JP3353551B2 - 符号多重受信装置 - Google Patents

符号多重受信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号多重(CD
M)方式の通信又は放送システムに関する。更に詳しく
言えば、米国等で標準化されている符号分割多元接続
(CDMA)方式セルラーや標準化が進められているP
CS等のシステムにおいて、複数の符号チャンネルを用
いて高速データ伝送を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式は、各回線に特定の符号を
割り当て、同一搬送周波数の変調波をこの符号でスペク
トル拡散して同一中継器に送信し、受信側では各々の符
号同期をとり、所望の回線を識別する方式である。
【0003】この方式では、初期接続過程を必要とせ
ず、互いに符号を決めておきさえすれば直接呼毎に通信
できるという特徴があり、秘話性および耐干渉性に優れ
ている。
【0004】この方式を使ったCDMAセルラーに於い
ては、各基地局が送信する複数のチャンネルは同一周波
数チャンネルを用いて多重化される。
【0005】CDMAセルラー・システムのフォワード
・リンク(基地局から移動局方向)には、パイロット・
チャンネル、シンク・チャンネル、ページング・チャン
ネル、トラフィック・チャンネルの4種類のコード・チ
ャンネルが用意されている。
【0006】パイロット・チャンネルはデータを含まず
PN符号が繰り返し送られるチャンネルで移動端末の同
期獲得、維持、クロック再生のために用いられる。シン
ク・チャンネルは基地局と移動局の間で時刻情報、長周
期のPN符号を合わせるために使用される。
【0007】ページング・チャンネルはハンドオフに必
要な情報、着信時の端末呼出情報、トラフィック・チャ
ンネルの割り当て情報の送信に用いられるチャンネルで
ある。トラフィック・チャンネルは通話時に使用される
音声情報を送信するチャンネルである。
【0008】図9は、基地局の送信部について説明して
いる。CDMA方式ディジタルセルラーでは、これらの
チャンネルは、データに掛け合わせる拡散符号を変えて
多重化されて同一周波数で送られる。このシステムで
は、PN符号とウォルシュ(Walsh)符号を掛け合
わせた符号が拡散符号となり、ウォルシュ符号を変える
ことで各チャンネルを生成している。
【0009】パイロット・チャンネルのウォルシュ符号
は常時ゼロでありPN符号がそのまま送出されている。
従って、基地局が送信するPN符号の検出と言えばパイ
ロット・チャンネルの拡散符号のタイミングを調べるこ
とを意味する。
【0010】図10に従来のCDMA方式のディジタル
セルラーに基いて複数の符号チャンネルを復調できるよ
うに構成した回路構成の一例を示す。但し、同図には複
数のチャンネルに付いての復調が示されているが、現在
のCDMA方式セルラーでは、1ユーザーに対して複数
の符号チャンネルを用いてデータを送信することは行わ
れていない。
【0011】図10に示すCDMAセルラーでは、デー
タによって変調されず、PN符号だけで変調されている
符号チャンネルがあり、これをパイロット・チャンネル
と呼んでいる。そうして、データによって変調された符
号チャンネル(これを「データチャンネル」という)は
複数存在するものとして図示されている。
【0012】受信された信号は乗算器109でPN符号
発生器110の出力と掛け合わされた後、パイロット・
チャンネル抽出器102、データ・チャンネル抽出器1
03,104,105に供給される。
【0013】パイロット・チャンネル抽出器102は、
パイロット・チャンネルの信号の逆拡散を行い、受信搬
送波と再生搬送波との位相差を表す位相情報信号を生成
し、各データ復調器(106,107,108)に供給
する。この位相情報信号は、データ復調器において、デ
ータ・チャンネル抽出器(103,104,105)か
ら供給される各符号チャンネルのデータを復調する際の
位相補正に用いられる。パイロット・チャンネル抽出器
102は、また、処理タイミングの進み遅れを検出し
て、タイミング制御回路101に進み遅れの情報を送
る。
【0014】タイミング制御回路101は、上述の処理
タイミングの進み遅れの情報に基づいてタイミング信号
を生成する。このタイミング制御回路101で生成した
タイミング信号は各データ・チャンネル抽出器(10
2,103,105)及び各データ復調器(106,1
07,108)に動作タイミングとして供給される。
【0015】符号多重化された複数の符号チャンネルを
復調するためには、各符号チャンネルに対応して、それ
を抽出するデータ・チャンネル抽出器とデータ復調器を
設けなければならない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】現在、CDMAセルラ
ーにおいて、符号多重受信装置は、スペクトル逆拡散器
と1チャンネル分だけのデータ・チャンネル抽出器及び
データ復調器を内蔵している。
【0017】将来、複数の符号チャンネルを用いて高い
データレートでの通信を行うためには、前述の通り複数
のデータチャンネル抽出器と復調器を内蔵して、複数の
符号チャンネル(データ・チャンネル)を受信する必要
がある。
【0018】一般にCDMAセルラーの端末機器は、回
路の小型化を図るために集積回路で構成するが、複数の
データ・チャンネルを受信する場合は回路規模が大きく
なるので、回路全体が1チップ内に納まらなくなり、複
数チップに分割して実現されるようになる可能性があ
る。また、符号チャンネル数は目的によって、変わる可
能性もあり、必要以上に逆拡散器、復調器を内蔵するこ
とはできない。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明によれば、符号多重化された受信信号から
複数の符号チャンネルを復調する場合に、最低限必要な
符号チャンネルを第1受信装置に内蔵し、目的に応じて
符号チャンネルを追加する分については、第2受信装置
(必要に応じて、第3‥‥受信装置)で実現される。
【0020】また、本発明によれば、第2受信装置以降
の装置については、受信搬送波と再生搬送波の位相差を
検出する回路、タイミング制御回路、PN符号発生回路
(第1拡散符号発生器)を含まず、第1の装置から位相
情報信号、タイミング信号、PN符号信号(第1拡散符
号信号)を受け取って動作させることによって、回路規
模の削減をはかる。
【0021】このように、符号多重用のオプショナル装
置(第2、第3‥‥の装置)を用意することにより、第
1の装置は基本的な機能(例えば1つの符号チャンネル
だけを復調する)のみをサポートすればよく、従って、
装置が安価に実現てきる。
【0022】オプショナル装置は第1の装置から逆拡散
・復調に必要な共通の情報を受け取ることにより、無駄
な回路を省き回路規模を小さくできオプショナル装置の
価格の低コスト化を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、符号多重信号の受信装置
の一例を示す全体の構成図である。この受信装置は、第
1受信装置201と第2受信装置202で構成される。
実際には第2受信装置は複数存在してもよい。同図にお
いては、受信信号は第1受信装置201と第2受信装置
202に入力される。
【0024】第1受信装置201は受信信号から受信搬
送波と再生搬送波との位相差を検出し、スペクトル逆拡
散を行い、復調タイミングの生成を行い、特定の符号チ
ャンネルを復調する。そうして、この第1受信装置20
1は検出した位相差を表す位相情報信号、生成したタイ
ミング信号および必要に応じてPN符号信号を第2受信
装置202に供給する。
【0025】第2受信装置202は、第1受信装置20
1から位相情報信号と、タイミング信号、更に必要に応
じてPN符号信号を受け取り、受信信号から第1受信装
置201とは異なる符号チャンネルの復調を行う。
【0026】図2は、符号多重信号の受信装置全体の第
2の構成図である。この場合も受信装置は、第1受信装
置201と第2受信装置202で構成される。実際には
第2受信装置は複数存在しても良い。
【0027】第1受信装置201は受信信号から受信搬
送波と再生搬送波との位相差を検出して位相情報信号を
作り、逆拡散/復調タイミングの生成を行い、特定の符
号チャンネルを復調して復調信号を出力する。また、第
1受信装置201は、位相情報信号、タイミング信号、
および受信信号にPN符号信号を乗じた信号を第2受信
装置202に出力する。
【0028】第2受信装置202は、第1受信装置20
1から位相情報信号と、タイミング信号と、受信信号に
PN符号信号を乗じた信号を受け取り、受信信号から第
1受信装置201とは異なる符号チャンネルの復調を行
う。
【0029】図3は図1、図2の第1受信装置201の
一実施形態及び関連する第2、第3‥‥受信装置を示
す。受信された信号はPN発生器310の出力と乗算器
309で乗じられ、パイロット・チャンネル抽出器30
2、データ・チャンネル抽出器303、及び第2受信装
置304〜第n受信装置305に供給される。パイロッ
ト・チャンネル抽出器302は受信信号の逆拡散回路を
構成し、パイロット・チャンネル信号の逆拡散を行い、
受信搬送波と再生搬送波との位相差情報を含む位相情報
信号と、処理タイミングの進み遅れの情報を含むタイミ
ング信号を生成する。
【0030】位相情報信号は、第1受信装置のデータ・
チャンネル抽出器303及びデータ復調器306に印加
されるとともに、第1受信装置の外部に出力され、第2
受信装置〜第n受信装置の各データ・チャンネル抽出器
(304,305)及び各データ復調器(307,30
8)に供給され、それらのデータ復調器(306,30
7,308)が各データ・チャンネル抽出器(303,
304,305)の出力から各符号チャンネルのデータ
を復調する際の位相補正に用いられる。
【0031】他方、パイロット・チャンネル抽出器30
2で検出された処理タイミングの進み遅れの信号はタイ
ミング制御回路301に供給され、タイミング制御回路
301は第1受信装置の逆拡散回路を構成するパイロッ
ト・チャンネル抽出器302及びデータ・チャンネル抽
出器303にタイミング信号を供給するとともに、デー
タ復調器306にタイミング信号を供給する。
【0032】このタイミング信号は第1受信装置の外に
取り出され、第2受信装置以降の受信装置のデータ・チ
ャンネル抽出器(304,305)とデータ復調器(3
07,308)の動作タイミングを制御するタイミング
信号として使われる。
【0033】上述の説明において、第1受信装置を構成
するデータ・チャンネル抽出器303とデータ復調器3
06は必須であるが、第2受信装置以降を構成するデー
タ・チャンネル抽出器304〜305と、データ復調器
307〜308は必要に応じて付加するようにできる。
【0034】図4は、図2の第1受信装置201の第2
の実施形態を示す。受信信号はPN符号発生器410の
出力と乗算器409で乗じられ、データ・チャンネル抽
出器403に供給される。データ・チャンネル抽出器4
03の出力はデータ復調器406に入力され、特定符号
チャンネルの復調が行われる。
【0035】この回路を前述の図3の回路と比較する
と、この回路には、パイロットチャンネル抽出器がない
点で図3の第1受信装置とは異なっている。そのため、
第1受信装置のデータ復調器406は、第2受信装置以
降の受信装置のデータ復調器とは異なっている。
【0036】データ復調器406は、逆拡散データに含
まれる受信搬送波と再生搬送波の位相差を検出して位相
情報信号を生成する。この位相情報信号は、位相差デー
タを復調するためにデータ復調器406自身で使われる
とともに、この第1受信装置の外部に出力され、他の受
信装置に供給される。
【0037】また、データ復調器406から出力される
処理タイミングの進み遅れ信号はタイミング制御回路4
01に入力され、タイミング制御回路401が生成する
タイミング信号はデータ・チャンネル抽出器403とデ
ータ復調器406に供給され、これらの回路の動作タイ
ミングを制御する。タイミング制御回路401から出力
されるタイミング信号は、第1受信装置の外部に供給さ
れ、他の受信装置のデータチャンネル抽出器及びデータ
復調器に供給される。
【0038】第1受信装置で受信した信号は、乗算器4
09で、PN符号発生器からの信号と乗算され受信信号
とPN符号信号の積信号を生成し、これをデータ・チャ
ンネル抽出器403に供給するとともに、この第1受信
装置の外部に出力して、他の受信装置のデータ・チャン
ネル抽出器の入力に供給される。
【0039】第2、第3‥‥等の他の受信装置にPN符
号発生器を設ける場合は、上述の受信信号とPN符号信
号の積信号は送出されず、各受信装置に対して、受信信
号が並列に供給されるように接続する。また、第2以降
の受信装置に乗算器のみが設けられる場合は、第1受信
装置のPN符号発生器410からのPN符号信号が第2
以降の受信装置に供給される。
【0040】図5は図2の回路構成における第2受信装
置202の一実施形態を示す。ここには、複数の符号チ
ャンネルを復調するための複数のデータ・チャンネル抽
出器と複数のデータ復調器が示されている。データ・チ
ャンネル抽出器501,502,503及びデータ復調
器504,505,506は同じ動作を行うので、ここ
ではデータ・チャンネル抽出器501と、データ復調器
504についてのみ説明する。
【0041】第1受信装置から受信信号とPN符号信号
の積信号を受信する場合は、この信号がデータ・チャン
ネル抽出器501,502,503に供給される。も
し、受信信号が第2受信装置以降の受信装置に直接供給
されるときは、受信信号は先ず乗算器509に送られ、
そこでPN符号発生器からの信号が掛け合わされ、その
出力はデータ・チャンネル抽出器501に入力される。
データ・チャンネル抽出器501の出力はデータ復調器
504に入力され、データ復調が行われる。
【0042】この場合、PN符号発生器510を設ける
代わりに、第1受信装置のPN符号発生器で発生したP
N符号信号を受信して、乗算器509の入力としてもよ
い。また、第2以降の受信装置が複数個ある場合は、P
N符号発生器を各受信装置に個別に設けてもよいし、そ
れらの受信装置に共通に1つ設けるようにしてもよい。
【0043】図6〜図8は上述の受信信号とPN符号信
号の積信号を作る回路の部分を説明するための説明図で
ある。図6は、図5のPN符号の乗算回路509の第1
の実施の形態を後続の逆拡散回路とともに記したもので
ある。ここで、ウォルシュ符号は、パイロット・チャン
ネル抽出の場合はオールゼロ符号であり、データ・チャ
ンネル抽出の場合には、それぞれに割り当てられた符号
である。
【0044】図6の回路において、PN符号は第1受信
装置201から入力される。受信信号は乗算器601で
PN符号と掛け合わされ、受信信号とPN符号の積が出
力される。この積からなる信号は、後続の回路において
ウォルシュ符号発生器(第2拡散符号発生器)からの信
号を乗算して、その結果を積算器604で積算すること
により、逆拡散され、所望のパイロット信号、データ信
号が抽出される。
【0045】図7は図5のPN符号の乗算回路509の
第2の実施形態を後続の逆拡散回路とともに記したもの
である。PN符号発生器703は第2受信装置内に設け
た符号発生器でPN符号を発生する。第3、第4‥‥の
受信装置がある場合は、このPN符号発生器を各受信装
置に個別に設けてもよいし、それらに共通に設けてもよ
い。受信信号は乗算器701でPN符号と掛け合わさ
れ、それらの積の信号が出力される。なお、後続のウォ
ルシュ符号発生器704、乗算器702、積算器705
で逆拡散し信号抽出を行う点は上述と同様である。
【0046】図8は図5の受信装置において、PN符号
発生器を設けず、第1受信装置の受信信号とPN符号の
積信号が入力する場合を示す。受信信号とPN符号が掛
け合わされた信号は乗算器802でウォルシュ符号発生
器801で発生されるウォルシュ符号信号と掛け合わさ
れ、1シンボルの長さ分が積算され、出力される。
【0047】
【発明の効果】CDM受信装置において、複数の符号チ
ャンネルを逆拡散・復調する場合、必要最低限の符号チ
ャンネルのみを第1の受信装置で逆拡散・復調し、目的
によって、さらに必要となる符号チャンネルの逆拡散・
復調を第2の受信装置以降の受信装置で行うことにより
第1受信装置の回路規模の増加を抑え、現用のセルラー
端末のように符号チャンネルを1チャンネルしか利用し
ない装置を実現する場合でも、受信装置を作るのに必要
なコストの上昇を抑えることができる。
【0048】さらに第2受信装置には逆拡散・復調に本
来必要な、搬送波再生回路(受信搬送波と再生搬送波と
の位相差検出回路)やタイミング制御回路の一部または
全部を省き、第1受信装置の情報を用いて、逆拡散・復
調を行うことにより、第2受信装置の回路規模の増加を
抑え、装置のコスト上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号多重受信装置の回路構成の一例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の符号多重受信装置の回路構成の他の例
を示すブロック図である。
【図3】本発明の符号多重受信装置の回路構成中の第1
受信装置の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明の符号多重受信装置の回路構成中の第1
受信装置の他の例を示すブロック図である。
【図5】本発明の符号多重受信装置の回路構成中の第2
受信装置の一例を示すブロック図である。
【図6】本発明の符号多重受信装置の回路構成中の第2
受信装置の、受信信号とPN符号の積をつくる回路、及
び逆拡散回路の一例を示すブロック図である。
【図7】本発明の符号多重受信装置の回路構成中の第2
受信装置の、受信信号とPN符号の積をつくる回路、及
び逆拡散回路の他の例を示すブロック図である。
【図8】本発明の符号多重受信装置の回路構成中の第2
受信装置の、逆拡散回路の例を示すブロック図である。
【図9】符号多重通信の基地局の送信側回路のブロック
図である。
【図10】符号多重通信の移動局の受信側回路のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
201 第1受信装置 202 第2受信装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一搬送周波数の変調波を各回線に割り
    当てられた特定の符号でスペクトル拡散して同一中継器
    に送信し、受信側では各々の符号同期をとり、所望の回
    線を識別する通信方式における符号多重受信装置であっ
    て、 第1拡散符号発生器と、受信信号と第1拡散符号信号の
    積信号を作る乗算器と、受信搬送波と再生搬送波との位
    相差を検出して、位相情報信号を出力し、処理タイミン
    グの進み遅れを検出してタイミング信号を出力する回路
    と、データチャンネル抽出器と、データ復調器を備えた
    第1受信装置と、 該第1受信装置から、上記位相情報信号とタイミング信
    号を受信する回路と、データチャンネル抽出器と、デー
    タ復調器とを備えた第2受信装置と、 を備えた符号多重受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の符号多重受信装置にお
    いて、前記第1受信装置の位相情報信号とタイミング信
    号を出力する回路は、受信信号中のパイロット・チャン
    ネルを逆拡散し、その結果えられた搬送波の位相差情報
    とタイミング調整情報を出力し、自身のデータ・チャン
    ネルの復調に用いるとともに、第2受信装置に供給する
    ようになった符号多重受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の符号多重受信装置にお
    いて、前記第2受信装置は、前記第1受信装置から前記
    位相情報信号を受信して自己のデータ復調器に供給する
    とともに、前記タイミング信号を受信して自己のデータ
    ・チャンネル抽出器及びデータ復調器に供給して、受信
    信号中のデータ・チャンネルを逆拡散してデータチャン
    ネルを抽出し、復調を行うようにした符号多重受信装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の符号多重受信装置にお
    いて、前記第2受信装置における逆拡散のための回路
    は、第1受信装置から入力される第1拡散符号信号を受
    信信号に乗じて積信号を生成する回路と、この積信号
    に、第2受信装置に内蔵された第2拡散符号発生器から
    出力される第2拡散符号を乗じる回路と、1シンボル分
    の信号を積算する回路を含むことを特徴とする符号多重
    受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の符号多重受信装置にお
    いて、前記第2受信装置の逆拡散回路は、該第2受信装
    置内に内蔵された第1拡散符号発生器の出力と受信信号
    を乗じ、これに該第2受信装置内に内蔵された第2拡散
    符号発生器から出力される第2拡散符号を乗じ、1シン
    ボル分の信号を積算することによりスペクトル逆拡散を
    行うことを特徴とする符号多重受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の符号多重受信装置にお
    いて、前記第2受信装置の逆拡散回路は、第1受信装置
    から受信した、受信信号と第1拡散符号信号の積信号
    に、第2受信装置に内蔵されている第2拡散符号発生器
    から出力される第2拡散符号を乗じ、1シンボル分の信
    号を積算する回路を含むことを特徴とする符号多重受信
    装置。
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