JP2003031392A - ランプ点灯装置およびこれを用いたプロジェクタ - Google Patents
ランプ点灯装置およびこれを用いたプロジェクタInfo
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Abstract
と、これ等のランプ点灯装置を用いたプロジェクタを提
供するにある。 【解決手段】 点灯時には高圧パルス電圧を印加してラ
ンプを点灯し、通常点灯では通常電圧を供給して点灯を
維持するランプ点灯装置であって、使用に際してランプ
特性の異なる複数のランプに対応できる設定変更手段を
具備するようにしたものである。
Description
どを用いたランプ点灯装置と、これ等のランプ点灯装置
を用いたプロジェクタに関する。
てランプ11を点灯するための構成を略示的に示した全
体構成図である。
タなどを用いて作られた直流電圧E1を供給するが、通
常は300V〜400VDC程度の電圧である。この直
流電圧E1はダウンコンバータ13により50KHz〜
100KHz程度の周波数でスイッチングされてランプ
10の通常点灯に必要な、例えば50V〜100VDC
程度の電圧V1に電圧変換される。
の例えばFET(field effect transistor)などで構
成されたフルブリッジで構成されており、これ等のFE
Tのゲートはコントローラ15により設定される基準周
波数fSをベースとしてオンオフ制御される。
電圧V1を通常点灯の際にはランプ11の点灯を維持す
るに必要な90〜200Hz程度の周波数を持つ矩形波
の通常電圧V2に変換し、その通常電流I2を後述する
イグナイタ16とコネクタ17を介してランプ11に供
給する。
後述するように高圧パルス電圧を発生させて、コネクタ
17を介してランプ11に高圧パルス電圧を供給して、
ランプ11を点灯させる。
出して電力検出器21に出力し、また電流検出器22
は、図示していないが、フルブリッジ14とイグナイタ
16との間に例えば電流検出抵抗などを挿入して、この
電流検出抵抗の両端に発生する電圧を検出し、これを電
流に換算して通常電流I2として検出して電力検出器2
1に出力する。
した通常電圧V2と電流検出器22で検出した通常電流
I2とを乗算して検出電力W1を算定して、この検出電
力W1をコントローラ23に出力する。
modulation)などでダウンコンバータ13の電圧を制御
するコントローラであり、電力検出器21からの検出電
力W1が入力されると共に、通常点灯時にランプ11に
一定の電力を供給するための基準となる基準電力W2が
印加されている。
1がこの基準電力W2に一致するようにダウンコンバー
タ13に制御信号C1を供給して電圧V1の大きさをコ
ントロールすることにより、全体として通常点灯時にラ
ンプ11に一定の電力を供給するように制御している。
後の構成は、図8に示すように、構成されているが、フ
ルブリッジ14は直流の電圧V1が供給されコントロー
ラ15から供給される基準周波数fSをベースとして、
電圧V1を矩形波の電圧V2に変換してトランスT2の
二次巻線とコネクタ17を介してランプ11に通常点灯
に必要な通常電圧V2を供給している。
R1を介してコンデンサC1を充電させて得られた電圧
V3がサイダック( silicon diode for alternating cu
rrent )ZとトランスT1の一時巻線を介して印加され
ており、電圧V3が所定電圧になった状態でサイダック
Zが導通する。
に昇圧されて、トランスT1の二次巻線からダイオード
D1を介してコンデンサC2に印加され、得られたコン
デンサC2の両端の電圧V4は放電管DTとトランスT
2の一時巻線に印加され、放電開始電圧において、その
二次巻線に高圧パルス電圧V5を得て、これがランプ1
1に印加される。
うに、鋸歯状に変化するピーク値V P1が200V程度の
電圧となり、このときにサイダックZの導通により充電
状態がリセットされてゼロになるが、これ等の状態が時
間tの経過と共に繰り返される。
れて、ダイオードD1を介してコンデンサC2を充電し
てその両端に蓄積された電圧V4を発生させ、この電圧
V4は、図9(B)に示すように、時間tの経過と共に増
加してピーク値VP2が800V程度の電圧になる。
放電管DTの放電開始電圧となり、これにより放電管D
Tが放電して電圧V4がリセットされてゼロ電圧に戻る
が、電圧V4はこれ等の状態を繰り返している。
P3が20KV程度の高圧パルス電圧V5をトランスT2
の二次巻線に発生させ、この高圧パルス電圧V5がラン
プ11に印加されてランプ11が点灯される。
は、高圧パルス電圧を必要としないので、フルブリッジ
14から通常電圧V2が供給され、通常電圧V2で通常
点灯が維持される。
ようなランプ点灯装置は、以下に説明するいくつかの問
題点が存在する。
がまちまちであり、このためランプの電流、電圧、周波
数などの要求特性に合わせた仕様のランプ点灯装置が必
要であったので、ランプが故障して交換しようとしても
特定のランプ以外はランプ交換が不可能であった。
るランプ点灯装置を確保する必要があったので、同数の
ランプとランプ点灯装置を必要とし、これ等の管理が複
雑になるという問題があった。
ランプ点灯装置を設計する必要があるので、手間がかか
る上に、これ等の共通化、或いは標準化を行うのが困難
となっていた。
いて、ランプ点灯装置の数に対して特定のランプの納入
が少ないと、プロジェクタの生産量に不足が生じるとい
う欠点があった。
解決するためのランプ点灯装置の構成として、点灯時に
は高圧パルス電圧を印加してランプを点灯し、通常点灯
では通常電圧を供給して前記点灯を維持するランプ点灯
装置であって、使用に際してランプ特性の異なる複数の
前記ランプに対応できる設定変更手段を具備するように
したものである。
より、ランプメーカによりランプの仕様がまちまちであ
っても、ランプ点灯装置は一個で対応することができる
ので、特定のランプが故障しても容易に対応することが
でき、管理コストが削減することができる。
対して、多種類の特性のランプを流用することが可能に
なったので特定のランプ不足があっても他のランプを流
用することができる。
特性の変更が可能となったので、ランプ点灯装置の構
成、定数などをその都度変更する必要がなくなり使い勝
手を向上させることができる。
めのプロジェクタの構成として、使用に際してランプ特
性の異なる複数の前記ランプに対応できる設定変更手段
を具備するランプ点灯装置を有し、前記ランプから発せ
られた光をライトバルブに投光し、入力信号に基づき変
調された前記ライトバルブからの映像光を投影光学系を
介して外部に投影するようにしたものである。
り、液晶プロジェクタなどの製造において、ランプ点灯
装置の数に対して特定のランプの納入が少なくなって
も、プロジェクタの生産量に不足を生じさせることがな
く、スムーズにプロジェクタの生産を行うことができ
る。
置およびこれを用いたプロジェクタの実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1は本発明の実施の1形態を
略示的に示したランプ点灯装置30のブロック図であ
る。なお、理解を容易にするため従来のランプ点灯装置
の機能と同一の機能を有する部分には同一の符号を付し
て説明する。
タなどを用いて作られた直流電圧E1を供給するが、通
常は300V〜400VDC程度の電圧である。この直
流電圧E1はダウンコンバータ13により50KHz〜
100KHz程度の周波数でスイッチングされてランプ
31の通常点灯に必要な、例えば50V〜100VDC
程度の電圧V21に電圧変換を行う。
effect transistor)などで構成された4個のブリッ
ジで構成されており、これ等のFETのゲートは周波数
設定信号Sfが印加されたコントローラ32により設定
される制御信号fVをベースとしてオンオフ制御され
る。
1を通常点灯の際にはランプ31の点灯を維持するに必
要な90〜200Hz程度の周波数を持つ矩形波の通常
電圧V22に変換し、その通常電流I22をイグナイタ
16、コネクタ33、およびアダプタ34を介してラン
プ31に供給する。
高圧パルス電圧を発生させて、コネクタ33、アダプタ
34を介してランプ31に高圧パルス電圧を供給して、
ランプ31を点灯させる。
加された電圧検出器35は通常電圧V22を検出して電
力検出器21に出力し、また電流設定信号SIが印加さ
れた電流検出器36は、図示していないが、フルブリッ
ジ14とイグナイタ16との間に図示しない例えば電流
検出抵抗などを挿入して、この電流検出抵抗の両端に発
生する電圧を検出し、この電圧を電流に換算して通常電
流I22として検出して電力検出器21に出力する。
した通常電圧V22と電流検出器36で検出した通常電
流I22とを乗算して検出電力W3を算定して、この検
出電力W3を電力設定信号SWが印加されたコントロー
ラ37に出力する。
modulation)などでダウンコンバータ13の電圧V21
をコントロールするコントローラであり、検出電力W3
が電力設定信号SWに一致するようにダウンコンバータ
13に制御信号C2を供給して電圧V21の大きさをコ
ントロールすることにより、全体として通常点灯時にラ
ンプ31に一定の電力が供給されるように制御してい
る。
されるアダプタ34が配設されており、このアダプタ3
4には、例えばスイッチを切り替えるための押し棒38
が固定されており、この押し棒38は後述する切替スイ
ッチ39に挿入されている。
ら設定電圧Vbの供給を受けると共に、押し棒38で切
り替えられた、この場合は3つのスイッチ電圧S1、
S2、S 3を設定切替回路40に出力する。
S2、S3に対応して、コントローラ32の設定を決める
周波数設定信号Sf、コントローラ37の設定を決める
電力設定信号SW、電流検出器36の設定を決める電流
設定信号SIなどを出力する。設定切替回路40は、こ
の他に必要に応じて電圧設定器35に対して点線で示す
ように電圧設定信号SVなども出力する。
切替スイッチ39、設定切替回路40などについて図2
を用いて具体的に説明する。
ランプ31の種類或いは特性などを識別するランプ識別
手段として、設定切替回路40は設定切替手段として機
能し、これ等のランプ識別手段と設定切替手段は本発明
における設定変更手段として機能している。
このランプ31の種類などと1対1に対応づけられるア
ダプタ34がコネクタ33に配設されており、このアダ
プタ34には押し棒38が固定され、この押し棒38は
切替スイッチ29に設けられたスイッチ42の切替片4
3と連動されている。
により、スイッチ42の共通端42Aに対して、この場
合には3つの切替端42B、42C、42Dを次々に切
替えることができる。
替回路40から設定電圧Vbが印加されており、切替端
42Bからはスイッチ電圧S1が、切替端42Cからは
スイッチ電圧S2が、切替端42Cからはスイッチ電圧
S3が、それぞれ設定切替回路40に出力されている。
加される電源端BとグランドGとの間には抵抗R2と抵
抗R3とが直列に接続されており、抵抗R3の両端には
抵抗R4とトランジスタQ1のコレクタとエミッタとが
直列に接続された直列回路が並列に接続されている。
共通端42Aが切替端42Bに切り替えられると、スイ
ッチ電圧S1が印加されてトランジスタQ1が導通して
抵抗R3が抵抗R4で短絡され、対応する電圧が抵抗R
2と抵抗R3との接続点から周波数設定信号Sfとして
コントローラ32に出力される。
BとグランドGとの間には抵抗R5と抵抗R6とが直列
に接続されており、抵抗R6の両端には抵抗R7とトラ
ンジスタQ2のコレクタとエミッタとが直列に接続され
た直列回路が並列に接続されている。
共通端42Aが切替端42Cに切り替えられると、スイ
ッチ電圧S2が印加されてトランジスタQ2が導通して
抵抗R6が抵抗R7で短絡され、対応する電圧が抵抗R
5と抵抗R6との接続点から電力設定信号SWとしてコ
ントローラ37に出力される。
とグランドGとの間には抵抗R8と抵抗R9とが直列に
接続されており、抵抗R9の両端には抵抗R10とトラ
ンジスタQ3のコレクタとエミッタとが直列に接続され
た直列回路が並列に接続されている。
共通端42Aが切替端42Dに切り替えられると、スイ
ッチ電圧S3が印加されてトランジスタQ3が導通して
抵抗R9が抵抗R10で短絡され、対応する電圧が抵抗
R8と抵抗R9との接続点から電流設定信号SIとして
電流検出器36に出力される。
BとグランドGとの間には抵抗R11と抵抗R12とが
直列に接続されており、抵抗R11と抵抗R12の接続
点から設定電圧Vbが出力されている。
トローラ38、電流検出器36などは、設定された周波
数設定信号Sf、電力設定信号SW、電流設定信号SIな
どが次に変更されるまでは内部で保持されており、これ
に従ってランプ点灯装置60を制御している。
示すように、項目としては、出力電力、安定時のランプ
電圧、安定時のランプ電流、ランプ駆動周波数、一定の
電流がオン状態で流れているときのランプ電流などがあ
る。
では120W、70V、1.71A、90Hz、および
2.5Aであり、ランプ2では132W、75V、1.
76A、170Hz、および2.8Aであり、そしてラ
ンプ3では150W、80V、1.88A、300H
z、および3Aなどとなっている。
るランプであって、同一のランプを製造するメーカでも
一般に異なった特性を持っているので、設定切替回路4
0を用いて、採用するランプ31の特性に合わせてスイ
ッチ電圧S1、S2、S3を変更して容易にランプ31の
特性に対応させることができる。
す例では、出力電力、ランプ駆動周波数、一定の電流が
オン状態で流れているときのランプ電流などを一体とし
て変更するのが効果的である。つまり、これ等を同時に
変更すると他の項目は自動的に変更されるからである。
設けてランプ識別手段を構成した例について図4を用い
て説明する。
ダ46を外部に有しており、このランプフォルダ46の
底部47には小さな貫通孔48、49、50が穿設さ
れ、この貫通孔48、49、50の中に挿入することの
できる可動棒51、52、53が貫通孔48、49、5
0に対応して固定板54に摺動可能な状態で貫通して保
持されている。
は、受け板55に固定された圧力センサ56、57、5
8が可動棒51、52、53に対応して配設されてお
り、ランプ45の特性を識別するためのシール59が貫
通孔48、19、50のいずれかを閉塞することにより
ランプ45の特性或いは種類を特定する。
58からは、それぞれスイッチ電圧S1、スイッチ電圧
S2、スイッチ電圧S3が、それぞれ設定切替回路40に
出力されている。
9、50をランプ45の特性を識別するためのシール5
9で閉塞することにより閉塞されたいずれかの可動棒5
1、52、53は、貫通孔48、19、50に挿入する
ことができなくなるので、一端が突出することとなる。
閉塞されるので、可動棒51が貫通孔48に挿入され
ず、このため可動棒51が突出して圧力センサ56を押
圧し、圧力センサ56はこの圧力を感知してスイッチ電
圧S1を出力し、これによりシール59によりランプ4
5の特性を識別することができる。
してこれに切欠きを形成してランプ識別手段を構成した
例について図5を用いて説明する。
フォルダ61を有しており、このランプフォルダ61の
底部62には複数の切欠き可能な切片63、64、6
5、66が、図5(A)に示すように、穿設されている。
図5(B)に示すように、いずれかの切片63、64、6
5、66を切り欠くことにより、ランプ60の特性を特
定することができるように構成されているが、この場合
は切片63が切り欠かれて消失している。
1の底面には、図5(C)に示すように、受け板67に切
片63、64、65、66に対応して押圧可能なように
配設された棒状のスイッチ68、69、70、71が配
設されている。
を押圧し、切片63、64、65、66が切り欠かれて
いなければ、押圧により接点が外れてスイッチ電圧
S1、スイッチ電圧S2、スイッチ電圧S3、スイッチ電
圧S4を出力する。
切り欠かれて消失している場合は、スイッチ68を押圧
しても、スイッチ電圧S1が押圧されないので接点が外
れることがなく導通状態を維持し、これによりランプ6
0の特性を識別することができる。
0、71を用いたが、これに限らず、例えばスイッチ6
8、69、70、71などの代わりにフオトトランジス
タを用いて光の有無を検出してランプ60の特性を識別
するようにすることもできる。
圧S4は、今までの説明にはなかったが、このスイッチ
電圧S4を用いて、ランプ60の他の特性、例えば温度
リミット値、ランプ寿命タイマー値、ランプ電流立ち上
げ時間、ランプ電圧リミット値など他の特性を識別する
ために使用することもできる。
に設定切替回路40として電気回路で構成したが、これ
に限られることはなく、例えば機械的にあるいは半導体
スイッチによる定数の切替え、マイクロコンピュータで
設定をコントロールするなど多様に考えることができ
る。
明したほかに、ランプ本体の形状の変更を検出したり、
ランプフォルダの色によって識別するなど、多様に構成
することができる。
プロジェクタを構成する場合に、分かりやすくするため
に、図6に示すような簡単な構成として略示的に示した
プロジェクタ75について説明する。
光を反射するリフレクタ76を有するランプ31と、ラ
ンプ点灯装置30と、リフレクタ76から光学系を介し
て照射される光で投影されるライトバルブとして例えば
液晶などの透光性の液晶パネル77と、この液晶パネル
77を駆動する液晶ドライバ78と、これ等を収容する
筐体79とを備えている。
光源からの光を透過させてスクリーンに画像を投射する
方式の透過型液晶ライトバルブだけではなく、光源から
の光を反射させてスクリーンに画像を映しだす反射型液
晶ライトバルブや、この他にDMD(デジタルマイクロ
ミラーデバイス)などであっても良い。
対向する部分に投光部80を形成し、この投光部80に
光学系としてのレンズ81が配設され、ランプ点灯装置
30と液晶ドライバ78には電源82から電源が供給さ
れる構成となっている。
によって、ランプ31が点灯するとランプ31から出た
光は、リフレクタ76により反射されて液晶パネル77
を照射する。
れたRGB(レッド・グリーン・ブルー)の光に対応する
画像信号が供給され、その画像信号に応じて動作する液
晶ドライバ78により制御される。
は、レンズ81で集光されてスクリーン83に投影さ
れ、これによりスクリーン83上には液晶パネル77で
制御されたカラー画像が投影される。
と押し棒38と切替スイッチ39とはセットになってい
るので、切替スイッチ39で選定するランプ31の特性
に合致するように切り替えて、同一のランプ点灯装置3
0を用いることができ、これによりランプの在庫を減ら
すことができる。
ランプ31を用いて構成したが、これに限らず、ランプ
45、60の構成を用いてプロジェクタを構成しても同
様に機能することはもちろんである。
について、本発明のランプ点灯装置30などを用いる点
について説明したが、実際には、下記に例示するような
各種のプロジェクタも本発明に係るランプ点灯装置を用
いることができる。
ェクタの場合は、その概要を説明すると、例えば光軸に
沿って光源から送出された光は、最初のダイクロックミ
ラーで赤色光とその他の光に分離し、2つ目のダイクロ
ックミラーでその他の光を緑色光と青色光に分離され、
これ等により分離された光は3方向に分かれて、それぞ
れ画像信号に応じて空間的に変調する液晶パネルを介し
てダイクロックプリズムの3面に出射される。ダイクロ
ックプリズムは、これ等の3つの光路が交わる位置に配
設されており、これ等の光を合成してダイクロックプリ
ズムの第4面である出射面から投射レンズを介してスク
リーンに投影する。
プロジェクタの場合は、その概要を説明すると、例えば
光源より出射された照明光は、コールドミラーで赤外線
を除く成分の光路が90度折り曲げられ、凸レンズを介
して偏光ビームスプリッタに入射される。ここで照明光
はS偏光成分が選択的に反射されて第1のダイクロック
ミラーに向けて出射され、これにより青色の照明光が選
択的に反射されて緑色用の反射型液晶パネルに向けて出
射され、残る緑色と赤色の照明光が第1のダイクロック
ミラーを透過して第2のダイクロックミラーに出射され
る。第2のダイクロックミラーに入射した照明光は、赤
色の照明光と緑色の照明光に分解され、それぞれ第2の
ダイクロックミラーによる反射と透過により赤色の反射
型液晶パネルと緑色の反射型液晶パネルに出射される。
これ等により、青色、赤色、緑色の各反射型液晶パネル
にそれぞれ対応する波長の照明光が供給され、対応する
色信号により、偏光面が回転し、P偏光およびS偏光に
よる青色、赤色、緑色の映像光が生成される。この映像
光は、各反射型液晶パネルに入射した照明光の光路を逆
に辿り、第1および第2のダイクロックミラーにより合
成され、その結果得られる合成映像光のうち、P偏光成
分が偏光ビームスプリッタを透過して投射レンズにより
スクリーンに投射される。
に対しても、図6に示す構成と同様にして、図6に示す
ランプ点灯装置30、アダプタ34,液晶ドライバ78
など用いて本発明に係るプロジェクタを構成することが
できる。
ンプ点灯装置によれば、ランプメーカによりランプの仕
様がまちまちであっても、ランプ点灯装置は一個で対応
することができるので、特定のランプが故障しても容易
に対応することができ、管理コストを削減することがで
きる。
対して、多種類の特性のランプを流用することが可能に
なったので特定のランプ不足があっても他のランプを流
用することができる。
特性の変更が可能となったので、ランプ点灯装置の構
成、定数などをその都度変更する必要がなくなり使い勝
手を向上させることができる。
タによれば、プロジェクタなどの製造において、ランプ
点灯装置の数に対して特定のランプの納入が少なくなっ
ても、プロジェクタの生産量に不足を生じさせることが
なく、プロジェクタに対するメンテナンスが容易になる
メリットがある。
すブロック図である。
ブロック図である。
の1例を説明する特性図である。
2の実施態様を説明する説明図である。
3の実施態様を説明する説明図であり、(A)図はランプ
フォルダの底部に切欠きがない状態を示す断面図、(B)
図はランプフォルダの底部に切欠きを設けた状態を示す
断面図、(C)図は切欠きを用いてランプ特性の識別をす
るための構成を示す上面図である。
ェクタを略示的に構成したときの断面図である。
ク図である。
略示的に示す回路図である。
波形図である。
5、60;ランプ、12;直流電源、 13;ダウンコ
ンバータ、 14;フルブリッジ、15、32;コント
ローラ、 16;イグナイタ、 17、33;コネク
タ、20、35;電圧検出器、 21;電力検出器、
22、36;電流検出器、23、37;コントローラ、
34;アダプタ、 38;押し棒、39;切替スイッ
チ、 40;設定切替回路、41、46、61;ランプ
フォルダ、 42、68〜71;スイッチ、48〜5
0;貫通孔、 51〜53;可動棒、 55;受け板、5
6〜58;圧力センサ、 59;シール、 63〜66;
切片、75;プロジェクタ、 76;リフレクタ、 7
7;液晶パネル、78;液晶ドライバ、 79;筐体、
80;投光部、 81;レンズ、82;電源、 83;ス
クリーン
Claims (10)
- 【請求項1】 点灯時には高圧パルス電圧を印加してラ
ンプを点灯し、通常点灯では通常電圧を供給して前記点
灯を維持するランプ点灯装置であって、 使用に際してランプ特性の異なる複数の前記ランプに対
応できる設定変更手段を具備することを特徴とするラン
プ点灯装置。 - 【請求項2】 前記ランプ特性は、前記ランプの電源特
性である請求項1に記載のランプ点灯装置。 - 【請求項3】 前記電源特性は、前記ランプの出力電力
と駆動周波数と点灯時の通常電流が一体である請求項2
に記載のランプ点灯装置。 - 【請求項4】 前記設定変更手段は、自己のランプを特
定するランプ識別手段と、該ランプ識別手段に関連して
ランプ特性を変更する設定切替手段とを有する請求項1
に記載のランプ点灯装置。 - 【請求項5】 前記ランプ識別手段は、前記ランプに関
連づけられて設定を切替える切替スイッチである請求項
4に記載のランプ点灯装置。 - 【請求項6】 前記ランプ識別手段は、前記ランプのラ
ンプフォルダを利用して設定を切替える切替手段を有す
る請求項4に記載のランプ点灯装置。 - 【請求項7】 前記ランプ識別手段は、前記ランプのラ
ンプフォルダの形状又は色である請求項4に記載のラン
プ点灯装置。 - 【請求項8】 前記ランプ識別手段は、ランプフォルダ
に設けられた貫通孔(又は切欠き)を有し、該貫通孔(又
は該切欠き)の閉塞の有無(又は有無)によりランプの種
類を識別する請求項4に記載のランプ点灯装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載のランプ点灯装置を有
し、 前記ランプから発せられた光をライトバルブに投光し、
入力信号に基づき変調された前記ライトバルブからの映
像光を投影光学系を介して外部に投影するようにしたこ
とを特徴とするプロジェクタ。 - 【請求項10】 前記液晶表示パネルは、液晶ドライバ
により駆動される請求項9に記載のプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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