JPH11176111A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH11176111A
JPH11176111A JP9343496A JP34349697A JPH11176111A JP H11176111 A JPH11176111 A JP H11176111A JP 9343496 A JP9343496 A JP 9343496A JP 34349697 A JP34349697 A JP 34349697A JP H11176111 A JPH11176111 A JP H11176111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
clock
voltage
current
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9343496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kumon
裕二 久門
Mutsumi Iguchi
睦 井口
Yukihiro Yamazaki
行洋 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9343496A priority Critical patent/JPH11176111A/ja
Priority to US09/210,807 priority patent/US6205095B1/en
Publication of JPH11176111A publication Critical patent/JPH11176111A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置の再生信号処理回路におい
て、データを転送レートに依らず再生する場合、AG
C、波形等化回路、2値化回路などの設定値に対してデ
ータ周波数が変動するため、最適な再生条件が得られ
ず、ジッタマージンが低下する。 【解決手段】 信号処理回路において、周波数シンセサ
イザのVCO1002の発振制御電流量を参照してAG
C104、波形等化回路105、2値化回路106など
の各設定を制御する。データPLL1001のVCOと
周波数シンセサイザのVCO1002の特性を等くし、
それぞれのVCOの発振制御電流を参照して各設定を制
御する構成とし、データPLL1001の同期状態に応
じて参照電流を切り替える。また、周波数シンセサイザ
が常に安定した発振をするループ特性となるように、N
分周器111の分周比に応じてチャージポンプ114の
ゲインを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関するもので、特に転送レートが変化し得る再生信号処
理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のCD−ROMあるいはDVDとい
った光ディスクメディアの高速再生に伴い、装置におい
ては、高速CAV再生(モータ回転数一定)やCLV再
生(再生速度一定)におけるアクセス速度の向上のた
め、転送レートに依らず、データPLLを同期させてデ
ータを再生するいわゆるジッタフリー再生が不可欠とな
っている。
【0003】ジッタフリー再生においては、フィルタ
ー、イコライザの設定、AGC回路の応答性、さらには
2値化回路の応答性などが、転送レートによって特性が
変化して、ジッタマージンが低下してしまうため、ある
程度、転送レートに応じて各設定や応答性を切り替える
ような操作が必要となる。
【0004】このような問題に対して従来では、CAV
再生においてはディスク全体をデータのアドレスによっ
て複数のゾーンに分割し、それぞれのゾーン毎に上記の
設定、応答性を切り替えるような構成としたり、CLV
再生では、2値化データの特殊パターンの幅から転送レ
ートを算出し、その結果に応じて上記の設定、応答性を
切り替えるような構成にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のような構
成では、より最適な設定をするためにはより細かくゾー
ン分割をする必要があり、それにより処理、管理規模が
増大する。また、転送レートの検出回路などの回路規模
が増大する。さらには、例えばDVD−RAMのような
記録可能メディアの特に未記録領域に対して、処理が不
可能となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、ディスク上に記録された情報を抽出するための光学
的手段と、前記光学的手段により抽出された再生信号を
最適に2値信号に変換するための信号処理手段と、ある
固定クロックから前記再生信号の基本転送速度に極めて
近い基準クロックを生成する基準クロック生成手段とを
備え、前記基準クロック生成手段は、前記基準クロック
の生成のために内蔵する電圧または電流制御発振器の発
振周波数に応じて前記前記信号処理手段のフィルター、
イコライザの設定、AGC回路の応答性、2値化回路の
応答性などの特性を最適に切り換えるように構成されて
いる。
【0007】これにより、基準クロックの発振周波数に
応じた最適な信号処理特性で動作させることができ、ま
た可変データ転送レートであっても、その転送レートに
応じた最適な信号処理特性を実現し、より安定したデー
タ再生が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディスク上に記録された情報を抽出するための光学
的手段と、前記光学的手段を制御する制御手段と、前記
光学的手段により抽出された再生号を最適に2値信号に
変換するための信号処理手段と、ある固定クロックから
前記再生信号の基本転送速度に極めて近い基準クロック
を生成する基準クロック生成手段とを備え、前記基準ク
ロック生成手段には、前記固定クロックを分周する第1
の分周器と、前記基準クロックを分周する第2の分周器
と、前記第1の分周器が出力する分周クロックと前記第
2の分周器が出力する分周クロックとの位相誤差を検出
する位相比較器と、前記位相比較器出力の位相誤差に応
じた周波数で発振する電圧または電流制御発振器と、前
記電圧または電流制御発振器の発振の中心周波数あるい
はゲインを設定する設定手段とを備え、前記電圧または
電流制御発振器の発振周波数に応じて前記前記信号処理
手段の特性を最適に切り換えることを特徴とするもので
ある。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1において、前記信号処理手段には、前記再生信号の振
幅を一定に制御するAGC回路を備え、前記電圧または
電流制御発振器の発振周波数に応じて前記AGC回路の
応答特性を制御することを特徴とするものである。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1において、前記信号処理手段には、前記再生信号帯域
外成分を除去し波形等化を行う波形等化器を備え、前記
電圧または電流制御発振器の発振周波数に応じて前記波
形等化器の信号除去帯域ならびに波形等化特性を切り換
えることを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1において、前記信号処理手段には、前記再生信号を2
値データに変換する2値化回路を備え、前記電圧または
電流制御発振器の発振周波数に応じて前記2値化回路の
データスライス応答性を切り換えることを特徴とするも
のである。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1において、前記信号処理手段には、前記2値化回路が
出力する2値信号のエッジから所定幅のワンショットパ
ルスを生成するモノマルチバイブレータを備え、前記電
圧または電流制御発振器の発振周波数に応じて前記ワン
ショットパルスのパルス幅を制御することを特徴とする
ものである。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、ディス
ク上に記録された情報を抽出するための光学的手段と、
前記光学的手段を制御する制御手段と、前記光学的手段
により抽出された再生信号を最適に2値信号に変換する
ための信号処理手段と、ある固定クロックから前記再生
信号の基本転送速度に極めて近い基準クロックを生成す
る基準クロック生成手段と、前記再生信号の2値化デー
タからクロック成分を抽出するデータクロック抽出手段
とを備え、前記基準クロック生成手段には、前記固定ク
ロックを分周する第1の分周器と、前記基準クロックを
分周する第2の分周器と、前記第1の分周器が出力する
第1の分周クロックと第2の分周器が出力する第2の分
周クロックとの位相誤差を検出する第1の位相比較器
と、前記第1の位相比較器出力の位相誤差に応じた周波
数で発振する第1の電圧または電流制御発振器と、前記
電圧または電流制御発振器の発振の中心周波数を設定す
る中心周波数設定手段とを備え、前記データクロック抽
出手段には、前記再生2値データとデータクロックとの
位相誤差を検出する第2の位相比較器と、前記第2の位
相比較器出力の位相誤差に応じた周波数で発振する第2
の電圧または電流制御発振器とを備え、前記第1の電圧
または電流制御発振器と前記第2の電圧または電流制御
発振器との特性を等しく、もしくは相似にすること、さ
らに前記第1の電圧または電流制御発振器の発振周波数
を、前記第2の電圧制御発振器が参照することを特徴と
するものである。
【0014】本発明の請求項7に記載の発明は、ディス
ク上に記録された情報を抽出するための光学的手段と、
前記光学的手段を制御する制御手段と、前記光学的手段
により抽出された再生信号を最適に2値信号に変換する
ための信号処理手段と、ある固定クロックから前記再生
信号の基本転送速度に極めて近い基準クロックを生成す
る基準クロック生成手段と、前記再生信号の2値化デー
タからクロック成分を抽出するデータクロック抽出手段
とを備え前記基準クロック生成手段には、前記固定クロ
ックを分周する第1の分周器と、前記基準クロックを分
周する第2の分周器と、前記第1の分周器が出力する分
周クロックと前記第2の分周器が出力する分周クロック
との位相誤差を検出する位相比較器と、前記位相比較器
出力の位相誤差に応じた周波数で発振する電圧または電
流制御発振器と、前記電圧または電流制御発振器の発振
の中心周波数あるいはゲインを設定する設定手段とを備
え、前記データクロック生成手段には、少なくとも前記
電圧または電流制御発振器と等しい特性を有する第2の
電圧または電流制御発振器を備え、さらに、前記データ
クロック抽出手段の同期状態を検出する同期検出手段を
備え、前記同期検出手段の検出状態に応じて前記前記信
号処理手段の特性を最適に切り換えることを特徴とする
ものである。
【0015】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7において、前記信号処理手段には、前記再生信号の振
幅を一定に制御するAGC回路を備え、前記電圧または
電流制御発振器の発振周波数に応じて前記AGC回路の
応答特性を制御することを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
7において、前記信号処理手段には、前記再生信号帯域
外成分を除去し波形等化を行う波形等化器を備え、前記
基準クロック生成手段が有する電圧または電流制御発振
器の発振周波数、あるいは前記データクロック抽出手段
が有する電圧または電流制御発振器の発振周波数に応じ
て前記波形等化器の信号除去帯域ならびに波形等化特性
を切り換えることを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項7において、前記信号処理手段には、前記再生信号を
2値データに変換する2値化回路を備え、前記基準クロ
ック生成手段が有する電圧または電流制御発振器の発振
周波数、あるいは前記データクロック抽出手段が有する
電圧または電流制御発振器の発振周波数に応じて前記2
値化回路のデータスライス応答性を切り換えることを特
徴とするものである。
【0018】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項7において、前記信号処理手段には、前記2値化回路
が出力する2値信号のエッジから所定幅のワンショット
パルスを生成するモノマルチバイブレータを備え、前記
基準クロック生成手段が有する電圧または電流制御発振
器の発振周波数、あるいは前記データクロック抽出手段
が有する電圧または電流制御発振器の発振周波数に応じ
て前記ワンショットパルスのパルス幅を制御することを
特徴とするものである。
【0019】本発明の請求項12に記載の発明は、所定
の固定クロックから前記再生信号の基本転送速度に極め
て近い基準クロックを生成する基準クロック生成手段を
備え、前記基準クロック生成手段には、前記固定クロッ
クを分周する第1の分周器と、前記基準クロックを分周
する第2の分周器と、前記第1の分周器が出力する第1
の分周クロックと前記第2の分周器が出力する第2の分
周クロックとの位相誤差を検出する位相比較器と、前記
位相比較器が検出する位相誤差を電圧または電流量に変
換するチャージポンプと、前記位相比較器出力の位相誤
差に応じた周波数で発振する電圧または電流制御発振器
とを備え、前記第1の分周器の分周量に応じて前記基準
クロック生成手段のゲインを切り換えることを特徴とす
るものである。
【0020】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項12において、前記基準クロック生成手段のゲイン
を、前記チャージポンプの電圧量または電流量で切り換
えることを特徴とするものである。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図12を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の第1の実施の形態に
かかる光ディスク装置の信号処理に関する構成を示すブ
ロック図である。
【0022】図1において、101は光ディスク、10
2は光ディスク101からの戻り光を検出し、電気信号
に変換する光ヘッド、103は光ヘッド102の電気信
号を加算などにより再生信号を生成するプリアンプ、1
04は再生信号の振幅変動を吸収し、振幅を一定に保つ
AGC回路、105は信号帯域外成分と信号の符号干渉
を除去する波形等化回路、106は波形等化された再生
信号を2値のディジタル信号に変換する2値化回路、1
07は2値化された再生信号からクロック成分を抽出
し、それらを同期化してリードデータおよびデータクロ
ックを生成するデータPLL回路、108はデータPL
L回路107により同期化されたリードデータとデータ
クロックからデータを復調するデータ復調回路、109
は光ヘッド102およびモーター110を制御するサー
ボコントローラである。
【0023】また、111は固定クロックを分周するN
分周器、113はN分周器111とM分周器112の位
相誤差を検出する位相比較器、114は位相比較器11
3が検出した位相誤差に応じた電流を出力するチャージ
ポンプ、115はチャージポンプ114の出力電流を平
滑し、電圧に変換するローパスフィルター(LPF)、
116はLPF111の出力電圧に応じた周波数で発振
する電圧制御発振回路(VCO)、117はN設定値お
よびM設定値に応じた電流を設定する電流設定回路、1
12はVCO116が出力する基準クロックを分周する
M分周器、さらに、118は装置全体を制御するシステ
ムコントローラである。
【0024】ここで、N分周器111、位相比較器11
3、チャージポンプ114、LPF115、VCO11
6、M分周器112、電流設定回路117で周波数シン
セサイザを構成し、N分周器111およびM分周器11
2の分周比を変えることでVCO116の発振周波数
(基準クロック)を決定する。
【0025】この基準クロックは、通常、再生信号の転
送レートに極めて近い周波数で発振するように、N分周
器111およびM分周器112の分周比を決定するた
め、この発振周波数をAGC回路104、波形等化回路
105、2値化回路106、データPLL回路107に
参照させることにより、各回路を転送レートに近い最適
設定で動作させることが可能となる。
【0026】図2は、周波数シンセサイザのVCO11
6の回路構成例である。LPF115の出力電圧が電圧
制御発振器116の制御電圧となる構成となる。以下
に、回路構成と動作を詳細に説明する。
【0027】電流制御発振器205の発振周波数を決定
するのがM設定値およびN設定値である。これらは、例
えば7ビットのディジタル値によって制御され、発振周
波数f0は、固定クロックの周波数をf1とすると、 f0 =(M/N)・f1 の周波数でループがかかるよう動作する。
【0028】即ち、M/Nの比で周波数が変化するた
め、M/N除算回路201にて得た演算結果をD/Aコ
ンバータ202で電流に変換する。また、制御電圧はV
I変換回路203で電流値に変換される。これらのM/
Nに応じた電流と、制御電圧を変換した電流とを乗算/
加算回路204にて乗算および加算することにより、図
3に示すように、制御電圧に対する制御電流206ある
いは発振周波数の変換比と、発振周波数が常に制御電圧
の中心値、例えば1.8Vになるように制御する。図3
では、制御電圧対制御電流、および制御電圧対発振周波
数を表している。なお、一例として20MHz、40M
Hzで発振するよう設定した場合の特性を示している。
【0029】制御電流206は電流ミラーされ、そのま
ま電流制御発振器205の制御電流となる。この電流制
御発振器205は、基本的にはマルチバイブレータであ
る。発振周波数は、コンデンサ207を通過する電流と
その容量値によって決定されるようになり、制御電流を
206をI、発振周波数をf0、コンデンサ207の容
量をC、トランジスタのベース−エミッタ電圧をVBEと
すると、 f0 = I/( 4・C・VBE ) で発振し、発振周波数f0は制御電流と比例関係とな
る。
【0030】即ち、制御電流206の電流値が発振周波
数に応じた電流であるため、この電流をさらにミラーし
て、AGC回路104、波形等価回路105、2値化回
路106、データPLL回路107に伝送する(参照電
流A、B、C、D)。これにより、各回路に発振周波数
の情報を参照させることが可能となる。
【0031】また、Nの設定値を変えてN分周器111
の分周比を変えると、位相比較器113の比較回数が増
加してチャージポンプ114の出力ゲインが変化し、結
果としてループゲインが変化してしまう。そのため、N
分周器111の分周設定に比例して、チャージポンプ1
14の電流値を変化させるようにすれば、設定値によら
ずループゲインが一定となり、常に安定したシンセサイ
ザのPLL制御が可能となる。
【0032】図4は、AGC回路104の回路構成例を
示す図である。図4において、401は制御電圧411
の値に応じてゲインが変化する可変ゲインアンプ、40
2は可変ゲインアンプ401の出力信号を整流する全波
整流回路、403は整流された信号のエンベロープを検
出するエンベロープ検波回路、404はコンパレータ、
405はコンパレータ404のスライスレベルを設定す
るレベル設定回路、406はアナログスイッチ、40
7、408は電流源、409は制御電圧411を生成す
るチャージコンデンサ、410は参照電流Aの電流をミ
ラーするカレントミラー回路である。
【0033】次に、図4のAGC回路の動作を説明す
る。可変ゲインアンプ401の出力を全波整流回路40
2で整流、エンベロープ検波回路403で検波すること
により、再生信号の振幅を検出する。さらに、レベル設
定回路405で設定された振幅レベルとコンパレータ4
04で比較することで、再生信号振幅の所定の振幅に対
する大小を判別する。再生信号振幅が大の場合コンパレ
ータ404の出力がHレベルとなり、スイッチ406に
より電流源408が選択され、コンデンサ409から電
流を引き出して制御電圧411を下げ、可変ゲインアン
プ401のゲインを下げる方向に動作する。再生振幅が
小の場合は、その逆で、電流源407からコンデンサ4
09に電流が供給され、制御電圧411を上げ、可変ゲ
インアンプ401のゲインを上げるよう動作する。
【0034】ここで、参照電流Aの電流量に応じて電流
源407および電流源408の電流量が変化する。参照
電流Aは周波数シンセサイザのVCO116の発振周波
数と比例しているため、発振周波数が高い時は電流が増
加し、コンデンサ409のチャージ、ディスチャージ時
間が速くなり、AGC回路の応答が速くなる。発振周波
数が低い場合は、その逆となり、即ち、発振周波数に応
じたAGCの応答性制御が可能となる。
【0035】図5は波形等化回路105の回路構成を示
す図である。回路は簡単のため、2次のローパスフィル
ターを示している。構成は、カットオフ周波数を変化で
きるようにトランスコンダクタンスアンプ(gmアン
プ)501、502とコンデンサ503、504を用い
たRCフィルタと、出力バッファ505、参照電流Bを
ミラーするカレントミラー回路506である。ここで、
gmアンプ501、502は電流値によってコンダクタ
ンスが変化するため、電流値が大になるとカットオフ周
波数が高くなる。従って、参照電流Bをミラーしてgm
アンプ501、502の制御電流に用いることにより、
周波数シンセサイザのVCO116の発振周波数と比例
したカットオフ周波数を有する波形等化回路のフィルタ
ーとなる。
【0036】なお、フィルターの次数を高くした場合に
も、同様にgmアンプとコンデンサにより構成したフィ
ルターをオペアンプを付加して従属接続することによ
り、同様の効果を得られる。
【0037】図6は2値化回路106の回路構成の一例
を示す。図6に示すように、再生信号を2値化するコン
パレータ601と、コンパレータ601の出力結果に応
じてスライスレベルを制御するように、差動アンプ60
2、積分器603、積分の時定数を決定するgmアンプ
604によって構成している。gmアンプ604は電流
によってそのコンダクタンスが変化するため、その制御
電流はVCO116の参照電流Cをカレントミラー回路
606にてミラーして用いるようにする。それにより、
VCO116の発振周波数が高いとき、即ち、再生信号
の転送レートが速い場合には、コンダクタンスが大とな
り、積分器603のコンデンサの流入電流が大となるた
め、系の応答が速くなるように動作する。転送レートが
遅い場合には、その逆の動作となり、即ち、転送レート
に応じた最適な2値化応答が実現できる。
【0038】コンパレータ601によって得られたPW
Mの2値化信号を転送レートに応じたパルス幅を持った
ワンショットパルスに変換するのが、ワンショットパル
ス生成回路605である。その構成例を図7に示す。
【0039】図7において、701はコンパレータ出力
を遅延する遅延回路、702はEX−NOR回路、70
3、704はNAND回路、705はコンデンサ、70
6は参照電流Cの電流量に比例して電流値が変化する電
流源である。
【0040】この回路は、コンパレータ601の出力
が、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ共に情報
を有するため、両エッジに対して一定幅のパルスを出力
するようなモノマルチバイブレータである。
【0041】パルス幅は、コンデンサ705の容量値
と、電流源706の電流値で決定され、電流値が多いほ
ど、即ち周波数シンセサイザのVCO116の発振周波
数が高いほど短いパルス幅となる。これにより、転送レ
ートに応じたパルスが2値化データとしてデータPLL
回路107へ出力され、データPLL回路107の出力
であるリードデータを生成するために2値化データのデ
ータクロックでの打ち抜きミスを回避することができ
る。
【0042】図8はデータPLL回路107の構成を示
す。図8において、801は2値化データとデータクロ
ックとの位相差を検出する位相比較器、802は位相比
較器801の出力結果に応じて電流の吐き出しおよび吸
い込みを行うチャージポンプ、803はチャージポンプ
の電流量に応じて電圧変換と平滑化の役割をするローパ
スフィルター、804はローパスフィルターに現れる電
圧に応じた発振周波数で発振するVCOである。この図
8に示すデータPLL回路では、周波数シンセサイザの
VCO116のからの参照電流Dによって、VCO80
4の発振中心周波数とゲインを変えるようにする。
【0043】図9はデータPLL回路のVCO回路80
4の構成を示す。901は周波数シンセサイザからの参
照電流Dをミラーするカレントミラー回路、902はV
COの制御電圧を電流に変換するVI変換回路、903
は乗算/加算回路であり、シンセサイザの発振周波数に
応じた参照電流Dから、中心周波数および電流−発振周
波数の変換ゲインをシンセサイザのそれと同一になるよ
うに演算し、電流制御発振器905の制御電流(90
4)として出力する。906はバッファ、907は2値
化データをデータクロックで同期化してリードデータを
生成するフリップフロップ、908は反転バッファであ
る。なお、電流制御発振器905の回路およびその特性
はシンセサイザのそれと同等である。
【0044】このようにシンセサイザの特性と同一に
し、発振電流を参照することにより、データPLLにお
いても発振中心周波数に対して2分の1〜2倍の周波数
までは発振可能となる。これは、例えば現行の光ディス
クメディアの一つであるDVD−ROMのCAV再生に
おいては、最内周と最外周とのレート差が約2.6倍で
あるが、このCAV再生の全範囲の発振も可能である。
さらに、2倍回転数でのCAV再生においても、シンセ
サイザの発振周波数を2倍にすることにより、同様に可
能となる。
【0045】(実施の形態2)図10は本発明の第2の
実施の形態の光ディスク装置を示す。図10において、
101は光ディスク、102は光ディスク101からの
戻り光を検出し、電気信号に変換する光ヘッド、103
は光ヘッド102の電気信号を加算などにより再生信号
を生成するプリアンプ、104は再生信号の振幅変動を
吸収し、振幅を一定に保つAGC回路、105は信号帯
域外成分と信号の符号干渉を除去する波形等化回路、1
06は波形等化された再生信号を2値のディジタル信号
に変換する2値化回路、1001は2値化された再生信
号からクロック成分を抽出し、それらを同期化してリー
ドデータおよびデータクロックを生成するデータPLL
回路、108はデータPLL回路1001により同期化
されたリードデータとデータクロックからデータを復調
するデータ復調回路、109は光ヘッド102およびモ
ーター110を制御するサーボコントローラである。
【0046】また、111は固定クロックを分周するN
分周器、113はN分周器111とM分周器112の位
相誤差を検出する位相比較器、114は位相比較器11
3が検出した位相誤差に応じた電流を出力するチャージ
ポンプ、115はチャージポンプ114の出力電流を平
滑し、電圧に変換するローパスフィルター(LPF)、
1002はLPF111の出力電圧に応じた周波数で発
振する電圧制御発振回路(VCO)、117はN設定値
およびM設定値に応じた電流を設定する電流設定回路、
112はVCO1002が出力する基準クロックを分周
するM分周器、さらに、118は装置全体を制御するシ
ステムコントローラである。
【0047】ここで、N分周器111、位相比較器11
3、チャージポンプ114、LPF115、VCO10
02、M分周器112、電流設定回路117で周波数シ
ンセサイザを構成し、N分周器111およびM分周器1
12の分周比を変えることでVCO1002の発振周波
数(基準クロック)を決定する。また、1003はデー
タPLL回路1001が出力するデータクロックとリー
ドデータとの同期状態を検出するデータ同期検出回路で
ある。
【0048】データ同期検出回路1003は、例えば、
リードデータ中に含まれるデータの復調同期をとるため
のSYNCマークの検出割合に応じてデータPLL回路
1001が同期しているか否かを判断する。また、SY
NCマークを連続して所定個数検出できれば同期してい
ると判断し、連続して所定個数検出できなければ同期し
ていないと判断するような構成にしてもよい。
【0049】ここで、AGC回路104、波形等化回路
105、2値化回路106は第1の実施の形態で示した
回路と同様であるので、説明を省略する。図11は周波
数シンセサイザのVCO1002の構成を示す構成ブロ
ック図である。M/N除算回路201、D/Aコンバー
タ202、VI変換回路203、乗算/加算回路20
4、電流制御発振器205は図2に示したものと同一で
ある。
【0050】また、MUX1、MUX2、MUX3はそ
れぞれ参照電流A、参照電流B、参照電流Cの選択元を
切り換えるアナログマルチプレクサであり、参照電流
A、参照電流B、参照電流Cはそれぞれ、AGC回路1
04、波形等化回路105、2値化回路106へ供給す
る。これらのMUX1、MUX2、MUX3の切り換え
はデータ同期検出回路1003からの制御信号(電流切
換信号)で行い、データ同期検出回路1003が同期状
態であると判断しているときには、参照電流A1、参照
電流B1、参照電流C1が選択されるように動作する。
また、参照電流A1、参照電流B1、参照電流C1は後
述するデータPLL回路1001から供給される。
【0051】データ同期検出回路1003は、例えば、
リードデータ中に含まれるデータの復調同期をとるため
のSYNCマークの検出割合に応じてデータPLL回路
1001が同期しているか否かを判断する。また、SY
NCマークを連続して所定個数検出できれば同期してい
ると判断し、連続して所定個数検出できなければ同期し
ていないと判断するような構成にしてもよい。また、R
AMメディアのように未記録領域が存在するディスクに
対しては、アドレスマークの検出によって同期状態を判
断するようにすればよい。
【0052】図12はデータPLL回路1001のVC
Oの構成を示す。基本的な構成は図9に示した構成と同
様であり、基本的な説明は省略する。このVCOの発振
周波数は、制御電流1201の電流と、コンデンサ12
02の容量によって決定され、その制御電流1201を
ミラーすることによって、リードデータの周波数に応じ
た電流(参照電流A1、B1、C1)を生成することが
でき、即ち、再生データの転送レートに合った参照電流
を作り出すことができる。
【0053】ただし、データPLLで生成する参照電流
A1、B1、C1はデータPLLが同期している場合に
しか参照できないため、前述のように同期状態に応じて
シンセサイザの参照電流と切り換えるようにする。これ
により、データ転送レートに応じた最適なゲインコント
ロール、波形等化、2値化が実現でき、安定したデータ
再生が可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明の光ディス
ク装置によれば、基準クロックの発振周波数に応じた、
最適な信号処理特性、さらに、一定に安定したクロック
発振回路のループ特性を得ることが可能となる。
【0055】また、可変データ転送レートであっても、
その時の転送レートに応じた最適な信号処理特性を実現
し、より安定したデータ再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に示す光ディスク装
置のブロック図
【図2】第1の実施の形態における周波数シンセサイザ
のVCOの構成を示す回路ブロック図
【図3】第1の実施の形態における周波数シンセサイザ
のVCOの電流対周波数特性図
【図4】第1の実施の形態におけるAGC回路のブロッ
ク図
【図5】第1の実施の形態における波形等化回路のブロ
ック図
【図6】第1の実施の形態における2値化回路のブロッ
ク図
【図7】第1の実施の形態におけるワンショットパルス
生成回路のブロック図
【図8】第1の実施の形態におけるデータPLLの回路
構成図
【図9】第1の実施の形態におけるデータPLLのVC
Oの回路ブロック図
【図10】本発明の第2の実施の形態に示す光ディスク
装置のブロック図
【図11】第2の実施の形態における周波数シンセサイ
ザのVCOの構成を示す回路ブロック図
【図12】第2の実施の形態におけるデータPLLのV
COの回路ブロック図
【符号の説明】
101 光ディスク 104 AGC回路 105 波形等化回路 106 2値化回路 107,1001 データPLL回路 108 データ復調回路 111 N分周回路 112 M分周回路 113 位相比較器 114 周波数シンセサイザのチャージポンプ 116,1002 周波数シンセサイザのVCO 1003 同期検出回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク上に記録された情報を抽出するた
    めの光学的手段と、 前記光学的手段を制御する制御手段と、 前記光学的手段により抽出された再生号を最適に2値信
    号に変換するための信号処理手段と、 ある固定クロックから前記再生信号の基本転送速度に極
    めて近い基準クロックを生成する基準クロック生成手段
    とを備え、 前記基準クロック生成手段には、 前記固定クロックを分周する第1の分周器と、 前記基準クロックを分周する第2の分周器と、 前記第1の分周器が出力する分周クロックと前記第2の
    分周器が出力する分周クロックとの位相誤差を検出する
    位相比較器と、 前記位相比較器出力の位相誤差に応じた周波数で発振す
    る電圧または電流制御発振器と、 前記電圧または電流制御発振器の発振の中心周波数ある
    いはゲインを設定する設定手段とを備え、前記電圧また
    は電流制御発振器の発振周波数に応じて前記前記信号処
    理手段の特性を最適に切り換える光ディスク装置。
  2. 【請求項2】信号処理手段には、再生信号の振幅を一定
    に制御するAGC回路を備え、電圧または電流制御発振
    器の発振周波数に応じてAGC回路の応答特性を制御す
    る請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】信号処理手段には、再生信号帯域外成分を
    除去し波形等化を行う波形等化器を備え、電圧または電
    流制御発振器の発振周波数に応じて前記波形等化器の信
    号除去帯域ならびに波形等化特性を切り換える請求項1
    に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】信号処理手段には、再生信号を2値データ
    に変換する2値化回路を備え、電圧または電流制御発振
    器の発振周波数に応じて前記2値化回路のデータスライ
    ス応答性を切り換える請求項1に記載の光ディスク装
    置。
  5. 【請求項5】信号処理手段には、2値化回路が出力する
    2値信号のエッジから所定幅のワンショットパルスを生
    成するモノマルチバイブレータを備え、前記電圧または
    電流制御発振器の発振周波数に応じて前記ワンショット
    パルスのパルス幅を制御する請求項1記載の光ディスク
    装置。
  6. 【請求項6】ディスク上に記録された情報を抽出するた
    めの光学的手段と、 光学的手段を制御する制御手段と、 前記光学的手段により抽出された再生信号を最適に2値
    信号に変換する信号処理手段と、 ある固定クロックから前記再生信号の基本転送速度に極
    めて近い基準クロックを生成する基準クロック生成手段
    と、 前記再生信号の2値化データからクロック成分を抽出す
    るデータクロック抽出手段とを備え、 前記基準クロック生成手段には、 前記固定クロックを分周する第1の分周器と、 前記基準クロックを分周する第2の分周器と、 前記第1の分周器が出力する第1の分周クロックと第2
    の分周器が出力する第2の分周クロックとの位相誤差を
    検出する第1の位相比較器と、 前記第1の位相比較器出力の位相誤差に応じた周波数で
    発振する第1の電圧または電流制御発振器と、 電圧または電流制御発振器の発振の中心周波数を設定す
    る中心周波数設定手段とを備え、 前記データクロック抽出手段には、前記再生2値データ
    とデータクロックとの位相誤差を検出する第2の位相比
    較器と、 前記第2の位相比較器出力の位相誤差に応じた周波数で
    発振する第2の電圧または電流制御発振器とを備え、 第1の電圧または電流制御発振器と第2の電圧または電
    流制御発振器との特性を等しく、もしくは相似にするこ
    と、さらに第1の電圧または電流制御発振器の発振周波
    数を、前記第2の電圧制御発振器が参照することを特徴
    とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】ディスク上に記録された情報を抽出するた
    めの光学的手段と、 前記光学的手段を制御する制御手段と、 前記光学的手段により抽出された再生信号を最適に2値
    信号に変換する信号処理手段と、 ある固定クロックから前記再生信号の基本転送速度に極
    めて近い基準クロックを生成する基準クロック生成手段
    と、 前記再生信号の2値化データからクロック成分を抽出す
    るデータクロック抽出手段とを備え前記基準クロック生
    成手段には、 前記固定クロックを分周する第1の分周器と、 前記基準クロックを分周する第2の分周器と、 前記第1の分周器が出力する分周クロックと前記第2の
    分周器が出力する分周クロックとの位相誤差を検出する
    位相比較器と、 前記位相比較器出力の位相誤差に応じた周波数で発振す
    る電圧または電流制御発振器と、 前記電圧または電流制御発振器の発振の中心周波数ある
    いはゲインを設定する設定手段とを備え、 前記データクロック生成手段には、 少なくとも前記電圧または電流制御発振器と等しい特性
    を有する第2の電圧または電流制御発振器を備え、 さらに、前記データクロック抽出手段の同期状態を検出
    する同期検出手段を備え、前記同期検出手段の検出状態
    に応じて前記前記信号処理手段の特性を最適に切り換え
    る光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記信号処理手段には、前記再生信号の
    振幅を一定に制御するAGC回路を備え、前記電圧また
    は電流制御発振器の発振周波数に応じて前記AGC回路
    の応答特性を制御することを特徴とする請求項7に記載
    の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記信号処理手段には、前記再生信号帯
    域外成分を除去し波形等化を行う波形等化器を備え、前
    記基準クロック生成手段が有する電圧または電流制御発
    振器の発振周波数、あるいは前記データクロック抽出手
    段が有する電圧または電流制御発振器の発振周波数に応
    じて前記波形等化器の信号除去帯域ならびに波形等化特
    性を切り換えることを特徴とする請求項7に記載の光デ
    ィスク装置。
  10. 【請求項10】 前記信号処理手段には、前記再生信号
    を2値データに変換する2値化回路を備え、前記基準ク
    ロック生成手段が有する電圧または電流制御発振器の発
    振周波数、あるいは前記データクロック抽出手段が有す
    る電圧または電流制御発振器の発振周波数に応じて前記
    2値化回路のデータスライス応答性を切り換えることを
    特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 前記信号処理手段には、前記2値化回
    路が出力する2値信号のエッジから所定幅のワンショッ
    トパルスを生成するモノマルチバイブレータを備え、前
    記基準クロック生成手段が有する電圧または電流制御発
    振器の発振周波数、あるいは前記データクロック抽出手
    段が有する電圧または電流制御発振器の発振周波数に応
    じて前記ワンショットパルスのパルス幅を制御すること
    を特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 所定の固定クロックから前記再生信号
    の基本転送速度に極めて近い基準クロックを生成する基
    準クロック生成手段を備え、前記基準クロック生成手段
    には、前記固定クロックを分周する第1の分周器と、前
    記基準クロックを分周する第2の分周器と、前記第1の
    分周器が出力する第1の分周クロックと前記第2の分周
    器が出力する第2の分周クロックとの位相誤差を検出す
    る位相比較器と、前記位相比較器が検出する位相誤差を
    電圧または電流量に変換するチャージポンプと、前記位
    相比較器出力の位相誤差に応じた周波数で発振する電圧
    または電流制御発振器とを備え、前記第1の分周器の分
    周量に応じて前記基準クロック生成手段のゲインを切り
    換えることを特徴とする光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記基準クロック生成手段のゲイン
    を、前記チャージポンプの電圧量または電流量で切り換
    えることを特徴とする請求項12に記載の光ディスク装
    置。
JP9343496A 1997-12-15 1997-12-15 光ディスク装置 Withdrawn JPH11176111A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9343496A JPH11176111A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 光ディスク装置
US09/210,807 US6205095B1 (en) 1997-12-15 1998-12-15 Optical disk device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9343496A JPH11176111A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11176111A true JPH11176111A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18361971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9343496A Withdrawn JPH11176111A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 光ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6205095B1 (ja)
JP (1) JPH11176111A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462686B2 (en) * 2000-06-19 2002-10-08 Fujitsu Limited Servo controller and servo control method
JP2002157841A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク再生装置のクロック抽出装置
US6810485B2 (en) * 2001-01-04 2004-10-26 Maxtor Corporation Determining the timing of a data signal
KR100382733B1 (ko) * 2001-02-08 2003-05-09 삼성전자주식회사 광디스크 재생 시스템에 이용되는 피킹 방지 자동 이득조절기 및 피킹 방지방법
JP2003030879A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラッキング誤差検出装置
JP3908508B2 (ja) * 2001-11-13 2007-04-25 新潟精密株式会社 自動利得制御回路
CN101588170A (zh) * 2002-11-29 2009-11-25 松下电器产业株式会社 半导体集成电路及其参数修正方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2589370B2 (ja) * 1989-04-13 1997-03-12 シャープ株式会社 光ディスク装置
US5729515A (en) * 1994-05-26 1998-03-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Disc data reproducing apparatus and signal processing circuit for reproducing and processing disc data having a plurality of type data
DE69631273T2 (de) * 1995-03-08 2004-11-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Vorrichung und verfahren zur datenwiedergabe einer platte, plattendrehzahlsteuerungsanordnung und wiedergabetaktgeneratorvorrichung

Also Published As

Publication number Publication date
US6205095B1 (en) 2001-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3603025B2 (ja) 周波数制御及び位相同期回路
WO2007037272A1 (ja) クロック信号生成装置
JP2542097B2 (ja) クロック生成用pll回路を含む読取線速度可変型ディスク記録情報再生装置
JPH1098377A (ja) Pll回路
JPH11176111A (ja) 光ディスク装置
US6157603A (en) Disk reproduction apparatus capable of continuously varying a reproduction speed
JP2002157841A (ja) ディスク再生装置のクロック抽出装置
JP2001135038A (ja) Pll回路及びデータ読み取り装置
KR100832409B1 (ko) 위상 동기 루프 회로
JPH11317018A (ja) ディスク再生装置及びrfアンプ制御回路
KR100276198B1 (ko) 전압 제어 발진 회로 및 디스크 재생 장치
JP3479459B2 (ja) Pll回路
JP3434421B2 (ja) 離散的な記録長で変調記録されたデジタル情報を再生する装置
KR970002824B1 (ko) 자기디스크시스템 및 그 파형등화장치
JPH087468A (ja) 光ディスク再生装置
JP2002042429A (ja) ディスク再生装置のクロック抽出装置
JP3888067B2 (ja) クロック生成回路及びそれを用いた記録再生装置
JPH11345460A (ja) 光ディスク装置
JPH09153795A (ja) 位相同期ループ回路、信号処理装置及び集積回路
JP2004253056A (ja) デコード装置
JPS59152513A (ja) デジタルデ−タ生成装置
JPS62257676A (ja) コンパクトデイスクプレ−ヤ
JP2004152361A (ja) システムクロック発生回路
KR100199193B1 (ko) 고속 데이타 복조를 위한 위상동기루프 회로를 가지는 광 디스크 재생 장치
JP2001053600A (ja) Pll回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041014

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060522