JPH11175122A - 数値制御データ作成装置及び数値制御データ作成方法並びに数値制御工作機械及び記憶媒体 - Google Patents

数値制御データ作成装置及び数値制御データ作成方法並びに数値制御工作機械及び記憶媒体

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JPH11175122A
JPH11175122A JP9356393A JP35639397A JPH11175122A JP H11175122 A JPH11175122 A JP H11175122A JP 9356393 A JP9356393 A JP 9356393A JP 35639397 A JP35639397 A JP 35639397A JP H11175122 A JPH11175122 A JP H11175122A
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JP
Japan
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tool
numerical control
machining
data
control data
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JP9356393A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hagiyama
敦史 萩山
Koji Aoyama
功嗣 青山
Hitoshi Tawara
均 田原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物のNCデータ作成の基礎となるCA
Dデータに基づき、被加工物を最短で加工できる工具を
自動的に選択することにより、熟練したオペレータに依
らなくとも形状にあった工具を選択でき最も効率の良い
工具軌跡を容易に算出可能とし、NCデータ作成の省力
化及び加工効率の向上を実現可能とした数値制御データ
作成装置及び数値制御データ作成方法並びに数値制御工
作機械及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 当該工具の工具径に対し加工領域が予め
設定された割合より小さい場合は当該工具は選択せず、
予め設定された工具群中の1段階小径の工具を選択する
と共に工具軌跡を算出し、加工領域が閉形状の場合は工
具形状による削り残しを回避可能な工具を選択すると共
に工具軌跡を算出するCPU1を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御データ作
成装置及び数値制御データ作成方法並びに数値制御工作
機械及び記憶媒体に係り、更に詳しくは、数値制御デー
タ(以下、NCデータ)の自動プログラミング機能に関
し、特に加工工具の選択を行う場合に好適な数値制御デ
ータ作成装置及び数値制御データ作成方法並びに数値制
御工作機械及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御工作機械(以下、NC工
作機械)、例えばマシニングセンタを使用して1つの部
品を加工する場合、その部品の図面をCAD(Compute
r Aided Design)システムにより作成し、作成された
図面からNC工作機械を動作させるためのNCデータを
NC工作機械の自動プログラミング機能で作成する技術
が広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、加工に最適な工具を選択するのは熟練された技術者
により可能であり、熟練された技術者を養成するには多
大な費用と期間が必要とされていた。更に、人手による
作業のため、加工に最適な工具を選択するのに多大な工
数を要するという問題があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、被加工物のNCデータ作成の基礎となるCAD
データに基づき、被加工物を最短で加工できる工具を自
動的に選択することにより、熟練したオペレータに依ら
なくとも形状にあった工具を選択でき最も効率の良い工
具軌跡を容易に算出可能とし、NCデータ作成の省力化
及び加工効率の向上を実現可能とした数値制御データ作
成装置及び数値制御データ作成方法並びに数値制御工作
機械及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、数値制御工作機械に使用する数
値制御データを生成する数値制御データ作成装置であっ
て、予め設定された工具群データと予め作成された被加
工物の図形データに基づき加工に最適な工具を選択する
選択手段を有することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記選択手段は、予め設定された工具群データと予
め作成された被加工物の図形データに基づき加工に最適
で且つ加工領域に応じた工具径を有する工具を選択する
と共に工具軌跡を算出することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記選択手段は、当該工具の工具径に対し加工領域
が予め設定された割合より小さい場合は当該工具は選択
せず、予め設定された工具群中の1段階小径の工具を選
択すると共に工具軌跡を算出することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記選択手段は、加工領域が閉形状の場合は工具形
状による削り残しを回避可能な工具を選択すると共に工
具軌跡を算出することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、数値制御工作機械とデータ通信を行う通信手段を有
することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、数値制御工作機械に使用する数値制御データを生成
する数値制御データ作成方法であって、予め設定された
工具群データと予め作成された被加工物の図形データに
基づき加工に最適な工具を選択する選択ステップを有す
ることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記選択ステップでは、予め設定された工具群デー
タと予め作成された被加工物の図形データに基づき加工
に最適で且つ加工領域に応じた工具径を有する工具を選
択すると共に工具軌跡を算出することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記選択ステップでは、当該工具の工具径に対し加
工領域が予め設定された割合より小さい場合は当該工具
は選択せず、予め設定された工具群中の1段階小径の工
具を選択すると共に工具軌跡を算出することを特徴とす
る。
【0013】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、前記選択ステップでは、加工領域が閉形状の場合は
工具形状による削り残しを回避可能な工具を選択すると
共に工具軌跡を算出することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、数値制御工作機械とデータ通信を行う通信ステッ
プを有することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、数値制御データ作成装置に供給可能な記憶媒体で
あって、予め設定された工具群データと予め作成された
被加工物の図形データに基づき加工に最適な工具を選択
する選択ステップを有するプログラムを記憶したことを
特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、前記プログラムの前記選択ステップでは、予め設
定された工具群データと予め作成された被加工物の図形
データに基づき加工に最適で且つ加工領域に応じた工具
径を有する工具を選択すると共に工具軌跡を算出するこ
とを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、前記プログラムの前記選択ステップでは、当該工
具の工具径に対し加工領域が予め設定された割合より小
さい場合は当該工具は選択せず、予め設定された工具群
中の1段階小径の工具を選択すると共に工具軌跡を算出
することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、前記プログラムの前記選択ステップでは、加工領
域が閉形状の場合は工具形状による削り残しを回避可能
な工具を選択すると共に工具軌跡を算出することを特徴
とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項15の発
明は、前記プログラムは、数値制御工作機械とデータ通
信を行う通信ステップを有することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項16の発
明は、数値制御データ作成装置で作成された数値制御デ
ータに基づき加工を行う数値制御工作機械であって、前
記数値制御データ作成装置で予め設定された工具群デー
タと予め作成された被加工物の図形データに基づき選択
された加工に最適な工具により加工を行うことを特徴と
する。
【0021】上記目的を達成するため、請求項17の発
明は、前記数値制御データ作成装置で予め設定された工
具群データと予め作成された被加工物の図形データに基
づき選択された加工に最適で且つ加工領域に応じた工具
径を有する工具により加工を行うことを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、工具径に対し加工領域が予め設定された割合より
小さい場合に前記数値制御データ作成装置で選択される
と共に工具軌跡が算出された工具群中の1段階小径の工
具により加工を行うことを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項19の発
明は、加工領域が閉形状の場合に前記数値制御データ作
成装置で選択されると共に工具軌跡が算出された工具形
状による削り残しを回避可能な工具により加工を行うこ
とを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項20の発
明は、数値制御データ作成装置とデータ通信が可能であ
ることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0026】図1は本発明の実施の形態に係るNCデー
タ作成装置10及びNC工作機械の概略構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態に係るNCデータ作成装置
10は、加工経路演算部(CPU)1と、入力部2と、
表示部3と、出力部4と、バス5と、ROM6と、RA
M7と、記憶装置8と、通信インターフェース9とを備
える構成となっている。図中20はNC工作機械であ
り、NCデータ作成装置10とデータ通信可能に構成さ
れている。
【0027】本発明の実施の形態に係るNCデータ作成
装置10(またはCAD/CAMエンジニアリングワー
クステーション)には、通信手段である通信インターフ
ェース9を介してNC工作機械20が接続されており、
NCデータ作成装置10とNC工作機械20との間で種
々の相互データ通信が可能である。尚、図1に示す構成
は一例であり、図示の構成に限定されるものではない。
【0028】上記各部の構成を詳述すると、加工経路演
算部(CPU)1は、内部通信用のバス5を介してNC
データ作成装置10の各部を制御すると共に、被加工物
のNCデータ生成の基礎となるCADデータからのNC
データの生成、後述の最適工具の選択及び工具軌跡の算
出等を行う中央処理装置であり、ROM6に格納された
プログラムに基づき後述の図2及び図3のフローチャー
トに示されるような処理を行う。入力部2は、例えばキ
ーボード等から構成されており、データやパラメータ等
の入力に使用される。表示部3は、例えばCRTディス
プレイ等から構成されており、データやパラメータ等の
表示を行う。
【0029】出力部4は、例えばプリンタ等から構成さ
れており、データ等の印字出力を行う。ROM6は、読
み出し専用メモリであり、固定パラメータやNCデータ
の生成、後述の最適工具の選択及び工具軌跡の算出等の
プログラムを記憶している。RAM7は、随時書き込み
読み出しメモリであり、可変パラメータの一時記憶やワ
ーキングエリアとして使用される。記憶装置8は、例え
ばハードディスクドライブやフロッピーディスクドライ
ブ等から構成されており、被加工物のCAD図形要素を
保存する。通信インターフェース9は、NCデータ作成
装置10とNC工作機械20との間におけるデータ通信
を行う。
【0030】上記構成を有するNCデータ作成装置10
においては、入力部2からオペレータにより入力されR
AM7に記憶されている予め設定されている幾つかの工
具群中の一つの工具群データと、記憶装置8に保存され
ている被加工物のCAD図形要素とを加工経路演算部
(CPU)1に入力する。加工経路演算部(CPU)1
は、上記入力された工具群データと上記入力されたCA
D図形要素とを対応させて、(1)加工に最適な工具径
を自動的に選択し工具軌跡を算出する、(2)加工精度
に応じた工具径を自動的に選択し工具軌跡を算出する、
処理を行う。その詳細は図2及び図3で後述する。
【0031】図5は本発明の実施の形態に係る最適工具
選択/工具軌跡算出等のプログラム及び関連データが記
憶媒体からNCデータ作成装置に供給される概念例を示
す説明図である。最適工具選択/工具軌跡算出等のプロ
グラム及び関連データは、フロッピーディスク或いはC
D−ROM等の記憶媒体51をNCデータ作成装置52
に装備された記憶媒体挿入口53に挿入することで供給
するようにしてもよい。
【0032】即ち、記憶媒体51から最適工具選択/工
具軌跡算出等のプログラム及び関連データを一旦ハード
ディスクへインストールすることにより、ハードディス
クから上記RAM7にロードし、プログラムを実行して
もよい。但し、記憶媒体51から最適工具選択/工具軌
跡算出等のプログラム及び関連データをハードディスク
へインストールせずに、直接、記憶媒体51から上記R
AM7にロードすることにより、プログラムを実行して
もよい。
【0033】図4は本発明の実施の形態に係る最適工具
選択/工具軌跡算出等のプログラム及び関連データを記
憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図であ
る。最適工具選択/工具軌跡算出等のプログラム及び関
連データを記憶した記憶媒体は、例えばボリューム情報
41、ディレクトリ情報42、最適工具選択/工具軌跡
算出等のプログラム実行ファイル43、最適工具選択/
工具軌跡算出等のプログラム関連データファイル44等
の記憶内容で構成される。最適工具選択/工具軌跡算出
等のプログラムは、後述する図2及び図3のフローチャ
ートに基づきプログラムコード化することで得られる。
【0034】次に、上記の如く構成してなる本発明の実
施の形態に係るNCデータ作成装置10において、上述
した工具群データとCAD図形に応じて工具径を選択す
る処理について図2及び図3、図6及び図7を参照しな
がら説明する。図2及び図3はNCデータ生成処理まで
の概要を示すフローチャートである。
【0035】NCデータ作成装置10の加工経路演算部
(CPU)1は、記憶装置8に記憶されたCADデータ
から図形要素を取り出す(ステップS1)。そして、取
り出した図形データから加工深さを基に加工範囲を抽出
し、その加工範囲の面積Aを算出する(ステップS
2)。次に、予め設定し記憶装置8からRAM7に記憶
されている工具群からn番目の工具を選択する(ステッ
プS3)。次に、上記選択した工具と上記抽出した加工
範囲から、上記選択した工具により加工できる範囲の面
積Cを算出する(ステップS4)。
【0036】更に、上記算出した加工範囲面積A中に占
める上記算出し、選択した工具による加工範囲面積Cの
割合が、予め設定し記憶装置8からRAM7に記憶され
ている値よりも大きいかを比較する(ステップS5)。
YESの場合は、上記選択した工具により上記選択した
加工範囲内の加工を行った際に底面部に凸形状が残らな
いかを算出する(ステップS6)。NOの場合は、上記
ステップS3へ戻り次の工具を選択する。
【0037】更に、底面に凸形状がないか否かを判定す
る(ステップS7)。YESの場合は、上記ステップS
3へ戻り次の工具を選択する。NOの場合は、上記選択
した工具により上記選択した加工範囲の工具軌跡を算出
する(ステップS8)。更に、上記選択した工具により
上記選択した加工範囲を加工した際に削り残しが無いか
否かを判定する(ステップS9)。NOの場合は、上記
ステップS3へ戻り次の工具を選択する。YESの場合
は、全ての深さを加工したか否かを判定する(ステップ
S10)。NOの場合は、上記ステップS2へ戻り処理
を繰り返す。YESの場合は、本処理を終了する。
【0038】次に、上述した本発明の実施の形態に係る
NCデータ作成装置10において、上記図2及び図3に
示したステップS2〜ステップS5間での処理の具体的
な処理例を図6に、上記図3に示したステップS6及び
ステップS7の処理の具体的な処理例を図7に示す。
【0039】図6は選択した工具による加工が有効かを
判定する具体的な例を示す図である。本例では図中「−
20」の溝を加工することとする。このとき選択された
予め設定されている工具群は、工具1に溝幅より大きな
径の工具を設定してあり、工具2に溝幅より小さな工具
を設定してあるとする。
【0040】このとき工具1で溝を加工しようとする
と、加工できる範囲は限られた範囲のみであるため有効
な加工とはいえない。これを溝の面積中、工具1で加工
できる溝の面積の割合を算出し、予め設定されている値
(設定値≦1)よりも小さければ工具1は加工しない。
次に、工具2を選択し上記と同様にこれを溝の面積中、
工具2で加工できる溝の面積の割合を算出する。工具2
では、溝面積=工具2で加工できる溝の面積となるの
で、工具2による工具軌跡を算出する。
【0041】図7は選択した工具により底面に凸形状が
残らないかを判定する具体的な例を示す図である。図中
L1、L2は中心線を示す。本例では図中の丸座を加工
することとする。工具3は丸座より径が小さいため、円
状の軌跡を描きながら座の側面及び底面を加工する。
【0042】このとき通常の回転工具の底部は中央部が
凹形状となっているため、平面図のa部分(断面図の
a′部分)が凸として残ってしまう。この場合は、上述
した面積判定と同様に選択した工具は加工を行わず工具
群中の次の工具(小径)を選択し、同様に底面凸形状が
残らないかを判定し、残らなければ工具軌跡を算出す
る。
【0043】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、NCデータ作成装置は、予め設定された工具
群データを記憶したRAM7と、予め作成された被加工
物のCAD図形要素を記憶した記憶装置8と、当該工具
の工具径に対し加工領域が予め設定された割合より小さ
い場合は当該工具は選択せず、予め設定された工具群中
の1段階小径の工具を選択すると共に工具軌跡を算出
し、加工領域が閉形状の場合は工具形状による削り残し
を回避可能な工具を選択すると共に工具軌跡を算出する
加工経路演算部(CPU)1と、NC工作機械10との
間でデータ通信を行う通信インターフェース9とを有す
るため、下記のような効果を奏する。
【0044】上記の構成により、被加工物のNCデータ
作成の基礎となるCADデータから被加工物を最短で加
工できる工具を自動的に選択することが可能となる。即
ち、熟練したオペレータに依らなくとも形状にあった工
具を自動的に選択することができると共に、最も効率の
良い工具軌跡を容易に算出することが可能となり、NC
データ作成の省力化及び加工効率の向上を実現すること
が可能となる。また、NCデータ作成装置10で作成し
た数値制御データを、上記の通信インターフェース9を
介してNC工作機械20に供給することにより、該NC
工作機械20で各種加工を行わせることが可能となる。
【0045】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0046】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0047】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0048】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0049】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、数値制御工作機械に使用する数値制御データを
生成する数値制御データ作成装置であって、予め設定さ
れた工具群データと予め作成された被加工物の図形デー
タに基づき加工に最適な工具を選択する選択手段を有す
るため、被加工物のNCデータ作成の基礎となる図形デ
ータ(CADデータ)に基づき、被加工物を最適に(最
短で)加工できる工具を自動的に選択することが可能と
なる。即ち、被加工物のCADデータがあれば熟練した
オペレータに依らなくとも形状にあった工具を自動的に
選択することが可能となり、数値制御データ作成の省力
化及び加工効率の向上を実現することが可能となる。
【0051】請求項2の発明によれば、数値制御データ
作成装置の前記選択手段は、予め設定された工具群デー
タと予め作成された被加工物の図形データに基づき加工
に最適で且つ加工領域に応じた工具径を有する工具を選
択すると共に工具軌跡を算出するため、被加工物のCA
Dデータがあれば熟練したオペレータに依らなくとも形
状にあった工具を自動的に選択することが可能となると
共に、最も効率の良い工具軌跡を容易に算出することが
可能となり、数値制御データ作成の省力化及び加工効率
の向上を実現することが可能となる。
【0052】請求項3の発明によれば、数値制御データ
作成装置の前記選択手段は、当該工具の工具径に対し加
工領域が予め設定された割合より小さい場合は当該工具
は選択せず、予め設定された工具群中の1段階小径の工
具を選択すると共に工具軌跡を算出するため、被加工物
のCADデータがあれば熟練したオペレータに依らなく
とも形状にあった工具を自動的に選択することが可能と
なると共に、最も効率の良い工具軌跡を容易に算出する
ことが可能となり、数値制御データ作成の省力化及び加
工効率の向上を実現することが可能となる。
【0053】請求項4の発明によれば、数値制御データ
作成装置の前記選択手段は、加工領域が閉形状の場合は
工具形状による削り残しを回避可能な工具を選択すると
共に工具軌跡を算出するため、被加工物のCADデータ
があれば熟練したオペレータに依らなくとも形状にあっ
た工具を自動的に選択することが可能となると共に、最
も効率の良い工具軌跡を容易に算出することが可能とな
り、数値制御データ作成の省力化及び加工効率の向上を
実現することが可能となる。
【0054】請求項5の発明によれば、数値制御データ
作成装置は、数値制御工作機械とデータ通信を行う通信
手段を有する。従って、本発明の数値制御データ作成装
置で作成したデータを前記通信手段を介して数値制御工
作機械へ送信することで、各種加工を行わせることが可
能となる。
【0055】請求項6の発明によれば、数値制御工作機
械に使用する数値制御データを生成する数値制御データ
作成方法であって、予め設定された工具群データと予め
作成された被加工物の図形データに基づき加工に最適な
工具を選択する選択ステップを有するため、被加工物の
数値制御データ作成の基礎となる図形データ(CADデ
ータ)に基づき、被加工物を最適に(最短で)加工でき
る工具を自動的に選択することが可能となる。即ち、被
加工物のCADデータがあれば熟練したオペレータに依
らなくとも形状にあった工具を自動的に選択することが
可能となり、数値制御データ作成の省力化及び加工効率
の向上を実現することが可能となる。
【0056】請求項7の発明によれば、数値制御データ
作成方法の前記選択ステップでは、予め設定された工具
群データと予め作成された被加工物の図形データに基づ
き加工に最適で且つ加工領域に応じた工具径を有する工
具を選択すると共に工具軌跡を算出するため、被加工物
のCADデータがあれば熟練したオペレータに依らなく
とも形状にあった工具を自動的に選択することが可能と
なると共に、最も効率の良い工具軌跡を容易に算出する
ことが可能となり、数値制御データ作成の省力化及び加
工効率の向上を実現することが可能となる。
【0057】請求項8の発明によれば、数値制御データ
作成方法の前記選択ステップでは、当該工具の工具径に
対し加工領域が予め設定された割合より小さい場合は当
該工具は選択せず、予め設定された工具群中の1段階小
径の工具を選択すると共に工具軌跡を算出するため、被
加工物のCADデータがあれば熟練したオペレータに依
らなくとも形状にあった工具を自動的に選択することが
可能となると共に、最も効率の良い工具軌跡を容易に算
出することが可能となり、数値制御データ作成の省力化
及び加工効率の向上を実現することが可能となる。
【0058】請求項9の発明によれば、数値制御データ
作成方法の前記選択ステップでは、加工領域が閉形状の
場合は工具形状による削り残しを回避可能な工具を選択
すると共に工具軌跡を算出するため、被加工物のCAD
データがあれば熟練したオペレータに依らなくとも形状
にあった工具を自動的に選択することが可能となると共
に、最も効率の良い工具軌跡を容易に算出することが可
能となり、数値制御データ作成の省力化及び加工効率の
向上を実現することが可能となる。
【0059】請求項10の発明によれば、数値制御デー
タ作成方法は、数値制御工作機械とデータ通信を行う通
信ステップを有する。従って、本発明の数値制御データ
作成方法で作成したデータを前記通信ステップを介して
数値制御工作機械へ送信することで、各種加工を行わせ
ることが可能となる。
【0060】請求項11の発明によれば、数値制御デー
タ作成装置に供給可能な記憶媒体であって、予め設定さ
れた工具群データと予め作成された被加工物の図形デー
タに基づき加工に最適な工具を選択する選択ステップを
有するプログラムを記憶している。従って、本発明の記
憶媒体を数値制御データ作成装置に供給し、該数値制御
データ作成装置で記憶媒体のプログラムを動作させるこ
とで、被加工物の数値制御データ作成の基礎となる図形
データ(CADデータ)に基づき、被加工物を最適に
(最短で)加工できる工具を自動的に選択することが可
能となる。即ち、被加工物のCADデータがあれば熟練
したオペレータに依らなくとも形状にあった工具を自動
的に選択することが可能となり、数値制御データ作成の
省力化及び加工効率の向上を実現することが可能とな
る。
【0061】請求項12の発明によれば、記憶媒体の前
記プログラムの前記選択ステップでは、予め設定された
工具群データと予め作成された被加工物の図形データに
基づき加工に最適で且つ加工領域に応じた工具径を有す
る工具を選択すると共に工具軌跡を算出する。従って、
本発明の記憶媒体を数値制御データ作成装置に供給し、
該数値制御データ作成装置で記憶媒体のプログラムを動
作させることで、被加工物のCADデータがあれば熟練
したオペレータに依らなくとも形状にあった工具を自動
的に選択することが可能となると共に、最も効率の良い
工具軌跡を容易に算出することが可能となり、数値制御
データ作成の省力化及び加工効率の向上を実現すること
が可能となる。
【0062】請求項13の発明によれば、記憶媒体の前
記プログラムの前記選択ステップでは、当該工具の工具
径に対し加工領域が予め設定された割合より小さい場合
は当該工具は選択せず、予め設定された工具群中の1段
階小径の工具を選択すると共に工具軌跡を算出する。従
って、本発明の記憶媒体を数値制御データ作成装置に供
給し、該数値制御データ作成装置で記憶媒体のプログラ
ムを動作させることで、被加工物のCADデータがあれ
ば熟練したオペレータに依らなくとも形状にあった工具
を自動的に選択することが可能となると共に、最も効率
の良い工具軌跡を容易に算出することが可能となり、数
値制御データ作成の省力化及び加工効率の向上を実現す
ることが可能となる。
【0063】請求項14の発明によれば、記憶媒体の前
記プログラムの前記選択ステップでは、加工領域が閉形
状の場合は工具形状による削り残しを回避可能な工具を
選択すると共に工具軌跡を算出する。従って、本発明の
記憶媒体を数値制御データ作成装置に供給し、該数値制
御データ作成装置で記憶媒体のプログラムを動作させる
ことで、被加工物のCADデータがあれば熟練したオペ
レータに依らなくとも形状にあった工具を自動的に選択
することが可能となると共に、最も効率の良い工具軌跡
を容易に算出することが可能となり、数値制御データ作
成の省力化及び加工効率の向上を実現することが可能と
なる。
【0064】請求項15の発明によれば、記憶媒体の前
記プログラムは、数値制御工作機械とデータ通信を行う
通信ステップを有する。従って、本発明の記憶媒体を数
値制御データ作成装置に供給し、該数値制御データ作成
装置で記憶媒体のプログラムを動作させ、数値制御デー
タ作成装置で作成したデータを前記通信ステップを介し
て数値制御工作機械へ送信することで、各種加工を行わ
せることが可能となる。
【0065】請求項16の発明によれば、数値制御デー
タ作成装置で作成された数値制御データに基づき加工を
行う数値制御工作機械であって、前記数値制御データ作
成装置で予め設定された工具群データと予め作成された
被加工物の図形データに基づき選択された加工に最適な
工具により加工を行う。従って、数値制御工作機械で加
工を行う被加工物の数値制御データ作成の基礎となる図
形データ(CADデータ)に基づき、被加工物を最適に
(最短で)加工できる工具を自動的に選択することが可
能となる。即ち、被加工物のCADデータがあれば熟練
したオペレータに依らなくとも形状にあった工具を自動
的に選択することが可能となり、数値制御データ作成の
省力化及び加工効率の向上を実現することが可能とな
る。
【0066】請求項17の発明によれば、数値制御工作
機械は、前記数値制御データ作成装置で予め設定された
工具群データと予め作成された被加工物の図形データに
基づき選択された加工に最適で且つ加工領域に応じた工
具径を有する工具により加工を行う。従って、数値制御
工作機械で加工を行う被加工物のCADデータがあれば
熟練したオペレータに依らなくとも形状にあった工具を
自動的に選択することが可能となると共に、最も効率の
良い工具軌跡を容易に算出することが可能となり、数値
制御データ作成の省力化及び加工効率の向上を実現する
ことが可能となる。
【0067】請求項18の発明によれば、数値制御工作
機械は、工具径に対し加工領域が予め設定された割合よ
り小さい場合に前記数値制御データ作成装置で選択され
ると共に工具軌跡が算出された工具群中の1段階小径の
工具により加工を行う。従って、数値制御工作機械で加
工を行う被加工物のCADデータがあれば熟練したオペ
レータに依らなくとも形状にあった工具を自動的に選択
することが可能となると共に、最も効率の良い工具軌跡
を容易に算出することが可能となり、数値制御データ作
成の省力化及び加工効率の向上を実現することが可能と
なる。
【0068】請求項19の発明によれば、数値制御工作
機械は、加工領域が閉形状の場合に前記数値制御データ
作成装置で選択されると共に工具軌跡が算出された工具
形状による削り残しを回避可能な工具により加工を行
う。従って、数値制御工作機械で加工を行う被加工物の
CADデータがあれば熟練したオペレータに依らなくと
も形状にあった工具を自動的に選択することが可能とな
ると共に、最も効率の良い工具軌跡を容易に算出するこ
とが可能となり、数値制御データ作成の省力化及び加工
効率の向上を実現することが可能となる。
【0069】請求項20の発明によれば、数値制御工作
機械は、数値制御データ作成装置とデータ通信が可能で
ある。従って、数値制御データ作成装置で作成したデー
タを数値制御工作機械へ送信することで、各種加工を行
わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るNCデータ作成装置
及びNC工作機械の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るNCデータ作成装置
におけるNCデータ生成処理の概要を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の実施の形態に係るNCデータ作成装置
におけるNCデータ生成処理の概要を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の実施の形態に係る最適工具選択/工具
軌跡算出等のプログラム及び関連データを記憶した記憶
媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る最適工具選択/工具
軌跡算出等のプログラム及び関連データが記憶媒体から
NCデータ作成装置に供給される概念例を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る面積による工具有効
判定を行う例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る底面の凸形状残りの
判定を行う例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 加工経路演算部 2 入力部 6 ROM 7 RAM 8 記憶装置 9 通信インターフェース 10 NCデータ作成装置 20 NC工作機械 43 最適工具選択/工具軌跡算出等のプログラム実行
ファイル 51 記憶媒体

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械に使用する数値制御デ
    ータを生成する数値制御データ作成装置であって、 予め設定された工具群データと予め作成された被加工物
    の図形データに基づき加工に最適な工具を選択する選択
    手段を有することを特徴とする数値制御データ作成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、予め設定された工具群
    データと予め作成された被加工物の図形データに基づき
    加工に最適で且つ加工領域に応じた工具径を有する工具
    を選択すると共に工具軌跡を算出することを特徴とする
    請求項1記載の数値制御データ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、当該工具の工具径に対
    し加工領域が予め設定された割合より小さい場合は当該
    工具は選択せず、予め設定された工具群中の1段階小径
    の工具を選択すると共に工具軌跡を算出することを特徴
    とする請求項1又は2記載の数値制御データ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、加工領域が閉形状の場
    合は工具形状による削り残しを回避可能な工具を選択す
    ると共に工具軌跡を算出することを特徴とする請求項1
    又は2記載の数値制御データ作成装置。
  5. 【請求項5】 数値制御工作機械とデータ通信を行う通
    信手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    かに記載の数値制御データ作成装置。
  6. 【請求項6】 数値制御工作機械に使用する数値制御デ
    ータを生成する数値制御データ作成方法であって、 予め設定された工具群データと予め作成された被加工物
    の図形データに基づき加工に最適な工具を選択する選択
    ステップを有することを特徴とする数値制御データ作成
    方法。
  7. 【請求項7】 前記選択ステップでは、予め設定された
    工具群データと予め作成された被加工物の図形データに
    基づき加工に最適で且つ加工領域に応じた工具径を有す
    る工具を選択すると共に工具軌跡を算出することを特徴
    とする請求項6記載の数値制御データ作成方法。
  8. 【請求項8】 前記選択ステップでは、当該工具の工具
    径に対し加工領域が予め設定された割合より小さい場合
    は当該工具は選択せず、予め設定された工具群中の1段
    階小径の工具を選択すると共に工具軌跡を算出すること
    を特徴とする請求項6又は7記載の数値制御データ作成
    方法。
  9. 【請求項9】 前記選択ステップでは、加工領域が閉形
    状の場合は工具形状による削り残しを回避可能な工具を
    選択すると共に工具軌跡を算出することを特徴とする請
    求項6又は7記載の数値制御データ作成方法。
  10. 【請求項10】 数値制御工作機械とデータ通信を行う
    通信ステップを有することを特徴とする請求項6乃至9
    の何れかに記載の数値制御データ作成方法。
  11. 【請求項11】 数値制御データ作成装置に供給可能な
    記憶媒体であって、予め設定された工具群データと予め
    作成された被加工物の図形データに基づき加工に最適な
    工具を選択する選択ステップを有するプログラムを記憶
    したことを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記プログラムの前記選択ステップで
    は、予め設定された工具群データと予め作成された被加
    工物の図形データに基づき加工に最適で且つ加工領域に
    応じた工具径を有する工具を選択すると共に工具軌跡を
    算出することを特徴とする請求項11記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記プログラムの前記選択ステップで
    は、当該工具の工具径に対し加工領域が予め設定された
    割合より小さい場合は当該工具は選択せず、予め設定さ
    れた工具群中の1段階小径の工具を選択すると共に工具
    軌跡を算出することを特徴とする請求項11又は12記
    載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記プログラムの前記選択ステップで
    は、加工領域が閉形状の場合は工具形状による削り残し
    を回避可能な工具を選択すると共に工具軌跡を算出する
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記プログラムは、数値制御工作機械
    とデータ通信を行う通信ステップを有することを特徴と
    する請求項11乃至14の何れかに記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 数値制御データ作成装置で作成された
    数値制御データに基づき加工を行う数値制御工作機械で
    あって、 前記数値制御データ作成装置で予め設定された工具群デ
    ータと予め作成された被加工物の図形データに基づき選
    択された加工に最適な工具により加工を行うことを特徴
    とする数値制御工作機械。
  17. 【請求項17】 前記数値制御データ作成装置で予め設
    定された工具群データと予め作成された被加工物の図形
    データに基づき選択された加工に最適で且つ加工領域に
    応じた工具径を有する工具により加工を行うことを特徴
    とする請求項16記載の数値制御工作機械。
  18. 【請求項18】 工具径に対し加工領域が予め設定され
    た割合より小さい場合に前記数値制御データ作成装置で
    選択されると共に工具軌跡が算出された工具群中の1段
    階小径の工具により加工を行うことを特徴とする請求項
    16又は17記載の数値制御工作機械。
  19. 【請求項19】 加工領域が閉形状の場合に前記数値制
    御データ作成装置で選択されると共に工具軌跡が算出さ
    れた工具形状による削り残しを回避可能な工具により加
    工を行うことを特徴とする請求項16又は17記載の数
    値制御工作機械。
  20. 【請求項20】 数値制御データ作成装置とデータ通信
    が可能であることを特徴とする請求項16乃至19の何
    れかに記載の数値制御工作機械。
JP9356393A 1997-12-10 1997-12-10 数値制御データ作成装置及び数値制御データ作成方法並びに数値制御工作機械及び記憶媒体 Pending JPH11175122A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7363103B2 (en) 2003-10-23 2008-04-22 Fujitsu Limited Method and apparatus for generating machining information, and computer product
JP2011255476A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Jtekt Corp 最適加工工程決定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7363103B2 (en) 2003-10-23 2008-04-22 Fujitsu Limited Method and apparatus for generating machining information, and computer product
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