporation | Scanning method and an image-processing device including the same |
| US7564593B2 (en) * | 2004-11-19 | 2009-07-21 | Xerox Corporation | Method and apparatus for identifying document size |
| JP5207504B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2013-06-12 | 株式会社シード | 古紙再生装置ならびにその構成装置 |
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| CN107567421B (zh) * | 2015-05-15 | 2020-04-17 | 惠普发展公司，有限责任合伙企业 | 防止介质输送卡住 |
| US9950345B2 (en) * | 2016-09-15 | 2018-04-24 | Lockheed Martin Corporation | Systems and methods for shear and warp detection and correction |
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| JP6940803B2 (ja) * | 2016-12-28 | 2021-09-29 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置 |
| JP6826317B2 (ja) * | 2017-01-31 | 2021-02-03 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
Family Cites Families (7)
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|---|---|---|---|---|
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| JP3320759B2 (ja) * | 1991-12-26 | 2002-09-03 | 株式会社東芝 | 文書画像傾き検出装置およびその方法 |
| US5343028A (en) * | 1992-08-10 | 1994-08-30 | United Parcel Service Of America, Inc. | Method and apparatus for detecting and decoding bar code symbols using two-dimensional digital pixel images |
| US5517587A (en) * | 1994-09-23 | 1996-05-14 | International Business Machines Corporation | Positioning method and apparatus for line scanned images |
| US5528387A (en) * | 1994-11-23 | 1996-06-18 | Xerox Corporation | Electronic image registration for a scanner |
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-
1997
- 1997-05-16 US US08/857,613 patent/US5912448A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-04-27 JP JP10116528A patent/JPH1117894A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021034842A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置、異常判定プログラム、異常判定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5912448A (en) | 1999-06-15 |
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