JPH11175486A - コンピュータシステムの監視方式 - Google Patents

コンピュータシステムの監視方式

Info

Publication number
JPH11175486A
JPH11175486A JP9341798A JP34179897A JPH11175486A JP H11175486 A JPH11175486 A JP H11175486A JP 9341798 A JP9341798 A JP 9341798A JP 34179897 A JP34179897 A JP 34179897A JP H11175486 A JPH11175486 A JP H11175486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
data
updated
monitoring
computers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9341798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuji Aoyama
和司 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP9341798A priority Critical patent/JPH11175486A/ja
Publication of JPH11175486A publication Critical patent/JPH11175486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2ポートメモリを利用した複数のコンピュー
タ間で、データ書込み時に他のコンピュータに通知し、
他のコンピュータからの通知でその正常動作を監視する
のでは、他のコンピュータの正常動作の認識が遅れる。 【解決手段】 コンピュータ2、3は、それぞれ自身の
メモリ空間に監視用データ領域XW,XR,YW,YRを設
け、監視対象コンピュータ2は、データ領域XWに定期
的に監視用データを書込み/更新しておき、コンピュー
タ3は、データ領域XWに対応する自身のメモリ空間上
のデータ領域XRについて前回値と今回値を比較するこ
とにより該データがコンピュータ2で更新されているか
否かを判定し、更新されていないときにコンピュータ2
が正常に動作していないと判定する。コンピュータ3が
監視対象となるときは領域YW,YRを使ってコンピュー
タ2が監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2ポートメモリを
利用して複数のコンピュータ間(又はCPU間)でデー
タのやり取りを行うコンピュータシステムに係り、特に
複数のコンピュータの動作を相互監視する監視方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】2ポートメモリを備えるコンピュータシ
ステムは、複数のコンピュータ又はCPUが2ポートメ
モリを介してデータのやり取りを行うことができる。例
えば、図3に示すように、ハードウェア構成の実メモリ
1に対して、2ポートメモリは、コンピュータ2及び3
がそれぞれメモリ空間を設定しておき、コンピュータ2
が自身のメモリ空間にデータAを書込んだ後、書込み完
了の割込み信号をコンピュータ3に割込みで知らせ、こ
のリクエストでコンピュータ3は自身のメモリ空間のデ
ータAを読みに行く。これにより、コンピュータ2から
コンピュータ3へのデータのやり取りができる。
【0003】つまり、一方のコンピュータが自身のメモ
リ空間にデータを書き込むと、他方のコンピュータはあ
たかも自身のメモリ空間にデータが書込まれたかのよう
にしてデータを利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】2ポートメモリを利用
した複数のコンピュータ(又はCPU)間でデータのや
り取りを行う従来方式の場合、コンピュータ2からコン
ピュータ3へ書き込み完了信号が与えられ、コンピュー
タ3がそのリクエストを受けたとき、コンピュータ3が
正常に動作してデータが正しく送信できたかどうかはコ
ンピュータ2側で判断できない。
【0005】この不都合を解決するには、一般的には、
コンピュータ3がデータ読み込みを完了したことを再度
コンピュータ2に知らせる(応答する)という監視方式
にしている。
【0006】この手順は、(S1)コンピュータ2は自
身のメモリ空間にデータAを書込んだ後、(S2)コン
ピュータ2はコンピュータ3に対して書込み完了を通知
し、(S3)コンピュータ3は書込み完了通知に対して
自身のメモリ空間のデータAを読み取り、その後にコン
ピュータ2に処理完了通知を行い、(S4)コンピュー
タ2は処理完了通知によってコンピュータ3の正常動作
を確認する。
【0007】この監視方式では、コンピュータ2ではコ
ンピュータ3からの処理完了通知で初めてコンピュータ
3の正常動作を認識できる。また、この逆に、コンピュ
ータ3から見てコンピュータ2が正常動作しているか否
かは、上記の手順(S1〜S4)と同様の処理をコンピ
ュータ3からコンピュータ2に対して行うまで認識でき
ない。
【0008】つまり、両コンピュータ2、3は、データ
の書込みを行う前には互いの正常動作が認識できず、異
常発生の認識遅れがコンピュータシステム自体のダウン
や異常動作を起こす恐れがある。
【0009】本発明の目的は、複数のコンピュータが互
いの正常動作を常時監視できる監視方式を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、各コンピュー
タ(又はCPU)は、監視用データを定期的に書込み/
更新する領域をそれぞれのメモリ空間に用意しておき、
当該領域のデータについて他のコンピュータが定期的に
更新したか否かをデータの前回値と今回値の一致/不一
致で判定し、この判定で他のコンピュータが正常に動作
しているか否かを定期的に監視できるようにしたもの
で、以下の方式を特徴とする。
【0011】2ポートメモリを利用して複数のコンピュ
ータ間又はCPU間でデータのやり取りを行うコンピュ
ータシステムにおいて、前記各コンピュータは、それぞ
れ自身のメモリ空間に監視用データ領域を設け、前記各
コンピュータのうちの監視対象となるコンピュータは、
前記データ領域に定期的に監視用データを書込み/更新
しておき、他のコンピュータは、前記監視対象となるコ
ンピュータが書込み/更新したデータについて自身のメ
モリ空間上で前回値と今回値を比較することにより該デ
ータが更新されているか否かを判定し、更新されていな
いときに監視対象コンピュータが正常に動作していない
と判定することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
監視方式の模式図である。コンピュータ2、3は自身の
メモリ空間に定める特定の監視データ領域(エリア)X
W,YWに定期的に監視用データを書込み/更新する。
【0013】また、コンピュータ2、3は、監視データ
領域XW,YWに対応する特定の監視データ領域XR,YR
から定期的にデータを読み込み、この読み込みデータに
ついて前回値と今回値を比較し、今回値が前回値から更
新されいるときは監視対象コンピュータのコンピュータ
3、2が正常動作していると認識する。
【0014】今回値が更新されていないときは、監視対
象コンピュータ3、2が正規のデータ更新を行っていな
いと認識し、この認識回数が設定回数だけ連続するとき
に監視対象コンピュータ3、2を異常として判定する。
【0015】これら一連の処理には、コンピュータ2、
3には図2に示す監視処理ソフトウェアを用意してお
く。
【0016】図2において、コンピュータ2、3は、そ
れぞれ電源オンしたとき(S11,S21)、前回に電
源オフしたときに前回値として書込まれている領域
W,YWの内容をクリアしておく(S12,S22)。
【0017】次に、コンピュータ2は、電源オンから所
定時間経過したとき(S11)、領域XWのデータ内容
を更新する(S13)。この更新は、前回値のデータ内
容を+1するなど、データが更新されたことを認識でき
るものであればよい。
【0018】コンピュータ2は、データ更新の後、領域
Rのデータを読み込み、これを今回値とし(S1
4)、前回に読み込んだデータ(前回値)と比較する
(S15)。この比較結果が不一致、すなわち前回値に
対して今回値が更新されていればコンピュータ3による
更新がなされており、コンピュータ3が正常に動作して
いるとして今回値を前回値として記憶しておく(S1
6)。
【0019】比較結果が一致する場合(S15)、すな
わち前回値に対して今回値が更新されていなければ、コ
ンピュータ3の異常動作と認識し、この認識回数が連続
で設定回数に達したか否かを判定し(S17)、設定回
数に達したときにコンピュータ3の異常発生と判定する
(S18)。
【0020】一方、コンピュータ3は、コンピュータ2
によりデータ内容が定期的に更新される領域XWのデー
タを読み込んでこれを今回値とし(S23)、この今回
値が前回値と一致するか否か判定する(S24)。この
判定で一致しない場合、コンピュータ2が正常な動作で
更新していると認識し、今回値を前回値として記憶して
おき(S25)、領域YWのデータ内容を更新する(S
26)。
【0021】前回値と今回値が一致する場合、コンピュ
ータ2による正規の更新がなされていないと認識し、こ
の認識回数が連続して設定回数に達したか否かを判定し
(S27)、設定回数に達したときにコンピュータ2の
異常発生と判定する(S28)。
【0022】なお、実施形態では、2つのコンピュータ
(又はCPU)の動作を互いに監視する場合を示した
が、3つ以上のコンピュータ(又はCPU)の動作を互
いに監視することができる。この場合、個々のコンピュ
ータのメモリ空間にはそれぞれ監視領域を設定し、上記
の場合と同様に、その更新と読み込みと一致/不一致判
定により監視する。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、各コン
ピュータ又はCPUは、監視用データを定期的に書込み
/更新する領域をそれぞれのメモリ空間に用意してお
き、当該領域のデータについて他のコンピュータが定期
的に更新したか否かをデータの前回値と今回値の一致/
不一致で判定し、この判定で他のコンピュータが正常に
動作しているか否かを定期的に監視すうようにしたた
め、複数のコンピュータが互いの正常動作を常時監視で
き、コンピュータシステムのダウンや異常動作になる前
に他のコンピュータの異常発生を早期に認識でき、シス
テムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す監視方式の模式図。
【図2】実施形態における監視処理フロー。
【図3】2ポートメモリの概念図。
【符号の説明】
1…実メモリ 2、3…コンピュータ XW,XR,YW,YR…監視用データ領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2ポートメモリを利用して複数のコンピ
    ュータ間又はCPU間でデータのやり取りを行うコンピ
    ュータシステムにおいて、 前記各コンピュータは、それぞれ自身のメモリ空間に監
    視用データ領域を設け、 前記各コンピュータのうちの監視対象となるコンピュー
    タは、前記データ領域に定期的に監視用データを書込み
    /更新しておき、 他のコンピュータは、前記監視対象となるコンピュータ
    が書込み/更新したデータについて自身のメモリ空間上
    で前回値と今回値を比較することにより該データが更新
    されているか否かを判定し、更新されていないときに監
    視対象コンピュータが正常に動作していないと判定する
    ことを特徴とするコンピュータシステムの監視方式。
JP9341798A 1997-12-12 1997-12-12 コンピュータシステムの監視方式 Pending JPH11175486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9341798A JPH11175486A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 コンピュータシステムの監視方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9341798A JPH11175486A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 コンピュータシステムの監視方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11175486A true JPH11175486A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18348848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9341798A Pending JPH11175486A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 コンピュータシステムの監視方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11175486A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5218525A (en) Method and apparatus for partially running a sequence program for debugging thereof
JP2687927B2 (ja) 外部バスの障害検出方法
US20040205384A1 (en) Computer system and memory control method thereof
JPH11175486A (ja) コンピュータシステムの監視方式
JPH1069470A (ja) マルチプロセッサシステム
JPH07281915A (ja) 集積回路モジュール同期2重系情報処理装置
JP2003076569A (ja) バス同期2重系コンピュータ
JP2002202908A (ja) 入出力要求遮断方式、入出力要求遮断方法および入出力要求遮断用プログラムを記録した記録媒体
JP2000347758A (ja) 情報処理装置
JP3903688B2 (ja) バンク切替システム
JPH05108592A (ja) マルチcpuシステムにおけるユニツト管理方法
JP3295829B2 (ja) Posシステム
JPS59201110A (ja) プログラマブルコントロ−ラ
JPH01162094A (ja) ボタン電話装置
JPS6158063A (ja) デ−タ処理装置
JPH02210515A (ja) システムのリセット方式
JPH0822441A (ja) 情報処理装置およびその通信エラー検出方法
JPS62237558A (ja) 共有メモリのイニシヤライズ制御方式
JPH02281344A (ja) プログラム走行監視方式
JPH06124242A (ja) 二重化共有メモリ等価性保証方式
JPH03164847A (ja) データ処理用端末機
JPH01207870A (ja) Posターミナルシステム
JPS60157641A (ja) 優先選択方式
JPH02277142A (ja) 二重系計算機システム
JPH07104841A (ja) プログラマブルコントローラの異常検出方法