JP2737730B2 - スペクトル拡散送受信機 - Google Patents

スペクトル拡散送受信機

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信システム、
特に直接拡散符号分割多元接続(DS−CDMA)方式
を用いた自動車電話・携帯電話システム(セルラシステ
ム)の送受信装置に関し、特に送信電力効率の良い送信
電力増幅器(パワーアンプ)を用いることができるπ/
4シフトQPSK変調を使ったスペクトル拡散送受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル自動車電話・携帯電話シ
ステム(セルラシステム)として、時分割多元接続方式
(TDMA)を用いたものとして日本標準方式(PD
C:RCR STD 27)、北米標準方式(TIA
IS54)、ヨーロッパ標準方式(ETSI GSM)
が知られている。また符号分割多元接続方式(CDM
A)を用いたものとして北米標準方式(TIA IS9
5)が知られている。
【0003】日本標準方式(PDC)および北米標準方
式(IS54)では変調方式として、振幅変動が小さい
ため電力効率の良い送信パワーアンプを用いることがで
きるπ/4シフトDQPSK変調が採用されている。ヨ
ーロッパ標準方式(GSM)では定振幅変調のGMSK
変調が採用されているが、π/4シフトQPSKと比べ
スペクトルが広がるため周波数の利用効率が低い。最も
新しい北米標準方式(IS95)では基地局送信・移動
機受信の下り回線では、−次変調(情報変調)としてB
PSK、二次変調(拡散変調)としてQPSKが採用さ
れている。一方、移動機送信・基地局受信の上り回線で
は、一次変調としてBPSK、二次変調としてOQPS
Kが採用されている。
【0004】IS95方式の上り回線の変調方法の詳細
は例えばTIA発行の資料TIA/EIA/IS−9
5、ページ6−8・図6.1.3.1.2に記載されて
いる。
【0005】日本標準方式のπ/4シフトDQPSKの
変調回路、復調回路に関しては、例えば、文献「Des
ign Concept of TDMA Cellu
lar Mobile Radio Units」、清
水、他(IEEE VTC’92)に記載されている。
特に復調回路に関しては、例えば、特開平4−2200
43号公報、などに記載されている。復調方式としては
通常遅延検波方式が用いられているため、π/4シフト
演算を明示的に行う必要は無く、簡単な回路で実現でき
る。
【0006】なお、従来方式には一次変調QPSK、二
次変調π/4シフトQPSKを用いたCDMAシステム
は存在しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、IS
95で採用されている二次変調OQPSKの振幅変動が
小さい特性を生かすためには、一次変調はBPSKに限
定され、QPSKと組み合わせることができないことで
ある。
【0008】その理由は、一次変調をQPSK、二次変
調をOQPSKとすると、シンボルの境目でπだけの位
相変移が起きる場合があり(I、Q平面で信号点の遷移
を示す図9を参照すると、破線で示す信号点遷移に相当
する)、この時振幅が瞬間的に0になるため、OQPS
Kの振幅変動が小さいというメリットがなくなるためで
ある。
【0009】一次変調のBPSKとQPSKを比較する
と同じ情報ビットレートの場合、BPSKのシンボルレ
ートはQPSKのシンボルレートの2倍になる。したが
って拡散率(1シンボル当たりのチップ数)が1/2に
なり拡散符号の組み合わせが減ってしまう。特に適応逆
拡散フィルタを用いて同一周波数干渉を除去する場合は
除去できる干渉波の数は拡散率に依存するため問題とな
る。
【0010】第2の問題点は、OQPSKは受信信号を
チップレートの2倍の周波数でサンプリングして相関値
を求めなければならないため、チップレートでサンプリ
ングすればよいQPSKあるいはπ/4シフトQPSK
に比べ相関器を2倍のクロックで動かさなければならな
いことである。したがって、特にチップレートの速い広
帯域CDMAではハードウェアの実現が難しくなる。
【0011】第3の問題点はOQPSKではサンプリン
グ点で受信信号のコンステレーションが信号点に集約し
ないため、同相成分(I成分)と直交成分(Q成分)間
で干渉が発生し、特性の劣化が生じるという点である。
【0012】図9を参照すると、信号点はサンプリング
タイミングで4つの信号点には集約していない。
【0013】本発明の目的は、符号分割多重アクセス
(CDMA)方式を採用した移動通信システムの端末に
おいて、効率の良い送信電力増幅器を採用できる拡散・
逆拡散回路を提供することである。
【0014】すなわち、拡散変調信号の振幅変動を小さ
く抑えること、また、上記OQPSKの問題を解決し、
1次変調方式としてQPSKを採用できるようにするこ
と、受信信号のサンプリングレートを最低限に抑えるこ
とにより、回路の実現を容易とし、消費電力を低減する
こと、I,Q成分間の干渉を無くすことにより、特性の
向上を計ること、を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のスペクトル拡散
送受信機は、送信データを拡散符号に従ってπ/4シフ
トQPSKスペクトル拡散を行うπ/4シフトQPSK
スペクトル拡散回路(図1の102)と、拡散符号を発
生する拡散符号発生回路(図1の107)と、π/4シ
フトQPSKスペクトル拡散回路で拡散された拡散信号
の送信スペクトル整形を行うデジタル低域通過フィルタ
(図1の103)と、低域通過フィルタの出力信号をア
ナログベースバンド信号に変換するデジタル/アナログ
変換器(図1の104)と、アナログベースバンド信号
を無線信号に変換する変調回路(図1の105)と、変
調信号を増幅する電力増幅器(図1の106)と、無線
信号を送信するアンテナ(図1の109)と、各回路に
クロック信号を供給するクロック発生回路(図1の10
8)と、を含む送信部と、無線信号を受信するアンテナ
(図2の201)と、アンテナで受信した無線信号を受
信ベースバンド信号に変換する復調回路(図2の20
2)と、受信ベースバンド信号をデジタル信号に変換す
るアナログ/デジタル変換回路(図2の203)と、受
信デジタルベースバンド信号を拡散符号のレプリカに従
ってπ/4シフトQPSKスペクトル逆拡散を行うπ/
4シフトQPSKスペクトル逆拡散回路(図2の20
4)と、前記拡散符号のレプリカを発生する拡散符号レ
プリカ発生回路(図2の207)と、π/4シフトスペ
クトル逆拡散回路で逆拡散された逆拡散信号からデータ
を判定する判定回路(図2の205)と、各回路に受信
信号に同期したクロックを供給するクロック再生手段
(図2の208)と、を含む受信部を備えている。
【0016】特に、π/4シフトQPSKスペクトル拡
散回路は、送信データを拡散符号に従って0、±π/
2、πだけ位相回転させる第一の位相回転回路(図3の
301)と、偶数チップは0、奇数チップはπ/4だけ
位相回転させる第二の位相回転手段(図3の302)
と、を備えている。
【0017】また、π/4シフトQPSKスペクトル逆
拡散回路は、受信デジタルベースバンド信号を拡散符号
のレプリカに従って0、±π/2、πだけ位相回転させ
る第三の位相回転回路(図4の401)と、偶数チップ
と奇数チップで出力先を切り替える切り替えスイッチ
(図4の402)と、偶数チップを1シンボル区間で累
積加算する第一のアキュムレータ(図4の403)と、
奇数チップを1シンボル区間で累積加算する第二のアキ
ュムレータ(図4の404)と、第二のアキュムレータ
の出力を−π/4だけ位相回転させる第四の位相回転回
路(図4の405)と、第一のアキュムレータの出力と
第四の位相回転回路の出力を加算する加算器(図4の4
06)と、を備えている。
【0018】あるいは、π/4シフトQPSKスペクト
ル逆拡散回路は、受信デジタルベースバンド信号を偶数
チップは0、奇数チップは−π/4だけ位相回転させる
第五の位相回転回路(図5の501)と、第五の位相回
転回路の出力信号を拡散符号のレプリカに従って0、±
π/2、πだけ位相回転させる第三の位相回転回路(図
5の502)と、第三の位相回転回路の出力信号を1シ
ンボル区間で累積加算するアキュムレータ(図5の50
3)と、を備えている。
【0019】図8に示すように、二次変調方式としてπ
/4シフトQPSKを用いることにより、変調信号の位
相軌跡は原点を通らないため、送信信号の振幅変動を小
さく抑えることができている。
【0020】また、図1から分かるように、一次変調と
してQPSKを用いることが可能である。図2から分か
るように受信信号はチップレートでサンプリングして処
理すれば良い。
【0021】図1、図3の回路構成、および、図8の信
号点遷移図から分かるように、偶数チップは図8の○で
示す信号点、奇数チップは×で示す信号点に集約するた
め、I、Q成分間の干渉が起きない。
【0022】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0023】図1は本発明の一実施例の送信部の構成を
示すブロック図である。
【0024】本発明のスペクトル拡散送受信機の送信部
は、図1を参照すると、送信データを2ビットパラレル
信号に変換するシリアル/パラレル変換器101と、送
信データを拡散符号に従ってπ/4シフトQPSKスペ
クトル拡散を行うπ/4シフトQPSKスペクトル拡散
回路102と、拡散符号を発生する拡散符号発生回路1
07と、π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路で拡
散された拡散信号の送信スペクトル整形を行うデジタル
低域通過フィルタ103と、低域通過フィルタの出力信
号をアナログベースバンド信号に変換するデジタル/ア
ナログ変換器104と、アナログベースバンド信号を無
線信号に変換する変調回路105と、変調信号を増幅す
る電力増幅器106と、無線信号を送信するアンテナ1
09と、各回路にクロック信号を供給するクロック発生
回路108とを含んでいる。
【0025】図2は本発明の一実施例の受信部の構成を
示すブロック図である。
【0026】本発明のスペクトル拡散送受信機の受信部
は、図2を参照すると、無線信号を受信するアンテナ2
01と、アンテナで受信した無線信号を受信ベースバン
ド信号に変換する復調回路202と、受信ベースバンド
信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換
回路203と、受信デジタルベースバンド信号を拡散符
号のレプリカに従ってπ/4シフトQPSKスペクトル
逆拡散を行うπ/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回
路204と、前記拡散符号のレプリカを発生する拡散符
号レプリカ発生回路207と、π/4シフトスペクトル
逆拡散回路で逆拡散された逆拡散信号からデータを判定
する判定回路205と、各回路に受信信号に同期したク
ロックを供給するクロック再生回路208と、を含んで
いる。
【0027】図3は図1におけるπ/4シフトQPSK
スペクトル拡散回路102の構成を詳述するブロック図
である。図3を参照するとπ/4シフトQPSKスペク
トル拡散回路102は、送信データを拡散符号に従って
0、±π/2、πだけ位相回転させる第一の位相回転回
路301と、偶数チップは0、奇数チップはπ/4だけ
位相回転させる第二の位相回転手段302と、により構
成される。
【0028】図4は、図2におけるπ/4シフトQPS
Kスペクトル逆拡散回路204の第1の構成例を詳述す
るブロック図である。図4を参照すると、π/4シフト
QPSKスペクトル逆拡散回路204は、受信デジタル
ベースバンド信号を拡散符号のレプリカに従って0、±
π/2だけ位相回転させる第三の位相回転回路401
と、偶数チップと奇数チップで出力先を切り替える切り
替えスイッチ402と、偶数チップを1シンボル区間で
累積加算する第一のアキュムレータ403と、奇数チッ
プを1シンボル区間で累積加算する第二のアキュムレー
タ404と、第二のアキュムレータの出力を−π/4だ
け位相回転させる第四の位相回転回路405と、第一の
アキュムレータの出力と第四の位相回転回路の出力を加
算する加算器406と、により構成される。
【0029】図5は図2におけるπ/4シフトQPSK
スペクトル逆拡散回路204の第2の構成例を詳述する
ブロック図である。図5を参照すると、π/4シフトQ
PSKスペクトル逆拡散回路204は、受信デジタルベ
ースバンド信号を偶数チップは0、奇数チップは−π/
4だけ位相回転させる第五の位相回転回路501と、第
五の位相回転回路の出力信号を拡散符号のレプリカに従
って0、±π/2、πだけ位相回転させる第三の位相回
転回路502と、第三の位相回転回路の出力信号を1シ
ンボル区間で累積加算するアキュムレータ503と、に
より構成される。
【0030】図5の構成は受信サンプルデータの量子化
ビット数が比較的少なくても良い場合に適する構成例で
ある。位相回転回路501における−π/4の位相回転
では通常掛け算が必要になるが、受信サンプルデータの
量子化ビット数が比較的少なくて良い場合(例えば、
I、Q成分を各4ビットで量子化)には高速なROMを
使って実現できるため、図4の構成に比べ図5の構成の
方が簡易な回路で実現可能である。
【0031】図6は図4のπ/4シフトQPSKスペク
トル逆拡散回路の構成の一部および図2の判定回路20
5、パラレル/シリアル変換回路206をデジタル信号
処理プロセッサ(DSP)を用いて実現することによ
り、ハードウェアを簡易化したものである。
【0032】図6を参照すると、受信デジタルベースバ
ンド信号を拡散符号のレプリカに従って0、±π/2、
πだけ位相回転させる第三の位相回転回路601と、偶
数チップと奇数チップで出力先を切り替える切り替えス
イッチ602と、偶数チップを1シンボル区間で累積加
算する第一のアキュムレータ603と、奇数チップを1
シンボル区間で累積加算する第二のアキュムレータ60
4と、第一および第二のアキュムレータの出力取り込
み、判定信号を出力するDSP605と、により構成さ
れる。
【0033】高速なチップレート処理は専用ハードウェ
アで実現し、比較的低速なシンボルレート処理は汎用D
SPを使って処理することにより、ハードウェア構成の
簡略化をねらったものである。
【0034】図7は図4、図5、図6における受信信号
を拡散符号のレプリカに従って0、±π/2、πだけ位
相回転させる第三の位相回転回路401、502、60
1の構成例を示すブロック図である。図7を参照する
と、受信信号のI成分、Q成分を交換するスイッチ70
1と、符号反転回路702、703、拡散符号のレプリ
カにしたがって、前述のスイッチ701、及び符号反転
回路702、703の動作を指示する組み合わせ回路7
04と、により構成される。
【0035】なお、図3における第1の位相回転回路3
01も同様な構成で実現可能である。
【0036】次に本実施例の動作について説明する。
【0037】一例として、一次変調方式としてQPS
K、二次変調(拡散変調)方式として、π/4シフトQ
PSK、送信データのビットレート=120kbps、
シンボルレート=60ksps、チップレート=3.8
4Mcpsを仮定する。
【0038】まず、スペクトル拡散送受信機の送信部の
動作について説明する。
【0039】図1を参照すると、ビットレート=120
kbpsの送信データtdはシリアル/パラレル変換器
101で60kspsの2ビットパラレル信号(td−
I、td−Q)に変換される。この2ビットパラレル信
号はQPSKの1シンボルに対応する。すなわち、td
−IはQPSKにおける同相成分(I成分)、td−Q
はQPSKにおける直交成分(Q成分)に相当する。
【0040】拡散符号発生回路107はチップレート=
3.84Mcpsで2ビットパラレルの拡散符号(sc
−I、sc−Q)を出力する。拡散符号として、シンボ
ル周期の短い符号(ショートコード)、シンボル周期に
比べはるかに長い周期の符号(ロングコード)、および
ショートコードとロングコードを組み合わせた符号(掛
け算した符号)とが考えられる。例えば、各チャネルを
識別するためにチャネル毎に異なるショートコードを割
り当て、セルラシステムのように複数の基地局が設置さ
れる場合には、基地局を識別するために基地局毎に異な
るロングコードが割り当てることが考えられる。拡散符
号の割り当て方法は本発明の重要構成要素ではないた
め、本実施例では簡単のため、ショートコードのみを用
いた場合について説明する。拡散符号発生回路107は
チップレート=3.84Mcpsで2ビットの拡散符号
(sc−I、sc−Q)を、シンボル周期=1/60k
spsで繰り返し出力する。したがって、拡散符号の系
列長=3.84M/60k=64チップである。拡散符
号として、例えば、sc−I、sc−Qの各々に異なる
ウォルシューアダマール(Walsh−Hadamar
d)符号、あるいは直交ゴールド(Gold)符号を用
いればよい。上記符号を予めCPUあるいはDSP(未
記載)で発生させ、拡散符号発生器107に記憶させて
おき、拡散符号発生器107はこの記憶された符号系列
を順次繰り返し出力すればよい。
【0041】π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路
102の動作について、図3を用いて説明する。図3か
ら分かるように、π/4シフトQPSKスペクトル拡散
は、まず、位相回転回路301によりQPSKスペクト
ル拡散を行い、次に位相回転回路302により偶数チッ
プはそのまま、奇数チップはπ/4だけ位相シフトして
出力される。位相回転回路301は拡散符号(sc−
I、sc−Q)の値に応じて、 (sc−I、sc−Q)=(0、0)のとき 0 =(1、0)のとき π/2 =(1、1)のとき π =(0、1)のとき −π/2 の位相回転をあたえる。このような位相回転は、I、Q
成分の入れ換え、符号反転で容易に実現できる。位相回
転回路302はπ/4の位相回転を行うため、上記位相
回転回路301のようにI,Q成分入れ替え、符号反転
で実現することはできないが、入力信号が2ビットの+
/−1信号に限られているため、あらかじめ8通りの値
を記憶させておき、入力信号および偶/奇チップに応じ
て選択出力すれば良い。
【0042】π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路
102は送信データ(td−I、td−Q)、拡散符号
(sc−I、sc−Q)、奇/偶チップを区別するクロ
ックclk3の計5ビットを入力し、拡散信号(tx−
I、tx−Q)を出力すれば良いため、上記5ビットの
入力信号をアドレスとしてROMテーブルを引き出力す
るハードウェアでも容易に実現できる。π/4シフトス
ペクトル拡散信号(tx−I、tx−Q)をI,Q平面
で表すと図8の通りである。
【0043】π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路
102で拡散された拡散信号(tx−I、tx−Q)は
デジタル低域通過フィルタ103でスペクトル整形され
る。デジタル低域通過フィルタの特性は、例えば、3d
Bカットオフ周波数=1.92MHz(=チップレート
/2)、ロールオフファクタ=0.3のルート・レイズ
ド・コサインが用いられる。この時の無線周波数占有帯
域幅=5MHz(=3.84MHz×1.3)である。
このようなフィルタは内挿(インタポレーション)FI
Rフィルタを用いることにより容易に実現できる。
【0044】デジタル低域フィルタ103でスペクトル
整形された拡散信号はデジタル/アナログ(D/A)変
換器104でベースバンドアナログ信号に変換された
後、変調回路105で無線周波数帯域の信号に周波数変
換され、電力増幅器106で電力増幅されたあと送信ア
ンテナ109から送信される。電力増幅器106で増幅
する信号は、図8の位相軌跡をとる拡散信号(tx−
I,tx−Q)をデジタル低域通過フィルタ103に通
した信号であり、QPSKのようにI,Q平面の原点を
通らず、振幅変動の比較的小さな信号になることがわか
る。デジタル低域通過フィルタ103およびD/A変換
器はチップレートの2倍以上(例えば4倍=15.36
MHz)のサンプリングロックclk4で動作する。
【0045】クロック発生回路108はシンボルレート
(60kHz)のクロックclk1、チップレート
(3.84MHz)のクロックclk2、チップレート
の1/2の周波数で偶/奇チップを判別するクロックc
lk3、デジタル低域フィルタおよびD/A変換器のサ
ンプリングロックclk4の各クロックを発生させ、各
回路に供給する。
【0046】次に、スペクトル拡散送受信機の受信部の
動作について説明する。
【0047】図2を参照すると、無線信号をアンテナ2
01で受信し、復調回路202で受信ベースバンド信号
(同相成分、直交成分の2信号)に周波数変換された
後、アナログ/デジタル変換回路203で受信デジタル
ベースバンド信号(rx−I、rx−Q)に変換され
る。rx−Iは同相成分(I成分)、rx−Qは直交成
分(Q成分)を表している。
【0048】拡散符号レプリカ発生回路207は送信側
で使われた拡散符号のレプリカ符号系列(sc−I′、
sc−Q′)を発生する。送信側で使われている拡散符
号系列は既知と考えて良いので、符号系列のタイミング
を合わせて発生させればよい。拡散符号系列の系列長は
64チップであるから、タイミングをずらせながら逆拡
散を行い、逆拡散出力が最大となるタイミングを求めれ
ばよい。このようなチップ同期引き込み、および、チッ
プ同期の維持はスライディング相関器は、ディレイロッ
ク・ループ(DLL)等で実現できるが、本発明におけ
る重要構成要素ではないので詳細な説明は省略する。
【0049】π/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回
路204は、チップレートでサンプリングされた受信デ
ジタルベースバンド信号(rx−I、rx−Q)を逆拡
散し、シンボルレートの逆拡散信号(rd−I、rd−
Q)を出力する。判定回路205は逆拡散信号(rd−
I、rd−Q)の遅延検波あるいは同期検波による符号
判定を行い、2ビットパラレルの判定データを出力す
る。パラレル/シリアル変換回路206でシリアル信号
に変換され、受信データrdが出力される。
【0050】クロック再生回路207は受信信号に同期
した再生クロックを発生させ、各回路に分配する。cl
k1′〜clk3′はそれぞれ送信側のクロックclk
1〜clk3を受信信号から再生したものである。クロ
ック再生は本発明の重要構成要素ではないので詳細説明
は省略する。
【0051】π/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回
路204の動作について、図4を用いて説明する。受信
デジタルベースバンド信号(rx−I、rx−Q)は位
相回転回路401により拡散符号のレプリカに従って、
0、±π/2、πだけ位相回転される。次に、スイッチ
402で、偶数番目のチップと奇数番目のチップに分け
られ、それぞれアキュムレータ403あるいはアキュム
レータ404に入力される。アキュムレータ403、4
04は1シンボル区間、入力信号を累積加算し、それぞ
れ、累積加算値(acc−I1、acc−Q1)、(a
cc−I2、acc−Q2)を出力する。1シンボル=
64チップであるから、各アキュムレータは1.92M
Hz毎に入力信号を累積加算し、合計32チップの累積
加算値を出力することになる。奇数チップの累積加算値
(acc−I2、acc−Q2)は−π/4だけ位相回
転した後、偶数チップの累積加算値(acc−I1、a
cc−Q1)と加算され、逆拡散信号(rd−I、rd
−Q)を得る。
【0052】受信側の位相回転回路401は送信側の位
相回転回路301とちょうど逆の位相回転を与えること
により拡散変調を元に戻すものである。すなわち、拡散
符号レプリカ(ac−I′、ac−Q′)の値に応じ
て、 (sc−I′、sc−Q′)=(0、0)のとき 0 =(1、0)のとき −π/2 =(1、1)のとき π =(0、1)のとき π/2 の位相回転を行う。位相回転量が、0、±π/2、πに
限られるため、掛け算器は不要であり、図7のように簡
単な回路で構成される。すなわち、I,Q成分交換スイ
ッチ701は拡散符号レプリカのI、Q成分が一致しな
いとき(ac−I′≠ac−Q′)、I,Q成分を交換
して出力する。符号反転器702は拡散符号レプリカの
Q成分が“−1”の時(ac−Q′=−1)入力信号の
符号を反転して出力し、同様に符号反転器703は拡散
符号レプリカのI成分が“−1”の時(ac−I′=−
1)入力信号の符号を反転して出力する。
【0053】位相回転回路405は−π/4の位相回転
を行わなければならないので、掛け算を行う必要があ
る。しかし、この掛け算は1シンボルに1回行えばよい
ので(1/60kHzに1回)、低速の掛け算器で良
い。また、この程度の速さならば、ソフトウェアでも十
分実現可能である。
【0054】図5の構成は受信サンプルデータの量子化
ビット数が比較的少なくても良い場合に適する構成例で
ある。位相回転回路501で偶数チップはそのまま、奇
数チップは−π/4だけ位相回転させて出力する。位相
回転回路502は図7を使って説明した位相回転回路4
01と同じなので説明を省略する。アキュムレータ50
3は1シンボル区間で入力信号を累積加算する。この図
5の構成では3.84MHz毎に64チップの累積加算
値を計算することになる。
【0055】図6の構成は、シンボルレートでの処理を
DSPで行わせることによりハードウェアの簡略化を計
るものである。1シンボル毎の累積加算値(acc−I
1、acc−Q1)、(acc−I2、acc−Q2)
をDSPに取り込み、DSPのプログラムにより(ac
c−I2、acc−Q2)に−π/4の位相回転演算を
行った後、(acc−I1、acc−Q1)と加算し、
遅延検波あるいは同期検波による符号判定を行い、パラ
レル/シリアル変換を行い、出力する。検波方式とし
て、パイロットシンボルを用いた内挿同期検波を行う場
合、蓄積復調を行う場合等DSPによる処理が必要な場
合に適した構成ともいえる。
【0056】以上は誤り訂正符号化/復号化を行わない
場合の説明であるが、符号分割多重化(CDMA)方式
では、低レートの畳み込み符号化、軟判定Viterb
i復号を行う場合がある。このような場合には、図1の
データ入力の前に畳み込み符号器がつき、図2の判定回
路205、パラレル/シリアル変換回路の代わりに軟判
定Viterbi復号器が付くことになる。
【0057】また、一次変調(情報変調)方式としてQ
PSKの場合について説明したが、BPSKを用いる場
合にも容易に拡張できる。すなわち、送信部では図1の
シリアル/パラレル変換器で入力データtdをtd−
I、td−Qの両方にそのまま出力するだけでよく、受
信部では判定回路205での判定が2値判定になり、パ
ラレル/シリアル変換回路206が不要にある。
【0058】
【発明の効果】第1の効果は、効率のよい送信電力増幅
器を用いることができ、移動通信端末の低消費電力化が
計れることである。
【0059】その理由は、図8に示すように、二次変調
方式としてπ/4シフトQPSKを用いることにより、
変調信号の位相軌跡は原点を通らず、送信信号の振幅変
動を小さく抑えることができているため、送信電力増幅
器に広い入力レンジでのリニアリティが必要なくなり、
効率の悪いA級リニアアンプを使わなくても良いからで
ある。
【0060】第2の効果は一次変調(情報変調)方式と
してQPSKを用いることができるため、拡散率(チッ
プレート/シンボルレート)をBPSKに比べ2倍にで
きることである。拡散符号系列(ショートコード)の系
列長が2倍になるため、より多くの符号を使うことがで
きる。
【0061】第3の効果は受信信号をチップレートでサ
ンプリングして処理すれば良く、2次変調としてOQP
SKを用いた場合に比べクロック周波数を1/2でき、
低消費電力化に適することである。
【0062】第4の効果は、π/4シフトQPSKはサ
ンプリング点で、信号点が集約するため、I、Q成分間
の干渉を無くすことができ、特性の向上が計れることで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の送信部の構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の実施例の受信部の構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の実施例のスペクトル拡散回路の構成を
示すブロック図。
【図4】本発明の実施例のスペクトル逆拡散回路の第1
の構成方法を示すブロック図。
【図5】本発明の実施例のスペクトル逆拡散回路の第2
の構成方法を示すブロック図。
【図6】本発明の実施例のスペクトル逆拡散回路の第3
の構成方法を示すブロック図。
【図7】本発明の実施例の位相回転回路の構成方法を示
すブロック図。
【図8】本発明の実施例のπ/4シフトQPSK拡散信
号の信号点遷移を示す図。
【図9】従来例のOQPSK拡散信号の信号点遷移を示
す図。
【符号の説明】
101 シリアル/パラレル変換器 102 π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路 103 低域通過フィルタ 104 デジタル/アナログ変換器 105 変調回路 106 送信電力増幅器 107 拡散符号発生回路 108 クロック発生回路 109 アンテナ 201 アンテナ 202 復調回路 203 アナログ/デジタル変換回路 204 π/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回路 205 判定回路 206 パラレル/シリアル変換回路 207 拡散符号レプリカ発生回路 208 クロック再生回路 301 位相回転回路1 302 位相回転回路2 401,502,601 位相回転回路3 402 切り替えスイッチ 403,404 アキュムレータ 405 位相回転回路4 406 加算器 501 位相回転回路5 503 アキュムレータ 602 切り替えスイッチ 603,604 アキュムレータ 605 DSP 701 I,Q交換スイッチ 702,703 符号反転回路 704 組み合わせ回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接拡散符号分割多元接続(DS−CD
    MA)方式による移動通信システムであり送信部と受信
    部とが構成され、 前記送信部は、送信データを後記拡散符号に従ってπ/
    4シフトQPSKスペクトル拡散を行うπ/4シフトQ
    PSKスペクトル拡散回路と、 拡散符号を発生する拡散符号発生回路と、 前記π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路で拡散さ
    れた拡散信号の送信スペクトル整形を行うデジタル低域
    通過フィルタと、 前記低域通過フィルタの出力信号をアナログベースバン
    ド信号に変換するデジタル/アナログ変換器と、 前記アナログベースバンド信号を無線信号に変換する変
    調回路と、 前記無線信号の電力増幅を行う送信電力増幅器と、 前記無線信号を送信するアンテナと、 前記各回路にクロック信号を供給するクロック発生回路
    とを含み、 前記受信部は、無線信号を受信するアンテナと、 前記アンテナで受信した無線信号を受信ベースバンド信
    号に変換する復調回路と、 前記受信ベースバンド信号をデジタル信号に変換するア
    ナログ/デジタル変換回路と、 前記受信デジタルベースバンド信号を後記拡散符号のレ
    プリカに従ってπ/4シフトQPSKスペクトル逆拡散
    を行うπ/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回路と、 前記拡散符号のレプリカを発生する拡散符号レプリカ発
    生回路と、 前記π/4シフトスペクトル逆拡散回路で逆拡散された
    逆拡散信号からデータを判定する判定回路と、 前記各回路に受信信号に同期したクロックを供給するク
    ロック再生手段と、を含むことを特徴とするスペクトル
    拡散送受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスペクトル拡散送受信機
    において、 π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路は送信データ
    を拡散符号に従って0、±π/2、πだけ位相回転させ
    る第一の位相回転回路と、 前記第一の位相回転回路の出力信号を偶数チップは0、
    奇数チップはπ/4だけ位相回転させる第二の位相回転
    手段と、により構成されることを特徴とするスペクトル
    拡散送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスペクトル拡散送受信機
    において、 π/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回路は受信デジ
    タルベースバンド信号を拡散符号のレプリカに従って
    0、±π/2、πだけ位相回転させる第三の位相回転回
    路と、 偶数チップと奇数チップで出力先を切り替える切り替え
    スイッチと、 前記偶数チップを1シンボル区間で累積加算する第一の
    アキュムレータと、 前記奇数チップを1シンボル区間で累積加算する第二の
    アキュムレータと、 前記第二のアキュムレータの出力を−π/4だけ位相回
    転させる第四の位相回転回路と、 前記第一のアキュムレータの出力と前記第四の位相回転
    回路の出力を加算する加算器と、により構成されること
    を特徴とするスペクトル拡散送受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスペクトル拡散送受信機
    において、 π/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回路は受信デジ
    タルベースバンド信号を偶数チップは0、奇数チップは
    −π/4だけ位相回転させる第五の位相回転回路と、 前記第五の位相回転回路の出力信号を拡散符号のレプリ
    カに従って0、±π/2、πだけ位相回転させる第三の
    位相回転回路と、 前記第三の位相回転回路の出力信号を1シンボル区間で
    累積加算するアキュムレータと、により構成されること
    を特徴とするスペクトル拡散送受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のスペクトル拡散送受信機
    において、 送信部のクロック発生回路は、少なくも、シンボルレー
    トのクロック信号、チップレートのクロック信号、チッ
    プレートの1/2の周波数のクロック信号、を発生して
    π/4シフトQPSKスペクトル拡散回路に供給し、ま
    た、チップレートの整数倍のクロック信号を発生してデ
    ジタル低域通過フィルタおよびデジタル/アナログ変換
    器へ供給し、 受信部のクロック再生回路は、少なくも、シンボルレー
    トのクロック信号、チップレートのクロック信号、チッ
    プレートの1/2の周波数のクロック信号、を発生して
    π/4シフトQPSKスペクトル逆拡散回路に供給する
    こと、を特徴とするスペクトル拡散送受信機。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のスペクトル拡散送受信機
    において、 第一および第二のアキュムレータの出力信号を入力と
    し、第四の位相回転回路、 第一のアキュムレータの出力と第四の位相回転回路の出
    力を加算する加算器、および、判定回路の機能をデジタ
    ル信号処理プロセッサ(DSP)で実現することを特徴
    とするスペクトル拡散送受信機。
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