JPH11178391A - 制御装置及びそれを用いた電気機器 - Google Patents

制御装置及びそれを用いた電気機器

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JPH11178391A
JPH11178391A JP9347463A JP34746397A JPH11178391A JP H11178391 A JPH11178391 A JP H11178391A JP 9347463 A JP9347463 A JP 9347463A JP 34746397 A JP34746397 A JP 34746397A JP H11178391 A JPH11178391 A JP H11178391A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源周波数差による制御電力のバラツキ
の少ない制御装置及びそれを用いた電気機器を提供す
る。 【解決手段】 商用電源1を電力供給源とし、電気的負
荷2に流れる電流を検出する電流検出手段17と、前記
電流検出手段17の出力に応じて前記負荷2に供給する
電力量を制御する制御手段13と、商用電源1の2つの
周波数(50Hzと60Hz)において前記電流検出手
段17の出力を略同一にする調整手段18を設け、電流
検出手段17の出力に応じて負荷に供給する電力量を制
御する場合、電源周波数に影響を受けることなく高精度
に消費電力を制御できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的負荷に流れ
る電流を検出して、負荷に供給する電力を所定の電力値
に制御する制御装置、及びその制御装置を用いた電気機
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の属する技術分野の一つである電
気掃除機の制御装置を例に説明する。
【0003】商用電源を電力供給源とし、電気的負荷に
流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手
段の出力に応じて前記負荷に供給する電力量を制御する
制御手段とを有する従来の制御装置を用いた電気掃除機
として、特開平5−95877号公報のものがある。つ
まり、電気掃除機内の電動送風機の電流をカレントトラ
ンスを含む電流検出手段で検出し、電動送風機の消費電
力を制御するものが知られている。
【0004】この種の電気掃除機では、電動送風機、電
気配線、カレントトランスを含む電流検出手段のバラツ
キ等による検出誤差がある。この検出誤差をなくすため
に電流検出手段の補正が行われる。電流検出手段の補正
作業は、例えばカレントトランスに一定周波数、例えば
50Hzの一定電流を流しておき、その時の電流検出手
段の出力信号がその電流値に対して正しい値となるよう
に電流検出手段内に設けてある調整部分で補正するとい
うものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがカレントトラ
ンスは、コイルで構成されているため、電源周波数によ
っても出力偏差が生じる。従って上述した調整で抑えら
れる電流検出手段のバラツキは、電流検出手段の調整作
業時にカレントトランスに流した電源周波数(例えば5
0Hz)に対してのみであり、他方の電源周波数(例え
ば60Hz)についてはカレントトランスの検出バラツ
キ(電源周波数による出力偏差)がそのまま電力制御精
度バラツキとして出てしまい、結果電動送風機の消費電
力のバラツキ(吸い込み力特に最大吸い込み仕事率のバ
ラツキ)の最大要因となっていた。
【0006】本発明はこのような従来技術の実状に鑑み
てなされたもので、その目的は、異なる商用電源、例え
ば、商用電源周波数50Hzと60Hzにおいて電流検
出手段の出力を略同一にするよう調整することで異なる
商用電源の周波数における電力制御精度バラツキを低減
することであり、前記電気掃除機の場合では、吸い込み
力、特に最大吸い込み仕事率を安定して確保することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、商用電源を電力供給源とし、電気的負荷に
流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手
段の出力に応じて前記負荷に供給する電力量を制御する
制御手段と、商用電源の異なる周波数に対応して前記電
流検出手段の出力を略同一にする調整手段を有する事を
特徴としている。電流検出手段はカレントトランスと整
流回路と平滑回路とで構成され、調整手段はカレントト
ランスの2次側の出力端子間に可変抵抗又は抵抗とコン
デンサ又は可変コンデンサを直列に接続して構成され
る。
【0008】調整作業時には電流検出手段に50Hzで
の一定の基準電流を流し、その時の電流検出手段の出力
信号Aを確認する。次に60Hzで前記と同様一定の基
準電流を流し、その時の電流検出手段の出力信号Bを確
認する。ここで前記調整手段の可変抵抗又はコンデンサ
の値を変えると電流検出手段の周波数インピーダンスが
変化する。カレントトランスの50Hz/60Hzでの
出力信号周波数偏差が無くなるように前記可変抵抗又は
コンデンサの値を変えることで前記出力信号Aと出力信
号Bを同じ値にすることができる。
【0009】以上の調整作業を行った電流検出手段を用
いれば、電流検出手段の出力に応じて負荷に供給する電
力量を制御した場合、電源周波数に影響無く高精度に消
費電力を制御できることになる。従って本発明の制御装
置を電気掃除機に使用すれば、電源周波数差による電力
制御バラツキを解消でき高精度に消費電力を制御できる
ようになるため、電源周波数に影響されない吸い込み力
(特に最大吸い込み仕事率)を安定して確保することが
できる。
【0010】
【発明の実態の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
商用電源を電力供給源とし、電気的負荷に流れる電流を
検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力に応
じて前記負荷に供給する電力量を制御する制御手段と、
商用電源の異なる周波数に対応させて前記電流検出手段
の出力を略同一にする調整手段を有しているので、電流
検出手段の出力が商用電源の異なる周波数において略同
一となり、結果周波数に関係なく電力量の制御が略同一
に行える。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、電流検出
手段の出力バラツキを補正する第2の調整手段を有して
いるので電流検出手段の出力を調整でき、結果精度良く
電力制御できる。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、電流検出
手段を、カレントトランスと、前記カレントトランスの
出力側に接続された整流回路と平滑回路とで構成してい
るので、電流検出手段の出力が安定し、精度良く電流を
検出できる。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、補正手段
はカレントトランスの2次側の出力端子間に直列に接続
された可変抵抗又は抵抗とコンデンサ又は可変コンデン
サで形成しているので、安価に商用電源の2つの周波数
における検出偏差を補正できる。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、あらかじ
め設定した商用電源の周波数50Hzでの基準電流値を
カレントトランスに与えたときに検出される出力信号A
とあらかじめ設定した商用電源の周波数60Hzでの基
準電流値をカレントトランスに与えたときに検出される
出力信号Bとを基に、調整手段による調整量を決定して
いるので、容易にかつ精度良く調整することができる。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、基準電流
値を電気的負荷の最大定格値としているので、最も精度
が要求される最大定格値で商用電源の2つの周波数にお
いて入力を略同一にすることができる。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、電気的負
荷として電動送風機又はヒータ、又は両方を備え、かつ
前記電気的負荷を請求項1〜6のいずれか1項記載の制
御装置で制御するようにしているので、入力が商用電源
に依存されない電気機器を提供することができる。
【0017】本発明の請求項8記載の発明、電気的負荷
として吸引力を発生する電動送風機を有し、商用電源に
接続し、かつ前記電気的負荷を請求項1〜6のいずれか
1項記載の制御装置で制御するようにしているので、商
用電源の周波数差による電動送風機の消費電力差を高精
度に抑制でき、吸い込み力特に最大吸い込み仕事率を安
定して確保することができると共に、電動送風機の加熱
による寿命低下や本体熱変形等の防止できる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を電気掃除機の制御装置に応
用した場合の一実施例について図1及び図2を参照しな
がら説明する。
【0019】図1は実施例に係わる電気掃除機の電気回
路図を示すブロック図である。この回路は商用電源1か
ら電力が供給される電動送風機2と、電動送風機2への
通電を制御する双方向サイリスタ3と、電動送風機2や
双方向サイリスタ3等からなる電気的負荷に流れる電流
を検出する電流検出手段17と、これらを制御する制御
手段としてのマイクロコンピュータ13と、マイクロコ
ンピュータ13へ電力を供給する電源回路12と、双方
向サイリスタ3をオンオフするためのトリガ信号を送る
トリガ回路11と、マイクロコンピュータ13に基準と
なるクロック信号を発生する発振回路15と、使用者が
操作し、掃除機の運転、停止等を行う手元操作部14と
によって構成される。
【0020】なお、前記電流検出手段17は、電動送風
機2に流れる電流を検出するカレントトランス4と、カ
レントトランス4の2次側の出力端子間に第1の可変抵
抗器5とコンデンサ6を直列に接続して構成される調整
手段18と、カレントトランス4によって検出された電
流に応じた検知信号を整流する整流回路7と、コンデン
サ9と第2の調整手段である第2の可変抵抗器10から
成り整流された検出信号を平滑する平滑回路8とから構
成される。
【0021】電気掃除機の運転は、以下のようにして行
われる。すなわち、電源プラグ(図示せず)をコンセン
トに差し込み商用電源を制御装置に接続する。手元操作
部14を操作すると、電動送風機2が回転を始め、電気
掃除機が運転を開始する。このとき、マイクロコンピュ
ータ13は、手元操作部14からの運転指令信号をPI
端子で受け、OUT端子から運転指令信号に応じた位相
制御信号であるトリガ信号を出力する。
【0022】このトリガ信号はトリガ回路11を通して
双方向サイリスタ3のG端子に送られる。双方向サイリ
スタ3はG端子へトリガ信号が送られると主電極T1、
T2間がオンして(導通)状態となり、電動送風機2が
回転する。トリガ信号のタイミングに応じて、電動送風
機2に加わる電圧が変化すると、電動送風機2に流れる
電流も変化し、消費電力を変えることができる(位相制
御による電力制御)。電動送風機2に流れる電流は電流
検出手段17によって整流・平滑されてマイクロコンピ
ュータ13のA/D端子に入力され、マイクロコンピュ
ータ13内で演算を行うことで電動送風機2に流れる電
流を求めることができる。この求めた電流値を基に、マ
イクロコンピュータ13が電動送風機2の消費電力を制
御する。
【0023】ここで、再度従来の電流検出手段の問題点
について簡単に説明する。図1の電流検出手段17よ
り、補正手段18を削除したものが従来の電流検出手段
(図示せず)の構成となる。従来は電流検出手段の調整
のためにカレントトランス4に図1の定電流源16を接
続して基準電流値I0を直接与えると、従来の電流検出
手段出力電圧は図2(ア)のようになる。
【0024】同じ基準電流値I0を与えたときの電流検
出手段出力電圧Vは、カレントトランス4に加わる電源
周波数による出力電圧偏差バラツキにより、周波数50
Hzと60HzとでそれぞれV2とV1のように異なる
値となる。
【0025】ここで第2の可変抵抗器10を調整して、
例えば50Hzでの電流検出手段出力電圧V2を所定の
電圧に設定したとしても、60Hzでの電流検出手段出
力電圧はV2とV1とのバラツキ比のままで改善するこ
とはできない。前述したようにマイクロコンピュータ1
3は電流検出手段の出力電圧を基に電動送風機2の消費
電力を制御するため、V2とV1の差がそのまま電力制
御精度のバラツキとなって現れてくる。因みに、定電流
源16は電流検出手段17の調整時にのみ接続される外
部電源であり、電気掃除機本体内部に組み込まれるもの
ではないことは言うまでもない。
【0026】次に、本実施例の電流検出手段17の動作
について説明する。電流検出手段17の調整のために、
図1の電流検出手段17のカレントトランス4に、図1
の定電流源16を接続して基準電流値I0を直接与え
る。その時の電流検出手段17の出力電圧Vは、従来の
電流検出手段17と同様図2(ア)のように商用電源1
の周波数の違い、あるいは電動送風機2、カレントトラ
ンス4、あるいは配線(図示せず)等の違いによる検出
レベルのズレが生じる。
【0027】そこでまず商用電源の2つの周波数(50
Hzと60Hz)によるズレを調整する。図3に示すよ
うにあらかじめ設定した50Hzでの基準電流を定電流
源16からカレントトランス4に印加する(ア)。次に
カレントトランス4の出力電圧V1を検出する(イ)。
同様にあらかじめ設定した60Hzでの基準電流をカレ
ントトランス4に印加し(ウ)、カレントトランス4の
出力電圧V2を検出する(エ)。そして、V1とV2の
差からV1とV2の差がなくなるよう調整量を設定する
(オ)。この補正量に合わせて第1の可変抵抗器5を調
整する(カ)。
【0028】このように電流検出手段17の周波数イン
ピーダンスを変化させ、カレントトランス4の50Hz
と60Hzでの出力信号周波数偏差が無くなるよう、即
ち電流検出手段出力電圧Vがほぼ同じ値になるようにす
る。
【0029】次に、電動送風機2、カレントトランス
4、あるいは配線等の違いによる検出レベルのバラツキ
を第2の可変抵抗器10で調整する。例えば50Hzで
の電流検出手段出力電圧を所定の電圧V0に設定する
と、60Hzでの電流検出手段出力電圧V1も略V0と
なる。その様子を図2(イ)に示す。前述したようにマ
イクロコンピュータ13は電流検出手段の出力電圧Vを
基に電動送風機2の消費電力を制御するため、電源周波
数50Hz時と60Hz時とで略同一の電力制御精度を
得ることができる。因みに、定電流源16は電流検出手
段17の調整時にのみ接続するもので、電気掃除機の実
使用時には使用しないことは言うまでもない。
【0030】ところで、本実施例では調整手段18を可
変抵抗器5とコンデンサ6とで構成したが、固定抵抗器
と可変容量コンデンサとで構成しても同様の効果が得ら
れることは言うまでもなく、要はインピーダンスが調整
できればよい。また、電流検出手段17調整時にカレン
トトランス4に与える基準電流値I0は、制御機器即ち
電気掃除機の最大定格電流値とすることで、カレントト
ランスの電源周波数出力偏差を最大に観測できるため、
電流検出手段17のバラツキを更に高精度に調整できる
ことになる。
【0031】また、基準電流値を電気的負荷の最大定格
値とすることにより最も精度良く電力制御することが可
能となる。電気機器が電気掃除機の場合を例にとって説
明する。風量に対する消費電力と吸い込み力は図4に示
すようになり、吸い込み力が最大となる近傍で消費電力
を最大とし、風量がさらに大きくなると消費電力の低減
する制御を行っている。この時、商用電源の周波数差に
よる消費電力の調整を吸い込み力の最大となる消費電
力、即ち最大定格値で行うことになり、最も高精度、高
吸い込み力で調整することができる。
【0032】又、調整は制御回路のユニットを製品本体
に組み込んだら実施すれば更に個体に合わせた高精度の
調整が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
電流検出手段の商用電源の周波差による出力差を調整す
ることができるため、商用電源の周波数差による電力制
御精度バラツキを抑えることができ、高精度な電力制御
装置を提供することができる。
【0034】本発明の請求項2記載の発明によれば、電
流検出手段の出力バラツキを調整する第2の調整手段を
有しているので電流検出手段の出力を調整でき、結果精
度良く電力制御できる。
【0035】本発明の請求項3記載の発明によれば、電
流検出手段を、カレントトランスと、前記カレントトラ
ンスの出力側に接続された整流回路と平滑回路とで構成
しているので、電流検出手段の出力が安定し、精度良く
電流を検出できる。
【0036】本発明の請求項4記載の発明によれば、補
正手段はカレントトランスの2次側の出力端子間に直列
に接続された可変抵抗又は抵抗とコンデンサ又は可変抵
抗で形成しているので、安価に商用電源の異なる周波数
における検出偏差を補正できる。
【0037】本発明の請求項5記載の発明によれば、あ
らかじめ設定した商用電源の周波数50Hzでの基準電
流値をカレントトランスに与えたときに検出される出力
信号出力信号Aとあらかじめ設定した商用電源の周波数
60Hzでの基準電流値をカレントトランスに与えたと
きに検出される出力信号Bとを基に、調整手段による調
整量を決定しているので、容易にかつ精度良く補正する
ことができる。
【0038】本発明の請求項6記載の発明によれば、基
準電流値を電気的負荷の最大定格値としているので、最
も精度が要求される最大定格値で商用電源の2つの周波
数において入力を略同一にすることができる。
【0039】本発明の請求項7記載の発明によれば、電
気的負荷として電動送風機又はヒータ、又は両方を備
え、かつ前記電気的負荷を請求項1〜6のいずれか1項
記載の制御装置で制御するようにしているので、入力が
商用電源の周波数に依存されない電気機器を提供するこ
とができる。
【0040】本発明の請求項8記載の発明、電気的負荷
として吸引力を発生する電動送風機を有し、商用電源に
接続し、かつ前記電気的負荷を請求項1〜6のいずれか
1項記載の制御装置で制御するようにしているので、商
用電源の周波数差による電動送風機の消費電力差を高精
度に抑制でき、吸い込み力特に最大吸い込み仕事率を安
定して確保することができると共に、電動送風機の加熱
による寿命低下や本体熱変形等の防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御装置を示すブロッ
ク図
【図2】(ア)同制御装置の負荷電流−電流検出手段の
出力電圧関係図(調整手段による調整前) (イ)同制御装置の負荷電流−電流検出手段の出力電圧
関係図(調整手段による調整後)
【図3】同制御装置の商用電源の周波数差による電流検
出値のズレを補正するフローチャート
【図4】同制御装置を用いた電気掃除機の風量−消費電
力、吸い込み力関係図
【符号の説明】
2 電動送風機 3 双方向サイリスタ 4 カレントトランス 5 第1の可変抵抗器 6 コンデンサ 7 整流回路 9 コンデンサ 10 第2の可変抵抗器(第2の調整手段) 11 トリガ回路 13 マイクロコンピュータ(制御手段) 17 電流検出手段 18 調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福嶋 雅一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を電力供給源とし、電気的負荷
    に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出
    手段の出力に応じて前記負荷に供給する電力量を制御す
    る制御手段と、商用電源の異なる周波数に対応して前記
    電流検出手段の出力を略同一にする調整手段を有する制
    御装置。
  2. 【請求項2】 電流検出手段の出力バラツキを補正する
    第2の調整手段を有する請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 電流検出手段を、カレントトランスと、
    前記カレントトランスの出力側に接続された整流回路と
    平滑回路とで構成した請求項1又は2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 調整手段はカレントトランスの2次側の
    出力端子間に直列に接続されたいずれか一方に可変型の
    ものを使用する抵抗とコンデンサで形成した請求項1〜
    3のいずれか1項記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 あらかじめ設定した商用電源の周波数5
    0Hzでの基準電流値をカレントトランスに与えたとき
    に検出される出力信号Aとあらかじめ設定した商用電源
    の周波数60Hzでの基準電流値をカレントトランスに
    与えたときに検出される出力信号Bとを基に、調整手段
    による補正量を決定するようにした請求項1〜4のいず
    れか1項記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 基準電流値を電気的負荷の最大定格値と
    することを特徴とする請求項5記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 電気的負荷として少なくとも電動送風機
    又はヒータのいずれか一方を有し、かつ前記電気的負荷
    を請求項1〜6のいずれか1項記載の制御装置で制御す
    るようにした電気機器。
  8. 【請求項8】 電気的負荷として吸引力を発生する電動
    送風機を有し、商用電源に接続し、かつ前記電気的負荷
    を請求項1〜6のいずれか1項記載の制御装置で制御す
    るようにした電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102727131A (zh) * 2011-04-14 2012-10-17 松下电器产业株式会社 电动吸尘器

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