JPH11110320A - メッセージ交換装置 - Google Patents
メッセージ交換装置Info
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- JPH11110320A JPH11110320A JP9270927A JP27092797A JPH11110320A JP H11110320 A JPH11110320 A JP H11110320A JP 9270927 A JP9270927 A JP 9270927A JP 27092797 A JP27092797 A JP 27092797A JP H11110320 A JPH11110320 A JP H11110320A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/50—Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
- H04M3/53—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
- H04M3/533—Voice mail systems
- H04M3/53333—Message receiving aspects
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
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- Signal Processing (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
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- Communication Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メッセージ交換装置における高度なメッセー
ジ処理の自動実行と、その自動実行のための設定を計算
機やメッセージ交換装置の知識がない利用者からでも行
なえるようにすること。 【解決手段】 動機と条件付メッセージ処理手続き群と
の対を複数対記憶するメッセージ処理手続き記憶装置5
と、メッセージ処理手続き記憶装置5に記憶された動機
の発火を感知する動機発火感知部3と、発火した動機と
対になった条件付メッセージ処理手続きの条件部がを評
価し、その条件部が真と評価されたメッセージ処理手続
きを実行するメッセージ処理手続き実行装置4をメッセ
ージ交換装置1に付加し、さらにメッセージ処理手続き
等の設定手段を用意する。
ジ処理の自動実行と、その自動実行のための設定を計算
機やメッセージ交換装置の知識がない利用者からでも行
なえるようにすること。 【解決手段】 動機と条件付メッセージ処理手続き群と
の対を複数対記憶するメッセージ処理手続き記憶装置5
と、メッセージ処理手続き記憶装置5に記憶された動機
の発火を感知する動機発火感知部3と、発火した動機と
対になった条件付メッセージ処理手続きの条件部がを評
価し、その条件部が真と評価されたメッセージ処理手続
きを実行するメッセージ処理手続き実行装置4をメッセ
ージ交換装置1に付加し、さらにメッセージ処理手続き
等の設定手段を用意する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は公衆電話網や電子メ
ール交換システムやコンピュータテレフォニーシステム
やファクシミリ蓄積交換システムなどのメッセージ交換
装置におけるメッセージの配信、転送、削除、データ形
式変換などのメッセージ処理手続きの設定方法に関する
ものである。
ール交換システムやコンピュータテレフォニーシステム
やファクシミリ蓄積交換システムなどのメッセージ交換
装置におけるメッセージの配信、転送、削除、データ形
式変換などのメッセージ処理手続きの設定方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年はインターネットが企業や家庭、あ
るいは学校などに爆発的に浸透し、それに伴い電子メー
ルが急速に普及してきている。また、電子メールと歩を
同じくして、ページャ(ポケットベル)や携帯電話やP
DAなどの情報端末も伸びている。さらに、電子メール
などのメッセージシステムの伸びと、情報端末の伸びの
相乗効果から、テキストである電子メールを音声に変換
して電話に転送したり、あるいは電子メールの着信の通
知を宛先利用者が所有するページャに出力したり、ファ
クシミリからのイメージ情報をマルチメディア電子メー
ルとして送信するような、種々のメッセージシステムや
情報端末を統合した新たな形のメッセージ交換システム
が注目を集めている。
るいは学校などに爆発的に浸透し、それに伴い電子メー
ルが急速に普及してきている。また、電子メールと歩を
同じくして、ページャ(ポケットベル)や携帯電話やP
DAなどの情報端末も伸びている。さらに、電子メール
などのメッセージシステムの伸びと、情報端末の伸びの
相乗効果から、テキストである電子メールを音声に変換
して電話に転送したり、あるいは電子メールの着信の通
知を宛先利用者が所有するページャに出力したり、ファ
クシミリからのイメージ情報をマルチメディア電子メー
ルとして送信するような、種々のメッセージシステムや
情報端末を統合した新たな形のメッセージ交換システム
が注目を集めている。
【0003】このようにメッセージ交換システムは、同
種の情報端末かつ同一プロトコルでのメッセージ交換か
ら、様々な情報端末への様々なプロトコルでメッセージ
交換を行なう「統合メッセージング」と呼ばれるメッセ
ージ交換の形態へ進化している。
種の情報端末かつ同一プロトコルでのメッセージ交換か
ら、様々な情報端末への様々なプロトコルでメッセージ
交換を行なう「統合メッセージング」と呼ばれるメッセ
ージ交換の形態へ進化している。
【0004】この統合メッセージングの環境下では旧来
からのメッセージング機能だけでなく自動転送や通知な
どの機能が付加され高機能化が進んでおり、また、メッ
セージ交換システムで扱わねばならないメッセージの数
(利用者が送受信するメッセージの数)も急速に増加す
る傾向にある。
からのメッセージング機能だけでなく自動転送や通知な
どの機能が付加され高機能化が進んでおり、また、メッ
セージ交換システムで扱わねばならないメッセージの数
(利用者が送受信するメッセージの数)も急速に増加す
る傾向にある。
【0005】このような状況の中で、各利用者が自分に
有効な情報を選択し、必要があればいちはやくメッセー
ジを閲覧するためには、メッセージ交換システムがメッ
セージ選択機能や通知機能などの高機能なメッセージ処
理手段を備えることが必要であるが、それにも増して、
利用者がそれら高機能化されたメッセージ処理手段を簡
単に利用できることが重要となる。
有効な情報を選択し、必要があればいちはやくメッセー
ジを閲覧するためには、メッセージ交換システムがメッ
セージ選択機能や通知機能などの高機能なメッセージ処
理手段を備えることが必要であるが、それにも増して、
利用者がそれら高機能化されたメッセージ処理手段を簡
単に利用できることが重要となる。
【0006】この目的を達成する手段としては、例えば
UNIX系のワークステーション上での電子メールの知
的処理のために、「MH」、「mailagent」、
「elm」などの様々がソフトウェアが開発されてき
た。
UNIX系のワークステーション上での電子メールの知
的処理のために、「MH」、「mailagent」、
「elm」などの様々がソフトウェアが開発されてき
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらのメッセージ処
理ツールの機能や実現方式はまちまちであるが、全ての
共通して言えることは、そのツールを利用者の思惑通り
に動作させるように設定するには、高度なソフトウェア
の知識が必要であり、プログラミングやコンピュータ内
部についての知識がない多くの利用者にとっては、利用
することが困難であった。例えば、先にあげた「mai
lagent」というソフトウェアでは、UNIXのa
wkというコマンドに類似した構文の設定ファイルを利
用者が設定しなければならず、それには例えば文字列の
正規表現に関する知識とインターネットメールの規約で
あるRFC822をある程度知っていることが必要とな
る。
理ツールの機能や実現方式はまちまちであるが、全ての
共通して言えることは、そのツールを利用者の思惑通り
に動作させるように設定するには、高度なソフトウェア
の知識が必要であり、プログラミングやコンピュータ内
部についての知識がない多くの利用者にとっては、利用
することが困難であった。例えば、先にあげた「mai
lagent」というソフトウェアでは、UNIXのa
wkというコマンドに類似した構文の設定ファイルを利
用者が設定しなければならず、それには例えば文字列の
正規表現に関する知識とインターネットメールの規約で
あるRFC822をある程度知っていることが必要とな
る。
【0008】そこで、一般の計算機関係の知識が少ない
利用者が利用できるようにするため、システム設計者側
で利用者の典型的な使用方法を想定し、その使用方法に
のっとったメッセージ処理に関してのみ利用者に提供す
るようにする方法がとられる場合もある。これは確かに
簡単であり使い易くはなるのであるが、あくまで「典型
的な利用方法」に従ったメッセージ処理であり、個々の
利用者の事情に合わせたような個人毎のカスタマイズは
実現できなかった。
利用者が利用できるようにするため、システム設計者側
で利用者の典型的な使用方法を想定し、その使用方法に
のっとったメッセージ処理に関してのみ利用者に提供す
るようにする方法がとられる場合もある。これは確かに
簡単であり使い易くはなるのであるが、あくまで「典型
的な利用方法」に従ったメッセージ処理であり、個々の
利用者の事情に合わせたような個人毎のカスタマイズは
実現できなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、こられの課題を
解決するために、本発明のメッセージ交換装置は、利用
者から電話またはファクシミリ等の通信端末または計算
機などの情報端末を介してメッセージ及びメッセージの
送信宛先を受信し、その宛先に応じた端末の記憶領域に
受信したメッセージを配信するメッセージ送受信装置
と、動機と条件付メッセージ処理手続き群との対を複数
対記憶するメッセージ処理手続き記憶装置と、メッセー
ジ処理手続き記憶装置に記憶された動機の発火を感知す
る動機発火感知部と、発火した動機と対になった条件付
メッセージ処理手続きの条件部分を評価し、その条件部
分が真と評価されたメッセージ処理手続きを実行するメ
ッセージ処理手続き実行装置から構成されている。さら
に、この動機と条件付メッセージ処理手続き群との対を
編集するための手段として、請求項4及び請求項5にあ
げたようなGUIからの編集手段と、請求項6及び請求
項7であげたような、音声による編集手段と、請求項8
乃至請求項10であげたような例示による編集手段を用
意し、利用者が自分用のメッセージ処理の設定を簡易に
編集できるようにした。
解決するために、本発明のメッセージ交換装置は、利用
者から電話またはファクシミリ等の通信端末または計算
機などの情報端末を介してメッセージ及びメッセージの
送信宛先を受信し、その宛先に応じた端末の記憶領域に
受信したメッセージを配信するメッセージ送受信装置
と、動機と条件付メッセージ処理手続き群との対を複数
対記憶するメッセージ処理手続き記憶装置と、メッセー
ジ処理手続き記憶装置に記憶された動機の発火を感知す
る動機発火感知部と、発火した動機と対になった条件付
メッセージ処理手続きの条件部分を評価し、その条件部
分が真と評価されたメッセージ処理手続きを実行するメ
ッセージ処理手続き実行装置から構成されている。さら
に、この動機と条件付メッセージ処理手続き群との対を
編集するための手段として、請求項4及び請求項5にあ
げたようなGUIからの編集手段と、請求項6及び請求
項7であげたような、音声による編集手段と、請求項8
乃至請求項10であげたような例示による編集手段を用
意し、利用者が自分用のメッセージ処理の設定を簡易に
編集できるようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】まず第1に本発明は、 利用者か
ら通信端末または情報端末を介してメッセージ及びメッ
セージの送信宛先を受信し、その宛先に応じた端末の記
憶領域へ受信したメッセージを配信するメッセージ送受
信装置と、メッセージに従った処理を実行するきっかけ
となる動機と,この動機に対応して述語論理式からなる
条件が付加され、かつ、処理を実行する実行内容を示す
条件付メッセージ処理手続群との対を複数対記憶するメ
ッセージ処理手続き記憶装置と、このメッセージ処理手
続き記憶装置に記憶された動機の発火を感知する動機発
火感知部と、発火した動機と対になった条件付メッセー
ジ処理手続きの条件部分を評価し、その条件部分が真と
評価されたメッセージ処理手続きを実行するメッセージ
処理手続き実行装置から構成されるメッセージ交換装置
であり、特に、通信端末は、電話、ページャまたはファ
クシミリであることを特徴とし、情報端末は、計算機で
あることを特徴とするが、この構成により、様々なメッ
セージ処理手続きを利用者の目的にあわせた動機、条件
で自動実行することが可能となる。
ら通信端末または情報端末を介してメッセージ及びメッ
セージの送信宛先を受信し、その宛先に応じた端末の記
憶領域へ受信したメッセージを配信するメッセージ送受
信装置と、メッセージに従った処理を実行するきっかけ
となる動機と,この動機に対応して述語論理式からなる
条件が付加され、かつ、処理を実行する実行内容を示す
条件付メッセージ処理手続群との対を複数対記憶するメ
ッセージ処理手続き記憶装置と、このメッセージ処理手
続き記憶装置に記憶された動機の発火を感知する動機発
火感知部と、発火した動機と対になった条件付メッセー
ジ処理手続きの条件部分を評価し、その条件部分が真と
評価されたメッセージ処理手続きを実行するメッセージ
処理手続き実行装置から構成されるメッセージ交換装置
であり、特に、通信端末は、電話、ページャまたはファ
クシミリであることを特徴とし、情報端末は、計算機で
あることを特徴とするが、この構成により、様々なメッ
セージ処理手続きを利用者の目的にあわせた動機、条件
で自動実行することが可能となる。
【0011】第2の本発明は、動機の名称を列挙した動
機一覧表と、メッセージ処理手続きの名称とそのメッセ
ージ処理手続きの引数の数と各々の引数の型との組とを
列挙したメッセージ処理手続き一覧表と、条件の名称と
その条件の引数の数と引数の型との組とを列挙した条件
一覧表とを、通信端末または情報端末によって利用者か
らの命令やデータ入力をGUIを利用することにより受
けつけ、それらの入力された命令やデータによりメッセ
ージ処理手続き記憶装置に記憶された動機とこれに対応
する条件付きメッセージ処理手続き群の編集を行なうG
UI編集装置をさらに備え、送信宛先の端末に図形ある
いは文字あるいは入力用領域を表示し、または、利用者
からの入力された命令あるいはデータの解釈を行なうこ
とを特徴とするが、この構成により、利用者は、計算機
分野の専門的知識やメッセージ交換装置自体の知識など
なくとも、GUIを用いて計算機画面から簡単に利用者
自身のメッセージ処理の設定を行なうことができる。さ
らに利用者が設定できる内容はメッセージ交換装置に設
定可能なメッセージ処理手続きすべてである。
機一覧表と、メッセージ処理手続きの名称とそのメッセ
ージ処理手続きの引数の数と各々の引数の型との組とを
列挙したメッセージ処理手続き一覧表と、条件の名称と
その条件の引数の数と引数の型との組とを列挙した条件
一覧表とを、通信端末または情報端末によって利用者か
らの命令やデータ入力をGUIを利用することにより受
けつけ、それらの入力された命令やデータによりメッセ
ージ処理手続き記憶装置に記憶された動機とこれに対応
する条件付きメッセージ処理手続き群の編集を行なうG
UI編集装置をさらに備え、送信宛先の端末に図形ある
いは文字あるいは入力用領域を表示し、または、利用者
からの入力された命令あるいはデータの解釈を行なうこ
とを特徴とするが、この構成により、利用者は、計算機
分野の専門的知識やメッセージ交換装置自体の知識など
なくとも、GUIを用いて計算機画面から簡単に利用者
自身のメッセージ処理の設定を行なうことができる。さ
らに利用者が設定できる内容はメッセージ交換装置に設
定可能なメッセージ処理手続きすべてである。
【0012】第3に本発明は、人間の発話を認識し自然
言語文字列に変換する音声認識装置と、通信端末または
情報端末に対して音声ガイダンスを出力することで利用
者の発話音声をうながし、前記音声認識装置により利用
者の音声発話から利用者の命令やデータを認識し、それ
らの入力された命令やデータによりメッセージ処理手続
き記憶装置に記憶された動機と条件付きメッセージ処理
手続き群の編集を行なう音声編集装置とをさらに備えた
ことを特徴とし、特に、音声編集装置は、前記動機一覧
表またはメッセージ処理手続き一覧表または条件一覧表
の中から該当する内容を前記情報端末に音声ガイダンス
として出力し、または利用者の音声発話を認識する場合
に動機一覧表またはメッセージ処理手続き一覧表または
条件一覧表の中から候補となる内容をしぼり込むことを
特徴とするが、この構成により利用者は、計算機分野の
専門的知識や、メッセージ交換装置自体の知識などなく
とも、自然言語発話を用いて計算機画面から簡単に利用
者自身のメッセージ処理の設定を行なうことができ、か
つ、メッセージ交換装置に設定可能なメッセージ処理手
続きを全て設定できる。
言語文字列に変換する音声認識装置と、通信端末または
情報端末に対して音声ガイダンスを出力することで利用
者の発話音声をうながし、前記音声認識装置により利用
者の音声発話から利用者の命令やデータを認識し、それ
らの入力された命令やデータによりメッセージ処理手続
き記憶装置に記憶された動機と条件付きメッセージ処理
手続き群の編集を行なう音声編集装置とをさらに備えた
ことを特徴とし、特に、音声編集装置は、前記動機一覧
表またはメッセージ処理手続き一覧表または条件一覧表
の中から該当する内容を前記情報端末に音声ガイダンス
として出力し、または利用者の音声発話を認識する場合
に動機一覧表またはメッセージ処理手続き一覧表または
条件一覧表の中から候補となる内容をしぼり込むことを
特徴とするが、この構成により利用者は、計算機分野の
専門的知識や、メッセージ交換装置自体の知識などなく
とも、自然言語発話を用いて計算機画面から簡単に利用
者自身のメッセージ処理の設定を行なうことができ、か
つ、メッセージ交換装置に設定可能なメッセージ処理手
続きを全て設定できる。
【0013】第4に本発明は、通信端末または情報端末
にメッセージ交換装置が管理するメッセージの内容とメ
ッセージの属性情報を表示し、利用者の指示に従って前
記メッセージ処理手続き実行装置に評価または実行させ
ることによりメッセージの編集を行うメッセージ運用管
理装置をさらに備えたことを特徴とし、特に、メッセー
ジ運用管理装置は、メッセージ処理手続き実行装置に評
価及び実行させた条件とメッセージ処理手続きを記録す
る実行記録装置を接続し、この実行記録装置から条件と
メッセージ処理手続きを読み出し、読み出した条件とメ
ッセージ処理手続きを結びつけて条件付きメッセージ処
理手続きを作成し、その条件付きメッセージ処理手続き
を動機と組み合わせてメッセージ処理手続き記憶装置に
記憶させることを特徴とし、、この構成により利用者
は、自分宛の個々のメッセージの削除などの管理を行な
いつつ、個々のメッセージへの操作を一般化して、自動
実行されるメッセージ処理として設定することが可能と
なる。これによりそれ以降のメッセージの管理の労力が
軽減される。
にメッセージ交換装置が管理するメッセージの内容とメ
ッセージの属性情報を表示し、利用者の指示に従って前
記メッセージ処理手続き実行装置に評価または実行させ
ることによりメッセージの編集を行うメッセージ運用管
理装置をさらに備えたことを特徴とし、特に、メッセー
ジ運用管理装置は、メッセージ処理手続き実行装置に評
価及び実行させた条件とメッセージ処理手続きを記録す
る実行記録装置を接続し、この実行記録装置から条件と
メッセージ処理手続きを読み出し、読み出した条件とメ
ッセージ処理手続きを結びつけて条件付きメッセージ処
理手続きを作成し、その条件付きメッセージ処理手続き
を動機と組み合わせてメッセージ処理手続き記憶装置に
記憶させることを特徴とし、、この構成により利用者
は、自分宛の個々のメッセージの削除などの管理を行な
いつつ、個々のメッセージへの操作を一般化して、自動
実行されるメッセージ処理として設定することが可能と
なる。これによりそれ以降のメッセージの管理の労力が
軽減される。
【0014】第5に本発明は、メッセージ運用管理装置
は、同一の条件及びメッセージ処理手続きがいくつ重複
して記録されているかを示す頻度があらかじめメッセー
ジ交換装置に設定された頻度閾値を超えた場合に、条件
及びメッセージ処理手続きと動機と組み合わせて前記メ
ッセージ処理手続き記憶装置に記憶させることを特徴と
するがこの構成により利用者は、自分宛の個々のメッセ
ージの削除などの管理を行ないつつ、個々のメッセージ
への操作を一般化して、自動実行されるメッセージ処理
として設定することが可能となる。これによりそれ以降
のメッセージの管理の労力が軽減される。
は、同一の条件及びメッセージ処理手続きがいくつ重複
して記録されているかを示す頻度があらかじめメッセー
ジ交換装置に設定された頻度閾値を超えた場合に、条件
及びメッセージ処理手続きと動機と組み合わせて前記メ
ッセージ処理手続き記憶装置に記憶させることを特徴と
するがこの構成により利用者は、自分宛の個々のメッセ
ージの削除などの管理を行ないつつ、個々のメッセージ
への操作を一般化して、自動実行されるメッセージ処理
として設定することが可能となる。これによりそれ以降
のメッセージの管理の労力が軽減される。
【0015】まず初めに動機及びメッセージ処理手続き
という言葉の定義を説明しておく。一般にメッセージ交
換は次のように行なわれる。まず発信者が種々の情報端
末を利用して送信内容を作成し、その送信内容に送信情
報(宛先、発信者名、タイトルなど。ヘッダとも呼ばれ
る)を付加してメッセージ交換装置に渡す。メッセージ
交換装置は送信情報中の宛先に従い、送信内容を配信す
る。宛先は特定の情報端末であったり記憶装置中の特定
位置であったりする。たとえば、インターネットの電子
メールでは、宛先は、結果的には特定計算機のディスク
装置の特定位置(スプールと呼ばれる)である。ファッ
クス同報装置では、宛先はファクシミリとなる。
という言葉の定義を説明しておく。一般にメッセージ交
換は次のように行なわれる。まず発信者が種々の情報端
末を利用して送信内容を作成し、その送信内容に送信情
報(宛先、発信者名、タイトルなど。ヘッダとも呼ばれ
る)を付加してメッセージ交換装置に渡す。メッセージ
交換装置は送信情報中の宛先に従い、送信内容を配信す
る。宛先は特定の情報端末であったり記憶装置中の特定
位置であったりする。たとえば、インターネットの電子
メールでは、宛先は、結果的には特定計算機のディスク
装置の特定位置(スプールと呼ばれる)である。ファッ
クス同報装置では、宛先はファクシミリとなる。
【0016】さて、このようなメッセージ交換装置の中
で実行されるメッセージを対象とする処理を「メッセー
ジ処理手続き」と呼ぶ。例えば配送は基本的なメッセー
ジ処理手続きの1つである。この他に、転送(本来の宛
先以外の宛先に対する配送)、通知(メッセージ交換装
置が作成したメッセージの配送)などや、メッセージの
削除や複製の作成、メッセージ内容の要約の作成や他言
語への翻訳などメッセージ内容の編集、あるいはテキス
トメッセージからイメージメッセージに変換したり圧縮
をかけたりするデータ変換、インターネット電子メール
形式を独自のメール形式に変換するメッセージ形式の変
換など多くのメッセージ処理手続きが存在する。
で実行されるメッセージを対象とする処理を「メッセー
ジ処理手続き」と呼ぶ。例えば配送は基本的なメッセー
ジ処理手続きの1つである。この他に、転送(本来の宛
先以外の宛先に対する配送)、通知(メッセージ交換装
置が作成したメッセージの配送)などや、メッセージの
削除や複製の作成、メッセージ内容の要約の作成や他言
語への翻訳などメッセージ内容の編集、あるいはテキス
トメッセージからイメージメッセージに変換したり圧縮
をかけたりするデータ変換、インターネット電子メール
形式を独自のメール形式に変換するメッセージ形式の変
換など多くのメッセージ処理手続きが存在する。
【0017】メッセージ処理手続きが動作するために
は、引数が必要である。この引数というのは、メッセー
ジ処理手続きを関数としてとらえた場合の言い方であ
り、ようするにメッセージ処理手続きが動作するために
必要なデータである。例えば、転送するためには、対象
となるメッセージと転送先が必要である。ただし、本実
施例では、対象となるメッセージは引数として明示的に
は与えられず、暗黙に与えられているとしている。これ
は、メッセージ処理手続きが動作するには、その定義か
らして必ず対象となるメッセージが必要であり、このた
めわざわざ明示しないこととした。
は、引数が必要である。この引数というのは、メッセー
ジ処理手続きを関数としてとらえた場合の言い方であ
り、ようするにメッセージ処理手続きが動作するために
必要なデータである。例えば、転送するためには、対象
となるメッセージと転送先が必要である。ただし、本実
施例では、対象となるメッセージは引数として明示的に
は与えられず、暗黙に与えられているとしている。これ
は、メッセージ処理手続きが動作するには、その定義か
らして必ず対象となるメッセージが必要であり、このた
めわざわざ明示しないこととした。
【0018】次に動機の定義を行なう。メッセージ処理
手続きが実行されるには、なんらかのきっかけが必要で
ある。このきっかけを動機という。例えば、配信という
メッセージ処理手続きの実行は、多くの場合「メッセー
ジが受信された」ことが動機となる。また、障害の通知
のメッセージ処理手続きは、「障害の発生」が動機とな
る。動機としては、「メッセージを受信した」とか「メ
ッセージを配信した」「メッセージを削除した」などの
メッセージ操作全般に関するもの、「時刻が12時にな
った」「ディスクの使用量が90パーセントを超えた」
「障害が発生した」などのメッセージ交換装置自体の状
態変化に関するもの、利用者や運用管理者からの直接指
示に関するものが存在する。ある動機が発生したことを
「発火した」という。例えば「時刻が12時になる」と
いう動機は、実際に時刻が12時になると発火すること
になる。
手続きが実行されるには、なんらかのきっかけが必要で
ある。このきっかけを動機という。例えば、配信という
メッセージ処理手続きの実行は、多くの場合「メッセー
ジが受信された」ことが動機となる。また、障害の通知
のメッセージ処理手続きは、「障害の発生」が動機とな
る。動機としては、「メッセージを受信した」とか「メ
ッセージを配信した」「メッセージを削除した」などの
メッセージ操作全般に関するもの、「時刻が12時にな
った」「ディスクの使用量が90パーセントを超えた」
「障害が発生した」などのメッセージ交換装置自体の状
態変化に関するもの、利用者や運用管理者からの直接指
示に関するものが存在する。ある動機が発生したことを
「発火した」という。例えば「時刻が12時になる」と
いう動機は、実際に時刻が12時になると発火すること
になる。
【0019】最後に条件についても補足しておく。本実
施例を通じて使われる「条件」とは、述語倫理式そのも
のであり、真偽の評価判定はメッセージ処理手続き実行
装置が行なう。条件としては、一致や包含や大小関係の
判定など一般的な関数から、「システムが動作中であ
る」「ネットワークに接続している」などメッセージ交
換装置の状態のテストなどのメッセージ交換装置特有の
ものがある。
施例を通じて使われる「条件」とは、述語倫理式そのも
のであり、真偽の評価判定はメッセージ処理手続き実行
装置が行なう。条件としては、一致や包含や大小関係の
判定など一般的な関数から、「システムが動作中であ
る」「ネットワークに接続している」などメッセージ交
換装置の状態のテストなどのメッセージ交換装置特有の
ものがある。
【0020】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について、図1、図2、図3、図4、図5を参
照しながら説明する。
施の形態について、図1、図2、図3、図4、図5を参
照しながら説明する。
【0021】図1は、メッセージ交換装置の構成及び出
力端末との接続を表す概念図である。メッセージ交換装
置1は、メッセージ送受信装置2と動機発火感知装置3
とメッセージ処理手続き実行装置4とメッセージ処理手
続き記憶装置5とメッセージ保管データベース18から
構成される。
力端末との接続を表す概念図である。メッセージ交換装
置1は、メッセージ送受信装置2と動機発火感知装置3
とメッセージ処理手続き実行装置4とメッセージ処理手
続き記憶装置5とメッセージ保管データベース18から
構成される。
【0022】メッセージ送受信装置2は、メッセージ交
換装置1に接続された電話やFAXや電子メールサーバ
を塔載した計算機などの情報端末からメッセージを受信
し、受信したメッセージのヘッダ情報を解析して送信先
を決定し、しかるべき情報端末やファイルやデータベー
スにそのメッセージを送出する。さらに、氏名や使用す
る電話の電話や電子メールのアドレスなど利用者に関す
る情報などアドレス解析に必要な情報や、メディア変換
の機能も有しており、送出やヘッダ解析時に使用する。
換装置1に接続された電話やFAXや電子メールサーバ
を塔載した計算機などの情報端末からメッセージを受信
し、受信したメッセージのヘッダ情報を解析して送信先
を決定し、しかるべき情報端末やファイルやデータベー
スにそのメッセージを送出する。さらに、氏名や使用す
る電話の電話や電子メールのアドレスなど利用者に関す
る情報などアドレス解析に必要な情報や、メディア変換
の機能も有しており、送出やヘッダ解析時に使用する。
【0023】動機発火感知装置3とメッセージ処理手続
き実行装置4とメッセージ処理手続き記憶装置5に関し
ては後に説明する。
き実行装置4とメッセージ処理手続き記憶装置5に関し
ては後に説明する。
【0024】メッセージ保管データベース18は、メッ
セージ送受信装置2がメッセージの交換を行なう際のメ
ッセージの一時保管場所として使われる。または、送信
メッセージの宛先として、メッセージ保管データベース
18のある位置を指定することもできる。
セージ送受信装置2がメッセージの交換を行なう際のメ
ッセージの一時保管場所として使われる。または、送信
メッセージの宛先として、メッセージ保管データベース
18のある位置を指定することもできる。
【0025】10は電話回線網である。電話回線網がP
STNであるかISDNであるかなどの回線のプロトコ
ルがいずれでも本実施例の効果は同等である。電話回線
網10を介して、12の電話から13の電話まで複数の
利用者の電話が接続されている。メッセージ送受信装置
2は、これらの電話に対してDTMF信号(プッシュボ
タン音)と音声の入出力を話することが可能である。同
様に、14のページャから15のページャまで複数のペ
ージャも接続されている。メッセージ送受信装置2は、
これらのページャに対して文字送信を行なうことが可能
である。
STNであるかISDNであるかなどの回線のプロトコ
ルがいずれでも本実施例の効果は同等である。電話回線
網10を介して、12の電話から13の電話まで複数の
利用者の電話が接続されている。メッセージ送受信装置
2は、これらの電話に対してDTMF信号(プッシュボ
タン音)と音声の入出力を話することが可能である。同
様に、14のページャから15のページャまで複数のペ
ージャも接続されている。メッセージ送受信装置2は、
これらのページャに対して文字送信を行なうことが可能
である。
【0026】11は計算機ネットワークである。本実施
例では、インターネットを仮定する。ただし本発明の効
果は、11がLANであるかWAN(Wide Area N
etwork)であるか、またはインターネットであるかなど
ネットワークのプロトコルや物理的構成に関係なく有効
である。計算機ネットワーク11には、16の計算機か
ら17の計算機まで複数の計算機が接続されている。な
お、各計算機とメッセージ交換装置1の間ではインター
ネット形式の電子メールの送受信をすることが可能であ
る。
例では、インターネットを仮定する。ただし本発明の効
果は、11がLANであるかWAN(Wide Area N
etwork)であるか、またはインターネットであるかなど
ネットワークのプロトコルや物理的構成に関係なく有効
である。計算機ネットワーク11には、16の計算機か
ら17の計算機まで複数の計算機が接続されている。な
お、各計算機とメッセージ交換装置1の間ではインター
ネット形式の電子メールの送受信をすることが可能であ
る。
【0027】図2は、動機と条件付きメッセージ処理手
続き群との対(以降略して「動機手続き対」と呼ぶ)が
メッセージ処理手続き記憶装置5に記録されているとこ
ろを表現した模式図である。201は、動機手続き対の
一例である。本実施例では、この動機手続き対がメッセ
ージ交換装置の利用者毎に設定できるものとする。例え
ば、202は、利用者1に対して設定された複数の動機
手続き対の集合である。
続き群との対(以降略して「動機手続き対」と呼ぶ)が
メッセージ処理手続き記憶装置5に記録されているとこ
ろを表現した模式図である。201は、動機手続き対の
一例である。本実施例では、この動機手続き対がメッセ
ージ交換装置の利用者毎に設定できるものとする。例え
ば、202は、利用者1に対して設定された複数の動機
手続き対の集合である。
【0028】図3は、動機手続き対の内容をさらに詳し
く説明するための概念図である。動機手続き対301
は、1つ以上の動機と1つ以上の条件付きメッセージ処
理手続きから構成される。302、303、304は動
機である。同様に、305,306,307は条件付き
メッセージ処理手続きである。
く説明するための概念図である。動機手続き対301
は、1つ以上の動機と1つ以上の条件付きメッセージ処
理手続きから構成される。302、303、304は動
機である。同様に、305,306,307は条件付き
メッセージ処理手続きである。
【0029】動機とは、メッセージ処理手続き実行装置
4が、メッセージ処理手続きを実行を開始するきっかけ
となりうるイベントである。動機に記述されたイベント
が発生したことを、「動機が発火した」という。動機と
しては、「ある利用者に対するメッセージ受信動作が開
始される」、「ある利用者に対するメッセージ受信動作
が完了した」、「ある利用者に対するメッセージ送信動
作が開始される」、「ある利用者に対するメッセージ送
信動作が完了した」などのメッセージの送受信のイベン
トであるとか、「ある時刻に達した」、「ディスクの空
き容量がある割合を切った」などのシステムあるいは現
実空間の状態に関するものであるとか、「あるメッセー
ジ処理手続きが成功または失敗した」、「ある利用者が
削除された」などのメッセージ交換システムの動作にか
かわるものなどがある。条件つきメッセージ処理手続き
というのは、一種のプロダクションルールであり、条件
が成立する時に、そのメッセージ処理手続きが実行され
るものである。動機手続き対の中で動機が複数あるよう
な場合、例えば、図3のような場合は、動機のうち1つ
でも発火すれば、動機全体が発火したとみなす。
4が、メッセージ処理手続きを実行を開始するきっかけ
となりうるイベントである。動機に記述されたイベント
が発生したことを、「動機が発火した」という。動機と
しては、「ある利用者に対するメッセージ受信動作が開
始される」、「ある利用者に対するメッセージ受信動作
が完了した」、「ある利用者に対するメッセージ送信動
作が開始される」、「ある利用者に対するメッセージ送
信動作が完了した」などのメッセージの送受信のイベン
トであるとか、「ある時刻に達した」、「ディスクの空
き容量がある割合を切った」などのシステムあるいは現
実空間の状態に関するものであるとか、「あるメッセー
ジ処理手続きが成功または失敗した」、「ある利用者が
削除された」などのメッセージ交換システムの動作にか
かわるものなどがある。条件つきメッセージ処理手続き
というのは、一種のプロダクションルールであり、条件
が成立する時に、そのメッセージ処理手続きが実行され
るものである。動機手続き対の中で動機が複数あるよう
な場合、例えば、図3のような場合は、動機のうち1つ
でも発火すれば、動機全体が発火したとみなす。
【0030】条件は述語論理式である。ここでは、「メ
ッセージのタイトルが“○○”である」「メッセージの
指し出し人が、“××”である」、「メッセージ本文に
“△△”という文字が含まれる」などのメッセージのヘ
ッダ情報に対する検査がある。メッセージ処理手続き
は、メッセージに対する処理であり、「転送」「通知」
「削除」「新規作成」「翻訳」「本文内容のメディア変
換」「要約」「一部抜粋」などである。
ッセージのタイトルが“○○”である」「メッセージの
指し出し人が、“××”である」、「メッセージ本文に
“△△”という文字が含まれる」などのメッセージのヘ
ッダ情報に対する検査がある。メッセージ処理手続き
は、メッセージに対する処理であり、「転送」「通知」
「削除」「新規作成」「翻訳」「本文内容のメディア変
換」「要約」「一部抜粋」などである。
【0031】なお、ここで重要なのは、必ずしも「動
機」と「条件」と「メッセージ処理手続き」の3つに分
離せずに、異なる形であるが全く同値のルールを記述す
ることが可能なことである。例えば、動機と条件は1つ
にまとめて、「受信動作が完了した(動機)メッセージ
の題名が“○○”である(条件)」という意味の条件式
に書き換えることは容易である。ここで動機と条件に分
離するのは、現実のプログラム上での実行効率の観点か
ら、この方式が有利だからである。
機」と「条件」と「メッセージ処理手続き」の3つに分
離せずに、異なる形であるが全く同値のルールを記述す
ることが可能なことである。例えば、動機と条件は1つ
にまとめて、「受信動作が完了した(動機)メッセージ
の題名が“○○”である(条件)」という意味の条件式
に書き換えることは容易である。ここで動機と条件に分
離するのは、現実のプログラム上での実行効率の観点か
ら、この方式が有利だからである。
【0032】図4には、本実施例の説明で使用する動機
手続き対を表した模式図である。401がその動機手続
き対である。401は、利用者1に対して設定されたも
のとする。402は動機で、この動機は「利用者1に対
するメッセージの受信動作が終了した時点で発火する」
ものである。403と404は、条件付きメッセージ処
理手続きである。403は、「受信したメッセージのS
ubject(題名)に“緊急連絡”という文字列が含
まれていれば利用者1のページャに着信通知を出す」と
いう処理であり、404は、「受信したメッセージのF
rom(差出人)がuser100(利用者100)で
あれば、受信したメッセージを削除する(送信処理には
まわさない)」という処理である。
手続き対を表した模式図である。401がその動機手続
き対である。401は、利用者1に対して設定されたも
のとする。402は動機で、この動機は「利用者1に対
するメッセージの受信動作が終了した時点で発火する」
ものである。403と404は、条件付きメッセージ処
理手続きである。403は、「受信したメッセージのS
ubject(題名)に“緊急連絡”という文字列が含
まれていれば利用者1のページャに着信通知を出す」と
いう処理であり、404は、「受信したメッセージのF
rom(差出人)がuser100(利用者100)で
あれば、受信したメッセージを削除する(送信処理には
まわさない)」という処理である。
【0033】図5は、本実施例でメッセージ送受信装置
2が受信するメッセージであり、501、502双方と
もインターネット電子メールを想定している。ただし、
説明の便宜上、メッセージヘッダからは、本実施例の説
明には関係のない部分がいくつか省略し、実際のヘッダ
よりも大幅に簡略して表示している。
2が受信するメッセージであり、501、502双方と
もインターネット電子メールを想定している。ただし、
説明の便宜上、メッセージヘッダからは、本実施例の説
明には関係のない部分がいくつか省略し、実際のヘッダ
よりも大幅に簡略して表示している。
【0034】さて、このように構成されたメッセージ交
換装置において本発明の第1の実施の形態を説明する。
換装置において本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0035】まず、今利用者2(user2)が、計算
機16から電子メール501を送信したとする。メッセ
ージ送受信装置2は、メールのヘッダを解析するため
に、電子メール501を一旦メッセージ保管データベー
ス18に格納する。そして電子メール501のメッセー
ジの形式をテストするなどでして形式検証を行なうとと
もに、差出人の読み取り及び配信先の読み取りも同時に
行なう。これで受信動作が終了する。
機16から電子メール501を送信したとする。メッセ
ージ送受信装置2は、メールのヘッダを解析するため
に、電子メール501を一旦メッセージ保管データベー
ス18に格納する。そして電子メール501のメッセー
ジの形式をテストするなどでして形式検証を行なうとと
もに、差出人の読み取り及び配信先の読み取りも同時に
行なう。これで受信動作が終了する。
【0036】受信動作が終了すると、動機発火感知装置
3は、「受信動作終了」を動機として持っているような
動機手続き対をメッセージ処理手続き記憶装置5内から
検索する。ただし検索範囲は、受信した電子メール50
1の宛先となっている利用者に対して設定された動機手
続き対のみである。本実施例では配信先“user1”
つまり利用者1にに設定された動機手続き対は、図2で
言えば202の範囲だけであり検索範囲は202内に限
る。
3は、「受信動作終了」を動機として持っているような
動機手続き対をメッセージ処理手続き記憶装置5内から
検索する。ただし検索範囲は、受信した電子メール50
1の宛先となっている利用者に対して設定された動機手
続き対のみである。本実施例では配信先“user1”
つまり利用者1にに設定された動機手続き対は、図2で
言えば202の範囲だけであり検索範囲は202内に限
る。
【0037】さて利用者1に設定された動機手続き対は
401だけであるとして、動機発火感知装置3はこの動
機手続き対401対して動機が発火していないかどうか
検査する。
401だけであるとして、動機発火感知装置3はこの動
機手続き対401対して動機が発火していないかどうか
検査する。
【0038】ここで動機手続き対401は、「メッセー
ジを受信した直後」という動機402を持っているた
め、この動機が発火していることになる。ここで動機4
02が発火したことにより条件付メッセージ処理手続き
403と404がメッセージ処理手続き実行装置4によ
り実行される。
ジを受信した直後」という動機402を持っているた
め、この動機が発火していることになる。ここで動機4
02が発火したことにより条件付メッセージ処理手続き
403と404がメッセージ処理手続き実行装置4によ
り実行される。
【0039】まず、403の条件部分の真偽が評価され
る。メッセージ501のSubjectは、“[緊急連
絡]会議変更”であるから、「含む(Subjec
t,”緊急連絡”)」という論理式は真と判断される。
そこで、403のメッセージ処理が実行される。この結
果利用者1のページャに、「メッセージが届いた」とい
う旨、通知されることになる。
る。メッセージ501のSubjectは、“[緊急連
絡]会議変更”であるから、「含む(Subjec
t,”緊急連絡”)」という論理式は真と判断される。
そこで、403のメッセージ処理が実行される。この結
果利用者1のページャに、「メッセージが届いた」とい
う旨、通知されることになる。
【0040】次に404の条件部分が評価されるが、メ
ッセージ501のFromは“user2”であり一致
しないため、この条件部分は偽となる。このため404
のメッセージ処理手続きは実行されない。
ッセージ501のFromは“user2”であり一致
しないため、この条件部分は偽となる。このため404
のメッセージ処理手続きは実行されない。
【0041】この後、メッセージ送受信装置2は、メッ
セージ501を宛先user1に従って適当な計算機の
メールサーバ上のメールスプールディレクトリに送信さ
れる。
セージ501を宛先user1に従って適当な計算機の
メールサーバ上のメールスプールディレクトリに送信さ
れる。
【0042】なお、以上の説明でメッセージ処理手続き
の実行や条件部分の評価には、対象となるメッセージが
必要である。本実施例では、この対象メッセージを暗黙
のうちに動機発火のきっかけを作ったメッセージ501
としていたが、これを明示的に設定できるようにしても
良い。ただし、その場合は設定項目が増えて多少設定作
業が煩雑になる問題がある。これは、以下の本発明の第
2、3、4の実施例でも同様である。
の実行や条件部分の評価には、対象となるメッセージが
必要である。本実施例では、この対象メッセージを暗黙
のうちに動機発火のきっかけを作ったメッセージ501
としていたが、これを明示的に設定できるようにしても
良い。ただし、その場合は設定項目が増えて多少設定作
業が煩雑になる問題がある。これは、以下の本発明の第
2、3、4の実施例でも同様である。
【0043】また、ページャに通知するにはページャ番
号が必要であるが、これも宛先の利用者1の所有するペ
ージャの番号であると暗黙に仮定していた。これも上記
の対象メッセージと同様に明示的に設定可能にしてもよ
い。さらに、利用者1のページャ番号は、ここではメッ
セージ送受信装置2の中に予め記録されていることを仮
定している。これは、以下の本発明の第2、3、4の実
施例でも同様である。
号が必要であるが、これも宛先の利用者1の所有するペ
ージャの番号であると暗黙に仮定していた。これも上記
の対象メッセージと同様に明示的に設定可能にしてもよ
い。さらに、利用者1のページャ番号は、ここではメッ
セージ送受信装置2の中に予め記録されていることを仮
定している。これは、以下の本発明の第2、3、4の実
施例でも同様である。
【0044】次に、メッセージ502を受信した場合の
動作について説明する。501と同様に、502も受信
が終了し、今メッセージ502はメッセージ保管データ
ベース18に一時的に保管されているとする。ここで受
信が終了したので動機手続き対401の動機402が発
火したことが動機発火感知装置3により発見される。す
ると先程と同様に条件付メッセージ処理手続き403と
404がメッセージ処理手続き実行装置4により実行さ
れる。
動作について説明する。501と同様に、502も受信
が終了し、今メッセージ502はメッセージ保管データ
ベース18に一時的に保管されているとする。ここで受
信が終了したので動機手続き対401の動機402が発
火したことが動機発火感知装置3により発見される。す
ると先程と同様に条件付メッセージ処理手続き403と
404がメッセージ処理手続き実行装置4により実行さ
れる。
【0045】まず、403の条件部分は偽となるため4
03のメッセージ処理手続きは実行されない。次に40
4の条件部分であるが、メッセージ502のFrom
(差出人)は、“user100”であるから真とな
る。そのため「メッセージ消去」が実行され、メッセー
ジ保管データベース18に保管されているメッセージ5
02は消去されることになる。メッセージが消去された
ので、送信処理はおこなわれない。
03のメッセージ処理手続きは実行されない。次に40
4の条件部分であるが、メッセージ502のFrom
(差出人)は、“user100”であるから真とな
る。そのため「メッセージ消去」が実行され、メッセー
ジ保管データベース18に保管されているメッセージ5
02は消去されることになる。メッセージが消去された
ので、送信処理はおこなわれない。
【0046】以上のように、本構成をもってすれば、メ
ッセージ交換装置が持つ高度な自動メッセージ処理を
「動機」と「条件付きメッセージ処理手続き」との設定
で実現することができるため、個々の利用者の各種のメ
ッセージ処理に対する要求に応じた処理が設定でき、か
つ、設定した処理を適切なタイミングと適切な状況で自
動実行することが可能となる。
ッセージ交換装置が持つ高度な自動メッセージ処理を
「動機」と「条件付きメッセージ処理手続き」との設定
で実現することができるため、個々の利用者の各種のメ
ッセージ処理に対する要求に応じた処理が設定でき、か
つ、設定した処理を適切なタイミングと適切な状況で自
動実行することが可能となる。
【0047】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12、図13、図14、図15、図16、図
17を参照しながら説明する。
施の形態について、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12、図13、図14、図15、図16、図
17を参照しながら説明する。
【0048】図6は本実施例におけるメッセージ交換装
置の概念図である。このメッセージ交換装置601は、
第1の実施例におけるメッセージ交換装置1に、GUI
編集装置602及び動機一覧表603及び条件一覧表6
04及びメッセージ処理手続き一覧表605をつけ加え
たものである。
置の概念図である。このメッセージ交換装置601は、
第1の実施例におけるメッセージ交換装置1に、GUI
編集装置602及び動機一覧表603及び条件一覧表6
04及びメッセージ処理手続き一覧表605をつけ加え
たものである。
【0049】GUI編集装置602はGUI(グラフィ
カルユーザインタフェース)を用いて利用者からの命令
やデータ入力を受けつけ、メッセージ処理手続き記憶装
置5内の動機手続き対の新規登録、削除、編集の作業を
行なう。本実施例の場合は、GUI編集装置602は、
TCP/IPのプロトコルで計算機ネットワーク11に
接続でき、さらには、HTTP(ハイパーテキスト ト
ランスファー プロトコル)のサーバとしての機能を持
ち、また計算機16上には、HTTPのクライアントソ
フトウェアを実行することでGUIを用いた編集機能を
実現する。実現方式の詳細に関しては、本実施例の内容
とは無関係であるので説明しない。また、GUIの実現
方法には、XwindowシステムやMicroSof
t社のWindowsOSを使用する方法など各種ある
が、GUIの実現方法に関係なく本実施例は有効であ
る。
カルユーザインタフェース)を用いて利用者からの命令
やデータ入力を受けつけ、メッセージ処理手続き記憶装
置5内の動機手続き対の新規登録、削除、編集の作業を
行なう。本実施例の場合は、GUI編集装置602は、
TCP/IPのプロトコルで計算機ネットワーク11に
接続でき、さらには、HTTP(ハイパーテキスト ト
ランスファー プロトコル)のサーバとしての機能を持
ち、また計算機16上には、HTTPのクライアントソ
フトウェアを実行することでGUIを用いた編集機能を
実現する。実現方式の詳細に関しては、本実施例の内容
とは無関係であるので説明しない。また、GUIの実現
方法には、XwindowシステムやMicroSof
t社のWindowsOSを使用する方法など各種ある
が、GUIの実現方法に関係なく本実施例は有効であ
る。
【0050】なお、GUI編集装置602は、電話回線
と接続しポイントツーポイントのプロトコルを用いで例
えばモデムつき計算機606とデータ通信を行なうこと
もできる。
と接続しポイントツーポイントのプロトコルを用いで例
えばモデムつき計算機606とデータ通信を行なうこと
もできる。
【0051】動機一覧表603及び条件一覧表604及
びメッセージ処理手続き一覧表605については、後に
説明を行なう。
びメッセージ処理手続き一覧表605については、後に
説明を行なう。
【0052】図7は、動機一覧表の概念図である。図8
は条件一覧表の概念図である。図9は、メッセージ処理
手続き一覧表の概念図である。
は条件一覧表の概念図である。図9は、メッセージ処理
手続き一覧表の概念図である。
【0053】図10から図16は、計算機ディスプレー
上の表示された動機手続き対の編集画面であり、時間順
にディスプレー上の変化を表現したものである。これら
の画面を通して編集された動機手続き対が、最後にメッ
セージ処理手続き記憶装置5内に設定されることにな
る。図10において、1001は計算機画面上の編集画
面、1002、1003、1004は、それぞれ動機、
条件、メッセージ処理手続きの選択のためのプルダウン
メニューである。1005、1006、1007は画面
1001上に表示されたテキストである。
上の表示された動機手続き対の編集画面であり、時間順
にディスプレー上の変化を表現したものである。これら
の画面を通して編集された動機手続き対が、最後にメッ
セージ処理手続き記憶装置5内に設定されることにな
る。図10において、1001は計算機画面上の編集画
面、1002、1003、1004は、それぞれ動機、
条件、メッセージ処理手続きの選択のためのプルダウン
メニューである。1005、1006、1007は画面
1001上に表示されたテキストである。
【0054】画面上の領域1014(破線の四角、破線
は実際には表示されない、他も同じで破線は実際には表
示されない)は、編集制御用のボタンが並べられた領域
で、1008、1009、1010は、ぞれぞれ「設
定」「削除」「新規作成」のボタンである。設定ボタン
1008を利用者がクリックすると画面1001上のに
表示されている編集結果が、動機手続き対に翻訳された
後にメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定される。
削除ボタン1009は、画面で選択表示されている動機
手続き対がメッセージ処理手続き記憶装置5内から消去
される。新規ボタン1010をクリックすると、編集経
過が消去され、新たな動機手続き対の編集が開始できる
状態になる。図10で示している画面は、ちょうど新規
ボタン1010がクリックされた直後の状態である。
は実際には表示されない、他も同じで破線は実際には表
示されない)は、編集制御用のボタンが並べられた領域
で、1008、1009、1010は、ぞれぞれ「設
定」「削除」「新規作成」のボタンである。設定ボタン
1008を利用者がクリックすると画面1001上のに
表示されている編集結果が、動機手続き対に翻訳された
後にメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定される。
削除ボタン1009は、画面で選択表示されている動機
手続き対がメッセージ処理手続き記憶装置5内から消去
される。新規ボタン1010をクリックすると、編集経
過が消去され、新たな動機手続き対の編集が開始できる
状態になる。図10で示している画面は、ちょうど新規
ボタン1010がクリックされた直後の状態である。
【0055】図11は、動機の選択を行なっているとこ
ろで、プルダウンメニュー1101が開いたところであ
る。
ろで、プルダウンメニュー1101が開いたところであ
る。
【0056】図12は、動機が確定し(1202)、次
に条件の選択を行なうためプルダウンメニュー1201
を開いたところである。
に条件の選択を行なうためプルダウンメニュー1201
を開いたところである。
【0057】図13は条件の詳細設定であり、ここでは
引数の設定を行なうためのプルダウンメニュ1301と
文字列入力ボックス1302が開いている。1303
は、条件「包含」を編集するための領域である。
引数の設定を行なうためのプルダウンメニュ1301と
文字列入力ボックス1302が開いている。1303
は、条件「包含」を編集するための領域である。
【0058】図14は、条件が1303のように確定
し、さらにメッセージ処理手続きの選択を行なっている
ところである。メッセージ処理手続きのための編集領域
が1013、選択のためのプルダウンメニューが140
1である。
し、さらにメッセージ処理手続きの選択を行なっている
ところである。メッセージ処理手続きのための編集領域
が1013、選択のためのプルダウンメニューが140
1である。
【0059】図15は、メッセージ処理手続きの詳細設
定画面であり、引数の設定を行なうためのプルダウンメ
ニュー1501が開いているところである。1502
は、メッセージ処理手続き「通知」を詳細設定するため
の領域である。
定画面であり、引数の設定を行なうためのプルダウンメ
ニュー1501が開いているところである。1502
は、メッセージ処理手続き「通知」を詳細設定するため
の領域である。
【0060】図16は編集が完了した画面の模式図であ
る。1601は動機の表示領域、1602は条件の表示
領域1603はメッセージ処理手続きの表示領域であ
る。
る。1601は動機の表示領域、1602は条件の表示
領域1603はメッセージ処理手続きの表示領域であ
る。
【0061】図17は、図16から設定ボタンをクリッ
クすることでメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定
される動機手続き対の概念図である。1701が、その
動機手続き対、1702が動機、1703が条件付メッ
セージ処理手続き、1704が条件、1705がメッセ
ージ処理手続きである。
クすることでメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定
される動機手続き対の概念図である。1701が、その
動機手続き対、1702が動機、1703が条件付メッ
セージ処理手続き、1704が条件、1705がメッセ
ージ処理手続きである。
【0062】さて、以上のように構成されたメッセージ
交換装置601において、GUIを用いた動機手続き対
の設定方法を説明する。
交換装置601において、GUIを用いた動機手続き対
の設定方法を説明する。
【0063】まず利用者が計算機16を操作している状
況で、GUI編集装置602が、図10に示したような
動機手続き対の編集画面1001を計算機16上のディ
スプレーに表示したとする。ここで利用者は「自分宛に
来るメッセージのうち、そのメッセージの題名(Sub
ject)が“緊急連絡”という文字列を含むなら、自
分が持つポケットベルに着信通知を送信する」ような動
作をメッセージ交換装置601に自動的にやって欲しい
という意図を持っているとする。
況で、GUI編集装置602が、図10に示したような
動機手続き対の編集画面1001を計算機16上のディ
スプレーに表示したとする。ここで利用者は「自分宛に
来るメッセージのうち、そのメッセージの題名(Sub
ject)が“緊急連絡”という文字列を含むなら、自
分が持つポケットベルに着信通知を送信する」ような動
作をメッセージ交換装置601に自動的にやって欲しい
という意図を持っているとする。
【0064】この意図実現のため、利用者は、動機と条
件とメッセージ処理手続きとを編集画面1001を通し
てメッセージ処理手続き記憶装置5内のその利用者に割
り当てられた記憶領域に設定しなければならない。
件とメッセージ処理手続きとを編集画面1001を通し
てメッセージ処理手続き記憶装置5内のその利用者に割
り当てられた記憶領域に設定しなければならない。
【0065】まず動機の設定は次のように行なわれる。
利用者が動機設定用のプルダウンメニュー1002をク
リックすると、GUI編集装置602は動機一覧表70
1を参照し、そこから3つの動機名“メッセージの受信
時”、“毎晩午前0時”、“データベース容量オーバー
時”を得る。そして、これをプルダウンメニューの選択
アイテムの表示名に対応させ、図11の1101のよう
なプルダウンメニューを表示する。
利用者が動機設定用のプルダウンメニュー1002をク
リックすると、GUI編集装置602は動機一覧表70
1を参照し、そこから3つの動機名“メッセージの受信
時”、“毎晩午前0時”、“データベース容量オーバー
時”を得る。そして、これをプルダウンメニューの選択
アイテムの表示名に対応させ、図11の1101のよう
なプルダウンメニューを表示する。
【0066】ここで利用者は自分の意図に従い、プルダ
ウンメニュー1101から「メッセージの受信時」を選
択する。その結果、まず動機としては、「メッセージの
受信時」が確定し、その結果動機編集領域が図12の1
202のように表示される。また、GUI編集装置60
2は、プルダウンメニュー1101から「メッセージの
受信時」という名称の動機が選択されたことを知り、さ
らに動機一覧表701を調べることにより動機の実体と
しては、“_メッセージの受信時_”(実際はシステム
の内部表現でこのように記述されているわけではない)
を得る。そして、GUI編集装置602は、動機として
“_メッセージの受信時_”が選択されたことをメッセ
ージ保管データベース18の一時記憶領域に記憶させて
おく。なお、“_メッセージの受信時_”の文字列は利
用者が設定する。
ウンメニュー1101から「メッセージの受信時」を選
択する。その結果、まず動機としては、「メッセージの
受信時」が確定し、その結果動機編集領域が図12の1
202のように表示される。また、GUI編集装置60
2は、プルダウンメニュー1101から「メッセージの
受信時」という名称の動機が選択されたことを知り、さ
らに動機一覧表701を調べることにより動機の実体と
しては、“_メッセージの受信時_”(実際はシステム
の内部表現でこのように記述されているわけではない)
を得る。そして、GUI編集装置602は、動機として
“_メッセージの受信時_”が選択されたことをメッセ
ージ保管データベース18の一時記憶領域に記憶させて
おく。なお、“_メッセージの受信時_”の文字列は利
用者が設定する。
【0067】条件の設定は次のように行なわれる。まず
利用者は条件設定のプルダウンメニュー1003をクリ
ックすると、GUI編集装置602は条件一覧表801
を参照し、そこから2つの条件の名称“一致”、“包
含”を得る。そして、これをプルダウンメニューの選択
アイテムの表示名に対応させ、図12の1201のよう
なプルダウンメニューを表示する。
利用者は条件設定のプルダウンメニュー1003をクリ
ックすると、GUI編集装置602は条件一覧表801
を参照し、そこから2つの条件の名称“一致”、“包
含”を得る。そして、これをプルダウンメニューの選択
アイテムの表示名に対応させ、図12の1201のよう
なプルダウンメニューを表示する。
【0068】ここで利用者は自分の意図に従い、プルダ
ウンメニュー1201から「包含」を選択する。ここで
GUI編集装置602は条件一覧表801から、包含の
引数の数を検索する。もしここで引数の数が1以上であ
れば、引数の設定も行なわなかればならない。また引数
の数が0であれば、条件の設定はそれで終了する。
ウンメニュー1201から「包含」を選択する。ここで
GUI編集装置602は条件一覧表801から、包含の
引数の数を検索する。もしここで引数の数が1以上であ
れば、引数の設定も行なわなかればならない。また引数
の数が0であれば、条件の設定はそれで終了する。
【0069】さて、この例では包含の引数は2である
(条件一覧表801の“引数の数”列の第2行参照)か
ら、引数の設定を行なう。
(条件一覧表801の“引数の数”列の第2行参照)か
ら、引数の設定を行なう。
【0070】引数の設定をするためにはGUI編集装置
602は、条件一覧表801の“言語表現”列を参照す
る。言語表現の列には、引数を入力させるために利用者
に提示する自然言語表現を記述しておく。この自然言語
表現の引数部分には、$1や$2というスペースフォル
ダーを入れておく。$のあとにくる数字が、それぞれ第
何引数かを表している。例えば$1は、第一引数用のス
ペースフォルダーである。
602は、条件一覧表801の“言語表現”列を参照す
る。言語表現の列には、引数を入力させるために利用者
に提示する自然言語表現を記述しておく。この自然言語
表現の引数部分には、$1や$2というスペースフォル
ダーを入れておく。$のあとにくる数字が、それぞれ第
何引数かを表している。例えば$1は、第一引数用のス
ペースフォルダーである。
【0071】条件“包含”の場合の言語表現は、“$1
が$2を含む”であるから、この言語表現でもって、条
件入力のプルダウンメニュー1201を置き換わり、図
13の1303に示すような表示となる。
が$2を含む”であるから、この言語表現でもって、条
件入力のプルダウンメニュー1201を置き換わり、図
13の1303に示すような表示となる。
【0072】ここで、スペースフォルダー$1、$2
は、次の規則でGUI構成部品と置き換えられる。
は、次の規則でGUI構成部品と置き換えられる。
【0073】(1) 引数の型が列挙型であった場合
は、プルダウンメニューで置き換える。ここで引数が取
り得る値をプルダウンメニューの各選択対象アイテムの
名前にする。
は、プルダウンメニューで置き換える。ここで引数が取
り得る値をプルダウンメニューの各選択対象アイテムの
名前にする。
【0074】(2) 引数の型が文字列であれば、文字
列入力用ボックスで置き換える (3) 引数の型が数であれば、数字入力用のボックス
で置き換える。
列入力用ボックスで置き換える (3) 引数の型が数であれば、数字入力用のボックス
で置き換える。
【0075】(4) 引数の型が構造体などの複数の型
を組み合わせた派生型であれば、各々の派生型ごとに特
化した入力画面を用意する。ただし派生型については、
派生型を構成している型に分割して入力し、さらに分割
された型がまだ派生型であったような場合はさらに分割
するなどして、基本型(文字列、数字、列挙)まで分割
してから、その各々の基本型に対してさきに上げた第1
から3までの置換方法をとってもよい。
を組み合わせた派生型であれば、各々の派生型ごとに特
化した入力画面を用意する。ただし派生型については、
派生型を構成している型に分割して入力し、さらに分割
された型がまだ派生型であったような場合はさらに分割
するなどして、基本型(文字列、数字、列挙)まで分割
してから、その各々の基本型に対してさきに上げた第1
から3までの置換方法をとってもよい。
【0076】さて、本実施例では、第一引数$1は列挙
型である(条件一覧表801の第2−1行)から、その
値の範囲“Subject”と“From”をプルダウ
ンメニューの選択アイテムとして1301のように置換
される。第二引数$2は文字列型である(条件一覧表8
01の第2−2行)から、文字列入力ボックス1302
として表示される。
型である(条件一覧表801の第2−1行)から、その
値の範囲“Subject”と“From”をプルダウ
ンメニューの選択アイテムとして1301のように置換
される。第二引数$2は文字列型である(条件一覧表8
01の第2−2行)から、文字列入力ボックス1302
として表示される。
【0077】最終的には、条件「包含」のための引数を
入力するために図13の1303のように表示される。
ここで利用者は自分の意図に従い、プルダウンメニュー
からは“Subject”を選択し、また文字列入力ボ
ックス1302には、“緊急連絡”の文字列を入力する
ことで引数が確定する。図14の1303には、その入
力が終了した後の状態が表示されている。
入力するために図13の1303のように表示される。
ここで利用者は自分の意図に従い、プルダウンメニュー
からは“Subject”を選択し、また文字列入力ボ
ックス1302には、“緊急連絡”の文字列を入力する
ことで引数が確定する。図14の1303には、その入
力が終了した後の状態が表示されている。
【0078】ここで、GUI編集装置602は、条件と
その引数が選択されたことから、条件一覧表801から
条件の実体としては、“包含(Subject,”緊急
連絡”)”が選択されたことを得る。そして、GUI編
集装置602は、条件として“包含(Subjec
t,”緊急連絡”)”が選択されたことをメッセージ保
管データベース18の一時記憶領域に記憶させておく。
その引数が選択されたことから、条件一覧表801から
条件の実体としては、“包含(Subject,”緊急
連絡”)”が選択されたことを得る。そして、GUI編
集装置602は、条件として“包含(Subjec
t,”緊急連絡”)”が選択されたことをメッセージ保
管データベース18の一時記憶領域に記憶させておく。
【0079】最後にメッセージ処理手続きの入力を説明
する。これは、条件一覧表がメッセージ処理手続き一覧
表にかわっただけで、条件の入力と同様の動作が実行さ
れる。まず利用者が1003をクリックすると、GUI
編集装置602はメッセージ処理手続き一覧表901を
参照し、そこから名称“転送”“通知”“削除”を得
る。それを用いてプルダウンメニュー1401を表示す
る。ここで利用者は自己の意図に従い“通知”を選択す
る。ここでGUI編集装置602は再度メッセージ処理
手続き一覧表901を参照し、“通知”の引数の数を得
る。ここで“通知”の引数の数は1である(表901の
“引数の数”列の第2行)から、1以上であるために引
数の設定のための画面を作成する。
する。これは、条件一覧表がメッセージ処理手続き一覧
表にかわっただけで、条件の入力と同様の動作が実行さ
れる。まず利用者が1003をクリックすると、GUI
編集装置602はメッセージ処理手続き一覧表901を
参照し、そこから名称“転送”“通知”“削除”を得
る。それを用いてプルダウンメニュー1401を表示す
る。ここで利用者は自己の意図に従い“通知”を選択す
る。ここでGUI編集装置602は再度メッセージ処理
手続き一覧表901を参照し、“通知”の引数の数を得
る。ここで“通知”の引数の数は1である(表901の
“引数の数”列の第2行)から、1以上であるために引
数の設定のための画面を作成する。
【0080】“通知”の言語表現“$1に通知する”を
得て、そして$1の型が列挙型であることを得て、最終
的には、$1の部分をプルダウンメニュー1501に置
き換えて編集領域1502に示したような引数設定のた
めの表示が行なわれる。ここで利用者は、“ページャ”
を選択する。これにより引数が確定し図16に示したよ
うな領域1603が表示される。
得て、そして$1の型が列挙型であることを得て、最終
的には、$1の部分をプルダウンメニュー1501に置
き換えて編集領域1502に示したような引数設定のた
めの表示が行なわれる。ここで利用者は、“ページャ”
を選択する。これにより引数が確定し図16に示したよ
うな領域1603が表示される。
【0081】ここで、GUI編集装置602は、メッセ
ージ処理実行手続きとその引数が選択されたことで、メ
ッセージ処理実行手続き一覧表901から手続きの実体
としては、“通知(ページャ)”が選択されたことがわ
かる。そして、GUI編集装置602は、メッセージ処
理実行手続きとして“通知(ページャ)”が選択された
ことをメッセージ保管データベース18の一時記憶領域
に記憶させておく。
ージ処理実行手続きとその引数が選択されたことで、メ
ッセージ処理実行手続き一覧表901から手続きの実体
としては、“通知(ページャ)”が選択されたことがわ
かる。そして、GUI編集装置602は、メッセージ処
理実行手続きとして“通知(ページャ)”が選択された
ことをメッセージ保管データベース18の一時記憶領域
に記憶させておく。
【0082】動機付き手続きの編集作業が全ておわった
ので、その結果を登録するために利用者は設定ボタン1
008をクリックする。
ので、その結果を登録するために利用者は設定ボタン1
008をクリックする。
【0083】設定ボタンのクリックを認識したGUI編
集装置602は、メッセージ保管データベース18の一
時記憶領域に記憶させておいた、動機“_メッセージの
受信時_”、並びに、条件“包含(Subject,”
緊急連絡”)”、並びに、メッセージ処理実行手続き
“通知(ページャ)”を動機付き手続き1701の形に
まとめてあげ、メッセージ処理実行手続き記憶装置5内
の利用者に割り当てられた領域に記憶させる。
集装置602は、メッセージ保管データベース18の一
時記憶領域に記憶させておいた、動機“_メッセージの
受信時_”、並びに、条件“包含(Subject,”
緊急連絡”)”、並びに、メッセージ処理実行手続き
“通知(ページャ)”を動機付き手続き1701の形に
まとめてあげ、メッセージ処理実行手続き記憶装置5内
の利用者に割り当てられた領域に記憶させる。
【0084】これにより利用者の意図である「自分宛に
来るメッセージのうち、そのメッセージの題名(Sub
ject)が“緊急連絡”という文字列を含むなら、自
分が持つポケットベルに着信通知を送信する」に沿った
動機手続き対がメッセージ交換装置601から自動実行
されるようになる。
来るメッセージのうち、そのメッセージの題名(Sub
ject)が“緊急連絡”という文字列を含むなら、自
分が持つポケットベルに着信通知を送信する」に沿った
動機手続き対がメッセージ交換装置601から自動実行
されるようになる。
【0085】以上のように、利用者は計算機分野の専門
的知識やメッセージ交換装置自体の知識などなくとも、
GUIを用いて計算機画面から簡単に利用者自身のメッ
セージ処理の設定を行なうことができる。さらに利用者
が設定できる内容はメッセージ交換装置に設定可能なメ
ッセージ処理手続きを全てであり、不要な制限が行なわ
れない。
的知識やメッセージ交換装置自体の知識などなくとも、
GUIを用いて計算機画面から簡単に利用者自身のメッ
セージ処理の設定を行なうことができる。さらに利用者
が設定できる内容はメッセージ交換装置に設定可能なメ
ッセージ処理手続きを全てであり、不要な制限が行なわ
れない。
【0086】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態について、図18、図7、図8、図9、図1
9、図20、図21を参照しながら説明する。
施の形態について、図18、図7、図8、図9、図1
9、図20、図21を参照しながら説明する。
【0087】図18は本実施例におけるメッセージ交換
装置の概念図である。このメッセージ交換装置1801
は、第1の実施例におけるメッセージ交換装置1に、音
声編集装置1802及び音声認識装置1803を付け加
えたものであり、音声編集装置1802には動機一覧表
603及び条件一覧表604及びメッセージ処理手続き
一覧表605が接続されている。
装置の概念図である。このメッセージ交換装置1801
は、第1の実施例におけるメッセージ交換装置1に、音
声編集装置1802及び音声認識装置1803を付け加
えたものであり、音声編集装置1802には動機一覧表
603及び条件一覧表604及びメッセージ処理手続き
一覧表605が接続されている。
【0088】音声編集装置1802は、電話回線網10
または計算機ネットワーク11と介して、電話や音声入
出力装置付き計算機と音声の入出力をすることが可能で
ある。そして、利用者に対して音声で適当なガイダンス
を与えることで、利用者の音声による指示を引き出し、
その指示に従い動機手続き対の編集を行なう。さらに編
集した動機付手続き対をメッセージ処理手続き記憶装置
5内の利用者ごとの領域の設定することができる。
または計算機ネットワーク11と介して、電話や音声入
出力装置付き計算機と音声の入出力をすることが可能で
ある。そして、利用者に対して音声で適当なガイダンス
を与えることで、利用者の音声による指示を引き出し、
その指示に従い動機手続き対の編集を行なう。さらに編
集した動機付手続き対をメッセージ処理手続き記憶装置
5内の利用者ごとの領域の設定することができる。
【0089】音声認識装置1803は、利用者の音声を
認識し自然言語単語として出力する装置である。この音
声認識に関しては、あらかじめ候補となりうる複数の単
語を与えることで、認識能力を向上させることができ
る。
認識し自然言語単語として出力する装置である。この音
声認識に関しては、あらかじめ候補となりうる複数の単
語を与えることで、認識能力を向上させることができ
る。
【0090】動機一覧表603と条件一覧表604とメ
ッセージ処理手続き一覧表605は、第2の実施例中の
説明で使用したものと同一のものであるから、ここでは
その説明は省略する。図7、8、9に関しても、第2の
実施例中の説明で使用したものと同一のものであるか
ら、ここではその説明は省略する。
ッセージ処理手続き一覧表605は、第2の実施例中の
説明で使用したものと同一のものであるから、ここでは
その説明は省略する。図7、8、9に関しても、第2の
実施例中の説明で使用したものと同一のものであるか
ら、ここではその説明は省略する。
【0091】図19、図20、図21は、本実施例にお
けるメッセージ交換装置装置と利用者の音声対話を示し
たものである。図19、20、21では“(システ
ム)”で始まる行がシステム側の音声ガイダンス、
“(利用者)”が利用者からの音声入力である。
けるメッセージ交換装置装置と利用者の音声対話を示し
たものである。図19、20、21では“(システ
ム)”で始まる行がシステム側の音声ガイダンス、
“(利用者)”が利用者からの音声入力である。
【0092】さて、以上のように構成されたメッセージ
交換装置1801において、音声認識を用いた動機手続
き対の設定方法を説明する。
交換装置1801において、音声認識を用いた動機手続
き対の設定方法を説明する。
【0093】利用者が電話機12から電話回線網10を
通して音声編集装置1802に電話をかけたとする。こ
こで例えばプッシュボタンを使って利用者のユーザ番号
を入力するなどしてユーザ認証を行なった後、音声編集
装置1802は利用者に音声ガイダンスを出力し、利用
者からの音声を受けつけ、それで単語認識することで利
用者が意図した動機手続き対をメッセージ処理手続き記
憶装置5内の利用者の領域に記憶させることを行なう。
以下、この過程を詳細に説明する。
通して音声編集装置1802に電話をかけたとする。こ
こで例えばプッシュボタンを使って利用者のユーザ番号
を入力するなどしてユーザ認証を行なった後、音声編集
装置1802は利用者に音声ガイダンスを出力し、利用
者からの音声を受けつけ、それで単語認識することで利
用者が意図した動機手続き対をメッセージ処理手続き記
憶装置5内の利用者の領域に記憶させることを行なう。
以下、この過程を詳細に説明する。
【0094】まず利用者は「自分宛に来るメッセージの
うち、そのメッセージの題名(Subject)が“緊
急連絡”という文字列を含むなら、自分が持つポケット
ベルに着信通知を送信する」ような動作をメッセージ交
換装置1801に自動的にやって欲しいという意図を持
っているとする。
うち、そのメッセージの題名(Subject)が“緊
急連絡”という文字列を含むなら、自分が持つポケット
ベルに着信通知を送信する」ような動作をメッセージ交
換装置1801に自動的にやって欲しいという意図を持
っているとする。
【0095】この意図実現のため、利用者は、音声編集
装置1802との音声対話により動機手続き対を作成
し、メッセージ処理手続き記憶装置5内の自分に割り当
てられた記憶領域に設定しなければならない。
装置1802との音声対話により動機手続き対を作成
し、メッセージ処理手続き記憶装置5内の自分に割り当
てられた記憶領域に設定しなければならない。
【0096】はじめに音声編集装置1802は、図19
の第1行のような音声ガイダンスを行ない、利用者に動
機の入力をうながす。これに対して利用者は自分の意図
に従い、図19第2行のように答える。すると音声編集
装置1802は、動機一覧表603に記述されている動
機名を検索し、それらを音声認識の結果候補として音声
認識装置1803に渡す。この場合は、“メッセージの
受信時”“毎晩午前0時”“データベース容量オーバー
時”の3つが候補として渡される。一般に音声認識で
は、不特定話者による不特定単語/文章の認識はより
も、特定の単語候補からの認識の方が認識率が飛躍的に
高まる。本実施例も3つの文章(単語)の中から選択す
る認識なので高い認識率が予想できる。ここでは、利用
者の発話通り“メッセージの受信時”が認識されるとす
る。なお、利用者の発話がこれら認識候補のうちどれで
もないと認識した場合は、もう一度動機の入力を促した
りして、再度認識できるまで入力を繰りかえさせればよ
い。
の第1行のような音声ガイダンスを行ない、利用者に動
機の入力をうながす。これに対して利用者は自分の意図
に従い、図19第2行のように答える。すると音声編集
装置1802は、動機一覧表603に記述されている動
機名を検索し、それらを音声認識の結果候補として音声
認識装置1803に渡す。この場合は、“メッセージの
受信時”“毎晩午前0時”“データベース容量オーバー
時”の3つが候補として渡される。一般に音声認識で
は、不特定話者による不特定単語/文章の認識はより
も、特定の単語候補からの認識の方が認識率が飛躍的に
高まる。本実施例も3つの文章(単語)の中から選択す
る認識なので高い認識率が予想できる。ここでは、利用
者の発話通り“メッセージの受信時”が認識されるとす
る。なお、利用者の発話がこれら認識候補のうちどれで
もないと認識した場合は、もう一度動機の入力を促した
りして、再度認識できるまで入力を繰りかえさせればよ
い。
【0097】さて、音声編集装置1802は、“メッセ
ージの受信時”と認識できたことを受け、動機一覧表7
01からそれに対応した動機実体を検索する。動機の実
体としては、“_メッセージの受信時_”(実際はシス
テムの内部表現でこのように記述されているわけではな
い)が選択されたことが判明する。そして、音声編集装
置1802は、動機として“_メッセージの受信時_”
が選択されたことをメッセージ保管データベース18の
一時記憶領域に記憶させておく。
ージの受信時”と認識できたことを受け、動機一覧表7
01からそれに対応した動機実体を検索する。動機の実
体としては、“_メッセージの受信時_”(実際はシス
テムの内部表現でこのように記述されているわけではな
い)が選択されたことが判明する。そして、音声編集装
置1802は、動機として“_メッセージの受信時_”
が選択されたことをメッセージ保管データベース18の
一時記憶領域に記憶させておく。
【0098】次に条件の音声入力が行なわれる。図19
の第5行の「条件はなんですか」のガイダンスに対し
て、利用者は「包含」と答えたとする。音声編集装置1
802は、条件一覧表801の名称“包含”“一致”を
音声認識の候補として、その利用者からの入力音声とと
もに音声認識装置1803に送る。この結果、“包含”
が認識される。ここで音声編集装置1802は条件一覧
表801から包含の引数を調べる。ここで引数の数が1
以上であれば、引数を設定するためのモードに入る。こ
こで、包含の引数の数は2であるから、引数を設定する
モードに入らなければならない。
の第5行の「条件はなんですか」のガイダンスに対し
て、利用者は「包含」と答えたとする。音声編集装置1
802は、条件一覧表801の名称“包含”“一致”を
音声認識の候補として、その利用者からの入力音声とと
もに音声認識装置1803に送る。この結果、“包含”
が認識される。ここで音声編集装置1802は条件一覧
表801から包含の引数を調べる。ここで引数の数が1
以上であれば、引数を設定するためのモードに入る。こ
こで、包含の引数の数は2であるから、引数を設定する
モードに入らなければならない。
【0099】図19第9行と第13行が包含の引数をの
入力を促すガイダンスである。第一引数に関しては利用
者は「サブジェクト」と返答している(図19の第10
行)。ここでサブジェクトは条件一覧表を見れば列挙型
であることがわかり、その列挙型の範囲“Subjec
t”“From”が認識候補となり、結果として“Su
bject”が認識される。なお、音声認識装置180
3は、必要な単語全てについて読みに関する情報を持っ
ているとする。例えば、Subjectの読みが「サブ
ジェクト」であったり「包含」の読みが「ホウガン」で
あることは知っているとする。さらに、列挙型の場合
は、図20に示すような列挙型の変数範囲(サブジェク
ト、フロム)を読み上げる形での音声ガイダンスも可能
である。これは引数の列挙型だけでなく、動機や条件名
やメッセージ処理実行手続き名の入力のためのガイダン
スにも使用できる。
入力を促すガイダンスである。第一引数に関しては利用
者は「サブジェクト」と返答している(図19の第10
行)。ここでサブジェクトは条件一覧表を見れば列挙型
であることがわかり、その列挙型の範囲“Subjec
t”“From”が認識候補となり、結果として“Su
bject”が認識される。なお、音声認識装置180
3は、必要な単語全てについて読みに関する情報を持っ
ているとする。例えば、Subjectの読みが「サブ
ジェクト」であったり「包含」の読みが「ホウガン」で
あることは知っているとする。さらに、列挙型の場合
は、図20に示すような列挙型の変数範囲(サブジェク
ト、フロム)を読み上げる形での音声ガイダンスも可能
である。これは引数の列挙型だけでなく、動機や条件名
やメッセージ処理実行手続き名の入力のためのガイダン
スにも使用できる。
【0100】第2引数に関しては利用者から「キンキュ
ウレンラク」の入力があったとする(図19の第14
行)。ここで第2引数は文字列型なので認識候補を列挙
することができない。この場合は不特定単語の認識のみ
行なう。なお、文字列型の場合、その文字列の表記、つ
まり仮名か漢字か片仮名かんどが重要になる場合があ
る。そのため図21のように仮名漢字変換をするか、と
いうガイダンスを設けることも有効である。
ウレンラク」の入力があったとする(図19の第14
行)。ここで第2引数は文字列型なので認識候補を列挙
することができない。この場合は不特定単語の認識のみ
行なう。なお、文字列型の場合、その文字列の表記、つ
まり仮名か漢字か片仮名かんどが重要になる場合があ
る。そのため図21のように仮名漢字変換をするか、と
いうガイダンスを設けることも有効である。
【0101】この仮名漢字変換を音声編集装置1802
が行なう利点は他にもある。これは認識した音声が仮名
漢字変換が失敗した場合(つまり認識した文字列中に単
漢字を除いて漢字変換できる単語が含まれなかった場
合)は、認識が失敗した可能性が高いため、認識間違い
を音声認識装置1803自身で判断することもがある程
度可能となる。よって、仮名漢字変換が失敗した場合
は、利用者に、この認識で正しいのかどうか聞き返すよ
うなガインダスを行なうことは認識間違いを少なくする
上で有効な策である。
が行なう利点は他にもある。これは認識した音声が仮名
漢字変換が失敗した場合(つまり認識した文字列中に単
漢字を除いて漢字変換できる単語が含まれなかった場
合)は、認識が失敗した可能性が高いため、認識間違い
を音声認識装置1803自身で判断することもがある程
度可能となる。よって、仮名漢字変換が失敗した場合
は、利用者に、この認識で正しいのかどうか聞き返すよ
うなガインダスを行なうことは認識間違いを少なくする
上で有効な策である。
【0102】さて、包含に対して、第一引数が“Sub
ject”、第2引数が“緊急連絡”であると判明した
ため、条件一覧表801を参照し、条件の実体として
“包含(Subject,”緊急連絡”)”が選択され
たことを知る。そして、音声編集装置1802は、条件
として“包含(Subject,”緊急連絡”)”が選
択されたことをメッセージ保管データベース18の一時
記憶領域に記憶させておく。
ject”、第2引数が“緊急連絡”であると判明した
ため、条件一覧表801を参照し、条件の実体として
“包含(Subject,”緊急連絡”)”が選択され
たことを知る。そして、音声編集装置1802は、条件
として“包含(Subject,”緊急連絡”)”が選
択されたことをメッセージ保管データベース18の一時
記憶領域に記憶させておく。
【0103】最後にメッセージ処理手続きの音声認識が
実行される。これは、条件一覧表がメッセージ処理手続
き一覧表にかわっただけで、条件の入力と同一の動作で
認識される。
実行される。これは、条件一覧表がメッセージ処理手続
き一覧表にかわっただけで、条件の入力と同一の動作で
認識される。
【0104】まず図19の第17行のガイダンスに従
い、利用者は「通知」と発話する。音声編集装置180
2はメッセージ処理手続き一覧表901を参照し、そこ
から名称“転送”“通知”“削除”を得る。それを音声
認識の候補として音声認識装置1803に渡し、その認
識結果として“通知”を得る。ここで音声編集装置18
03は再度メッセージ処理手続き一覧表901を参照
し、“通知”の引数の数を得る。ここで“通知”の引数
の数は1である(表901の“引数の数”列の第2行)
から、1以上であるために引数の設定のためのガイダン
ス図19の第21行目を行なう。
い、利用者は「通知」と発話する。音声編集装置180
2はメッセージ処理手続き一覧表901を参照し、そこ
から名称“転送”“通知”“削除”を得る。それを音声
認識の候補として音声認識装置1803に渡し、その認
識結果として“通知”を得る。ここで音声編集装置18
03は再度メッセージ処理手続き一覧表901を参照
し、“通知”の引数の数を得る。ここで“通知”の引数
の数は1である(表901の“引数の数”列の第2行)
から、1以上であるために引数の設定のためのガイダン
ス図19の第21行目を行なう。
【0105】ここで利用者は、図19の第22行目のよ
うに「ページャ」と答える。通知の第一引数が列挙型で
あることから、音声認識候補として“ページャ”“自宅
電話”“携帯電話”“ファックス”“電子メール”を得
て、これらを音声認識装置1803に渡し、その認識結
果として“ページャ”を得る。これにより音声編集装置
1802は、メッセージ処理実行手続きとその引数を知
り、メッセージ処理実行手続き一覧表901から手続き
の実体としては、“通知(ページャ)”が選択されたこ
とがわかる。そして、音声編集装置1802は、メッセ
ージ処理実行手続きとして“通知(ページャ)”が選択
されたことをメッセージ保管データベース18の一時記
憶領域に記憶させておく。
うに「ページャ」と答える。通知の第一引数が列挙型で
あることから、音声認識候補として“ページャ”“自宅
電話”“携帯電話”“ファックス”“電子メール”を得
て、これらを音声認識装置1803に渡し、その認識結
果として“ページャ”を得る。これにより音声編集装置
1802は、メッセージ処理実行手続きとその引数を知
り、メッセージ処理実行手続き一覧表901から手続き
の実体としては、“通知(ページャ)”が選択されたこ
とがわかる。そして、音声編集装置1802は、メッセ
ージ処理実行手続きとして“通知(ページャ)”が選択
されたことをメッセージ保管データベース18の一時記
憶領域に記憶させておく。
【0106】なお、条件の認識の過程で述べたように、
メッセージ処理手続きの認識の際でも、メッセージ処理
手続き名を利用者が発話する(図19の18行)以前
に、メッセージ処理手続き名を列挙したガイダンスを流
したり、あるいは、引数の発話(図19の22行)以前
に、列挙型に関しては値の範囲をガイダンスで伝えるよ
うにすれば、より利用者にとってはより親切なガイダン
スになろう。
メッセージ処理手続きの認識の際でも、メッセージ処理
手続き名を利用者が発話する(図19の18行)以前
に、メッセージ処理手続き名を列挙したガイダンスを流
したり、あるいは、引数の発話(図19の22行)以前
に、列挙型に関しては値の範囲をガイダンスで伝えるよ
うにすれば、より利用者にとってはより親切なガイダン
スになろう。
【0107】さて動機付き手続きの編集作業が全ておわ
ったので、その結果を復唱し設定してよいかの確認をと
る(図19の第25行)。ここで利用者の答は「はい」
であるから、音声編集装置1802は、メッセージ保管
データベース18の一時記憶領域に記憶させておいた、
動機“_メッセージの受信時_”、並びに、条件“包含
(Subject,”緊急連絡”)”、並びに、メッセ
ージ処理実行手続き“通知(ページャ)”を動機付き手
続き1701の形にまとめて、メッセージ処理実行手続
き記憶装置5内の利用者に割り当てられた領域に記憶さ
せる。
ったので、その結果を復唱し設定してよいかの確認をと
る(図19の第25行)。ここで利用者の答は「はい」
であるから、音声編集装置1802は、メッセージ保管
データベース18の一時記憶領域に記憶させておいた、
動機“_メッセージの受信時_”、並びに、条件“包含
(Subject,”緊急連絡”)”、並びに、メッセ
ージ処理実行手続き“通知(ページャ)”を動機付き手
続き1701の形にまとめて、メッセージ処理実行手続
き記憶装置5内の利用者に割り当てられた領域に記憶さ
せる。
【0108】これにより利用者の意図である「自分宛に
来るメッセージのうち、そのメッセージの題名(Sub
ject)が“緊急連絡”という文字列を含むなら、自
分が持つポケットベルに着信通知を送信する」に沿った
動機手続き対をメッセージ交換装置601に対して設定
することができる。
来るメッセージのうち、そのメッセージの題名(Sub
ject)が“緊急連絡”という文字列を含むなら、自
分が持つポケットベルに着信通知を送信する」に沿った
動機手続き対をメッセージ交換装置601に対して設定
することができる。
【0109】これにより利用者は、計算機分野の専門的
知識や、メッセージ交換装置自体の知識などなくとも、
自然言語発話を用いて計算機画面から簡単に利用者自身
のメッセージ処理の設定を行なうことができ、かつ、メ
ッセージ交換装置に設定可能なメッセージ処理手続きを
全て設定でき、不要な制限がない。
知識や、メッセージ交換装置自体の知識などなくとも、
自然言語発話を用いて計算機画面から簡単に利用者自身
のメッセージ処理の設定を行なうことができ、かつ、メ
ッセージ交換装置に設定可能なメッセージ処理手続きを
全て設定でき、不要な制限がない。
【0110】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態について、図22、図23、図24、図25、
図26、図27、図28、図29、図30、図7、図
8、図9を参照しながら説明する。
施の形態について、図22、図23、図24、図25、
図26、図27、図28、図29、図30、図7、図
8、図9を参照しながら説明する。
【0111】図22は本実施例におけるメッセージ交換
装置の概念図である。このメッセージ交換装置2201
は、第1の実施例におけるメッセージ交換装置1に、メ
ッセージ運用管理装置2202及び実行記録装置220
3を付け加え、メッセージ運用管理装置202には動機
一覧表603及び条件一覧表604及びメッセージ処理
手続き一覧表605が接続されている。
装置の概念図である。このメッセージ交換装置2201
は、第1の実施例におけるメッセージ交換装置1に、メ
ッセージ運用管理装置2202及び実行記録装置220
3を付け加え、メッセージ運用管理装置202には動機
一覧表603及び条件一覧表604及びメッセージ処理
手続き一覧表605が接続されている。
【0112】手続き実行インタフェース装置2202
は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を用
いて利用者からの命令やデータ入力を受けつけ、その命
令や入力されたデータに応じで、メッセージ処理手続き
実行装置4に条件評価やメッセージ処理手続きを実行さ
せることで、その利用者宛のメッセージの転送や削除を
行なうメッセージ管理装置の一種である。本実施例の場
合のメッセージ運用管理装置2202は、TCPのプロ
トコルで計算機ネットワーク11に接続でき、または、
PPPのプロトコルで計算機とモデム606ととTCP
のプロトコルで接続できる。そしてメッセージ運用管理
装置2202はHTTPのサーバとしての機能を持ち、
また各計算機には、HTTPのクライアントソフトウェ
アを実行することでGUIを用いた編集機能を実現す
る。
は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を用
いて利用者からの命令やデータ入力を受けつけ、その命
令や入力されたデータに応じで、メッセージ処理手続き
実行装置4に条件評価やメッセージ処理手続きを実行さ
せることで、その利用者宛のメッセージの転送や削除を
行なうメッセージ管理装置の一種である。本実施例の場
合のメッセージ運用管理装置2202は、TCPのプロ
トコルで計算機ネットワーク11に接続でき、または、
PPPのプロトコルで計算機とモデム606ととTCP
のプロトコルで接続できる。そしてメッセージ運用管理
装置2202はHTTPのサーバとしての機能を持ち、
また各計算機には、HTTPのクライアントソフトウェ
アを実行することでGUIを用いた編集機能を実現す
る。
【0113】ただし、ウィンドーシステム実現方式の詳
細に関しては、本実施例の内容とは無関係であるので説
明しない。また、GUIの実現方法には、Xwindo
wシステムやMicroSoft社のWindowsO
Sを使用する方法など各種あるが、どのような方法で
も、本実施例が及ぼす効果としては同一である。また、
本実施例では、GUIを用いて利用者へ情報を提示し、
かつ、利用者からのデータ入力を受けつけることで処理
を進めるが、GUIにかわるユーザインタフェースを用
いても本実施例と同じ効果を得ることができる。例え
ば、文字端末を用いてキャラクタベースのユーザインタ
フェースを用いてもよい。
細に関しては、本実施例の内容とは無関係であるので説
明しない。また、GUIの実現方法には、Xwindo
wシステムやMicroSoft社のWindowsO
Sを使用する方法など各種あるが、どのような方法で
も、本実施例が及ぼす効果としては同一である。また、
本実施例では、GUIを用いて利用者へ情報を提示し、
かつ、利用者からのデータ入力を受けつけることで処理
を進めるが、GUIにかわるユーザインタフェースを用
いても本実施例と同じ効果を得ることができる。例え
ば、文字端末を用いてキャラクタベースのユーザインタ
フェースを用いてもよい。
【0114】実行記録装置2203は、メッセージ運用
管理装置2202がメッセージ処理手続き実行装置4に
評価実行させた条件式とメッセージ処理手続きを時間順
に記憶する装置である。メッセージ運用管理装置220
2は、実行記録装置2203に対して、記録内容を消去
し、また記録を開始し、また記録内容を読みだすことが
できる。
管理装置2202がメッセージ処理手続き実行装置4に
評価実行させた条件式とメッセージ処理手続きを時間順
に記憶する装置である。メッセージ運用管理装置220
2は、実行記録装置2203に対して、記録内容を消去
し、また記録を開始し、また記録内容を読みだすことが
できる。
【0115】図22における他の装置等については、第
2の実施例での図22の説明と重複するためここでは省
略する。
2の実施例での図22の説明と重複するためここでは省
略する。
【0116】図23は、メッセージ運用管理装置220
2が利用者の計算機画面に表示するメッセージ操作ウィ
ンドー2301の模式図である。
2が利用者の計算機画面に表示するメッセージ操作ウィ
ンドー2301の模式図である。
【0117】表示領域2302は、メッセージ選択用ボ
タンの表示領域である。2303は全メッセージ選択用
ボタン、2304はSubject を検索して、検索
条件に合致したメッセージを選択表示させるためのボタ
ン、2305はメッセージのFromフィールドを検索
して、検索条件に合致したメッセージを選択表示させる
ためのボタンである。このいずれのボタンもボタンを押
すことにより評価される条件式が結びつけられており、
全部選択ボタン2303は“包含(Subjec
t,””)”、Subject検索ボタン2304は
“包含(Subject,$1)”または“一致(Su
bject,$1)”、Form選択ボタンは“包含
(From,$1)”または“一致(From,$
1)”である。包含か一致か、$1には何が入るかに関
しては、図28の検索条件ウィンドウを通して利用者か
ら指定される。2306は、メッセージの表示領域であ
る。利用者宛のメッセージを表示するものである。
タンの表示領域である。2303は全メッセージ選択用
ボタン、2304はSubject を検索して、検索
条件に合致したメッセージを選択表示させるためのボタ
ン、2305はメッセージのFromフィールドを検索
して、検索条件に合致したメッセージを選択表示させる
ためのボタンである。このいずれのボタンもボタンを押
すことにより評価される条件式が結びつけられており、
全部選択ボタン2303は“包含(Subjec
t,””)”、Subject検索ボタン2304は
“包含(Subject,$1)”または“一致(Su
bject,$1)”、Form選択ボタンは“包含
(From,$1)”または“一致(From,$
1)”である。包含か一致か、$1には何が入るかに関
しては、図28の検索条件ウィンドウを通して利用者か
ら指定される。2306は、メッセージの表示領域であ
る。利用者宛のメッセージを表示するものである。
【0118】表示領域2307には、メッセージ処理手
続き呼び出し用のボタンの表示領域である。これらボタ
ンを使用するには、予め表示領域2302の各ボタンに
より対象となるメッセージを選択しておく必要がある。
続き呼び出し用のボタンの表示領域である。これらボタ
ンを使用するには、予め表示領域2302の各ボタンに
より対象となるメッセージを選択しておく必要がある。
【0119】転送ボタン2308は、メッセージ処理手
続き“転送”が関係づけられ、このボタンをクリックす
ることで、選択されているメッセージが転送される。通
知ボタン2309は、メッセージ処理手続き“通知”が
関係づけられ、同様に選択されたメッセージが通知され
る。削除ボタン2310は、メッセージ処理手続き“削
除”が関係づけられ、選択されたメッセージは削除され
る。なお、転送ボタン2308及び通知ボタン2309
をクリックした場合は、転送先や通知先の設定をするた
めのプルダウンメニュが出現して、利用者からの入力を
求める。この機構は、第2に実施例での引数設定の手法
と同様であり、例えば通知なら、図15のプルダウンメ
ニュー1501が出現するのと同様の手法で行なわれ
る。ただし、本実施例の説明中にはこの機構を利用する
箇所は出現しないため、詳細は省略する。
続き“転送”が関係づけられ、このボタンをクリックす
ることで、選択されているメッセージが転送される。通
知ボタン2309は、メッセージ処理手続き“通知”が
関係づけられ、同様に選択されたメッセージが通知され
る。削除ボタン2310は、メッセージ処理手続き“削
除”が関係づけられ、選択されたメッセージは削除され
る。なお、転送ボタン2308及び通知ボタン2309
をクリックした場合は、転送先や通知先の設定をするた
めのプルダウンメニュが出現して、利用者からの入力を
求める。この機構は、第2に実施例での引数設定の手法
と同様であり、例えば通知なら、図15のプルダウンメ
ニュー1501が出現するのと同様の手法で行なわれ
る。ただし、本実施例の説明中にはこの機構を利用する
箇所は出現しないため、詳細は省略する。
【0120】表示領域2311は、実行記録装置220
3の制御命令等に関係したボタンが並んでいる。記録開
始ボタン2312は、実行記録装置2203の記録内容
を消去する。設定ボタン2313は、実行記録装置22
03の記録内容を全て読み出すと同時に、利用者から動
機を入力させ、その読み出した条件、メッセージ処理手
続きと動機を組み合わせて動機処理手続き対を作成し
て、メッセージ処理手続き記録装置5内のその利用者用
の領域に設定するものである。
3の制御命令等に関係したボタンが並んでいる。記録開
始ボタン2312は、実行記録装置2203の記録内容
を消去する。設定ボタン2313は、実行記録装置22
03の記録内容を全て読み出すと同時に、利用者から動
機を入力させ、その読み出した条件、メッセージ処理手
続きと動機を組み合わせて動機処理手続き対を作成し
て、メッセージ処理手続き記録装置5内のその利用者用
の領域に設定するものである。
【0121】図24は、図23でメッセージを4通表示
した場合の模式図である。図25は、図24で、メッセ
ージを1通選択した場合の模式図である。選択されたメ
ッセージは、2501のように白黒反転表示されてい
る。
した場合の模式図である。図25は、図24で、メッセ
ージを1通選択した場合の模式図である。選択されたメ
ッセージは、2501のように白黒反転表示されてい
る。
【0122】図26は、図25の時点で選択されていた
メッセージを削除した後の表示である。削除されたメッ
セージは2601のように空行で表示される。また、こ
の図26では、設定ボタン2313をクリックした場合
に出現する動機設定のためのプルダウンメニュー260
2も表示されている。
メッセージを削除した後の表示である。削除されたメッ
セージは2601のように空行で表示される。また、こ
の図26では、設定ボタン2313をクリックした場合
に出現する動機設定のためのプルダウンメニュー260
2も表示されている。
【0123】図27は、本実施例でメッセージ処理手続
き記憶装置5内に設定される動機手続き対2701の模
式図である。2702は動機、2703が条件付メッセ
ージ処理手続き、2704が条件、2705がメッセー
ジ処理手続きである。
き記憶装置5内に設定される動機手続き対2701の模
式図である。2702は動機、2703が条件付メッセ
ージ処理手続き、2704が条件、2705がメッセー
ジ処理手続きである。
【0124】図28は、検索条件設定ウィンドー280
1の模式図である。領域2802が、条件式の設定領域
で、選択ボタン2803をクリックすれば“一致”、選
択ボタン2804をクリックすれば“包含”となる。2
803と2804は、同時に選択状態になることはでき
ない。2805が、検索するための文字列を入力する文
字列入力ボックス、2806が実際に検索の開始をする
ための検索ボタンである。
1の模式図である。領域2802が、条件式の設定領域
で、選択ボタン2803をクリックすれば“一致”、選
択ボタン2804をクリックすれば“包含”となる。2
803と2804は、同時に選択状態になることはでき
ない。2805が、検索するための文字列を入力する文
字列入力ボックス、2806が実際に検索の開始をする
ための検索ボタンである。
【0125】図29は、実際に検索条件設定ウィンドー
2801を使用した場合の模式図である。2901は、
選択状態のボタン、2902は、文字列入力ボックス2
805に入力された文字列である。
2801を使用した場合の模式図である。2901は、
選択状態のボタン、2902は、文字列入力ボックス2
805に入力された文字列である。
【0126】図30の3001及び3002は、ある時
点での実行記録装置2203内に記憶された条件あるい
はメッセージ処理手続きを表す概念図である。
点での実行記録装置2203内に記憶された条件あるい
はメッセージ処理手続きを表す概念図である。
【0127】図7は、動機一覧表の概念図、図8は条件
一覧表の概念図、図9は、メッセージ処理手続き一覧表
の概念図であり、第2の実施例と同じものであるため説
明を省略する。
一覧表の概念図、図9は、メッセージ処理手続き一覧表
の概念図であり、第2の実施例と同じものであるため説
明を省略する。
【0128】さて、以上のように構成されたメッセージ
交換装置2201において、利用者が日常のメッセージ
管理としてメッセージ操作を行なうことで、そこで行な
われた一連のメッセージ操作が、動機処理手続き対とし
てメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定され、この
後メッセージ交換装置により自動実行されるまでの過程
を説明する。
交換装置2201において、利用者が日常のメッセージ
管理としてメッセージ操作を行なうことで、そこで行な
われた一連のメッセージ操作が、動機処理手続き対とし
てメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定され、この
後メッセージ交換装置により自動実行されるまでの過程
を説明する。
【0129】まず、ある利用者が計算機16上でHTT
Pクライアントプログラムを起動し、メッセージ運用管
理装置2202と接続したとする。すると計算機16の
ディスプレー上に、図24に示したようなウィンドウが
表示される。
Pクライアントプログラムを起動し、メッセージ運用管
理装置2202と接続したとする。すると計算機16の
ディスプレー上に、図24に示したようなウィンドウが
表示される。
【0130】ここでは、図24のメッセージ表示領域2
306に示した通り、この利用者宛に4つのメッセージ
が届いていることにする。それぞれのFrom(差出
人)、Subject(題名)は、2306に示した通
りである。
306に示した通り、この利用者宛に4つのメッセージ
が届いていることにする。それぞれのFrom(差出
人)、Subject(題名)は、2306に示した通
りである。
【0131】さて、今この利用者は、なんらかの理由か
ら“薬師寺恵子”という名前の人物からのメッセージを
受信したらすぐに削除したいという意志を持っていたと
する。
ら“薬師寺恵子”という名前の人物からのメッセージを
受信したらすぐに削除したいという意志を持っていたと
する。
【0132】以下では、この意志に沿った設定が、表示
領域2306のうちの番号14のメッセージを消去する
ことの結果として設定できることを説明する。
領域2306のうちの番号14のメッセージを消去する
ことの結果として設定できることを説明する。
【0133】まず、利用者は記録開始ボタン2312を
クリックして、実行記憶装置2203内の記録を消去す
る。
クリックして、実行記憶装置2203内の記録を消去す
る。
【0134】次に、“薬師寺恵子”が差出人になってい
るメッセージを選択する。From(差出人)から検索
するのだから、From検索ボタン2305をクリック
する。するとメッセージ運用管理装置2202は、計算
機16のディスプレー上に検索条件設定ウィンドー28
01を表示させる。ここで利用者は、図29に示したよ
うに検索方法として“包含検索”を、対象文字列とし
て、“薬師寺恵子”を設定する。ここでメッセージ運用
管理装置2202は、この利用者からの入力に対応する
条件式として“包含(From,”薬師寺恵子”)”を
得る。そして利用者は検索条件設定が済んだので、検索
開始ボタン2806をクリックする。
るメッセージを選択する。From(差出人)から検索
するのだから、From検索ボタン2305をクリック
する。するとメッセージ運用管理装置2202は、計算
機16のディスプレー上に検索条件設定ウィンドー28
01を表示させる。ここで利用者は、図29に示したよ
うに検索方法として“包含検索”を、対象文字列とし
て、“薬師寺恵子”を設定する。ここでメッセージ運用
管理装置2202は、この利用者からの入力に対応する
条件式として“包含(From,”薬師寺恵子”)”を
得る。そして利用者は検索条件設定が済んだので、検索
開始ボタン2806をクリックする。
【0135】検索開始ボタン2806がクリックされた
ことを検知したメッセージ運用管理装置2202は、作
成した条件式“包含(From,”薬師寺恵子”)”を
メッセージ処理手続き実行装置4に評価させる。ここで
対象となるのは、その利用者宛の全メッセージである。
ことを検知したメッセージ運用管理装置2202は、作
成した条件式“包含(From,”薬師寺恵子”)”を
メッセージ処理手続き実行装置4に評価させる。ここで
対象となるのは、その利用者宛の全メッセージである。
【0136】さて、図24の2306に表示されている
全メッセージのうち、Fromが“薬師寺恵子”である
メッセージは番号14のものだけであるから、そのメッ
セージに対してだけ、条件式は真となる。そして検索の
結果は、条件式が真になった番号14のメッセージの表
示のみが反転表示される(図25の2501)。この反
転表示されたメッセージは選択されたメッセージとい
う。この条件式の評価と同時に、実行記録装置2203
にはその評価された条件式が記録される。図30の30
01は、“包含(From,”薬師寺恵子”)”を記録
した直後の実行記録装置内2203内の記録状態を表し
ている。
全メッセージのうち、Fromが“薬師寺恵子”である
メッセージは番号14のものだけであるから、そのメッ
セージに対してだけ、条件式は真となる。そして検索の
結果は、条件式が真になった番号14のメッセージの表
示のみが反転表示される(図25の2501)。この反
転表示されたメッセージは選択されたメッセージとい
う。この条件式の評価と同時に、実行記録装置2203
にはその評価された条件式が記録される。図30の30
01は、“包含(From,”薬師寺恵子”)”を記録
した直後の実行記録装置内2203内の記録状態を表し
ている。
【0137】この利用者の目的は、このメッセージの削
除であるから、削除ボタン2310をクリックする。こ
れにより選択されていたメッセージは消去され、その結
果、図26の2601のようにメッセージ表示領域から
も消される。
除であるから、削除ボタン2310をクリックする。こ
れにより選択されていたメッセージは消去され、その結
果、図26の2601のようにメッセージ表示領域から
も消される。
【0138】そして、この時点でメッセージ処理手続き
が実行されたので、実行されたメッセージ処理手続き
が、実行記録装置2203内に記録される。この記録状
況を図にしたものが、図30の3002である。
が実行されたので、実行されたメッセージ処理手続き
が、実行記録装置2203内に記録される。この記録状
況を図にしたものが、図30の3002である。
【0139】さて、ここまでで、利用者が受信したメッ
セージの中から“薬師寺恵子”からのメッセージの削除
が完了した。次は、この削除動作をメッセージ処理手続
き記憶装置5内のこの利用者の領域に設定する。これに
は利用者は設定ボタン2313をクリックすればよい。
セージの中から“薬師寺恵子”からのメッセージの削除
が完了した。次は、この削除動作をメッセージ処理手続
き記憶装置5内のこの利用者の領域に設定する。これに
は利用者は設定ボタン2313をクリックすればよい。
【0140】メッセージ運用管理装置2202は、この
ボタン2313のクリックを感知すると、まず実行記録
装置2203の記録内容を全て読み出す。この時点で
は、図30の3302に示したような記録が読み出され
る。
ボタン2313のクリックを感知すると、まず実行記録
装置2203の記録内容を全て読み出す。この時点で
は、図30の3302に示したような記録が読み出され
る。
【0141】そして、利用者から動機を入力を促す。第
2、第3の実施例と同様に動機の入力は、動機一覧表7
01の名称全てをプルダウンメニューの各アイテムの表
示名にした形で表示し、その中から動機を選択させるこ
とで行なわれる。ここでは図26の2602のようなプ
ルダウンメニューが表示される。利用者の意図では「メ
ッセージを受信したらすぐに削除したい」であるから、
動機として“メッセージの受信時”を選択する。
2、第3の実施例と同様に動機の入力は、動機一覧表7
01の名称全てをプルダウンメニューの各アイテムの表
示名にした形で表示し、その中から動機を選択させるこ
とで行なわれる。ここでは図26の2602のようなプ
ルダウンメニューが表示される。利用者の意図では「メ
ッセージを受信したらすぐに削除したい」であるから、
動機として“メッセージの受信時”を選択する。
【0142】この結果、動機、条件、メッセージ処理手
続きの全てが揃い、メッセージ運用管理装置2202
は、図27のような動機処理手続き対2701を構成で
きる。そして、2701をメッセージ処理手続き記憶装
置5内のこの利用者の記憶領域に設定する。2701が
設定されたことにより、以降、“薬師寺恵子”からのメ
ッセージは受信した直後に自動的に削除されるようにな
る。
続きの全てが揃い、メッセージ運用管理装置2202
は、図27のような動機処理手続き対2701を構成で
きる。そして、2701をメッセージ処理手続き記憶装
置5内のこの利用者の記憶領域に設定する。2701が
設定されたことにより、以降、“薬師寺恵子”からのメ
ッセージは受信した直後に自動的に削除されるようにな
る。
【0143】以上のように利用者は、自分宛の個々のメ
ッセージの削除などの管理を行ないつつ、個々のメッセ
ージへの操作を一般化して、自動実行されるメッセージ
処理として設定することが可能となる。これによりメッ
セージの管理の労力が軽減される。
ッセージの削除などの管理を行ないつつ、個々のメッセ
ージへの操作を一般化して、自動実行されるメッセージ
処理として設定することが可能となる。これによりメッ
セージの管理の労力が軽減される。
【0144】(実施の形態5)以下、本発明の第5の実
施の形態について、図22、図27、図31、図31を
参照しながら説明する。装置の構成は第4の実施例の場
合と同じであるため、以下では相違する動作のみ述べ
る。
施の形態について、図22、図27、図31、図31を
参照しながら説明する。装置の構成は第4の実施例の場
合と同じであるため、以下では相違する動作のみ述べ
る。
【0145】図22は本実施例におけるメッセージ交換
装置の概念図である。メッセージ運用管理装置2202
は、第4の実施例で説明したような動作に加え、装置内
部に頻度閾値と呼ぶ整数数値を記録し、メッセージ運用
管理装置2202が実行記録装置2203に条件及びメ
ッセージ処理手続きを記録させる際に頻度を計算させ、
頻度閾値より頻度が高い条件及びメッセージ処理手続き
読み出すことを行なう。なお、読み出した条件とメッセ
ージ処理手続きは、第4の実施例と同様に、動機と組み
合わせて動機処理手続き対を作成し、メッセージ処理手
続き記憶装置5に設定する。
装置の概念図である。メッセージ運用管理装置2202
は、第4の実施例で説明したような動作に加え、装置内
部に頻度閾値と呼ぶ整数数値を記録し、メッセージ運用
管理装置2202が実行記録装置2203に条件及びメ
ッセージ処理手続きを記録させる際に頻度を計算させ、
頻度閾値より頻度が高い条件及びメッセージ処理手続き
読み出すことを行なう。なお、読み出した条件とメッセ
ージ処理手続きは、第4の実施例と同様に、動機と組み
合わせて動機処理手続き対を作成し、メッセージ処理手
続き記憶装置5に設定する。
【0146】実行記録装置2203は、第4の実施例の
場合と同様に、メッセージ運用管理装置2202がメッ
セージ処理手続き実行装置4に評価実行させた条件式と
メッセージ処理手続きを記憶する装置である。
場合と同様に、メッセージ運用管理装置2202がメッ
セージ処理手続き実行装置4に評価実行させた条件式と
メッセージ処理手続きを記憶する装置である。
【0147】ただし、第4の実施例が単に時間順に記録
していたことに対して、第5の実施例では、同一電文に
対して一連に評価及び実行された条件とメッセージ処理
手続きを条件付きメッセージ処理手続きとしてまとめて
記録することと、記録する各々の条件付きメッセージ処
理手続きに関して頻度カウンターを設け、既に記録され
ている条件付きメッセージ処理手続きと同一条件付きメ
ッセージ処理手続きを新たに実行記録装置2203に記
録しようとする場合は、頻度カウンタの数値を1増やす
だけで、新規記録にかえるという2点が異なる。
していたことに対して、第5の実施例では、同一電文に
対して一連に評価及び実行された条件とメッセージ処理
手続きを条件付きメッセージ処理手続きとしてまとめて
記録することと、記録する各々の条件付きメッセージ処
理手続きに関して頻度カウンターを設け、既に記録され
ている条件付きメッセージ処理手続きと同一条件付きメ
ッセージ処理手続きを新たに実行記録装置2203に記
録しようとする場合は、頻度カウンタの数値を1増やす
だけで、新規記録にかえるという2点が異なる。
【0148】図31は本実施例中の実行記録装置220
3に記憶された条件付きメッセージ処理手続きを表にし
て表した概念図である。
3に記憶された条件付きメッセージ処理手続きを表にし
て表した概念図である。
【0149】図32は、メッセージ運用管理装置220
2が動機手続き対をメッセージ処理手続き記憶装置5に
設定してよいかを利用者に問うためのウィンドーの模式
図である。3201と3205は、その質問ウィンドー
であり、3201は初期画面、3205は、利用者がボ
タン3204をクリックした後の画面である。3203
はテキストの表示領域、3203と3204はボタン、
3206は動機選択のためのプルダウンメニューであ
る。
2が動機手続き対をメッセージ処理手続き記憶装置5に
設定してよいかを利用者に問うためのウィンドーの模式
図である。3201と3205は、その質問ウィンドー
であり、3201は初期画面、3205は、利用者がボ
タン3204をクリックした後の画面である。3203
はテキストの表示領域、3203と3204はボタン、
3206は動機選択のためのプルダウンメニューであ
る。
【0150】さて、以上のように構成されたメッセージ
交換装置2201において、利用者が日常のメッセージ
管理としてメッセージ操作を行なうことで、そこで行な
われた一連のメッセージ操作が、動機処理手続き対とし
てメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定され、この
後メッセージ交換装置により自動実行されるまでの過程
を説明する。
交換装置2201において、利用者が日常のメッセージ
管理としてメッセージ操作を行なうことで、そこで行な
われた一連のメッセージ操作が、動機処理手続き対とし
てメッセージ処理手続き記憶装置5内に設定され、この
後メッセージ交換装置により自動実行されるまでの過程
を説明する。
【0151】まず、利用者は第4の実施例に説明したよ
うな方法で、メッセージの検索、削除、転送などのメッ
セージの管理行為を行なっているとする。
うな方法で、メッセージの検索、削除、転送などのメッ
セージの管理行為を行なっているとする。
【0152】図31に示したのは、その利用者の管理行
為の結果として実行記録装置2203内に記録された条
件付きメッセージ実行処理の履歴である。ただし実施例
4と異なるのは、同一メッセージ対象として評価または
実行された一連の条件とメッセージ処理を条件付きメッ
セージ処理手続きとして記録していることである。ま
た、各条件付きメッセージ処理手続きには頻度カウンタ
が付随していることも異なる。
為の結果として実行記録装置2203内に記録された条
件付きメッセージ実行処理の履歴である。ただし実施例
4と異なるのは、同一メッセージ対象として評価または
実行された一連の条件とメッセージ処理を条件付きメッ
セージ処理手続きとして記録していることである。ま
た、各条件付きメッセージ処理手続きには頻度カウンタ
が付随していることも異なる。
【0153】頻度カウンタに表示されている頻度は、同
一の条件付き処理手続きを記録しようとした回数が表示
されている。例えば、表3101の番号1の行の条件付
き実行処理手続きの頻度は5であるが、これは、「差出
人が“薬師寺恵子”であるようなメッセージを検索し
て、検索されたメッセージを削除する」ということが5
回行なわれたことを意味する。
一の条件付き処理手続きを記録しようとした回数が表示
されている。例えば、表3101の番号1の行の条件付
き実行処理手続きの頻度は5であるが、これは、「差出
人が“薬師寺恵子”であるようなメッセージを検索し
て、検索されたメッセージを削除する」ということが5
回行なわれたことを意味する。
【0154】さて、ここで頻度閾値が5であり、今利用
者はまた、「差出人が“薬師寺恵子”であるようなメッ
セージを検索して、検索されたメッセージを削除する」
ようなメッセージ操作を行なったとしよう。ここで、実
行記録装置2203には、さらに、“包含(From,
薬師寺恵子)→ 削除()”という表3101の番号1
の行と同一の条件付きメッセージ処理手続きが記録され
ようとする。同一であるから、新規には記録されず、番
号1の行の頻度カウンタを1増やし6に設定しなおされ
る。
者はまた、「差出人が“薬師寺恵子”であるようなメッ
セージを検索して、検索されたメッセージを削除する」
ようなメッセージ操作を行なったとしよう。ここで、実
行記録装置2203には、さらに、“包含(From,
薬師寺恵子)→ 削除()”という表3101の番号1
の行と同一の条件付きメッセージ処理手続きが記録され
ようとする。同一であるから、新規には記録されず、番
号1の行の頻度カウンタを1増やし6に設定しなおされ
る。
【0155】ここで、メッセージ運用管理装置2202
は、条件付きメッセージ処理手続きを記録させる際に
は、頻度カウンタと頻度閾値をを比較し、頻度閾値を超
える条件付きメッセージ処理手続きを検索する動作を行
なう。
は、条件付きメッセージ処理手続きを記録させる際に
は、頻度カウンタと頻度閾値をを比較し、頻度閾値を超
える条件付きメッセージ処理手続きを検索する動作を行
なう。
【0156】本実施例では、頻度閾値は5であったか
ら、番号1の行(頻度6)が発見される。
ら、番号1の行(頻度6)が発見される。
【0157】頻度を超えた条件付きメッセージ処理手続
きが発見されると、それをメッセージ処理手続き記録装
置5内に設定して自動実行してよいかどうかの意図を利
用者に確認する。
きが発見されると、それをメッセージ処理手続き記録装
置5内に設定して自動実行してよいかどうかの意図を利
用者に確認する。
【0158】これには、ウィンドー3201を利用者の
情報端末画面に表示させることで行なわれる。
情報端末画面に表示させることで行なわれる。
【0159】テキストの表示領域3202に表示された
文字列は、表3101の番号1の行にあった条件付きメ
ッセージ処理手続き“包含(From,薬師寺恵子)→
削除()”を第2の実施例でGUI編集装置が行なった
方法と同一の方法で自然言語化したものである。
文字列は、表3101の番号1の行にあった条件付きメ
ッセージ処理手続き“包含(From,薬師寺恵子)→
削除()”を第2の実施例でGUI編集装置が行なった
方法と同一の方法で自然言語化したものである。
【0160】さて、今利用者は「設定する」のボタン3
204を選択したとすると、プルダウンメニュー320
6が表示して、利用者に動機の入力を促す。
204を選択したとすると、プルダウンメニュー320
6が表示して、利用者に動機の入力を促す。
【0161】ここで利用者が「メッセージの受信時」を
選択すれば、メッセージ運用管理装置2202は、これ
ら条件付きメッセージ処理手続きと選択された動機から
動機手続き対2701を作成し、これをメッセージ処理
手続き記憶装置5のこの利用者の領域の設定する。
選択すれば、メッセージ運用管理装置2202は、これ
ら条件付きメッセージ処理手続きと選択された動機から
動機手続き対2701を作成し、これをメッセージ処理
手続き記憶装置5のこの利用者の領域の設定する。
【0162】以上のように利用者は、自分宛の個々のメ
ッセージの削除などの管理を行ないつつ、個々のメッセ
ージへの操作を一般化して、自動実行されるメッセージ
処理として設定することが可能となる。これによりメッ
セージの管理の労力が軽減される。
ッセージの削除などの管理を行ないつつ、個々のメッセ
ージへの操作を一般化して、自動実行されるメッセージ
処理として設定することが可能となる。これによりメッ
セージの管理の労力が軽減される。
【0163】
【発明の効果】以上のように本発明のメッセージ交換装
置は、利用者から通信端末または情報端末を介してメッ
セージ及びメッセージの送信宛先を受信し、その宛先に
応じた端末の記憶領域へ受信したメッセージを配信する
メッセージ送受信装置と、メッセージに従った処理を実
行するきっかけとなる動機と,この動機に対応して述語
論理式からなる条件が付加され、かつ、処理を実行する
実行内容を示す条件付メッセージ処理手続群との対を複
数対記憶するメッセージ処理手続き記憶装置と、このメ
ッセージ処理手続き記憶装置に記憶された動機の発火を
感知する動機発火感知部と、発火した動機と対になった
条件付メッセージ処理手続きの条件部分を評価し、その
条件部分が真と評価されたメッセージ処理手続きを実行
するメッセージ処理手続き実行装置から構成することに
より、様々なメッセージ処理手続きを、利用者の目的に
あわせたきっかけ(動機)、条件で自動実行することが
可能となる。
置は、利用者から通信端末または情報端末を介してメッ
セージ及びメッセージの送信宛先を受信し、その宛先に
応じた端末の記憶領域へ受信したメッセージを配信する
メッセージ送受信装置と、メッセージに従った処理を実
行するきっかけとなる動機と,この動機に対応して述語
論理式からなる条件が付加され、かつ、処理を実行する
実行内容を示す条件付メッセージ処理手続群との対を複
数対記憶するメッセージ処理手続き記憶装置と、このメ
ッセージ処理手続き記憶装置に記憶された動機の発火を
感知する動機発火感知部と、発火した動機と対になった
条件付メッセージ処理手続きの条件部分を評価し、その
条件部分が真と評価されたメッセージ処理手続きを実行
するメッセージ処理手続き実行装置から構成することに
より、様々なメッセージ処理手続きを、利用者の目的に
あわせたきっかけ(動機)、条件で自動実行することが
可能となる。
【0164】さらに、この動機と条件付メッセージ処理
手続き群との対を編集するための手段として、GUIか
らの編集手段と、音声による編集手段と、例示による編
集手段を用意し、利用者が自分用のメッセージ処理の設
定を簡易に編集することが可能となる。
手続き群との対を編集するための手段として、GUIか
らの編集手段と、音声による編集手段と、例示による編
集手段を用意し、利用者が自分用のメッセージ処理の設
定を簡易に編集することが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるメッセージ交換
装置の概念図
装置の概念図
【図2】動機と条件付メッセージ処理手続きとの対がメ
ッセージ処理手続き記憶装置5内に記憶されている様子
の概念図
ッセージ処理手続き記憶装置5内に記憶されている様子
の概念図
【図3】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対の
概念図
概念図
【図4】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対の
模式図
模式図
【図5】電子メールの模式図
【図6】本発明の実施の形態2におけるメッセージ交換
装置の概念図
装置の概念図
【図7】動機一覧表の模式図
【図8】条件一覧表の模式図
【図9】メッセージ処理手続き一覧表の模式図
【図10】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の設定画面を示す図
の設定画面を示す図
【図11】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の設定画面を示す図
の設定画面を示す図
【図12】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の設定画面を示す図
の設定画面を示す図
【図13】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の設定画面を示す図
の設定画面を示す図
【図14】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の設定画面を示す図
の設定画面を示す図
【図15】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の設定画面を示す図
の設定画面を示す図
【図16】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の設定画面を示す図
の設定画面を示す図
【図17】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の模式図
の模式図
【図18】本発明の実施の形態3におけるメッセージ交
換装置の概念図
換装置の概念図
【図19】メッセージ交換装置からのガイダンスと利用
者の音声応答例を示す図
者の音声応答例を示す図
【図20】メッセージ交換装置からのガイダンスと利用
者の音声応答例を示す図
者の音声応答例を示す図
【図21】メッセージ交換装置からのガイダンスと利用
者の音声応答例を示す図
者の音声応答例を示す図
【図22】本発明の実施の形態4および5におけるメッ
セージ交換装置の概念図
セージ交換装置の概念図
【図23】メッセージ操作ウィンドーの概念図
【図24】メッセージ操作ウィンドーの模式図
【図25】メッセージ操作ウィンドーの模式図
【図26】メッセージ操作ウィンドーの模式図
【図27】動機と条件付メッセージ処理手続き群との対
の模式図
の模式図
【図28】検索条件設定ウィンドーの概念図
【図29】検索条件設定ウィンドーの模式図
【図30】実行記録装置2203内に記録された条件と
メッセージ処理手続きの模式図
メッセージ処理手続きの模式図
【図31】実行記録装置2203内に記録された条件と
メッセージ処理手続きの模式図
メッセージ処理手続きの模式図
【図32】動機手続き対の設定ウィンドーの模式図
1 メッセージ交換装置 2 メッセージ送受信装置 3 動機発火感知装置 4 メッセージ処理手続き実行装置 5 メッセージ処理手続き記憶装置 10 電話回線網 11 計算機ネットワーク 12 電話1 13 電話n 14 ページャ1 15 ページャn 16 計算機1 17 計算機n 18 メッセージ保管データベース 201 動機とメッセージ処理手続き群との対 202 利用者個々に対する記憶領域 301 動機とメッセージ処理手続き群との対 302,303,304 動機 305,306,307 条件付メッセージ処理手続き 401 動機と条件付メッセージ処理手続き群との対 402 動機の例 403,404 条件付メッセージ処理手続きの例 501,502 電子メール 601 メッセージ交換装置 602 GUI編集装置 603 動機一覧表 604 条件一覧表 605 メッセージ処理手続き一覧表 606 モデム付き計算機 701 動機一覧表 801 条件一覧表 901 メッセージ処理手続き一覧表 1001 動機と条件付きメッセージ処理手続き群との
対の編集画面 1002 動機入力プルダウンメニュー 1003 条件入力プルダウンメニュー 1004 メッセージ処理手続き入力プルダウンメニュ
ー 1005,1006,1007 編集画面1001に表
示されたテキスト 1008 設定ボタン 1009 削除ボタン 1010 新規作成ボタン 1011 動機入力の編集領域 1012 条件入力の編集領域 1013 メッセージ処理手続き入力の編集領域 1101 動機入力プルダウンメニュー 1201 条件入力プルダウンメニュー 1202 確定後の動機入力プルダウンメニュー 1301 列挙型引数設定のプルダウンメニュー 1302 文字列型引数設定の文字列入力ボックス 1303 条件“包含”のための引数入力の編集領域 1401 メッセージ処理手続き入力プルダウンメニュ
ー 1501 列挙型引数設定のプルダウンメニュー 1502 メッセージ処理手続き“通知”のための引数
入力の編集領域 1601 動機確定後の動機入力プルダウンメニュー 1602 条件確定後の条件入力プルダウンメニュー 1603 メッセージ処理手続き確定後のメッセージ処
理手続き入力プルダウンメニュー 1701 動機と条件付きメッセージ処理手続き群との
対 1702 動機 1703 条件付きメッセージ処理手続き 1704 条件 1705 メッセージ処理手続き 1801 メッセージ交換装置 1802 音声編集装置 1803 音声認識装置 2201 メッセージ交換装置 2202 メッセージ運用管理装置 2203 実行記録装置 2301 メッセージ操作ウィンドー 2302 メッセージ選択用ボタンの表示領域 2303 全メッセージ選択用ボタン 2304 Subject検索ボタン 2305 From検索ボタン 2306 メッセージ表示領域 2307 メッセージ処理手続き呼び出し用のボタンの
表示領域 2308 転送ボタン 2309 通知ボタン 2310 削除ボタン 2311 制御命令関連の表示領域 2312 記録開始ボタン 2313 設定ボタン 2501 選択されたメッセージの表示 2601 削除されたメッセージの表示 2701 動機と条件付きメッセージ処理手続き群との
対 2702 動機 2703 条件付きメッセージ処理手続き 2704 条件 2705 メッセージ処理手続き 2801 検索条件設定ウィンドー 2802 条件式の設定領域 2803 一致選択ボタン 2804 包含選択ボタン 2805 検索文字列入力ボックス 2806 検索開始ボタン 2901 選択された包含選択ボタン 2902 検索対象文字列 3001 実行記録装置2203内に記憶された条件あ
るいはメッセージ処理手続き 3002 実行記録装置2203内に記憶された条件あ
るいはメッセージ処理手続き 3101 実行記録装置2203内に記憶された条件付
きメッセージ処理手続き 3201 動機手続き対設定ウィンドー 3202 テキストの表示領域 3203,3204はボタン 3205 動機手続き対設定ウィンドー 3206 動機選択のためのプルダウンメニュー
対の編集画面 1002 動機入力プルダウンメニュー 1003 条件入力プルダウンメニュー 1004 メッセージ処理手続き入力プルダウンメニュ
ー 1005,1006,1007 編集画面1001に表
示されたテキスト 1008 設定ボタン 1009 削除ボタン 1010 新規作成ボタン 1011 動機入力の編集領域 1012 条件入力の編集領域 1013 メッセージ処理手続き入力の編集領域 1101 動機入力プルダウンメニュー 1201 条件入力プルダウンメニュー 1202 確定後の動機入力プルダウンメニュー 1301 列挙型引数設定のプルダウンメニュー 1302 文字列型引数設定の文字列入力ボックス 1303 条件“包含”のための引数入力の編集領域 1401 メッセージ処理手続き入力プルダウンメニュ
ー 1501 列挙型引数設定のプルダウンメニュー 1502 メッセージ処理手続き“通知”のための引数
入力の編集領域 1601 動機確定後の動機入力プルダウンメニュー 1602 条件確定後の条件入力プルダウンメニュー 1603 メッセージ処理手続き確定後のメッセージ処
理手続き入力プルダウンメニュー 1701 動機と条件付きメッセージ処理手続き群との
対 1702 動機 1703 条件付きメッセージ処理手続き 1704 条件 1705 メッセージ処理手続き 1801 メッセージ交換装置 1802 音声編集装置 1803 音声認識装置 2201 メッセージ交換装置 2202 メッセージ運用管理装置 2203 実行記録装置 2301 メッセージ操作ウィンドー 2302 メッセージ選択用ボタンの表示領域 2303 全メッセージ選択用ボタン 2304 Subject検索ボタン 2305 From検索ボタン 2306 メッセージ表示領域 2307 メッセージ処理手続き呼び出し用のボタンの
表示領域 2308 転送ボタン 2309 通知ボタン 2310 削除ボタン 2311 制御命令関連の表示領域 2312 記録開始ボタン 2313 設定ボタン 2501 選択されたメッセージの表示 2601 削除されたメッセージの表示 2701 動機と条件付きメッセージ処理手続き群との
対 2702 動機 2703 条件付きメッセージ処理手続き 2704 条件 2705 メッセージ処理手続き 2801 検索条件設定ウィンドー 2802 条件式の設定領域 2803 一致選択ボタン 2804 包含選択ボタン 2805 検索文字列入力ボックス 2806 検索開始ボタン 2901 選択された包含選択ボタン 2902 検索対象文字列 3001 実行記録装置2203内に記憶された条件あ
るいはメッセージ処理手続き 3002 実行記録装置2203内に記憶された条件あ
るいはメッセージ処理手続き 3101 実行記録装置2203内に記憶された条件付
きメッセージ処理手続き 3201 動機手続き対設定ウィンドー 3202 テキストの表示領域 3203,3204はボタン 3205 動機手続き対設定ウィンドー 3206 動機選択のためのプルダウンメニュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/00 H04N 1/32 Z 3/42 H04L 11/20 101C H04N 1/00 107 13/00 305C 1/32
Claims (9)
- 【請求項1】 利用者から通信端末または情報端末を介
してメッセージ及びメッセージの送信宛先を受信し、そ
の宛先に応じた端末の記憶領域へ受信したメッセージを
配信するメッセージ送受信装置と、メッセージに従った
処理を実行するきっかけとなる動機と,この動機に対応
して述語論理式からなる条件が付加され、かつ、前記処
理を実行する実行内容を示す条件付メッセージ処理手続
群との対を複数対記憶するメッセージ処理手続き記憶装
置と、このメッセージ処理手続き記憶装置に記憶された
動機の発火を感知する動機発火感知部と、発火した動機
と対になった条件付メッセージ処理手続きの条件部分を
評価し、その条件部分が真と評価されたメッセージ処理
手続きを実行するメッセージ処理手続き実行装置から構
成されるメッセージ交換装置。 - 【請求項2】 前記通信端末は、電話、ページャまたは
ファクシミリであることを特徴とする請求項1記載のメ
ッセージ交換装置。 - 【請求項3】 前記情報端末は、計算機であることを特
徴とする請求項1記載のメッセージ交換装置。 - 【請求項4】 動機の名称を列挙した動機一覧表と、メ
ッセージ処理手続きの名称とそのメッセージ処理手続き
の引数の数と各々の引数の型との組とを列挙したメッセ
ージ処理手続き一覧表と、条件の名称とその条件の引数
の数と引数の型との組とを列挙した条件一覧表とを、前
記通信端末または情報端末によって利用者からの命令や
データ入力をGUIを利用することにより受けつけ、そ
れらの入力された命令やデータによりメッセージ処理手
続き記憶装置に記憶された動機とこれに対応する条件付
きメッセージ処理手続き群の編集を行なうGUI編集装
置をさらに備え、送信宛先の端末に図形あるいは文字あ
るいは入力用領域を表示し、または、利用者からの入力
された命令あるいはデータの解釈を行なうことを特徴と
する請求項1記載のメッセージ交換装置。 - 【請求項5】 人間の発話を認識し自然言語文字列に変
換する音声認識装置と、前記通信端末または情報端末に
対して音声ガイダンスを出力することで利用者の発話音
声をうながし、前記音声認識装置により利用者の音声発
話から利用者の命令やデータを認識し、それらの入力さ
れた命令やデータによりメッセージ処理手続き記憶装置
に記憶された動機と条件付きメッセージ処理手続き群の
編集を行なう音声編集装置とをさらに備えたことを特徴
とする請求項1記載のメッセージ交換装置。 - 【請求項6】 前記音声編集装置は、前記動機一覧表ま
たはメッセージ処理手続き一覧表または条件一覧表の中
から該当する内容を前記情報端末に音声ガイダンスとし
て出力し、または利用者の音声発話を認識する場合に動
機一覧表またはメッセージ処理手続き一覧表または条件
一覧表の中から候補となる内容をしぼり込むことを特徴
とする請求項5記載のメッセージ交換装置。 - 【請求項7】 通信端末または情報端末にメッセージ交
換装置が管理するメッセージの内容とメッセージの属性
情報を表示し、利用者の指示に従って前記メッセージ処
理手続き実行装置に評価または実行させることによりメ
ッセージの編集を行うメッセージ運用管理装置をさらに
備えたことを特徴とする請求項1記載の音声編集装置。 - 【請求項8】 前記メッセージ運用管理装置は、メッセ
ージ処理手続き実行装置に評価及び実行させた条件とメ
ッセージ処理手続きを記録する実行記録装置を接続し、
この実行記録装置から条件とメッセージ処理手続きを読
み出し、読み出した条件とメッセージ処理手続きを結び
つけて条件付きメッセージ処理手続きを作成し、その条
件付きメッセージ処理手続きを動機と組み合わせて前記
メッセージ処理手続き記憶装置に記憶させることを特徴
とする請求項7記載のメッセージ交換装置。 - 【請求項9】 前記メッセージ運用管理装置は、同一の
条件及びメッセージ処理手続きがいくつ重複して記録さ
れているかを示す頻度があらかじめメッセージ交換装置
に設定された頻度閾値を超えた場合に、前記条件及びメ
ッセージ処理手続きと動機と組み合わせて前記メッセー
ジ処理手続き記憶装置に記憶させることを特徴とする請
求項8記載のメッセージ交換装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270927A JPH11110320A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | メッセージ交換装置 |
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