JPH11178641A - ローラーブラシ - Google Patents

ローラーブラシ

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JPH11178641A
JPH11178641A JP9364216A JP36421697A JPH11178641A JP H11178641 A JPH11178641 A JP H11178641A JP 9364216 A JP9364216 A JP 9364216A JP 36421697 A JP36421697 A JP 36421697A JP H11178641 A JPH11178641 A JP H11178641A
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JP
Japan
Prior art keywords
brush
main body
roller
hook
loop
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9364216A
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English (en)
Inventor
Atsushi Miyaoka
厚 宮岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整風板の換気溝の清掃に好適なメンテナンス
が容易で耐久性のあるローラーブラシを提供する。 【解決手段】 側面10を回転方向に向け揃えて所定間
隔をおいて並べたブラシ片6を布基材2の上面に複数列
に縫着して成るブラシ本体1と、外周面に接着面19が
形成されたローラー本体15とから構成され、ブラシ本
体1をローラー本体15の接着面19に着脱自在に接着
して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清掃用として用い
られるローラーブラシに関するものであり、詳しくは空
調の吸排気口等に取り付けられた整風板など、長孔やス
リット状の溝目や格子状に溝孔が連続する換気溝の清掃
に好適な電動用のローラーブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電車や工場の天井等の高所に配設
された整風板の換気溝の清掃に好適な電動の清掃用具と
して、図5に示すローラーブラシSが知られている。
【0003】このローラーブラシSは、布材で形成され
た歯車状のブラシ本体52とリング状のスペーサー51
とを交互にローラー本体50に所望の数嵌着して構成さ
れており、各ブラシ本体52の周縁部の均等間隔の位置
には切り込み溝53が設けられていて、各切り込み溝5
3間がブラシ片58となっている。
【0004】ローラーブラシSは把持棒54の先端に設
けられたモーター55により回転する取り付け軸56に
軸孔57を挿通して取り付けられ、モーター55の回転
により周方向に駆動する。
【0005】各ブラシ本体52は各スペーサー51で間
隔が設けられているので、幅の狭い換気溝にも入り易い
うえに、回転するブラシ片58による清掃面への当たり
により清掃効果を上げるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のローラーブラシSは、複数個のブラシ本体52とス
ペーサー51とを組み付けて構成されたものであり、洗
浄や磨耗の為にブラシ本体52を交換するときは、ブラ
シ本体52やスペーサー51を個別に着脱しなければな
らず、その作業は手間暇がかかり煩わしかった。
【0007】また、通常の綿布で形成されているブラシ
本体52の清掃機能には不満があった。
【0008】また、複数のスペーサー51を使用してい
るのでローラーブラシSの重量が嵩み、天井などの高い
場所にある整風板などの清掃作業をするとき、労力負担
が大きくなる。
【0009】また、ブラシ本体52のブラシ片58を形
成する切り込み溝53は単に布材に切り込みを入れて形
成したものであるので、切り込み溝53に強い力が加わ
ると、ブラシ本体52はこの部分から破損し易く、耐久
性に問題があった。
【0010】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、ブラシ本体のメンテナンスを容易にするとともに
耐久性と清掃効果の高い使い易いローラーブラシにする
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、側面を回転方
向に向け揃えて所定間隔をおいて並べたブラシ片を布基
材の上面に複数列に縫着して成るブラシ本体と、外周面
に接着面が形成されたローラー本体とから構成され、前
記ブラシ本体を前記ローラー本体の接着面に着脱自在に
接着した構成としたことにより、ブラシ本体の耐久性が
向上するとともに、ブラシ本体全体が簡単に交換できる
換気溝の清掃に好適な電動用のローラーブラシとした。
【0012】また、布基材の裏面に面ファスナーのルー
プ面を形成するとともに接着面が面ファスナーの鉤面で
あり、ブラシ本体の着脱機構を面ファスナーとしたこと
でブラシ本体の交換を容易にした。
【0013】更に、ブラシ片の芯体を被覆する拭布に超
極細繊維を用いて、清掃用水の含浸性と汚れの抱含性を
向上させると良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1乃至図4は、本発明のローラーブラシ
Sの実施の形態を示すもので、全体が布材で形成された
ブラシ本体1と、このブラシ本体1が巻き付けられるロ
ーラー本体15とから構成されている。
【0016】ブラシ本体1は、長方形の布基材2と、こ
の布基材2の上面に堅固に縫着された多数の整列したブ
ラシ片6とで形成されている。
【0017】布基材2は、その裏面が周知の面ファスナ
ーFの一側面を構成する多数のループが形成されたルー
プ面3となっている。また、長手方向の両側縁に沿って
縫設された筒部4に締め紐5が挿通されている。
【0018】ブラシ片6は、ループ状に編織された超極
細繊維からなる拭布7で硬質の布材等からなる方形の芯
体8を被覆し、縁部9を縫い合わせて形成されている。
尚、拭布7には通常のメリヤス生地が使われることもあ
り、また、芯体8は布材に限るものではなく、皮革、合
成皮革、エラストマー等、適度の硬度を有するシート材
が使用されることもある。
【0019】清掃面に当接する拭布7の素材である超極
細繊維は、アクリル、ポリエステル、ポリアミド、また
はこれらの混紡で1デニール以下の超極細糸により編ま
れた繊維であり、超極細糸は空隙率が高いので吸水性に
優れ、清掃面によく密着して空隙内に汚れをよく抱き込
む性質を有している。超極細糸によるループを有するメ
リヤス織りなどからなる超極細繊維は伸縮性にとみ、ブ
ラシ片6の拭布7に超極細繊維を使用することにより清
掃効率を高めることができる。
【0020】このブラシ片6は、その側面10をローラ
ー本体15の回転方向、即ち布基材2の長手方向に向け
揃えて所定間隔をおいて並べられ、各ブラシ片6の基端
部11を布基材2の上面にミシンで複数回に亘って堅固
に縫着されている。各ブラシ片6は一列に並べて一度に
縫着できるので製造速度が速く、耐久性のあるブラシ本
体1を安価に形成できる。
【0021】一方、ローラー本体15は、金属や合成樹
脂で形成された軸孔17を有する円筒形のローラー部材
16の外周面に、多数の鉤が設けられた面ファスナーの
鉤面18側が巻かれて固定され、鉤面18からなる接着
面19が形成されて成るものである。尚、本発明のロー
ラーブラシSにおけるローラー本体15は、図示した円
筒形に限るものではなく、角筒形であってもよい。
【0022】以上の部材1、15から成るローラーブラ
シSを組み立てるには、ローラー本体15の接着面19
にブラシ本体1のループ面3を合わせ巻き付けて面ファ
スナーFで接着し、更に締め紐5を結んで着脱可能に固
定する。
【0023】組立られたローラーブラシSの各ブラシ片
6の前後には所定の隙間あるとともに、ブラシ片6の列
と他のブラシ片6の列の間はV字形の大きな谷間20が
形成される。従って、回転方向に側面10を向けて回転
する各ブラシ片6は幅の狭い換気溝に容易に入り込むこ
とができる。
【0024】本実施の形態のローラーブラシSの使い方
や駆動方法は従来例と同様であるので、その説明は省略
する。
【0025】ブラシ本体1は一体に形成されているとと
もに面ファスナーFでローラー本体15に接着されてい
るので、ブラシ本体1が汚れたり、磨耗して交換する場
合は、締め紐5を解いてブラシ本体1全体をローラー本
体15から引き剥がせばよい。
【0026】ブラシ本体1は、各ブラシ片6の基端部1
1を布基材2に強固に縫着して形成したものであるの
で、各ブラシ片6が回転により清掃面に当たっても基端
部11から破損するようなことがない。
【0027】また、ブラシ片6を構成する拭布7に超極
細繊維を使用しているので、ブラシ片6は洗剤や清掃水
の含水性が高いうえに換気溝等の清掃面にブラシ片6が
良く密着し、拭い取った汚れを良く包含する。
【0028】また、本実施の形態のローラーブラシS
は、ブラシ片6を固定する為の治具やスペーサーの無い
構成であるので、組立てや分解作業が簡単なうえに重量
の軽いものとなっいる。
【0029】尚、本実施の形態のローラーブラシSは、
ブラシ片6に超極細繊維を使用しているので被ブラッシ
ング面に極めて密接性が良く、従って、清掃用ブラシと
して用いられるばかりでなく、研磨用のパフとしても優
れた機能を有している。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のような形態で実施さ
れ、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】ブラシ片が縫着された一体のブラシ本体を
ローラー本体に面ファスナーを介して着脱自在に接着し
た構成としたので、ブラシ本体の交換作業が容易となる
とともに、取り外した汚れたブラシ本体は一体に洗浄し
て再利用することができる。
【0032】また、ブラシ片は、側面を回転方向に向け
揃えて所定間隔をおいて並べられて布基材の上に強固に
縫着されているので、充分な耐久性を有しており、従来
のブラシ本体に比較して長時間の使用に耐えることがで
きるブラシ本体となっている。
【0033】また、ブラシ片の表面を超極細繊維で形成
したことにより清掃機能が向上し、従来のブラシ片に比
較して清掃効率が良く、作業が捗り経済的である。
【0034】さらに、構造が簡単で軽いので、高所部の
清掃作業のようにローラーブラシを高く掲げ上げて行う
作業の労力負担を軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローラーブラシを示す分解斜視図であ
り、(A)はブラシ本体の斜視図、(B)はローラー本
体の斜視図。
【図2】図1のローラーブラシの組み上がった状態を示
す斜視図。
【図3】図1に示すブラシ本体のブラシ片の縫着状態を
示す正面図。
【図4】図3のAーA矢視方向を示す断面図。
【図5】従来例を示す(A)は側面図、(B)は正面
図。
【符号の説明】
1 ブラシ本体,2 布基材,3 ループ面,6 ブラ
シ片,7 拭布,8芯体,10 側面,15 ローラー
本体,18 鉤面,19 接着面,
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清掃用として、ま
た、研磨用パフとして用いられるローラーブラシに関す
るものであり、詳しくは、主として空調の吸排気口等に
取り付けられた整風板など、長孔やスリット状の溝目や
格子状に溝孔が連続する換気溝の清掃に好適な電動用の
ローラーブラシに関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ブラシ片6は、ループ状に編織された超極
細繊維からなる拭布7で硬質の布材等からなる方形の芯
体8を被覆し、縁部9を縫い合わせて形成されている。
尚、必要に応じてブラシ片6の縁部9は縫い合わせない
場合もあり、芯体8を入れない場合もある。更に、拭布
7には通常のメリヤス生地が使われることもあり、ま
た、芯体8は布材に限るものではなく、皮革、合成皮
革、エラストマー等、適度の硬度を有するシート材が使
用されることもある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面を回転方向に向け揃えて所定間隔を
    おいて並べたブラシ片を布基材の上面に複数列に縫着し
    て成るブラシ本体と、外周面に接着面が形成されたロー
    ラー本体とから構成され、前記ブラシ本体を前記ローラ
    ー本体の接着面に着脱自在に接着して成ることを特徴と
    するローラーブラシ。
  2. 【請求項2】 布基材の裏面に面ファスナーのループ面
    を形成するとともに、接着面が面ファスナーの鉤面であ
    ることを特徴とする請求項1記載のローラーブラシ。
  3. 【請求項3】 ブラシ片の芯体を被覆する拭布が超極細
    繊維であることを特徴とする請求項1記載のローラーブ
    ラシ。
JP9364216A 1997-12-17 1997-12-17 ローラーブラシ Withdrawn JPH11178641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9364216A JPH11178641A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 ローラーブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9364216A JPH11178641A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 ローラーブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11178641A true JPH11178641A (ja) 1999-07-06

Family

ID=18481268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9364216A Withdrawn JPH11178641A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 ローラーブラシ

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JP (1) JPH11178641A (ja)

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