JPH11175937A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

記録再生装置及び記録再生方法

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JPH11175937A
JPH11175937A JP33590897A JP33590897A JPH11175937A JP H11175937 A JPH11175937 A JP H11175937A JP 33590897 A JP33590897 A JP 33590897A JP 33590897 A JP33590897 A JP 33590897A JP H11175937 A JPH11175937 A JP H11175937A
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JP33590897A
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Seiji Onoe
精二 尾上
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリカルスキャン方式の利点を活かしつつ、
磁気ヘッドの長寿命化を図るようにした記録再生装置及
び記録再生方法を提供する。 【解決手段】 回転ドラム10に取り付けられた記録用
磁気ヘッドと、磁気テープ2の走行経路に臨む位置に配
設された再生用磁気ヘッド(第1及び第2の磁気ヘッド
ブロック21,22)を備え、記録時は、記録用磁気ヘ
ッドが磁気テープ2上を高速で摺動してこの磁気テープ
2にデータを書き込み、再生時は、再生用磁気ヘッドが
固定された状態で、走行する磁気テープ2に接触して、
この磁気テープ2に記録用磁気ヘッドにより書き込まれ
たデータを読み取るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行する磁気テー
プに対してデータの記録及び再生を行う記録再生装置及
び記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ヘッドが取り付けられた
回転ドラムに、走行する磁気テープを斜めに接触させ、
磁気ヘッドが回転ドラムの回転に伴って磁気テープ上を
その走行方向に対して斜めに摺動し、この磁気テープに
所定のデータを書き込み又はこの磁気テープに書き込ま
れたデータを読み取るようにした、いわゆるヘリカルス
キャン(Helical Scan:斜め走査)方式の記録再生装置
が提案されている。
【0003】このヘリカルスキャン方式の記録再生装置
は、磁気ヘッドが、走行する磁気テープ上を高速で摺動
してデータの記録及び再生を行うので、磁気テープと磁
気ヘッドとの相対摺動速度が速く、データ転送レートの
向上が実現されている。
【0004】また、このヘリカルスキャン方式の記録再
生装置においては、磁気ヘッドとして、いわゆる積層型
の磁気ヘッドが多く用いられている。この積層型の磁気
ヘッドは、飽和磁化の高い合金が層間絶縁され積層され
てなる積層合金膜が例えば非磁性材料で挟み込まれてな
る磁気ヘッドで、高い周波数において良好な記録再生特
性を発揮する。
【0005】ヘリカルスキャン方式の記録再生装置は、
磁気ヘッドとして、この積層型の磁気ヘッドを用いるこ
とにより、記録周波数の向上が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このヘリカ
ルスキャン方式の記録再生装置は、走行する磁気テープ
上を磁気ヘッドが高速で摺動するので、磁気ヘッドの単
位時間あたりの摩耗量が大きいという問題があった。特
に、このヘリカルスキャン方式の記録再生装置において
は、回転ドラムに取り付けられた磁気ヘッドが記録用の
磁気ヘッドと再生用の磁気ヘッドとを兼ねているので、
この磁気ヘッドの使用頻度が高く、寿命が短いという問
題があった。
【0007】そこで、本発明は、上述したヘリカルスキ
ャン方式の利点を活かしつつ、磁気ヘッドの長寿命化を
図るようにした記録再生装置及び記録再生方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録再生装
置は、回転ドラムと、この回転ドラムに取り付けられた
記録用磁気ヘッドと、走行する磁気テープの走行系路に
臨む位置に配設された再生用磁気ヘッドとを備えてい
る。
【0009】この記録再生装置は、記録時においては、
記録用磁気ヘッドが回転ドラムの回転に伴って走行する
磁気テープ上を摺動し、この磁気テープに対してデータ
を書き込む。また、この記録再生装置は、再生時におい
ては、再生用磁気ヘッドが固定された状態で、走行する
磁気テープに接触して、この磁気テープに上記記録用磁
気ヘッドにより書き込まれたデータを読み取る。
【0010】この記録再生装置は、記録時においては回
転ドラムに取り付けられた記録用磁気ヘッドを用い、再
生時においては固定された再生用磁気ヘッドを用いるよ
うにしているので、データ転送レートの向上を図りなが
らおり、記録用磁気ヘッド及び再生用磁気ヘッドの摩耗
量の低減を図ることができる。
【0011】また、この記録再生装置は、再生用磁気ヘ
ッドを、磁気テープの走行方向と略直交する方向に複数
個並列して設けることが望ましい。これにより、記録再
生装置は、磁気テープの走行方向に直交する方向のデー
タを同時に読み取ることができるとともに、再生用磁気
ヘッドと磁気テープとの接触面積を大きくして単位面積
あたりの接触圧力を低下させ、再生用磁気ヘッドの摩耗
量をさらに低減させることができる。
【0012】また、この記録再生装置は、記録用磁気ヘ
ッドとして、少なくとも一対のプラスアジマスの磁気ヘ
ッドとマイナスアジマスの磁気ヘッドを備え、再生用磁
気ヘッドとして、磁気テープの走行方向に沿った方向に
並べられた、プラスアジマスの記録用磁気ヘッドに対応
したギャップ部を有する磁気ヘッドと、マイナスアジマ
スの記録用磁気ヘッドに対応したギャップ部を有する磁
気ヘッドとを備えることが望ましい。
【0013】この場合、プラスアジマスの記録用磁気ヘ
ッドで磁気テープに書き込まれたデータは、プラスアジ
マスの記録用磁気ヘッドに対応したギャップ部を有する
再生用磁気ヘッドにより読み取られ、マイナスアジマス
の記録用磁気ヘッドで磁気テープに書き込まれたデータ
は、マイナスアジマスの記録用磁気ヘッドに対応したギ
ャップ部を有する磁気ヘッドにより読み取られる。これ
により、記録トラック間を仕切るガードバンドを不要と
してトラック幅を狭小化しながら、適切な記録再生動作
を行うことができる。
【0014】また、本発明に係る記録再生方法は、記録
時においては、記録用磁気ヘッドを走行する磁気テープ
の走行方向に対して斜めに摺動させて、この磁気テープ
にデータを書き込み、再生時においては、再生用磁気ヘ
ッドを、固定した状態で、記録用磁気ヘッドによりデー
タが書き込まれた走行する磁気テープに接触させて、こ
の磁気テープに書き込まれたデータを読み取るようにし
ている。
【0015】この記録再生方法は、磁気テープの走行方
向と略直交する方向に複数個並列して設けられた再生用
磁気ヘッドにより、磁気テープに書き込まれたデータを
読み取るようにすることが望ましい。これにより、磁気
テープの走行方向と直交する方向のデータを同時に読み
取ることができるとともに、再生用磁気ヘッドと磁気テ
ープとの接触面積を大きくして単位面積あたりの接触圧
力を低下させ、再生用磁気ヘッドの摩耗量をさらに低減
させることができる。
【0016】また、この記録再生方法は、記録用磁気ヘ
ッドとして、少なくとも一対のプラスアジマスの磁気ヘ
ッドとマイナスアジマスの磁気ヘッドを用い、再生用磁
気ヘッドとして、磁気テープの走行方向に沿った方向に
並べられた、プラスアジマスの記録用磁気ヘッドに対応
したギャップ部を有する磁気ヘッドと、マイナスアジマ
スの記録用磁気ヘッドに対応したギャップ部を有する磁
気ヘッドとを用いるようにすることが望ましい。
【0017】この場合、プラスアジマスの記録用磁気ヘ
ッドで磁気テープに書き込まれたデータは、プラスアジ
マスの記録用磁気ヘッドに対応したギャップ部を有する
再生用磁気ヘッドにより読み取られ、マイナスアジマス
の記録用磁気ヘッドで磁気テープに書き込まれたデータ
は、マイナスアジマスの記録用磁気ヘッドに対応したギ
ャップ部を有する磁気ヘッドにより読み取られる。これ
により、記録トラック間を仕切るガードバンドを不要と
してトラック幅を狭小化しながら、適切な記録再生動作
を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】記録再生装置1は、図1及び図2に示すよ
うに、複数個の記録用磁気ヘッドが取り付けられた回転
ドラム10と、複数個の再生用磁気ヘッドが接合一体化
されてなる第1の再生用磁気ヘッドブロック21及び第
2の再生用磁気ヘッドブロック22と、磁気テープ2の
送り側リール及び巻き取り側リールを回転させる一対の
回転軸31,32と、磁気テープ2の走行を案内する複
数のガイドピン33とを備えている。
【0020】回転ドラム10は、例えば図3に示すよう
に、円柱状の上ドラム11と下ドラム12とを有し、上
ドラム11がモータの回転軸に取り付けられて、この回
転軸を回転中心として回転するようになされている。
【0021】上ドラム11には、その外周面に複数の窓
部13a,13bが形成されている。そして、上ドラム
11には、この窓部13a,13bを介して外方にやや
突出するように、複数の記録用磁気ヘッド14a,14
b,15a,15bが取り付けられている。この記録用
磁気ヘッド14a,14b,15a,15bは、上ドラ
ム11が回転することにより、上ドラム11の回転中心
を中心とする円軌道を描いて移動する。
【0022】また、下ドラム12には、その外周面に、
磁気テープ2が回転ドラム10に摺接する際の姿勢を規
制するためのガイド溝16が形成されている。このガイ
ド溝16は、モータの回転軸と直交する方向に対して所
定の角度で傾斜するように形成されている。これによ
り、回転ドラム10に摺接する磁気テープ2は、ガイド
溝16に案内されてモータの回転軸と直交する方向に対
して所定の角度で傾斜して走行する。そして、この磁気
テープ2上を上ドラム11に取り付けられた記録用磁気
ヘッド14a,14b,15a,15bが斜めに摺動す
ることになる。
【0023】記録用磁気ヘッド14a,14b,15
a,15bとしては、例えばいわゆるMIG(Metal In
Gap)型の磁気ヘッドが用いられる。このMIG型の磁
気ヘッドは、例えばMn−Znフェライト等からなる基
材上に金属積層膜が形成されてなる一対の磁気コア半体
が、それぞれの金属積層膜が磁気ギャップを構成する所
定の間隔を介して対向するように接合一体化されてな
る。ここで、金属積層膜は、例えば飽和磁束密度の高い
Fe基の軟磁性金属膜がSiO2等の非磁性膜を介して
積層されることにより形成される。
【0024】この記録用磁気ヘッド14a,14b,1
5a,15bは、ギャップ近傍に金属積層膜を配するこ
とにより、高周波特性の向上が図られている。また、こ
の記録用磁気ヘッド14a,14b,15a,15b
は、Mn−Znフェライト等からなる基材の磁気テープ
摺動面を(100)面とし、摺動方向を〈110〉方向
とすることにより、耐摩耗性の向上が図られる。
【0025】この記録用磁気ヘッド14a,14b,1
5a,15bのうち、記録用磁気ヘッド14a,15a
の磁気ギャップは、磁気ヘッドの摺動方向と直交する方
向に対して所定のアジマス角をもって一方に傾斜して設
けられている。また、記録用磁気ヘッド14a,14
b,15a,15bのうち、記録用磁気ヘッド14b,
15bの磁気ギャップは、磁気ヘッドの摺動方向と直交
する方向に対して所定のアジマス角をもって他方に傾斜
して設けられている。
【0026】そして、磁気ギャップが所定のアジマス角
をもって一方に傾斜した磁気ヘッド(プラスアジマスの
記録用磁気ヘッド14a,15a)と、磁気ギャップが
所定のアジマス角をもって他方に傾斜した磁気ヘッド
(マイナスアジマスの記録用磁気ヘッド14b,15
b)とが交互に並ぶように、これら複数の記録用磁気ヘ
ッド14a,14b,15a,15bが、ヘッドベース
に支持された状態で、上ドラム11に取り付けられてい
る。
【0027】回転ドラム10には、このようにプラスア
ジマスの記録用磁気ヘッド14a,15aとマイナスア
ジマスの記録用磁気ヘッド14b,15bとが交互に並
ぶように取り付けられているので、磁気テープ2上に、
同じアジマスのトラックが隣接して形成されることはな
い。したがって、記録トラック間を仕切るガードバンド
を不要としてトラック幅の狭小化を図ることができると
ともに、後述する再生用磁気ヘッドが記録トラック上を
走査する際に隣接するトラックにオフトラックする場合
であっても、隣接トラックの信号をアジマスロスで抑圧
することができる。
【0028】記録用磁気ヘッド14a,14b,15
a,15bが取り付けられた回転ドラム10は、図示し
ない移動機構に支持されて、図1に示す磁気テープ2の
走行経路上の位置である第1の位置p1から、図2に示
す磁気テープ2の走行経路から外れた位置である第2の
位置p2に亘って、図1中矢印Aで示す方向及び図2中
矢印Bで示す方向に移動可能となされている。
【0029】回転ドラム10は、記録時においては、移
動機構の移動に伴って図1中矢印Aで示す方向に移動し
て第1の位置p1に位置決めされる。そして、この第1
の位置p1において、下ドラム12のガイド溝16に沿
って摺接して走行する磁気テープ2上を、上ドラム11
の回転に伴って円軌道を描いて移動する記録用磁気ヘッ
ド14a,14b,15a,15bが斜めに摺動するこ
とにより、この磁気テープ2に斜めの記録トラックが形
成され、所定のデータが記録される。このとき、磁気テ
ープ2の走行速度と回転ドラム10の回転速度とを調節
して、記録トラックの幅方向の端部を隣接トラックに順
次重ねていくことにより、記録トラックのトラック幅を
2〜5μm程度に狭小化することができる。
【0030】また、この回転ドラム10は、再生時にお
いては、移動機構の移動に伴って図2中矢印bで示す方
向に移動して第2の位置p2に位置決めされ、走行する
磁気テープ2に対して非接触の状態とされる。
【0031】なお、以上は記録用磁気ヘッド14a,1
4b,15a,15bとして、MIG型の磁気ヘッドを
用いた例について説明したが、本発明はこの例に限定さ
れるものではなく、記録用磁気ヘッドとしては、例えば
フェライトヘッドや積層型ヘッド等のデータの書き込み
に用いられるあらゆる磁気ヘッドが適用可能である。
【0032】第1の再生用磁気ヘッドブロック21及び
第2の再生用磁気ヘッドブロック22は、図4に示すよ
うに、それぞれ複数の再生用磁気ヘッド21a,21b
・・・21c,21d及び22a,22b・・・22
c,22dが、積み重ねられ、熱硬化型接着剤等により
接合一体化されてなる。
【0033】この第1の再生用磁気ヘッドブロック21
及び第2の再生用磁気ヘッドブロック22を構成する各
再生用磁気ヘッド21a,21b・・・21c,21d
及び22a,22b・・・22c,22dとしては、例
えば、磁気抵抗効果素子(以下、MR素子という。)に
電流を供給し、外部磁界の変化によるMR素子の抵抗値
の変化を検出することにより、磁気テープ2に記録され
たデータを読み取るようにした磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド(以下、MRヘッドという。)が用いられる。
【0034】ここでは、再生用磁気ヘッド21a,21
b・・・21c,21d及び22a,22b・・・22
c,22dとして、下層シールドコアと上層シールドコ
アとがギャップ部を介して接合され、このギャップ部内
に磁気抵抗効果素子(以下、MR素子という。)が配設
された、いわゆるシールド型MRヘッドを用いた例につ
いて説明する。
【0035】このシールド型MRヘッドの下層シールド
コア及び上層シールドコアの材料としては、Ni−Zn
単結晶フェライトまたはMn−Zn単結晶フェライト
が、磁気テープ摺動面が(100)面で、磁気テープ摺
動方向が〈100〉方向となるように配置されて用いら
れる。また、この下層シールドコア及び上層シールドコ
アの材料として、Al23−TiCやCaTiO3にN
iTiO3を添加し耐摩耗性の向上を図った非磁性基板
にパーマロイやセンダスト等の磁性層をスパッタあるい
は蒸着により形成したものを用いるようにしてもよい。
【0036】このようなMRヘッドは、MIG型の磁気
ヘッドやフェライトヘッド等のバルクヘッドに比べて大
きな再生出力が得られることを特徴としている。また、
MRヘッドは、磁気テープとの相対摺動速度に依存せず
に常に安定した再生出力が得られる。
【0037】したがって、記録再生装置1は、第1の再
生用磁気ヘッドブロック21及び第2の再生用磁気ヘッ
ドブロック22を構成する各再生用磁気ヘッド21a,
21b・・・21c,21d及び22a,22b・・・
22c,22dとしてMRヘッドを用いることにより、
第1の再生用磁気ヘッドブロック21及び第2の再生用
磁気ヘッドブロック22を固定した状態で磁気テープ2
に接触させるようにしても、十分な再生出力を得ること
ができ、トラック幅が狭小化された磁気テープ2に対し
ても対応が可能である。
【0038】なお、MRヘッドは、厚みの薄いMR素子
を磁気テープに摺接させて磁気テープに記録されたデー
タを読み取るようにしているので、摩耗に弱いという問
題があるが、記録再生装置1の第1の再生用磁気ヘッド
ブロック21及び第2の再生用磁気ヘッドブロック22
は、固定された状態で、走行する磁気テープ2に接触す
るので、磁気テープ2との相対摺動速度が小さく、摩耗
量が低減される。
【0039】これら複数の再生用磁気ヘッド21a,2
1b・・・21c,21d及び22a,22b・・・2
2c,22dは、それぞれのヘッド幅が磁気テープ2の
記録トラックの幅に対応した大きさに設定されている。
また、それぞれの磁気テープ摺動面は、磁気テープ2と
の当たりを良好にするために、円筒状に鏡面加工されて
いる。
【0040】これら複数の再生用磁気ヘッド21a,2
1b・・・21c,21d及び22a,22b・・・2
2c,22dのうち、半数の再生用磁気ヘッド21a,
21c及び22b,22dは、プラスアジマスの記録用
磁気ヘッド14a,15aにより記録されたデータを読
み取るための再生用磁気ヘッドとされ、図5に示すよう
に、ギャップ部がプラスアジマスの記録用磁気ヘッド1
4a,15aにより記録されたトラックのアジマス方向
に対応した方向に傾斜して設けられている。
【0041】この再生用磁気ヘッド21a,21c及び
22b,22dのギャップ部の傾斜角αは、記録用磁気
ヘッドのアジマス角をθとし、磁気テープ2の走行方向
と記録用磁気ヘッドの摺動方向とのなす角であるトラッ
ク角をγとしたときに、下記式(1)で表される。
【0042】 α=90°−γ+θ ・・・(1) また、複数の再生用磁気ヘッド21a,21b・・・2
1c,21d及び22a,22b・・・22c,22d
のうち、残りの再生用磁気ヘッド21b,21d及び2
2a,22cは、マイナスアジマスの記録用磁気ヘッド
14b,15bにより記録されたデータを読み取るため
の再生用磁気ヘッドとされ、ギャップ部がマイナスアジ
マスの記録用磁気ヘッドにより記録されたトラックのア
ジマス方向に対応した方向に傾斜して設けられている。
【0043】この再生用磁気ヘッド21b,21d及び
22a,22cのギャップ部の傾斜角βは、記録用磁気
ヘッドのアジマス角をθとし、トラック角をγとしたと
きに、下記式(2)で表される。
【0044】 β=90°−γ−θ ・・・(2) 第1の再生用磁気ヘッドブロック21及び第2の再生用
磁気ヘッドブロック22は、ギャップ部が傾斜角αをも
って傾斜する再生用磁気ヘッド21a,21c及び22
b,22dと、ギャップ部が傾斜角βをもって傾斜する
再生用磁気ヘッド21b,21d及び22a,22cと
が、交互に積み重ねられ接合一体化されてなる。
【0045】そして、第1の再生用磁気ヘッドブロック
21及び第2の再生用磁気ヘッドブロック22は、磁気
テープ2の走行経路に臨む位置において、図5中矢印C
で示す磁気テープ2の走行方向に沿って並列して配設さ
れる。このとき、磁気テープ2の走行方向に沿って並
ぶ、第1の再生用磁気ヘッドブロック21を構成する再
生用磁気ヘッドのギャップ部の傾斜角と第2の再生用磁
気ヘッドブロック22を構成する再生用磁気ヘッドのギ
ャップ部の傾斜角とが互いに異なるように、第1の再生
用磁気ヘッドブロック21と第2の再生用磁気ヘッドブ
ロック22とが配設される。
【0046】このように、磁気テープ2の走行方向に沿
って並ぶ再生用磁気ヘッドのギャップ部の傾斜角が互い
に異なるように、第1の再生用磁気ヘッドブロック21
及び第2の再生用磁気ヘッドブロック22を配設するこ
とにより、プラスアジマスの記録用磁気ヘッド14a,
15aにより記録されたトラックのデータと、マイナス
アジマスの記録用磁気ヘッド14b,15bにより記録
されたトラックのデータとが、第1の再生用磁気ヘッド
ブロック21又は第2の再生用磁気ヘッドブロック22
により読み残しなく読み取られる。
【0047】また、記録再生装置は、複数の再生用磁気
ヘッド21a,21b・・・21c,21d及び22
a,22b・・・22c,22dが接合一体化されてな
る第1及び第2の再生用磁気ヘッドブロック21,22
により、磁気テープ2に記録されたデータを読み取るよ
うにしているので、再生時におけるデータ転送レートを
さらに向上させることができるとともに、各再生用磁気
ヘッド21a,21b・・・21c,21d及び22
a,22b・・・22c,22dの単位面積あたりの接
触圧力を低下させ、摩耗量の低減を図ることができる。
【0048】なお、以上は再生用磁気ヘッド21a,2
1b・・・21c,21d及び22a,22b・・・2
2c,22dとしてシールド型MRヘッドを用いた例に
ついて説明したが、本発明はこの例に限定されるもので
はなく、再生用磁気ヘッドとしては、シールド型MRヘ
ッドを用いた場合に比べて再生出力の点では劣るが、M
IG型の磁気ヘッドやフェライトヘッド等のデータの読
み出しに用いられるあらゆる磁気ヘッドの適用が可能で
ある。
【0049】ところで、この記録再生装置1に用いられ
る磁気テープ2としては、例えば、信号記録層として、
周波数特性がフラットで、記録遷移領域の反磁場による
乱れに起因するノイズ(媒体ノイズ)の少ない、薄層の
Co蒸着磁気記録層を有する磁気テープ(いわゆるME
テープ)や、粒子サイズの極めて小さい金属磁性微粒子
を用いて信号記録層を形成した磁気テープ(いわゆるM
Pテープ)等が使用される。
【0050】ここで、以上のように構成される記録再生
装置1の記録再生動作について説明する。
【0051】先ず、記録時においては、磁気テープ2の
送り側リール及び巻き取り側リールが一対の回転軸3
1,32に取り付けられる。そして、磁気テープ2が複
数のガイドピン33により形成される走行経路上にセッ
ティングされる。
【0052】一方、回転ドラム10は、第1の位置p1
に位置決めされ、磁気テープ2の走行経路上の磁気テー
プ2に圧接して、磁気テープ2に所定の張力を付与す
る。このとき磁気テープ2は、回転ドラム10の外周面
に形成されたガイド溝16に案内され、回転ドラム10
の回転軸に直交する方向に対して所定の角度で傾斜して
回転ドラム10の外周面に当接する。
【0053】そして、回転軸32が回転駆動されること
により巻き取り側リールが回転し、磁気テープ2が走行
経路上を所定の速度で走行する。また、回転ドラム10
の上ドラム11がモータの回転駆動に伴い回転する。こ
れにより、回転ドラム10の上ドラム11に取り付けら
れた記録用磁気ヘッド14a,14b,15a,15b
が走行する磁気テープ2上を斜めに摺動し、この磁気テ
ープ2に対してデータが書き込まれる。このとき、書き
込まれるデータは、細かく細分化されてそれぞれにID
番号が付され、複数の記録トラックに跨って磁気テープ
2に書き込まれる。
【0054】また、再生時においては、記録時と同様に
磁気テープ2が走行経路上にセッティングされる。回転
ドラム10は、第2の位置p2に位置決めされ、磁気テ
ープ2に対して非接触の状態とされる。
【0055】磁気テープ2は、複数のガイドピン33、
第1及び第2の再生用磁気ヘッドブロック21,22に
より、例えば6g以下程度の張力が付与される。
【0056】そして、回転軸32が回転駆動されること
により巻き取り側リールが回転し、磁気テープ2が走行
経路上を所定の速度で走行する。
【0057】走行経路上を走行する磁気テープ2は、走
行経路に臨む位置に配された第1及び第2の再生用磁気
ヘッドブロック21,22上を摺動する。第1及び第2
の再生用磁気ヘッドブロック21,22を構成する複数
の再生用磁気ヘッド21a,21b・・・21c,21
d及び22a,22b・・・22c,22dは、走行す
る磁気テープ2に対して固定された状態で接触し、この
磁気テープ2に書き込まれたデータを読み取る。
【0058】具体的には、図6に示すように、磁気テー
プ2のデータ記録エリアAに記録されたデータは再生用
磁気ヘッド21aにより読み取られ、データ記録エリア
Bに記録されたデータは再生用磁気ヘッド22aにより
読み取られ、データ記録エリアCに記録されたデータは
再生用磁気ヘッド22bにより読み取られ、データ記録
エリアDに記録されたデータは再生用磁気ヘッド21b
により読み取られる。また、磁気テープ2のデータ記録
エリアEに記録されたデータは再生用磁気ヘッド21c
により読み取られ、データ記録エリアFに記録されたデ
ータは再生用磁気ヘッド22cにより読み取られ、デー
タ記録エリアGに記録されたデータは再生用磁気ヘッド
22dにより読み取られ、データ記録エリアHに記録さ
れたデータは再生用磁気ヘッド21dにより読み取られ
る。
【0059】以上のようにして、複数の再生用磁気ヘッ
ド21a,21b・・・21c,21d及び22a,2
2b・・・22c,22dにより読み取られたデータ
は、バッファに一時的に蓄積され、ID番号を解析する
ことにより元のデータに復元されて出力される。この
際、各データに対して随時エラー訂正処理が行われ、エ
ラーのない復元データを出力するようになされている。
【0060】記録再生装置1は、以上説明したように、
記録時は、回転ドラム10に取り付けられた記録用磁気
ヘッド14a,14b,15a,15bが、走行する磁
気テープ2上を高速で摺動して磁気テープ2にデータを
書き込み、再生時は、磁気テープ2の走行経路に臨む位
置に配設された再生用磁気ヘッド21a,21b・・・
21c,21d及び22a,22b・・・22c,22
dが、固定された状態で、走行する磁気テープ2に接触
してこの磁気テープ2からデータを読み取るようになさ
れているので、データ転送レートの向上を図りながら、
記録用磁気ヘッド14a,14b,15a,15b及び
再生用磁気ヘッド21a,21b・・・21c,21d
及び22a,22b・・・22c,22dの摩耗量の低
減を図ることができる。
【0061】特に、使用頻度の高い再生用磁気ヘッド2
1a,21b・・・21c,21d及び22a,22b
・・・22c,22dを固定した状態で磁気テープ2に
接触させるようにすることにより、再生用磁気ヘッド2
1a,21b・・・21c,21d及び22a,22b
・・・22c,22dの長寿命化が図られる。
【0062】また、この記録再生装置1は、再生用磁気
ヘッド21a,21b・・・21c,21dが磁気テー
プ2の走行方向に直交する方向に並べられてなる第1の
再生用磁気ヘッドブロック21と、再生用磁気ヘッド2
2a,22b・・・22c,22dが磁気テープ2の走
行方向に直交する方向に並べられてなる第2の再生用磁
気ヘッドブロック22上を磁気テープ2が摺動し、磁気
テープの走行方向と直交する方向のデータが同時に複数
の再生用磁気ヘッドにより読み取られるようになされて
いるので、再生時におけるデータ転送レートの大幅な向
上が可能となるとともに、各再生用磁気ヘッド21a,
21b・・・21c,21d及び22a,22b・・・
22c,22dと磁気テープ2との単位面積あたりの接
触圧力を低下させ、再生用磁気ヘッド21a,21b・
・・21c,21d及び22a,22b・・・22c,
22dの摩耗量の低減を図ることができる。
【0063】なお、以上は、送り側リールを一方の回転
軸31に取り付け、巻き取り側リールを他方の回転軸3
2に取り付けて、磁気テープ2を直接記録再生装置1内
にセッティングするようにした例について説明したが、
磁気テープ2は、カセットに収納されてテープカセット
として記録再生装置1内にローディングされるようにし
てもよい。
【0064】また、磁気テープ2には、図7に示すよう
に、走行方向に対して斜めに形成された記録トラックに
加えて、幅方向の一方又は両方の端部に磁気テープ2の
走行方向に沿った方向にトラックを形成し、このトラッ
クに例えば磁気テープ2の送り位相を制御するためのコ
ントロール信号等を記録するようにしてもよい。
【0065】この場合は、例えば第1及び第2の再生用
磁気ヘッドブロック21,22の一方の端部または両端
部に、記録再生が可能な磁気ヘッド34,35を設け、
この磁気ヘッドにより磁気テープ2の走行方向に沿って
形成されたトラックにコントロール信号等を書き込み、
または磁気テープ2に書き込まれたコントロール信号等
を読み取るようにすればよい。
【0066】
【発明の効果】本発明に係る記録再生装置は、回転ドラ
ムに取り付けられた記録用磁気ヘッドと、磁気テープの
走行経路に臨む位置に配設された再生用磁気ヘッドとを
備え、記録時は、磁気テープ上を高速で摺動する記録用
磁気ヘッドが磁気テープへのデータの書き込みを行い、
再生時は、再生用磁気ヘッドが、固定された状態で、走
行する磁気テープに記録用磁気ヘッドにより記録された
データを読み取るようにしているので、データの転送レ
ートの向上を図りながら記録用磁気ヘッド及び再生用磁
気ヘッドの摩耗量の低減を図ることができる。
【0067】また、この記録再生装置は、再生用磁気ヘ
ッドを、磁気テープの走行方向と直交する方向に複数個
並列して設け、磁気テープの走行方向と直交する方向の
データをこれら複数個の再生用磁気ヘッドで同時に読み
取るようにすれば、再生時におけるデータ転送レートを
さらに向上させることができるとともに、再生用磁気ヘ
ッドと磁気テープとの接触面積を大きくして単位面積あ
たりの接触圧力を低下させ、再生用磁気ヘッドの摩耗量
をさらに低減させることができる。
【0068】さらに、この記録再生装置は、記録用磁気
ヘッドとして、少なくとも一対のプラスアジマスの磁気
ヘッドとマイナスアジマスの磁気ヘッドを備え、再生用
磁気ヘッドとして、磁気テープの走行方向に沿った方向
に並べられた、プラスアジマスの記録用磁気ヘッドに対
応したギャップ部を有する磁気ヘッドと、マイナスアジ
マスの記録用磁気ヘッドに対応したギャップ部を有する
磁気ヘッドとを備えるようにすれば、記録トラック間を
仕切るガードバンドを不要としてトラック幅をさらに狭
小化しながら、適切な記録再生動作を行うことができ
る。
【0069】また、本発明に係るデータの記録再生方法
は、記録時においては、記録用磁気ヘッドを磁気テープ
上を高速で摺動させて磁気テープにデータを書き込み、
再生時においては、再生用磁気ヘッドを固定した状態
で、走行する磁気テープに接触させて、記録用磁気ヘッ
ドによりこの磁気テープに書き込まれたデータを読み取
るようにしているので、データ転送レートの向上を図り
ながら記録用磁気ヘッド及び再生用磁気ヘッドの摩耗量
が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置の構成を示す模式図
であり、記録時の状態を示す図である。
【図2】本発明に係る記録再生装置の構成を示す模式図
であり、再生時の状態を示す図である。
【図3】回転ドラムの斜視図である。
【図4】第1及び第2の再生用磁気ヘッドブロックの斜
視図である。
【図5】第1及び第2の再生用磁気ヘッドブロックと記
録トラックとの関係を説明する模式図である。
【図6】再生用磁気ヘッドが記録用磁気ヘッドにより磁
気テープに記録されたデータを読む動作を説明するため
の図である。
【図7】磁気テープの幅方向の端部にコントロール信号
を記録するためのトラックを設けた例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 記録再生装置、2 磁気テープ、10 回転ドラ
ム、11 上ドラム、14a,14b,15a,15b
記録用磁気ヘッド、21 第1の再生用磁気ヘッドブ
ロック、21a,21b・・・21c,21d 再生用
磁気ヘッド、22第2の再生用磁気ヘッドブロック、2
2a,22b・・・22c,22d 再生用磁気ヘッド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムと、 上記回転ドラムに取り付けられ、走行する磁気テープ上
    を回転ドラムの回転に伴って摺動して、この磁気テープ
    に対して所定のデータを書き込む記録用磁気ヘッドと、 上記磁気テープの走行経路に臨む位置に配設され、固定
    された状態で、走行する上記磁気テープに接触して、こ
    の磁気テープに上記記録用磁気ヘッドにより書き込まれ
    たデータを読み取る再生用磁気ヘッドとを備えることを
    特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記再生用磁気ヘッドは、磁気抵抗効果
    型磁気ヘッドであることを特徴とする請求項1記載の記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記再生用磁気ヘッドは、上記磁気テー
    プの走行方向と略直交する方向に複数個並列して設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 上記記録用磁気ヘッドとして、少なくと
    も一対のプラスアジマスの磁気ヘッドとマイナスアジマ
    スの磁気ヘッドとを備え、 上記再生用磁気ヘッドとして、磁気テープの走行方向に
    沿った方向に並べられた、上記プラスアジマスの記録用
    磁気ヘッドに対応したギャップ部を有する磁気ヘッド
    と、上記マイナスアジマスの記録用磁気ヘッドに対応し
    たギャップ部を有する磁気ヘッドとを備えることを特徴
    とする請求項1記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 磁気テープに対してデータを書き込み又
    は磁気テープに書き込まれたデータを読み取る記録再生
    方法において、 記録時は、記録用磁気ヘッドを走行する磁気テープの走
    行方向に対して斜めに摺動させて、この磁気テープに所
    定のデータを書き込むとともに、 再生時は、再生用磁気ヘッドを、固定した状態で、上記
    走行する磁気テープに接触させて、この磁気テープに上
    記記録用磁気ヘッドにより書き込まれたデータを読み取
    ることを特徴とする記録再生方法。
  6. 【請求項6】 上記再生用磁気ヘッドは、磁気抵抗効果
    型磁気ヘッドであることを特徴とする請求項5記載の記
    録再生方法。
  7. 【請求項7】 上記再生用磁気ヘッドは、上記磁気テー
    プの走行方向と略直交する方向に複数個並列して設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載の記録再生方
    法。
  8. 【請求項8】 上記記録用磁気ヘッドとして、少なくと
    も一対のプラスアジマスの磁気ヘッドとマイナスアジマ
    スの磁気ヘッドとを用い、 上記再生用磁気ヘッドとして、磁気テープの走行方向に
    沿った方向に並べられた、上記プラスアジマスの記録用
    磁気ヘッドに対応したギャップ部を有する磁気ヘッド
    と、上記マイナスアジマスの記録用磁気ヘッドに対応し
    たギャップ部を有する磁気ヘッドとを用いることを特徴
    とする請求項5記載の記録再生方法。
JP33590897A 1997-12-05 1997-12-05 記録再生装置及び記録再生方法 Withdrawn JPH11175937A (ja)

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