JPH11175139A - プラント監視制御システム及び監視制御方法 - Google Patents
プラント監視制御システム及び監視制御方法Info
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- JPH11175139A JPH11175139A JP33979597A JP33979597A JPH11175139A JP H11175139 A JPH11175139 A JP H11175139A JP 33979597 A JP33979597 A JP 33979597A JP 33979597 A JP33979597 A JP 33979597A JP H11175139 A JPH11175139 A JP H11175139A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Abstract
ても小人数で緊急対応を容易に取ることができ、最小限
の時間でプラントを誤りなく復旧する。 【解決手段】 プラント1を制御するプラント制御装置
2から収集されるプラントデータに基づき、プラントを
監視制御するプラント監視制御システムにおいて、プラ
ントデータを収集するプラントデータ収集手段72と、
この収集されたプラントデータが予め設定された条件に
適合するように変化したときに、この変化を検出しイベ
ント発生の旨を出力するプラント状態変化検出手段73
と、イベント発生の旨を通知されると、プラントデータ
に基づく送信データを、送信先リストに予め設定された
少なくとも1つの送信先に公衆回線を介して送信するデ
ータ送出手段74,75,76,77とからなるプラン
トデータ送信手段7を備えたプラント監視制御システ
ム。
Description
電プラント等の各種プラントを監視制御するプラント監
視制御システム及び監視制御方法に関するものである。
の各種プラントを監視制御するプラント監視制御システ
ムが広く用いられている。
の構成図である。
あれば高炉、圧延プラント、発電プラントであれば分割
された各発電ユニット、一般の製造工場であればライン
の1つ1つが相当する。このプラント1はプラント制御
装置2により制御されるものである。
つまたは複数のプラント1が設置される事業所である。
事業所10の内外には、運転員がプラント制御装置2を
介してプラント1を監視操作するためのプラント監視操
作装置3a,3bが設けられている。また、プラント監
視操作装置3a,3bの入出力装置は、近年ではCR
T、キーボード等を利用したものが一般化している。
該監視操作装置が事業所内に設置された場合の形態であ
り、プラント監視操作装置3bはデータ伝送装置4を介
して事業所10から離れた場所で監視操作を行う形態で
ある。例えば一般の製造工場であれば事業所内にのみプ
ラント監視操作装置を設置する形態が多い。これに対
し、例えば水力発電プラントではプラントが僻地に設置
されることの多いことから、発電所(事業所10)から
離れた制御所にプラント監視操作装置3bを設置し、複
数の発電所のプラントを監視操作する形態が多い。
にそれぞれ機能の異なるプラント監視操作装置を設置
し、本社内でも各事業所の運転状態を監視しつつ、プラ
ント1に対して指令を出すといった形態もある。この様
な例としては中央給電所と火力発電プラントがあげられ
る。すなわち中央給電所と発電所にそれぞれプラント監
視操作装置を設置して中央給電所からは発電電力指令を
発電所に出し、発電所で発電プラントの運転操作を行う
といった形態が該当する。
要求が高まってきており、この様な構成のプラント監視
制御システムにおいては、図56に示すプラント監視操
作装置3a,3bが設置される場所にのみ通常運転に必
要な人数の運転員を配置することが一般化している。ま
た、プラント制御装置2とプラント監視操作装置3a,
3bとの間のデータ伝送手段の高度化によりこの間の距
離を数10キロメータといった長距離化が可能となって
いる。このため1個所のプラント監視操作装置設置場所
から複数のプラントを監視操作する遠隔監視操作も一般
化している。つまり、プラント監視操作場所における運
転員の監視操作範囲が大きくなっているにも関わらず、
運転コストの低減の観点からは運転員の人数は抑制され
る方向になってきている。
ステムにおいては距離の離れた複数の無人発電所を一か
所の有人制御所で運転することが一般化している。
により自動化が進んでおり、一般の運転員はプラントを
構成する機器を個別に監視操作する機会が少なくなって
きている。このため各運転員において、プラントを構成
する機器に関する知識や自動制御を使わないマニュアル
運転に関する運転技術が低下することが危惧されてい
る。
ント監視制御システムにおいては、プラントに事故や異
常が発生すると、通常運転時に配置されているプラント
運転員のみでは人数不足や技術不足のために対応が遅れ
たり、必要な対応動作が行えないことがある。
したり、長時間にわたりプラント稼動が停止し経済的に
大きな損害を被ったり、プラントによっては電力や通信
といった会社インフラの機能の一部を喪失する等の問題
が発生する可能性もなくはない。
運転員は異常が発生した部分の緊急停止や他のプラント
部分に異常が波及しないようにする操作等の応急的な緊
急操作を最優先で実施する必要がある。このため、それ
に引き続いて実施する必要のあるプラント復旧操作や異
常、事故の原因究明や異常を起こした機器の改修のため
の動作は後回しになることが多い。特にこれらの操作に
は通常運転時に配置されている人員では対応しきれない
ことがあり、早期に必要な技術者や運転員を招集した
り、他の技術者の支援を仰ぐために現状のプラント状態
を連絡することが重要である。
ステムでは運転員自らが連絡をすべき技術者や運転員が
誰であるかを判断し、電話やファックスといった通信手
段を利用して連絡をとる必要がある。特に発生した異常
や事故の内容を正確に把握し、他のメンバーに伝えるた
めの準備、例えば発生時刻や異常の発生の経緯をまとめ
文章化して電話メモをつくったり、ファックス原稿を作
成するのはきわめて時間のかかる作業である。また、電
話やファックスでは連絡する相手が不在であったり、通
話中、ファックス使用中であったりして通信のため何度
も連絡をとらねばならないこともある。このような作業
は不可欠ではあるが、結果としてプラントの復旧操作や
必要な操作を遅らせる要因にもなり得るものである。ま
た、プラントの復旧操作とこれら連絡作業が錯綜するた
め、必要な連絡先に連絡を忘れたり、電話メモやファッ
クス原稿に誤った内容を書き込んだりといったことが発
生しがちである。
作に際してはプラント状態を詳細に把握する必要がある
が、経済的な理由で常時プラント制御装置からプラント
監視操作装置に送られる情報は通常のプラント運転に必
要な項目に限定されていることが多い。そこで、プラン
トの異常解析に必要な詳細データはプラント制御装置の
設置場所(現場)にのみに保存されている構成が一般的
である。このため、プラント異常、事故の内容によって
はこれらの詳細データをプラント制御装置の設置場所ま
で出向いて収集せざるを得ない場合も多く、プラントの
復旧が大きく遅れることもある。
減とプラント事故等発生時の損害の拡大防止、復旧の迅
速化は相反する関係にある。
れたもので、通常時においてプラント運転操作装置の設
置場所では小人数の運転員で対応操作を可能とするとと
もに、プラントに異常や事故が発生した場合であっても
この小人数で緊急対応を容易に取ることができ、さらに
最小限の時間でプラントを誤りなく復旧することを可能
とした安価なプラント監視制御システム及び監視制御方
法を提供することを目的とする。
に、請求項1に対応する発明は、プラントを制御するプ
ラント制御装置から収集されるプラントデータに基づ
き、プラントを監視制御するプラント監視制御シテスム
において、プラントデータを収集するプラントデータ収
集手段と、この収集されたプラントデータ、プラントデ
ータに基づく値、あるいは複数のプラントデータの関係
が予め設定された条件に適合するように変化したとき
に、この変化を検出しイベント発生の旨を出力するプラ
ント状態変化検出手段と、イベント発生の旨が通知され
ると、当該発生イベントの種類あるいは当該イベント発
生のもととなったプラントデータに基づく送信データ
を、送信先リストに予め設定された少なくとも一つの送
信先に公衆回線を介して送信するデータ送信手段と、デ
ータ送信手段より伝送される送信データを受け取る一つ
または複数のデータ受信装置とを備えたプラント監視制
御シテスムである。
プラントに異常や事故等のイベントが発生した場合であ
っても自動的にイベントを検出し、所定の連絡先に送信
データを送出することができる。これにより、小人数で
緊急対応を容易に取ることができ、さらに最小限の時間
でプラントを誤りなく復旧することが可能となる。した
がって、通常時におけるプラント運転操作装置の設置場
所では小人数の運転員で対応操作することもできる。
1に対応する発明において、データ送信手段は、プラン
ト状態変化検出手段にて検出された状態変化時のプラン
トデータあるいは状態変化時を内在する所定期間のプラ
ントデータを表す、フアックスデータ,音声データ,電
子的メールの文字データなどの送信データを作成する送
信データ作成手段を備えたプラント監視制御シテスムで
ある。
請求項1に対応する発明と同様な作用効果が得られる
他、ファックスなどによる送信データによってイベント
発生及びその内容を通知することができる。
1または2に対応する発明において、データ送信手段
は、それぞれの送信先に対応して送信データの情報内容
項目の種類を予め設定された送信先別種類設定部と、送
信先別種類設定部を参照し、設定された種類の情報内容
項目のデータを送信データとして編集するデータ編集手
段とを備えたプラント監視制御システムである。
請求項1または2に対応する発明と同様な作用効果が得
られる他、複数の送信先にそれぞれ異なるデータ,例え
ばイベント記録やデータサマリ等を送信することができ
る。
1〜3に対応する発明において、データ送信手段は、そ
れぞれの発生イベントに対応して送信データの送信先を
予め設定されたイべント別送信先設定部と、イベン卜別
送信先設定部を参照し、当該発生イベン卜に対応し設定
された送信先に送信データを送信するデータ送信手段と
を備えたプラント監視制御シテスムである。
請求項1〜3に対応する発明と同様な作用効果が得られ
る他、例えばイベント内容により異なる送信先にデータ
送信を行うことができる。
1〜4に対応する発明において、データ送信手段は、そ
れぞれの送信先に対応して送信できなかったときの代替
送信先を設定された代替送信先設定部と、当該データ送
信手段が送信失敗したとき、あるいはデータ受信装置が
着信できなかったとき、代替送信先設定部を参照し、代
替送信先に送信先を変更する送信先変更手段とを備えた
プラント監視制御シテスムである。
請求項1〜4に対応する発明と同様な作用効果が得られ
る他、送信先が通話中等で通信できない場合に、代替え
先にデータ送信を行うことができる。これにより緊急時
の通信も代替え先を含めた何れかに自動的かつ確実に行
うことができる。
1〜5に対応する発明において、データ送信手段がデー
タ送信した履歴を示す送信データ,送信先,送信時刻,
送信先に着信したかの送信成否を記憶する送信履歴テー
ブルと、送信要求があったデータ受信装置に、あるいは
予め設定されたデータ受信装置に前記データ送信手段の
履歴データの全てあるいは所定内容を送信する履歴デー
タ送信手段とを備えたプラント監視制御シテスムであ
る。
請求項1〜5に対応する発明と同様な作用効果が得られ
る他、送信要求があったデータ受信装置に、あるいは予
め設定されたデータ受信装置に前記データ送信手段の履
歴データの全てあるいは所定内容が送信される。これに
より、データ受信装置側ではこの履歴データの示す状況
に応じた対処をこうじることができる。
1〜3に対応する発明において、データ受信装置に、デ
ータ送信手段にプラントデータの送信を要求するプラン
トデータ送信要求手段を備え、データ送信手段に、デー
タ受信装置のプラントデータ送信要求手段からのプラン
トデータの送信要求に応じてプラントデータを送信デー
タとして要求元あるいは要求指定されたデータ受信装置
に送信するプラントデータ送信手段を備えるプラン卜監
視制御シテスムである。
請求項1〜3に対応する発明と同様な作用効果が得られ
る他、プラントデータ送信手段により、データ受信装置
のプラントデータ送信要求手段からのプラントデータの
送信要求に応じてプラントデータをが信データとして要
求元あるいは要求指定されたデータ受信装置に送信され
る。
7に対応する発明において、データ送信手段は、パスワ
ード生成手段を備えるとともに、送信データにパスワー
ド生成手段にて生成されたパスワードを送信データの一
部として送信し、データ受信装置のプラントデータ送信
要求手段は、運転員から人力されたパスワードとデータ
送信手段より送信されたパスワードを照合し、一致した
ときのみプラントデータの送信を要求を可能とするアク
セス管理手段とを備えるプラント監視制御シテスムであ
る。
請求項7に対応する発明と同様な作用効果が得られる
他、外部からのデータ読出しに対抗してパスワードによ
る機密保持を行うことができる。また、単にパスワード
を設定するのみでなく、データにアクセスできる相手に
このパスワードを知らせるようになっているので、詳細
データを提供すべき相手のみに確実にデータを送信する
ことができる。
トを制御するプラント制御装置から収集されるプラント
データに基づき、プラントを監視制御するプラント監視
制御シテスムの監視制御方法において、プラントデータ
を収集するプラントデータ収集ステップと、この収集さ
れたプラントデータ、プラントデータに基づく値、ある
いは複数のプラントデータの関係が予め設定された条件
に適合するように変化したときに、この変化を検出しイ
ベント発生の旨を出力するプラント状態変化検出ステッ
プと、イベント発生の旨が通知されると、当該発生イベ
ントの種類あるいは当該イベント発生のもととなったプ
ラントデータに基づく送信データを、送信先リストに予
め設定された少なくとも一つの送信先に公衆回線を介し
て送信するデータ送信ステップと、データ送信ステップ
より伝送される送信データを一つまたは複数のデータ受
信装置で受け取るステップとを備えたプラン卜監視制御
方法である。
請求項1に対応する発明と同様な作用効果が得られる。
て説明する。
の第1の実施の形態のプラント監視制御システムの一例
を示すブロック構成図である。
ント1を制御するプラント制御装置2からデータ伝送装
置4によってプラント監視操作装置3及びプラントデー
タ送信装置7にデータが送信され、さらにプラントデー
タ送信装置7から公衆回線9を介してプラントデータ表
示装置6にデータ送信されるようになっている。
プラント制御装置2の制御対象のプラントであり、例え
ば化学プラントや発電プラントが該当する。
閉といったプロセス量を入力してこれらのプロセス量を
使い各種演算処理を行いつつ、その結果からプラント2
を構成する機器をオンオフしたり、機器の設定値を変化
させたりして、プラント1を制御するものである。
が入力しているプロセス量や各種演算結果(以下、これ
らのデータを総称してプロセス量という)を他のプラン
ト制御装置2に伝送したり、プラント監視操作装置3に
伝送する目的で設置されている。本実施形態において
は、データ伝送装置4はローカルエリアネットワーク
(LAN)を介して各機器を接続している。
り、プラント制御装置2からデータ伝送装置4を介して
プロセス量や各種演算結果を入手し、これをCRT等の
表示装置に表示しプラント運転員にプラント状態を提示
する。また、プラント運転員から機器やプラントそのも
のの起動停止等の運転指示を、CRTに付属のマウスや
キーボード、タッチスクリーン等の入力機器により受け
付け、データ伝送装置4を介して制御装置2に指示する
ものである。なお、このプラント監視操作装置3は、1
台または複数台設けられる。
御装置2からプラント1のプロセス量やプラント制御の
ために行った各種演算結果を周期的にディジタルデータ
として入手し、このプラント状態量を貯えるとともに、
適宜のタイミングでプラント状態量に基づき編集したデ
ータを公衆回線9を介してプラントデータ表示装置6に
送信するものである。
は、データ伝送装置4からプロセスデータを入力するデ
ータ伝送装置接続部71、入力したデータを収集し貯え
るプラントデータ収集部72、プロセス量からプラント
の状態変化を検出するプラント状態変化検出部73、貯
えられたデータを加工してプラント監視装置で操作者が
プラント状態を把握できる形に編集する送信データ編集
部74、編集されたデータを公衆回線に順次送信するデ
ータ送信部75、データを送る送信先を記憶した送信先
リスト76、及びデータ送信部75からのデータを公衆
回線に適した形態に変換する公衆回線伝送部77から構
成されている。
ータ送信装置7からプラントデータを入力し表示するも
のである。すなわち、公衆回線伝送部61、表示データ
編集部62、データ表示部63、データ入力部64及び
データ入力処理部から構成される。
て図1〜図11を用いて詳しく説明する。
置をマイクロプロセッサを応用した計算機にて構成させ
た場合のブロック図である。
いては、CPUバスにマイクロプロセッサ701、メモ
リ702、ハードディスク703、イーサネットインタ
フェース704、時計708、RS232Cインターフ
ェース705が接続され、RS232Cインターフェー
ス705からモデム706を介して公衆回線9に接続さ
れている。
04は、図1のデータ伝送装置接続部71に対応し、複
数のプラント制御装置2と同軸ケーブルで接続してい
る。プラントデータ送信装置7は、イーサネットインタ
フェース704を介してプラント制御装置2から同装置
2が有するプラントのプロセス量やプラント制御装置2
がプラント制御のために行った各種演算結果を周期的に
ディジタルデータとして入手し、常にプラントデータ送
信装置7のメモリ702、ハードディスク703にプラ
ント状態量を貯えるものである。
送部77に対応し、データ伝送部75にて準備されたデ
ィジタルデータを電話回線にて送信したり、逆に公衆回
線経由ディジタルデータを入力する用途に使用する。
2、ハードディスク703はプラントデータ収集部7
2、送信データ編集部74、データ送信部75、送信先
リスト76等をソフトウェアにて実現するためのもので
ある。これらの構成は例えばパーソナルコンピュータと
同一の構成となっている。
図2に示すハードウエア構成を組み合わせることで、図
1に示す各機能ブロック,すなわち各機能実現手段を実
現するものである。つまり、プラントデータ収集手段、
プラント状態変化検出手段、送信データ編集手段及びデ
ータ送信手段を実現している。
送信装置7の作用を説明する。
タ収集部72は、前述のイーサネットインタフェース7
04からプロセス量等を入力処理するプラントデータ収
集処理と前述のメモリ702上に置かれるプロセスデー
タベースからなっている。
の一例を示す図である。
721は、収集するプロセス量等につけられたシリアル
ナンバー7211、入力する個々のプロセス量等につけ
られたプロセス名称7212、入力したプロセス量72
13、このプロセス量の単位7214、プロセス量の種
別7215、このプロセス量の送信元を示す制御装置番
号7216、各制御装置で1つ1つのプロセス量につけ
られたインデックス番号7217からなっている。
ローチャートである。
等のデータ構造を示す図である。
方法があるが、本実施形態ではプロセス量の値に変化が
あった場合にプラント制御装置2からデータが送られる
方式を用いている。
算しているプロセス量等に値の変化があった場合、図5
に示すプロセス量データ201がプラントデータ送信装
置7に送られる。ここでプロセス量データ201は制御
装置番号2011、インデックス2012、値2013
からなり、データ伝送装置4を介してプラントデータ送
信装置7に出力される(ST1)。
セス量201データが受け取られ(ST1)、制御装置
番号2011、インデックス2012が参照され、プロ
セスデータベース721上の発信制御装置番号721
6、インデックス7217と比較される(ST2,ST
3)。そしてこれらが一致するまで(ST4)プロセス
データベース721の検索が行われ(ST5)、一致す
る項目のプロセス量7213のエリアにプロセス量デー
タ201上の値2013が設定される(ST6)。
721上のプロセス量7213は常に最新状態に保たれ
る。
態変化検出部73は、プラント状態変化定義テーブル7
31と状態変化検出処理からなる。
ータ構造の一例を示した図である。
ャートである。
シリアルナンバー7311と、プラント変化を検出する
のに必要なプロセス量が保存されているプロセスデータ
ベース721上のシリアルナンバー7211を定義する
プロセス量ナンバー7312と、プラント状態変化を検
出するための演算方法を定義するための既定値7313
と、演算子7314と、この演算の結果が意味している
プラント状態変化7315と、イベント番号7316と
を有している。
義テーブル731に示された演算方法に従いプラント状
態を判断する。すなわち、プロセス量ナンバー7312
の内容を順次参照し、その値が“終了”を示す値、例え
ば“999”になるまで図7に示す処理を繰り返す。
次にプロセス量ナンバーが取り出される(ST12)。
プロセス量ナンバー7312の内容が“999”でなけ
れば(ST13)、上記ナンバーと一致するシリアルナ
ンバーのプロセス量がプロセスデータベース721のプ
ロセス量7213の欄から取り出される(ST14)。
これと規定値7313の値とが比較され(ST15,S
T16)、同一であった場合には“1”(ST17)、
異なった場合には“0”(ST18)としてステップS
T12に戻る。
行についてこの比較を行った後(ST13−>ST1
9)、その結果を演算子7314に示した演算子で論理
演算した結果が“1”となった場合にはその行はプラン
ト状態変化があったと判断される(ST19)。
ントデータ編集部74にプラント状態変化定義テーブル
731のプラント状態変化7315にあるプラント状態
変化名及びイベント番号7316にあるイベント番号が
渡されることで、イベントの発生が通知される(ST2
0)。すなわちプラント状態変化検出部73は、所定の
プラント状態変化が生じると、本実施形態ではプラント
データ編集部74に、後述する各実施形態では例えばフ
ァックス原稿作成手段や文書データ選択手段にイベント
番号を渡すことでプラント状態変化を通知するものであ
る。
セス量ナンバー359が“1”)またはユニット1起動
中(プロセスナンバー361が“1”)のときにAタン
ク入口温度高(プロセス量ナンバー3が“1”)でAタ
ンク温度高危険というプラント状態変化が発生したと判
断する例が示されている。
74は、プラント状態変化検出部73よりプロセス量の
変化を、プロセスデータベース721からプロセスデー
タの最新状態を受け取り、種々のプラント状態を示す書
類を作成するものである。ここではプロセス量の内バイ
ナリデータの変化を時系列に並べた書類(以下イベント
記録と称す)を例に示すが、その他種々の書類を作成可
能に構成されている。
を示した図である。
ために、まず、プラントデータ収集部72から図5と同
様なプロセス量データ201を受け取り、制御装置番号
2011、インデックス2012、プロセス量2013
を参照する。次にプラント状態変化検出部73は、制御
装置番号2011の値、インデックス2012の値とプ
ロセスデータベース721上の発信制御装置7216、
インデックス7217を比較する。これにより送られた
プロセス量データ201がどのプロセス量であるかを判
断し、プロセス量名称7212を読み出すことで必要な
データをそろえることができる。また、その発生時刻は
プラントデータ送信装置7を構成する時計708より読
み出すことになる。
はデータ送信部の処理を示したフローチャートである。
を示した図である。
集部74から送信データの編集完了が通知されると(S
T21)、シリアルナンバー761,電話番号762,
送信先名763からなる図10の送信先リスト76から
電話番号762が取り出される(ST22)。
9−9999−9999”を取り出すまで(ST2
3)、以下の処理が繰り返される。
電話接続コマンドが送られる(ST24)。接続が成功
すると(ST25)、送信データ編集部74の送信デー
タが取り出され、モデム706へそのデータが送られる
(ST26)。
T22に戻る。ここで、送信失敗の場合(ST27)あ
るいは相手先と接続失敗の場合(ST25)、ステップ
ST24に戻りリトライされる。また、リトライ済みの
場合にはステップST22に戻る。
ることとなる。
表示装置について説明する。
ントデータ表示装置をマイクロプロセッサを応用した計
算機で構成した場合のブロック図である。
いては、CPUバスに、マイクロプロセッサ601、メ
モリ602、ハードディスク603、RS232Cイン
タフェース605及びCRTコントローラ607が接続
されている。RS232Cインタフェース605は、モ
デム606を介して公衆回線9に接続されている。ま
た、CRTコントローラ607には、CRTモニタ60
8及びキーボード609が接続される。
衆回線伝送手段61に相当し、プラントデータ送信装置
7から公衆回線を介して入力するのに使用する。キーボ
ード609は、プラントデータ表示装置6の操作者が装
置に対して表示要求等の指示をするためのものであり、
図1のデータ入力手段64に相当する。
1、メモリ602、ハードディスク603は表示データ
編集手段62、データ入力処理手段65をソフトウェア
にて実現するためのものであり、例えばパーソナルコン
ピュータの場合と同様に構成されている。
の要求の受付け、また、種々のデータを表示する。この
ようにして、一般的なプラント監視装置と同様な機能が
実現される。
が、これらの全体動作を説明すると以下の通りである。
ータ表示装置の全体の動作>まず、データ伝送装置接続
部71はデータ伝送装置4を介してプラント制御装置2
からプロセスデータを受取、プラントデータ収集部72
にデータをわたす。
タを用いて、常に必要なプロセスデータの最新状態デー
タを保持する。プラント状態変化検出部73はプラント
データ収集部72が保持しているプロセス量を演算処理
し、プラント異常をはじめとするプラントの状態変化を
検出する。
データ収集部72は貯えていたプロセス量データを、プ
ラントデータ編集部74にわたす。
公衆回線に適したデータ構成に編集し、データ送信部7
5に引き渡す。データ送信部75は送信先リスト76を
参照し、公衆回線伝送部77に対して送信先の番号と送
信すべきデータからなる伝送要求をだす。
回線接続を行い、回線が接続した後、渡されたデータを
公衆回線9を介してプラントデータ表示装置6へ伝送す
る。
送部61により、送られたデータをディジタルデータに
変換し、表示データ編集部62にデータを渡す。表示デ
ータ編集部62は操作者によるデータ入力部64からの
表示要求を受け、このデータを表示に適した形式に変換
し、データ表示部63に渡す。データ表示部63はプラ
ントデータを表示し運転員がプラントの状態を確認でき
るようにする。
操作者はプラント状態が変化した場合にデータ表示部6
3にプラント1の詳細データを表示させる。
るプラント監視制御システムによれば、以下のような効
果が得られる。
73に設定されたプラント状態になった場合に、プラン
ト状態変化までのプラントの状態の変化が公衆回線9を
介してあらかじめ指定されたプラントデータ表示装置6
に自動的に送信され、プラントデータ表示装置にてプラ
ントの状態変化を確認することができる。
介してプラントデータ送信装置7と接続するため、プラ
ントデータ送信装置7から離れた場所に設置でき、たと
えばプラントを遠方から監視制御する水力発電プラント
に適用した場合には、制御所にプラントデータ表示装置
6を設置することによりプラントに異常が発生した際等
は通常運転用に送信されているデータに加えてより詳細
なデータを運転員が手を煩わせることなく入手すること
ができる。
トから離れた本社事務所に設置した場合は、複数のプラ
ント設置場所からプラントの起動時といったイベント時
にプラントの運用データを入手することができ、プラン
トの運転員の手をわずらわすことなくプラントの運用状
況をタイムリーに把握することができる。
9を利用するため、データ伝送に必要な設備の設置コス
トを抑えることができ、また、この公衆回線9は通常は
使用されず、プラント1に設定されたプラント状態変化
が発生した場合にのみ利用するため、回線利用費用も最
小限におさえることができる。
装置6として公衆回線9からデータを入手し、CRT等
の画面に受信データを表示するための専用装置を付加し
た構成で説明したが、本発明はこのような専用装置を設
ける場合に限られるものではない。例えばプラントデー
タ表示装置6の機能を従来のプラント監視操作装置3等
に付加し、例えばプラント監視操作装置3の設置場所に
おいてプラントデータ表示装置6と同一の機能を実現さ
せるようにしてもよい。
プラント監視制御システムは、プラントデータ送信装置
7において、単なるデータ送信でなく、送信すべきデー
タをファックス原稿に加工してファックスとして送信す
る手段を加えたものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。また、プラントデータ送信装置7
以外の部分は第1の実施形態と同様に構成されている。
置7には、ファックス原稿作成部78と、ファックス送
信部79と、ファックス送信先リスト80と、原稿書式
部81とが付加される他、第1の実施形態と同様に構成
されている。
態変化検出部73よりプラント状態変化の通知を受けた
時点でプラントデータ収集部72内のプロセス量データ
ベース721を参照して公衆回線9を介してファックス
送信すべき原稿を作成するものである。
するにあたって常に同一の内容にあたる部分をあらかじ
め設定したものである。
作成部78の作成した原稿をファックス送信に適したデ
ータ形式に変換し、送信するものである。
原稿を送信する先を記憶したリストである。
制御システムの動作について説明する。
の部分の動作は第1の実施形態と同様であるので説明を
省略する。
ラント状態変化検出部73から状態変化の発生を状態変
化名称を付加された形で通知される。ファックス原稿作
成部78はこれを受けてファックス原稿の作成を行う。
ファックス送信データの構成例を示した図である。
原稿書式部81から書式が取り出され、これがコピーさ
れて原稿のベースとなる。図13において宛先7811
であり、この宛先7811の内容はファックス送信先リ
スト80が参照されることで当該原稿ベースに設定され
る。
構造例を示した図である。
ス番号802を参照して送信すべき送信先が読み出さ
れ、ファックス原稿完成後に完成原稿にファックス送信
部79に渡される。
13のファックス送信データ781上の宛先7811に
設定される。次にプラント状態変化検出部73から受け
取った状態変化名称がファックス原稿作成部78により
イベント内容欄7813に設定されるとともに、プラン
トデータ送信装置7内の時計708が参照され、受け取
った時刻が発生時刻欄7812に設定される。
スデータベース721が参照されプラントの現在状況と
して主要なプロセス量が読み出されて、プラントデータ
欄7814に設定される。
ータ781が完成し、前述のファックス番号82の値と
ともにファックス送信部79に渡される。
設定されている送信先全てについて実施される。
たファックス原稿はファックス送信部79においてさら
に、送信可能な形式に処理され、その後公衆回線伝送部
77によってあて先に向け公衆回線9に出力される。
スト形式で作成されるが、ファックス送信部はテキスト
形式の原稿をファックス装置に適したコマンド形式に変
換するものである。この形式はEIA−578やEIA
−SP2388に代表される国際規格となっている。ま
た、テキストデータをこの様な形式に変換するソフトウ
ェアは一般に市販されているものであり、本実施形態で
も例えばこれを利用する。
スコマンド形式に対応したものが一般に市販されてお
り、本実施形態においてもこれを利用する。
るプラント監視制御システムによれば、上記実施形態と
同様な効果が得られる他、プラント状態変化検出部73
からプラントの状態変化がファックス原稿作成部78に
通知されると、原稿書式部81を参照してプラントの状
態変化を通知するための原稿が作成される。さらに、フ
ァックス送信リスト80にある送信先にファックス送信
部79によりプラント状態変化通知がファックス送信さ
れる。
化検出部73に設定されたプラント状態に変化場合に、
その発生と発生状況、送信時点でのプラント状態をファ
ックスを利用してあらかじめ設定した相手先ファックス
に自動的に送信することができ、運転員の負担になるこ
となく、関連部門や担当者の自宅等に上記データを送信
することができる。
帯であっても時間的に遅れることなくプラントに発生し
た異常、事故といったイベント内容を伝えることができ
る。また、データの伝送にあたっては公衆回線を利用す
るため、データ伝送に必要な設備の設置コストを迎える
ことができ、また、この公衆回線を通常は使用されず、
プラントに設定されたプラント状態変化が発生した場合
にのみ利用するため、回線利用費用も最小限におさえる
ことができる。
プラント監視制システムは、プラントデータ送信装置7
において、プラント状態変化検出部によるプラントの状
態変化を検出すると、文章データと音片データを参照し
てプラントの状態変化を通知するための音声文章を作成
し、あて先に音声文章を送信するものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。また、プラントデータ送信装置7
以外の部分は第1の実施形態と同様に構成されている。
置7には、音片データ保存部82と、文章データ部81
aと、文章データ選択部部83と、電話送信先リスト8
5と、音声合成部84と、サウンドボード707とが付
加される他、第1の実施形態と同様に構成されている。
をいくつかの音片に分割した形で記憶したものである。
成する音片を音片番号の並びとして記憶したものであ
る。
85から送信先の電話番号を入力し、公衆回線伝送部7
7に電話接続を要求し、接続後、文章データ部81a及
び音片データ保存部82を参照して発声すべき音をテキ
ストの形で入力し、これを音声送信部84に送りだすも
のである。
ィジタル化された音声データに変換し、サウンドボード
707が音声を再生する処理を行うソフトウェアであ
る。なお、このソフトウエアはサウンドボード707と
共に一般に市販されているものである。
装置をマイクロプロセッサを応用した計算機にて構成し
た場合のブロック図であり、図2と同一部分には同一符
号を付してその説明を省略する。
は、ハードウエア手段として、ディジタル化した音声デ
ータを生の音声に変換するサウンドボード707が付加
されている。なお、図15に示したプラントデータ送信
装置7内の他の要素はソフトウェア手段にて実現するも
のである。
制御システムの動作について説明する。
の動作は第1の実施形態と同様であるので説明を省略す
る。
フローチャートである。
ベント番号を受け取った音声データ選択部83によっ
て、電話送信リスト85が参照され電話番号が取り出さ
れる(ST31,ST32)。全ての電話番号取出しが
終っていれば終了し、終っていなければ(ST33)、
電話番号を含んだ電話接続コマンドが公衆回線伝送部7
7に送られる(ST34)。
すれば音声出力処理がなされる。この音声出力が成功す
ればステップST32に戻り、音声出力が失敗(ST3
7)あるいは接続失敗(ST35)の場合には、ステッ
プST34に戻ってリトライされる(ST38)。リト
ライ済みであればステップST32に戻る(ST3
8)。
音声出力処理について詳しく説明する。
であり、その処理を図18に示す。
声出力処理ルーチンのフローチャートを示した図であ
る。
力処理ルーチンにより文章データ部81aが参照され当
該イベントに対応した音声データが取り出される。
ようになっている。
た図である。
号815はプラント状態変化検出部73からのイベント
番号と照合する。繰り返し回数816は、文章を何回繰
り返すかを指定したものである。音片並び817は、こ
こに並んだ音片番号順で音片を発声していくための情報
である。
チンは文章データ部81aからイベント番号815に対
応した音片並び817の音片番号を選択する(ST4
1)。
当該音片番号の音片データが音声データ保存部82から
取りだされ音声合成部84に送られる(ST43)。音
声合成部84では音声合成が行われ、さらにサウンドボ
ード707を介して送出データが公衆回線伝送手段77
に送られる。
ータ部81a上の音片番号が音片の終了を示す“99”
になるまでこれが繰り返されて、1つの文章出力が終了
する(ST42)。
回数816が参照され上記の文章出力が回数指定分繰り
返され(ST45,ST46)、指令分繰り返し後に終
了する(ST45)。
音片データ保存部82は図20のようになっている。
造例を示した図である。
につけられたインデックスナンバー821とともに音片
データ822を格納している。
ようになっている。
示す図である。
51に対応して、電話番号852及び宛先853が設け
られている。
るプラント監視制御システムによれば、上記実施形態と
同様な効果が得られる他、以下のような効果が得られ
る。
出部に設定されたプラント状態に変化場合に、あらかじ
め設定した相手に電話を使ってプラントに異常事象が発
生したことを自動的に通報することができ、運転員の負
担になることなく、関連部門や担当者の自宅に事象の発
生を伝達することができる。
帯であっても時間的に遅れることなくプラントに発生し
た異常、事故といったイベント内容を伝えることができ
る。また、データの伝送にあたっては公衆回線を利用す
るため、データ伝送に必要な設備の設置コストを抑える
ことができ、また、この公衆回線を通常は使用されず、
プラントに設定されたプラント状態変化が発生した場合
にのみ利用するため、回線利用費用も最小限におさえる
ことができる。
プラント監視制システムは、プラントデータ送信装置7
において、プラントデータ編集部を複数としてプラント
に状態変化が発生した際に複数のプラントデータ表示装
置6にその装置が設置されている場所、部門に応じたプ
ラントデータを送信するようにしたものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。また、プラントデータ送信装置7
以外の部分は第1の実施形態と同様に構成されている。
のデータ構造例を示す図であり、図10と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略する。
置7は、プラントデータ選択部86を付加し、プラント
データ編集部74bを複数設けるとともに、送信先リス
ト76bが複数の送信先の通信番号(例えば電話番号)
と当該送信先に送信する送信データ種類をあらかじめ設
定できる構成となっている他、第1の実施形態と同様に
構成されている。
プラント状態変化検出部73よりプラント状態変化の通
知を受けた時点でプラントデータ収集部72内のプロセ
ス量データベース721を参照して公衆回線を介してフ
ァックス送信すべき原稿を作成するものであり、複数の
送信先に応じた3種のプラントデータを作成する。すな
わち、前述の様にプラント状態変化検出部73よりプロ
セス量の変化、プロセスデータベース721からはプロ
セスデータの最新状態を受け取り、種々のプラント状態
を示す書類を作成する。
の実施形態では、プロセス量の内バイナリデータの変化
を時系列に並べたイベント記録を例に示したが、この
他、プロセスデーテベース721の内容を一覧にしたデ
ータサマリや第2の実施形態に示したファックス送信デ
ータ781(以下、イベント発生通知という)も送信先
に送信するプラントデータとして適当なものである。
である。
じたプラントデータを3つのプラントデータ編集部74
bから選択する。
は、送信先により送信すべきデータの種類を数で示した
ものである。
制御システムの動作について説明する。なお、第1の実
施形態と同様の部分については説明を省略する。
すフローチャートである。
ベント通知を受けると(ST51)、プラントデータ選
択部86により送信先リスト76bの電話番号欄762
から1つの電話番号が入力される(ST52)。
9999−9999”が入力されると終了し、そうでな
ければ以下の処理が繰り返される(ST53)。
は、送信データ種類欄764から送信すべきデータの種
類を示した番号が入力され(ST54)、その種類が判
定される(ST55)。
とく、イベント記録、イベント発生通知、データサマリ
を生成するので、プラントデータ選択部86によって、
データ種類番号に対応したプラントデータ、例えば番号
が“1”の場合はイベント記録が選択される(ST5
6,ST57,ST58)。
取得したプラントデータと電話番号とがデータ送信部7
5に渡され(ST59)、送信されることになる。そし
て、ステップST52に戻り、全ての送信が終了するま
で、各送信先への処理が行われる。
発生した際に送信先リストに設定された複数の送信先に
送信先に応じた内容のプラントデータが送信される。
るプラント監視制御システムによれば、上記実施形態と
同様な効果が得られる他、プラント状態変化検出部73
からイベント通知を受けたプラントデータ選択部86に
より送信先リスト76bが参照され、送信先と送信すべ
きデータの種類が読み取られ、これに対応したプラント
データが選択されて公衆回線伝送部77によりデータが
送信される。
際に複数のプラントデータ表示装置にその装置が設置さ
れている場所、部門に応じたプラントデータを送信する
ことができ、プラント運転員を煩わすことなくプラント
異常といった緊急性を伴ったプラント状態変化であって
もタイムリーに必要な場所に必要な連絡を行うことがで
きる。
を利用するため、データ伝送に必要な設備の設置コスト
を抑えることができ、また、この公衆回線は通常は使用
されず、プラントに設定されたプラント状態変化が発生
した場合にのみ利用するため、回線利用費用も最小限に
おさえることができる。
プラント監視制システムは、プラントデータ送信装置7
において、第4の実施形態のプラントデータ送信装置7
に複数のプラント状態検出部73bを設け、プラント状
態変化の種類に応じた種類のデータを送信するようにし
たものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図22と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部
分についてのみ述べる。また、プラントデータ送信装置
7以外の部分は第1の実施形態と同様に構成されてい
る。
のデータ構造例を示す図であり、図23と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略する。
置7は、プラント状態検出部73bが複数設けられ、送
信先リスト76cがプラント状態変化の種類に応じた送
信データの種類を設定できる構成となっている他、第4
の実施形態と同様に構成されている。
bは、第1の実施形態のプラント状態変化検出部73と
同様な構成のものが3つ設けられてなる。すなわち第1
の実施形態で説明したイベント番号をそれぞれのプラン
ト状態変化検出部で異なるイベント番号をプラントデー
タ選択部86に渡すようになっている。
化検出部73bからの3種類何れかの状態変化(イベン
ト番号)に対応して送信すべき送信データ種類を定義し
たイベント1発生時送信データ種764a,イベント2
発生時送信データ種764b,イベント3発生時送信デ
ータ種764cが設けられている。これらのデータ種7
64a,764b,764cには、送信先により送信す
べきデータの種類が数で示される。
制御システムの動作について説明する。なお、第1,第
4の実施形態と同様の部分については説明を省略する。
タ選択部の処理を示すフローチャートである。
部86は、プラント状態変化検出部73bからイベント
番号を受け取る(ST61)。
第4の実施形態の図25におけるステップST52及び
ST53と同様である。
4)、各イベント番号に応じて送信先リスト76cに3
つある送信データ種類欄764a,764b,764c
のいずれかから送信すべきデータの種類を示した番号が
取り出される(ST65,ST66,ST67)。
55〜ST59と同様であり、プラントデータ編集部7
4bからこの番号に対応したプラントデータ,例えば番
号が“1”の場合はイベント記録が選択され、電話番号
と共にプラントデータがデータ送信部75に渡される
(ST68〜ST72)。
発生した際に送信先リストに設定された複数の送信先に
プラント状態変化の内容に応じたプラントデータが送信
される。
るプラント監視制御システムによれば、第4の実施形態
と同様な効果が得られる他、プラント状態変化検出部7
3bからプラント状態変化が発生した際に、プラントデ
ータ選択部86により送信先リスト76cが参照され、
送信先リスト中の複数のデータ送信先に対してそれぞれ
設定されている送信データの種類に対応するプラントデ
ータがプラントデータ編集部74bから受け取られ、公
衆回線伝送部77によりデータ送信される。
に応じて各送信先に送信するプラントデータを変えるこ
とができる。これにより、発生したプラント状態変化の
重要度や当該事象に関連するかどうかといった状況によ
り各送信先にデータを送るか否か、送る場合でもどのデ
ータを送信するかを選択することができる。したがっ
て、第4の実施形態における利点に加え、受け取る側の
対応に対する業務量を削減したり、公衆回線の利用を最
小限におさえ費用を低減すること等を実現することもで
きる。
プラント監視制システムは、プラントデータ送信装置7
において代替送信先リストを設け、送信相手先に送信で
きない場合でも、あらかじめ決められた代替えの送信先
にデータを自動的に送信するものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。また、プラントデータ送信装置7
以外の部分は第1の実施形態と同様に構成されている。
置7は、代替送信先リスト87を設け、またデータ送信
部75bに代替送信処理機能が付加された他、第1の実
施形態と同様に構成されている。
6の送信先へのデータ送信が失敗した場合にこれに代わ
ってデータを送付する送信先を記憶しているリストであ
る。
制御システムの動作について説明する。なお、第1の実
施形態と同様の部分については説明を省略する。
を示したフローチャートである。
る図9に示したフローチャートにおいて、代替送信先処
理ステップST89を付加したものであり、ステップS
T81〜ST88では、図9のステップST21〜ST
28と同様な処理がなされる。ステップST89は、モ
デムに対する電話接続又は電話接続後のデータ送信にお
いて電話接続あるいはデータ送信が失敗した場合に、代
替え送信先処理を起動するものである。
ーチャートである。
示した図である。
替先が2か所設けられた例であり、シリアルナンバー8
71に対応して、第1代替先電話番号872及び第1代
替先宛先名873と、第2代替先電話番号874及び第
2代替先宛先名875とが設けられている。
ず、代替送信先リスト87の第1代替先電話番号欄87
2から送信先リスト76に示された送信先に代わってデ
ータを送信する先の電話番号が取り出され(ST9
1)、電話番号が設定されていれば(ST92)モデム
77に対して電話接続要求される(ST93)。接続後
(ST94)プラントデータ編集部74から送信データ
が取り出され、モデムへ送られる(ST95)。
いは代替先がなくなれば(ST92)、図30のステッ
プST89にリターンするが、失敗すれば、リトライ後
に(ST97)、代替送信先リスト87の第2代替先電
話番号欄874から次なる代替送信先の電話番号が取り
出され第1代替送信先に対する処理(ST91〜ST9
6)と同様の処理が行われる(ST101〜ST10
6)。
接続不可であっても、運転員の手を煩わすことなく代わ
りの連絡先にプラント状態が連絡される。
るプラント監視制御システムによれば、第1の実施形態
と同様な効果が得られる他、プラント状態変化検出部7
3よりイベント通知を受けると、プラントデータ送信部
75bにより送信先リスト76を参照してデータの送信
が試みられるが、これに失敗した場合には代替送信先リ
スト87が参照され、送信先リストの送信先に代ってデ
ータを送信する先の電話番号が取り出され、プラントデ
ータ編集部74からのデータが送信される。
相手先が電話中やプラントデータ表示装置が動作してい
ないといった場合であっても、あらかじめ決められた代
替えの送信先にデータを自動的に送信することができ
る。
ータ表示装置を複数台設置し、どちらかの装置が故障や
他の業務で占用されていると行った場合であっても人間
の手を介入させることなく必要なデータを送信すること
ができる。
プラント監視制システムは、予め指定されたプラントデ
ータ表示装置に対し、プラントデータ送信装置7が自動
的にプラントデータを送信を試みた相手先、送信が成功
した先、失敗した先の情報を当該プラントデータ送信装
置7から送信するようにしたものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図29と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部
分についてのみ述べる。また、プラントデータ送信装置
7以外の部分は第1の実施形態と同様に構成されてい
る。
を示した図であり、図10に示した第1実施形態の送信
先リスト76に送信成否結果送信フラグ765を付加し
たものである。
置7は、送信成否保存テーブル88、送信成否送信部8
9を付加し、送信先リスト76及び代替送信先リスト8
7に示された送信先へのデータ送信が成功したか、失敗
したかを保存し送信するようになっている他、第6の実
施形態と同様に構成されている。
場合と同様に構成される他、送信処理及び代替送信処理
に対する送信成否設定処理及び送信成否送信手順を備え
ている。
cからの指示により、送信成否保存テーブル88に設定
されている送信成否データと送信先リスト76と代替送
信先リスト87に設定されている電話番号と宛先名を参
照しプラントデータ送信結果を作成してモデム77に渡
し、所定のプラントデータ表示装置6に送信成否データ
を送信する。
制御システムの動作について説明する。なお、第6の実
施形態と同様の部分については説明を省略する。
る処理を示したフローチャートであり、図36は代替送
信先処理の手順を示したフローチャートである。図35
及び図36において、第6の実施形態の図30及び31
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
フローチャートに送信成否設定手順752と送信成否送
信手順753を付加し、また図36のフローチャートは
図31に示したフローチャートに送信成否設定手順75
11を付加したものである。
3からデータ送信通知を受けると、データ送信部75c
の送信成否設定手順752により、図37に示す送信成
否保存テーブル88の初期化処理が行われる(752S
1)。
造例を示した図である。
記初期化処理は次の通りである。すなわち図37に示す
送信成否保存テーブル88において、シリアルナンバー
881に対応する送信先1成否欄881、代替送信先1
成否欄882及び代替送信先2成否欄883の値に“送
信不要”を示す“N”が設定される(752S1)。
図36の送信成否設定手順7511によっては、データ
送信処理において電話接続それに引き続くデータ送信が
いずれも正常に終了した場合に送信成否保存テーブル8
8に送信が完了したことを示す“S”が設定され(75
2S2,7511S1,7511S3)、またいずれか
が失敗した場合には送信が失敗したことを示す“F”が
設定される(752S3,7511S2,7511S
4)。
は特に図示せず)、図35の送信成否送信手順753に
より送信先リスト76d上の送信成否結果送信フラグ7
65が参照され(753S1)、ここに送信結果を送信
することを指示する“1”が設定されている場合は(7
53S2)、送信成否送信部89に対して送信結果の送
信が指示される(753S3)。
し送信結果の送信指示が出されると、送信成否送信部8
9によって図38に示すプラントデータ送信結果891
が作成される。
示す図である。
保存テーブル88に設定されている送信成否データ88
2,883,884と、送信先リスト76d及び代替送
信先リスト87に設定されている電話番号762,87
1,873及び宛先名763,872,873が参照さ
れて作成されるものである。
トデータ送信結果891をモデム77に渡し、当該結果
891は送信成否データとして予め指定されたプラント
データ表示装置6に送信される。
るプラント監視制御システムによれば、第1の実施形態
と同様な効果が得られる他、送信成否を送信成否保存テ
ーブル88に設定し、設定結果を送信先リスト上のフラ
グに従って送信するようにしたので、あらかじめ指定さ
れたプラントデータ表示装置6にプラントデータ送信装
置7が自動的にプラントデータを送信を試みた相手先、
送信が成功した先、失敗した先についての情報を送信す
ることができる。
ータ表示装置6を運転員が常駐する場所に設置すること
で、運転員はプラント異常といったプラント運転作業に
緊急を要する場合であっても緊急作業が終了した時点で
プラントデータ送信装置が自動的にプラントデータが送
信した相手を容易に確認できる。
みるかどうかといった判断やアドバイスを受ける相手と
してどこが適当かといった判断を即時につけることがで
きる。つまり、緊急作業に引き続いて行われるプラント
復旧等の作業にあたって追加で連絡をとるべき先の確認
ができ、またデータが既に送信されている相手へのアド
バイスの依頼等も即座に行うことができる。
プラント監視制システムは、プラントデータ送信装置7
においてプラントデータ表示装置6から要求に応じ、任
意のプラントに対する任意のプラント状態変化時のプラ
ントデータを当該プラントデータ表示装置6に送信する
ようにしたものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図22と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部
分についてのみ述べる。また、プラントデータ送信装置
7以外の部分は第1の実施形態と同様に構成されてい
る。
置7は、データ送信要求受付部90、要求データ選択部
91及びプラントデータ保存テーブル95を付加した
他、第4の実施形態と同様に構成されている。
ト状態変化発生毎にプラントデータをプラントデータ保
存テーブル95に保存しておき、公衆回線9を介してプ
ラントデータ表示装置6から送信すべきデータの内容
(どのプラント状態変化時のどのプラントデータ種類
か)を受け、指定されたデータを送信するものである。
タ保存テーブルのデータ構造例を示した図である。
ーブル95はイベント一覧951とデータファイル95
2とからなっている。
化検出部73が変化を検出する毎にそのプラント状態変
化名がプラント状態変化名欄9512に、発生日時が発
生日時欄9513に設定される。また、このプラント変
化時に編集されたプラントデータをプラントデータ編集
部74bから受取り、データファイル952にそのデー
タを保存するとともにデータポインタ欄9514に対応
するデータファイル952へのポインタを設定し、その
所在を参照できるようになっている。
タの種類に対応してイベント記録データ部9521、イ
ベント発生通知データ部9522及びデータサマリデー
タ部9523が設けられている。
制御システムの動作について説明する。なお、第4の実
施形態と同様の部分については説明を省略する。
が要求される。
ータ表示装置に設けられ、プラントデータ送信装置にプ
ラントデータを要求するための画面の一例を示す図であ
る。
は、データ要求先の電話番号6311と、データ種類6
312,6313,6314と、要求データ対象631
5と、保存データ一覧要求エリア6316と、実行ボタ
ン6317とが設られている。
タを要求するプラントデータ送信装置7が接続している
電話回線の電話番号であり、ここに設定する電話番号を
変えることによりデータを入手したいプラントを指定で
きる。また、データ種類6312,6313,6314
は前述のプラントデータ編集部74bにより作成される
複数のデータ種類に対し、データの送信要否を設定する
ものである。図41に示す例ではイベント記録のみを送
信要求しようとしているところである。要求データ対象
6315はプラントデータ保存テーブル95に保存され
ている複数のプラント状態変化データのうちどのデータ
を送信要求するかを指定するエリアである。また、保存
データ一覧要求エリア6316はデータ送信要求を行う
前に保存されているデータとして何があるかを事前に確
認するために保存データの一覧を要求するためのエリア
である。
れるプラントデータ表示装置の画面例を示す図である。
の要求に対するプラントデータ送信装置7側の処理につ
いて図43を用いて説明する。
データ選択部における処理を示したフローチャートであ
り、図44はプラントデータ表示装置から渡されるプラ
ントデータ送信要求データのデータ構造例を示す図であ
る。
付部90にて受け付けられたプラントデータ表示部6か
らのプラントデータ送信要求データ601が要求データ
選択部91において受け取られる(ST111)。プラ
ントデータ送信要求データ601は、要求データ種類6
011、イベントナンバー欄6012及びデータ送信先
電話番号6013からなっている。
す要求データ種類6011が参照されて送信すべきデー
タの種類が確認される(ST112)。
ベントデータ一覧を示す“4”であれば(ST11
2)、プラントデータ保存テーブル95内のイベント一
覧9511が取り出され(ST113)、データ送信先
の電話番号6013を付加してデータ送信部75に渡さ
れる(ST114)。
ントデータの送信要求を示す“1”〜“3”であれば
(ST112)、イベントナンバー欄6012が参照さ
れて(ST115)データ種類が判定される(ST11
6)。
いる番号と同じ番号をそのシリアルナンバー欄9511
にもつプラント状態変化に対応するプラントデータが、
プラントデータ保存テーブル95内のデータファイル9
52から取り出される(ST117,ST118,ST
119)。
データ(この例ではイベント記録、イベント発生通知、
データサマリのいずれか)であり、これに電話番号が付
加されてデータ送信部75に送られる。
れる。
るプラント監視制御システムによれば、上記実施形態と
同様な効果が得られる他、プラントデータ表示装置の操
作者がCRT、キーボードからプラントデータの送信を
要求すると、公衆回線を介しプラントデータ送信装置に
対して送信要求が伝達され、プラントデータ送信装置の
データ送信部75はプラントデータ編集部74bにより
編集されたデータをその要求に応じてプラントデータ表
示装置6に公衆回路を介して送信するようになっている
ので、プラントデータ表示装置の操作者は任意の時期に
任意のプラント変化発生時のプラント詳細データを読み
取ることができる。
意のプラントにおける任意のプラント状態変化時のプラ
ントデータを必要な時点で入手することができる。
複数のプラントを統括する事務所(例えば本社)にプラ
ントデータ表示装置6を設置することによりプラントの
運転員の手を煩わすことなく、プラントデータを入手す
ることができる。また、例えばプラントデータ表示装置
6をプラントメーカ内に設置すれば、プラント1に異常
が発生した際の解析のためのデータをプラントメーカで
容易に入手することができ、プラント異常発生時の異常
解析にあたってプラント運転員の負担を軽減することが
できる。
プラント監視制システムは、図39に示す第8の実施形
態のシステムに図12に示す第2の実施形態の構成を組
み込むと共に、プラントデータ表示装置6からデータ送
信を要求する際には、あらかじめファックスにて連絡さ
れた最新のパスワードを入力しないと要求データを返信
しないようにし、詳細データを開示すべきでないプラン
トデータ表示装置からプラント運転状況に関わるデータ
が参照されるのを防止するものである。
ント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装置
の一例を示すブロック構成図であり、図39及び図12
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここで
は異なる部分についてのみ述べる。また、プラントデー
タ送信装置7以外の部分は第1の実施形態と同様に構成
されている。
置7は、図39に示す第8の実施形態の構成と図12に
示す第2の実施形態の構成とが組み合わされると共に、
パスワード生成部92が付加されて構成されている。な
お、要求データ選択部91b、ファックス原稿作成部7
8bには本実施形態に対応した機能が付加されている。
制御システムの動作について説明する。なお、第8及び
第2の実施形態と同様の部分については説明を省略す
る。
送信装置7においてパスワードの生成が行われる。
ード生成部の処理を示したフローチャートである。
ラント状態の変化が通知されると、パスワード生成部9
2によりパスワードの再設定が開始される(ST12
1)。
99999までの値をもつ乱数を発生させ(ST12
2)、この内の1桁目の数0から9をアルファベットの
AからJに対応させ1桁のアルファベットを得る(ST
123)。
し(ST124)、4桁の数としアルファベットと4桁
の数を結合して5桁のパスワードを得ることができる
(ST125)。このパスワードはプラント状態変化が
発生する毎にプラントデータ保存テーブル95bのイベ
ント一覧951に付加したパスワード欄9515(図4
7)に設定する(ST128)。
スワードはパスワード欄9515に既に複数設定されて
いるパスワードと比較し(ST126)これらパスワー
ドのいずれかと5桁全てが同一である場合は再度パスワ
ード生成し、これらパスワードと異なるパスワードとな
るまで繰り返し(ST127)、既に使用しているパス
ワードと異なる文字列を新パスワードとして保存する
(ST127,ST128)。
タ保存テーブルのデータ構造例を示した図であり、図4
0と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
は、シリアルナンバー9511に対応してパスワード欄
9515が設けられる。
スワードはファックス原稿送信機能を利用してプラント
データ表示装置に送信される。
部が作成するファックス原稿の構成例を示す図であり、
図13と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
状態変化が発生した時点でファックス送信データ781
bを作成し、あらかじめ指定された送信先へファックス
送信するが、ファックス原稿作成に際してパスワード生
成部92で新規に作成されたパスワードを入手しファッ
クス送信データの一部として設定する。
ス送信データ781bであり、詳細データの要求先とし
て当該プラントデータ送信装置が接続している公衆回線
の電話番号、及びパスワードを設定した部分であるパス
ワード連絡部7815が設けられている。
装置からデータが要求される。
ータ表示装置に設けられ、プラントデータ送信装置にプ
ラントデータを要求するための画面の一例を示す図であ
り、図41と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
には、データを要求する際に設定するパスワードを入力
するパスワード入力エリア6318が設けられている。
プラントデータ表示装置6はプラントデータ要求を受け
付けると図49に示すプラントデータ送信要求データ6
01bを公衆回線経由でプラントデータ送信装置7に送
信する。
れるプラントデータ送信要求データのデータ構造例を示
す図であり、図44と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
は、パスワード6014が付加される。
表示装置6からの要求に対するプラントデータ送信装置
7側の処理について図51を用いて説明する。
フローチャートであり、図43と同一部分には同一符号
を付して詳細説明を省略する。
図43に示す第8の実施形態における要求データ選択部
91が行う処理に加え、パスワード照合処理911をも
実行するものである。
bは、プラントデータ送信装置7内の公衆回線伝送部7
7、データ送信要求受付部90を経由して、要求データ
選択部91bに取り込まれる(ST111)。要求デー
タ選択部91bは第8実施形態と同様の要求データ種類
の確認処理後(ST112)、プラントデータ送信を要
求されている場合はプラントデータ保存テーブル95b
にアクセスし(ST115a,ST115b)、以下の
パスワード照合処理911を実施する。
ントデータ保存テーブル95bのパスワード欄9515
が参照され、指定されたイベントの発生時に設定された
パスワードが取り出される(911ST1)。これとプ
ラントデータ送信要求データ601に設定されているパ
スワード6014とが比較される(911ST2,91
1ST3)。
3)、要求されたデータの送信処理をバイパスし、同じ
場合のみ第8の実施形態と同様なデータ送信処理が行わ
れる(ST116〜ST120)。
るプラント監視制御システムによれば、上記実施形態と
同様な効果が得られる他、プラントの状態変化に応じて
パスワードを新規に生成し、更新されたパスワードをプ
ラント状態変化の際、ファックス原稿として自動的に予
め登録された送信先に連絡するとともに、プラントデー
タ表示装置6からプラントデータの送信要求があった場
合には、パスワードを比較チェックして、所定のプラン
トデータ表示装置6にのみ詳細データが送出される。
が自ら要求してプラントデータを公衆回線を介して入手
する場合、プラント状態変化の都度変更されるパスワー
ドをあらかじめ知っていることが必要である。これによ
り無関係な第3者が不正にデータを入手することを防止
できるとともに、プラントデータ表示装置の操作者はわ
ざわざパスワードを調べることなく直ちに身近にあるプ
ラントデータ表示装置からプラントの詳細データを入手
することができる。
プラントデータ送信装置7に対して必要なデータを送信
する様に要求する際にはあらかじめファックスにて連絡
された最新のパスワードを入力しないと求めるデータが
入手できず、ファックス送信先リスト80にプラントの
詳細データの参照を許す個所のみを設定することによ
り、詳細データを開示すべきでない装置からプラント運
転状況に関わるデータが参照されるのを防止することが
できる。
のプラント監視制システムは、プラントデータ表示装置
6から要求に応じ、プラントデータ送信装置7からファ
ックスデータや音声データを送信することにより、プラ
ントデータ表示装置の操作者が任意の時期にプラントの
詳細データを任意の電話番号先にファックスデータ、音
声データとして得られるようにしたものである。
ラント監視制御システムにおけるプラントデータ送信装
置の一例を示すブロック構成図であり、図12と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
態のプラント監視制御システムにおけるプラントデータ
送信装置の他の例を示すブロック構成図であり、図15
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここで
は異なる部分についてのみ述べる。また、図52、図5
3の装置において、プラントデータ送信装置7以外の部
分は第1の実施形態と同様に構成されている。
置7は、図52に示すように第2の実施形態の装置7に
ファックスデータ送信受付部93を設けたものであり、
また、図53に示すように第3の実施形態の装置7に音
声データ送信受付部94を設けたものである。さらに、
図52と図53に示す構成を組み合わせてものでもよ
い。なお、図53に示す構成では、文書データ部81a
に代えてマイクロホン81bを用いているが、音声デー
タを得るためには何れの構成を用いてもよい。
制御システムの動作について説明する。なお、第2又は
第3の実施形態と同様の部分については説明を省略す
る。
ァックス若しくは音声データの送信要求について説明す
る。
れたプラントデータ送信装置に対して任意の相手にファ
ックスデータ、音声データを送信依頼するための画面の
一例を示す図である。
32には、データ送信を要求するプラントデータ送信装
置7が接続している電話番号を入力する通信元番号入力
エリア6321と、データを受信する先のファックスあ
るいは電話の番号を入力する通知先番号入力エリア63
22とが設けられている。さらに、通知先が電話である
かファックスであるかを指定する通信メディア選択エリ
ア6323と実行ボタン6324とが設けられている。
24をオンすることで要求を完了する。そして、ファッ
クス音声データ送信要求画面632で設定された通信元
番号、通知先番号及び通信形態の情報はプラントデータ
表示装置6から公衆回線9を介してプラントデータ送信
装置7へ送信される。
のデータ構造例を示す図である。
元電話番号63251と、通知先電話番号63252
と、送信形態情報63253が含まれている。
した図52又は図53に示すプラントデータ送信装置7
では以下のような処理を行う。
置7における処理を説明する。
93はファックス音声データ要求データ6325を受取
り、以下の処理を行う。
ず、送信形態63253を参照し、その値にファックス
送信を要求することを示す“F”が設定されていた場
合、ファックスデータ送信受付部93により通知先番号
63252に設定されている電話番号がファックス原稿
作成部78に送る。さらに、ファックスデータの作成と
当該電話番号先への送信をファックス原稿作成部78に
要求する。送信形態63253が“F”でない場合は処
理をバイパスする。
置7における処理を説明する。
クスデータ送信受付部93と同様に送信形態63253
を参照し、その値が音声送信を要求することを示す
“V”が設定されていた場合、通知先番号63252に
設定されている電話番号を音声データ選択部83に送
り、音声データを当該電話番号先の電話への送信するこ
とを要求する。送信形態63253が“V”でない場合
は処理をバイパスする。
と同様である。
るプラント監視制御システムによれば、上記実施形態と
同様な効果が得られる他、プラントデータ表示装置の操
作者がCRT、キーボードから送信方法(ファックスま
たは電話)および送信先の電話番号を指定して送信を要
求すると、公衆回線を介しプラントデータ送信装置7に
対して送信要求が伝達され、当該プラントデータ送信装
置7からはこの要求に応じたファックスデータ又は音声
データを送信するようにしたので、プラントデータ表示
装置の操作者は任意の時期にプラントの詳細データを任
意の電話番号先にファックスデータ、音声データとして
得ることができる。
作者は任意の電話、ファックスに対してプラントデータ
を送信するようにプラントデータ送信装置に指示するこ
とができ、容易にプラントの異常等のプラント状態変化
の発生情報とプラントデータを必要な場所に連絡するこ
とができる。
た機能に基づきファックスや電話でプラント異常等のプ
ラントの状態変化を知った者は、この事態を他の人に連
絡したい場合にすばやく、かつ正確に事態の内容を伝え
ることができる。なお、第9実施形態に示したプラント
詳細データの入手に必要なパスワードを他の人に正確に
教えることも可能である。
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。
(コンピュータ)に実行させることができるプログラム
(ソフトウエア部)として、例えば磁気ディスク(フロ
ッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(C
D−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に
格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもで
きる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算
機に実行させるソフトウエア部(実行プログラムのみな
らずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成さ
せる設定プログラムをも含むものである。本装置を実現
する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラムを読み
込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエ
ア部を構築し、このソフトウエア部によって動作が制御
されることにより上述した処理を実行する。
効果を奏する。
生した場合に、運転員の手を煩わすことなく関係者に事
態の発生と状況を確実に連絡することができる。
を容易に入手することができ、さらに他の人への連絡を
システムに依頼することも可能であり、容易かつ確実に
事態の発生と状況を関連する多くの人に伝えることがで
きる。
った作業に必要な技術者や運転員の招集や情報伝達をも
正確かつ迅速に行なうことができる。
行われている最中に、プラント事故等に対する緊急対応
やそれに引き続く、プラント復旧操作、原因調査等にす
ばやく取り掛かることが可能であり、短時間でのプラン
ト復旧を可能とすることができる。
すること、回線はデータ送信の際にのみ使用することか
ら、システム構成に要する初期費用、運用費用ともに低
減することができる。
運転操作装置の設置場所では小人数の運転員で対応操作
が可能であり、プラントに異常や事故が発生した場合で
あってもこの小人数で緊急対応が容易で、かつ、最小限
の時間でプラントを誤りなく復旧可能とするプラント監
視制御システム及び監視制御方法を安価に提供すること
ができる。
システムの一例を示すブロック構成図。
ロプロセッサを応用した計算機にて構成した場合のブロ
ック図。
図。
ト。
ータ構造例を示す図。
を示す図。
ト。
サを応用した計算機で構成した場合のブロック図。
御システムにおけるプラントデータ送信装置の一例を示
すブロック構成図。
原稿の構成例を示す図。
す図。
御システムにおけるプラントデータ送信装置の一例を示
すブロック構成図。
クロプロセッサを応用した計算機にて構成した場合のブ
ロック図。
ト。
ルーチンのフローチャート。
御システムにおけるプラントデータ送信装置の一例を示
すブロック構成図。
示す図。
ャート。
御システムにおけるプラントデータ送信装置の一例を示
すブロック構成図。
す図。
ローチャート。
システムにおけるプラントデータ送信装置7の一例を示
すブロック構成図。
すフローチャート。
システムにおけるプラントデータ送信装置7の一例を示
すブロック構成図。
示す図。
ーチャート。
ローチャート。
図。
システムにおけるプラントデータ送信装置8の一例を示
すブロック構成図。
するプラントデータ保存テーブルのデータ構造例を示す
図。
置に設けられたプラントデータ送信装置にプラントデー
タを要求するための画面例を示す図。
を確認するための保存データ一覧画面例を示す図。
の要求データ選択部の処理を示すフローチャート。
送信装置に送られるプラントデータ送信要求データのデ
ータ構造例を示す図。
システムにおけるプラントデータ送信装置7の一例を示
すブロック構成図。
の処理を示すフローチャート。
ブルのデータ構造例を示す図。
るファックス原稿の構成例を示す図。
置に設けられ、プラントデータ送信装置にプラントデー
タを要求するための画面の一例を示す図。
トデータ送信要求データのデータ構造例を示す図。
ート。
御システムにおけるプラントデータ送信装置の一例を示
すブロック構成図。
けるプラントデータ送信装置の他の例を示すブロック構
成図。
にファックスデータ又は音声データを送信依頼するため
の画面例を示す図。
造例を示す図。
Claims (9)
- 【請求項1】 プラントを制御するプラント制御装置か
ら収集されるプラントデータに基づき、前記プラントを
監視制御するプラント監視制御シテスムにおいて、 前記プラントデータを収集するプラントデータ収集手段
と、 この収集されたプラントデータ、プラントデータに基づ
く値、あるいは複数のプラントデータの関係が予め設定
された条件に適合するように変化したときに、この変化
を検出しイベント発生の旨を出力するプラント状態変化
検出手段と、 前記イベント発生の旨が通知されると、当該発生イベン
トの種類あるいは当該イベント発生のもととなったプラ
ントデータに基づく送信データを、送信先リストに予め
設定された少なくとも一つの送信先に公衆回線を介して
送信するデータ送信手段と、 前記データ送信手段より伝送される送信データを受け取
る一つまたは複数のデータ受信装置とを備えたことを特
徴とするプラント監視制御シテスム。 - 【請求項2】 前記データ送信手段は、 前記プラント状態変化検出手段にて検出された状態変化
時のプラントデータあるいは状態変化時を内在する所定
期間のプラントデータを表す、フアックスデータ,音声
データ,電子的メールの文字データなどの送信データを
作成する送信データ作成手段を備えたことを特徴とする
請求項1記載のプラント監視制御シテスム。 - 【請求項3】 前記データ送信手段は、 それぞれの送信先に対応して送信データの情報内容項目
の種類を予め設定された送信先別種類設定部と、 前記送信先別種類設定部を参照し、設定された種類の情
報内容項目のデータを送信データとして編集するデータ
編集手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2
記載のプラント監視制御システム。 - 【請求項4】 前記データ送信手段は、 それぞれの発生イベントに対応して送信データの送信先
を予め設定されたイべント別送信先設定部と、 前記イベン卜別送信先設定部を参照し、当該発生イベン
卜に対応し設定された送信先に送信データを送信するデ
ータ送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1,2
または3記載のプラント監視制御シテスム。 - 【請求項5】 前記データ送信手段は、 それぞれの送信先に対応して送信できなかったときの代
替送信先を設定された代替送信先設定部と、 当該データ送信手段が送信失敗したとき、あるいは前記
データ受信装置が着信できなかったとき、前記代替送信
先設定部を参照し、代替送信先に送信先を変更する送信
先変更手段とを備えたことを特徴とする請求項1,2,
3または4記載のプラント監視制御シテスム。 - 【請求項6】 前記データ送信手段がデータ送信した履
歴を示す送信データ,送信先,送信時刻,送信先に着信
したかの送信成否を記憶する送信履歴テーブルと、 送信要求があったデータ受信装置に、あるいは予め設定
されたデータ受信装置に前記データ送信手段の履歴デー
タの全てあるいは所定内容を送信する履歴データ送信手
段とを備えたことを特徴とする請求項1,2,3,4ま
たは5記載のプラント監視制御シテスム。 - 【請求項7】 前記データ受信装置に、前記データ送信
手段にプラントデータの送信を要求するプラントデータ
送信要求手段を備え、 前記データ送信手段に、前記データ受信装置のプラント
データ送信要求手段からのプラントデータの送信要求に
応じてプラントデータを送信データとして要求元あるい
は要求指定されたデータ受信装置に送信するプラントデ
ータ送信手段を備えることを特徴とする請求項1,2ま
たは3記載のプラン卜監視制御シテスム。 - 【請求項8】 前記データ送信手段は、パスワード生成
手段を備えるとともに、送信データに前記パスワード生
成手段にて生成されたパスワードを送信データの一部と
して送信し、 前記データ受信装置のプラントデータ送信要求手段は、
運転員から人力されたパスワードと前記データ送信手段
より送信されたパスワードを照合し、一致したときのみ
プラントデータの送信を要求を可能とするアクセス管理
手段とを備えることを特徴とする請求項7記載のプラン
ト監視制御シテスム。 - 【請求項9】 プラントを制御するプラント制御装置か
ら収集されるプラントデータに基づき、前記プラントを
監視制御するプラント監視制御シテスムの監視制御方法
において、 プラントデータを収集するプラントデータ収集ステップ
と、 この収集されたプラントデータ、プラントデータに基づ
く値、あるいは複数のプラントデータの関係が予め設定
された条件に適合するように変化したときに、この変化
を検出しイベント発生の旨を出力するプラント状態変化
検出ステップと、 前記イベント発生の旨が通知されると、当該発生イベン
トの種類あるいは当該イベント発生のもととなったプラ
ントデータに基づく送信データを、送信先リストに予め
設定された少なくとも一つの送信先に公衆回線を介して
送信するデータ送信ステップと、 前記データ送信ステップより伝送される送信データを一
つまたは複数のデータ受信装置で受け取るステップとを
備えたことを特徴とするプラン卜監視制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33979597A JP3556451B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | プラント監視制御システム及び監視制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33979597A JP3556451B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | プラント監視制御システム及び監視制御方法 |
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JPH11175139A true JPH11175139A (ja) | 1999-07-02 |
JP3556451B2 JP3556451B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=18330889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33979597A Expired - Fee Related JP3556451B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | プラント監視制御システム及び監視制御方法 |
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