JP3322002B2 - 情報処理装置のテスト方法およびそのためのテスト装置並びにこのテスト装置を用いた情報処理装置およびこの情報処理装置が複数接続された情報管理装置 - Google Patents

情報処理装置のテスト方法およびそのためのテスト装置並びにこのテスト装置を用いた情報処理装置およびこの情報処理装置が複数接続された情報管理装置

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JP3322002B2 JP16980494A JP16980494A JP3322002B2 JP 3322002 B2 JP3322002 B2 JP 3322002B2 JP 16980494 A JP16980494 A JP 16980494A JP 16980494 A JP16980494 A JP 16980494A JP 3322002 B2 JP3322002 B2 JP 3322002B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、工場や事務所内
における情報や作業工程等を総合的に管理、運営するた
めに、互いにネットワーク回線によって接続された情報
処理装置のテスト方法およびそのためのテスト装置並び
にこのテスト装置を用いた情報処理装置およびこの情報
処理装置が複数接続された情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FAやOA等、工場や事務所内における
情報や作業工程等を高度に自動化し、総合的に管理運営
するために複数の情報処理装置が用いられている。
【0003】図7は複数の情報処理装置(コンピュー
タ)#1、#11、#12、#101、#102、#1
03がネットワーク回線50により接続されて、工場の
生産管理行っている情報管理装置、いわゆるFAシステ
ムの一例である。
【0004】このようなシステムを設置する際には、各
種のテストが行われて、全体として正常に動作するかど
うかの確認がなされるのであるが、従来このようなFA
システム設置の際のテストは、まず、各情報処理装置ご
とに、ネットワーク回線に接続する前に、単独でそれぞ
れの装置が正常に動作するかどうかを確認する単体テス
トを行い、次いで、実際に各装置をネットワーク回線に
より接続し、全体として正常に動作するかどうかを確認
する総合テストが行われる。
【0005】単体テストでは、各装置ごとに、その装置
単独での基本的な動作確認と、ネットワーク回線によっ
て接続した際に、該当する装置がネットワーク内におい
てそれぞれ与えられている機能役割を果たすかどうかの
テストを、予め出力結果の分かっているテストデータを
入力し、その出力結果が予め予定していた結果と同じに
なるかどうかを検証することによって行われる。
【0006】そして、単体テストを終了した複数の情報
処理装置を、図示したように、ネットワーク回線により
接続した後、ある特定の装置に入力データを入力し、そ
の入力データによって、出力が得られる装置の出力デー
タを検証する。図示したFAシステムの場合には、例え
ば#1の側から、入力データを入れて、下位に位置する
#11や#12、または#101、#102、#103
などから出力を得て、検証したり、また、#101、#
102、#103などから入力し、#1や#11、#1
2などから出力したり、また#101から入力し、一旦
#11、#1を通り再び、#101に返ってくる信号や
#102または#103などに出力されるものを検証す
るなど、ネットワークに接続されている各情報処理装置
間での入出力が行われる可能性のある組合わせによって
検証する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテストでは、単体テストで正常に各装置が動
作していて、総合テストの結果に不具合がある場合に
は、全システムが接続された状態で、各装置ごとの入出
力結果を調べあげて、単体として正常な動作をしている
かどうか検証して行くのであるが、全システムとして不
具合がある場合には、不具合のある装置のみならず、そ
の他の正常な装置にもその影響があるため、具体的にど
の単体に不具合があるのか特定することができないとい
った問題がある。
【0008】そこで、本発明は、ネットワークにより接
続された複数の情報処置装置において、複数の情報処理
装置単体でのテストからネットワーク回線による接続後
の総合テストの結果を自動的に判断して、総合テスト結
果からどの単体に不具合があるかを効率よく判断するこ
とのできるテスト方法およびそのためのテスト装置並び
にこのテスト装置を用いた情報処理装置およびこの情報
処理装置を複数用いた情報管理装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ネットワーク回線により互いに接続された
情報処理装置のテスト方法において、前記情報処理装置
がネットワーク回線によって接続する前に、情報処理装
置単独でテスト用入力データにより処理を行い、その入
力データおよび該処理後の出力データを記憶する単体テ
スト段階と、前記情報処理装置をネットワーク回線によ
って複数接続した後、テスト用入力データを入力して処
理を行い、各情報処理装置ごとに入力データとその装置
での出力データを記憶する総合テスト段階と、前記単体
テスト時に記憶した入力データおよび出力データと、総
合テスト時において各装置で記憶した入力データおよび
出力データとを比較する比較段階と、を有し、前記比較
段階における比較結果により、同一の入力データで出力
データが異なる装置がある場合、または同一の出力デー
タで入力データが異なる装置がある場合に、該装置に異
常があることを判別することを特徴とする情報処理装置
のテスト方法である。
【0010】また上記目的を達成するための本発明は、
ネットワーク回線により互いに接続された情報処理装置
のテスト装置であって、前記情報処理装置をネットワー
ク回線によって接続する前に、情報処理装置ごとにテス
トする単体テスト時の入力データを記憶する単体テスト
入力データ記憶手段と、前記単体テスト時の出力データ
を記憶する単体テスト出力データ記憶手段と、前記情報
処理装置をネットワーク回線によって複数接続した後、
複数の情報処理装置全体としてテストする総合テスト時
に、各情報処理装置ごとに、その情報処理装置に入力さ
れた入力データを記憶する総合テスト入力データ記憶手
段と、前記総合テスト時に、各情報処理装置ごとに、そ
の情報処理装置が処理した結果である出力データを記憶
する総合テスト出力データ記憶手段と、前記単体テスト
入力データ記憶手段に記憶されている入力データと、前
記総合テスト入力データ記憶手段に記憶されている入力
データとを比較する入力データ比較手段と、前記単体テ
スト出力データ記憶手段に記憶されている出力データ
と、前記総合テスト出力データ記憶手段に記憶されてい
る出力データとを比較する出力データ比較手段と、を有
し、前記入力データ比較手段および前記出力データ比較
手段の比較結果により、同一の入力データで出力データ
が異なる装置がある場合、または同一の出力データで入
力データが異なる装置がある場合に、該装置に異常があ
ることを判別することを特徴とするテスト装置である。
【0011】また上記目的を達成するための本発明は、
自身を単独でテストする単体テスト時の入力データを記
憶する単体テスト入力データ記憶手段と、前記単体テス
ト時の出力データを記憶する単体テスト出力データ記憶
手段と、他の情報処理装置をネットワーク回線によって
複数接続した後、複数の情報処理装置全体としてテスト
する総合テスト時に、前記情報処理装置に入力された入
力データを記憶する総合テスト入力データ記憶手段と、
前記総合テスト時に、前記情報処理装置が処理した結果
である出力データを記憶する総合テスト出力データ記憶
手段と、前記単体テスト入力データ記憶手段に記憶され
ている入力データと、前記総合テスト入力データ記憶手
段に記憶されている入力データとを比較する入力データ
比較手段と、前記単体テスト出力データ記憶手段に記憶
されている出力データと、前記総合テスト出力データ記
憶手段に記憶されている出力データとを比較する出力デ
ータ比較手段と、を有し、前記入力データ比較手段およ
び前記出力データ比較手段の比較結果により、同一の入
力データで出力データが異なる装置がある場合、または
同一の出力データで入力データが異なる装置がある場合
に、該装置に異常があることを判別することを特徴とす
る情報処理装置である。
【0012】複数の情報処理装置がネットワーク回線に
より互いに接続された情報管理装置であって、前記各情
報処理装置が、前記ネットワーク回線によって接続され
る前に、自身を単独でテストする単体テスト時の入力デ
ータを記憶する単体テスト入力データ記憶手段と、前記
単体テスト時の出力データを記憶する単体テスト出力デ
ータ記憶手段と、前記情報処理装置をネットワーク回線
によって複数接続して前記情報管理装置とした後、全体
としてテストする総合テスト時に、各情報処理装置に入
力された入力データを記憶する総合テスト入力データ記
憶手段と、前記総合テスト時に、各情報処理装置が処理
した結果である出力データを記憶する総合テスト出力デ
ータ記憶手段と、前記単体テスト入力データ記憶手段に
記憶されている入力データと、前記総合テスト入力デー
タ記憶手段に記憶されている入力データとを比較する入
力データ比較手段と、前記単体テスト出力データ記憶手
段に記憶されている出力データと、前記総合テスト出力
データ記憶手段に記憶されている出力データとを比較す
る出力データ比較手段と、を有し、前記入力データ比較
手段および前記出力データ比較手段の比較結果により、
同一の入力データで出力データが異なる装置がある場
合、または同一の出力データで入力データが異なる装置
がある場合に、該装置に異常があることを判別すること
を特徴とする情報管理装置である。
【0013】
【作用】上述のように構成された本発明のテスト方法
は、単体テスト時の入力データと出力データを記憶し、
その後の総合テスト時においてもその単体での入力デー
タと出力データを記憶して、総合テスト時に不具合があ
った場合には、総合テスト時の入出力データと単体テス
ト時の入出力データを比較することで、不具合のあった
総合テストにおける入出力データと単体テストの入出力
データが一致している場合には、その装置自体には不具
合のないことが分かり、逆に、総合テストと単体テスト
で入力データ(または出力データ)に同じデータがあ
り、それに対する出力データ(または入力データ)が異
なる場合には、その装置に何等かの不具合のあることが
判明する。
【0014】本発明のテスト装置は、単体テスト時の入
力データと出力データを単体テスト入力データ記憶手段
および単体テスト出力データ記憶手段に記憶し、総合テ
スト時の入力データと出力データを総合テスト入力デー
タ記憶手段および総合テスト出力データ記憶手段に記憶
して、総合テストにおいて不具合が検出された場合に
は、入力データ比較手段によって、単体テスト入力デー
タ記憶手段にある入力データと、総合テスト入力データ
記憶手段にある入力データを比較して、同時に、その入
力データが同じである場合には、出力データ比較手段に
よって、その入力に対する出力データが単体テスト出力
データ記憶手段と、総合テスト出力データ記憶手段に記
憶されている出力データとが同じであるかどうかを照合
することにまた逆に、出力データ比較手段により、単体
テスト出力データ記憶手段に記憶されている出力データ
と、総合テスト出力データ記憶手段に記憶されている出
力データがを比較して同じである場合に、その出力デー
タを得た単体テスト入力データ記憶手段に記憶されてい
る入力データと、総合テスト入力データ記憶手段に記憶
されている入力データを入力データ比較手段が照合する
ことで、その装置自体に不具合があるかどうかを自動的
に検証することができる。
【0015】また、本発明の情報処理装置は、前述した
本発明によるテスト装置を情報処理装置の機能の一部と
して取り込み、単体テスト時の入出力データを単体テス
ト入力データ記憶手段および単体テスト出力データ記憶
手段に記憶し、総合テスト時の入出力データを総合テス
ト入力データ記憶手段および総合テスト出力データ記憶
手段に記憶して、総合テストにおいて不具合が検出され
た場合には、入力データ比較手段によって、単体テスト
入力データ記憶手段にある入力データと、総合テスト入
力データ記憶手段にある入力データを比較し、同時に、
出力データ比較手段によって、その入力に対する出力デ
ータが単体テスト出力データ記憶手段と、総合テスト出
力データ記憶手段に記憶されている出力データを比較す
ることで、単体テス総合テストの入力データが同じで出
力データが異なる場合、または入力データが異なるにも
かかわらず出力データが同じ場合に、この情報処理装置
自体に不具合があることが自動的に検出される。
【0016】さらに、本発明の情報管理装置は、前述し
た情報処理装置をネットワーク回線により、複数台接続
して構成した、いわゆるFAシステムであり、各情報処
理装置において、それぞれ、個々の情報処理装置の単体
テスト時の入出力データを単体テスト入力データ記憶手
段および単体テスト出力データ記憶手段に記憶し、総合
テスト時、すなわち、情報管理装置全体としてのテスト
の際の各情報処理装置での入出力データを総合テスト入
力データ記憶手段および総合テスト出力データ記憶手段
に記憶して、総合テストにおいて不具合が検出された場
合には、入力データ比較手段によって、単体テスト入力
データ記憶手段にある入力データと、総合テスト入力デ
ータ記憶手段にある入力データを比較し、同時に、出力
データ比較手段により、その入力に対する出力データが
単体テスト出力データ記憶手段と、総合テスト出力デー
タ記憶手段に記憶されている出力データを比較すること
で個々の情報処理装置のいずれに不具合が生じているか
を自動的に検証することが可能である。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した一実施例を説明す
る。
【0018】図1は、本発明の情報処理装置を概念的に
表した図面である。この情報処理装置は、実行要素手順
のみのキット1,2を記憶する手段と、該キットをOS
7に依存せずに構築し、流れを記憶、処理するためのラ
イブラリ群よりなる手段SKI3と、共有する情報の保
存および処理を管理、実行するための手段BASE4
と、該キットやBASE4をハードウェアやOSから切
離し動作させるための関数群を供給する手段OSI/F
5と、特定のOS上でのみ機能する既存のアプリケーシ
ョンソフトウェアを作り変えることなくSKIおよびB
ASE4上で機能させ、該キットとの整合性をとる手段
API6と、さらに、本発明によるテスト装置であるテ
ストマネージャー10とによって構成されている。
【0019】本実施例においてテストマネージャー10
は、この情報処理装置の単体でのテスト時における入力
および出力データと、この情報処理装置が複数、ネット
ワーク回線によって接続された後に行われる総合テスト
時の、この情報処理装置に入力されたデータおよび出力
データを記憶し、これら単体テスト時の入出力データと
総合テスト時の入出力データからこの情報処置装置自体
に何等かの不具合がないかどうかを自動判別するもので
ある。
【0020】以下、各部の機能動作について詳細に説明
する。まず、キット1および2は(図1中では2個のキ
ットであるが、2個以上の複数個在ってもよい)は、判
断処理や情報の記憶保持の処理を包含せず実行要素手順
のみによって定義されて、一つもしくは複数の記憶手段
に記憶され、一つの機能として処理が閉じている最小単
位の処理モジュールである。該キット1および2は、S
KI3によって提供される関数のみを使用し外部関数を
直接参照することなく動作させることができるものであ
る。本発明の情報処理装置を利用する利用者は、このキ
ット1および2をその利用したい処理に合わせて適宜選
択して接続する(データフローダイアグラム(DFD)
と称する)ことにより、ある処理または作業を実行する
ことができる。
【0021】次に、SKI3は上述のキット1および2
を組み合わせることにより構築されて指定された処理手
順に合わせて各キット1および2を接続し、かつ構築さ
れた処理手順を実行するためのライブラリ群を有し、各
ソフトやキット1および2がハードウェアやOSに関係
なく動作させるための手段である。SKI3は、そのた
めに概念的には図2に示すようにソフトキットインター
フェイス(I/F)部31とソフトキットリンク管理部
32に別れている。
【0022】ソフトキットインターフェイス部31で
は、OS7、BASE4との標準インターフェイスを制
御するもので、具体的には、例えば以下のような機能を
有するものである。 ソフトキットインターフェイス機能例 (1)OSインターフェース ・別項OSI/F機能をソフトウェアキットに提供する
(キットからのコールに応える)。 (2)BASEインターフェース ・ポイントデータのタグ名ライト/リード(W/R)。 ・ポイントダータベース(D/B)のファイルのタグ名
W/R。 ・入出力インターフェース。 ・ポイントD/Bの検索。 ・アラーム。 ・現在時刻リード。 ・テーブルのリード。
【0023】ソフトキットリンク管理部32では、コン
ピュータのノードに関係なくメッセージとデータでシー
ケンシャルにリンクするもので、具体的には、例えば以
下のような機能を有するものである。 ソフトキットリンク管理部機能例 (1)DFDリンク ・DFD形式で設定した条件に従い、各キットを順次結
合、実行する。 (2)リンクデータ作成 ・キット間のリンクデータをタグ名で登録し、それに従
いデータを自動作成する。 (3)ネットワーク管理 ・異なるノードのポイントデータW/Rあるいはキット
とのリンク時のネットワーク制御を行なう。 (4)最適メッセージ選択 ・ノード間あるいはノード内のキット間通信時、メッセ
ージタイプを自動選択する。
【0024】次に、各アプリケーションキット間で共有
する情報の一時保存および処理を一括管理し、実行する
ための手段BASE4は、SKI3で生成された各キッ
ト1および2のデータを結合し、キット1および2の起
動命令やキット間の同期を制御し、また、キット起動の
シーケンス管理等を行うキット統合機能、端末8や接続
されている各種デバイス9の起動実行の管理(デバイス
ドライバ(D/D))、デバイス上の物理データ(デバ
イス内での特定のあるアドレスに保存されているデー
タ)を本発明の情報処理装置上の論理データ(タグ名で
扱えるデータ)への変換および構造化データの管理等を
行うデバイスデータ管理機能、および端末とのインター
フェース、画面表示状態の管理および画面作成ツール
(グラフィックユーザーインターフェイス(GUI))
を有する画面操作作成統合機能等を有し、必要により、
アラーム等の時間の管理やユーザ管理等の機能を合せ持
つもので、事実上この部分により利用者が任意に設定し
た処理作業を行う部分である。
【0025】このBASE4部は、概念的には図2に示
すように、物理/論理データ管理部43、情報収集/分
配部44および共通操作型ユーザーインターフェイス部
45に別れている。
【0026】情報収集/分配部44では、接続したでデ
バイスとの通信を行い、デバイスの持つデータの収集あ
るいはアプリケーション(ソフトキット)からのデータ
の分配を行うもので、例えば以下のような機能を有して
いる。 情報収集/分配機能例 (1)対デバイス通信(DCD) ・デバイスに合わせたプロトコルで、複数デバイスとの
データ通信を行なう(デバイスコミュニケーションドラ
イバー)。 (2)DCD起動 ・「デバイス構成テーブル」に登録した「デバイスタイ
プ」より、適合DCDを選択、実行する。 (3)データ収集 ・「ポイントデータテーブル」に登録した収集内容、収
集タイプに基づいて、DCDを起動し、デバイスデータ
を収集する。収集タイプ;サイクリック/条件イベント
/変化イベント/要求イベント。
【0027】(4)データ分配 ・「ポイントデータテーブル」に登録した分配内容、分
配タイプに基づいて、DCDを起動し、デバイスデータ
を分配する。分配タイプ;サイクリック/条件イベント
/変化イベント/要求イベント。 (5)デバイスアクセスサービス 1)イベント型収集時、収集データ量を自動的に最適化
する。 2)デバイス接続/切離し時の保護を行なう。 3)DCDの並列起動タイミングを最適化する。 4)データ毎に書き込み保護を行なう。 5)収集、分配データの範囲チェックを行なう。 6)DCDを新規に開発する時の支援ツールを提供す
る。
【0028】物理/論理データ管理部43では、各端末
のアドレス上に展開されている物理データを論理化し、
タグ名付きポイントデータとしてソフトキットで扱える
データに展開する物で、例えば以下のような機能を有し
ている。 物理/論理データ機能例 (1)構造化タグアクセス ・デバイスから収集する物理データの個々にタグ名(ポ
イントデータテーブル)を割付け、個々あるいは構造体
単位でのタグアクセスを行なう。 (2)仮想ポイントデータ管理 ・仮想のポイントデータエリアを生成し、基本演算
(+、−、×、÷、平方根、2乗等)、理論演算(AN
D OR XOR等)を実行し、データを管理する。 (3)ポイントデータベース(PDB)連動 ・ポイントデータを「PDBフォーマットテーブル」に
登録したフォームで、[サイクリック/条件イベント/
変化イベント/要求イベント]のタイミングで、データ
ベースと連動R/W制御を行なう。 (4)ポイントデータベースフォーム変更 ・「PDBフォーマットテーブル」を変更した後、旧フ
ォーマットからの自動変更を行なう。 (5)ポイントデータベース検索 ・フォーマット内データの内容を設定条件により検索し
ファイル化する。 (6)ポイントデータベースアクセス ・ファイル名−構造化タグ指定によりD/Bをアクセス
する。
【0029】共通操作型ユーザーインターフェイス部4
5は、アプリケーションソフトキットの共通ユーザー
(利用者)としてのターミナル、キーボードおよびディ
スプレイ(画面表示)やプリンタ機器の操作系の制御を
行うもので、例えば以下のような機能を有している。 共通操作型ユーザーインターフェイス機能例 (1)入出力フォーム作成(GED) ・入出力フォームを、作画するグラフィックエディタ
ー。 (2)データ割付登録(GED設定テーブル) ・GEDで作成した入出力フォームに表示する内容を登
録する。 (3)アプリケーション(ソフトウェアキット)との連
動(UIC) ・GED入出力データを、アプリケーションソフトから
物理デバイス(ターミナル、プリンター)に入出力す
る。排他処理。 (4)テーブル管理(テーブルデータベース) ・システムで使用する全テーブルの管理を行なう。UI
Cによりデータ設定を行なう。 (5)GEDフォーム管理(GED−D/B) ・GEDで作成した入出力フォームの共通管理を行なう
(ノード別フォームの統合管理)。 (6)デバイス固有画面管理 ・GED−D/Bとデバイス固有画面との関連づけ情報
を管理する。 (7)プラットフォームデータ管理部との連動機能 ・プラットフォームのデータ管理機能と連動して、デー
タ受渡しを制御する。
【0030】次に、キット1および2やBASE4をハ
ードウェアやOS7から完全に切り離し動作させるため
の関数群を供給する手段OSI/F5は、その機能を極
単純に言い表すと、本装置の各種手段を実行させるハー
ドウェアの機種により異なるOS7で用いられている関
数やハードウェアに依存するOS7上の処理機能等を、
本装置上で用いられる関数等に変換する役割を担うもの
である。これには、それぞれのハードウェア機器の基本
となるOS7の命令系統(この命令系統がOSが異なる
ことにより、同一の命令が実際にコンピュータを動かす
ための引数や返数等が異なる)を本装置上で用いられる
関数等に変換するために、参照するOSライブラリーを
持つ。すなわち、OSライブラリーは、各OS7の命令
形と、それに対応する本装置上の命令形を対応させるた
めのテーブルである。そして、各端末から入力された実
行命令を受けとった時点でこのOSライブラリーを参照
して、必要な本装置上の命令形に変換し、また、本装置
上で実行された結果をハードウェアの表示または実行形
に合うように変換して送り返すことにより、その機種に
とらわれることなくソフトキットにより構築した処理作
業を行わしめるものである。
【0031】さらに、このOSI/F5には、ハードウ
ェアに依存したOS7の関数を補完する関数機能を持た
せておくことができる。これは、通常ハードウェアに依
存したOS7の関数は、そのハードウェアやOS7の特
徴となる関数や処理命令等が在り、これらはハードウェ
アの機種が異なるとある関数や命令があったりなかった
りするため、利用者にとって機種が変わることによって
使いにくいことになっており、この様な不便さを無くす
ると共に、さらに使いやすい関数や命令を付け加えるこ
とにより、より機能的で利用しやすいものとすることが
できる。
【0032】次に、API6は、ある特定のOS上でし
か実行することができないアプリケーションプログラム
の実行命令を、上述のOSライブラリーを参照して、本
装置上の命令に変換する機能を持つものである。
【0033】このAPI6と上述のOSI/F5の機能
により、コンピュータ上のOSと、アプリケーションソ
フトを意識すること無く、OSの異なる機種でアプリケ
ーションソフトを実行することが可能となる。
【0034】上述のOSI/F5およびAPI6での変
換は、従来行われていたような、あるOS7の実行命令
からなるプログラムを、本装置上の命令形に移植したプ
ログラムを生成させるというようなものではなく、各端
末からの命令やアプリケーションプログラムが実行され
たときの命令を、その実行命令のみを特定して、本装置
内で作動させるようにしたものである。これによって、
アプリケーションソフト内の一部の命令のみを実行させ
ることも可能となり、上述のキット1および2と一緒に
DFDにより組み合わせて実行することができるように
なる。
【0035】次に、テストマネージャー10は、本発明
のテスト装置であり、図3に示すように、単体テストを
行うためのテストプログラム11、このテストプログラ
ムの制御および単体テスト時と総合テスト時の判別を行
うテストプログラム制御部12、単体テストと総合テス
トの入力データの比較を行うための入力データ比較手段
である入力判断部13、単体テストと総合テストの出力
データの比較を行うための出力データ比較手段である出
力照合部14、判断結果を出力するためのモニター部1
5、テストの際の入力データを単体テスト時と総合テス
ト時で分けて入力データ記憶部18に記憶するための制
御を行うテスト入力制御部16、同様にテストの際の出
力データを単体テスト時と総合テスト時で別けて出力デ
ータ記憶部19に記憶するための制御を行うテスト出力
制御部17、および入力データ記憶部1と出力データ記
憶部19によって構成されいる。
【0036】単体テスト時には、テスト入力制御部16
および入力データ記憶部18が単体テスト入力データ記
憶手段となり、テスト出力制御部17および出力データ
記憶部19が単体テスト出力データ記憶手段となる。同
様に総合テスト時には、テスト入力制御部16および入
力データ記憶部18が総合テスト入力データ記憶手段と
なり、テスト出力制御部17および出力データ記憶部1
9が総合テスト出力データ記憶手段となる。そして、そ
れぞれ、入力データ記憶部18には、単体テスト時と総
合テスト時の入力データが別けて記憶され、同様に単体
テストと総合テストの出力データが出力データ記憶手段
19に別けて記憶される。
【0037】次に、このテストマネージャー10の単体
テスト時の処理動作について説明する。図4は単体テス
ト時のフローチャートで、まず、テストプログラム制御
部12がテストのために実行されているテストプログラ
ムのID(IDは識別記号)を認識する(S1)。次い
で、テスト用入力データが入力されると、入力判断部1
3を通して入力データ記憶部18に、プログラムIDと
共に入力データが記憶される(S2)。この時、テスト
入力制御部16が記憶される入力データに対して単体テ
スト時のものであることを識別できるようにする。次い
で、テストが完了するまで待機して(S3)、テスト完
了が検知されたなら、出力データを出力照合部14を介
して出力データ記憶部19にプログラムIDと共に記憶
する(S4)。この時、テスト出力制御部17が記憶さ
れた出力データが単体テスト時のものであることを識別
できるようにする。
【0038】総合テスト時においては、図5に示すフロ
ーチャートのように、まず、テストプログラム制御部1
2が総合テストが行われるためのテストプログラムのI
Dを認識する(S11)。次いで、個々の装置で入力デ
ータが入力されると、入力判断部13を通して入力デー
タ記憶部18にプログラムIDと共に入力データが記憶
される(S12)。この時、テスト入力制御部16が記
憶される入力データに対して総合テスト時のものである
ことを識別できるようにする。次いで、テストが完了す
るまで待機して(S13)、テスト完了が検知されたな
ら、個々の装置での出力データを出力照合部14を介し
て出力データ記憶部19にプログラムIDと共に記憶す
る(S14)。この時、テスト出力制御部17が記憶さ
れた出力データが総合テスト時のものであることを識別
できるようにする。
【0039】以上により単体テスト時および総合テスト
時の入出力データを記憶する。ここで、単体テストおよ
び総合テストのときの入出力データの記憶動作について
さらに説明する。入出力データそのものは、本装置にお
いては、SKI3によって管理されているため、このS
KI3から取得するが、この入出力データそのものに
は、単体テストであろうと総合テストであろうと、これ
を識別するためのラベルが付与されているわけではない
ので、取得した入出力データが単体テスト時のものか、
総合テスト時のものか識別して記憶する。具体的には、
上述のように、入力データについてはテスト入力制御部
16が、また出力データについてはテスト出力制御部1
7が、単体テスト時と総合テスト時と別々に、入力デー
タ記憶部18または出力データ記憶部19にそれぞれ設
けられている単体テストファイルまたは総合テストファ
イルのオープン、クローズを行うことにより、単体テス
ト時と総合テスト時にわけて記憶するものである。
【0040】次に、総合テストにおいて不具合が検知さ
れた場合の動作について説明する。総合テストにおいて
不具合が検知された場合には、図6に示すフローチャー
トのように、まず、SKIより対象となるプログラム、
すなわち不具合の出た総合テストに用いたプログラムの
フローを認識する(S21)。認識したプログラムのI
Dからその総合テスト時の入出力データと単体テストの
入出力データを読み込む(S22)。次いで、ステップ
22(S22)で読み込んだ総合テスト時の入力データ
と同じ単体テスト時の入力データがないかどうか、入力
判断部13が単体テスト時の入力データと総合テスト時
の入力データの照合を行い(S23)、同一入力データ
があると検知された場合には(S24)、総合テスト時
の出力データと単体テスト時の出力データの照合が出力
照合部14により行われて(S25)、同じであれば、
その単体としての情報処置装置には、異常がないことが
確認されるので、正常を通知する(S26)。出力デー
タが違う場合には、その装置に異常があることが判明す
るので異常を通知する(S28)。
【0041】ステップ25(S25)において、同じ入
力データがない場合には、ステップ22(S22)で読
み込んだ出力データと同じ単体テスト時の出力データが
ないか照合して(S29)、同じ出力データがある場合
には、入力データが異なっているにもかかわらず、同じ
出力データが出力されていることから、装置の異常が考
えられるので異常を通知する(S28)。
【0042】ステップ29(S29)において、同じ出
力データがない場合には、すなわち、総合テスト時のそ
の装置における入出力データ(ステップ22(S22)
で読み込んだデータ)と単体テスト時の入出力データで
まったく同じものがない場合には、その入出力データを
通知し(S30)、手入力操作によって、その入力デー
タを入力して単体テストを行い、同じ出力が得られた場
合には、正常であると判断して(S31)、単体テスト
入出力データとして、入力データ記憶部および出力デー
タ記憶部のそれぞれ単体データファイルに記憶する(S
32)。最後に全プログラムについて、処理が終了した
か判断して(S27)、終了した場合には、処理を終了
する。
【0043】これにより、総合テスト時に不具合が生じ
た場合に、どの単体で異常がおきているかを判別するこ
とができる。
【0044】以上説明した情報処理装置を複数ネットワ
ーク回線により接続したものが情報管理装置であり、例
えば、図7に示したようなFAシステムである。このよ
うに、個々の情報処理装置として、テスト装置(テスト
マネージャー)を内蔵した情報処理装置をネットワーク
回線によって接続することによって情報管理装置を構成
することによって、総合テストでの不具合が、どの情報
処理装置が原因となって生じているかを自動的に判別す
ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテスト方
法は、単体テスト時と総合テスト時の入出力データを記
憶しておいて、総合テスト時に不具合がある場合には、
それぞれの装置ごとに入出力データを比較することとし
たので、総合テストにおける不具合の原因となっている
情報処理装置がどれであるか判別することが可能とな
る。
【0046】また、本発明のテスト装置は、単体テスト
入力データ記憶手段と、単体テスト出力データ記憶手段
とによって、単体テストにおける入出力データを記憶
し、総合テスト入力データ記憶手段と、総合テスト出力
データ記憶手段とによって、総合テストにおける入出力
データを記憶して、これら記憶手段に記憶されている入
出力データを入力データ比較手段と、出力データ比較手
段によって比較することとしたので、総合テストにおけ
る不具合の原因となっている情報処理装置を自動的に判
別することが可能となる。
【0047】また本発明の情報処理装置は、上記テスト
装置を情報処理装置内に設けたことで、情報処理装置が
ネットワーク回線によって複数接続された場合に、総合
テストにおいて、どの情報処理装置が原因で不具合がお
きているか、その情報処理装置自体が自己診断できるよ
うになる。
【0048】さらに、本発明の情報管理装置は、上記情
報処理装置を複数ネットワーク回線によって接続したも
のであるので、情報管理装置としての不具合が生じる原
因を効率よく把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の情報処理装置を説明する
ためのブロック図である。
【図2】 上記情報処理装置のSKIおよびBASE部
を説明するためのブロック図である。
【図3】 本発明の情報処理装置に用いたテストマネー
ジャーを説明するためのブロック図である。
【図4】 上記テストマネージャーの単体テスト時の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 上記テストマネージャーの総合テスト時の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 上記テストマネージャーの総合テスト後の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 FAシステムのブロック図である。
【符号の説明】
1,2…キット、 3…SKI、 4…BASE、 5…OSI/F、 6…API、 7…OS、 8…端末、 9…デバイス、 10…テストマネージャー、 11…テストプログラム、 12…テストプログラム制御部、 13…入力判断部 14…出力照合部、 15…モニター部、 16…テスト入力制御部、 17…テスト出力制御部、 18…入力データ記憶部、 19…出力データ記憶部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク回線により互いに接続され
    た情報処理装置のテスト方法において、 前記情報処理装置がネットワーク回線によって接続する
    前に、情報処理装置単独でテスト用入力データにより処
    理を行い、その入力データおよび該処理後の出力データ
    を記憶する単体テスト段階と、 前記情報処理装置をネットワーク回線によって複数接続
    した後、テスト用入力データを入力して処理を行い、各
    情報処理装置ごとに入力データとその装置での出力デー
    タを記憶する総合テスト段階と、 前記単体テスト時に記憶した入力データおよび出力デー
    タと、総合テスト時において各装置で記憶した入力デー
    タおよび出力データとを比較する比較段階と、を有し、 前記比較段階における比較結果により、同一の入力デー
    タで出力データが異なる装置がある場合、または同一の
    出力データで入力データが異なる装置がある場合に、該
    装置に異常があることを判別する ことを特徴とする情報
    処理装置のテスト方法。
  2. 【請求項2】 ネットワーク回線により互いに接続され
    た情報処理装置のテスト装置であって、 前記情報処理装置をネットワーク回線によって接続する
    前に、情報処理装置ごとにテストする単体テスト時の入
    力データを記憶する単体テスト入力データ記憶手段と、 前記単体テスト時の出力データを記憶する単体テスト出
    力データ記憶手段と、 前記情報処理装置をネットワーク回線によって複数接続
    した後、複数の情報処理装置全体としてテストする総合
    テスト時に、各情報処理装置ごとに、その情報処理装置
    に入力された入力データを記憶する総合テスト入力デー
    タ記憶手段と、 前記総合テスト時に、各情報処理装置ごとに、その情報
    処理装置が処理した結果である出力データを記憶する総
    合テスト出力データ記憶手段と、 前記単体テスト入力データ記憶手段に記憶されている入
    力データと、前記総合テスト入力データ記憶手段に記憶
    されている入力データとを比較する入力データ比較手段
    と、 前記単体テスト出力データ記憶手段に記憶されている出
    力データと、前記総合テスト出力データ記憶手段に記憶
    されている出力データとを比較する出力データ比較手段
    と、を有し、 前記入力データ比較手段および前記出力データ比較手段
    の比較結果により、同一の入力データで出力データが異
    なる装置がある場合、または同一の出力データで入力デ
    ータが異なる装置がある場合に、該装置に異常があるこ
    とを判別する ことを特徴とするテスト装置。
  3. 【請求項3】 自身を単独でテストする単体テスト時の
    入力データを記憶する単体テスト入力データ記憶手段
    と、 前記単体テスト時の出力データを記憶する単体テスト出
    力データ記憶手段と、他の 情報処理装置をネットワーク回線によって複数接続
    した後、複数の情報処理装置全体としてテストする総合
    テスト時に、前記情報処理装置に入力された入力データ
    を記憶する総合テスト入力データ記憶手段と、 前記総合テスト時に、前記情報処理装置が処理した結果
    である出力データを記憶する総合テスト出力データ記憶
    手段と、 前記単体テスト入力データ記憶手段に記憶されている入
    力データと、前記総合テスト入力データ記憶手段に記憶
    されている入力データとを比較する入力データ比較手段
    と、 前記単体テスト出力データ記憶手段に記憶されている出
    力データと、前記総合テスト出力データ記憶手段に記憶
    されている出力データとを比較する出力データ比較手段
    と、を有し、 前記入力データ比較手段および前記出力データ比較手段
    の比較結果により、同一の入力データで出力データが異
    なる装置がある場合、または同一の出力データで入力デ
    ータが異なる装置がある場合に、該装置に異常があるこ
    とを判別する ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の情報処理装置がネットワーク回線
    により互いに接続された情報管理装置であって、前記各情報処理装置 が、前記ネットワーク 回線によって接続される前に、自身を
    単独でテストする単体テスト時の入力データを記憶する
    単体テスト入力データ記憶手段と、 前記単体テスト時の出力データを記憶する単体テスト出
    力データ記憶手段と、 前記情報処理装置をネットワーク回線によって複数接続
    して前記情報管理装置とした後、全体としてテストする
    総合テスト時に、各情報処理装置に入力された入力デー
    タを記憶する総合テスト入力データ記憶手段と、 前記総合テスト時に、各情報処理装置が処理した結果で
    ある出力データを記憶する総合テスト出力データ記憶手
    段と、 前記単体テスト入力データ記憶手段に記憶されている入
    力データと、前記総合テスト入力データ記憶手段に記憶
    されている入力データとを比較する入力データ比較手段
    と、 前記単体テスト出力データ記憶手段に記憶されている出
    力データと、前記総合テスト出力データ記憶手段に記憶
    されている出力データとを比較する出力データ比較手段
    と、を有し、 前記入力データ比較手段および前記出力データ比較手段
    の比較結果により、同一の入力データで出力データが異
    なる装置がある場合、または同一の出力データで入力デ
    ータが異なる装置がある場合に、該装置に異常があるこ
    とを判別する 情報管理装置。
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