JPH10244911A - 洗車機用回転ブラシ - Google Patents

洗車機用回転ブラシ

Info

Publication number
JPH10244911A
JPH10244911A JP5027997A JP5027997A JPH10244911A JP H10244911 A JPH10244911 A JP H10244911A JP 5027997 A JP5027997 A JP 5027997A JP 5027997 A JP5027997 A JP 5027997A JP H10244911 A JPH10244911 A JP H10244911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
rotating shaft
zigzag
car washer
brush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5027997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Takase
瀬 憲一郎 高
Shiro Masai
井 士 郎 政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuno Corp filed Critical Tatsuno Corp
Priority to JP5027997A priority Critical patent/JPH10244911A/ja
Publication of JPH10244911A publication Critical patent/JPH10244911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟でかつ適度の剛性を有し、洗車傷を作ら
ずにまたワイパー等を巻き込まない洗車機用回転ブラシ
を提供すること。 【解決手段】 洗浄体(14)には回転軸と平行な断面
形状が山部(14a)と谷部(14b)とを有するジグ
ザグ状に折り曲げられているものを回転軸に複数取付け
られ、そのジグザグ状により適度の剛性をもたせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸に取付ける
取付部分が一端に形成され、そして車体の表面に接触す
る洗浄部分が他端に形成された洗浄ユニットを備え、そ
の洗浄ユニットが回転軸の円周上に回転軸に対して直角
方向に延びるように複数取付けた洗車機用回転ブラシに
関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、洗車機用回転ブラシは、回
転軸に取付けられた複数の細長い洗浄体により車体の表
面に付着した泥、砂等を拭い取るようになっている。こ
の従来技術では、回転ブラシはブラシ毛で構成されてお
り、遠心力によって毛先が車体表面に順次打ちつけられ
ることで洗浄作業を行っている。したがって、泥や砂は
車体の塗装面に擦り付けられて、いわゆる洗車傷を生ず
るおそれがあった。また、ブラシ毛の接触による洗車傷
を防止するために柔軟な不織布よりなる回転ブラシも知
られているが、作動中にワイパーやドアミラーを巻き込
むおそれがあるので、その部分では回転軸の回転数を低
下させており、そのために、洗浄力が落ちるという不都
合があった。
【0003】また、遠心力の関係から回転軸の回転を変
化させると、車体と回転軸との間の距離を一定に保持す
るには複雑な制御を必要とし、洗車機本体が複雑で高価
となるという問題点があった。
【0004】例えば、特開平6−107133号公報に
は円周方向から見てシグザグ状に折り曲げた柔軟な材料
で構成した回転ブラシが開示されている。しかしなが
ら、かかる公知技術は円周方向に連続しているので、ブ
ラシがけというよりはむしろ雑巾がけに近くなり、ブラ
ッシング作用が不充分となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
材料自体は柔軟であるが、洗浄体としては適度の剛性を
有し、しかも車体形状の変化に追従でき、もって洗車傷
を防止すると共にワイパーやドアミラー等を巻き込むこ
とがない洗車機用回転ブラシを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転軸
に取付ける取付部分が一端に形成され、そして車体の表
面に接触する洗浄体が他端に形成された洗浄ユニットを
備え、その洗浄ユニットが回転軸の円周上に回転軸に対
して直角方向に延びるように複数取付けられた洗車機用
回転ブラシにおいて、前記洗浄体は回転軸と平行な断面
形状が回転軸の長手方向に山部と谷部とを有するジグザ
グ状に折曲げられている。
【0007】そして本発明によれば、前記洗浄ユニット
は細長く形成された複数本の洗浄体が固定部材を介して
取付けられている。また、本発明によれば、前記洗浄体
がV字状に2つ折りされている。さらに本発明によれ
ば、回転軸の円周方向に隣接する前記洗浄ユニットの取
付部分は回転軸の長手方向にずれた位置に着脱自在に取
付けられている。かつ、本発明によれば、前記洗浄体は
断面形状がジグザグ状に形成された不織布と平板状に形
成された不織布とを交互に取付けて構成されている。そ
して本発明によれば、前記洗浄体は撥水処理が施されて
いる。
【0008】したがって、洗浄ユニットは山部と谷部と
がリブの作用をして回転方向に剛性を有し、また柔軟な
ために半径方向(放射方向)に拡がった状態で車体形状
に追従することができる。
【0009】このように洗浄ユニットが個々に回転軸に
取付けられており、そして、ジグザグ状に折曲げられる
ことにより、遠心力の利用や追従性を損うことなく、適
度の剛性をもたせ、半径方向に拡がるので、車体との距
離も一定になる。したがって洗車機用回転ブラシとして
極めて好適である。
【0010】また、洗浄ユニットを複数本の洗浄体で構
成すれば、接触荷重が小さくなり、ワイパーやドアミラ
ーを巻き込みにくくなる。そして全体的に重量がバラン
スされるので回転トルクが変動しない。
【0011】さらに、柔軟な不織布とジグザグ状にして
かつV字状に2つ折りとすれば、製造が容易で所望の剛
性を持たせることができる。
【0012】そして洗浄ユニットの取付位置をずらすこ
とにより隣接する洗浄体の隙間の洗い残しがなくなり、
また着脱自在であるので、損耗したもののみを交換する
ことができる。
【0013】さらに、ジグザグ状の不織布の場合に山部
が車体に接触して谷部が接触しないようになる場合もあ
るので、平板状のものを組合せると、谷部の洗い残しを
洗い取ることができる。
【0014】また、撥水処理を行うことにより洗車後の
水切りが良く、重量が増加しないので、車体に大きな衝
撃力が作用せず、回転トルクも増加しないので、モータ
に過負荷が生じない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0016】図1は本発明を実施した洗車装置Aを示
し、その洗車装置Aは例えば給油所の敷地G内に立設さ
れたコ字状の洗車機本体1を備え、その洗車機本体1に
は略水平な回転軸2を有する第1の回転ブラシ3と、略
垂直な回転軸4、5を有する第2および第3の回転ブラ
シ6、7とを有している。そして空間Sに位置する車を
洗浄するようになっている。
【0017】第1ないし第3の回転ブラシはいずれも実
質的に同じであるから、以下第1の回転ブラシ3につい
て説明する。
【0018】図2および図3には全体を符号10で示す
第1の洗浄ユニットが示されている。なお符号11で示
す第2の洗浄ユニットについては後述する。第1の洗浄
ユニット10は取付部分12と複数の洗浄体14とより
なり、その取付部分12は例えば不織布で四角形に構成
され、そして複数の洗浄体14は縫い目16でその側辺
に縫い付けられて固定されている。この取付部分12の
中央には複数の取付孔15が設けられ、図2に示すよう
にボルトBで座金Zを介して回転軸2に取付けられてい
る。
【0019】図4には撥水処理が施された不織布より構
成される洗浄体14の拡大図が示されている。図4に示
されているように回転軸2の軸線に対して平行な断面
(図4では洗浄体14の端面が示されている。)が山部
14aと谷部14bとを有するジグザグ状に構成され、
そして縁部14cで2つ折りにされ、したがって、1枚
のジグザグ状すなわち波形状の洗浄体14が縁部14c
で折り曲げられている。この山部と谷部との間の寸法は
5〜6mm程度が好ましいが、材質によって適宜選択で
きる。
【0020】なお、図2および図3においては山部およ
び谷部の線は省略して示してある。図2から解るように
第1の洗浄ユニット10は図4に示すジグザグ状の2つ
折りの洗浄体14が図3のように取付部分12に取付け
られて、そして回転軸2の半径方向に延びている。そし
て第2の洗浄ユニット11は第1の洗浄ユニット10に
さらに、図5に示す平板状に形成され、撥水処理が施さ
れた不織布18を有し、洗浄体14の間に設けられてい
る。
【0021】図6において、洗浄ユニット10は回転軸
2の取付部分12と洗浄体14とより成るものである
が、回転軸2の円周方向に隣接する次の洗浄体14は図
示のように偏寄してすなわちずれて設けられている。こ
の回転軸2は歯車20の軸21に取付具22を介してピ
ン23で固定されている。したがって歯車20が回転す
ると洗浄ユニット10は回転し、車体の表面を洗浄す
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジグザグ
状の洗浄体により曲げ強度が増し剛性を有し、半径方向
に拡がって車体形状に追従し、また回転軸との距離も一
定となり、車体とブラシとの距離を割出しやすくなる。
【0023】また独立した洗浄体を円周上に複数配置し
てあるので、個々の洗浄体が車体と接触する接触荷重が
小さく、かつ接触面積も小さいので、回転トルクの変動
が少なく、駆動モータも安定した運転ができる。
【0024】したがって、柔軟性と曲げ強度とは同時に
満足でき、洗車機用回転ブラシとして極めて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する洗車装置の正面図。
【図2】本発明を実施した洗浄ユニットの取付状態を示
す図。
【図3】本発明を実施した洗浄ユニットの平面図。
【図4】本発明を実施した洗浄体の部分斜視図。
【図5】本発明の洗浄体に実施する平板状の不織布の部
分斜視図。
【図6】複数の洗浄ユニットを回転軸に取付ける態様を
説明するための図。
【符号の説明】
A・・・洗車装置 B・・・ボルト Z・・・座金 S・・・空間 1・・・洗車機本体 2、4、5・・・回転軸 3・・・第1の回転ブラシ 6・・・第2の回転ブラシ 7・・・第3の回転ブラシ 10・・・第1の洗浄ユニット 11・・・第2の洗浄ユニット 12・・・取付部分 14・・・洗浄体 14a・・・山部 14b・・・谷部 14c・・・縁部 15・・・取付孔 16・・・縫い目 18・・・不織布

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に取付ける取付部分が一端に形成
    され、そして車体の表面に接触する洗浄体が他端に形成
    された洗浄ユニットを備え、その洗浄ユニットが回転軸
    の円周上に回転軸に対して直角方向に延びるように複数
    取付けられた洗車機用回転ブラシにおいて、前記洗浄体
    は回転軸と平行な断面形状が回転軸の長手方向に山部と
    谷部とを有するジグザグ状に折曲げられていることを特
    徴とする洗車機用回転ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記洗浄ユニットは細長く形成された複
    数本の洗浄体が固定部材を介して取付けられている請求
    項1記載の洗車機用回転ブラシ。
  3. 【請求項3】 前記洗浄体がV字状に2つ折りされてい
    る請求項1、2のいずれかに記載の洗車機用回転ブラ
    シ。
  4. 【請求項4】 回転軸の円周方向に隣接する前記洗浄ユ
    ニットの取付部分は回転軸の長手方向にずれた位置に着
    脱自在に取付けられている請求項1、2、3のいずれか
    に記載の洗車機用回転ブラシ。
  5. 【請求項5】 前記洗浄体は断面形状がジグザグ状に形
    成された不織布と平板状に形成された不織布とを交互に
    取付けて構成されている請求項1、2、3のいずれかに
    記載の洗車機用回転ブラシ。
  6. 【請求項6】 前記洗浄体は撥水処理が施されている請
    求項1、2、3、5のいずれかに記載の洗車機用回転ブ
    ラシ。
JP5027997A 1997-03-05 1997-03-05 洗車機用回転ブラシ Pending JPH10244911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5027997A JPH10244911A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 洗車機用回転ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5027997A JPH10244911A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 洗車機用回転ブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10244911A true JPH10244911A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12854502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5027997A Pending JPH10244911A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 洗車機用回転ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10244911A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130180064A1 (en) * 2011-11-02 2013-07-18 Michael J. Belanger Vehicle wash component
US9079566B2 (en) 2013-03-15 2015-07-14 Belanger, Inc. Absorbent media element for a vehicle wash component
US9499136B2 (en) 2011-11-02 2016-11-22 Belanger, Inc. Lighted wash component with a slip ring connector
US9845081B2 (en) 2011-11-02 2017-12-19 Washme Properties, Llc Lighted vehicle wash component

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130180064A1 (en) * 2011-11-02 2013-07-18 Michael J. Belanger Vehicle wash component
US20130180065A1 (en) * 2011-11-02 2013-07-18 Michael J. Belanger Hub for a vehicle wash component having an arcuate pattern of media elements
US8990993B2 (en) * 2011-11-02 2015-03-31 Belanger, Inc. Vehicle wash component
US9199613B2 (en) 2011-11-02 2015-12-01 Belanger, Inc. Media element for a vehicle wash component
US9248809B2 (en) * 2011-11-02 2016-02-02 Belanger, Inc. Hub for a vehicle wash component having an arcuate pattern of media elements
US9499136B2 (en) 2011-11-02 2016-11-22 Belanger, Inc. Lighted wash component with a slip ring connector
US9845081B2 (en) 2011-11-02 2017-12-19 Washme Properties, Llc Lighted vehicle wash component
US9079566B2 (en) 2013-03-15 2015-07-14 Belanger, Inc. Absorbent media element for a vehicle wash component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2732039C (en) Improved cleaning blade strip element for making motor vehicle washing system rotary brush assemblies
US20060168752A1 (en) Vehicle cleaning element
US4815158A (en) Tangle-free carwash brush
EP0193695B1 (en) A brush for a washing roller
JPH10244911A (ja) 洗車機用回転ブラシ
JP3418959B2 (ja) 車両洗浄装置の洗浄体
JP3098630B2 (ja) 車両洗浄装置の洗浄体
US4611359A (en) Top brush construction with inflatable center section
US4733432A (en) Power brush, e.g. for vacuum cleaning apparatus
JP3156806B2 (ja) 車両洗浄装置
JP3803331B2 (ja) 掃除機用床ノズルの回転ロータ
CN215457705U (zh) 清洁辊组件和清洁设备
JP5118367B2 (ja) 洗車機用洗浄ブラシのブラシ片及び洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機
US7197786B2 (en) Automatic vehicle washing apparatus wash brush
CN213940598U (zh) 一种自清洁机构、擦窗机器人及扫地机器人
JP3156807B2 (ja) 車体洗浄装置
US4547922A (en) Top brush construction with inflatable center section
JP2594340Y2 (ja) 洗車機の側面ブラシ
JPH10278755A (ja) 洗車機用回転ブラシ
JPH11208426A (ja) 車体洗浄装置における洗浄体
JP3525754B2 (ja) 門型洗車機の回転筒に取り付けられる布ブラシ
JP3585178B2 (ja) 洗車装置の回転ブラシ
JP3394977B2 (ja) 車両洗浄装置の回転ブラシ
JP2601508B2 (ja) 配管清掃装置
JPS6393653A (ja) 洗車用ロ−ラによる洗車法