JPH11176583A - 高圧放電灯点灯装置 - Google Patents

高圧放電灯点灯装置

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JPH11176583A
JPH11176583A JP9339899A JP33989997A JPH11176583A JP H11176583 A JPH11176583 A JP H11176583A JP 9339899 A JP9339899 A JP 9339899A JP 33989997 A JP33989997 A JP 33989997A JP H11176583 A JPH11176583 A JP H11176583A
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JP
Japan
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discharge lamp
voltage
pressure discharge
inverter
voltage pulse
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JP9339899A
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Fumitake Owada
文武 大和田
Masaomi Asayama
正臣 淺山
Hiroyasu Shiichi
広康 私市
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの点灯装置で各種の高圧放電灯に対応で
きる高圧放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 高圧放電灯始動時、抵抗値の低い抵抗1
5b(抵抗15b<抵抗15c<抵抗15d)に接続さ
れたスイッチング素子15eから順にオンすると共に、
インバータ13の出力の所定位相に同期してサイリスタ
15jを繰り返しオンして、電圧を徐々に高くなる高電
圧パルスを発生する高電圧パルス発生回路15を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動時にインバー
タの出力に高電圧パルスを重畳して高圧放電灯を点灯さ
せる高圧放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平4−298997号
公報に開示された従来の高圧放電灯点灯装置の回路図で
あり、商用電源1に接続された整流回路2の出力側に
は、平滑コンデンサC1、チョッパ用の電解効果トラン
ジスタFET及び平滑用のインダクタL1を介してイン
バータ3が接続されている。また、整流回路2には、イ
ンバータ3のスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4
を制御する駆動回路4とパルス発生回路5が接続されて
いる。
【0003】スイッチング素子Q1,Q2の両端間に
は、高圧放電灯HIDの始動時にスイッチSW2をオン
し、放電灯電圧の低下に伴ってそのスイッチSW2をオ
フする電圧検出手段6が接続されている。このスイッチ
SW2とパルス発生回路5に設けられたトランスTrの
1次巻線Tr1との間には、スイッチング素子Q1,Q
4のオン動作に同期してオンするスイッチSW1が設け
られている。このスイッチSW1は駆動回路4の制御に
よってオン/オフする。
【0004】前記インバータ3は、ブリッジ状に接続さ
れたスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4からな
り、スイッチング素子Q1,Q2の接続点と、スイッチ
ング素子Q3,Q4の接続点との間には、直列に接続さ
れたパルストランスPTの出力巻線PT2と高圧放電灯
HIDとが設けられている。さらに、インバータ3には
環流用のダイオードD1が接続されている。
【0005】高圧放電灯HIDの始動時には、駆動回路
4が、インバータ3のスイッチング素子Q1,Q4をオ
ンすると同時に、スイッチSW1をオンし、パルストラ
ンスPTにパルスを発生させて高圧放電灯HIDにグロ
ー放電を行わせる。一方、電圧検出手段6は、インバー
タ3の駆動に基づく放電灯電圧を検出しており、高圧放
電灯HIDの点灯により電圧が低下していくと、始動時
にオンしたスイッチSW2をオフし、パルスの出力を停
止させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、高圧放電灯
は、外径の形状や始動時のパルス電圧により、いくつか
のタイプに分けられている。例えば、図9(a)に示す
タイプの高圧放電灯には始動時のパルス電圧が3KVを
要し、同図(b)に示す形状のものは3.5KVのパル
ス電圧を必要とし、同図(c)に示す高圧放電灯には4
KV以上のパルス電圧が必要である。3KVのパルス電
圧を出力する点灯装置では(b)及び(c)に示すタイ
プの高圧放電灯を点灯させることができず、また、4K
V以上のパルス電圧を出力する点灯装置では、(a)及
び(b)に示す高圧放電灯にはパルス電圧が高すぎて口
金部分で放電を起こして点灯しないことがある。
【0007】このため、前述した従来の高圧放電灯装置
の場合も、パルス発生回路5から出力されるパルスは一
種であり、高圧放電灯HIDに応じた点灯装置を個々に
設計しなければならなかった。
【0008】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、一つの点灯装置で各種の高圧放電灯に対
応でき、また、点灯直後の立ち消えを防止できる高圧放
電灯点灯装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高圧放電灯
点灯装置は、高圧放電灯が接続されたインバータと、高
圧放電灯の電流を検出する電流検出手段と、前記インバ
ータを所定の周波数で駆動するインバータ制御手段と、
高圧放電灯始動時、電圧選択信号を出力すると共に、前
記インバータの出力電圧の所定位相に同期して駆動信号
を出力し、かつ、前記電圧選択信号を所定時間経過毎に
切り換えて出力する高電圧パルス制御手段と、前記電圧
選択信号が入力されたとき所定の電圧を生成し、該電圧
選択信号が切り換えられる毎にその電圧値を高くする電
圧生成部を有し、前記駆動信号が入力される毎に該電圧
生成部の電圧に基づく高電圧パルスを発生する高電圧パ
ルス発生手段と、前記所定時間経過する毎に前記電流検
出手段を介して電流が入力されたかどうかを判定し、前
記電流が入力されたときは前記高電圧パルス発生手段の
駆動を停止させる監視手段とを備えたものである。
【0010】また、本発明の高圧放電灯点灯装置は、高
圧放電灯が接続されたインバータと、高圧放電灯の電流
を検出する電流検出手段と、高圧放電灯始動時、前記イ
ンバータを高い周波数で駆動し、所定時間経過する毎に
該インバータの駆動周波数を徐々に低くするインバータ
制御手段と、高圧放電灯始動時、前記インバータの出力
電圧の所定位相に同期して駆動信号を出力する高電圧パ
ルス制御手段と、前記駆動信号の入力タイミングに応じ
て電圧を生成し、かつ、その電圧に基づく高電圧パルス
を発生する高電圧パルス発生手段と、前記所定時間経過
する毎に前記電流検出手段を介して電流が入力されたか
どうかを判定し、前記電流が入力されたときは前記高電
圧パルス発生手段の駆動を停止させる監視手段とを備え
たものである。
【0011】前記監視手段は、高電圧パルスの電圧が高
レベルに達しているときに前記電流検出手段を介して電
流が入力されなかったときは、高圧放電灯の始動を所定
時間休止させた後、再び高圧放電灯を始動させ、これを
予め設定された回数繰り返したときは電源が再投入され
るまで高圧放電灯の始動を停止させるものである。
【0012】前記インバータ制御手段は、高圧放電灯始
動時、前記インバータを低い周波数で駆動し、高圧放電
灯が点灯したときは安定点灯時の周波数まで前記インバ
ータの駆動周波数を徐々に高くするものである。
【0013】前記高電圧パルス発生手段は、駆動信号を
前記インバータの出力電圧の方向切換直後に出力するよ
うにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の実施
形態1を示す高圧放電灯点灯装置のブロック図である。
なお、図8で説明した従来例と同一又は相当部分には同
じ符号を付し説明を省略する。図において、11は全波
整流回路2の出力を高力率で直流に変換するアクティブ
フィルタ、12は高圧放電灯14に流す電流を制御する
限流回路、13はインバータで、ブリッジ状に接続され
たスイッチング素子13a,13b,13c,13dか
らなり、後述する制御回路21の制御に基づいて例えば
矩形波の交流電圧を出力する。14は高圧放電灯で、一
端がインバータ13のスイッチング素子13a,13b
の接続点に接続され、他端がパルストランス15iの二
次巻線を介してインバータ13のスイッチング素子13
c,13dの接続点に接続されている。
【0015】15は高電圧パルス発生回路で、アノード
がアクティブフィルタ11のプラス側に接続されたダイ
オード15aと、ダイオード15aのカソード側にそれ
ぞれ接続された抵抗15b,15c,15dと、各抵抗
15b,15c,15dにそれぞれ接続されたスイッチ
ング素子15e,15f,15gと、各スイッチング素
子15e,15f,15gが接続されたコンデンサ15
hと、二次巻線が高圧放電灯14及びインバータ13側
に接続され、一次巻線の一端がコンデンサ15hに接続
されたパルストランス15iと、パルストランス15i
の一次巻線の他端とアクティブフィルタ11のマイナス
側との間に挿入されたサイリスタ15jとから構成され
ている。なお、前述したダイオード15aと、抵抗15
b,15c,15dと、スイッチング素子15e,15
f,15gと、コンデンサ15hとで、本発明の高電圧
パルス発生手段の電圧生成部が構成されている。
【0016】前記抵抗15b,15c,15dの各抵抗
値は、抵抗15d<抵抗15c<抵抗15bの関係にな
っており、スイッチング素子15e,15f,15g
は、制御回路21からの電圧選択信号が入力されたとき
にオンする。スイッチング素子15eがオンしていると
きよりスイッチング素子15fがオンしているときの方
が抵抗値の関係(抵抗15c<抵抗15b)からコンデ
ンサ15hへの充電が早くなり、また、スイッチング素
子15fがオンしているときよりスイッチング素子15
gがオンしているときの方が抵抗値の関係(抵抗15d
<抵抗15c)からコンデンサ15hへの充電がさらに
早くなる。
【0017】サイリスタ15jは、制御回路21からの
駆動信号が入力される毎にオンし、コンデンサ15hに
充電された電荷を放電してパルストランス15iの一次
巻線に印加する。前記パルストランス15iは、二次巻
線が一次巻線のn倍の巻数で構成され、サイリスタ15
jによって一次巻線に印加されるコンデンサ15hの充
電電圧のn倍の電圧(高電圧パルス)を二次巻線に発生
する。
【0018】16は制御回路21の電源を生成する制御
電源回路、17はアクティブフィルタ11の出力電圧を
検出するアクティブフィルタ出力電圧検出回路、18は
差動増幅回路で、高圧放電灯14に流れる電流を検出す
る電流検出回路19からの電流と制御回路21によって
演算された目標電流とが一致するよう限流回路12を制
御する。20は高圧放電灯14に供給される電圧を検出
する電圧検出回路である。
【0019】前記制御回路21は、例えば、マイコンか
らなり、インバータ13を所定の周波数で駆動するイン
バータ制御手段と、高圧放電灯始動時、高電圧パルス発
生回路15のスイッチング素子15eに電圧選択信号を
出力すると共に、インバータ13の出力電圧の所定位相
に同期してその回路15のサイリスタ15jに駆動信号
を出力し、かつ、前記電圧選択信号を所定時間経過毎に
切り換えて出力する高電圧パルス制御手段と、前記所定
時間経過する毎に電流検出回路19を介して電流が入力
されたかどうかを判定し、前記電流が入力されたときは
高電圧パルス発生回路15の駆動を停止させる監視手段
とを備えている。
【0020】制御電源回路16によって制御電源が立ち
上がったときは、アクティブフィルタ11を駆動してそ
の出力電圧が所定電圧なるよう制御すると共に、インバ
ータ13の駆動と高電圧パルス発生回路15の駆動に入
る。前記駆動信号の出力タイミングは、例えばインバー
タ13の出力の矩形波が立ち上がった直後と立ち下がっ
た直後で、これを繰り返す。また、前記電圧選択信号
は、スイッチング素子15eに出力されてから所定時間
経過するとスイッチング素子15f側に切り換えられ、
さらに前記時間が経過したときはスイッチング素子15
g側に切り換えられる。
【0021】また、制御回路21は、電流検出回路19
からの電流の入力によって高電圧パルス発生回路15の
駆動を停止したとき、即ち、高圧放電灯14が点灯した
ときは、随時、高圧放電灯14に印加されているインバ
ータ13の出力電圧を電圧検出回路20から読み込んで
目標電流を演算し、その結果を差動増幅回路18に設定
する。
【0022】次に、実施形態1の高圧放電灯点灯装置の
動作を図2の波形図を参照しながら説明する。図2は実
施形態1における高圧放電灯始動時の各部の波形図であ
る。制御回路21は、前述したように制御電源が立ち上
がると、アクティブフィルタ11を駆動してその出力電
圧が所定電圧なるよう制御すると共に、インバータ13
のスイッチング素子13a,13dとスイッチング素子
13b,13cとを交互にオンし、高電圧パルス発生回
路15のスイッチング素子15eに電圧選択信号を出力
してオンし、かつ、サイリスタ15jに前記タイミング
で駆動信号を出力する。
【0023】この時、インバータ13は、制御回路21
の制御に基づき限流回路12の直流電圧を矩形波の交流
電圧に変換して高圧放電灯14に出力し(図2(a)参
照)、高電圧パルス発生回路15は、スイッチング素子
15eのオンによって入力されるアクティブフィルタ1
1からの電流を抵抗15bを介してコンデンサ15hに
充電し(同図(c)参照)、駆動信号によってサイリス
タ15jがオンされたときは、その充電電圧をパルスト
ランス15iの一次巻線に印加し、二次巻線側にその印
加電圧のn倍の高電圧パルスを発生する。この高電圧パ
ルスは、前述したようにサイリスタ15jのオンするタ
イミングがインバータ13の出力矩形波の立ち上がり直
後と立ち下がり直後であるため(同図(a)(b)参
照)、矩形波のその位置に繰り返し重畳し、始動電圧と
して高圧放電灯14に印加する(同図(d)参照)。
【0024】制御回路21は、スイッチング素子15e
をオンしてから所定時間が経過すると、電流検出回路1
9を介して電流が入力されたかどうかを判定し、電流が
入力されたときは高圧放電灯14が点灯したと判断して
高電圧パルス発生回路15の駆動を停止する。そして、
高圧放電灯14に印加されているインバータ13の出力
電圧を電圧検出回路20から読み込んで目標電流を演算
し、その結果を差動増幅回路18に設定する。この設定
は随時行われる。
【0025】一方、前記電流が入力されなかったとき
は、前記電圧選択信号の出力を次のスイッチング素子1
5f側に切り換えてそれをオンする。この時、高電圧パ
ルス発生回路15は、アクティブフィルタ11からの電
流を抵抗15cを介してコンデンサ15hに充電する
(図2(c)参照)。この充電は、抵抗15cの抵抗値
が前段の抵抗15bより低いので早くなり、このため、
サイリスタ15jのオンによる高電圧パルスは、スイッ
チング素子15eのオン時よりも高い電圧となって二次
巻線側に発生し、インバータ13の出力矩形波に重畳す
る(同図(d)参照)。
【0026】さらに所定時間が経過すると、制御回路2
1は、前記と同様に電流検出回路19を介して電流が入
力されたかどうかを判定し、電流が入力されたときは高
圧放電灯14が点灯したと判断して高電圧パルス発生回
路15の駆動を停止し、前記電流が入力されなかったと
きは前記電圧選択信号の出力をスイッチング素子15g
側に切り換えてそれをオンする。高電圧パルス発生回路
15は、スイッチング素子15gがオンされると、この
スイッチング素子15gに接続された抵抗15dの抵抗
値が抵抗15cより低いのでさらに早くコンデンサ15
hに充電し(同図(c)参照)、このため、サイリスタ
15jが前記タイミングでオンされる毎に(同図(b)
参照)、スイッチング素子15fのオン時よりも高い電
圧の高電圧パルスを発生し、インバータ13の出力矩形
波に重畳する(同図(d)参照)。
【0027】また、制御回路21は、高電圧パルス発生
回路15のスイッチング素子15gをオンしてから所定
時間が経過すると、電流検出回路19を介して電流が入
力されたかどうかを判定し、電流が入力されたときは、
高圧放電灯14が点灯を開始したと判断して高電圧パル
ス発生回路15の駆動を停止する。高圧放電灯点灯後
は、前述したように高圧放電灯14に印加されるインバ
ータ13の出力電圧を電圧検出回路20から読み込んで
目標電流を演算し、その結果を差動増幅回路18に設定
する。また、前記電流が入力されなかったときは高圧放
電灯14の始動を停止する。
【0028】以上のように実施形態1によれば、高圧放
電灯14を始動させるための高電圧パルスの電圧を所定
時間経過する毎に上げるようにしたので、口金部の絶縁
耐力の小さい高圧放電灯においては前半の高電圧パルス
で点灯でき、口金部の絶縁耐力の大きい高圧放電灯にお
いては後半側の高電圧パルスで点灯でき、このため、始
動パルスの異なる各種の高圧放電灯を一台の高圧放電灯
点灯装置で点灯できるという効果がある。
【0029】また、高電圧パルスの発生タイミングをイ
ンバータ13の出力矩形波の立ち上がり直後と立ち下が
り直後にしたので、直流期間を最も長く取れるようにな
り、このため、高圧放電灯点灯後、放電が安定するまで
直流電流を流すことが可能になり、インバータ13の出
力矩形波の方向切換時に起こり易い立ち消えを防止でき
るという効果がある。
【0030】実施形態2.図3は実施形態2における制
御回路の動作を示すフローチャート、図4は高圧放電灯
始動時の始動電圧の波形図である。なお、この実施形態
2の高圧放電灯点灯装置は実施形態1と同様であるため
図1のブロック図を用いて説明する。実施形態2におい
ては、実施形態1に示す制御回路21に、高電圧パルス
の電圧が高レベルに達しているときに電流検出回路19
を介して電流が入力されなかったときは、高圧放電灯1
4が点灯していないと判断して高圧放電灯14の始動を
所定時間休止させた後、再び高圧放電灯14を始動さ
せ、これを予め設定された回数繰り返したときは商用電
源1が再投入されるまで高圧放電灯14の始動を停止さ
せる監視手段を付加したもので、高圧放電灯14の始動
を休止又は停止する際には、例えばインバータ13と高
電圧パルス発生回路15の駆動を停止する。
【0031】次に、実施形態2の高圧放電灯点灯装置の
動作を図3のフローチャートに基づき図4の波形図を参
照しながら説明する。なお、図3に示すS1からS9ま
での動作は実施形態1と同じであるため説明を省略す
る。制御回路21は、S9において電流が入力されなか
ったことを確認すると、高圧放電灯14が点灯しなかっ
たと判断してインバータ13及び高電圧パルス発生回路
15の駆動を停止する(S10,S11)。そして、時
間の計測に入って予め設定された休止時間を経過したか
どうかを判定する(S12,S13)。この休止時間は
高圧放電灯14の温度を下げるためのもので、計測時間
が休止時間に達していないときは待機し、計測時間が休
止時間に達したときは休止回数が所定回数に達したかど
うかを判定する(S14)。その休止回数が所定回数に
達していないときは、インバータ13を再び駆動し、ス
イッチング素子15eに電圧選択信号を出力して時間の
計測に入ると共に、サイリスタ15jに前述したタイミ
ングで駆動信号を出力して、その高電圧パルス発生回路
15の駆動を再び開始し、休止回数が所定回数に達した
ときは商用電源1が再び投入されるまで待機する。
【0032】このように、高電圧パルスの電圧が最大に
なっても高圧放電灯14が点灯しなかったときは、イン
バータ13及び高電圧パルス発生回路15の駆動を休止
して高圧放電灯14の温度を下げた後、再びインバータ
13及び高電圧パルス発生回路15の駆動を開始するよ
うにしたので、高圧放電灯14を消灯した直後の再始動
であっても確実に再始動でき、また、この休止を所定回
数繰り返しても高圧放電灯14が点灯しない場合にはイ
ンバータ13及び高電圧パルス発生回路15の駆動を停
止するようにしたので、安全面でも向上するという効果
がある。
【0033】なお、実施形態1及び実施形態2では、イ
ンバータ13の駆動周波数が一定であることを述べた
が、高圧放電灯始動開始から点灯するまでの間は安定点
灯時の周波数より低い周波数でインバータ13を駆動
し、高圧放電灯14が点灯したときは、その駆動周波数
を安定点灯時の周波数まで徐々に上げていくようにして
もよい。
【0034】実施形態3.図5は本発明の実施形態3に
係る高圧放電灯点灯装置のブロック図、図6は高圧放電
灯始動時の各部の波形図である。なお、図1で説明した
実施形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明
を省略する。実施形態3における高電圧パルス発生回路
31は、アノードがアクティブフィルタ11のプラス側
に接続されたダイオード31aと、ダイオード31aの
カソード側に接続された抵抗31bと、抵抗31bとア
クティブフィルタ11のマイナス側との間に挿入された
コンデンサ31cと、二次巻線が高圧放電灯14及びイ
ンバータ13側に接続され、一次巻線の一端がコンデン
サ31cに接続されたパルストランス31dと、パルス
トランス31dの一次巻線の他端とアクティブフィルタ
11のマイナス側との間に挿入されたサイリスタ31e
とから構成されている。
【0035】前記サイリスタ31eは、後述する制御回
路32からの駆動信号が入力される毎にオンし、コンデ
ンサ31cに充電された電荷を放電してパルストランス
31dの一次巻線に印加する。このパルストランス31
dの構成については実施形態1に示すものと同様であ
る。
【0036】前記制御回路32は、例えば、マイコンか
らなり、高圧放電灯始動時、インバータ13を高い周波
数で駆動し、所定時間経過する毎にインバータ13の駆
動周波数を徐々に低くするインバータ制御手段と、イン
バータ13の出力電圧の所定位相に同期して駆動信号を
出力する高電圧パルス制御手段と、前記所定時間を経過
する毎に電流検出回路19を介して電流が入力されたか
どうかを判定し、電流が入力されたときは高電圧パルス
発生回路15の駆動を停止させる監視手段とを備えてい
る。
【0037】制御電源回路16によって制御電源が立ち
上がったときは、アクティブフィルタ11を駆動してそ
の出力電圧が所定電圧なるよう制御すると共に、インバ
ータ13を高い周波数で駆動し、インバータ13の出力
電圧の所定位相に同期して駆動信号を高電圧パルス発生
回路15に出力する。この駆動信号の出力タイミング
は、例えばインバータ13の出力矩形波が立ち上がった
直後と立ち下がった直後で、その駆動信号の間隔は、矩
形波の周波数が低くなるに従って広くなっている。この
ため、高電圧パルス発生回路31のコンデンサ31cの
充電電圧は低周波になるに従って高くなっている(同図
(b)(c)参照)。
【0038】また、制御回路32は、実施形態1と同様
に電流検出回路19からの電流の入力によって高電圧パ
ルス発生回路31の駆動を停止したとき、即ち、高圧放
電灯14が点灯したときは、随時、高圧放電灯14に印
加されているインバータ13の出力電圧を電圧検出回路
20から読み込んで目標電流を演算し、その結果を差動
増幅回路18に設定する。
【0039】次に、実施形態3の高圧放電灯点灯装置の
動作を説明する。制御回路32は、前述したように制御
電源が立ち上がると、アクティブフィルタ11を駆動し
てその出力電圧が所定電圧なるよう制御すると共に、イ
ンバータ13のスイッチング素子13a,13dとスイ
ッチング素子13b,13cとを交互にオンし、高電圧
パルス発生回路31のサイリスタ31eに駆動信号を出
力する。インバータ13は、制御回路21の制御に基づ
き、限流回路12の直流電圧を周波数の高い矩形波に変
換し高圧放電灯14に出力する(図6(a)参照)。
【0040】高電圧パルス発生回路15は、アクティブ
フィルタ11の駆動によって入力される電流を抵抗31
bを介してコンデンサ31cに充電し(同図(c)参
照)、サイリスタ31eが駆動信号の入力によってオン
されたときは、コンデンサ31cの充電電圧をパルスト
ランス31dの一次巻線に印加し、二次巻線側にその印
加電圧のn倍の高電圧パルスを発生する。この高電圧パ
ルスは、前述したようにサイリスタ31eのオンするタ
イミングがインバータ13の出力矩形波の立ち上がり直
後と立ち下がり直後であるため(同図(a)(b)参
照)、矩形波のその位置に繰り返し重畳し、始動電圧と
して高圧放電灯14に印加する(同図(d)参照)。
【0041】一方、制御回路32は、所定時間が経過す
ると、電流検出回路19を介して電流が入力されたかど
うかを判定し、電流が入力されたときは高圧放電灯14
が点灯したと判断して高電圧パルス発生回路31の駆動
を停止する。そして、高圧放電灯14に印加されている
インバータ13の出力電圧を電圧検出回路20から読み
込んで目標電流を演算し、その結果を差動増幅回路18
に設定する。この設定は随時行われる。
【0042】前記電流が入力されなかったときは、イン
バータ13の駆動周波数を低くすると共に、その周波数
に対応したタイミングの駆動信号を高電圧パルス発生回
路31に出力する(同図(a)(b)参照)。この時、
高電圧パルス発生回路31は、サイリスタ31eの駆動
間隔が前段と比べ長くなるので、コンデンサ31cの充
電電圧が高くなり(同図(c)参照)、そのため、高電
圧パルスの電圧が高くなってインバータ13の出力矩形
波に重畳し、始動電圧として高圧放電灯14に印加する
(同図(d)参照)。
【0043】この始動電圧を高圧放電灯14に印加して
いるときに所定時間が経過すると、制御回路32は、前
述したように電流検出回路19を介して電流が入力され
たかどうかを判定し、電流が検出されたときは、高圧放
電灯14が点灯を開始したと判断して高電圧パルス発生
回路31の駆動を停止するが、前記電流が入力されなか
ったときは、インバータ13の駆動周波数をさらに低く
すると共に、その周波数に対応したタイミングの駆動信
号を高電圧パルス発生回路31に出力する(同図(a)
(b)参照)。この時、高電圧パルス発生回路31は、
サイリスタ31eの駆動間隔がさらに長くなるので、コ
ンデンサ31cの充電電圧がさらに高くなり(同図
(c)参照)、そのため、高電圧パルスの電圧レベルが
最高になってインバータ13の出力矩形波に重畳し、始
動電圧として高圧放電灯14に印加する(同図(d)参
照)。そして、所定時間経過したときは、前記の如く電
流検出回路19を介して電流が入力されたかどうかを判
定し、電流が検出されたときは、高電圧パルス発生回路
31の駆動を停止すると共に、高圧放電灯14の点灯制
御に入り、前記電流が入力されなかったときは高圧放電
灯14の始動を停止する。
【0044】実施形態3においては、高圧放電灯始動
時、最初はインバータ13の出力矩形波の周波数を高く
し、そして、所定時間経過する毎にその周波数を徐々に
低くし、かつ、サイリスタ31eを駆動する駆動信号の
出力タイミングをインバータ13の出力に応じて変更し
て高電圧パルスの電圧を徐々に高くなるようにしたの
で、前述した実施形態1の効果に加え、高電圧パルス発
生回路31の構成が簡単なため安価な高圧放電灯点灯装
置を提供できるという効果がある。
【0045】なお、実施形態3では、高電圧パルスの電
圧が高レベルに達しているときに電流検出回路19を介
して電流が入力されなかったときは高圧放電灯14の始
動を停止するようにしたが、その際、インバータ13と
高電圧パルス発生回路31の駆動を停止して高圧放電灯
14を所定時間休止させた後、再びそのインバータ13
と高電圧パルス発生回路31を駆動させ、その休止回数
が予め設定された回数繰り返したときは商用電源1が再
投入されるまでインバータ13と高電圧パルス発生回路
31の駆動を停止して高圧放電灯14の始動を中止させ
るようにしてもよい。
【0046】実施形態4.図7は本発明の実施形態4に
係る高圧放電灯点灯装置の各部の波形図である。なお、
図5で説明した実施形態3と同一又は相当部分には同じ
符号を付し説明を省略する。実施形態4の高圧放電灯点
灯装置は、制御回路32に、高圧放電灯始動時、インバ
ータ13を低い周波数で駆動し、高圧放電灯14が点灯
したときは安定点灯時の周波数までインバータ13の駆
動周波数を徐々に高くするインバータ制御手段を備えた
もので、例えば、始動時は80Hzの周波数でインバー
タ13を駆動し、高圧放電灯14が点灯したときは安定
点灯時の周波数120Hzまでインバータ13の駆動周
波数を徐々に高くする。高電圧パルス発生回路31の制
御については実施形態3と同様である。
【0047】ここで、実施形態4の高圧放電灯点灯装置
の動作を説明する。制御回路32は、制御電源が立ち上
がると、アクティブフィルタ11を駆動してその出力電
圧が所定電圧なるよう制御すると共に、インバータ13
を80Hzの周波数で駆動する。そして、その駆動によ
ってインバータ13から出力される矩形波の立ち上がり
直後と立ち下がり直後に高電圧パルスを重畳させる駆動
信号を高電圧パルス発生回路31のサイリスタ31eに
出力する。インバータ13は、制御回路21の制御に基
づき限流回路12の直流電圧を周波数80Hzの矩形波
に変換する(図7(a)参照)。一方、高電圧パルス発
生回路15は、アクティブフィルタ11の駆動によって
入力される電流を抵抗31bを介してコンデンサ31c
に充電し(同図(c)参照)、サイリスタ31eが駆動
信号の入力によってオンされたときは、その充電電圧を
パルストランス31dの一次巻線に印加し、二次巻線側
にその印加電圧のn倍の高電圧パルスを発生する。この
高電圧パルスは、前述したようにサイリスタ31eのオ
ンするタイミングがインバータ13の出力矩形波の立ち
上がり直後と立ち下がり直後であるため(同図(a)
(b)参照)、矩形波のその位置に繰り返し重畳し、始
動電圧として高圧放電灯14に印加する(同図(d)参
照)。
【0048】この時、制御回路32は、電流検出回路1
9を介して電流が入力されたかどうかを判定し、電流が
入力されなかったときは高電圧パルス発生回路31の駆
動を継続し、電流が入力されたときは、高圧放電灯14
が点灯を開始したと判断して高電圧パルス発生回路31
の駆動を停止すると共に、インバータ13の駆動周波数
を80Hzから安定点灯時の周波数120Hzまで徐々
に上げていく。
【0049】このように、高圧放電灯始動時、80Hz
の周波数でインバータ13を駆動し、高圧放電灯14が
点灯したときはその周波数を安定点灯時の周波数120
Hzまで徐々に上げていくようにしたので、始動時にお
いては直流期間が長くなり、このため、インバータ13
の出力矩形波の方向切換時に起こり易い立ち消えを防止
でき、また、安定点灯時ではインバータ13の出力周波
数が始動時と比べ高いために高圧放電灯14のチラツキ
を防止できるという効果がある。
【0050】なお、実施形態4では、インバータ13の
出力矩形波(80Hz)に一定の電圧の高電圧パルスを
重畳させたことを述べたが、図1に示す高電圧パルス発
生回路15を用いて電圧を段階的に高くする高電圧パル
スをその矩形波(80Hz)に重畳させるようにしても
よい。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高圧放電
灯始動時、高電圧パルスの電圧を所定時間経過する毎に
高くすると共に、その時間経過時に高圧放電灯の電流を
検出したときは高電圧パルス発生手段の駆動を停止する
ようにしたので、口金部の絶縁耐力の小さい高圧放電灯
においては前半の高電圧パルスで点灯でき、口金部の絶
縁耐力の大きい高圧放電灯においては後半側の高電圧パ
ルスで点灯でき、このため、始動パルスの異なる各種の
高圧放電灯を一台の高圧放電灯点灯装置で点灯できると
いう効果がある。
【0052】また本発明によれば、高圧放電灯始動時、
インバータを高い周波数で駆動し、所定時間経過する毎
にインバータの駆動周波数を徐々に低くし、かつ、高電
圧パルスを発生させる駆動信号の出力タイミングをイン
バータの出力に応じて変更して高電圧パルスの電圧を徐
々に高くなるようにしたので、前述した効果に加え、高
電圧パルス発生手段の構成が簡単なため安価な高圧放電
灯点灯装置を提供できるという効果がある。
【0053】さらに、高電圧パルスの電圧が高レベルに
達しているときに電流検出手段を介して電流が入力され
なかったときは、高圧放電灯の始動を所定時間休止して
高圧放電灯の温度を下げた後、再び高圧放電灯を始動さ
せるようにしたので、高圧放電灯を消灯した直後の再始
動であっても確実に始動でき、また、その休止を予め設
定された回数繰り返したときは電源が再投入されるまで
高圧放電灯の始動を停止させるようにしたので、安全面
でも向上するという効果がある。
【0054】また、高圧放電灯始動時、インバータを低
い周波数で駆動し、高圧放電灯が点灯したときは安定点
灯時の周波数までインバータの駆動周波数を徐々に高く
するようにしたので、インバータの出力電圧の方向切換
時に起こり易い立ち消えを防止でき、また、安定点灯時
ではインバータの出力周波数が始動時と比べ高いために
高圧放電灯のチラツキを防止できるという効果がある。
【0055】また、高電圧パルスの発生タイミングをイ
ンバータの出力電圧の方向切換直後にしたので、直流期
間を最も長く取れるようになり、このため、高圧放電灯
点灯後、放電が安定するまで直流電流を流すことが可能
になり、インバータの出力電圧の方向切換時に起こり易
い立ち消えを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1を示す高圧放電灯点灯装
置のブロック図である。
【図2】 実施形態1における高圧放電灯始動時の各部
の波形図である。
【図3】 実施形態2における制御回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】 図4は高圧放電灯始動時の始動電圧の波形図
である。
【図5】 本発明の実施形態3に係る高圧放電灯点灯装
置のブロック図である。
【図6】 高圧放電灯始動時の各部の波形図である。
【図7】 本発明の実施形態4に係る高圧放電灯点灯装
置の各部の波形図である。
【図8】 従来の高圧放電灯点灯装置の回路図である。
【図9】 高圧放電灯の外観図である。
【符号の説明】
1 商用電源、 2 全波整流回路、 11 アクティ
ブフィルタ、12 限流回路、 13 インバータ、
14 高圧放電灯、 15 高電圧パルス発生回路、
16 制御電源回路、 17 アクティブフィルタ出力
電圧検出回路、 18 差動増幅回路、 19 電流検
出回路、 20 電圧検出回路、 21 制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 私市 広康 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧放電灯が接続されたインバータと、 高圧放電灯の電流を検出する電流検出手段と、 前記インバータを所定の周波数で駆動するインバータ制
    御手段と、 高圧放電灯始動時、電圧選択信号を出力すると共に、前
    記インバータの出力電圧の所定位相に同期して駆動信号
    を出力し、かつ、前記電圧選択信号を所定時間経過毎に
    切り換えて出力する高電圧パルス制御手段と、 前記電圧選択信号が入力されたとき所定の電圧を生成
    し、該電圧選択信号が切り換えられる毎にその電圧値を
    高くする電圧生成部を有し、前記駆動信号が入力される
    毎に該電圧生成部の電圧に基づく高電圧パルスを発生す
    る高電圧パルス発生手段と、 前記所定時間経過する毎に前記電流検出手段を介して電
    流が入力されたかどうかを判定し、前記電流が入力され
    たときは前記高電圧パルス発生手段の駆動を停止させる
    監視手段とを備えたことを特徴とする高圧放電灯点灯装
    置。
  2. 【請求項2】 高圧放電灯が接続されたインバータと、 高圧放電灯の電流を検出する電流検出手段と、 高圧放電灯始動時、前記インバータを高い周波数で駆動
    し、所定時間経過する毎に該インバータの駆動周波数を
    徐々に低くするインバータ制御手段と、 高圧放電灯始動時、前記インバータの出力電圧の所定位
    相に同期して駆動信号を出力する高電圧パルス制御手段
    と、 前記駆動信号の入力タイミングに応じて電圧を生成し、
    かつ、その電圧に基づく高電圧パルスを発生する高電圧
    パルス発生手段と、 前記所定時間経過する毎に前記電流検出手段を介して電
    流が入力されたかどうかを判定し、前記電流が入力され
    たときは前記高電圧パルス発生手段の駆動を停止させる
    監視手段とを備えたことを特徴とする高圧放電灯点灯装
    置。
  3. 【請求項3】 前記監視手段は、高電圧パルスの電圧が
    高レベルに達しているときに前記電流検出手段を介して
    電流が入力されなかったときは、高圧放電灯の始動を所
    定時間休止させた後、再び高圧放電灯を始動させ、これ
    を予め設定された回数繰り返したときは電源が再投入さ
    れるまで高圧放電灯の始動を停止させることを特徴とす
    る請求項1又は2の何れかに記載の高圧放電灯点灯装
    置。
  4. 【請求項4】 前記インバータ制御手段は、高圧放電灯
    始動時、前記インバータを低い周波数で駆動し、高圧放
    電灯が点灯したときは安定点灯時の周波数まで前記イン
    バータの駆動周波数を徐々に高くすることを特徴とする
    請求項1又は2の何れかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記高電圧パルス発生手段は、駆動信号
    を前記インバータの出力電圧の方向切換直後に出力する
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の高圧
    放電灯点灯装置。
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