JPH11176118A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH11176118A
JPH11176118A JP9346115A JP34611597A JPH11176118A JP H11176118 A JPH11176118 A JP H11176118A JP 9346115 A JP9346115 A JP 9346115A JP 34611597 A JP34611597 A JP 34611597A JP H11176118 A JPH11176118 A JP H11176118A
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JP
Japan
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light
unit
thin film
magnetic recording
recording apparatus
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JP9346115A
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Naoto Sugawara
直人 菅原
Hiroki Ishida
博樹 石田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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    • GPHYSICS
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    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • G11B5/6011Control of flying height
    • G11B5/6052Control of flying height using optical means
    • GPHYSICS
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    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • G11B5/6088Optical waveguide in or on flying head

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め用の光の十分な出力を得られる磁気
記録装置を得る。 【解決手段】 磁気ヘッド部9と光を発光する発光部1
0bとホログラム部10aと受光部10cとキャリッジ
12と、磁気ヘッド部9を所定の位置に配置する制御部
16とを備え、ホログラム部10aは板状に形成され、
かつ一方の面に第1の薄膜層10a1上に形成された元
素記号Auの金属からなる第1の反射面10a3を設け
られ、かつ他方の面に第2の薄膜層10a2上に形成さ
れた前記元素記号Auの金属からなる第2の反射面10
a4を設けられ、かつ前記第1、第2の反射面10a
3、10a4により内部にて光をジグザグ状に伝搬する
光路10a5と発光部10bからの光を位置決め光に変
換する複数の光学手段10a8、10a9、10a10
とを設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディスク状の記録
媒体に光を投射して磁気ヘッドの位置決めを行う技術に
係わり、例えば、磁気ヘッド部を位置決めするための位
置決め光の出力を向上可能な磁気記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】今日、磁気記録装置に着脱可能な記録媒
体のサイズは3.5インチが主流であるが、そのトラッ
ク密度は約2100〜2500TPI(トラック・パー
・インチ)にも達し、その記録容量は100〜120M
バイトを有する。このような高記録密度の情報の記録或
いは消去又は再生を可能とするために、記録媒体に磁気
ヘッドの位置決めのための光トラッキングサーボ用の位
置検出用トラック溝を設け、記録トラックへの磁気ヘッ
ドの位置決めに際して、その位置検出用トラック溝を利
用した閉ループ光学的サーボを行っている。
【0003】図9は従来の磁気記録装置の光学系を示す
説明図である。図において、50はディスク状の記録媒
体、50aは記録媒体50の片面に同心円状に所定の長
さのトラック溝を連続的に設けられた位置検出用トラッ
ク溝、50bは記録媒体50を保護するカートリッジ部
である。51は情報の記録或いは消去又は記録した情報
の再生を行うための磁気ヘッドであり、支持ばね51a
に接着されてキャリッジ機構部(不図示)に設けられ、
その磁気ギャップ部(不図示)を記録媒体50の位置検
出用トラック溝50a側の面に摺動する。
【0004】また、52は発受光部であり、発光部であ
るレーザーダイオード52a(以下LD52aと称す)
と受光部であるフォトダイオード52b(以下PD52
bと称す)とを設けられている。また、53はホログラ
ム部であり、LD52aからの光を複数の光に分光する
光学要素(不図示)と、記録媒体50からの反射光をP
D52bに導く光学要素(不図示)とを設けられてい
る。
【0005】また、54はホログラム部53からの光を
集光すると共に反射光をホログラム部53に導くレン
ズ、55はレンズ54からの光を記録媒体50に導くと
共に記録媒体50からの反射光をレンズ54に導くミラ
ーである。なお、符号52〜55を付した構成により光
学系を構成する。また、この光学系と磁気ヘッド51、
支持ばね51aはキャリッジ機構部(不図示)に設けら
れており、記録媒体50の半径方向に同時に移動可能に
形成されている。
【0006】次に動作を図により説明する。記録媒体5
0は媒体駆動モータ(不図示)により一定速度で回転す
る。磁気ヘッド51は、支持ばね51aに支持されて、
その磁気ギャップ部が記録媒体50上を摺動する。
【0007】ここで、閉ループ光学的サーボ制御につい
て説明すると、LD52aが発光した光はホログラム部
53を介して主に3つの光に分光され、その3つの光は
レンズ54により集光されて3つの光としてミラー55
に導かれる。ミラー55はそれら光ビームを記録媒体5
0に導く。なお、3つの光が位置検出用トラック溝部5
0aに照射される場合、その位置検出用トラック溝部5
0aに対して3つの光が並ぶ方向が所定の角度を成すよ
うに、装置製造時に発受光部52の位置を調整されてい
る。
【0008】ミラー55により記録媒体50に導かれた
3つの光は、それぞれ記録媒体50又は記録媒体50に
設けられた位置検出用トラック溝部50aに対する照射
状態により異なる強度の反射光としてミラー55側に反
射する。ミラー55側に反射した3つの反射光は、ミラ
ー55によりレンズ54に導かれ、レンズ54を介して
ホログラム部53に導かれ、さらにホログラム部53に
よりPD52bに導かれる。
【0009】PD52bは3つの反射光を受光して、そ
れぞれの受光強度に応じて検出信号を出力する。サーボ
制御部(不図示)はPD52bからの検出信号を受け、
その内容に応じてキャリッジ機構部(不図示)を駆動す
る駆動信号を出力する。キャリッジ機構部に設けられた
磁気ヘッド(正確には磁気ギャップ部)が所定のトラッ
クに配置されるまで閉ループ光学的サーボ制御が行われ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気記録装置は
以上のように構成されているので、3つの光を記録媒体
50(又は位置検出用トラック溝50a)に正確に結像
させる必要がある。その光の焦点精度は±50μmを要
するものであり、この±50μmの精度を要する焦点調
整は、通常レンズ54の位置を調整することにより行わ
れているが、ホログラム部53、レンズ54、ミラー5
5等が個別の部品であるため各々の相対位置を微妙に調
整する必要があり、さらにレンズ54の傾きなども考慮
しなければならず、焦点調整作業は困難であった。
【0011】また、発受光部52が精度良く信号を検出
するために、位置検出用トラック溝部50aに対する光
の光軸のアライメント作業も発受光部52、ホログラム
部53、レンズ54、ミラー55が個別の部品であるた
めに非常に困難であった。
【0012】また、ホログラム部53、レンズ54、ミ
ラー55等は個別の部品であるので位置調整が困難であ
ると共に光学系の小型化や薄型化が困難であり、磁気記
録装置を小型化又は薄型化できない等の問題点がある。
【0013】なお、特開平4−219640号公報に
は、磁気記録装置の分野ではないが、光学系をホログラ
ム部分に集約する技術が開示されている。しかしなが
ら、これは磁気記録装置の分野の技術ではないので、磁
気ヘッド51が摺動することにより、面振れが発生する
記録媒体50上の位置検出用トラック溝50aに正確に
垂直に光を照射することが難しく、そのためには、ミラ
ーやレンズ等の他の部品を必要とし、焦点調整作業等が
同様に困難となる。
【0014】また、光学系をホログラム部分に集約した
ものでは、ホログラム内部にて光をジグザグ状に伝搬さ
せるために、ポリオレフィン系プラスチックからなるホ
ログラム部の一方と他方の面にアルミニウムを蒸着させ
て反射面を形成している。しかし、このようなアルミニ
ウムの反射面では、位置決め用の光、反射光の十分な出
力を得ることができない。即ち、磁気ヘッド51を記録
媒体50に摺動させて情報を記録又は再生する磁気記録
装置において、使用される記録媒体50の反射率は、本
来的に高反射率であることを要していないので、光記録
装置(不図示)に使用される記録媒体(不図示)のよう
な高反射率のものではなく、高出力の位置決め光が要求
され、アルミニウムの反射面では、その出力の位置決め
光を得ることができないので、磁気ヘッド51を所定の
記録トラックに配置できないという問題点がある。ま
た、アルミニウムの光の反射又は吸収などの特性と、発
光部の発光する光の波長又は出力などの関係により、光
の出力が十分得られなくなるという問題点もある。
【0015】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、第1の目的は、位置決め用の光
の十分な出力を得ることのできる磁気記録装置を得るこ
と。第2の目的は、光学系を集約して薄型の磁気記録装
置を得ること。第3の目的は、焦点調整などを簡略化又
は省略可能な光学系を有する磁気記録装置を得ることで
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解消する
ために、この発明の磁気記録装置は、ディスク状記録媒
体に情報を記録又は記録された情報を再生する磁気ヘッ
ド部と、光を発光する発光部と、この発光部からの光を
前記磁気ヘッドを位置決めするための位置決め光に変換
すると共に前記記録媒体に照射してその反射光を入射す
るホログラム部と、このホログラム部を介して前記反射
光を受光すると共に受光強度を出力する受光部と、前記
磁気ヘッド部を一端に有して前記記録媒体の半径方向に
移動可能に形成されたキャリッジと、前記受光部からの
前記受光強度に基づいて前記キャリッジを駆動し前記磁
気ヘッド部を所定の位置に配置する制御部とを備え、前
記ホログラム部は板状に形成され、かつ一方の面に所定
の金属又は前記所定の金属の化合物からなる第1の薄膜
層とこの第1の薄膜層上に形成された元素記号Auの金
属からなる第1の反射面とを設けられ、かつ他方の面に
前記所定の金属又は前記化合物からなる第2の薄膜層と
この第2の薄膜層上に形成された前記元素記号Auの金
属からなる第2の反射面とを設けられ、かつ前記第1、
第2の反射面により内部にて光をジグザグ状に伝搬する
光路とこの光路に配置されて前記発光部からの光を前記
位置決め光に変換する複数の光学手段とを設けられてい
るものである。
【0017】また、この発明の磁気記録装置は、所定の
金属はチタンであり、第1、第2の薄膜層の膜厚は10
〜30オングストロームであるものである。
【0018】また、この発明の磁気記録装置は、第1、
第2の薄膜層の膜厚は10〜20オングストロームであ
るものである。
【0019】また、この発明の磁気記録装置は、第1、
第2の薄膜層の膜厚はほぼ10オングストロームである
ものである。
【0020】また、この発明の磁気記録装置は、所定の
金属の化合物は二酸化チタンであり、第1、第2の薄膜
層の膜厚は10〜30オングストロームであるものであ
る。
【0021】また、この発明の磁気記録装置は、第1、
第2の薄膜層の膜厚は10〜20オングストロームであ
るものである。
【0022】また、この発明の磁気記録装置は、第1、
第2の薄膜層の膜厚はほぼ10オングストロームである
ものである。
【0023】また、この発明の磁気記録装置は、所定の
金属はクロムであり、第1、第2の薄膜層の膜厚は10
〜30オングストロームであるものである。
【0024】また、この発明の磁気記録装置は、第1、
第2の薄膜層の膜厚は10〜20オングストロームであ
るものである。
【0025】また、この発明の磁気記録装置は、第1、
第2の薄膜層の膜厚はほぼ10オングストロームである
ものである。
【0026】また、この発明の磁気記録装置は、ホログ
ラム部は発光部からの光を分光する第1の光学的回折手
段と、光路を通る光の進行方向を変更させる第2の光学
的回折手段と、前記光路を通る光を集光する光学的集光
手段とを有するものである。
【0027】また、この発明の磁気記録装置は、磁気ヘ
ッド部に支持されると共にホログラム部からの位置決め
光が前記磁気ヘッド部の通光部を介して記録媒体に照射
されるように発光部と前記ホログラム部と受光部とを固
着された光学ユニット部を設けられているものである。
【0028】また、この発明の磁気記録装置は、ホログ
ラム部は第1の反射面に対して第1の所定角度を設けら
れて発光部からの光を第1の光学的回折手段に導く第1
の入出力面と第2の反射面に対して第2の所定角度を設
けられて位置決め光を記録媒体の位置検出用トラックに
垂直となるように射出する第2の入出力面とを設けられ
ているものである。
【0029】また、この発明の磁気記録装置は、光学ユ
ニット部は位置決め光が記録媒体の位置検出用トラック
上で結像するようにホログラム部の位置を調整する焦点
位置調整部を設けられているものである。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の一実施
の形態を説明する。図1は実施の形態1による磁気記録
装置の分解斜視図、図2は図1に示す第2の磁気ヘッド
部の斜視図、図3は図2に示す第2の磁気ヘッド部の分
解斜視図、図4は図2に示すAA’による断面図であ
る。図1において、1は記録媒体50(図9に示す)を
着脱可能に保持するホルダー、2はスライドカムであ
り、記録媒体50の着脱方向に移動することにより、ホ
ルダー1を着脱方向に直交してフレーム21側又はその
逆方向に移動させる。3はスライドカム2を移動させる
ローディングモーター、4はホルダー1の上板に回動可
能に枢支されたシャッターオープナーであり、記録媒体
50の着脱時にカートリッジ部50bに設けられたシャ
ッターを開閉する。5はスライドカム2を記録媒体50
の装着位置で保持するラッチ部、6は記録媒体50の排
出を指示するためのボタン部である。上述の符号1〜6
を付した構成により、記録媒体50を着脱するローディ
ング機構部を形成する。
【0031】また、7は第1の磁気ヘッド部であり、記
録媒体50の一方の面に摺動して、その面を磁化して情
報の記録或いは消去を行い、又は磁化された情報を再生
する。8は一端側に第1の磁気ヘッド部7を設けられて
それを支持するアームであり、その他端側はキャリッジ
12に揺動可能に支持されている。また、アーム8は第
1の磁気ヘッド部7が記録媒体50に摺動可能なように
記録媒体50側にばね等により付勢されている。
【0032】図1、図2において、9は第2の磁気ヘッ
ド部であり、記録媒体50の他方の面(即ち、図9に示
す位置検出用トラック溝50a側の面)に摺動して、そ
の記録面を磁化して情報の記録或いは消去を行い、又は
磁化された情報を検出する。10は光学ユニットであ
り、レンズ、光学的回折素子等々を有するホログラム部
と発光部、受光部等々を含んでいる。上述の符号9及び
10を付した構成により光磁気ヘッド部11を形成す
る。
【0033】図1において、12はキャリッジであり、
アーム8、第2の磁気ヘッド9、光学ユニット10を支
持する。13はガイド軸であり、記録媒体50の半径方
向に沿ってキャリッジ12を案内する。14はキャリッ
ジ駆動モータであり、記録媒体50の半径方向にキャリ
ッジ12を移動させる。上述の符号7〜14を付した構
成によりキャリッジ機構部を形成する。
【0034】また、15は媒体駆動モータであり、ハブ
15aにより記録媒体50を保持して回転する。16は
制御部であり、外部のシステム側(不図示)との信号の
送受信、キャリッジ機構部に対しての閉ループ光学的サ
ーボ制御及び媒体駆動モータ15の回転制御等々を行
う。また、17は上部カバー、18は前部カバー、19
は下部カバー、20は外部装置(不図示)に取り付けら
れる際の取り付け部材、21はアルミダイカスト製のフ
レームであり、上述の符号1〜20を付した構成を取り
付け又は収納している。22は磁気記録装置であり、上
述の符号1〜21を付した構成を含む。
【0035】図2、図3において、9aは磁気コア部で
あり、磁気ギャップ部9a1を有すると共にコイル(不
図示)を巻回されている。9bはスライダー部であり、
磁気コア部9aを保持する。9b1はスライダー部9b
に切り欠きを形成して設けられた通光部であり、光ユニ
ット10からの位置決め用の光が通過する。
【0036】また、9cはスライダー部9bを固着され
た支持部であり、ステンレススチール製の板材を加工し
て形成されている。なお、支持部9cはステンレススチ
ールに限らず、十分な強度があれば樹脂材料を成形加工
したものでも良い。また、9c1は支持部9cに設けら
れた第1の取付部であり、その記録媒体50に対向する
面にスライダー部9bを固着されている。9c2は位置
決め用の光を通過させるための通光部であり、第1の取
付部9c1に所定の大きさの穿孔を設けて形成されてい
る。9c3は支持部9cに設けられた第2の取付部であ
り、光学ユニット10を支持する。
【0037】また、9c4は第1の取付部9c1と第2
の取付部9c3との段差により形成される空間である収
納部、9c5及び9c6はそれぞれ支持部9cに設けら
れた切り欠き部、9c7は第2の取付部9c3に設けら
れた雌ねじ部である。なお、第2の磁気ヘッド部9は符
号9a〜9c7を付した構成を含む。
【0038】また、10aはホログラム部であり、レン
ズ、光学的回折素子等々の複数の光学手段を有し、例え
ば、透明なポリオレフィン系のプラスチック材を厚さ
1.2mm、幅2mm、長さ3mmの平板状に形成され
ている。10bは光を発光する発光部であり、約800
0オングストロームの波長の光を発光するレーザーダイ
オードが用いられている。10cは光を受光する受光部
であり、フォトダイオードが用いられている。なお、受
光部10cは受光素子が設けられており、複数の光を受
光することができる。10dは発光部10bと受光部1
0cとを所定の位置に配置されている発受光ユニット
部、10d1は発受光ユニット部10dに設けられた取
付部であり、ホログラム部10aを接着剤等により固着
されている。
【0039】また、10eは外部と信号の授受を行うた
めの端子部であり、発光部10bと受光部10cとに電
気的に接続されている。10fはフレキシブルケーブル
であり、端子部10eに接続されて制御部16と光学ユ
ニット10との間の信号を中継する。10gは発受光ユ
ニット部10dを保持するホルダー部である。
【0040】また、10g1はホルダー部10gに設け
られた焦点位置調整部であり、縦溝状に形成されて、記
録媒体50(図9に示す)の位置検出用トラック溝50
aが設けられた面と直交する方向である方向B又は方向
Cに発受光ユニット部10dを移動可能とすることによ
りその取付位置を調整可能とし、光学ユニット10のホ
ログラム部10aの焦点位置の調整を可能としている。
【0041】なお、焦点位置調整部10g1は光学ユニ
ット10から記録媒体50に照射する光の光軸の記録媒
体50に対する垂直方向の傾きを規制する傾斜規制手段
でもある。即ち、焦点位置調整部10g1はホログラム
部10aから射出される光の光軸が、記録媒体に対して
90度±1度以内となるように、その寸法D、E、F
を、発受光ユニット部10dの寸法G、H、Iに対し
て、D=G±0.05mm、E=H±0.05mmとし
ているので、発受光ユニット部10dの傾きを規制し、
記録媒体50に照射する光の光軸の傾きを規制すること
ができる。なお、例えば、寸法Dは4mm±0.05m
m、寸法Eは9mm±0.05mm、寸法Fは3mmで
あり、寸法Gは4mm、寸法Hは9mm、寸法Iは2m
mである。
【0042】また、10g2はホルダー部10gに設け
られたアライメント調整用位置決め部であり、ホルダー
部10gの側部に弧状の窪みを形成することにより設け
られている。このアライメント調整用位置決め部10g
2は、それぞれを結ぶ線分上に発光部10bがほぼ配置
されるようにホルダー部10gに設けられている。アラ
イメント調整用位置決め部10g2は光学ユニット10
から記録媒体50に照射される一直線上に並んだ3つの
光の位置調整のために、方向B又は方向Cに直交した面
上で光学ユニット10の取付角度の調整を可能とする。
10g3は取付部であり、雌ねじ部9c7に螺合するね
じ(不図示)のねじ部分が余裕をもって貫通できる貫通
孔を設けられている。なお、光学ユニット10は符号1
0a〜10g3を付した構成を含む。
【0043】図4において、Jはホログラム部10aの
第2の入出力面10a5(図5に示す)から記録媒体5
0までの距離であり、2.0mm〜2.5mmの範囲に
設定される。
【0044】図5はホログラム部10aの詳細説明図で
ある。図において、図2〜図4と同一符号は同一又は相
当部分を示し説明を省略する。図において、10a1、
10a2は、ポリオレフィン系プラスチック材からなる
ホログラム部10aの平行な一方の面と他方の面にそれ
ぞれ蒸着されて形成された第1、第2の薄膜層であり、
所定の金属又は所定の金属の化合物により形成されてい
る。また、10a3、10a4は、第1、第2の反射面
であり、それぞれ第1、第2の薄膜層10a1、10a
2に元素記号Auである金を厚さ約2000オングスト
ロームほどに蒸着されて形成されている。金を反射面と
することにより、従来のアルミニウムを用いた場合に比
べて反射率を向上させることができ、第1、第2の磁気
ヘッド部を位置決めするために十分な光の出力を得るこ
とが可能になる。
【0045】なお、ホログラム部10aに直接に金を蒸
着しない理由として、金はアルミニウムと異なり、ポリ
オレフィン系プラスチックと相性があまり良くなく、ホ
ログラム部10aに直接に金を蒸着すると容易に剥離し
てしまうので、第1、第2の反射面10a3、10a4
を形成する際、それぞれ、第1、第2の薄膜層10a
1、10a2を介在させるものである。
【0046】ここで、第1、第2の薄膜層10a1、1
0a2と第1、第2の反射面10a3、10a4との関
係について説明する。図6は、図5に示す第1、第2の
薄膜層の膜厚と第1、第2の反射面の反射率との関係を
示す説明図、図7は、第1、第2の反射面の密着性を示
す説明図である。図6において、縦軸はホログラム部1
0aの反射率、横軸は第1、第2の薄膜層10a1、1
0a2の膜厚、図中の○、●、▲のプロットは、それぞ
れ、二酸化チタン、チタン、クロムを示している。この
図6は、第1、第2の薄膜層10a1、10a2に二酸
化チタン、チタン、クロムを用い、それらの膜厚に対し
て、金により形成された第1、第2の反射面10a3、
10a4を有するホログラム部10aの反射率をグラフ
化したものである。
【0047】図6に示すように、第1、第2の薄膜層1
0a1、10a2の膜厚が30オングストロームでは、
反射率はほぼ85%、膜厚が20オングストロームで
は、反射率はほぼ86〜89%、さらに、膜厚が10オ
ングストロームでは、反射率は90〜91%、膜厚が5
オングストロームでは、反射率はほぼ93%程度であ
る。したがって、膜厚が薄いほど反射率が高く、第1、
第2の反射面10a3、10a4を形成する金の特性を
有効に活用でき、光路10a5(図5に示す)を伝搬す
る光の出力損失を抑制できる。しかし、膜厚が30オン
グストロームよりも大きくなると、反射率が85%を下
回り、第1、第2の反射面10a3、10a4を従来の
アルミニウムとした場合(なお、この場合は第1、第2
の薄膜層10a1、10a2は必要ない。)の反射率8
0%の場合と同様に、光路10a5を伝搬する光の十分
な出力が得られず、第1、第2の磁気ヘッド部7、9を
所定の記録トラックに配置することが難しくなってしま
う。
【0048】図7において、101は材質欄であり、第
1、第2の薄膜層10a1、10a2に用いる材料を示
す。102は膜厚欄であり、第1、第2の薄膜層10a
1、10a2の膜厚を示す。103は密着性欄であり、
ポリオレフィン系プラスチック材のホログラム部10a
と材質欄にあげたものを介しての金との密着性を示す。
なお、図7では、材質として例えば、チタン、クロム及
び二酸化チタンを例とし、その膜厚を6段階に分けて、
それぞれの膜厚における金の密着性を金が剥離するか否
かにより示している。
【0049】例えば、第1、第2の薄膜層10a1、1
0a2にチタンを用い、その膜厚を5オングストローム
とした場合は、第1、第2の反射面10a3、10a4
を形成する金の密着性は、20/50、即ち、50資料
中20資料が剥離せず、30資料が剥離してしまったこ
とであり、密着性は40%程度であることを示す。ま
た、この場合、製造歩留まりとしても40%程度とな
る。なお、図に示すように、チタン、二酸化チタン、ク
ロム共に膜厚が10オングストロームでは、それらの密
着性は84%〜94%であり、製造歩留まりとしても8
4%〜94%となる。また、チタン、二酸化チタン、ク
ロム共に膜厚が20オングストロームでは、それらの密
着性は100%であり、製造歩留まりとしてもほぼ10
0%となる。
【0050】したがって、第1、第2の薄膜層10a
1、10a2を形成する所定の金属としてチタン又はク
ロムを用い、所定の金属の化合物として二酸化チタンを
用い、その膜厚をそれぞれ10〜30オングストローム
に設定すれば、良好な反射率とすることができるので、
装置の信頼性を向上できる。また、ホログラム部10a
の製造歩留まりを良好とすることができるので、コスト
の低減を図ることができる。なお、この実施の形態1で
は、第1、第2の薄膜層10a1、10a2としてチタ
ンを用いている。
【0051】図5において、10a5は光路であり、第
1の反射面10a3、第2の反射面10a4により形成
され、ホログラム部10a内部にて光をジグザグ状に伝
搬する。また、10a6は第1の入出力面であり、第1
の反射面10a3に対して第1の所定の角度θ1(例え
ば、θ1を34度としても良い。)を設けられて第2の
反射面10a4に連なって設けられている。10a7は
第2の入出力面であり、第2の反射面10a4に対して
第2の所定の角度θ2(例えば、θ2を34度としても
良い。)を設けられて第1の反射面10a3に連なって
設けられている。
【0052】また、10a8は光路10a5に配置され
て発光部10bからの光を複数の光に分光する反射型の
第1の光学的回折格子であり、例えば、ピッチ13.1
μm、深さ0.05μmの矩形状の回折格子である。1
0a9は第2の光学的回折格子であるビームスプリッタ
ーであり、第1の光学的回折格子10a8からの複数の
光のうち、0次反射光を反射型のフレネルレンズ10a
10に導くと共に記録媒体50(図9に示す)からの複
数の反射光の一次回折光を第1の反射面10a3に導
く。
【0053】また、10a11は発光部10bが発光す
る光の波長に対する反射を防止する反射防止膜であり、
ホログラム部10aの発光部10b対向面のうち、第1
の入出力面10a6を除いた部分をつや消しの黒色塗装
を設けることにより形成されている。なお、発光部10
bが発光する光の波長である8000オングストローム
に対して、黒色塗装とすることによりほとんど反射を防
止でき、つや消しとすることにより反射防止の効果を向
上することができる。
【0054】また、ホログラム部10aから記録媒体5
0に射出される位置決め用の光はその拡大図に示す位置
決め光K1、K2、K3のように一直線上に並んだ3つ
の光となる。なお、これら位置決め光K1、K2、K3
は位置検出用トラック溝50aが設けられた面に対して
垂直に照射される。また、ホログラム部10aから受光
部10cに射出される記録媒体50からの反射光はその
拡大図に示す反射光L1、L2、L3のように3つの反
射光である。
【0055】次に動作を図により説明する。まず、光学
ユニット10の焦点調整について説明する。図8は光学
系の調整を示す説明図である。第2の磁気ヘッド部9の
摺動面側を下方として焦点調整治具30にセットし、そ
の上方からホルダー部10gをセットして取付部10g
3を貫通させたねじを雌ねじ部9c7に螺合してホルダ
ー部10gを第2の取付部9c3に仮固定する。
【0056】次に、ハンドリング部31により、吸引式
のエアーチャッキングにて保持された発受光ユニット部
10dを焦点位置調整部10g1(図3に示す)に挿入
する。
【0057】次に、発光部10bから光を発光する。発
光部10bからの光はホログラム部10aにより、3つ
の位置決め光K1、K2、K3として第2の磁気ヘッド
部9の通光部9b1を通過して焦点調整治具30のビー
ムアナライザ30aにより焦点距離及びスポット径が測
定される。その測定結果はハンドリング部31に出力さ
れ、ハンドリング部31はその出力に基づいて発受光ユ
ニット部10dを上又は下(即ち、図3に示す方向B又
は方向C)に移動させ、スポット径が最小となる所定の
焦点距離が得られたところで発受光ユニット部10dの
位置を決める。その後、接着剤等により発受光ユニット
部10dを焦点位置調整部10g1に固着する。
【0058】なお、焦点調整時において、焦点位置調整
部10g1が光軸の傾きを規制する傾斜規制手段を兼ね
ているので、光軸は記録媒体50の位置検出用トラック
溝50aが設けられた面に対して90度±1度の範囲内
に規制されている。また、ハンドリング部31が上下す
る際、スポット位置をビームアナライザ30aにより測
定することで発受光ユニット部10dの傾斜量を検出し
傾斜量を制御しても良い。
【0059】次に、光学ユニット10のアライメント調
整について説明する。焦点の調整をして発受光ユニット
部10dの固着の後、アライメント調整用位置決め部1
0g2(図3に示す)の弧状の窪みにほぼ一致する直径
のピン(不図示)をそれぞれアライメント調整用位置決
め部10g2に係合させて2つのアライメント調整用位
置決め部10g2により、ホルダー部10gごと発受光
ユニット部10dの角度の調整を可能なように設定す
る。次に、発光部10bから光を発光すると、その光は
ホログラム部10aを介して3つの位置決め光K1、K
2、K3(図5に示す)として出力される。
【0060】次に、ビームアナライザ30aにより、位
置決め光K1、K2、K3のそれぞれの位置及び相対位
置が測定され、測定結果がハンドリング部31に出力さ
れる。ハンドリング部31はその出力を基に、ビームア
ナライザ30aの測定結果が所定の取付位置を示すよう
に、発受光ユニット部10dの角度を微小調整する。
【0061】次に、ビームアナライザ30aの測定結果
が所定の取付位置を示した後、雌ねじ部9c7に螺合さ
れたねじをさらに締めてホルダー部10aを第2の磁気
ヘッド部9に本固定する。
【0062】次に、第2の磁気ヘッド9のアジマス調整
治具(不図示)にセットして磁気ギャップ部9a1と記
録トラック(不図示)とのアジマス調整を行い、第2の
取付部9c3(図2に示す)をキャリッジ12(図1に
示す)に接着剤等により固着する。
【0063】次に、光磁気ヘッド部11の動作を図によ
り説明する。図5に示す発光部10bより光を発光する
と、その光はホログラム部10aの第1の入出力面10
a6により第1の屈折角度(この実施の形態1では1
2.5度)屈折して光路10a5内に進入し、第1の反
射面10a3上に設けられた第1の光学的回折格子10
a8に導かれる。なお、発光部10bの発光する光のう
ち、第1の入出力面10a6以外に照射される光は、ほ
とんど反射防止膜10a11により反射を防止されるの
で受光部10cに対して悪影響を与える虞がない。
【0064】次に、第1の光学的回折格子10a8に導
かれた光は、第1の光学的回折格子10a8により3つ
の1直線上に並んだ位置決め光K1、K2、K3に分光
される。なお、この位置決め光K1、K2、K3は、第
1の薄膜層10a1を透過して第1の反射面10a3に
より反射して、第2の反射面10a4上に設けられたビ
ームスプリッター10a9に導かれる。次に、位置決め
光K1、K2、K3はビームスプリッター10a9によ
りそれぞれの0次回折光が抽出され、、第1の反射面1
0a3上に設けられたフレネルレンズ10a10に導か
れる。
【0065】なお、第1、第2の薄膜層10a1、10
a2の膜厚は10〜30オングストロームであるので、
光が第1、第2の薄膜層10a1、10a2を透過する
ことによる出力損失を比較的少なくでき、第1、第2の
反射面10a3、10a4を形成する金の反射特性をあ
まり損なうことなく、位置決め光K1、K2、K3は十
分な出力のまま光路10a5を伝搬できる。
【0066】次に、ビームスプリッター10a9により
抽出された0次回折光の位置決め光K1、K2、K3
は、フレネルネンズ10a10により集光されて、第1
の薄膜層10a1を透過して第1の反射面10a3によ
り第2の反射面10a4に導かれ、第2の薄膜層10a
2を透過して第2の反射面10a4により第2の入出力
面10a7に向けて反射し、第2の入出力面10a7に
より第2の屈折角度屈折(この実施の形態1では12.
5度屈折するように形成している。)して記録媒体50
の位置検出用トラック溝50aが設けられた面に垂直に
射出される。
【0067】なお、位置決め光K1、K2、K3は、第
2の所定角度θ2を設けられた第2の入出力面10a7
により垂直に射出されるので通光部9b1を通過するこ
とができる。
【0068】次に、位置決め光K1、K2、K3は第2
の磁気ヘッド9に設けられた通光部9b1を貫通して記
録媒体50の位置検出用トラック溝50aに照射され、
その位置検出用トラック溝50aに対する照射具合によ
り、強度の異なる反射光L1、L2、L3として通光部
9b1を貫通してホログラム部10aに戻る。
【0069】次に、反射光L1、L2、L3は第2の入
出力面10a7により第2の屈折角度屈折して光路10
a4に進入し、第2の薄膜層10a2を透過して第2の
反射面10a4により反射してフレネルレンズ10a1
0に導かれる。次に、反射光L1、L2、L3はフレネ
ルレンズ10a10により集光されて第1の薄膜層10
a1を透過して第1の反射面10a3によりビームスプ
リッター10a9に導かれる。
【0070】なお、反射光L1、L2、L3も位置決め
光K1、K2、K3と同様に十分な出力のまま光路10
a5を伝搬できる。
【0071】次に、反射光L1、L2、L3はビームス
プリッター10a9によりその1次回折光が抽出され、
第2の薄膜層10a2を透過して第2の反射面10a4
により反射して第1の反射面10a3に導かれる。次
に、反射光L1、L2、L3は第1の薄膜層10a1を
透過して第1の反射面10a3により第1の入出力面1
0a6に反射し、第1の入出力面10a6により屈折し
て受光部10cに導かれる。
【0072】次に、反射光L1、L2、L3を受光した
受光部10cは、その受光強度に応じて検出信号を制御
部16に出力する。制御部16はその検出信号に基づい
てキャリッジ駆動モーター14を駆動してキャリッジ1
2を移動し、第1、第2の磁気ヘッド部7、9を所定の
トラック位置に配置する。
【0073】なお、この実施の形態1では、第1、第2
の薄膜層10a1、10a2の膜厚を10〜30オング
ストロームとしたが、例えば、その膜厚を10〜20オ
ングストロームとすれば、良好な製造歩留まりを維持し
つつより反射率を向上させることができるので、位置決
め光K1、K2、K3、反射光L1、L2、L3の出力
を大きくでき、閉ループ光学的サーボ制御がより容易に
なり、装置の信頼性をより向上させることができる。
【0074】さらに、第1、第2の薄膜層10a1、1
0a2の膜厚をほぼ10オングストロームとすれば、良
好な製造歩留まりを維持しつつ反射率を最も高くするこ
とができ、位置決め光K1、K2、K3及び反射光L
1、L2、L3の出力を最も大きくすることができるの
で、位置決め光K1、K2、K3、反射光L1、L2、
L3の出力を最も大きくすることが可能となり、閉ルー
プ光学的サーボ制御がさらに容易になり、装置の信頼性
をさらに向上させることができる。
【0075】以上のように、この実施の形態1に示す磁
気記録装置22によれば、ホログラム部の一方の面にチ
タン又はクロム或いは二酸化チタンからなる第1の薄膜
層10a1とこの第1の薄膜層10a1上に形成された
金からなる第1の反射面10a3とを設けられ、かつ他
方の面に同様に第2の薄膜層10a2とこの第2の薄膜
層10a2上に形成された金からなる第2の反射面10
a4とを設けられているので、ポリオレフィン系のプラ
スチック材からなるホログラム部10aに金製の第1、
第2の反射面10a3、10a4を形成でき、光路10
a5を伝搬する位置決め光K1、K2、K3又は反射光
L1、L2、L3の出力を十分に確保することができ、
第1、第2の磁気ヘッド部7、9を正確に所定の記録ト
ラックに配置することができ、装置の信頼性を向上する
ことができる。
【0076】また、第1、第2の薄膜層10a1、10
a2をチタン又はクロム或いは二酸化チタンにより形成
すると共にその膜厚は10〜30オングストロームであ
るので、良好な製造歩留まりを維持しつつ第1、第2の
反射面10a3、10a4の反射率を損なうことなく、
位置決め光K1、K2、K3又は反射光L1、L2、L
3の出力を十分に確保することができる。
【0077】また、第1、第2の薄膜層10a1、10
a2の膜厚を10〜20オングストロームとすれば、良
好な製造歩留まりを維持しつつ反射率を向上させること
ができるので、位置決め光K1、K2、K3及び反射光
L1、L2、L3の出力をより大きくすることができ、
装置の信頼性をより向上させることができる。
【0078】さらに、第1、第2の薄膜層10a1、1
0a2の膜厚をほぼ10オングストロームとすれば、良
好な製造歩留まりを維持しつつ反射率を最も高くするこ
とができるので、位置決め光K1、K2、K3及び反射
光L1、L2、L3の出力を最も大きくすることが可能
となり、装置の信頼性をさらに向上させることができ
る。
【0079】また、ホログラム部10aは、第1の反射
面10a3と第2の反射面10a4により形成される光
路10a4を有して、その光路10a4により光をジグ
ザグ状に伝搬させて光路長を確保すると共に、光路10
a4内に第1の光学的回折格子10a8、ビームスプリ
ッター10a9、フレネルレンズ10a10等の光学手
段を配置して光学系を小型化できる。また、第2の反射
面10a4との間で第2の所定の角度を設けられた第2
の入出力面10a7により、記録媒体50に面振れ等が
生じても通光部9b1を介し位置決め光K1、K2、K
3を記録媒体50の位置検出用トラック50aが設けら
れた面に垂直に照射できるので、第2の入出力面10a
7と記録媒体50との間にミラーやレンズ等を設けなく
て済み、装置の薄型化を図ることができる。
【0080】また、光学ユニット10のホルダー部10
gは、位置検出用トラック溝50aが設けられた面と直
交する方向に、ホログラム部10aを固着された発受光
ユニット部10dを、容易に移動させることができる焦
点位置調整部10g1を有するので、焦点位置の調整を
容易にすることができる。
【0081】また、焦点位置調整部10g1は光学ユニ
ット10から記録媒体50に垂直に射出される位置決め
光K1、K2、K3の光軸の傾きを±1度に規制する傾
斜規制手段でもあるので、焦点調整がより容易となると
共に、位置決め光K1、K2、K3の出力を効率的に用
いることができる。
【0082】また、光学ユニット10のホルダー部10
gは、位置決め光K1、K2、K3のスポット位置を調
整するためのアライメント調整用位置決め部を有するの
で、アライメント調整を容易にすることができる。
【0083】また、光学ユニット10を第2の磁気ヘッ
ド部9の支持部9cに固定して第2の磁気ヘッド部9と
光学ユニット10とを一体とした光磁気ユニット部11
としたので、焦点位置やアライメント位置等がずれるこ
となく、容易に持ち運び等をすることができる。
【0084】また、ホログラム部10aの発光部10b
対向面のうち、第1の入出力面10a6を除いて反射防
止膜10a11を設けられているので、発光部10bか
らの光のうち、光路10a4に進入しない光の反射を防
止できるので、発光部10bの近傍に配置された受光部
10cに悪影響を与えるのを防止できる。
【0085】
【発明の効果】この発明の磁気記録装置によれば、磁気
ヘッド部と、光を発光する発光部と、この発光部からの
光を磁気ヘッドを位置決めするための位置決め光に変換
すると共に記録媒体に照射してその反射光を入射するホ
ログラム部と、このホログラム部を介して反射光を受光
すると共に受光強度を出力する受光部と、磁気ヘッド部
を一端に有して記録媒体の半径方向に移動可能に形成さ
れたキャリッジと、受光部からの受光強度に基づいてキ
ャリッジを駆動し磁気ヘッド部を所定の位置に配置する
制御部とを備え、ホログラム部は板状に形成され、かつ
一方の面に所定の金属又は所定の金属の化合物からなる
第1の薄膜層とこの第1の薄膜層上に形成された元素記
号Auの金属からなる第1の反射面とを設けられ、かつ
他方の面に所定の金属又は化合物からなる第2の薄膜層
とこの第2の薄膜層上に形成された元素記号Auの金属
からなる第2の反射面とを設けられ、かつ第1、第2の
反射面により内部にて光をジグザグ状に伝搬する光路と
この光路に配置されて発光部からの光を前記位置決め光
に変換する複数の光学手段とを設けられているので、ポ
リオレフィン系のプラスチック材からなるホログラム部
に金製の第1、第2の反射面を形成でき、光路を伝搬す
る位置決め光の出力を十分に確保することができるの
で、磁気ヘッド部を正確に所定の記録トラックに配置す
ることができ、装置の信頼性の向上を図ることができ
る。
【0086】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属はチタンであり、第1、第2の薄膜層の膜厚
は10〜30オングストロームであるので、良好な製造
歩留まりを維持しつつ第1、第2の反射面の反射率を損
なうことなく、位置決め光の出力を十分に確保すること
ができる。
【0087】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属はチタンであり、第1、第2の薄膜層の膜厚
は10〜20オングストロームであるので、良好な製造
歩留まりを維持しつつ位置決め光の出力をより大きくす
ることができる。
【0088】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属はチタンであり、第1、第2の薄膜層の膜厚
はほぼ10オングストロームであるので、良好な製造歩
留まりを維持しつつ位置決め光の出力を最も大きくする
ことが可能である。
【0089】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属の化合物は二酸化チタンであり、第1、第2
の薄膜層の膜厚は10〜30オングストロームであるの
で、良好な製造歩留まりを維持しつつ第1、第2の反射
面の反射率を損なうことなく、位置決め光の出力を十分
に確保することができる。
【0090】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属の化合物は二酸化チタンであり、第1、第2
の薄膜層の膜厚は10〜20オングストロームであるの
で、良好な製造歩留まりを維持しつつ位置決め光の出力
をより大きくすることができる。
【0091】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属の化合物は二酸化チタンであり、第1、第2
の薄膜層の膜厚はほぼ10オングストロームであるの
で、良好な製造歩留まりを維持しつつ位置決め光の出力
を最も大きくすることが可能である。
【0092】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属はクロムであり、第1、第2の薄膜層の膜厚
は10〜30オングストロームであるので、良好な製造
歩留まりを維持しつつ第1、第2の反射面の反射率を損
なうことなく、位置決め光の出力を十分に確保すること
ができる。
【0093】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属はクロムであり、第1、第2の薄膜層の膜厚
は10〜20オングストロームであるので、良好な製造
歩留まりを維持しつつ位置決め光の出力をより大きくす
ることができる。
【0094】また、この発明の磁気記録装置によれば、
所定の金属はクロムであり、第1、第2の薄膜層の膜厚
はほぼ10オングストロームであるので、良好な製造歩
留まりを維持しつつ位置決め光の出力を最も大きくする
ことが可能である。
【0095】また、この発明の磁気記録装置によれば、
複数の光学手段は発光部からの光を分光する第1の光学
的回折手段と、光路を通る光の進行方向を変更させる第
2の光学的回折手段と、光路を通る光を集光する光学的
集光手段とを有するので、発光部からの光を容易に位置
決め光に変換できる。
【0096】また、この発明の磁気記録装置によれば、
光学ユニット部を保持するホルダー部を有し、ホルダー
部は磁気ヘッド部のスライダー部を固着された支持部に
固定されているので光学ユニット部と磁気ヘッド部との
相対位置のずれを防止でき、焦点位置等のずれを防止で
きる。
【0097】また、この発明の磁気記録装置によれば、
ホログラム部は第1の反射面に対して第1の所定角度を
設けられて発光部からの光を第1の光学的回折手段に導
く第1の入出力面と第2の反射面に対して第2の所定角
度を設けられて位置決め光を記録媒体の位置検出用トラ
ックに垂直となるように射出する第2の入出力面とを設
けられているので、第2の入出力面と記録媒体との間に
レンズやミラー等を設けなくて済み、装置の薄型化を図
ることができる。
【0098】また、この発明の磁気記録装置によれば、
ホログラム部の第2の入出力面から射出される光が記録
媒体の位置検出用トラック上で結像するようにホログラ
ム部の位置を調整する焦点位置調整部を設けられている
ので、ホログラム部から射出される光の焦点調整を容易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による磁気記録装置
の分解斜視図である。
【図2】 図1に示す第2の磁気ヘッド部を示す斜視図
である。
【図3】 図2に示す第2の磁気ヘッド部を示す分解斜
視図である。
【図4】 図2に示すAA’による断面図である。
【図5】 図3に示すホログラム部を示す詳細説明図で
ある。
【図6】 薄膜層と反射率との関係を示す説明図であ
る。
【図7】 反射面の密着性を示す説明図である。
【図8】 光学系の調整を示す説明図である。
【図9】 従来の磁気記録装置の光学系を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ホルダー、 2 カライドカム、 3 ローディン
グもーたー、 4 シャッターオープナー、 5 ラッ
チ部、 6 ローディング機構部、 7 第1の磁気ヘ
ッド部、 8 アーム、 9 第2の磁気ヘッド部、
9a 磁気コア部、 9a1 磁気ギャップ部、 9b
スライダー部、 9b1 通光部、9c 支持部、
9c1 第1の取付部、 9c2 通光部、 9c3
第2の取付部、 9c4 収納部、 9c5、9c6
切り欠き部、 9c7 雌ねじ部、 10 光学ユニッ
ト、 10a ホログラム部、 10a1 第1の薄膜
層、 10a2 第2の薄膜層、 10a3 第1の反
射面、 10a4 第2の反射面、 10a5 光路、
10a6 第1の入出力部、 10a7 第2の入出
力部、 10a8 第1の光学的回折格子、 10a9
ビームスプリッター、 10a10 フレネルレン
ズ、 10a11 反射防止膜、 10b発光部、 1
0c 受光部、 10d 発受光ユニット部、 10e
端子部、10f フレキシブルケーブル、 10g
ホルダー部、 10g1 焦点調位置調整部、 10g
2 アライメント調整用位置決め部、 10g3 取付
部、 11 光磁気ヘッド部、 12 キャリッジ、
13 ガイド軸、 14キャリッジ駆動モータ、 15
媒体駆動モータ、 16 制御部、 17 上部カバ
ー、 18 前部カバー、 19 下部カバー、 20
取付部材、 21 フレーム、 22 磁気記録装
置。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体に情報を記録又は記
    録された情報を再生する磁気ヘッド部と、光を発光する
    発光部と、この発光部からの光を前記磁気ヘッドを位置
    決めするための位置決め光に変換すると共に前記記録媒
    体に照射してその反射光を入射するホログラム部と、こ
    のホログラム部を介して前記反射光を受光すると共に受
    光強度を出力する受光部と、前記磁気ヘッド部を一端に
    有して前記記録媒体の半径方向に移動可能に形成された
    キャリッジと、前記受光部からの前記受光強度に基づい
    て前記キャリッジを駆動し前記磁気ヘッド部を所定の位
    置に配置する制御部とを備え、前記ホログラム部は板状
    に形成され、かつ一方の面に所定の金属又は前記所定の
    金属の化合物からなる第1の薄膜層とこの第1の薄膜層
    上に形成された元素記号Auの金属からなる第1の反射
    面とを設けられ、かつ他方の面に前記所定の金属又は前
    記化合物からなる第2の薄膜層とこの第2の薄膜層上に
    形成された前記元素記号Auの金属からなる第2の反射
    面とを設けられ、かつ前記第1、第2の反射面により内
    部にて光をジグザグ状に伝搬する光路とこの光路に配置
    されて前記発光部からの光を前記位置決め光に変換する
    複数の光学手段とを設けられていることを特徴とする磁
    気記録装置。
  2. 【請求項2】 所定の金属はチタンであり、第1、第2
    の薄膜層の膜厚は10〜30オングストロームであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 第1、第2の薄膜層の膜厚は10〜20
    オングストロームであることを特徴とする請求項2に記
    載の磁気記録装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2の薄膜層の膜厚はほぼ10オ
    ングストロームであることを特徴とする請求項3に記載
    の磁気記録装置。
  5. 【請求項5】 所定の金属の化合物は二酸化チタンであ
    り、第1、第2の薄膜層の膜厚は10〜30オングスト
    ロームであることを特徴とする請求項1に記載の磁気記
    録装置。
  6. 【請求項6】 第1、第2の薄膜層の膜厚は10〜20
    オングストロームであることを特徴とする請求項5に記
    載の磁気記録装置。
  7. 【請求項7】 第1、第2の薄膜層の膜厚はほぼ10オ
    ングストロームであることを特徴とする請求項6に記載
    の磁気記録装置。
  8. 【請求項8】 所定の金属はクロムであり、第1、第2
    の薄膜層の膜厚は10〜30オングストロームであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気記録装置。
  9. 【請求項9】 第1、第2の薄膜層の膜厚は10〜20
    オングストロームであることを特徴とする請求項1に記
    載の磁気記録装置。
  10. 【請求項10】 第1、第2の薄膜層の膜厚はほぼ10
    オングストロームであることを特徴とする請求項1に記
    載の磁気記録装置。
  11. 【請求項11】 ホログラム部は発光部からの光を分光
    する第1の光学的回折手段と、光路を通る光の進行方向
    を変更させる第2の光学的回折手段と、前記光路を通る
    光を集光する光学的集光手段とを有することを特徴とす
    る請求項1に記載の磁気記録装置。
  12. 【請求項12】 磁気ヘッド部に支持されると共にホロ
    グラム部からの位置決め光が前記磁気ヘッド部の通光部
    を介して記録媒体に照射されるように発光部と前記ホロ
    グラム部と受光部とを固着された光学ユニット部を設け
    られていることを特徴とする請求項11に記載の磁気記
    録装置。
  13. 【請求項13】 ホログラム部は第1の反射面に対して
    第1の所定角度を設けられて発光部からの光を第1の光
    学的回折手段に導く第1の入出力面と第2の反射面に対
    して第2の所定角度を設けられて位置決め光を記録媒体
    の位置検出用トラックに垂直となるように射出する第2
    の入出力面とを設けられていることを特徴とする請求項
    12に記載の磁気記録装置。
  14. 【請求項14】 光学ユニット部は位置決め光が記録媒
    体の位置検出用トラック上で結像するようにホログラム
    部の位置を調整する焦点位置調整部を設けられているこ
    とを特徴とする請求項13に記載の磁気記録装置。
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