JPH11177484A - Cdma方式移動体通信機 - Google Patents

Cdma方式移動体通信機

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JPH11177484A
JPH11177484A JP36249397A JP36249397A JPH11177484A JP H11177484 A JPH11177484 A JP H11177484A JP 36249397 A JP36249397 A JP 36249397A JP 36249397 A JP36249397 A JP 36249397A JP H11177484 A JPH11177484 A JP H11177484A
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    • H04L1/0042Encoding specially adapted to other signal generation operation, e.g. in order to reduce transmit distortions, jitter, or to improve signal shape

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体通信に使用されるCDMA方式移動体通信
機において、受信部のロングコード発生器の削減によ
り、装置規模および消費電流を削減する。 【解決手段】 間引き部11の出力タイミングで、FIFO12
aの書き込みアドレスを算出して受信ロングコードを格
納し、基準クロック発生部12cの出力する基準クロック
の周期で、FIFOの読み出しアドレスを算出して受信ロン
グコードを読み出すFIFO制御部12bで受信ロングコード
を制御し、また、シンボル合成部10で、基準クロックの
周期でRAKE受信部より出力されるパス毎の受信シンボル
を合成して、その合成された受信シンボルを読み出した
受信ロングコードで復調することにより、受信部のロン
グコード発生器が削減できるCDMA方式移動体通信機が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信分野に
おけるスペクトル拡散(SS)通信方式を用いた符号分割多
重(以下CDMA)移動体通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信分野におけるSS通信は、符号
分割多重が可能で、また耐ノイズ性も優れているため、
CDMA通信システムや無線LAN通信に使用されている。現
在CDMA通信システムは北米や韓国で実用化されており、
また、日本でも第二電電やIDOによりサーピスが関始さ
れる予定である(TIA/EIA/IS95やTIA/EIA/IS98)として標
準化されている。(以下北米方式と呼ぶ)。また、別のCD
MA方式が日本でも第三世代移動体通信方式(以下、広帯
域方式)として採用される予定である。
【0003】拡散方式として、直接拡散方式と周波数ホ
ッピング方式があるが、現在、CDMA方式として採用され
ている方式は、いずれも直接拡散方式である。直接拡散
方式を用いたスペクトル拡散通信方式では、RAKE方式と
呼ばれる受信機を用いることによって、マルチパス成分
を最大比合成し、ダイバーシチ効果をあげることができ
る。RAKE方式受信機については、例えば、米国特許第5,
109,390号に示されている。
【0004】また、CDMA方式のRAKE受信機を用いると、
移動体通信機は現在通信している基地局以外に、他の基
地局との通信も可能であるため、通信のとぎれが生じず
にハンドオフを実行することができる。(ソフトハンド
オフ)北米方式ではソフトハンドオフを実現するため
に、GPSを用いて基地局間を全て同期させている。広帯
域方式では基地局間は非同期である。従って、北米方式
の方が容易にソフトハンドオフのための基地局を検出で
きる。北米方式では、各基地局が共通の符号(ロングコ
ード)を持ち、GPSクロックでその符号発生器を駆動する
ことにより、基地局間の同期を実現させている。
【0005】図6に北米方式の移動体通信機の構成を示
す。図6に示される移動体通信機は、大別すると送信部
Aと受信部Bで構成されている。送信部Aは、送信データ
生成部1と、誤り検出訂正符号化部2と、ロングコード
発生器3と、そのロングコードで一次拡散するlong cod
e変調部4と、同相成分の拡散符号でロングコード変調
信号を直接拡散する同相成分直接拡散部5と、直交成分
の拡散符号でロングコード変調信号を直接拡散する直交
成分直接拡散部6と、直接拡散されたベースバンド信号
を無線周波数帯に周波数変換し、さらに増幅したのちア
ンテナより送出する無線送信部7とから構成されてい
る。
【0006】次に、受信部Bは、アンテナより受信した
無線周波数帯の受信信号を、増幅したのちベースバンド
帯に周波数変換する無線受信部8と、マルチパス成分の
最大比合成とソフトハンドオフを実現するためのRAKE受
信部9と、受信シンボルを最大比合成するシンボル合成
部10と、送信部と同じ構成のロングコード発生器3と、
ロングコードを間引く間引き部11と、合成された受信シ
ンボルを間引いたロングコードで復調(デスクランブル)
するlong code復調部13と、誤り検出、訂正復号化部14
と、復号された受信データを音声および制御信号に分解
する復調データ処理部15とから構成されている。なお、
RAKE受信部9は、同相成分逆拡散部9a〜9cと、直交成分
逆拡散部9d〜9fと、合成部9g〜9iよりなり、各マルチパ
ス毎に同相成分と直交成分を逆拡散して合成することに
より、マルチパス毎に逆拡散した信号(受信シンボル)を
出力するように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の北米方式移
動体通信機において、移動体通信機の送受信のロングコ
ード発生タイミングが異なるため、図6に示す様に、送
受信それぞれについてロングコード発生器が必要であ
る。以下その理由について説明するが、その前に図7に
従来の北米方式移動体通信機で使用されているロングコ
ード発生器の構成を示す。図7に示すように、ロングコ
ード発生器は42個のフリップフロップと、その全ての出
力の排他的論理和回路(modulo 2加算)とシフトレジスタ
の帰還演算(わり算)に必要な7個の排他的論理和回路か
ら構成されている(ロングコードマスクを行なう場合に
はアンド回路も42個必要)。ロングコード発生器のクロ
ックの周期としては1.228MHzが使用されている。
【0008】一般に北米方式の移動体通信機では、受信
部のロングコードは送信部のロングコード発生器3の出
力を間引きして使用する。移動体通信機では北米方式の
規格によりアンテナ端で送信タイミングを受信の最早パ
スに一致させるため、通常は無線部の遅延およびマルチ
パス合成のための遅延(最早パスと最遅パスとのタイミ
ング差)により送信タイミングの方が受信タイミングよ
り早いため問題は生じないが、送信タイミングを遅らす
ことがある(EIA/TIA/IS-95A参照)ので、送受信間のタ
イミングが逆転することがあり、そのときに問題を生じ
ることになる。移動体通信機は基地局からある絶対時間
のロングコードの系列を与えられ、それ以降は基地局と
同期したクロックでロングコードを発生するため、基地
局から得られたロングコードの系列以前の系列を予め持
つことができない。よって、送受信のタイミングが逆転
したとき、受信部は送信部からロングコードを得ること
ができない。また、受信側のRAKE受信部の逆拡散タイミ
ングは、受信パスが切り替わる毎に変動するため、送受
信間のタイミング調整が困難である。
【0009】それゆえ、受信側では、送信部と独立した
タイミングで動作する送信部と同じロングコード発生器
を持つ必要があり(図6の構成参照)、そのため、装置規
模および消費電流が増加するという課題を有していた。
【0010】また、シンボル合成部10では北米方式の規
格により、数シンボル周期にわたる遅延パスを位相ずれ
なく合成する必要がある。受信性能の向上のためにシン
ボル合成に使用するマルチパスは頻繁に切り替わるた
め、各パスの受信タイミングが数シンボル周期にわたり
頻繁に変化してしまうと、遅延パスを位相ずれなく合成
することが困難である。それゆえ、シンボル合成部10の
構成が複雑化するという課題を有していた。
【0011】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、送受信のタイミングが逆転する前に、予め送信部で
得られたロングコードを、予め送受信の最大タイミング
差以上に相当する分だけバッファに格納しておき、その
バッファから受信ロングコードとして読み出すことによ
り受信ロングコード発生器を削減できるため、装置規模
および消費電流の削減ができる優れたCDMA方式移動体通
信機を提供することを目的とする。
【0012】また、各パス毎の逆拡散出力シンボルを格
納する先入れ先出しバッファ(FIFO)と、そのFIFOの書き
込みおよび読み出しアドレスを、基準クロック発生器
と、各パスの逆拡散出力毎に増分するカウンタと、その
カウンタの前回値とカウンタ値との差分をとる差分器を
用いて算出することで、簡単な構成により数シンボル周
期にわたる遅延パスを、位相ずれなく合成することので
きる優れたCDMA方式移動体通信機を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明のCDMA方式移動体通信機は、送信部で使用する
ロングコード発生器出力を間引き、その間引かれたロン
グコードを格納するバッファと、そのバッファの書き込
み及び読み出しアドレスを制御するバッファ制御部と、
バッファより出力されたロングコード(受信ロングコー
ド)とRAKE受信部より出力された受信信号(受信シンボ
ル)とを排他的論理和演算するロングコード復調器とを
備えることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明のCDMA方式移動体通信機は、
受信信号を伝送パス毎に分離して、同相および直交成分
毎に拡散系列で逆拡散して合成し、その合成信号を各パ
ス毎に出力するRAKE受信部の出力(受信シンボル)を、各
パス毎に格納する先入れ先出しバッファ(FIFO)と、RAKE
受信部の各パス毎に、出力タイミング(dump clock)毎に
増分し、かつその最大値がFIFOの最大格納受信シンボル
数に等しいカウンタと、受信シンボルの周期で自走する
クロック(基準クロック)を出力する基準クロック発生部
と、基準クロック毎に、各パス毎に設けられている上記
カウンタの各カウンタ出力値を書き込み相対アドレスと
して参照して上記各FIFOに受信シンボルを格納し、また
上記各FIFOの読み出し相対アドレスを全て同一のカウン
タ値から参照するFIFO制御部と、各FIFO出力を合成する
シンボル合成部で構成されるRAKE合成器を備えることを
特徴とするものである。
【0015】以上により、送受信のタイミングが逆転す
る前に、予め送信部で得られたロングコードを、予め送
受信の最大タイミング差以上に相当する分だけバッファ
に格納しておき、そのバッファから受信ロングコードと
して読み出すことにより受信ロングコード発生器を削減
できるため、装置規模および消費電流の削減できる優れ
たCDMA方式移動体通信機が得られる。
【0016】また、各パス毎の逆拡散出力シンボルを格
納する複数のFIFOと、そのFIFOの書き込みアドレスは基
準クロック発生器を用いて算出し、そのFIFOの読み出し
アドレスは、基準クロック発生器と、各パスの出力毎に
増分するカウンタと、そのカウンタの前回値とカウンタ
値との差分をとる差分器を用いて算出することにより、
簡単な構成により遅延パスを位相ずれなく合成すること
のできる優れたCDMA方式移動体通信機が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、送信データ生成部と、誤り検出および訂正のための
符号化部と、一次拡散に使用する長周期系列符号(ロン
グコード)発生器と、前記ロングコードと前記誤り検出
および訂正符号化器出力とを排他的論理和演算するロン
グコード変調器と、前記ロングコード変調器出力を同相
および直交成分に分けて短周期系列符号(ショートコー
ド)で2次拡散するショートコード拡散器と、前記ショ
ートコード拡散器出力を無線周波数帯に周波数変換する
周波数変換部、その周波数変換された信号を増幅する増
幅部およびアンテナから成る無線送信部とで構成される
送信部と、アンテナより受信した信号をベースバンド帯
の信号に変換する無線受信部と、前記無線受信部出力を
伝送パス毎に分離して、同相および直交成分毎に前記シ
ョートコードで逆拡散して合成し、その合成信号を各パ
ス毎に出力するRAKE受信部と、前記RAKE受信部出力を合
成するシンボル合成部と、前記送信部のロングコード発
生器出力を間引き、その間引かれたロングコードを格納
するバッファと、そのバッファの書き込み及び読み出し
アドレスを制御するバッファ制御部と、前記バッファよ
り出力されたロングコード(受信ロングコード)と前記シ
ンボル合成部より出力された受信信号(受信シンボル)と
を排他的論理和演算するロングコード復調器と、前記受
信シンボルの周期で自走するクロックを発生する基準ク
ロック発生部と、前記ロングコード復調器出力シンボル
の誤り検出および訂正を行なって受信データを再生する
誤り検出および訂正部と、再生データを音声と制御信号
に分解する復調データ処理部とからなる受信部とで構成
されるCDMA方式移動体通信機としたものであり、受信ロ
ングコード発生器を持たずともCDMA方式での音声や制御
データなどのデータ通信を可能とし装置規模を削減でき
るという作用を有する。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、前記バッ
ファは、前記送信部の送信タイミングが遅延する前に、
予め最大遅延量以上に相当する分だけ受信ロングコード
を格納しておくことを特徴とする請求項1記載のCDMA方
式移動体通信機としたもので、送信タイミングの遅延時
にも受信ロングコードが供給できるという作用を有す
る。
【0019】また、請求項3に記載の発明は、送信の一
次拡散に使用する長周期系列符号(ロングコード)発生器
と、前記ロングコード発生器出力を間引きする間引き部
と、前記間引き部出力(受信ロングコード)を格納する先
入れ先出しバッファ(FIFO)と、逆拡散後の受信信号(受
信シンボル)の周期で自走するクロック(基準クロック)
を発生する基準クロック発生部と、前記間引き部の出力
タイミング(dump clock)で増分する第1のカウンタと、
前記基準クロック周期で増分する第2のカウンタと、前
記FIFO出力と逆拡散された受信信号とを排他的論理和演
算するロングコード演算部とを含むことを特徴とするCD
MA方式移動体通信機としたものであり、受信ロングコー
ド発生器を持たずともCDMA方式での音声や制御データな
どのデータ通信を可能とし装置規模を削減できるという
作用を有する。
【0020】また、請求項4に記載の発明は、前記第1
のカウンタおよび前記第2のカウンタのmodulo値を、前
記FIFOの格納できる最大受信ロングコード数とし、前記
出力タイミング(dump clock)毎に、前記第1のカウンタ
出力値を前記FIFOの書き込みアドレスとして、また前記
基準クロック毎に、前記第2のカウンタ出力値を前記FI
FOの読み出しアドレスとして参照することを特徴とする
請求項3記載のCDMA方式移動体通信機としたものであ
り、受信ロングコード発生器を持たずとも簡単な構成で
CDMA方式の通信を可能とし装置規模を削減できるという
作用を有する。
【0021】また、請求項5に記載の発明は、送信の一
次拡散に使用する長周期系列符号(ロングコード)発生器
と、逆拡散後の受信信号(受信シンボル)の周期で自走す
るクロック(基準クロック)を発生する基準クロック発生
部と、前記ロングコード発生器出力を間引きする間引き
部と、前記間引き部出力の出力タイミング(dump clock)
毎に前記ロングコード(受信ロングコード)をシフトしな
がら格納するシフトレジスタと、前記dump clock毎に増
分してかつ前記基準クロック周期でリセットされるカウ
ンタと、前記カウンタ値を積分して、前記基準クロック
毎にその積分値を出力しかつ出力後に減分される積分器
と、前記積分器出力値に相当する位置から前記シフトレ
ジスタの受信ロングコードを読み出して、その値と逆拡
散された受信信号とを排他的論理和演算するロングコー
ド演算部とを含むことを特徴とするCDMA方式移動体通信
機としたものであり、受信ロングコード発生器を持たず
とも簡単な構成でCDMA方式での音声や制御データなどの
データ通信を可能とし装置規模を削減できるという作用
を有する。
【0022】また、請求項6に記載の発明は、アンテナ
より受信した信号をベースバンド帯の信号に変換する無
線受信部と、前記無線受信部出力を伝送パス毎に分離し
て、同相および直交成分毎に短周期系列符号(ショート
コード)で逆拡散して合成し、その合成信号を各パス毎
に出力するRAKE受信部と、前記RAKE受信部出力を各パス
毎に格納する複数のバッファと、前記各バッファの出力
を合成するシンボル合成部と、前記シンボル合成時に前
記各バッファ出力間の位相ずれを防ぐために、前記RAKE
受信部より得られる各パス毎の受信信号のタイミング情
報に基づいて前記各バッファの書き込みアドレスと読み
出しアドレスを算出するバッファ制御部と、長周期系列
符号(ロングコード)発生器と、前記ロングコード発生器
出力を間引くための間引き部と、前記間引き部の出力
(受信ロングコード)と前記シンボル合成出力(受信シン
ボル)を排他的論理和演算するロングコード復調器と、
前記ロングコード復調器出力シンボルの誤り検出および
訂正を行なって受信データを再生する誤り検出および訂
正部と、再生データを音声と制御データに分解する復調
データ処理部で構成されるCDMA方式移動体通信受信機と
したものであり、位相ずれなく各パス毎のRAKE受信出力
信号を合成できるという作用を有する。
【0023】また、請求項7に記載の発明は、前記複数
のバッファが、前記RAKE受信部の出力(受信シンボル)
を、各パス毎に格納する複数の先入れ先出しバッファ(F
IFO)からなり、また、前記バッファ制御部が、前記RAKE
受信部の各パス毎に、出力タイミング(dump clock)毎に
増分し、かつその最大値が前記各FIFOの最大格納受信シ
ンボル数に等しい複数の第1のカウンタと、前記受信シ
ンボルの周期で自走するクロック(基準クロック)を出力
する基準クロック発生部と、前記各FIFO読み出し相対ア
ドレスとして参照され、その最大値が前記各FIFOの最大
格納受信シンボル数に等しい第2のカウンタと、前記基
準クロック毎に、前記複数の第1のカウンタ出力値を書
き込みアドレスとして参照して前記各FIFOに前記受信シ
ンボルを格納し、また前記各FIFOの相対読み出しアドレ
スを、全て同一の前記第2のカウンタ値として参照する
FIFO制御部で構成されることを特徴とする請求項6記載
のCDMA方式移動体通信受信機としたものであり、位相ず
れなく各パス毎のRAKE受信器出力信号を合成するシンボ
ル合成処理の構成を簡略化できるという作用を有する。
【0024】また、請求項8に記載の発明は、前記FIFO
制御部が、前記複数の第1のカウンタ値から最早パス
(最も早く到着する受信パス)に対応するカウンタ値(最
早カウンタ値)を選択するスイッチと、前記最早カウン
タ値を前記基準クロックの一周期分遅延する遅延器と、
前記スイッチ出力と前記遅延器出力との差分を求める差
分器と、該差分器の出力より、前記各FIFO出力時の出力
シンボル数を算出するFIFO出力シンボル数算出部と、前
記各FIFOの読み出し後に、読み出しアドレス算出に参照
した前記第2のカウンタ値を増分するFIFO読み出しアド
レス算出部を含むことを特徴とする請求項6記載のCDMA
方式移動体通信受信機としたものであり、位相ずれなく
各パス毎のRAKE受信器出力信号を合成するシンボル合成
処理の構成を簡略化できるという作用を有する。
【0025】また、請求項9〜請求項16に記載の発明
は、上記請求項1〜請求項8に記載の発明と同様のこと
をCDMA方式基地局において実現したものであり、上記請
求項1〜請求項8に記載の発明と同様の作用を有する。
【0026】また、請求項17に記載の発明は、上記請
求項1および請求項9における発明についてCDMA受信方
法と捉えた発明であって、上記請求項1および請求項9
と同様の作用を有する。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1は、CDMA方式移
動体通信機のブロック図を示し、図1において、CDMA方
式移動体通信機は、大別すると送信部Aおよび受信部B
から構成されており、送信部Aは、音声や制御データな
どの送信データを生成する送信データ生成部1と、誤り
検出および訂正に使用するための符号化を行なうCRC符
号部、畳み込み符号化器およびインターリープ処理部で
構成されている誤り検出及び訂正符号化部2と、送信ロ
ングコードを発生する、シフトレジスタ、排他的論理和
回路およびマスクのためのアンドゲート回路で構成され
るロングコード発生器3と、符号化データをロングコー
ドで変調する、排他的論理和回路で構成されるロングコ
ード変調器4と、それぞれロングコード変調データを同
相および直交成分に分離して、それぞれの拡散符号で拡
散する、拡散符号発生器と拡散(排他的論理和)処理部で
構成される同相成分直接拡散部5及び直交成分直接拡散
部6と、拡散された同相および直交信号を無線周波数帯
の信号として送信する、周波数変換部、増幅部、フィル
タ、局部発振器、アンテナで構成される無線送信部7と
で構成されている。
【0029】また、受信部Bは、無線周波数帯の受信信
号をベースバンド帯に変換する、アンテナ、局部発振
器、フィルタ、増幅部、周波数変換部で構成される無線
受信部8と、ベースバンド帯の受信信号を、各パス毎に
同相および直交成分それぞれについて逆拡散処理を行な
い、更に各パス毎に逆拡散された同相および直交信号を
合成して受信シンボルを生成する、同相および直交成分
の拡散符号発生器と逆拡散(排他的論理和)処理部および
その合成部を各パス毎に持つ構成となっているRAKE受信
部9と、各パス毎の受信シンボルを合成する、加算器で
構成されるシンボル合成部10と、送信部Aで生成したロ
ングコードから受信ロングコードを抽出するために、送
信ロングコードから間引く、受信ロングコードのクロッ
ク周期でオンオフするスイッチで構成される間引き部11
と、受信シンボルと受信ロングコード間のタイミング差
を調整する、受信ロングコードを格納するFIFOと、FIFO
の書き込みおよび読み出しアドレスを制御するFIFO制御
部と、受信シンボルと受信ロングコードとによるロング
コード復調処理のタイミング基準となる基準クロックを
発生する基準クロック発生部で構成される受信ロングコ
ード生成部12と、基準クロックの周期で、受信信号をロ
ングコード復調する、排他的論理和処理部で構成される
ロングコード復調部13と、受信シンボルの誤りを検出お
よび訂正して受信データを再生する、逆インターリーブ
部、ビタビ復号器およびCRC復号部で構成される誤り検
出及び訂正復号部14と、復調データを音声および制御信
号に分解する、ヘッダ検出部とフレーム分解処理部で構
成される復調データ処理部15で構成されている。
【0030】以上の様に構成されたCDMA方式移動体通信
機において、受信ロングコードを出力タイミング(dump
clock)毎にFIFOに格納し、基準クロック毎に合成された
受信シンボルと受信ロングコードを、それぞれのFIFOか
ら読み出してロングコード復調する。書き込みおよび読
み出しアドレスは、それぞれ書き込みおよび読み出し毎
に更新していく。また、送信タイミングを遅延する前
に、予め最大遅延量以上に相当する分だけ受信ロングコ
ードを格納する。
【0031】以上の様に送受信それぞれについて基準ク
ロックを持つことにより、送受信処理を独立したタイミ
ングで実行できる。また、送信のタイミングが遅延して
も、受信ロングコードはFIFOに格納されているためにロ
ングコード復調は可能である。従って、本発明の第1の
実施の形態により、受信ロングコード発生器が不要にな
るので装置規模および消費電流を削減することができ
る。
【0032】(第2の実施の形態)図2は図1に示され
る受信ロングコード生成部12をより具体化した第1の受
信ロングコード生成部の構成を示すもので、図2におい
て、第1の受信ロングコード生成部は、FIFOの書き込み
アドレスを算出する、FIFOの最大格納ロングコード数を
modulo値として持つ第1のカウンタ16と、FIFOの読み出
しアドレスを算出する、FIFOの最大格納ロングコード数
をmodulo値として持つ第2のカウンタ17と、第2のカウ
ンタ17に与える基準クロックを発生する基準クロック発
生部12cと、受信ロングコードを格納するFIFO18とで構
成されている。なお、図2には、第1の受信ロングコー
ド生成部に関連して、受信シンボルと受信ロングコード
とを排他的論理和演算を行なってロングコードを復調す
る受信ロングコード復調部13も示されている。
【0033】以上の様に構成された受信ロングコード生
成部において、dump clock毎に第1のカウンタを増分
し、その示す値を書き込み相対アドレスとして参照して
受信ロングコードをFIFOに書き込む。また、基準クロッ
ク毎に第2のカウンタを増分し、その示す値を読み出し
相対アドレスとして参照して受信ロングコードをFIFOよ
り読み出す。なお、受信ロングコード生成部を実現する
ためには、8個の双方向バッファと、1個の8ビットレ
ジスタと、2個の3ビットカウンタと、デコーダ用に2
個の3ビットマルチプレクサが必要になる。
【0034】北米CDMA方式では送信の最大遅延時間は受
信シンボル周期の8倍である。また送信タイミングは、
受信の最早パスのタイミングに追従している。補償すべ
き受信の最早パスと最遅パスの遅延差は、北米CDMA方式
では受信シンボル周期の3倍以上である。従って、受信
の最遅パスの遅延を補償するために、各パスの受信シン
ボル合成処理は送信タイミングより数シンボル遅れるの
で、dump clockと基準クロックの非同期構成を考慮して
も、FIFOの格納容量は最大送信遅延時間の8シンボル周
期分で十分である。また、アドレスデコーダは送受信そ
れぞれについて3ビットである。
【0035】一方、ロングコード発生器は42個のフリッ
プフロップと、その全ての出力の排他的論理和回路とシ
フトレジスタの帰還演算(わり算)に必要な7個の排他的
論理和回路が必要である(図7および後記する表1を参
照)。また、ロングコード発生器のクロックの周期は1.2
28MHzであるが、図2の受信ロングコード生成部の基準
クロックおよびdump clockは19.2KHzである。従って、
本実施の形態により、装置規模および消費電流の削減が
可能である。
【0036】(第3の実施の形態)図3は図1に示され
る受信ロングコード生成部12をより具体化した第2の受
信ロングコード生成部の構成を示すもので、図3におい
て、第2の受信ロングコード生成部は、間引きされた受
信ロングコードをdump clockでシフトしながら格納する
シフトレジスタ19と、基準クロックを発生する基準クロ
ック発生器12cと、dump clockで増分し、かつ基準クロ
ックでリセットされるカウンタ20と、カウンタ出力値を
積分し、基準クロックでその積分値が出力されかつ出力
後に減分される積分器21と、積分器出力値に相当する位
置からシフトレジスタの受信ロングコードを選択するマ
ルチプレクサ22とで構成されている。なお、図3には、
第2の受信ロングコード生成部に関連して、受信シンボ
ルと受信ロングコードとを排他的論理和演算を行なって
ロングコードを復調する受信ロングコード復調部13も示
されている。
【0037】以上の様に構成されたロングコード生成部
において、シフトレジスタ19はdumpclock毎に受信ロン
グコ−ドを格納する。更に基準クロック周期毎のdump c
lock数をカウンタ20で計数し、そのカウンタ値を積分器
21で積分する。シフトレジスタ19には順番にロングコー
ドが格納されるが、基準クロックとdump clockが非同期
であるため、基準クロック周期毎に読み出し位置が増分
されるとは限らないためにskipすることがある。従って
シフトレジスタ19の読み出し時にカウンタ値出力により
読み出し位置を算出する。読みだし後は積分値を減分
し、次に読み出す受信ロングコードの現在位置を読み出
し位置とする。受信ロングコード復調部13は、基準クロ
ック周期で読み出したロングコードを受信シンボルと逆
拡散された受信信号とを排他的論理和演算を行なってロ
ングコードを復調する。
【0038】なお、受信ロングコード生成部を実現する
ためには、8個のフリップフロップ(シフトレジスタ)
と、3ビットカウンタと、3ビットの加算器(積分器)
と、−1とカウンタ出力値を切り替えるスイッチと、3
ビットのアドレスデコーダ用にマルチプレクサが必要
(後記する表1を参照)になる。また、dump clockも基準
クロックも19.2KHzであるため、ロングコード発生器を
用いた場合に対し、装置規模および消費電流を削減する
ことができる。
【0039】ここで、上記した第2及び第3の実施の形
態で示した受信ロングコード生成部の構成と、従来のロ
ングコード発生器を用いた場合のgate数の比較結果を以
下の表1に示す。なお、gate数の算出資料として、松下
電子工業(株)製のCMOS Standard Cell MN7COOOシリーズ
を用いた。
【0040】
【表1】
【0041】表1から明らかなように、本発明の第2及
び第3の実施の形態による受信ロングコード生成部を用
いると、装置規模を1/3程度に削減できる点で優れた
効果が得られる。
【0042】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施の形態におけるCDMA方式移動体通信機の受信部
の構成を示すブロック図であり、図4において受信部
は、無線部8と、RAKE受信部9と、各パス毎のRAKE出力
(受信シンボル)を格納するバッファ(FIFO)23と、FIFO23
の書き込みおよび読み出しアドレスを制御する、基準ク
ロック発生部とFIFO制御部で構成される最大比合成タイ
ミング制御部24と、FIFO23より出力された受信シンボル
を合成する、加算器で構成されるシンボル合成部10と、
基準クロックの周期で、受信信号をロングコード復調す
る、排他的論理和処理部で構成されるロングコード復調
部13と、受信シンボルの誤りを検出および訂正して受信
データを再生する、逆インターリーブ部、ビタビ復号器
およびCRC復号部で構成される誤り検出及び訂正部14
と、復調データを音声および制御信号に分解する、ヘッ
ダ検出部とフレーム分解処理部で構成される復調データ
処理部15とから構成されている。
【0043】以上の様に構成された本発明の第4の実施
の形態におけるCDMA方式移動体通信機の受信部のFIFO制
御について、図5を用いて説明する。図5はFIFO制御部
と基準クロック発生部よりなる最大比合成タイミング制
御部の構成を示すブロック図で、その関連において先入
れ先出しバッファFIFO23a〜23cも図示されている。
【0044】図5において、最大比合成タイミング制御
部は、FIFO制御部24aと基準クロック発生部12cとから構
成されており、そのうち、FIFO制御部24aは、関連するR
AKE受信部からの出力タイミング(dump clock)を各パス
毎に計数するカウンタ25a〜25c(複数の第1のカウンタ)
と、カウンタ出力を基準クロックでラッチするラッチ26
と、関連するRAKE受信部より得られる最も早いパス(最
早パス)情報により、ラッチ26出力より最早パスの受信
シンボルを選択する切り替えスイッチ27と、最早パスの
カウンタ値を1基準シンボル区間遅延する、フリップフ
ロップで構成される遅延器28と、最早パスの現カウンタ
値と1基準クロック分遅延されたカウンタ値との差分を
とる、引き算器で構成される差分器29と、差分値により
関連するシンボル合成部に出力するFIFO出力シンボル数
を算出する、積分器で構成されるFIFO出力シンボル数算
出部30と、FIFO出力シンボル数に基づいてFIFO23a〜23c
の読み出しアドレスを算出する、カウンタ(第2のカウ
ンタ)で構成されるFIFO読み出しアドレス算出部31で構
成されている。
【0045】以上の様に構成された最大比合成タイミン
グ制御部において、まず、dump clockを計数する(第1
の)カウンタ25は、FIFOの最大格納シンボル数(Nf)に等
しいmodulo値を持つ。本例ではNfを8とする。例え
ば、各パス間の最大遅延差を3シンボルとすると、最早
パスと最遅パスのカウンタ値の差は3(最早>最遅)であ
る。基準クロックの周期で各パス毎に、このカウンタ値
に対応するFIFO書き込み相対アドレスに受信シンボルを
書き込む。
【0046】ところで、基準クロックとdump clockは非
同期であるから、書き込み時のカウンタ値は定常的には
増分されるが、skipされることがある。この現象は、パ
スの切り替え時にdump clockの周期が変動することによ
りもたられることが多い。この場合、受信シンボルもsk
ipされて格納されるが、dump clockの周期が変動した時
の受信シンボルデータは、逆拡散の周期が変動するので
信頼性に乏しいため、skipされても問題はない。
【0047】次にFIFOの読み出しアドレスの算出につい
て説明する。最早パスと最遅パス間のカウンタ値の差は
数シンボル(この例では3シンボル)であるから、最早パ
スのカウンタ値よりも最大許容遅延シンボル数(Ns)以
上の差をもつ値(Nr)で読み出しアドレスを算出する。
例えば、最早パスのカウンタ値が5で、Nsが3の時、
Nrは2となる。Nrを求めるために、遅延器28と差分器
29とFIFO出力シンボル数算出部30とを用いる。差分器29
出力は定常的には1であるが、パスの切り替えが発生し
た場合、それ以外の値をとりうる。
【0048】例えば、差分器29出力が2の場合、基準ク
ロックの周期の間にdump clockが2クロック分dumpされ
たことになる。この場合、FIFO出力シンボル数は2とな
る。FIFOの格納数と読み出し数が一致しないと、FIFOが
オーバーフローするためである。(FIFOの格納数は有限
だから)FIFO出力シンボル数算出部30では、差分器29出
力を積分し、しきい値(パスの許容最大遅延時間に相当
するシンボル数)を越えた場合に、その越えた分だけを
出力数とする。出力後、積分値を減分する。
【0049】このような構成を採ることにより、初期状
態では、しきい値になるまで最早パスの受信シンボル
は、最遅パスの受信シンボルが到着するまでFIFOに格納
されて出力されないので、全ての受信シンボルが格納さ
れてから読み出すことができる。なお、定常状態では、
最早と最遅パスの受信シンボルは、いずれもdump clock
毎にFIFOに格納されるので同様に読み出せる。
【0050】FIFO読み出しアドレス算出部31では、FIFO
出力シンボル数算出部30の出力に応じて、カウンタ(第
2のカウンタ)を制御し、このカウンタのカウント値に
対応している相対読み出しアドレスで受信シンボルを各
FIFO23a〜23cより読み出して、その都度(第2の)カウン
タを増分する。(この例における第2のカウンタは、mod
ulo 8で循環する)(従って、読み出し相対アドレスに
対応するカウンタ値は、各パス全てにおいて同一の値と
なる。)
【0051】以上の様に、数シンボルにわたるパスの遅
延差が有る場合でも、位相ずれなく各パス間の受信シン
ボルを合成することができるという効果を奏する。
【0052】なお、以上の説明では、もっぱらCDMA方式
移動体通信機を例にして説明したが、これを基地局の受
信機に適用できることはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上の様に本発明は、送信ロングコード
発生器出力を間引き、その間引かれたロングコードを格
納するバッファと、そのバッファの書き込み及び読み出
しアドレスを制御するバッファ制御部と、受信シンボル
の周期で自走するクロックを発生する基準クロック発生
部を用いて、その基準クロックの周期でバッファより出
力されたロングコード(受信ロングコード)とRAKE受信部
より出力された受信信号の各パスの合成信号(受信シン
ボル)とをロングコード復調することにより、受信側の
ロングコード発生器が不要となるので、装置規模および
消費電流の削減という効果が得られる。
【0054】また、受信ロングコードを格納する先入れ
先出しバッファ(FIFO)と、間引き部の出力タイミング(d
ump clock)を計数し、更にFIF0の深さ分の周期を持つ第
1のカウンタと、基準クロック周期毎に増分し、更にFI
FOの深さ分の周期を持つ第2のカウンタを用い、dump c
lock毎に第1のカウンタ値に相当する相対アドレス位置
に受信ロングコードを格納し、基準クロックの周期でFI
FOより第2のカウンタ値に相当する相対アドレス位置か
ら受信ロングコードを読み出すことにより簡単な構成で
受信ロングコードの入出力を制御できるという効果が得
られる。
【0055】また、間引き部の出力タイミング(dump cl
ock)毎に、格納している受信ロングコードをシフトしな
がら受信ロングコードを格納するシフトレジスタと、du
mp clock毎に増分してかつ基準クロックでリセットされ
るカウンタと、カウンタ値を積分して基準クロック毎に
その積分値を出力して、かつ出力後にその積分値が減分
される積分器と、その積分器出力値に相当する位置から
シフトレジスタの受信ロングコードを読み出すことによ
り、同様に簡単な構成で受信ロングコードの入出力を制
御できるという効果が得られる。
【0056】また、RAKE受信部の出力(受信シンボル)
を、各パス毎に格納する先入れ先出しバッファ(FIFO)
と、RAKE受信部の各パス毎に、出力タイミング(dump cl
ock)毎に増分し、かつその最大値がFIFOの最大格納受信
シンボル数に等しい第1のカウンタと、受信シンボルの
周期で自走するクロック(基準クロック)を出力する基準
クロック発生部と、FIFO読み出し相対アドレスとして参
照され、その最大値がFIFOの最大格納受信シンボル数に
等しい第2のカウンタと、基準クロック毎に、第1のカ
ウンタ出力値を書き込みアドレスとして参照して各FIFO
に受信シンボルを格納し、また第2のカウンタの出力値
(全て同一のカウンタ値を呈する)を各FIFOの読み出しア
ドレスとして参照するFIFO制御部で構成されるようにし
た、バッファとバッファ制御部を持つことにより、数シ
ンボル周期間遅延差を持つパスを、位相ずれなくシンボ
ル合成できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるCDMA方
式移動体通信機の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態である受信long cod
e生成部のより具体化した第1の受信long code生成部の
構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態である受信long cod
e生成部のより具体化した第2の受信long code生成部の
構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるCDMA方
式移動体通信機の構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第4の実施の形態における最大比合成
タイミング制御部の構成を示すブロック図、
【図6】従来の北米CDMA方式移動体通信機の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信データ生成部 2 誤り検出及び訂正符号化部 3 long code発生器 4 long code変調部 5 同相成分直接拡散部 6 直交成分直接拡扱部 7 無線(送信)部 8 無線(受信)部 9 RAKE受信部 9a〜9c 同相成分逆拡散部 9d〜9f 直交成分逆拡散部 9g〜9i 合成部 10 シンボル合成部 11 間引き部 12 受信long code生成部 12a、18、23、23a〜23c FIFO 12b、24a FIFO制御部 12c 基準クロック発生部 13 long code復調部 14 誤り検出及び訂正符号化部 15 復調データ処理部 16、25、25a〜25c 第1のカウンタ 17 第2のカウンタ 19 シフトレジスタ 20 カウンタ 21 積分器 22 マルチプレクサ 24 最大比合成タイミング制御部 26 ラッチ 27 切り替えスイッチ 28 遅延器 29 差分器 3O FIFO出力シンボル数算出部 31 FIFO読み出しアドレス算出部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データ生成部と、誤り検出および訂
    正のための符号化部と、一次拡散に使用する長周期系列
    符号(ロングコード)発生器と、前記ロングコードと前記
    誤り検出および訂正符号化器出力とを排他的論理和演算
    するロングコード変調器と、前記ロングコード変調器出
    力を同相および直交成分に分けて短周期系列符号(ショ
    ートコード)で2次拡散するショートコード拡散器と、
    前記ショートコード拡散器出力を無線周波数帯に周波数
    変換する周波数変換部、その周波数変換された信号を増
    幅する増幅部およびアンテナから成る無線送信部とで構
    成される送信部と、アンテナより受信した信号をベース
    バンド帯の信号に変換する無線受信部と、前記無線受信
    部出力を伝送パス毎に分離して、同相および直交成分毎
    に前記ショートコードで逆拡散して合成し、その合成信
    号を各パス毎に出力するRAKE受信部と、前記RAK
    E受信部出力を合成するシンボル合成部と、前記送信部
    のロングコード発生器出力を間引き、その間引かれたロ
    ングコードを格納するバッファと、そのバッファの書き
    込み及び読み出しアドレスを制御するバッファ制御部
    と、前記バッファより出力されたロングコード(受信ロ
    ングコード)と前記シンボル合成部より出力された受信
    信号(受信シンボル)とを排他的論理和演算するロングコ
    ード復調器と、前記受信シンボルの周期で自走するクロ
    ックを発生する基準クロック発生部と、前記ロングコー
    ド復調器出力シンボルの誤り検出および訂正を行なって
    受信データを再生する誤り検出および訂正部と、再生デ
    ータを音声と制御信号に分解する復調データ処理部とか
    らなる受信部とで構成されるCDMA方式移動体通信
    機。
  2. 【請求項2】 前記バッファは、前記送信部の送信タイ
    ミングが遅延する前に、予め最大遅延量以上に相当する
    分だけ受信ロングコードを格納しておくことを特徴とす
    る請求項1記載のCDMA方式移動体通信機。
  3. 【請求項3】 送信の一次拡散に使用する長周期系列符
    号(ロングコード)発生器と、前記ロングコード出力を間
    引きする間引き部と、前記間引き部出力(受信ロングコ
    ード)を格納する先入れ先出しバッファ(FIFO)と、
    逆拡散後の受信信号(受信シンボル)の周期で自走するク
    ロック(基準クロック)を発生する基準クロック発生部
    と、前記間引き部の出力タイミング(dump clock)で増分
    する第1のカウンタと、前記基準クロック周期で増分す
    る第2のカウンタと、前記FIFO出力と逆拡散された
    受信信号とを排他的論理和演算するロングコード演算部
    とを含むことを特徴とするCDMA方式移動体通信機。
  4. 【請求項4】 前記第1のカウンタ及び前記第2のカウ
    ンタのmodulo値を、前記FIFOの格納できる最大受信
    ロングコード数とし、前記出力タイミング(dump clock)
    毎に、前記第1のカウンタ出力値を前記FIFOの書き
    込みアドレスとして、また前記基準クロック毎に、前記
    第2のカウンタ出力値を前記FIFOの読み出しアドレ
    スとして参照する請求項3記載のCDMA方式移動体通
    信機。
  5. 【請求項5】 送信の一次拡散に使用する長周期系列符
    号(ロングコード)発生器と、逆拡散後の受信信号(受信
    シンボル)の周期で自走するクロック(基準クロック)を
    発生する基準クロック発生部と、前記ロングコード発生
    器出力を間引きする間引き部と、前記間引き部出力の出
    力タイミング(dump clock)毎に前記ロングコード(受信
    ロングコード)をシフトしながら格納するシフトレジス
    タと、前記dump clock毎に増分してかつ前記基準クロッ
    ク周期でリセットされるカウンタと、前記カウンタ値を
    積分して、前記基準クロック毎にその積分値を出力しか
    つ出力後に減分される積分器と、前記積分器出力値に相
    当する位置から前記シフトレジスタの受信ロングコード
    を読み出して、その値と逆拡散された受信信号とを排他
    的論理和演算するロングコード演算部とを含むことを特
    徴とするCDMA方式移動体通信機。
  6. 【請求項6】 アンテナより受信した信号をベースバン
    ド帯の信号に変換する無線受信部と、前記無線受信部出
    力を伝送パス毎に分離して、同相および直交成分毎に短
    周期系列符号(ショートコード)で逆拡散して合成し、そ
    の合成信号を各パス毎に出力するRAKE受信部と、前
    記RAKE受信部出力を各パス毎に格納する複数のバッ
    ファと、前記各バッファの出力を合成するシンボル合成
    部と、前記シンボル合成時に前記各バッファ出力間の位
    相ずれを防ぐために、前記RAKE受信部より得られる
    各パス毎の受信信号のタイミング情報に基づいて前記各
    バッファの書き込みアドレスと読み出しアドレスを算出
    するバッファ制御部と、長周期系列符号(ロングコード)
    発生器と、前記ロングコード発生器出力を間引くための
    間引き部と、前記間引き部の出力(受信ロングコード)と
    前記シンボル合成出力(受信シンボル)を排他的論理和演
    算するロングコード復調器と、前記ロングコード復調器
    出力シンボルの誤り検出および訂正を行なって受信デー
    タを再生する誤り検出および訂正部と、再生データを音
    声と制御データに分解する復調データ処理部で構成され
    るCDMA方式移動体通信機。
  7. 【請求項7】 前記複数のバッファが、前記RAKE受
    信部の出力(受信シンボル)を、各パス毎に格納する複数
    の先入れ先出しバッファ(FIFO)からなり、また、前
    記バッファ制御部が、前記RAKE受信部の各パス毎
    に、出力タイミング(dump clock)毎に増分し、かつその
    最大値が前記各FIFOの最大格納受信シンボル数に等
    しい複数の第1のカウンタと、前記受信シンボルの周期
    で自走するクロック(基準クロック)を出力する基準クロ
    ック発生部と、前記各FIFO読み出し相対アドレスと
    して参照され、その最大値が前記各FIFOの最大格納
    受信シンボル数に等しい第2のカウンタと、前記基準ク
    ロック毎に、前記複数の第1のカウンタ出力値を書き込
    みアドレスとして参照して前記各FIFOに前記受信シ
    ンボルを格納し、また前記各FIFOの相対読み出しア
    ドレスを、全て同一の前記第2のカウンタ値として参照
    するFIFO制御部で構成されることを特徴とする請求
    項6記載のCDMA方式移動体通信機。
  8. 【請求項8】 前記FIFO制御部が、前記複数の第1
    のカウンタ値から最早パス(最も早く到着する受信パ
    ス)に対応するカウンタ値(最早カウンタ値)を選択する
    スイッチと、前記最早カウンタ値を前記基準クロックの
    一周期分遅延する遅延器と、前記スイッチ出力と前記遅
    延器出力との差分を求める差分器と、該差分器の出力よ
    り、前記各FIFO出力時の出力シンボル数を算出する
    FIFO出力シンボル数算出部と、前記各FIFOの読
    み出し後に、読み出しアドレス算出に参照した前記第2
    のカウンタ値を増分するFIFO読み出しアドレス算出
    部を含むことを特徴とする請求項6記載CDMA方式移
    動体通信機。
  9. 【請求項9】 送信データ生成部と、誤り検出および訂
    正のための符号化部と、一次拡散に使用するロングコー
    ド発生器と、前記ロングコードと前記誤り検出および訂
    正符号化器出力とを排他的論理和演算するロングコード
    変調器と、前記ロングコード変調器出力を同相および直
    交成分に分けてショートコードで2次拡散するショート
    コード拡散器と、前記ショートコード拡散器出力を無線
    周波数帯に周波数変換する周波数変換部、その周波数変
    換された信号を増幅する増幅部およびアンテナから成る
    無線送信部とで構成される送信部と、アンテナより受信
    した信号をベースバンド帯の信号に変換する無線受信部
    と、前記無線受信部出力を伝送パス毎に分離して、同相
    および直交成分毎に前記ショートコードで逆拡散して合
    成し、その合成信号を各パス毎に出力するRAKE受信
    部と、前記RAKE受信部出力を合成するシンボル合成
    部と、前記送信部のロングコード発生器出力を間引き、
    その間引かれたロングコードを格納するバッファと、そ
    のバッファの書き込み及び読み出しアドレスを制御する
    バッファ制御部と、前記バッファより出力された受信ロ
    ングコードと前記シンボル合成部より出力された受信信
    号(受信シンボル)とを排他的論理和演算するロングコー
    ド復調器と、前記受信シンボルの周期で自走するクロッ
    クを発生する基準クロック発生部と、前記ロングコード
    復調器出力シンボルの誤り検出および訂正を行なって受
    信データを再生する誤り検出および訂正部と、再生デー
    タを音声と制御信号に分解する復調データ処理部とから
    なる受信部とで構成されるCDMA方式移動体基地局。
  10. 【請求項10】 前記バッファは、前記送信部の送信タ
    イミングが遅延する前に、予め最大遅延量以上に相当す
    る分だけ受信ロングコードを格納しておくことを特徴と
    する請求項9記載のCDMA方式基地局。
  11. 【請求項11】 送信の一次拡散に使用するロングコー
    ド発生器と、前記ロングコード出力を間引きする間引き
    部と、前記間引き部出力(受信ロングコード)を格納する
    先入れ先出しバッファ(FIFO)と、逆拡散後の受信信
    号(受信シンボル)の周期で自走するクロックを発生する
    基準クロック発生部と、前記間引き部の出力タイミング
    で増分する第1のカウンタと、前記基準クロック周期で
    増分する第2のカウンタと、前記FIFO出力と逆拡散
    された受信信号とを排他的論理和演算するロングコード
    演算部とを含むことを特徴とするCDMA方式基地局。
  12. 【請求項12】 前記第1のカウンタ及び前記第2のカ
    ウンタのmodulo値を、前記FIFOの格納できる最大受
    信ロングコード数とし、前記出力タイミング毎に、前記
    第1のカウンタ出力値を前記FIFOの書き込みアドレ
    スとして、また前記基準クロック毎に、前記第2のカウ
    ンタ出力値を前記FIFOの読み出しアドレスとして参
    照する請求項11記載のCDMA方式基地局。
  13. 【請求項13】 送信の一次拡散に使用するロングコー
    ド発生器と、逆拡散後の受信信号(受信シンボル)の周期
    で自走するクロック(基準クロック)を発生する基準クロ
    ック発生部と、前記ロングコード発生器出力を間引きす
    る間引き部と、前記間引き部出力の出力タイミング毎に
    前記受信ロングコードをシフトしながら格納するシフト
    レジスタと、前記出力タイミング毎に増分してかつ前記
    基準クロック周期でリセットされるカウンタと、前記カ
    ウンタ値を積分して、前記基準クロック毎にその積分値
    を出力しかつ出力後に減分される積分器と、前記積分器
    出力値に相当する位置から前記シフトレジスタの受信ロ
    ングコードを読み出して、その値と逆拡散された受信信
    号とを排他的論理和演算するロングコード演算部とを含
    むことを特徴とするCDMA方式基地局。
  14. 【請求項14】 アンテナより受信した信号をベースバ
    ンド帯の信号に変換する無線受信部と、前記無線受信部
    出力を伝送パス毎に分離して、同相および直交成分毎に
    ショートコードで逆拡散して合成し、その合成信号を各
    パス毎に出力するRAKE受信部と、前記RAKE受信
    部出力を各パス毎に格納する複数のバッファと、前記各
    バッファの出力を合成するシンボル合成部と、前記シン
    ボル合成時に前記各バッファ出力間の位相ずれを防ぐた
    めに、前記RAKE受信部より得られる各パス毎の受信
    信号のタイミング情報に基づいて前記各バッファの書き
    込みアドレスと読み出しアドレスを算出するバッファ制
    御部と、ロングコード発生器と、前記ロングコード発生
    器出力を間引くための間引き部と、前記間引き部の出力
    (受信ロングコード)と前記シンボル合成出力(受信シン
    ボル)を排他的論理和演算するロングコード復調器と、
    前記ロングコード復調器出力シンボルの誤り検出および
    訂正を行なって受信データを再生する誤り検出および訂
    正部と、再生データを音声と制御データに分解する復調
    データ処理部で構成されるCDMA方式基地局。
  15. 【請求項15】 前記複数のバッファが、前記RAKE
    受信部の出力(受信シンボル)を、各パス毎に格納する複
    数の先入れ先出しバッファ(FIFO)からなり、また、
    前記バッファ制御部が、前記RAKE受信部の各パス毎
    に、出力タイミング毎に増分し、かつその最大値が前記
    各FIFOの最大格納受信シンボル数に等しい複数の第
    1のカウンタと、前記受信シンボルの周期で自走するク
    ロック(基準クロック)を出力する基準クロック発生部
    と、前記各FIFO読み出し相対アドレスとして参照さ
    れ、その最大値が前記各FIFOの最大格納受信シンボ
    ル数に等しい第2のカウンタと、前記基準クロック毎
    に、前記複数の第1のカウンタ出力値を書き込みアドレ
    スとして参照して前記各FIFOに前記受信シンボルを
    格納し、また前記各FIFOの相対読み出しアドレス
    を、全て同一の前記第2のカウンタ値として参照するF
    IFO制御部で構成されることを特徴とする請求項14
    記載のCDMA方式基地局。
  16. 【請求項16】 前記FIFO制御部が、前記複数の第
    1のカウンタ値から最早パス(最も早く到着する受信パ
    ス)に対応するカウンタ値(最早カウンタ値)を選択する
    スイッチと、前記最早カウンタ値を前記基準クロックの
    一周期分遅延する遅延器と、前記スイッチ出力と前記遅
    延器出力との差分を求める差分器と、該差分器の出力よ
    り、前記各FIFO出力時の出力シンボル数を算出する
    FIFO出力シンボル数算出部と、前記各FIFOの読
    み出し後に、読み出しアドレス算出に参照した前記第2
    のカウンタ値を増分するFIFO読み出しアドレス算出
    部を含むことを特徴とする請求項14記載CDMA方式
    基地局。
  17. 【請求項17】 送信ロングコード発生器出力を間引
    き、その間引かれたロングコードを受信ロングコードと
    して格納する段階と、基準クロックの周期で格納された
    受信ロングコードとRAKEされた受信信号の各パスの
    合成信号(受信シンボル)とを排他的論理和演算してロン
    グコード復調する段階とを含むことを特徴とするCDM
    A受信方法。
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