JPH11176265A - 電力ケーブルの乾燥方法 - Google Patents
電力ケーブルの乾燥方法Info
- Publication number
- JPH11176265A JPH11176265A JP33987597A JP33987597A JPH11176265A JP H11176265 A JPH11176265 A JP H11176265A JP 33987597 A JP33987597 A JP 33987597A JP 33987597 A JP33987597 A JP 33987597A JP H11176265 A JPH11176265 A JP H11176265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power cable
- drum
- drying
- temperature
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電力ケーブルをドラムに巻き付けた状態で電力
ケーブルの乾燥作業に供するとき、電力ケーブルの全体
をほぼ均一に温度上昇させることのできる、電力ケーブ
ルの乾燥方法を提供する。 【解決手段】電力ケーブルのドラム巻き付けにより隣接
する電力ケーブル間に通気可能な積極的な隙間を有せし
めて乾燥作業に供する方法からなる。隙間は、ドラムの
巻胴における軸方向の複数箇所に設けると良い。また、
隙間は、ドラムの巻胴上の円周方向に所要間隔で放射状
に配置したスペーサーにより確保すると良い。
ケーブルの乾燥作業に供するとき、電力ケーブルの全体
をほぼ均一に温度上昇させることのできる、電力ケーブ
ルの乾燥方法を提供する。 【解決手段】電力ケーブルのドラム巻き付けにより隣接
する電力ケーブル間に通気可能な積極的な隙間を有せし
めて乾燥作業に供する方法からなる。隙間は、ドラムの
巻胴における軸方向の複数箇所に設けると良い。また、
隙間は、ドラムの巻胴上の円周方向に所要間隔で放射状
に配置したスペーサーにより確保すると良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの乾
燥技術に関し、とりわけ、電力ケーブルをドラムに巻い
た状態で乾燥する方法に関する。
燥技術に関し、とりわけ、電力ケーブルをドラムに巻い
た状態で乾燥する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(イ)(ロ)は、従来の電力ケーブ
ルの乾燥方法に用いるドラムの例を示しており、円筒状
の巻胴の両端に円板状の鍔を設けた構造にして、製品出
荷の際に用いるドラムと変わりのないものである。尚、
図3(イ)に示した寸法は例示的なものである。
ルの乾燥方法に用いるドラムの例を示しており、円筒状
の巻胴の両端に円板状の鍔を設けた構造にして、製品出
荷の際に用いるドラムと変わりのないものである。尚、
図3(イ)に示した寸法は例示的なものである。
【0003】電力ケーブルは、図3(ハ)に示したよう
に、ドラムの両側鍔間の巻胴上に密にして層をなすよう
に巻き付けられ、このように電力ケーブルの巻き付けら
れたドラムを乾燥室に入れ、電力ケーブルの乾燥に供す
るようにしている。しかして、乾燥作業は、電力ケーブ
ルを巻き付けたドラムを乾燥室に入れた状態で数日間置
いておく作業からなる。
に、ドラムの両側鍔間の巻胴上に密にして層をなすよう
に巻き付けられ、このように電力ケーブルの巻き付けら
れたドラムを乾燥室に入れ、電力ケーブルの乾燥に供す
るようにしている。しかして、乾燥作業は、電力ケーブ
ルを巻き付けたドラムを乾燥室に入れた状態で数日間置
いておく作業からなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術;図
3の乾燥作業用ドラム及びこれに電力ケーブルを巻き付
けての乾燥方法によれば、電力ケーブルがドラムに密に
巻き付けられて電力ケーブルの巻き付け部において隣接
部間に隙間が殆どないことから、電力ケーブル雰囲気温
度と巻き付けにおける電力ケーブル中心温度(図3参
照)との間に顕著な温度差が生ずる傾向がある。
3の乾燥作業用ドラム及びこれに電力ケーブルを巻き付
けての乾燥方法によれば、電力ケーブルがドラムに密に
巻き付けられて電力ケーブルの巻き付け部において隣接
部間に隙間が殆どないことから、電力ケーブル雰囲気温
度と巻き付けにおける電力ケーブル中心温度(図3参
照)との間に顕著な温度差が生ずる傾向がある。
【0005】図4は、ドラムに巻き付けた状態で乾燥作
業室に置かれた電力ケーブルの各部の温度の時間的変化
を示したグラフで、実線は電力ケーブル雰囲気温度、点
線は電力ケーブル中心部温度の推移を示したものであ
る。
業室に置かれた電力ケーブルの各部の温度の時間的変化
を示したグラフで、実線は電力ケーブル雰囲気温度、点
線は電力ケーブル中心部温度の推移を示したものであ
る。
【0006】図4のグラフから明らかなように、乾燥作
業が始まる当初のケーブル雰囲気温度に対して、ケーブ
ル中心温度の温度差が顕著であり、この温度差は、時間
が経過するにしたがって上昇するケーブル雰囲気温度に
対して、ケーブル中心温度が上昇してくる時間が大幅に
遅れることで発生するもので、電力ケーブルのドラム巻
き付けにより行なう乾燥作業の場合に問題となるのであ
る。
業が始まる当初のケーブル雰囲気温度に対して、ケーブ
ル中心温度の温度差が顕著であり、この温度差は、時間
が経過するにしたがって上昇するケーブル雰囲気温度に
対して、ケーブル中心温度が上昇してくる時間が大幅に
遅れることで発生するもので、電力ケーブルのドラム巻
き付けにより行なう乾燥作業の場合に問題となるのであ
る。
【0007】当該問題は、電力ケーブルへの悪影響の形
で顕在化する。例えば、ドラムに巻き付けた電力ケーブ
ルが温度上昇すると、電力ケーブルの材料固有の性質に
より電力ケーブルにその長手方向に熱膨張による伸び出
しが発生する。ドラムに巻き付けた電力ケーブルが全て
の場所において均一に温度上昇する場合には、電力ケー
ブル全体で伸び出しを起こすので、伸び出した電力ケー
ブルが或る一定の場所に集中して座屈等の電力ケーブル
に有害な現象を引き起こすことはない。
で顕在化する。例えば、ドラムに巻き付けた電力ケーブ
ルが温度上昇すると、電力ケーブルの材料固有の性質に
より電力ケーブルにその長手方向に熱膨張による伸び出
しが発生する。ドラムに巻き付けた電力ケーブルが全て
の場所において均一に温度上昇する場合には、電力ケー
ブル全体で伸び出しを起こすので、伸び出した電力ケー
ブルが或る一定の場所に集中して座屈等の電力ケーブル
に有害な現象を引き起こすことはない。
【0008】ところが、前述した従来の電力ケーブルの
乾燥方法(ドラム)では、電力ケーブル全体を均一に温
度上昇させることは困難であり、図4に示したように、
電力ケーブル雰囲気に比べて電力ケーブル中心部分の温
度上昇が遅れてしまうのである。これが原因で、電力ケ
ーブル雰囲気付近で伸び出した電力ケーブルが、伸び出
しの遅れている電力ケーブル中心部分に集中することと
なり、延いては、電力ケーブルの座屈を発生させること
となるのである。
乾燥方法(ドラム)では、電力ケーブル全体を均一に温
度上昇させることは困難であり、図4に示したように、
電力ケーブル雰囲気に比べて電力ケーブル中心部分の温
度上昇が遅れてしまうのである。これが原因で、電力ケ
ーブル雰囲気付近で伸び出した電力ケーブルが、伸び出
しの遅れている電力ケーブル中心部分に集中することと
なり、延いては、電力ケーブルの座屈を発生させること
となるのである。
【0009】そこで、本発明の解決すべき課題(目的)
は、電力ケーブルをドラムに巻き付けた状態で電力ケー
ブルの乾燥作業に供するとき、電力ケーブルの全体をほ
ぼ均一に温度上昇させることのできる、電力ケーブルの
乾燥方法を提供することにある。
は、電力ケーブルをドラムに巻き付けた状態で電力ケー
ブルの乾燥作業に供するとき、電力ケーブルの全体をほ
ぼ均一に温度上昇させることのできる、電力ケーブルの
乾燥方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する電
力ケーブルの乾燥方法は、電力ケーブルのドラム巻き付
けにより隣接する電力ケーブル間に通気可能な積極的な
隙間を有せしめて乾燥作業に供する方法からなる。上記
のように、ドラム上の電力ケーブル巻き付け部相互間に
有せしめる積極的な隙間は、電力ケーブルの存在しない
ドラム上の電力ケーブル雰囲気と同一条件になり、この
電力ケーブル雰囲気となる隙間で分割される電力ケーブ
ル巻き付け部分に電力ケーブル中心部温度がそれぞれ存
在し、つまり、電力ケーブル中心部温度が生ずるポイン
トが複数に分割され、延いては、ドラムに巻き付けた電
力ケーブルの中心部温度が、電力ケーブル雰囲気温度差
を小さくすることが可能となる。これは、従来の乾燥作
業用ドラムに電力ケーブルを巻き付けて乾燥作業に供し
たときに問題となっていた温度上昇時の電力ケーブル伸
び出しが電力ケーブルの巻き付け中心部に集中すること
を防ぐことにつながる。
力ケーブルの乾燥方法は、電力ケーブルのドラム巻き付
けにより隣接する電力ケーブル間に通気可能な積極的な
隙間を有せしめて乾燥作業に供する方法からなる。上記
のように、ドラム上の電力ケーブル巻き付け部相互間に
有せしめる積極的な隙間は、電力ケーブルの存在しない
ドラム上の電力ケーブル雰囲気と同一条件になり、この
電力ケーブル雰囲気となる隙間で分割される電力ケーブ
ル巻き付け部分に電力ケーブル中心部温度がそれぞれ存
在し、つまり、電力ケーブル中心部温度が生ずるポイン
トが複数に分割され、延いては、ドラムに巻き付けた電
力ケーブルの中心部温度が、電力ケーブル雰囲気温度差
を小さくすることが可能となる。これは、従来の乾燥作
業用ドラムに電力ケーブルを巻き付けて乾燥作業に供し
たときに問題となっていた温度上昇時の電力ケーブル伸
び出しが電力ケーブルの巻き付け中心部に集中すること
を防ぐことにつながる。
【0011】前記の隙間は、ドラムの巻胴上に一つだけ
設けても良いが、ドラムの巻胴における軸方向の複数箇
所に設けると電力ケーブル中心部温度が生ずるポイント
が多数に分割され、電力ケーブル中心部温度と電力ケー
ブル雰囲気温度の差をさらに小さくする上で有効とな
る。
設けても良いが、ドラムの巻胴における軸方向の複数箇
所に設けると電力ケーブル中心部温度が生ずるポイント
が多数に分割され、電力ケーブル中心部温度と電力ケー
ブル雰囲気温度の差をさらに小さくする上で有効とな
る。
【0012】前記隙間は、ドラムの巻胴上の円周方向に
所要間隔で放射状に配置したスペーサーにより確保する
と良い。
所要間隔で放射状に配置したスペーサーにより確保する
と良い。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電力ケーブ
ルの乾燥方法の好ましい実施例にして、(イ)(ロ)は
乾燥作業用ドラムを示し、(ハ)はドラムに電力ケーブ
ルを巻き付けた状況を示している。
ルの乾燥方法の好ましい実施例にして、(イ)(ロ)は
乾燥作業用ドラムを示し、(ハ)はドラムに電力ケーブ
ルを巻き付けた状況を示している。
【0014】本実施例では、乾燥作業用ドラムを従来の
それに対して独自に改変している。即ち、図1(イ)
(ロ)に符号1で示したように、乾燥作業用ドラムは、
円筒状の巻胴2の両端に円板状の鍔3,3を設けて構成
される本体に対して、当該巻胴2上における軸方向の二
箇所に該巻胴2の円周方向に所要間隔で放射状に配置し
たスペーサー4を有せしめ、このスペーサー4によって
区画される複数の巻胴部分に電力ケーブルを巻き付ける
ようにしている。尚、図1(イ)における寸法表示は例
示的なものである。
それに対して独自に改変している。即ち、図1(イ)
(ロ)に符号1で示したように、乾燥作業用ドラムは、
円筒状の巻胴2の両端に円板状の鍔3,3を設けて構成
される本体に対して、当該巻胴2上における軸方向の二
箇所に該巻胴2の円周方向に所要間隔で放射状に配置し
たスペーサー4を有せしめ、このスペーサー4によって
区画される複数の巻胴部分に電力ケーブルを巻き付ける
ようにしている。尚、図1(イ)における寸法表示は例
示的なものである。
【0015】図1(ハ)は、上記のような構造の乾燥作
業用ドラム1に対して、電力ケーブル5を巻き付けた状
況を示しており、この図から明らかなように電力ケーブ
ル5は、当該二箇所のスペーサー4にて三つに区画され
た部分に3分割される如く巻き付けられ、当該スペーサ
ー4の部分にて積極的な隙間6が形成され、この隙間の
部分が通気用に供せられるのである。従って、ドラム1
上に巻き付けられた電力ケーブル5は、二つのスペーサ
ー4に区画された三つの巻き付け部分にそれぞれ電力ケ
ーブル中心温度t1のポイントが存在することになる。
尚、t2は電力ケーブル雰囲気温度を示している。
業用ドラム1に対して、電力ケーブル5を巻き付けた状
況を示しており、この図から明らかなように電力ケーブ
ル5は、当該二箇所のスペーサー4にて三つに区画され
た部分に3分割される如く巻き付けられ、当該スペーサ
ー4の部分にて積極的な隙間6が形成され、この隙間の
部分が通気用に供せられるのである。従って、ドラム1
上に巻き付けられた電力ケーブル5は、二つのスペーサ
ー4に区画された三つの巻き付け部分にそれぞれ電力ケ
ーブル中心温度t1のポイントが存在することになる。
尚、t2は電力ケーブル雰囲気温度を示している。
【0016】図2は、図1(ハ)のようにして、本実施
例独自のドラム1に巻き付けられた状態で乾燥作業室に
置かれた電力ケーブル5の各部の温度の時間的変化を示
したグラフであり、実線は電力ケーブル雰囲気温度t
2、点線は電力ケーブル中心温度t1の推移を示してい
る。
例独自のドラム1に巻き付けられた状態で乾燥作業室に
置かれた電力ケーブル5の各部の温度の時間的変化を示
したグラフであり、実線は電力ケーブル雰囲気温度t
2、点線は電力ケーブル中心温度t1の推移を示してい
る。
【0017】図2のグラフから明らかなように、乾燥作
業を始める当初つまり電力ケーブル雰囲気温度t2を昇
温し始めるとき、電力ケーブル中心温度t1の昇温が若
干立ち遅れるが、それによる温度差は従来の顕著な温度
差に比して十分に小さくすることができ、従って、電力
ケーブル雰囲気温度t2に対する電力ケーブル中心温度
t1の温度差は、全体的にみれば、ほぼ均一な温度上昇
を行なうことができ、延いては、電力ケーブル雰囲気に
比べて電力ケーブル中心部分の温度上昇が大幅に遅れる
ことで、電力ケーブル雰囲気付近で伸び出した電力ケー
ブルが、伸び出しの遅れている電力ケーブル中心部分に
集中して、電力ケーブルの座屈を発生させるといった問
題を解決することができるのである。
業を始める当初つまり電力ケーブル雰囲気温度t2を昇
温し始めるとき、電力ケーブル中心温度t1の昇温が若
干立ち遅れるが、それによる温度差は従来の顕著な温度
差に比して十分に小さくすることができ、従って、電力
ケーブル雰囲気温度t2に対する電力ケーブル中心温度
t1の温度差は、全体的にみれば、ほぼ均一な温度上昇
を行なうことができ、延いては、電力ケーブル雰囲気に
比べて電力ケーブル中心部分の温度上昇が大幅に遅れる
ことで、電力ケーブル雰囲気付近で伸び出した電力ケー
ブルが、伸び出しの遅れている電力ケーブル中心部分に
集中して、電力ケーブルの座屈を発生させるといった問
題を解決することができるのである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、電
力ケーブルをドラムに巻き付けた状態で電力ケーブルの
乾燥作業に供するとき、電力ケーブルの全体をほぼ均一
に温度上昇させることのできる、電力ケーブルの乾燥方
法を提供するという所期の課題(目的)を達成すること
ができる。
力ケーブルをドラムに巻き付けた状態で電力ケーブルの
乾燥作業に供するとき、電力ケーブルの全体をほぼ均一
に温度上昇させることのできる、電力ケーブルの乾燥方
法を提供するという所期の課題(目的)を達成すること
ができる。
【図1】本発明の実施例にして、(イ)は乾燥作業用ド
ラムの正面方向の断面説明図、(ロ)は同ドラムの側面
図、(ハ)は同ドラムに電力ケーブルを巻き付けた状況
で示す正面方向の断面説明図。
ラムの正面方向の断面説明図、(ロ)は同ドラムの側面
図、(ハ)は同ドラムに電力ケーブルを巻き付けた状況
で示す正面方向の断面説明図。
【図2】図1のドラムを用いた本発明の方法により電力
ケーブルをドラムに巻き付けた状態で乾燥作業に供した
ときの電力ケーブル雰囲気温度と電力ケーブル中心部温
度との差を示したグラフ。
ケーブルをドラムに巻き付けた状態で乾燥作業に供した
ときの電力ケーブル雰囲気温度と電力ケーブル中心部温
度との差を示したグラフ。
【図3】従来例にして、(イ)は乾燥作業用ドラムの正
面方向の断面説明図、(ロ)は同ドラムの側面図、
(ハ)は同ドラムに電力ケーブルを巻き付けた状況を示
す正面方向の断面説明図。
面方向の断面説明図、(ロ)は同ドラムの側面図、
(ハ)は同ドラムに電力ケーブルを巻き付けた状況を示
す正面方向の断面説明図。
【図4】図3のドラムを用いた従来の方法により電力ケ
ーブルをドラムに巻き付けた状態で乾燥作業に供したと
きの電力ケーブル雰囲気温度と電力ケーブル中心部温度
との差を示したグラフ。
ーブルをドラムに巻き付けた状態で乾燥作業に供したと
きの電力ケーブル雰囲気温度と電力ケーブル中心部温度
との差を示したグラフ。
1 乾燥作業用ドラム 2 巻胴 3 鍔 4 スペーサー 5 電力ケーブル 6 隙間
Claims (3)
- 【請求項1】電力ケーブルをドラムに巻いた状態で乾燥
する方法において、電力ケーブルのドラム巻き付けによ
り隣接する電力ケーブル間に通気可能な積極的な隙間を
有せしめて乾燥作業に供する、電力ケーブルの乾燥方
法。 - 【請求項2】前記隙間は、ドラムの巻胴における軸方向
の複数箇所に設ける、請求項1記載の電力ケーブルの乾
燥方法。 - 【請求項3】前記隙間は、ドラムの巻胴上の円周方向に
所要間隔で放射状に配置したスペーサーにより確保す
る、請求項1または請求項2何れか1項記載の電力ケー
ブルの乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33987597A JPH11176265A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 電力ケーブルの乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33987597A JPH11176265A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 電力ケーブルの乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11176265A true JPH11176265A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18331655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33987597A Pending JPH11176265A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 電力ケーブルの乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11176265A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101916625A (zh) * | 2010-08-25 | 2010-12-15 | 北京亨通斯博通讯科技有限公司 | 一种提高电缆绝缘性能的方法及装置 |
CN112944879A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-06-11 | 大唐贵州发耳发电有限公司 | 一种对高压共箱式封闭母线热风绝缘除潮的除潮装置 |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP33987597A patent/JPH11176265A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101916625A (zh) * | 2010-08-25 | 2010-12-15 | 北京亨通斯博通讯科技有限公司 | 一种提高电缆绝缘性能的方法及装置 |
CN112944879A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-06-11 | 大唐贵州发耳发电有限公司 | 一种对高压共箱式封闭母线热风绝缘除潮的除潮装置 |
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