JPH1117681A - 交換機の試験方法 - Google Patents
交換機の試験方法Info
- Publication number
- JPH1117681A JPH1117681A JP9164141A JP16414197A JPH1117681A JP H1117681 A JPH1117681 A JP H1117681A JP 9164141 A JP9164141 A JP 9164141A JP 16414197 A JP16414197 A JP 16414197A JP H1117681 A JPH1117681 A JP H1117681A
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- JP
- Japan
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- signaling cell
- signaling
- reception processing
- test
- cell transmission
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＡＴＭセルの交換処理を行う交換機の試験方
法に関し、プロトコルを含めた試験を可能とする。 【解決手段】 シグナリングセル送受信処理部２から送
出したシグナリングセルを、シグナリングセル送受信処
理部２に折返して試験を行う試験方法に於いて、シグナ
リングセル送受信処理部２から送出し、このシグナリン
グセル送受信処理部２に折返す経路で、シグナリングセ
ルのヘッダの仮想パス識別子を変換し、シグナリングセ
ル送受信部２は、仮想パス識別子の変換前のリンクと変
換後のリンクとの疑似的なリンク間の試験を行う過程を
含むものである。
法に関し、プロトコルを含めた試験を可能とする。 【解決手段】 シグナリングセル送受信処理部２から送
出したシグナリングセルを、シグナリングセル送受信処
理部２に折返して試験を行う試験方法に於いて、シグナ
リングセル送受信処理部２から送出し、このシグナリン
グセル送受信処理部２に折返す経路で、シグナリングセ
ルのヘッダの仮想パス識別子を変換し、シグナリングセ
ル送受信部２は、仮想パス識別子の変換前のリンクと変
換後のリンクとの疑似的なリンク間の試験を行う過程を
含むものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＡＴＭセルの交換
処理を行う交換機の試験方法に関する。Ｂ−ＩＳＤＮ
（Ｂroadband Ｉntegrated Ｓervices Ｄigital Ｎet
work）に於いては、Ｎ−ＩＳＤＮに於けるＤチャネルに
相当するシグナリングセルを用いて呼設定制御等を行う
ものであり、このようなＢ−ＩＳＤＮに於ける交換機の
各種の試験を容易に行うことが要望されている。
処理を行う交換機の試験方法に関する。Ｂ−ＩＳＤＮ
（Ｂroadband Ｉntegrated Ｓervices Ｄigital Ｎet
work）に於いては、Ｎ−ＩＳＤＮに於けるＤチャネルに
相当するシグナリングセルを用いて呼設定制御等を行う
ものであり、このようなＢ−ＩＳＤＮに於ける交換機の
各種の試験を容易に行うことが要望されている。
【０００２】
【従来の技術】交換機の試験は、その交換機の構成に対
応して既に各種の方法が提案されている。例えば、試験
データを送出して折返回路により折返し、その折返した
データと送出したデータとを照合して、折返回路を介し
た経路の導通試験を行うことができる。又ＡＴＭ（Ａsy
nchronous Ｔrasfer Ｍode ）通信システムに於いて
も、ＡＴＭ交換機に於けるセル発生部から試験セルを発
生させ、その試験セルを折返回路により折返すことによ
り、折返回路を介した経路の導通試験を行うことができ
る。
応して既に各種の方法が提案されている。例えば、試験
データを送出して折返回路により折返し、その折返した
データと送出したデータとを照合して、折返回路を介し
た経路の導通試験を行うことができる。又ＡＴＭ（Ａsy
nchronous Ｔrasfer Ｍode ）通信システムに於いて
も、ＡＴＭ交換機に於けるセル発生部から試験セルを発
生させ、その試験セルを折返回路により折返すことによ
り、折返回路を介した経路の導通試験を行うことができ
る。
【０００３】図２は交換機の概要説明図であり、１１は
シグナリング制御部（ＢＳＧＣ）、１２，１４はインタ
フェース共通部（ＣＯＭ）、１３はセルスイッチ部（Ｃ
ＲＳＥＳＨ）、１５はＯＣ３インタフェース部（ＯＣ
３）（１５５Ｍｂｐｓ）、１６はＤＳ３インタフェース
部（ＤＳ３）（４５Ｍｂｐｓ）、１７，１８は端末（Ｔ
Ｅ）、１９はシステムバス、２０はプロセッサ（ＢＣＰ
Ｒ）、２１〜２３はプロセッサアクセス制御部（ＰＡ
Ｃ）を示す。
シグナリング制御部（ＢＳＧＣ）、１２，１４はインタ
フェース共通部（ＣＯＭ）、１３はセルスイッチ部（Ｃ
ＲＳＥＳＨ）、１５はＯＣ３インタフェース部（ＯＣ
３）（１５５Ｍｂｐｓ）、１６はＤＳ３インタフェース
部（ＤＳ３）（４５Ｍｂｐｓ）、１７，１８は端末（Ｔ
Ｅ）、１９はシステムバス、２０はプロセッサ（ＢＣＰ
Ｒ）、２１〜２３はプロセッサアクセス制御部（ＰＡ
Ｃ）を示す。
【０００４】インタフェース共通部１４に接続されたＯ
Ｃ３インタフェース部１５は、光電変換部を含み、ＳＴ
Ｍ−１（Ｓynchronous Ｔransport Ｍodule Ｌevel
１）の伝送速度に対応するＯＣ−３（Ｏptical Ｃarri
er Ｌevel ３）の１５５Ｍｂｐｓで端末１７との間で
光信号による送受信を行う場合を示し、又ＤＳ３インタ
フェース部１５は、端末１８との間でＤＳ−３（Ｄigit
al Ｓignal Ｌevel３）の４５Ｍｂｐｓの伝送速度で送
受信する場合を示す。又プロセッサ２０は、システムバ
ス１９に接続されたプロセッサアクセス制御部２２，２
３を介してインタフェース共通部１２，１４を制御し、
又プロセッサアクセス制御部２１を介してシグナリング
制御部１１を制御する。
Ｃ３インタフェース部１５は、光電変換部を含み、ＳＴ
Ｍ−１（Ｓynchronous Ｔransport Ｍodule Ｌevel
１）の伝送速度に対応するＯＣ−３（Ｏptical Ｃarri
er Ｌevel ３）の１５５Ｍｂｐｓで端末１７との間で
光信号による送受信を行う場合を示し、又ＤＳ３インタ
フェース部１５は、端末１８との間でＤＳ−３（Ｄigit
al Ｓignal Ｌevel３）の４５Ｍｂｐｓの伝送速度で送
受信する場合を示す。又プロセッサ２０は、システムバ
ス１９に接続されたプロセッサアクセス制御部２２，２
３を介してインタフェース共通部１２，１４を制御し、
又プロセッサアクセス制御部２１を介してシグナリング
制御部１１を制御する。
【０００５】又ＡＴＭセルは、セルスイッチ部１３に於
いてそのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩ（Ｖirtual Ｐ
ath Ｉdentifier ）と仮想チャネル識別子ＶＣＩ（Ｖir
tualＣhannel Ｉdentifier ）とを基にスイッチング制
御が行われて、着信側に送出される。シグナリング制御
部１１は、端末１７，１８との間でシグナリングセルの
送受信を行うことになる。
いてそのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩ（Ｖirtual Ｐ
ath Ｉdentifier ）と仮想チャネル識別子ＶＣＩ（Ｖir
tualＣhannel Ｉdentifier ）とを基にスイッチング制
御が行われて、着信側に送出される。シグナリング制御
部１１は、端末１７，１８との間でシグナリングセルの
送受信を行うことになる。
【０００６】例えば、端末１７，１８間の呼設定の概要
は、図３に示すように、端末１７からシグナリングセル
による呼設定要求を送出すると、ＡＴＭ交換機２５は、
着信側の端末１８に対して呼設定要求を送出する。端末
１８はその呼設定要求に対して応答を送出する。発信側
の端末１７は、その応答受信によりコネクション設定要
求を送出し、着信側の端末１８は、それに対する応答を
送出することにより、端末１７，１８間にパスが設定さ
れる。この場合、更に詳細には、端末１７からの呼設定
要求をＡＴＭ交換機２５が受付けると、発信側の端末１
７に呼設定要求受付を送出し、この端末１７からの呼設
定要求を着信側の端末１８に転送することになる。又着
信側の端末１８は、発信側の端末１７からの呼設定要求
を受付けると、ＡＴＭ交換機２５に呼設定要求受付を送
出する。
は、図３に示すように、端末１７からシグナリングセル
による呼設定要求を送出すると、ＡＴＭ交換機２５は、
着信側の端末１８に対して呼設定要求を送出する。端末
１８はその呼設定要求に対して応答を送出する。発信側
の端末１７は、その応答受信によりコネクション設定要
求を送出し、着信側の端末１８は、それに対する応答を
送出することにより、端末１７，１８間にパスが設定さ
れる。この場合、更に詳細には、端末１７からの呼設定
要求をＡＴＭ交換機２５が受付けると、発信側の端末１
７に呼設定要求受付を送出し、この端末１７からの呼設
定要求を着信側の端末１８に転送することになる。又着
信側の端末１８は、発信側の端末１７からの呼設定要求
を受付けると、ＡＴＭ交換機２５に呼設定要求受付を送
出する。
【０００７】Ｂ−ＩＳＤＮに於いては、前述のように、
シグナリングセルを用いて呼設定制御等を行うものであ
り、図４はそのシグナリングセルの経路の概要を示すも
のである。即ち、Ｎ−ＩＳＤＮのＤチャネルに相当する
ＳＶＣ（Ｓignal ＶirtualＣhannel）を用いて、Ｂ−Ｉ
ＳＤＮに於ける呼設定制御等を行うものであり、例え
ば、端末１７から呼設定要求を送出すると、ＡＴＭ交換
機２５のインタフェース部３１とセルスイッチ部１３と
を介してシグナリング制御部１１に呼設定要求が転送さ
れる。
シグナリングセルを用いて呼設定制御等を行うものであ
り、図４はそのシグナリングセルの経路の概要を示すも
のである。即ち、Ｎ−ＩＳＤＮのＤチャネルに相当する
ＳＶＣ（Ｓignal ＶirtualＣhannel）を用いて、Ｂ−Ｉ
ＳＤＮに於ける呼設定制御等を行うものであり、例え
ば、端末１７から呼設定要求を送出すると、ＡＴＭ交換
機２５のインタフェース部３１とセルスイッチ部１３と
を介してシグナリング制御部１１に呼設定要求が転送さ
れる。
【０００８】シグナリング制御部１１は、プロセッサ等
の上位制御部３０との間で情報の転送を行い、セルスイ
ッチ部１３とインタフェース部３２とを介して、着信側
の端末１８に呼設定要求を送出する。着信側の端末１８
は、この呼設定要求に対して応答を送出すると、インタ
フェース部３２とセルスイッチ部１３とを介してシグナ
リング制御部１１に端末１８からの応答が転送される。
この場合のポイント・ツウ・ポイントのシグナリングセ
ルのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩは０、仮想チャネル
識別子ＶＣＩは５に設定される。
の上位制御部３０との間で情報の転送を行い、セルスイ
ッチ部１３とインタフェース部３２とを介して、着信側
の端末１８に呼設定要求を送出する。着信側の端末１８
は、この呼設定要求に対して応答を送出すると、インタ
フェース部３２とセルスイッチ部１３とを介してシグナ
リング制御部１１に端末１８からの応答が転送される。
この場合のポイント・ツウ・ポイントのシグナリングセ
ルのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩは０、仮想チャネル
識別子ＶＣＩは５に設定される。
【０００９】呼設定要求についてＡＡＬ（ＡＴＭ Ａda
ptation Ｌayer）のプロトコルは、図５に示すものとな
る。発信端末と着信端末との間のシグナリング制御部
は、発信端末と着信端末との間の中継の機能を果たして
いることになる。例えば、発信端末からのレイヤ２によ
るコネクション確立要求ＢＧＮに対して、シグナリング
制御部は肯定応答ＢＧＮＡＫを返送する。又シグナリン
グ制御部は発信端末からのコネクション確立要求ＢＧＮ
により、着信端末に対してコネクション確立要求ＢＧＮ
を送出し、着信端末は肯定応答ＢＧＮＡＫを返送する。
なお、否定応答の場合はＢＧＮＮＡＫを返送することに
なる。そして、前述の肯定応答ＢＧＮＡＫを受信するこ
とにより、発信端末からコネクション端末へ又コネクシ
ョン端末から着信端末へそれぞれコネクション状態確認
要求Ｐｏｌｌを送出し、これに対して、コネクションが
確立された状態の場合、コネクション状態確認応答Ｓｔ
ａｔを送出した後、データＳＤの送受信を行うことにな
る。
ptation Ｌayer）のプロトコルは、図５に示すものとな
る。発信端末と着信端末との間のシグナリング制御部
は、発信端末と着信端末との間の中継の機能を果たして
いることになる。例えば、発信端末からのレイヤ２によ
るコネクション確立要求ＢＧＮに対して、シグナリング
制御部は肯定応答ＢＧＮＡＫを返送する。又シグナリン
グ制御部は発信端末からのコネクション確立要求ＢＧＮ
により、着信端末に対してコネクション確立要求ＢＧＮ
を送出し、着信端末は肯定応答ＢＧＮＡＫを返送する。
なお、否定応答の場合はＢＧＮＮＡＫを返送することに
なる。そして、前述の肯定応答ＢＧＮＡＫを受信するこ
とにより、発信端末からコネクション端末へ又コネクシ
ョン端末から着信端末へそれぞれコネクション状態確認
要求Ｐｏｌｌを送出し、これに対して、コネクションが
確立された状態の場合、コネクション状態確認応答Ｓｔ
ａｔを送出した後、データＳＤの送受信を行うことにな
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】呼設定制御等に於いて
シグナリングのリンクが確立できなかった場合、プロト
コルを含めた試験を行うことにより、障害個所を早期に
発見することができる。通常は、勧告に従った構成の端
末等の各装置を用いるものであるが、勧告の解釈によっ
てはプロトコルが異なる場合が生じる。従って、単純な
セル導通試験のみでは、障害個所を発見することが容易
でなくなる。
シグナリングのリンクが確立できなかった場合、プロト
コルを含めた試験を行うことにより、障害個所を早期に
発見することができる。通常は、勧告に従った構成の端
末等の各装置を用いるものであるが、勧告の解釈によっ
てはプロトコルが異なる場合が生じる。従って、単純な
セル導通試験のみでは、障害個所を発見することが容易
でなくなる。
【００１１】しかし、プロトコル試験を行う場合、シグ
ナリング制御部単体で行うとすると、端末及び物理レイ
ヤをサポートする装置が必要となる。従って、従来は、
これらの装置を用意して試験を行うことになり、操作が
煩雑となる欠点がある。そこで、シグナリングセルを折
返すことにより、その折返経路を含めて試験することが
考えられる。しかし、折返されたシグナリングセルは、
ヘッダのＶＰＩ，ＶＣＩが同一であるから、例えば、呼
設定要求とそれに対する応答との区別ができなくなる。
従って、単純に折返してもプロトコルを含めた試験を行
うことができないものであった。本発明は、簡単な機能
を付加することにより、プロトコルを含めた試験を可能
とすることを目的とする。
ナリング制御部単体で行うとすると、端末及び物理レイ
ヤをサポートする装置が必要となる。従って、従来は、
これらの装置を用意して試験を行うことになり、操作が
煩雑となる欠点がある。そこで、シグナリングセルを折
返すことにより、その折返経路を含めて試験することが
考えられる。しかし、折返されたシグナリングセルは、
ヘッダのＶＰＩ，ＶＣＩが同一であるから、例えば、呼
設定要求とそれに対する応答との区別ができなくなる。
従って、単純に折返してもプロトコルを含めた試験を行
うことができないものであった。本発明は、簡単な機能
を付加することにより、プロトコルを含めた試験を可能
とすることを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の交換機の試験方
法は、シグナリングセル送受信処理部２から送出したシ
グナリングセルを、シグナリングセル送受信処理部２に
折返して試験を行う試験方法に於いて、シグナリングセ
ル送受信処理部２から送出して、このシグナリングセル
送受信処理部２に折返す経路に於いて、シグナリングセ
ルのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩを変換し、この仮想
パス識別子ＶＰＩの変換前と変換後とのリンク間の試験
を行う過程を含むものである。従って、単純に折返した
時には何れのリンクからのセルか不明となるが、ＶＰＩ
の変換によって異なるリンクのセルとして識別し、例え
ば、呼設定要求とそれに対する応答とを区別して検出す
ることができる。
法は、シグナリングセル送受信処理部２から送出したシ
グナリングセルを、シグナリングセル送受信処理部２に
折返して試験を行う試験方法に於いて、シグナリングセ
ル送受信処理部２から送出して、このシグナリングセル
送受信処理部２に折返す経路に於いて、シグナリングセ
ルのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩを変換し、この仮想
パス識別子ＶＰＩの変換前と変換後とのリンク間の試験
を行う過程を含むものである。従って、単純に折返した
時には何れのリンクからのセルか不明となるが、ＶＰＩ
の変換によって異なるリンクのセルとして識別し、例え
ば、呼設定要求とそれに対する応答とを区別して検出す
ることができる。
【００１３】又シグナリングセル送受信処理部２と仮想
パス識別子変換機能部３とを含むシグナリング制御部１
を備え、シグナリングセル送受信処理部２から送出した
シグナリングセルのヘッダの仮想パス識別子を、仮想パ
ス識別子変換機能部３に於いて指定された他の仮想パス
識別子に変換して送出し、このシグナリングセルを折返
して、シグナリングセル送受信処理部２に転送し、この
シグナリングセル送受信処理部２に於いて、仮想パス識
別子の変換前と変換後とのリンク間の折返経路を含む試
験を行う過程を含むものである。
パス識別子変換機能部３とを含むシグナリング制御部１
を備え、シグナリングセル送受信処理部２から送出した
シグナリングセルのヘッダの仮想パス識別子を、仮想パ
ス識別子変換機能部３に於いて指定された他の仮想パス
識別子に変換して送出し、このシグナリングセルを折返
して、シグナリングセル送受信処理部２に転送し、この
シグナリングセル送受信処理部２に於いて、仮想パス識
別子の変換前と変換後とのリンク間の折返経路を含む試
験を行う過程を含むものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態の説明
図であり、１はシグナリング制御部、２はシグナリング
セル送受信処理部、３は仮想パス識別子（ＶＰＩ）変換
機能部、４は仮想パス識別子（ＶＰＩ）変換指示部、５
はセルスイッチ部、６は端末又は疑似端末構成の測定器
等の装置、７，８は折返回路を示す。
図であり、１はシグナリング制御部、２はシグナリング
セル送受信処理部、３は仮想パス識別子（ＶＰＩ）変換
機能部、４は仮想パス識別子（ＶＰＩ）変換指示部、５
はセルスイッチ部、６は端末又は疑似端末構成の測定器
等の装置、７，８は折返回路を示す。
【００１５】シグナリング制御部１は、シグナリングセ
ル送受信処理部２とＶＰＩ変換機能部３とＶＰＩ変換指
示部４とを含み、シグナリングセル送受信処理部２は、
図示を省略したプロセッサ等の上位装置からの指示に従
って呼設定要求等のシグナリングセルを送出し、又応答
等のシグナリングセルを受信処理して上位装置へ通知す
る機能を備えている。又ＶＰＩ変換機能部３は、ＶＰＩ
変換指示部４からの指示に従って、シグリングセル送受
信処理部２から送出したシグナリングセルのヘッダの仮
想パス識別子ＶＰＩを変換する機能を備えている。又折
返回路７，８は、試験時にシグナリングセルを識別して
抽出することにより折返す機能を備えており、プロセッ
サ等の上位装置によって制御される。
ル送受信処理部２とＶＰＩ変換機能部３とＶＰＩ変換指
示部４とを含み、シグナリングセル送受信処理部２は、
図示を省略したプロセッサ等の上位装置からの指示に従
って呼設定要求等のシグナリングセルを送出し、又応答
等のシグナリングセルを受信処理して上位装置へ通知す
る機能を備えている。又ＶＰＩ変換機能部３は、ＶＰＩ
変換指示部４からの指示に従って、シグリングセル送受
信処理部２から送出したシグナリングセルのヘッダの仮
想パス識別子ＶＰＩを変換する機能を備えている。又折
返回路７，８は、試験時にシグナリングセルを識別して
抽出することにより折返す機能を備えており、プロセッ
サ等の上位装置によって制御される。
【００１６】シグナリングセル送受信処理部２から送出
するシグナリングセルのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩ
及び仮想チャネル識別子ＶＣＩを、例えば、ＶＰ１＝
０，ＶＣＩ＝５としてリンク０に送出するシグナリング
セルとする。このシグナリングセルを、ＶＰＩ変換指示
部４からの指示に従ってＶＰＩ変換機能部３に於いて、
例えば、ＶＰＩ＝１，ＶＣＩ＝５に変換して、リンク１
のシグナリングセルとする。このシグナリングセルは、
セルスイッチ部５或いは装置６の折返回路７，８に於い
て折返され、シグナリングセル送受信処理部２に転送さ
れる。なお、シグナリングセルは、ＶＰＩ＝可変である
が、ＶＣＩ＝５に固定されるものとして規定されてい
る。
するシグナリングセルのヘッダの仮想パス識別子ＶＰＩ
及び仮想チャネル識別子ＶＣＩを、例えば、ＶＰ１＝
０，ＶＣＩ＝５としてリンク０に送出するシグナリング
セルとする。このシグナリングセルを、ＶＰＩ変換指示
部４からの指示に従ってＶＰＩ変換機能部３に於いて、
例えば、ＶＰＩ＝１，ＶＣＩ＝５に変換して、リンク１
のシグナリングセルとする。このシグナリングセルは、
セルスイッチ部５或いは装置６の折返回路７，８に於い
て折返され、シグナリングセル送受信処理部２に転送さ
れる。なお、シグナリングセルは、ＶＰＩ＝可変である
が、ＶＣＩ＝５に固定されるものとして規定されてい
る。
【００１７】シグナリングセル送受信部２は、リンク０
にシグナリングセルを送出し、リンク１によりシグナリ
ングセルを受信したことになるから、シグナリングのプ
ロトコルとしては、疑似的にリンク０，１によるリンク
を形成した状態となる。従って、このリンクを利用して
プロトコル試験を行うことができる。
にシグナリングセルを送出し、リンク１によりシグナリ
ングセルを受信したことになるから、シグナリングのプ
ロトコルとしては、疑似的にリンク０，１によるリンク
を形成した状態となる。従って、このリンクを利用して
プロトコル試験を行うことができる。
【００１８】又シグナリング制御部１の出側に於いて折
返回路を形成した場合は、端末等を用いることなく、シ
グナリング制御部１単体でプロトコル試験を行うことが
できる。このような試験は交換機によるＡＴＭセルの交
換処理中に於いて実行することができ、障害発生時に迅
速に障害個所を探索することがで可能となる。
返回路を形成した場合は、端末等を用いることなく、シ
グナリング制御部１単体でプロトコル試験を行うことが
できる。このような試験は交換機によるＡＴＭセルの交
換処理中に於いて実行することができ、障害発生時に迅
速に障害個所を探索することがで可能となる。
【００１９】又ＶＰＩ変換機能部３は、シグナリングセ
ル送受信処理部２から送出されたシグナリングセルのＶ
ＰＩを、ＶＰＩ変換指示部４からの指示に従って変換す
る場合を示すが、シグナリングセル送受信処理部２から
のシグナリングセルをそのまま送出し、折返されたシグ
ナリングセルをシグナリングセル送受信処理部２に転送
する前に、そのシグナリングセルのＶＰＩを変換するこ
とも可能である。即ち、シグナリングセルは、送出した
リンクと異なるリンクで折返された状態となるから、リ
ンク間のプロトコル試験が可能となる。
ル送受信処理部２から送出されたシグナリングセルのＶ
ＰＩを、ＶＰＩ変換指示部４からの指示に従って変換す
る場合を示すが、シグナリングセル送受信処理部２から
のシグナリングセルをそのまま送出し、折返されたシグ
ナリングセルをシグナリングセル送受信処理部２に転送
する前に、そのシグナリングセルのＶＰＩを変換するこ
とも可能である。即ち、シグナリングセルは、送出した
リンクと異なるリンクで折返された状態となるから、リ
ンク間のプロトコル試験が可能となる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シグナ
リングセル送受信処理部２から送出したシグナリングセ
ルを、折返回路７，８を介して折返してシグナリングセ
ル送受信処理部２に転送する過程で、シグナリングセル
のヘッダに於ける仮想パス識別子を変換するものであ
り、従って、シグナリングセル送受信処理部２は、シグ
ナリングセルの送出リンクと受信リンクとが疑似的に異
なることになるから、リンク間のプロトコル試験も可能
となる。又折返回路７，８は、既設の機能を利用できる
ものであり、比較的簡単な仮想パス識別子変換機能部３
を設けるだけで済むから、経済的に且つ簡単に交換機の
試験を行うことができる利点がある。
リングセル送受信処理部２から送出したシグナリングセ
ルを、折返回路７，８を介して折返してシグナリングセ
ル送受信処理部２に転送する過程で、シグナリングセル
のヘッダに於ける仮想パス識別子を変換するものであ
り、従って、シグナリングセル送受信処理部２は、シグ
ナリングセルの送出リンクと受信リンクとが疑似的に異
なることになるから、リンク間のプロトコル試験も可能
となる。又折返回路７，８は、既設の機能を利用できる
ものであり、比較的簡単な仮想パス識別子変換機能部３
を設けるだけで済むから、経済的に且つ簡単に交換機の
試験を行うことができる利点がある。
【図１】本発明の実施の形態の説明図である。
【図２】交換機の概要説明図である。
【図３】呼設定の概略シーケンス説明図である。
【図４】セルの転送経路の説明図である。
【図５】シグナリング制御部のプロトコル説明図であ
る。
る。
１ シグナリング制御部 ２ シグナリングセル送受信処理部 ３ ＶＰＩ変換機能部 ４ ＶＰＩ変換指示部 ５ セルスイッチ部 ６ 装置 ７，８ 折返回路
Claims (2)
- 【請求項１】 シグナリングセル送受信処理部から送出
したシグナリングセルを該シグナリングセル送受信処理
部に折返して試験を行う試験方法に於いて、 前記シグナリングセル送受信処理部から送出して該シグ
ナリングセル送受信処理部に折返す経路に於いて前記シ
グナリングセルのヘッダの仮想パス識別子を変換し、該
仮想パス識別子の変換前と変換後とのリンク間の試験を
行う過程を含むことを特徴とする交換機の試験方法。 - 【請求項２】 シグナリングセル送受信処理部と仮想パ
ス識別子変換機能部とを含むシグナリング制御部を備
え、前記シグナリングセル送受信処理部から送出したシ
グナリングセルのヘッダの仮想パス識別子を前記仮想パ
ス識別子変換機能部に於いて指定された他の仮想パス識
別子に変換して送出し、該シグナリングセルを折返して
前記シグナリングセル送受信処理部に転送し、該シグナ
リングセル送受信処理部に於いて、前記仮想パス識別子
の変換前と変換後とのリンク間の折返経路を含む試験を
行う過程を含むことを特徴とする交換機の試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9164141A JPH1117681A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 交換機の試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9164141A JPH1117681A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 交換機の試験方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1117681A true JPH1117681A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15787536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9164141A Withdrawn JPH1117681A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 交換機の試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1117681A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010252113A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Nec Access Technica Ltd | 光メディアコンバータ装置および障害切り分け試験方法。 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9164141A patent/JPH1117681A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010252113A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Nec Access Technica Ltd | 光メディアコンバータ装置および障害切り分け試験方法。 |
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|---|---|---|---|
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