JPH11175648A - 帳票及び帳票処理装置 - Google Patents

帳票及び帳票処理装置

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JPH11175648A
JPH11175648A JP9340977A JP34097797A JPH11175648A JP H11175648 A JPH11175648 A JP H11175648A JP 9340977 A JP9340977 A JP 9340977A JP 34097797 A JP34097797 A JP 34097797A JP H11175648 A JPH11175648 A JP H11175648A
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JP
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data
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JP9340977A
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Inventor
Noboru Hishinuma
昇 菱沼
Keiichi Misuno
敬一 御簾納
Atsushi Nishikawa
淳 西川
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様な帳票を、それらのサイズやフォー
マットがまちまちであっても、機械で統一的に処理でき
るようにする。 【解決手段】 帳票61に、その記入事項を表現した二
次元コード65を印刷する。二次元コードが帳票61の
プレ印刷部分と重なる場合の対策として、帳票61の複
数箇所に同じ二次元コード65A〜Cを印刷する。機械
処理では、帳票の複数の二次元コード65A〜Cを読み
取って、それを選択的又は組み合わせて用いて帳票の記
入事項を復元し、その復元した記入事項に基づいて取引
処理や帳票仕分けなどを自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば金融機関で
扱う料金納付書や振り込み依頼票のような各種の帳票の
構成、及びそれら帳票をプリントアウトしたり読み取っ
たりするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在社会で使用されている帳票の種類は
無数である。例えば金融機関が顧客から受け取る納付書
類についても、各々独自のサイズと形式をもった多種多
様な帳票が存在し、その全てを処理しなければならない
負担を金融機関は抱えている。現在、金融機関における
帳票の処理は殆ど人手で行われている。例えば公共料金
の納付書の場合、個々の営業店窓口にて係員が納付書の
記入内容を読み取り、記入内容をキーボードから端末に
入力して、コンピュータシステムに納付処理を依頼す
る。納付処理の終わった帳票は支店から集中センタへ集
められ、そこでは係員が膨大な数の納付書を納付先の公
共機関別に仕分けし、そして、個々の公共機関へ返送す
る。
【0003】このような帳票処理作業がいかに大変であ
るかは、特に説明するまでもないであろう。従って、こ
の大変な作業を機械化するための試みが従来から行われ
てきた。例えば、帳票の記入文字を読み取るOCR装置
や、帳票を自動的に仕分ける装置などが開発されてき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在のとこ
ろ、帳票処理の機械化は大幅な省力化を達成できる程度
までには成功していない。その最大の原因の一つは、多
種多様の帳票が存在し、そのサイズやフォーマットには
統一性がなくまちまちなことである。それ故に、全ての
帳票について共通の機械を用いて、自動的に記入欄を判
別して文字を読み取ったり、帳票種類や納付先などを識
別したりすることは、極めて困難なのである。結局、人
手による読み取りや識別に頼らざるを得ないのが現状で
ある。一方、帳票フォーマットは、例えば公共料金納付
書であれば、個々の公共機関が各々の事情に適合するよ
う独自に決定しているものであるから、これを統一化す
ることは現実問題として無理である。
【0005】従って、本発明の目的は、多種多様な帳票
を、それらのサイズやフォーマットがまちまちであって
も、機械で統一的に処理できるようにするための技術的
改良を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う帳票は、複数種別の記入事項と、それら記入事項の種
別と内容を表した二次元コードとが記載されている。機
械処理により、この帳票上の二次元コードから記入事項
の種別と内容が復元できるので、人が記入事項をキー入
力することなしに、その記入事項に基づいた帳票処理が
自動的に行える。
【0007】二次元コードはその一部が読み取り不能で
も元データを復元できる機能があるから、帳票のプレ印
刷部分と二次元コードとが部分的に重複していても、元
データを記入事項を復元できる可能性が高い。しかし、
更にその可能性を高めるためには、同じ二次元コードが
帳票の複数箇所に記載されていることが望ましい。帳票
には多種多様の様式があるが、帳票様式を気にせずに二
次元コードを印刷しても復元可能性が保証されるために
も、同じ二次元コードを複数箇所に記載することは有用
である。
【0008】本発明の第2の側面に従う帳票は、記入事
項と、その記入事項の内容を表した二次元コードとが記
載され、その同じ二次元コードが複数箇所に記載されて
いる。この帳票は、二次元コードから記入事項を自動復
元できると共に、二次元コードが複数あるため、記入事
項の復元可能性が高い。
【0009】本発明の第3の側面に従う帳票は、仕分け
先を表した二次元コードが記載されている。この帳票
は、機械処理により二次元コードから仕分け先を復元し
て自動的に仕分けを行うことができる。仕分け先の復元
可能性を高めるために、同じ二次元コードが複数箇所に
記載されていることが望ましい。
【0010】本発明の第4の側面に従う帳票は、記入事
項が記載された表面と、記入事項又は仕分け先を表した
二次元コードが記載された裏面とを有する。この帳票
は、二次元コードに基づいて自動的な処理ができるとと
もに、二次元コードは裏面にあるので、記入事項の記載
された表面に対する既存の各種の処理に二次元コードが
悪影響を与えることがない。
【0011】本発明の第5の側面に従う帳票記入装置
は、帳票印刷が可能なプリンタと組み合わせて使用され
るものであって、帳票への複数種別の記入事項を入力す
る入力装置と、入力された記入事項の種別と内容を二次
元コードに変換する変換装置と、プリンタをして記入事
項と二次元コードとを帳票上に印刷させるためのデータ
を作成するデータ作成装置とを備える。この帳票記入装
置を用いると、本発明の第1の側面に従う帳票を自動的
に作成することができ、よって、その帳票の機械処理が
可能になる。
【0012】前述したとおり、同じ二次元コードを帳票
上の複数箇所に印刷するようにすることが望ましい。
【0013】本発明の第6の側面に従う帳票記入装置
は、帳票への印刷が可能なプリンタと組み合わせて使用
されるものであって、帳票への記入事項又は仕分け先を
入力する入力装置と、入力された内容を二次元コードに
変換する変換装置と、プリンタをして、同じ二次元コー
ドを帳票上の複数箇所に印刷させるためのデータを作成
するデータ作成装置とを備える。この帳票記入装置によ
れば、本発明の第2の側面に従う帳票のように、二次元
コードからの元データの復元能力の高い帳票を自動的に
作成することができる。
【0014】本発明の第7の側面に従う帳票処理装置
は、業務処理を行う処理システムと組み合わされて使用
されるものであって、帳票上に記載された二次元コード
を読み取る読み取り装置と、読取装置が読み取った二次
元コードから元データを復元する復元装置と、元データ
を用いて、帳票に関連する業務処理を実行するよう処理
システムに依頼する処理依頼装置とを備える。この帳票
処理装置によれば、人が業務処理情報をキー入力をしな
くても、二次元コードを読み取るだけで、その帳票に関
する業務処理を自動的に行うことができる。
【0015】二次元コードからの復元能力を高めるため
には、帳票から読み取られた複数の同じ二次元コードを
選択的に又は組み合わせて使用して元データを復元する
ように構成されていることが望ましい。
【0016】本発明の第8の側面に従う帳票処理装置
は、業務処理を行う処理システム及び帳票印刷可能なプ
リンタと組み合わされて使用されるものであって、帳票
に関連する業務処理を実行するために必要な情報を入力
するための入力装置と、入力装置からの入力情報を用い
て、帳票に関連する業務処理を実行するよう処理システ
ムに依頼する処理依頼装置と、帳票についての所定の後
処理を行うための情報を表した二次元コードを作成する
コード作成装置と、プリンタをして二次元コードを帳票
に印刷させるためのデータを作成するデータ作成手段と
を備える。この帳票処理装置によれば、帳票の業務処理
を行った後、その処理済み帳票に後処理(例えば仕分け
など)用の二次元コードを印刷できるので、後処理の自
動化が可能となる。
【0017】本発明の第9の側面に従う帳票処理装置
は、帳票上に記載された二次元コードを読み取る読み取
り装置と、読取装置が読み取った二次元コードから元デ
ータを復元する復元装置と、元データを用いて帳票を仕
分ける仕分け装置とを備える。この帳票処理装置によれ
ば、帳票の自動仕分けが容易である。
【0018】本発明の第10の側面に従う帳票処理装置
は、ユーザが帳票を置くトレイと、トレイ上の帳票を撮
影するカメラと、カメラの撮影画像を係員に提示するた
めに伝送する画像伝送装置と、係員からの指示に応答し
て帳票に処理済み印を押すスタンパとを備える。この帳
票処理装置によれば、銀行窓口などでの帳票収納処理を
かなり自動化できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した金融機
関のための帳票処理システムの一実施形態の全体構成を
示す。
【0020】ユーザは、例えば公共料金を納付する場
合、所定の帳票(納付書)に必要な取引事項(例えば銀
行名、支店名、金額、科目、口座番号、受取人名、依頼
人名など)を記入する。帳票への記入は手書きでよいこ
とは勿論であるが、もしパーソナルコンピュータ1とプ
リンタ3のセットのようなコンピュータシステムをユー
ザが利用できるなら、そのコンピュータシステムを使っ
て帳票に必要事項を印刷してもよい。その際に使用する
アプリケーションプログラムとしては、一般のワードプ
ロセッサやDTPプログラムでもよいが、望ましくは、
本発明に従う帳票記入プログラムを使用することもでき
る。この帳票記入プログラムは、ユーザがキーボード5
等の入力装置から入力した帳票への取引事項、例えば銀
行名、支店名、金額、科目、口座番号、受取人名、依頼
人名などを、ユーザの指示に従って使用する帳票フォー
マットに適合したレイアウトでページ上に配置すると共
に、エントリされた取引事項を纏めて一つの二次元コー
ドに変換し、この2次元コードのイメージも、ページ上
の適当な場所に配置する。そして、ユーザから印刷命令
を受けると、この帳票記入プログラムは、取引事項と二
次元コードとが配置された帳票イメージの印刷ファイル
を、プリンタ3に印刷させるために、パーソナルコンピ
ュータ1のオペレーティングシステムへ渡す。この帳票
記入プログラムを用いて帳票印刷を行うことにより、プ
リンタ3から出力された帳票7には取引事項のテキスト
だけでなく、それら取引事項を表現した二次元コードも
印刷されることになる。
【0021】ここで、二次元コードとは、縦と横の両方
向に情報を有するイメージ型のコードであって、図2A
〜Dに示す幾つかの代表例のように、通常一辺が1〜数
cm程度の矩形状のエリアに、微細な着色領域(ドッ
ト)33と非着色領域(空白)35の二次元配列が含ま
れており、このドット33と空白35の配列パターンに
情報が表現されている。このような二次元コード31
は、一次元コードであるバーコードに比較して、数十倍
から数百倍の情報を表現できる能力をもち、そのため、
多くの冗長データを含ませることができる。冗長データ
を含ませた場合、二次元コード31の一部が汚れなどで
読み取り不可能であっても、その部分が冗長データの量
に応じた所定割合以下ならば、元データを復元すること
が可能であるという利点を有している。
【0022】図3及び図4は、上述した帳票記入プログ
ラムを用いて印刷した帳票の例を示す。図3は1枚に1
件の取引内容を記入した単記式の帳票例、図4は1枚に
複数件を記入した連記式の帳票例である。図示のよう
に、帳票41、51の表面には、各取引件ごとに、銀行
名、支店名、金額、科目、口座番号、受取人名、依頼人
名などの取引事項のテキスト43、53、57が印刷さ
れていると共に、それら取引事項を表現した二次元コー
ド45、55、59が取引事項のテキスト43、53、
57と重ならない場所に印刷されている。また、図5〜
図7は、帳票記入プログラムを用いて、帳票61、7
1、81の裏面(取引事項が記載された面と反対側の
面)に2次元コード65、75、85を印刷した例を示
す。
【0023】図3〜図7の帳票例で注目すべきことは、
各取引について、同じ二次元コードが複数箇所(図3、
4ではA、Bで区別した2箇所、図5〜図7ではA、
B、Cで区別した3箇所)に印刷されている点である。
図3〜図6は縦位置と横位置の双方を違えて印刷した例
を、図7は横位置だけ違えて印刷した例を示す。このよ
うに複数個の同じ二次元コードを印刷する理由は、或る
二次元コードが帳票にプレ印刷されている文字や罫線と
重なった場合であっても、他の二次元コードを利用して
元データの復元を可能にするためである。例えば図5の
例では、図中のテキスト文は帳票裏面にプレ印刷されて
いるものであるが、このプレ印刷文上に2つの二次元コ
ード65A、Cが重なっており、中央の1つの二次元コ
ード65Bだけが重なっていない。従って、その中央の
二次元コード65Bから元データを復元することができ
る。また、図6の例では、3個の二次元コード65A、
B、Cの全てがプレ印刷文と重なっているが、そのうち
2つの二次元コード65B、Cは重なり部分の割合が比
較的に少ない。従って、その2つの二次元コード65
B、Cの一方から、又は、それら双方を組合せて元デー
タを復元することができる。
【0024】勿論、二次元コードを常に帳票の余白部分
に確実に印刷することができるならば、二次元コードは
1個だけ印刷すればよく、複数印刷する必要はない。し
かし、現実には多種多様の帳票が存在し、余白の位置や
サイズがまちまちであるから、常に帳票の余白部分に二
次元コードを印刷するようにしようとすると、各帳票ご
とに二次元コードの印刷位置を調整しなければならず、
面倒である。そこで、図3〜図7に例示したように複数
個の二次元コードを帳票上の異なる場所に印刷するよう
にすれば、その内のどれかの二次元コードを用いて、ま
たは複数の二元コードを組み合わせて元データを復元で
きる可能性が高くなるので、帳票レイアウトに応じた二
次元コード印刷位置の調節を省略又は簡略化することが
できる。また、複数の二次元コードからの復元データを
相互チェックして認識エラーを無くすこともできる。
【0025】なお、図3〜図7では表面又は裏面の一方
にのみ二次元コードが印刷されているが、裏面と表面の
双方に二次元コードを印刷するようにしてもよい。
【0026】さて、再び図1を参照する。ユーザは、上
記帳票記入プログラムを用いて取引事項と共に二次元コ
ードも印刷した帳票7、又は、手書きや通常のワードプ
ロセッサなどで取引事項だけを記載した帳票9を、銀行
(又は代行店)の営業店に提出して取引処理を依頼す
る。営業店では、係員が入力端末11を操作して、帳票
7、9に記載された取引事項を端末11に入力する。入
力端末11は、入力装置として、キーボード15の他に
ハンドスキャナ13を備えている。二次元コードが印刷
されていない帳票9を受け取った場合、係員はその帳票
9を読んでキーボード15から取引事項を入力する。し
かし、二次元コードが印刷された帳票7を受け取った場
合、係員はキーボード入力の代りに、ハンドスキャナ1
3で帳票7上の2次元コードを読取って端末11に入力
することができる(尚、ハンドスキャナ13の代りにフ
ラットベット型のような据え置きタイプのスキャナも利
用できるが、2次元コードだけ選択的に読取るにはハン
ドスキャナ13の方が便利である)。ハンドスキャナ1
3から2次元コードを入力された端末11は、その2次
元コードから元データを復元する。そして、端末11
は、キー入力された又は二次元コードから復元した取引
事項をディスプレイに表示し、係員がディスプレイ上の
取引事項が正しいことを確認して実行命令を入力する
と、端末11は、これに接続された銀行の処理システム
19に対し、その取引事項と共に処理実行依頼を送る。
【0027】処理システム19から取引処理を完遂した
旨の回答を受けると、端末11は、これに接続された帳
票・通帳プリンタ17を用いて、処理済み帳票21上に
後処理(例えば帳票の仕分け)に必要な情報を印刷する
ための処理を行う。この印刷処理では、端末11は、帳
票21上の取引事項の全て又は後処理に必要な選択され
た事項のみを二次元コードに変換する。係員は、処理済
み帳票21をプリンタ17にセットし、印刷命令を端末
11に入力する。端末11は、その後処理用の二次元コ
ードを図5〜図7のように帳票の裏面に印刷するための
帳票ファイルを作成し、これを端末11のOSを介して
プリンタドライバに渡す。結果として、プリンタ17
が、帳票21の裏面に後処理用の二次元コードを印刷す
る。なお、二次元コードを裏面に印刷する理由は、表面
には余計な事項を記載すべきでないことが多いからであ
る。よって、帳票表面に記載しても問題ないならば、後
処理用の二次元コードを図3、4に示すように帳票表面
に印刷してもよい。このときの二次元コードの帳票上で
の印刷位置は、後処理(例えば後述する仕分装置25に
よる仕分け処理)での二次元コード読取処理を簡単にす
るために、帳票のサイズやフォーマットに関わらず、帳
票の1つの角から測って常に一定の位置であるころが望
ましい。すると、二次元コードの位置が一定であるが故
に、同じ二次元コードを帳票上の複数箇所に印刷するこ
とは、データ復元可能性を保証するために特に有用であ
る。
【0028】こうして後処理用の二次元コードが印刷さ
れた処理済み帳票23は、例えば、個々の営業店から集
中センタへ集められ、ここで、例えば、仕分装置25が
帳票裏面の二次元コードを読取って回送先を認識し回送
先別に帳票23を仕分する。
【0029】なお、ユーザが帳票上に取引事項の二次元
コードを印刷した場合には、そのユーザ印刷にかかる二
次元コードを銀行での後処理用二次元コードとして流用
するようにして、銀行での後処理用二次元コードの印刷
を省略しても良い。
【0030】以上のシステムにおける個々の装置につい
て、以下、より詳細に説明する。
【0031】図8は、ユーザ側のコンピュータにおける
帳票記入プログラムの動作の流れを示す。
【0032】まず、ユーザから取引事項がキー入力され
ると(ステップS1)、それをディスプレイ画面に表示
し、その入力された取引事項が正しいことをユーザが確
認すると、その取引事項を二次元コードに変換する(S
2)。この変換の際は、各取引事項の入力内容と共に、
各取引事項の種別(例えば、銀行名、支店名、金額、科
目、口座番号、受取人名、依頼人名など)を示す種別情
報も合わせて二次元コード化する。これは、後に銀行側
でその二次元コードから取引情報を復元したときに、復
元した個々の取引情報が何の種別にかかるものであるか
を自動的に識別できるようにするためである。ここで、
種別情報の具体的な形態としては、例えば銀行名は「0
1」、支店名は「02」などといった種別コードであっ
てもよいし、或いは、2次元コードにおける取引情報の
並び順が例えば「銀行名;支店名;…;依頼人名」のよ
うに固定的に定まっている場合には、その並び順序も種
別情報の一種といえる。このように種別情報は各種の形
態を取り得るが、重要なことは、二次元コードにおいて
各取引情報が、その内容と共にその種別も識別できるよ
うにコード化されていることである。
【0033】続いて、帳票記入プログラムは、図3〜図
7に例示したように、入力された取引事項のテキストを
帳票の表面の所定の記入場所に配置し、かつ、それら取
引事項の二次元コードを帳票の表面又は裏面の1箇所又
は2箇所以上に配置した帳票ファイルを作成し(S
3)、そして、ユーザから印刷命令が入ると(S4)、
その帳票ファイルをOSのアプリケーションインタフェ
ースを通じてOSの一部であるプリンタドライバに引き
渡す(S5)。その結果、プリンタ3によって帳票上に
取引事項のテキストと二次元コードとが印刷される。
尚、プリンタ3の種類としては、二次元コードを明確に
印刷するために、フォント輪郭を鮮明に印刷する能力に
優れた高解像度レーザプリンタなどが望ましい。
【0034】図9は、銀行営業店における入力端末11
の動作の流れを示す。
【0035】入力端末11は、係員の操作に従って、ハ
ンドスキャナ13から帳票上の二次元コードを読み込み
(S11)、その二次元コードから元の取引事項を復元
する(S12)か、又は、キーボード15から入力され
た取引事項を受け取り(S13)、その復元又はキー入
力された取引事項をディスプレイに表示する。二次元コ
ードから復元する際、既に述べたように二次元コードに
は取引事項の内容と共に種別も含まれているから、復元
した個々の取引事項の内容がどの種別にかかるものかを
端末11は確実に識別することができる。
【0036】図10は、二次元コードから元データを復
元する上記ステップS12の処理をより詳細に示したも
のである。
【0037】まず、帳票から読み取った1つ目の二次元
コードからの復元を試みる(S31)。その結果、正常
に元データが復元できれば(S32でYes)、これで
復元処理は完了する。しかし、正常に復元できない場合
は、次に、帳票から読み取った2つ目の二次元コードか
らの復元を試みる(S33)。ここで、1つ目及び2つ
目の二次元コードとは具体的には次のようなものであ
る。即ち、例えば図3に示した帳票例において、最初に
1つの二次元コード45Aが読み取られたとすると、そ
れを1つ目の二次元コードとし、その後に別の二次元コ
ード45Bが読み取られたときに、それを2つ目の二次
元コードとすることができる。或いは、最初に帳票上の
複数個の二次元コードを纏めてスキャナから読み込んで
おき、その読み込んだ複数個の二次元コードの中から、
適当に1つのコードを選んで1つ目の2次元コードと
し、その後に、別のコードを選んで2つ目としてもよ
い。
【0038】さて、2つ目のコードからの復元が成功す
ると(S34でYes)、これで復元処理は完了する。
しかし、失敗すると、次に、1つ目と2つ目の二次元コ
ードを組み合わせて元データの復元を試みる(S3
5)。ここで、組み合わせるとは、例えば、1つ目のコ
ードから元データの一部分だけが復元できなかった場
合、その復元できなかった部分を2つ目のコードから復
元する、或いは、1つ目の二次元コードの読み取り可能
なイメージ部分と2つ目の二次元コードの読み取り可能
なイメージ部とを合成して、その合成した二次元コード
から元データを復元する、などいったことである。その
結果、復元が成功すれば(S36でYes)、復元処理
は完了するが、失敗した場合は所定のエラー処理を行う
(S37)。このエラー処理には、もし帳票上に3つ目
の二次元コードがあった場合にはその3つ目のコードを
1つ目、2つ目のコードの一方又は双方と組み合わせて
復元を試みるといった処理も含まれる。
【0039】以上のようにして、複数の二次元コードを
利用して復元を行うことにより、二次元コードが多少汚
れていたりプレ印刷と重なっていた場合の元データの復
元可能性が高くなる。尚、上記のように1つ目、2つ目
というように複数の二次元コードから逐次に復元を試み
る方法に代えて、読み取った複数の二次元コードの全て
から復元を試みて、それら復元結果を例えば多数決のよ
うな適当な論理で組み合わせて最終結果を得るような方
法も採用可能である。
【0040】さて、再び図9を参照する。上述のように
復元された取引事項又はキー入力された取引事項がディ
スプレイに表示され、それが正しいことをユーザが確認
すると(S14)、端末11はその取引事項を用いてそ
の取引処理の実行を処理システム19に依頼する(S1
5)。その後、端末11は、処理システム19から当該
取引処理の完遂の旨の結果を受信すると(S16)、次
に、帳票の取引事項の全て又は所定の後処理(例えば、
回送先別の帳票仕分け処理など)に必要な選択された取
引事項(例えば、回送先を示す受取人名など)を、二次
元コードに変換する(S17)。続いて、端末11は、
図5〜図7に例示したように帳票の裏面の複数箇所に後
処理用の二次元コードを配置した帳票ファイルを作成す
る(S18)。このときの後処理用二次元コードの位置
は、既に説明した通り、帳票種類に関わらず帳票の1角
から測って一定の位置が望ましい。
【0041】続いて、係員が処理済み帳票21を帳票・
通帳プリンタ17にセットし、そして、端末11に印刷
命令を入力する(S19)。すると、端末11は上記帳
票ファイルをOS内のプリンタドライバに渡して帳票・
通帳プリンタ17を駆動する(S20)。その結果、帳
票・通帳プリンタ17は、帳票21の裏面に複数の後処
理用二次元コードを印刷する。
【0042】なお、前述したように、後処理用の二次元
コードは必ずしも帳票裏面に印刷しなけばならないわけ
ではなく、問題なければ帳票表面に印刷してもよいし、
また、ユーザによって既に帳票上に取引事項の二次元コ
ードが印刷されているなら、それを銀行での後処理用の
二次元コードとして利用しても良い。
【0043】図11は、帳票・通帳プリンタ17の給紙
トレイとこれに続く印刷エンジンの部分の配置構造の一
例を示した平面図である。
【0044】給紙トレイ91上には、矢印Bで示す給紙
方向に沿って、直線状のガイド板95が立設されてい
る。矢印Aで示すように帳票2の一辺をガイド板95に
当接させて給紙方向Bへ送ることにより、帳票21はプ
リンタ本体93内の印刷エンジン97に常に一定の位置
関係をもって入力される。印刷エンジン97は、その帳
票上の指定された位置に二次元コードを印刷する。その
結果、図12に例示するように、どのようなサイズの帳
票101、201にも、各帳票の1角103、203か
ら測って常に一定の位置に複数個の二次元コード105
A〜C、205A〜Cが印刷される。
【0045】図13は、集中センタで使用される仕分け
装置25の構造を示す。
【0046】仕分け装置25は、仕分け前の帳票23が
置かれる給紙ビン301と、帳票回送先別に別れた多数
の排紙ビン307と、それらの排紙ビン307へ帳票を
仕分けて排出する排紙装置305と、給紙ビン301か
ら1枚づつ帳票23を取り込んで二次元コードを読み取
り回送先を識別して、その帳票をその回送先の排紙ビン
へ排紙するよう排紙装置305を制御するコントローラ
303とを備える。
【0047】図14は、この仕分け装置25のコントロ
ーラ303の動作の流れを示す。
【0048】コントローラ303は、まず、帳票23を
1枚給紙ビン301から取り込み(S41)、その帳票
裏面の1角から測った一定位置に印刷されている複数個
の二次元コードを読み取る(S42)。次に、それら二
次元コードから元データを復元する(S43)。復元処
理の詳細は、図10を参照して既に説明した通りであ
る。次に、復元した元データからその帳票23の回送先
(例えば、受取人名)を識別し(S44)、そして、そ
の帳票23を排紙装置305へ送ってその回送先の排紙
ビン307へ排出させる(S45)。
【0049】以上のように、本システムでは、帳票処理
において2次元コードを有効に利用することにより、人
による取引事項のキー入力や回送先の識別などをの作業
を大幅に削減して、高い作業効率を実現することができ
る。
【0050】図15は、銀行営業店での帳票処理に導入
することが可能な支援システムの構成を示す。
【0051】営業店には、ユーザからの帳票を受け取っ
て領収印の押印などを行う装置(以下、受け付け端末と
いう)401が設置される。受け付け端末401には、
銀行係員が操作する監視端末405と前述した入力端末
11とが接続される。監視端末405は、受け付け端末
401を通じて帳票の記入事項を読み取ったり受け付け
端末401を制御したりするための装置である。
【0052】図16は、受け付け端末401のユーザ側
から見た正面図である。
【0053】受け付け端末401は、帳票423を受け
入れるのに適した開口サイズをもった作業空洞413
と、この作業空洞413の底面を成すと共にユーザが帳
票423を作業空洞413へ挿入するためガイドとして
も機能する平らな帳票トレイ411とを有する。受け付
け端末401の内部の作業空洞413の上方の場所に
は、作業空洞413内の帳票トレイ411上に置かれた
帳票423を撮影する高解像度カメラ415と、その帳
票423に領収印を捺印したり帳票423を本片と領収
片とに分離したりするスタンパ及びカッタ417が配置
されている。スタンパ及びカッタ417は、レーザビー
ムポインタ425をトレイ411上の一定箇所に照射し
ている。このレーザビームポインタ425に帳票423
の領収印を押す場所(つまり、本片と領収片とを仕切る
ミシン目)を位置合わせすると、スタンパ及びカッタ4
17は、帳票423上に正しく領収印を押すことができ
ると共に領収片のカットもスムースに行える。受け付け
端末401の正面パネルには、ユーザと係員との間の音
声通信を行うためのマイク・スピーカセット419が配
置されている。カメラ415、スタンパ及びカッタ41
7、マイク・スピーカセット419はそれぞれコントロ
ーラ421に接続されており、コントローラ421は監
視端末405と入力端末11とに接続されている。
【0054】監視端末405は、カメラ415が撮影し
た帳票423の映像をコントローラ421を通じて受信
してディスプレイ画面に表示することができる。また、
監視端末405は、係員が指定した帳票映像内の一部の
領域を、二次元コードの領域としてコントローラ421
に指示することができる。また、監視端末405は、係
員の入力音声をマイク・スピーカセット419へ送った
り、ユーザがマイク・スピーカセット419に入力した
音声を受信して出力したりすることができる。さらに、
監視端末405は、係員の命令に従ってスタンパ及びカ
ッタ417を動作させるようコントローラ421に指示
することができる。尚、監視端末405と入力端末11
とは、同じ1つのコンピュータであってもよい。
【0055】図17は、受け付け端末401のコントロ
ーラ421の動作の流れを示す。
【0056】コントローラ421は、カメラ415が撮
影したトレイ411上の帳票423の全体映像を監視端
末405に送る(S41)。係員は、その全体映像を見
て記入事項を読み入力端末11にキー入力することがで
きるし、或いは、もしその全体映像中に二次元コードが
あれば、その二次元コードのエリアを監視端末405か
らコントローラ421に指示することができる。この二
次元コードのエリア指定を受けると(S43)、コント
ローラ421は、カメラ415からの映像の中から、指
定された二次元コードのエリアを選択して入力端末11
に送る(S44)。それにより、入力端末11は自動的
に二次元コードを受け取って取引事項を復元することが
できる。
【0057】コントローラ421はまた、監視端末40
5とマイク・スピーカセット419との間の音声交信を
中継する(S42)。この機能により、ユーザは、係員
に対して操作方法を質問したりすることができるし、係
員は、ユーザに対して適切なインストラクションを与え
ることができる。
【0058】取引処理が終わると、係員はユーザに音声
で例えば「帳票の切り取り線をレーザビームポインタに
位置合わせしてください。」などと指示して帳票423
の位置合わせを行わせた上で(正しく位置合わせできた
かはカメラ映像で確認できる)、監視端末405からコ
ントローラ421に領収指示を送る。コントローラ42
1は、領収指示を受けると(S45)、スタンパ及びカ
ッタ417を起動して帳票423上に領収印を押すと共
に領収片を切り離し(S46)、帳票本片を収納し、領
収片をユーザへ渡すために排出する(S47)。
【0059】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
本発明は上記以外の種々の形態でも実施することができ
る。例えば、銀行以外の様々な業務における帳票処理に
も本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した金融機関のための帳票処理
システムの一実施形態の全体構成を示すブロック図。
【図2】 二次元コードの例を示した図。
【図3】 帳票記入プログラムを用いて印刷した単記式
の帳票例を示す図。
【図4】 帳票記入プログラムを用いて印刷した連記式
の帳票例を示す図。
【図5】 帳票記入プログラムを用いて複数の二次元コ
ードを縦横異なる場所に印刷した帳票裏面の例を示す
図。
【図6】 帳票記入プログラムを用いて複数の二次元コ
ードを縦横異なる場所に印刷した帳票裏面の別の例を示
す図。
【図7】 帳票記入プログラムを用いて複数の二次元コ
ードを横のみ異なる場所に印刷した帳票裏面の例を示す
図。
【図8】 ユーザ側のコンピュータにおける帳票記入プ
ログラムの動作の流れを示すフローチャート。
【図9】 銀行営業店における入力端末の動作の流れを
示すフローチャート。
【図10】 二次元コードから元データを復元する処理
をより詳細に示したフローチャート。
【図11】 帳票・通帳プリンタ17の給紙トレイとこ
れに続く印刷エンジンの部分の配置構造の一例を示した
平面図。
【図12】 帳票・通帳プリンタ17による二次元コー
ドの印刷例を示した図。
【図13】 仕分け装置25の構造を示すブロック図。
【図14】 仕分け装置25のコントローラ303の動
作の流れを示したフローチャート。
【図15】 銀行営業店での帳票処理に導入することが
可能な支援システムの構成を示すブロック図。
【図16】 受け付け端末401のユーザ側から見た正
面図。
【図17】 受け付け端末401のコントローラ421
の動作の流れを示したフローチャート。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 3 プリンタ 5 キーボード 7 二次元コードを印刷した処理前帳票 9 二次元コードを印刷してない処理前帳票 11 入力端末 13 ハンディスキャナ 15 キーボード 17 帳票・通帳プリンタ 19 処理システム 21 処理済み帳票 23 二次元コードを印刷した処理済み帳票 25 仕分け装置 31、45、55、59、65、75、85、105、
205 二次元コード

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種別の記入事項と、それら記入事項
    の種別と内容を表した二次元コードとが記載された帳
    票。
  2. 【請求項2】 同じ前記二次元コードが複数箇所に記載
    された請求項1記載の帳票。
  3. 【請求項3】 記入事項と、その記入事項の内容を表し
    た二次元コードとが記載され、同じ前記二次元コードが
    複数箇所に記載されている帳票。
  4. 【請求項4】 仕分け先を表した二次元コードが記載さ
    れた帳票。
  5. 【請求項5】 同じ前記二次元コードが複数箇所に記載
    された請求項4記載の帳票。
  6. 【請求項6】 記入事項が記載された表面と、前記記入
    事項又は仕分け先を表した二次元コードが記載された裏
    面とを有する帳票。
  7. 【請求項7】 同じ前記二次元コードが複数箇所に記載
    された請求項6記載の帳票。
  8. 【請求項8】 帳票への印刷が可能なプリンタと組み合
    わせて使用される帳票記入装置において、 帳票への複数種別の記入事項を入力する入力装置と、 入力された前記記入事項の種別と内容を二次元コードに
    変換する変換装置と、 前記プリンタをして前記記入事項と前記二次元コードと
    を帳票上に印刷させるためのデータを作成するデータ作
    成装置とを備えた帳票記入装置。
  9. 【請求項9】 前記データ作成装置が、同じ前記二次元
    コードを前記帳票上の複数箇所に印刷するように前記デ
    ータを作成する請求項9記載の帳票記入装置。
  10. 【請求項10】 帳票への印刷が可能なプリンタと組み
    合わせて使用される帳票記入装置としてコンピュータを
    機能させるためのコンピュータプログラムを担持したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記帳票記入装置が、 帳票への複数種別の記入事項を入力する入力装置と、 入力された前記記入事項の種別と内容を二次元コードに
    変換する変換装置と、 前記プリンタをして前記記入事項と前記二次元コードと
    を帳票上に印刷させるためのデータを作成するデータ作
    成装置とを備えた記録媒体。
  11. 【請求項11】 帳票への印刷が可能なプリンタと組み
    合わせて使用される帳票記入装置において、 帳票への記入事項又は仕分け先を入力する入力装置と、 入力された内容を二次元コードに変換する変換装置と、 前記プリンタをして、同じ前記二次元コードを帳票上の
    複数箇所に印刷させるためのデータを作成するデータ作
    成装置とを備えた帳票記入装置。
  12. 【請求項12】 前記データ作成装置が、前記二次元コ
    ードを前記帳票の裏面に印刷するように前記データを作
    成する請求項11記載の帳票記入装置。
  13. 【請求項13】 帳票への印刷が可能なプリンタと組み
    合わせて使用される帳票記入装置としてコンピュータを
    機能させるためのコンピュータプログラムを担持したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記帳票記入装置が、 帳票への記入事項又は仕分け先を入力する入力装置と、 入力された内容を二次元コードに変換する変換装置と、 前記プリンタをして、同じ前記二次元コードを帳票上の
    複数箇所に印刷させるためのデータを作成するデータ作
    成装置とを備えた記録媒体。
  14. 【請求項14】 業務処理を行う処理システムと組み合
    わされて使用される帳票処理装置において、 帳票上に記載された二次元コードを読み取る読み取り装
    置と、 前記読取装置が読み取った二次元コードから元データを
    復元する復元装置と、 前記元データを用いて、前記帳票に関連する業務処理を
    実行するよう前記処理システムに依頼する処理依頼装置
    とを備えた帳票処理装置。
  15. 【請求項15】 前記復元装置が、前記帳票から読み取
    られた複数の同じ二次元コードを選択的に又は組み合わ
    せて使用して、前記元データを復元する請求項14記載
    の帳票処理装置。
  16. 【請求項16】 業務処理を行う処理システムと組み合
    わされて使用される帳票処理装置としてコンピュータを
    機能させるためのコンピュータプログラムを担持したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記帳票処理装置が、 帳票上に記載された二次元コードを読み取る読み取り装
    置と、 前記読取装置が読み取った二次元コードから元データを
    復元する復元装置と、 前記元データを用いて、前記帳票に関連する業務処理を
    実行するよう前記処理システムに依頼する処理依頼装置
    とを備えた記録媒体。
  17. 【請求項17】 業務処理を行う処理システム及び帳票
    に印刷可能なプリンタと組み合わされて使用される帳票
    処理装置において、 帳票に関連する業務処理を実行するために必要な情報を
    入力するための入力装置と、 前記入力装置からの入力情報を用いて、前記帳票に関連
    する業務処理を実行するよう前記処理システムに依頼す
    る処理依頼装置と、 前記帳票についての所定の後処理を行うための情報を表
    した2次元コードを作成するコード作成装置と、 前記プリンタをして前記二次元コードを前記帳票に印刷
    させるためのデータを作成するデータ作成手段とを備え
    た帳票処理装置。
  18. 【請求項18】 前記データ作成装置が、同じ前記二次
    元コードを前記帳票上の複数箇所に印刷するように前記
    データを作成する請求項17記載の帳票処理装置。
  19. 【請求項19】 業務処理を行う処理システム及び帳票
    に印刷可能なプリンタと組み合わされて使用される帳票
    処理装置としてコンピュータを機能させるためのコンピ
    ュータプログラムを担持したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体において、 前記帳票処理装置が、 帳票に関連する業務処理を実行するために必要な情報を
    入力するための入力装置と、 前記入力装置からの入力情報を用いて、前記帳票に関連
    する業務処理を実行するよう前記処理システムに依頼す
    る処理依頼装置と、 前記帳票についての所定の後処理を行うための情報を表
    した2次元コードを作成するコード作成装置と、 前記プリンタをして前記二次元コードを前記帳票に印刷
    させるためのデータを作成するデータ作成手段とを備え
    た記録媒体。
  20. 【請求項20】 帳票上に記載された二次元コードを読
    み取る読み取り装置と、 前記読取装置が読み取った二次元コードから元データを
    復元する復元装置と、 前記元データを用いて、前記帳票を仕分ける仕分け装置
    とを備えた帳票処理装置。
  21. 【請求項21】 前記復元装置が、前記帳票から読み取
    られた複数の同じ二次元コードを選択的に又は組み合わ
    せて使用して、前記元データを復元する請求項20記載
    の帳票処理装置。
  22. 【請求項22】 ユーザが帳票を置くトレイと、 前記トレイ上の帳票を撮影するカメラと、 前記カメラの撮影画像を係員に提示するために伝送する
    画像伝送装置と、 前記係員からの指示に応答して、前記帳票に領収印を押
    すスタンパとを備えた帳票処理装置。
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