JPH1117528A - 出力タイマ - Google Patents
出力タイマInfo
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- JPH1117528A JPH1117528A JP9166300A JP16630097A JPH1117528A JP H1117528 A JPH1117528 A JP H1117528A JP 9166300 A JP9166300 A JP 9166300A JP 16630097 A JP16630097 A JP 16630097A JP H1117528 A JPH1117528 A JP H1117528A
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- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/156—Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern
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- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04F—TIME-INTERVAL MEASURING
- G04F1/00—Apparatus which can be set and started to measure-off predetermined or adjustably-fixed time intervals without driving mechanisms, e.g. egg timers
- G04F1/005—Apparatus which can be set and started to measure-off predetermined or adjustably-fixed time intervals without driving mechanisms, e.g. egg timers using electronic timing, e.g. counting means
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- H03K5/04—Shaping pulses by increasing duration; by decreasing duration
- H03K5/05—Shaping pulses by increasing duration; by decreasing duration by the use of clock signals or other time reference signals
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
を実行しなければならず、それ故、CPUの負荷を増大
させてしまうという課題があった。 【解決手段】 イベント信号に応答してフリーランアッ
プカウンタ2のカウント値を取り込むキャプチャレジス
タ6と、キャプチャレジスタ6が取り込んだカウント値
に予め加算値レジスタ7に格納された所定の値を加算す
る加算器8と、この加算結果とフリーランアップカウン
タ2が保持するカウント値とが一致すると一致信号を出
力する比較器4と、イベント信号を受信するセット端子
Sと比較器4に接続されたリセット端子Rとを有するリ
セット・セットフリップフロップ5とを備えた。
Description
う炊飯器等の家電製品、自動車などの製品、および工業
製品に使用される出力タイマに関するものである。
示すブロック図であり、図において、1はイベント発生
を示すイベント信号を受信するイベント端子、2は外部
からイベント信号が加えられても、外部からストップ信
号が印加されない限り動作し続けるように構成されてお
り、一定時間間隔で印加されるクロックパルスをカウン
トしてカウント値をインクリメントし、そのカウント値
を保持するフリーランアップカウンタ、3はフリーラン
アップカウンタ2が保持するカウント値と比較される所
定の値がデータバス16を介してCPU15より書き込
まれるコンペアレジスタ、4はフリーランアップカウン
タ2が保持するカウント値とコンペアレジスタ3に書き
込まれた所定の値とを比較し、それらが一致した場合に
一致信号を出力する比較器、5はイベント端子1に接続
されたセット端子Sと比較器4の出力端子に接続された
リセット端子Rと出力端子OUTとを備えたリセット・
セットフリップフロップ(RS−F.F.)である。
に示す従来の出力タイマの動作を示すタイムチャートで
あり、以下、この図10および図9を参照しながら動作
について説明する。あるイベントが発生すると、出力タ
イマを動作させる必要がある場合、そのイベントが発生
した旨を知らせるイベント信号がイベント端子1に印加
される。イベント端子1に印加されたイベント信号はリ
セット・セットフリップフロップ5のセット端子Sに入
力される。この結果、リセット・セットフリップフロッ
プ5は出力端子OUTを介して出力している出力信号を
Low状態からHigh状態に遷移させる。また、同時
に、イベント端子1を介して入力されたイベント信号は
割り込み信号としてCPU15に入力され、割り込み信
号を受けたCPU15はフリーランアップカウンタ2が
保持するカウント値(a)をデータバス16を介して読
み込む。そして、CPU15は予めプログラムされた加
算値(1ショット出力のHigh状態の期間に相当する
カウント値)(x)を読み込んだフリーランアップカウ
ンタ2のカウント値(a)に加算し、加算結果(a+
x)をデータバス16を介してコンペアレジスタ3に格
納する。
ンタ2が保持するカウント値とコンペアレジスタ3に格
納された加算結果(a+x)との比較を開始し、これら
の値が一致した際に一致した旨を示す一致信号をリセッ
ト・セットフリップフロップ5のリセット端子Rに送出
する。この結果、リセット・セットフリップフロップ5
はリセットされ、出力端子OUTを介して出力している
出力信号をHigh状態からLow状態に遷移させる。
このようにして、出力タイマは所定の加算値(x)に対
応するパルス幅を有するHigh状態アクティブの1シ
ョット出力の送出を完了する。
込んだフリーランアップカウンタ2のカウント値が
(b)であった場合においても、同様に、CPU15は
予めプログラムされた加算値(x)を読み込んだフリー
ランアップカウンタ2のカウント値(b)に加算し、加
算結果(b+x)をデータバス16を介してコンペアレ
ジスタ3に格納する。そして、比較器4はフリーランア
ップカウンタ2が保持するカウント値とコンペアレジス
タ3に格納された加算結果(b+x)との比較を開始
し、これらの値が一致した際に一致した旨を示す一致信
号をリセット・セットフリップフロップ5のリセット端
子Rに送出する。この結果、リセット・セットフリップ
フロップ5はリセットされ、出力端子OUTを介して出
力している出力信号をHigh状態からLow状態に遷
移させる。このようにして、上記の場合と同様に、出力
タイマは所定の加算値(x)に対応するパルス幅を有す
るHigh状態アクティブの1ショット出力の送出を完
了する。
上のように構成されているので、イベントが発生する度
にCPU15へ割り込みを発生させてフリーランアップ
カウンタ2が保持するカウント値を読み込み、この値に
予め設定した所定の加算値(x)を加算し、さらにコン
ペアレジスタ3にその加算結果を格納するという割り込
み処理を実行しなければならず、それ故、CPU15の
負荷を増大させてしまうという課題があった。
行するためにある程度の時間を要するので、コンペアレ
ジスタ3に加算結果を格納した時点でフリーランアップ
カウンタ2が保持するカウント値が加算結果を越えてし
まい、その結果、リセット・セットフリップフロップ5
がリセットされないままになってしまい、所望の出力が
得られないという課題があった。
めになされたもので、CPU15の負荷を低減できると
ともに、リセット・セットフリップフロップ5がリセッ
トされないままになってしまうという不具合が発生する
ことがない、リアルタイム性に優れた出力タイマを得る
ことを目的とする。
る出力タイマは、イベント端子を介して入力されたイベ
ント信号に応答してカウンタが保持するカウント値を取
り込み記憶するキャプチャ手段と、キャプチャ手段に記
憶されたカウント値と所定の値とにもとづき、イベント
信号が入力してから所定の時間が経過した後のカウンタ
のカウント値を求める演算手段と、カウンタに保持され
たカウント値と演算結果とが一致した際に一致信号を出
力端子を介して出力する比較器と、イベント端子に接続
されたセットのための第1の入力端子と比較器の出力端
子に接続されたリセットのための第2の入力端子とを有
するリセット・セットフリップフロップとを備えたもの
である。
カウンタが外部からストップ信号が印加されない限り動
作し続けるフリーランカウンタであるものである。
フリーランカウンタがカウント値をインクリメントする
フリーランアップカウンタであり、演算手段がキャプチ
ャ手段に記憶されたカウント値に所定の値を加算して加
算結果を出力する加算器であるものである。
フリーランカウンタがカウント値をデクリメントするフ
リーランダウンカウンタであり、演算手段がキャプチャ
手段に記憶されたカウント値から所定の値を減算して減
算結果を出力する減算器であるものである。
イベント端子を介して入力されたイベント信号に応答し
てカウンタのカウント値を取り込み記憶するキャプチャ
手段と、キャプチャ手段に記憶されたカウント値と複数
の所定の値とにもとづき、イベント信号が入力してから
各所定の時間が経過した後のカウンタのカウント値をそ
れぞれ求める演算手段と、カウンタに保持されたカウン
ト値と各演算結果とが一致した際に一致信号を出力端子
を介してそれぞれ出力する複数の比較器と、イベント端
子に接続された入力端子と、複数の比較器の各出力端子
にそれぞれ接続された複数の他の入力端子とを有するO
Rゲートと、ORゲートの出力端子に接続された入力端
子を有するトリガフリップフロップとを備えたものであ
る。
カウンタが外部からストップ信号が印加されない限り動
作し続けるフリーランカウンタであるものである。
フリーランカウンタがカウント値をインクリメントする
フリーランアップカウンタであり、演算手段がキャプチ
ャ手段に記憶されたカウント値に複数の所定の値をそれ
ぞれ加算してその加算結果をそれぞれ出力する複数の加
算器であるものである。
フリーランカウンタがカウント値をデクリメントするフ
リーランダウンカウンタであり、演算手段がキャプチャ
手段に記憶されたカウント値から複数の所定の値をそれ
ぞれ減算してその減算結果をそれぞれ出力する複数の減
算器であるものである。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による出
力タイマの構成を示すブロック図であり、図において、
1はイベント発生を示すイベント信号を受信するイベン
ト端子、2は外部からイベント信号が加えられても、外
部からストップ信号が印加されない限り動作し続けるよ
うに構成されており、一定時間間隔で印加されるクロッ
クパルスをカウントしてカウント値をインクリメント
し、そのカウント値を保持するフリーランアップカウン
タ(カウンタ)、3は以下で述べる加算器による加算結
果を格納するコンペアレジスタ(第2の記憶手段)、4
はフリーランアップカウンタ2が保持するカウント値と
コンペアレジスタ3に格納された加算結果とを比較し、
それらが一致した場合に一致信号を出力する比較器、5
はイベント端子1に接続されたセット端子Sと比較器4
の出力端子に接続されたリセット端子Rと出力端子OU
Tとを備えたリセット・セットフリップフロップ、6は
フリーランアップカウンタ2が保持するカウント値を取
り込み、記憶するキャプチャレジスタ、7はこの実施の
形態1による出力タイマが出力する出力信号のパルス幅
を決定する(すなわち、所定の時間に対応する)所定の
加算値(x)を格納する加算値レジスタ(第1の記憶手
段)、8はキャプチャレジスタ6に取り込まれたカウン
ト値に加算値レジスタ7に格納された所定の加算値
(x)を加算してその加算結果を出力する加算器(演算
手段)、14はイベント端子1に印加されるイベント信
号に応答してフリーランアップカウンタ2の出力端子を
キャプチャレジスタ6の入力端子に接続させ、フリーラ
ンアップカウンタ2が保持するカウント値をキャプチャ
レジスタ6に送出するためのトランスミッションゲート
である。なお、キャプチャ手段は、キャプチャレジスタ
6とトランスミッションゲート14とから構成される。
示すこの実施の形態1による出力タイマの動作を示すタ
イムチャートであり、以下、この図2および図1を参照
しながら動作について説明する。あるイベントが発生す
ると、出力タイマを動作させる必要がある場合、そのイ
ベントが発生した旨を知らせるイベント信号がイベント
端子1に印加される。イベント端子1に印加されたイベ
ント信号はリセット・セットフリップフロップ5のセッ
ト端子Sに入力される。この結果、リセット・セットフ
リップフロップ5は出力端子OUTを介して出力してい
る出力信号をLow状態からHigh状態に遷移させ
る。また、同時に、イベント端子1を介して入力された
イベント信号に応答してトランスミッションゲート14
はフリーランアップカウンタ2の出力端子をキャプチャ
レジスタ6の入力端子に接続させ、フリーランアップカ
ウンタ2が保持するカウント値(a)をキャプチャレジ
スタ6に送出する。これにより、キャプチャレジスタ6
はフリーランアップカウンタ2が保持するカウント値
(a)を取り込むことができる。そして、加算器8は、
キャプチャレジスタ6に取り込まれたカウント値(a)
と、予め加算値レジスタ7にセットしておいた所定の加
算値(1ショット出力のHigh状態の期間に相当する
カウント値)(x)とを加算し、その加算結果(a+
x)をコンペアレジスタ3に格納する。すなわち、加算
器8は、イベント信号を受信してから所定のパルス幅に
相当する所定の時間が経過した後のフリーランアップカ
ウンタ2のカウント値を求める。
ンタ2が保持するカウント値とコンペアレジスタ3に格
納された加算結果(a+x)との比較を開始し、これら
の値が一致した際に一致した旨を示す一致信号をリセッ
ト・セットフリップフロップ5のリセット端子Rに送出
する。この結果、リセット・セットフリップフロップ5
はリセットされ、出力端子OUTを介して出力している
出力信号をHigh状態からLow状態に遷移させる。
このようにして、出力タイマは所定の加算値(x)に対
応するパルス幅を有するHigh状態アクティブの1シ
ョット出力の送出を完了する。
タ6に取り込まれたフリーランアップカウンタ2のカウ
ント値が(b)であった場合においても、同様に、加算
器8は予め加算値レジスタ7にセットされた所定の加算
値(x)をキャプチャレジスタ6に取り込んだフリーラ
ンアップカウンタ2のカウント値(b)に加算し、その
加算結果(b+x)をコンペアレジスタ3に格納する。
そして、比較器4はフリーランアップカウンタ2が保持
するカウント値とコンペアレジスタ3に格納された加算
結果(b+x)との比較を開始し、これらの値が一致し
た際に一致した旨を示す一致信号をリセット・セットフ
リップフロップ5のリセット端子Rに送出する。この結
果、リセット・セットフリップフロップ5はリセットさ
れ、出力端子OUTを介して出力している出力信号をH
igh状態からLow状態に遷移させる。このようにし
て、上記の場合と同様に、出力タイマは所定の加算値
(x)に対応するパルス幅を有するHigh状態アクテ
ィブの1ショット出力の送出を完了する。
ば、従来CPUでソフトウェア的に実行していた割り込
み処理をハードウェアを用いて実現しているので、CP
Uの負荷を低減でき、さらに、ソフトウェアでの実行と
比較し、より高速にコンペアレジスタ3に加算結果を格
納することができるので、リセット・セットフリップフ
ロップ5がリセットされないままになってしまうという
不具合が発生することがなく、リアルタイム性に優れた
出力タイマを提供できる効果を奏する。
ンアップカウンタ2は外部からイベント信号が加えられ
ても動作し続けるので、出力タイマは常に安定して1シ
ョット出力を送出することが可能である。しかしなが
ら、この実施の形態1はこれに限定されるものではな
く、フリーランアップカウンタ2の代わりに通常のアッ
プカウンタを用いてもよい。
態2による出力タイマの構成を示すブロック図であり、
図において、図1と同一の符号は上記実施の形態1によ
る出力タイマのものと同一または相当する構成要素を示
しておりその説明は省略する。図3において、9は外部
からストップ信号が印加されない限り、外部からイベン
ト信号が加えられても動作し続けるように構成されてお
り、一定時間間隔で印加されるクロックパルスをカウン
トしてカウント値をデクリメントしそのカウント値を保
持するフリーランダウンカウンタ(カウンタ)、10は
この実施の形態2による出力タイマが出力する出力信号
のパルス幅を決定する所定の減算値(x)を格納する減
算値レジスタ(第1の記憶手段)、11はキャプチャレ
ジスタ6に取り込まれたフリーランダウンカウンタ9の
カウント値から減算値レジスタ10に格納されている所
定の減算値(x)を減算する減算器(演算手段)であ
る。
示すこの実施の形態2による出力タイマの動作を示すタ
イムチャートであり、以下、この図4および図3を参照
しながら動作について説明する。あるイベントが発生す
ると、出力タイマを動作させる必要がある場合、そのイ
ベントが発生した旨を知らせるイベント信号がイベント
端子1に印加される。イベント端子1に印加されたイベ
ント信号はリセット・セットフリップフロップ5のセッ
ト端子Sに入力される。この結果、リセット・セットフ
リップフロップ5は出力端子OUTを介して出力してい
る出力信号をLow状態からHigh状態に遷移させ
る。また、同時に、イベント端子1を介して入力された
イベント信号に応答してトランスミッションゲート14
はフリーランダウンカウンタ9の出力端子をキャプチャ
レジスタ6の入力端子に接続させ、フリーランダウンカ
ウンタ9が保持するカウント値をキャプチャレジスタ6
に送出する。これにより、キャプチャレジスタ6はフリ
ーランダウンカウンタ9が保持するカウント値(c)を
取り込むことができる。そして、減算器11は、キャプ
チャレジスタ6に取り込まれたカウント値(c)から予
め減算値レジスタ10にセットしておいた所定の減算値
(1ショット出力のHigh状態の期間に相当するカウ
ント値)(x)を減算し、その減算結果(c−x)をコ
ンペアレジスタ3に格納する。すなわち、減算器11
は、イベント信号を受信してから所定のパルス幅に相当
する所定の時間が経過した後のフリーランダウンカウン
タ9のカウント値を求める。
ンタ9のカウント値とコンペアレジスタ3に格納された
減算結果(c−x)との比較を開始し、これらの値が一
致した際に一致した旨を示す一致信号をリセット・セッ
トフリップフロップ5のリセット端子Rに送出する。こ
の結果、リセット・セットフリップフロップ5はリセッ
トされ、出力端子OUTを介して出力している出力信号
をHigh状態からLow状態に遷移させる。このよう
にして、出力タイマは所定の減算値(x)に対応するパ
ルス幅を有するHigh状態アクティブの1ショット出
力の送出を完了する。
タ6に取り込まれたフリーランダウンカウンタ9のカウ
ント値が(d)であった場合においても、同様に、減算
器11は予め減算値レジスタ10にセットされた所定の
減算値(x)をキャプチャレジスタ6に取り込んだフリ
ーランダウンカウンタ9のカウント値(c)から減算
し、その減算結果(d−x)をコンペアレジスタ3に格
納する。そして、比較器4はフリーランダウンカウンタ
9が保持するカウント値とコンペアレジスタ3に格納さ
れた減算結果(d−x)との比較を開始し、これらの値
が一致した際に一致した旨を示す一致信号をリセット・
セットフリップフロップ5のリセット端子Rに送出す
る。この結果、リセット・セットフリップフロップ5は
リセットされ、出力端子OUTを介して出力している出
力信号をHigh状態からLow状態に遷移させる。こ
のようにして、上記の場合と同様に、出力タイマは所定
の減算値(x)に対応するパルス幅を有するHigh状
態アクティブの1ショット出力の送出を完了する。
ば、従来CPUでソフトウェア的に実行していた割り込
み処理をハードウェアを用いて実現しているので、CP
Uの負荷を低減でき、さらに、ソフトウェアで実行する
のに比較し、より高速にコンペアレジスタ3に減算結果
を格納することができるので、リセット・セットフリッ
プフロップ5がリセットされないままになってしまうと
いう不具合が発生することがなく、リアルタイム性に優
れた出力タイマを提供できる効果を奏する。
ーランダウンカウンタ9は外部からイベント信号が加え
られても動作し続けるので、出力タイマは常に安定して
1ショット出力を送出することが可能である。しかしな
がら、この実施の形態2はこれに限定されるものではな
く、フリーランダウンカウンタ9の代わりに通常のダウ
ンカウンタを用いてもよい。
態3による出力タイマの構成を示すブロック図であり、
図において、図1と同一の符号は上記実施の形態1によ
る出力タイマのものと同一または相当する構成要素を示
しておりその説明は省略する。また、図5において、3
1,32,33はコンペアレジスタ(第2の記憶手
段)、41,42,43はフリーランアップカウンタ2
が保持するカウント値とコンペアレジスタ31,32,
33に書き込まれた加算結果とをそれぞれ比較し、それ
らが一致した場合に一致信号をそれぞれ出力する比較
器、71,72,73はこの実施の形態3による出力タ
イマが連続的に出力する出力パルス信号のパルス幅を決
定する所定の加算値(x,y,z)をそれぞれ保持する
加算値レジスタ(第1の記憶手段)、81,82,83
は加算器(演算手段)、12はイベント端子1に接続さ
れた入力端子および比較器41,42,43にそれぞれ
接続された複数の他の入力端子を備えたORゲート、1
3はORゲート12の出力端子に接続された入力端子と
出力端子OUTとを備えており、入力される信号の立ち
上がりに応答して出力を反転させるトリガフリップフロ
ップ(T−F.F.)である。
示すこの実施の形態5による出力タイマの動作を示すタ
イムチャートであり、以下、この図6および図5を参照
しながら動作について説明する。あるイベントが発生す
ると、出力タイマを動作させる必要がある場合、そのイ
ベントが発生した旨を知らせるイベント信号がイベント
端子1に印加される。イベント端子1に印加されたイベ
ント信号はORゲート12を介してトリガフリップフロ
ップ13に入力される。この結果、トリガフリップフロ
ップ13はセットされ、出力端子OUTを介して出力し
ている出力信号をLow状態からHigh状態に遷移さ
せる。また、同時に、イベント端子1を介して入力され
たイベント信号に応答してトランスミッションゲート1
4はフリーランアップカウンタ2の出力端子をキャプチ
ャレジスタ6の入力端子に接続させ、フリーランアップ
カウンタ2が保持するカウント値(e)をキャプチャレ
ジスタ6に送出する。これにより、キャプチャレジスタ
6はフリーランアップカウンタ2が保持するカウント値
(e)を取り込むことができる。そして、加算器81,
82,83はそれぞれ、キャプチャレジスタ6に取り込
まれたカウント値(e)と予め加算値レジスタ71,7
2,73にセットしておいた所定の加算値(x,y、
z)とを加算し、それらの加算結果(e+x),(e+
y),(e+z)をそれぞれコンペアレジスタ31,3
2,33に格納する。すなわち、加算器81,82,8
3はそれぞれ、イベント信号を受信してから所定のパル
ス幅等に相当する所定の時間が経過した後のフリーラン
アップカウンタ2のカウント値を求める。
れ、フリーランアップカウンタ2が保持するカウント値
とコンペアレジスタ31,32,33に格納された加算
結果(e+x),(e+y),(e+z)との比較を開
始し、これらの値が一致した際に一致した旨を示す一致
信号をORゲート12を介してトリガフリップフロップ
13に送出する。図6に示す例においてはx<y<zに
設定されているので、フリーランアップカウンタ2が保
持するカウント値がコンペアレジスタ31に格納された
加算結果(e+x)に一致した場合に比較器41により
出力された一致信号はORゲート12を介してトリガフ
リップフロップ13に入力され、トリガフリップフロッ
プ13はリセットされる。その結果、出力端子OUTを
介して出力されている出力信号はHigh状態からLo
w状態に遷移する。このようにして、出力タイマは所定
の加算値(x)に対応するパルス幅を有するHigh状
態アクティブなパルスを送出する。また、フリーランア
ップカウンタ2が保持するカウント値がコンペアレジス
タ32に格納された加算結果(e+y)に一致した場合
に比較器42により出力された一致信号によりトリガフ
リップフロップ13はセットされ、出力端子OUTを介
して出力されている出力信号はLow状態からHigh
状態に遷移する。さらに、フリーランアップカウンタ2
が保持するカウント値がコンペアレジスタ33に格納さ
れた加算結果(e+z)に一致した場合に比較器43に
より出力された一致信号によりトリガフリップフロップ
13はリセットされ、出力端子OUTを介して出力され
ている出力信号はHigh状態からLow状態に遷移す
る。この結果、出力タイマはカウント値(z−y)に対
応するパルス幅を有するHigh状態アクティブのパル
スを先に出力したカウント値(x)に相当するパルス幅
を有するHigh状態アクティブのパルスに引き続き、
且つ、カウント値(y−x)に相当する所定の時間をお
いて送出する。
タイマでは、複数の加算値レジスタ71,72,73に
予め任意に定めた加算値(x,y,z)を設定し、さら
に、イベント発生時からその加算値に相当する所定の時
間が経過した際に、トリガフリップフロップ13をリセ
ット、セット、リセットと順番に切り換えることによ
り、任意のパルス幅を有する一連のパルスを任意の時間
間隔をおいて発生することが可能となる。
ば、従来CPUでソフトウェア的に実行していた割り込
み処理をハードウェアを用いて実現しているので、CP
Uの負荷を低減でき、さらに、ソフトウェアで実行する
のに比較し、より高速にコンペアレジスタ31,32,
33に加算結果を格納することができるので、トリガフ
リップフロップ13がリセットされないままになってし
まうという不具合が発生することがなく、リアルタイム
性に優れているとともに、任意のパルス幅を有する一連
のパルスを任意の時間間隔をおいて発生することができ
る出力タイマを提供することができる効果を奏する。
ーランアップカウンタ2は外部からイベント信号が加え
られても動作し続けるので、出力タイマは常に安定して
一連の出力パルスを送出することが可能である。しかし
ながら、この実施の形態3はこれに限定されるものでは
なく、フリーランアップカウンタ2の代わりに通常のア
ップカウンタを用いてもよい。
は、3つのコンペアレジスタ31,32,33、3つの
比較器41,42,43、3つの加算値レジスタ71,
72,73、および3つの加算器81,82,83を備
えているが、この実施の形態3はこれに限定されるもの
ではなく、出力する一連の所望の数のパルスに応じた任
意の数のコンペアレジスタ、比較器、加算値レジスタ、
および加算器を備えていてもよい。
態3による出力タイマの構成を示すブロック図であり、
図において、図1または図5と同一の符号は上記実施の
形態1または実施の形態3による出力タイマのものと同
一または相当する構成要素を示しており、その説明は省
略する。また、図7において、31,32,33はコン
ペアレジスタ、41,42,43はフリーランアップカ
ウンタ2が保持するカウント値とコンペアレジスタ3
1,32,33に書き込まれた減算結果とをそれぞれ比
較し、それらが一致した場合に一致信号をそれぞれ出力
する比較器、101,102,103はこの実施の形態
4による出力タイマが連続的に出力する出力パルス信号
のパルス幅を決定する所定の減算値(x,y,z)をそ
れぞれ保持する減算値レジスタ(第1の記憶手段)、1
11,112,113は減算器(演算手段)である。
示すこの実施の形態4による出力タイマの動作を示すタ
イムチャートであり、以下、この図8および図7を参照
しながら動作について説明する。あるイベントが発生す
ると、出力タイマを動作させる必要がある場合、そのイ
ベントが発生した旨を知らせるイベント信号がイベント
端子1に印加される。イベント端子1に印加されたイベ
ント信号はORゲート12を介してトリガフリップフロ
ップ13に入力される。この結果、トリガフリップフロ
ップ13はセットされ、出力端子OUTを介して出力し
ている出力信号をLow状態からHigh状態に遷移さ
せる。また、同時に、イベント端子1を介して入力され
たイベント信号に応答してトランスミッションゲート1
4はフリーランダウンカウンタ9の出力端子をキャプチ
ャレジスタ6の入力端子に接続させ、フリーランダウン
カウンタ9が保持するカウント値(f)をキャプチャレ
ジスタ6に送出する。これにより、キャプチャレジスタ
6はフリーランダウンカウンタ9が保持するカウント値
(f)を取り込むことができる。そして、減算器11
1,112,113はそれぞれ、キャプチャレジスタ6
に取り込まれたカウント値(f)から予め減算値レジス
タ101,102,103にセットしておいた所定の減
算値(x,y、z)を減算し、それらの減算結果(f−
x),(f−y),(f−z)をそれぞれコンペアレジ
スタ31,32,33に格納する。すなわち、減算器1
11,112,113はそれぞれ、イベント信号を受信
してから所定のパルス幅等に相当する所定の時間が経過
した後のフリーランダウンカウンタ9のカウント値を求
める。
れ、フリーランダウンカウンタ9が保持するカウント値
とコンペアレジスタ31,32,33に格納された減算
結果(f−x),(f−y),(f−z)との比較を開
始し、これらの値が一致した際に一致した旨を示す一致
信号をORゲート12を介してトリガフリップフロップ
13に送出する。図8に示す例においてはx<y<zに
設定されているので、フリーランダウンカウンタ9が保
持するカウント値がコンペアレジスタ31に格納された
減算結果(f−x)に一致した場合に、比較器41によ
り出力された一致信号はORゲート12を介してトリガ
フリップフロップ13に入力され、トリガフリップフロ
ップ13はリセットされる。その結果、出力端子OUT
を介して出力されている出力信号はHigh状態からL
ow状態に遷移する。このようにして、出力タイマはカ
ウント値(x)に対応するパルス幅を有するHigh状
態アクティブのパルスを送出する。また、フリーランダ
ウンカウンタ9が保持するカウント値がコンペアレジス
タ32に格納された減算結果(f−y)に一致した場合
に比較器42により出力された一致信号によりトリガフ
リップフロップ13はセットされ、出力端子OUTを介
して出力されている出力信号はLow状態からHigh
状態に遷移する。さらに、フリーランダウンカウンタ9
が保持するカウント値がコンペアレジスタ33に格納さ
れた減算結果(f−z)に一致した場合に、比較器43
により出力された一致信号によりトリガフリップフロッ
プ13はリセットされ、出力端子OUTを介して出力さ
れている出力信号はHigh状態からLow状態に遷移
する。この結果、出力タイマはカウント値(z−y)に
対応するパルス幅を有するHigh状態アクティブのパ
ルスを先に出力したカウント値(x)に相当するパルス
幅を有するHigh状態アクティブのパルスに引き続
き、且つ、カウント値(y−x)に相当する所定の時間
をおいて送出する。
タイマは、複数の減算値レジスタ101,102,10
3に予め任意に定めた減算値(x,y,z)を設定し、
イベント発生時からその減算値に相当する所定の時間が
経過した際に、トリガフリップフロップ13をリセッ
ト、セット、リセットと順番に切り換えることにより、
任意のパルス幅を有する一連のパルスを任意の時間間隔
をおいて発生することが可能である。
ば、従来CPUでソフトウェア的に実行していた割り込
み処理をハードウェアを用いて実現しているので、CP
Uの負荷を低減でき、さらに、ソフトウェアで実行する
のに比較し、より高速にコンペアレジスタ31,32,
33に減算結果を格納することができるので、トリガフ
リップフロップ13がリセットされないままになってし
まうという不具合が発生することがなく、リアルタイム
性に優れているとともに、任意のパルス幅を有する一連
のパルスを任意の時間間隔をおいて発生することができ
る出力タイマを提供することができる効果を奏する。
ーランダウンカウンタ9は外部からイベント信号が加え
られても動作し続けるので、出力タイマは常に安定して
1ショット出力を送出することが可能である。しかしな
がら、この実施の形態4はこれに限定されるものではな
く、フリーランダウンカウンタ9の代わりに通常のダウ
ンカウンタを用いてもよい。
は、3つのコンペアレジスタ31,32,33、3つの
比較器41,42,43、3つの減算値レジスタ10
1,102,103、および3つの減算器111,11
2,113を備えているが、この実施の形態4はこれに
限定されるものではなく、出力する一連の所望の数のパ
ルスに応じた任意の数のコンペアレジスタ、比較器、減
算値レジスタ、および減算器を備えていてもよい。
れば、出力タイマをイベント端子を介して入力されたイ
ベント信号に応答してカウンタのカウント値を取り込み
記憶するキャプチャ手段と、キャプチャ手段に記憶され
たカウント値と所定の値とにもとづき、イベント信号が
入力してから所定の時間が経過した後のカウンタのカウ
ント値を求める演算手段と、カウンタに保持されたカウ
ント値と演算結果とが一致した際に一致信号を出力端子
を介して出力する比較器と、イベント端子に接続された
セットのための第1の入力端子と、比較器の出力端子に
接続されたリセットのための第2の入力端子とを有する
リセット・セットフリップフロップとを備えるように構
成したので、出力タイマを搭載した装置に組み込まれた
CPUの負荷を増大させることなく1ショット出力を生
成でき、さらに、より高速に第2の記憶手段に演算結果
を格納することができるので、リセット・セットフリッ
プフロップがリセットされないままになってしまうとい
う不具合が発生することがなく、リアルタイム性に優れ
ているという効果がある。
を外部からストップ信号が印加されない限り動作し続け
るフリーランカウンタを備えるように構成したので、安
定して1ショット出力を送出することができる効果があ
る。
をフリーランカウンタがカウント値をインクリメントす
るフリーランアップカウンタであり、演算手段がキャプ
チャ手段に記憶されたカウント値に所定の値を加算して
加算結果を出力する加算器であるように構成したので、
出力タイマを搭載した装置に組み込まれたCPUの負荷
を低減でき、さらに、より高速に第2の記憶手段に加算
結果を格納することができるので、リセット・セットフ
リップフロップがリセットされないままになってしまう
という不具合が発生することがなく、リアルタイム性に
優れているという効果がある。
をフリーランカウンタがカウント値をデクリメントする
フリーランダウンカウンタであり、演算手段がキャプチ
ャ手段に記憶されたカウント値から所定の値を減算して
減算結果を出力する減算器であるように構成したので、
出力タイマを搭載した装置に組み込まれたCPUの負荷
を低減でき、さらに、より高速に第2の記憶手段に減算
結果を格納することができるので、リセット・セットフ
リップフロップがリセットされないままになってしまう
という不具合が発生することがなく、リアルタイム性に
優れているという効果がある。
をイベント端子を介して入力されたイベント信号に応答
してカウンタのカウント値を取り込み記憶するキャプチ
ャ手段と、キャプチャ手段に記憶されたカウント値と複
数の所定の値とにもとづき、イベント信号が入力してか
ら各所定の時間が経過した後のカウンタのカウント値を
それぞれ求める演算手段と、カウンタに保持されたカウ
ント値と各演算結果とが一致した際に一致信号を出力端
子を介してそれぞれ出力する複数の比較器と、イベント
端子に接続された入力端子と複数の比較器の各出力端子
にそれぞれ接続された複数の他の入力端子とを有するO
Rゲートと、ORゲートの出力端子に接続された入力端
子を有するトリガフリップフロップとを備えるように構
成したので、出力タイマを搭載した装置に組み込まれた
CPUの負荷を増大させることなく任意のパルス幅を有
する一連のパルスを任意の時間間隔をおいて発生するこ
とができ、さらに、より高速に第2の記憶手段に演算結
果を格納することができるので、トリガフリップフロッ
プがリセットされないままになってしまうという不具合
が発生することがなく、リアルタイム性に優れていると
いう効果がある。
をカウンタが外部からストップ信号が印加されない限り
動作し続けるフリーランカウンタであるように構成した
ので、安定して任意のパルス幅を有する一連のパルスを
任意の時間間隔をおいて送出することができる効果があ
る。
をフリーランカウンタがカウント値をインクリメントす
るフリーランアップカウンタであり、演算手段がキャプ
チャ手段に記憶されたカウント値に複数の所定の値をそ
れぞれ加算してその加算結果をそれぞれ出力する複数の
加算器であるように構成したので、出力タイマを搭載し
た装置に組み込まれたCPUの負荷を低減でき、さら
に、より高速に第2の記憶手段に加算結果を格納するこ
とができるので、トリガフリップフロップがリセットさ
れないままになってしまうという不具合が発生すること
がなく、リアルタイム性に優れているという効果があ
る。
をフリーランカウンタがカウント値をデクリメントする
フリーランダウンカウンタであり、演算手段がキャプチ
ャ手段に記憶されたカウント値から複数の所定の値をそ
れぞれ減算してその減算結果をそれぞれ出力する複数の
減算器であるように構成したので、出力タイマを搭載し
た装置に組み込まれたCPUの負荷を低減でき、さら
に、より高速に第2の記憶手段に減算結果を格納するこ
とができるので、トリガフリップフロップがリセットさ
れないままになってしまうという不具合が発生すること
がなく、リアルタイム性に優れているという効果があ
る。
構成を示すブロック図である。
ャートである。
構成を示すブロック図である。
ャートである。
構成を示すブロック図である。
ャートである。
構成を示すブロック図である。
ャートである。
ク図である。
タイムチャートである。
ウンタ)、3,31,32,33 コンペアレジスタ
(第2の記憶手段)、4,41,42,43 比較器、
5 リセット・セットフリップフロップ、6 キャプチ
ャレジスタ(キャプチャ手段)、7,71,72,73
加算値レジスタ(第1の記憶手段)、8,81,8
2,83 加算器(演算手段)、9 フリーランダウン
カウンタ(カウンタ)、10,101,102,103
減算値レジスタ(第1の記憶手段)、11,111,
112,113 減算器(演算手段)、12 ORゲー
ト、13 トリガフリップフロップ、14 トランスミ
ッションゲート(キャプチャ手段)。
Claims (8)
- 【請求項1】 イベントが発生した旨を示すイベント信
号を受け取るイベント端子と、印加されるクロックパル
スをカウントしそのカウント値を保持するカウンタと、
前記イベント端子を介して入力されたイベント信号に応
答して前記カウンタが保持するカウント値を取り込み記
憶するキャプチャ手段と、予め設定された所定の時間に
対応する所定の値を格納するための第1の記憶手段と、
前記キャプチャ手段に記憶された前記カウント値と前記
第1の記憶手段に格納された前記所定の値とにもとづ
き、前記イベント信号が入力してから前記所定の時間が
経過した後の前記カウンタのカウント値を求める演算手
段と、前記演算手段により得られた演算結果を格納する
ための第2の記憶手段と、前記カウンタに保持されたカ
ウント値と前記第2の記憶手段に格納された前記演算結
果とを比較して、それらが一致した際に一致信号を出力
端子を介して出力する比較器と、前記イベント端子に接
続されたセットのための第1の入力端子と前記比較器の
前記出力端子に接続されたリセットのための第2の入力
端子とを有するリセット・セットフリップフロップとを
備えた出力タイマ。 - 【請求項2】 カウンタは外部からストップ信号が印加
されない限り動作し続けるフリーランカウンタであるこ
とを特徴とする請求項1記載の出力タイマ。 - 【請求項3】 フリーランカウンタは印加されるクロッ
クパルスをカウントする度にカウント値をインクリメン
トするフリーランアップカウンタであり、演算手段はキ
ャプチャ手段に記憶されたカウント値に第1の記憶手段
に格納された所定の値を加算して加算結果を出力する加
算器であることを特徴とする請求項2記載の出力タイ
マ。 - 【請求項4】 フリーランカウンタは一定間隔で印加さ
れるパルスをカウントする度にカウント値をデクリメン
トするフリーランダウンカウンタであり、演算手段はキ
ャプチャ手段に記憶されたカウント値から第1の記憶手
段に格納された所定の値を減算して減算結果を出力する
減算器であることを特徴とする請求項2記載の出力タイ
マ。 - 【請求項5】 イベントが発生した旨を示すイベント信
号を受け取るイベント端子と、印加されるクロックパル
スをカウントしそのカウント値を保持するカウンタと、
前記イベント端子を介して入力されたイベント信号に応
答して前記カウンタのカウント値を取り込み記憶するキ
ャプチャ手段と、予め設定された複数の所定の時間に対
応する複数の所定の値を格納するための第1の記憶手段
と、前記キャプチャ手段に記憶された前記カウント値と
前記第1の記憶手段に格納された前記複数の所定の値と
にもとづき、前記イベント信号が入力してから各所定の
時間が経過した後の前記カウンタのカウント値をそれぞ
れ求める演算手段と、前記演算手段により得られた複数
の演算結果を格納するための第2の記憶手段と、前記カ
ウンタに保持されたカウント値と前記第2の記憶手段に
格納された前記複数の演算結果とをそれぞれ比較して、
前記カウント値と各演算結果とが一致した際に一致信号
を出力端子を介してそれぞれ出力する複数の比較器と、
前記イベント端子に接続された入力端子と前記複数の比
較器の各出力端子にそれぞれ接続された複数の他の入力
端子とを有するORゲートと、前記ORゲートの出力端
子に接続された入力端子を有するトリガフリップフロッ
プとを備えた出力タイマ。 - 【請求項6】 カウンタは外部からストップ信号が印加
されない限り動作し続けるフリーランカウンタであるこ
とを特徴とする請求項5記載の出力タイマ。 - 【請求項7】 フリーランカウンタは印加されるクロッ
クパルスをカウントする度にカウント値をインクリメン
トするフリーランアップカウンタであり、演算手段はキ
ャプチャ手段に記憶されたカウント値に第1の記憶手段
に格納された複数の所定の値をそれぞれ加算して、その
加算結果をそれぞれ出力する複数の加算器であることを
特徴とする請求項6記載の出力タイマ。 - 【請求項8】 フリーランカウンタは印加されるクロッ
クパルスをカウントする度にカウント値をデクリメント
するフリーランダウンカウンタであり、演算手段はキャ
プチャ手段に記憶されたカウント値から第1の記憶手段
に格納された複数の所定の値をそれぞれ減算してその減
算結果をそれぞれ出力する複数の減算器であることを特
徴とする請求項6記載の出力タイマ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9166300A JPH1117528A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 出力タイマ |
US08/990,595 US5982842A (en) | 1997-06-23 | 1997-12-15 | Output timer |
DE19800761A DE19800761C2 (de) | 1997-06-23 | 1998-01-12 | Ausgangszeitgeber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9166300A JPH1117528A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 出力タイマ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1117528A true JPH1117528A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15828800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9166300A Pending JPH1117528A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 出力タイマ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5982842A (ja) |
JP (1) | JPH1117528A (ja) |
DE (1) | DE19800761C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6486717B2 (en) | 1999-08-20 | 2002-11-26 | Fujitsu Limited | Divider with cycle time correction |
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1997
- 1997-06-23 JP JP9166300A patent/JPH1117528A/ja active Pending
- 1997-12-15 US US08/990,595 patent/US5982842A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-12 DE DE19800761A patent/DE19800761C2/de not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6486717B2 (en) | 1999-08-20 | 2002-11-26 | Fujitsu Limited | Divider with cycle time correction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19800761A1 (de) | 1998-12-24 |
DE19800761C2 (de) | 2000-02-24 |
US5982842A (en) | 1999-11-09 |
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A521 | Written amendment |
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