JPH11174516A - 撮像装置および調整モード切り換え方法 - Google Patents

撮像装置および調整モード切り換え方法

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JPH11174516A
JPH11174516A JP9338862A JP33886297A JPH11174516A JP H11174516 A JPH11174516 A JP H11174516A JP 9338862 A JP9338862 A JP 9338862A JP 33886297 A JP33886297 A JP 33886297A JP H11174516 A JPH11174516 A JP H11174516A
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JP
Japan
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knob
operation knob
mode
manual
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JP9338862A
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Satoshi Mitsui
敏 三井
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤操作を防止することができると共に、撮像
状態の調整モードの迅速な切り換えが可能な撮像装置を
提供する。 【解決手段】 撮像装置には、オートフォーカス機能が
搭載され、このオートフォーカス機能をオフすることに
より、手動で焦点距離を合わせることもできるようにさ
れている。手動調整モード時において、焦点合わせの調
整の指示入力としてその動きが有効なものとされるフォ
ーカスつまみ8の動きが制御部10により監視される。
フォーカスつまみ8が、当該撮像装置の使用者により予
め決められた特定の動きをするように当該撮像装置の使
用者により操作されたことを制御部10が検知した場合
に、制御手段10は、オートフォーカス機能をオフにし
て、自動調整モードから手動調整モードに切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、電子ス
チルカメラやビデオカメラなどの撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる電子スチルカメラや8mmビデ
オカメラなどの撮像装置が家庭などにおいて広く利用さ
れるようになってきている。これらの撮像装置の多く
は、オートフォーカス(Auto Focus;自動焦
点合わせ)機能、オートエクスポーザ(Auto Ex
poser;自動露出合わせ)機能を備え、複雑な操作
をすることなく、焦点距離や露出など、撮像装置の光学
系の調整値を良好な状態に自動調整し、撮像装置を使い
慣れていないユーザが使用した場合にも、失敗すること
なく、目的とする被写体の画像を良好に撮影することが
できるようにされている。
【0003】しかし、このようなオートフォーカス機
能、オートエクスポーザ機能を用いても、あらゆる撮影
環境に対して、焦点距離、露出などの光学系の調整値を
良好な状態に制御できるとは限らない。
【0004】例えば、室内からカーテン越しに屋外の景
色を撮影する場合、オートフォーカス機能により、カー
テンの方に焦点が合ってしまい、撮影したい屋外の景色
がぼけた画像となってしまうことがある。また、昼間、
室内から窓越しに窓の近傍の人物を撮影するような場合
には、窓の外(屋外)の明るさが極めて明るいために、
オートエクスポーザ機能により、撮像レンズの開口絞り
が自動的に絞られて、撮影の対象となっている人物が暗
い画像となってしまうことがある。
【0005】このため、撮像装置の多くは、撮影者自ら
が焦点距離や露出を調整することができるようにするマ
ニュアルモード(手動調整モード)を備えている。これ
により、オートフォーカス機能、あるいは、オートエク
スポーザ機能を用いては、目的とする被写体の画像を良
好に撮影することができない場合には、オートフォーカ
ス機能、あるいは、オートエクスポーザ機能をオフにし
て、手動調整モードにし、手動で焦点距離や露出を調整
することにより、目的とする被写体の画像を良好に撮影
することができるようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、オートフォーカス機能、オートエクスポーザ機能
により、焦点距離、露出を自動的に調整する焦点距離、
露出の自動調整モードと、これらの手動調整モードとを
備える撮像装置の場合、例えばモード切り換えスイッチ
を押下するだけのように簡単な操作で調整モードを切り
換えられるようにすると、モード切り換えスイッチの誤
操作によるトラブルが多くなるという問題がある。
【0007】例えば、カメラ操作に不慣れな撮影者が、
誤ってモード切り換えスイッチを押下したために、撮像
装置のオートフォーカス機能をオフにしてしまった場合
には、焦点距離は、自動では調整されなくなる。この場
合、撮影者自身がどのような手順でオートフォーカス機
能をオフにしたかを理解していないことが多いので、オ
ートフォーカス機能をオンの状態に戻すことができず、
画像の良好な撮影ができなくなることがある。
【0008】このようなトラブルを防止するため、撮像
装置の多くは、焦点距離や露出の自動調整モードから手
動調整モードへは、複数段階の手順を経ないと切り換え
ることができないようにしている。
【0009】例えば、オートフォーカス機能のオン/オ
フスイッチ(第1のスイッチ)と、この第1のスイッチ
の操作を有効にするためのオートロックスイッチ(第2
のスイッチ)とを撮像装置に設け、第2のスイッチを操
作して、第1のスイッチのロック状態を解除した後でな
ければ、第1のスイッチを操作してもオートフォーカス
機能のオン/オフを行うことができないようにしてい
る。この場合、第1、あるいは、第2のスイッチを操作
しただけでは、オートフォーカス機能のオン/オフを行
うことはできないので、スイッチの誤操作による意図し
ない調整モードの切り換えをある程度防止することがで
きる。
【0010】また、比較的に大きなLCD(液晶ディス
プレイ)を備える撮像装置の場合には、LCDに表示さ
せるメニューを通じて、オートフォーカス機能やオート
エクスポーザ機能のオン/オフを行うようにしているも
のもある。
【0011】この場合には、以下のようにして、調整モ
ードの切り換えが行われる。まず、メニュー表示スイッ
チ(第1のスイッチ)を押下することにより、初期メニ
ューをLCDに表示する(手順1)。そして、アップ/
ダウンキー(第2のスイッチ)を用いて、初期メニュー
の中から、実行する処理に対応する項目を選択する(手
順2)。この例の場合には、オートフォーカス機能、オ
ートエクスポーザ機能のオン/オフの変更処理に対応す
る項目を選択する。
【0012】次に、決定キー(第3のスイッチ)を押下
することにより、実行する処理に対応する項目を決定す
る(手順3)。これにより、LCDには、初期メニュー
に変えてオートフォーカス機能、オートエクスポーザ機
能のオン/オフの変更画面が表示される。そして、アッ
プ/ダウンキー(第2のスイッチ)を用いて、オートフ
ォーカス機能、オートエクスポーザ機能のオン/オフを
選択し(手順4)、決定キー(第3のスイッチ)を押下
することにより(手順5)、オートフォーカス機能、オ
ートエクスポーザ機能のオン/オフ、つまり、自動調整
モードと手動調整モードとをユーザの選択に応じて切り
換えられる。
【0013】この場合には、少なくとも、第1〜第3の
3つのスイッチを用い、少なくとも手順1〜手順5まで
の5段階の手順を経ないと、調整モードの切り換えを行
うことができないので、誤操作による意図しない調整モ
ードの切り換えを確実に防止することができる。また、
調整モードの切り換えなどをLCDに表示するメニュー
を通じて行うことができるので、カメラ操作になれてい
ないユーザであっても、比較的簡単に調整モードの切り
換えなどを行うことができる。
【0014】しかし、誤操作防止のために、上述のよう
に、複数段階の手順を経ないと、調整モードの切り換え
ができないようにした場合には、迅速な調整モードの切
り換えはできなくなる。つまり、誤操作によって発生す
る意図しない調整モードの切り換えを防止することを優
先する場合には、撮像装置の操作性は悪くなる。このた
め、自動調整モードから手動調整モードに迅速に切り換
えることができなかっために、シャッターチャンスを逃
してしまう可能性が高くなる。
【0015】つまり、自動調整モードと、手動調整モー
ドとを有する撮像装置においては、誤操作による調整モ
ードの切り換え防止と、調整モードの迅速な切り換え
は、いづれか一方を改善すれば、他方は悪くなるという
ように、両者を共に満足するようにすることができな
い。
【0016】この発明は、以上のことにかんがみ、誤操
作を防止することができると共に、調整モードの迅速な
切り換えが可能な撮像装置、この装置でもちいられる調
整モード切り換え方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の撮像装置は、露出や焦点距
離などの光学系の調整値の調整を、自動的に行う自動調
整モードと、使用者からの指示入力に基づいて行う手動
調整モードとを有する撮像装置であって、前記手動モー
ドにあるときに、ユーザからの前記調整値の指示入力を
受け付ける操作つまみと、前記操作つまみの動きを監視
する操作つまみ監視手段と、前記操作つまみが、特定の
動きをするように操作されたことを前記操作つまみ監視
手段が検知したときに、前記自動調整モードから前記手
動調整モードに切り換える制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0018】この請求項1に記載の発明の撮像装置によ
れば、撮像装置は、露出や焦点距離などの光学系の調整
値の調整モードとして、自動調整モードと手動調整モー
ドとの2つのモードを有するようにされている。手動調
整モード時においてのみ、光学系の調整値の指示入力と
して、その動きが有効なものとされる操作つまみの動き
が操作つまみ監視手段により監視される。
【0019】そして、操作つまみ監視手段において、操
作つまみが当該撮像装置の使用者により予め決められた
特定の動きをするように操作されたことが検知された場
合に、当該撮像装置は、制御手段により自動調整モード
から手動調整モードに自動的に切り換えられる。
【0020】これにより、当該撮像装置の使用者は、操
作つまみを特定の動きをするように操作するだけで、自
動調整モードから手動調整モードに切り換えるととも
に、スムーズに、操作つまみの操作に応じて当該撮像装
置の光学系の調整値を調整することができる。また、誤
って操作つまみに触れてしまい操作つまみを動かしてし
まったような場合には、当該操作つまみの動きは、特定
の動きとしては検出されないので、誤操作による意図し
ない調整モードの切り換えが行われることもない。
【0021】また、請求項2に記載の発明の撮像装置
は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記操作つま
みの前記特定の動きは、前記操作つまみの前記調整値の
指示入力のためのユーザによる手動操作とは異なる態様
の操作によるものであることを特徴とする。
【0022】この請求項2に記載の撮像装置によれば、
通常の指示入力においては行われることがない態様で、
操作つまみがユーザにより操作された場合の当該操作つ
まみの動きが、ユーザからの調整モードの切り換え指示
として検出するようにされる。
【0023】これにより、通常の指示入力において発生
するような操作つまみの動きは、調整モードの切り換え
指示としてはみなされないので、調整モードの切り換え
を意図しない通常の操作つまみの操作では、調整モード
の切り換えを行うことはできないようにされる。つま
り、調整モードを切り換えるためには、通常の操作つま
みの操作とは異なる態様で操作つまみを操作しなければ
ならないので、ユーザの意図しない調整モードの切り換
えの発生を防止することができる。
【0024】また、請求項3に記載の発明の撮像装置
は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記操作つま
みの前記特定の動きは、前記操作つまみの予め定められ
た一定速度以上の速度での往復操作によるものであるこ
とを特徴とする。
【0025】この請求項3に記載の発明の撮像装置によ
れば、操作つまみが、例えば回動するように構成されて
いるものであれば、当該操作つまみが通常の操作におい
ては、操作されることのないような一定速度以上の速さ
で往復するように回動操作された場合の当該操作つまみ
の動きが、特定の動きとして検知するようにされる。こ
のように、予め定められる一定速度以上の操作つまみの
往復操作を、ユーザからの調整モードの切り換え指示と
して検出するので、操作つまみに誤って触れてしまった
場合や、操作つまみに触れていることに気付かずに操作
つまみをゆっくりと回動させてしまった場合などにおい
ては、自動調整モードから手動調整モードへの切り換え
は行われないので、ユーザの意図しない調整モードの変
更を防止することができる。
【0026】また、請求項4に記載の発明の撮像装置
は、請求項3に記載の撮像装置であって、前記操作つま
みの前記特定の動きは、予め定められた一定時間内にお
いて、前記操作つまみの予め定められた複数回の往復操
作によるものであることを特徴とする。
【0027】この請求項4に記載の撮像装置によれば、
操作つまみが、回動するように構成されているものであ
れば、操作つまみが、通常の操作においては行われるこ
とがない予め決められた速度以上の速度で、一定の時間
内に予め決められた回数分以上、往復操作されたときの
当該操作つまみの動きが、調整モードの切り換えを指示
する特定の動くとして検出するようにされる。
【0028】これにより、操作つまみに誤って触れた
り、操作つまみをゆっくり操作しただけでは、自動調整
モードから手動調整モードへの切り換えは行われること
がないようにされる。また、撮像装置の使用者が調整モ
ードを切り換える意思を持って、調整モードの切り換え
を指示するために、操作つまみを一定の速度以上の速度
で、急激な反転操作(往復操作)を予め決められた回数
以上行った場合に、自動調整モードから手動調整モード
に切り換えられるので、自動調整モードから手動調整モ
ードへの切り換えを迅速に行うことができると共に、撮
像装置の使用者の意図しない調整モードの切り換えを確
実に防止することができる。
【0029】また、請求項5に記載の発明の撮像装置
は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記制御手段
は、前記手動調整モードに切り換えられた後、撮影が終
了したことを検知したときには、前記手動調整モードか
ら前記自動調整モードに切り換えることを特徴とする。
【0030】この請求項5に記載の撮像装置によれば、
手動調整モードに切り換えられた後に、例えば、電子ス
チルカメラの場合にあっては、シャッター釦スイッチが
押下された場合には、手動で撮像装置の光学系の調整値
の調整を行うようにした被写体に対する撮影は終了した
と判断し、自動的に手動調整モードから自動調整モード
に切り換えられる。
【0031】これにより、撮像装置の使用者は、手動調
整モードから自動調整モードへの切り換え操作を行うこ
となく、手動調整モードから自動調整モードに切り換え
ることができるので、撮像装置が手動調整モードのまま
となることがなく、自動調整度に切り換えることができ
ずに、画像を良好に撮影することができなくなることが
ない。
【0032】また、請求項6に記載の発明の撮像装置
は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記制御手段
は、前記操作つまみ監視手段により、前記手動調整モー
ドに切り換えたときから、予め定められた時間の間に、
前記操作つまみが操作されなかったことを検知したとき
には、前記手動調整モードから前記自動調整モードに切
り換えることを特徴とする。
【0033】この請求項6に記載の撮像装置によれば、
操作つまみ監視手段において、自動調整モードから手動
調整モードに切り換えられたときから、一定時間、操作
つまみが操作されていないとことが確認されたときに
は、手動調整モードから自動調整モードに切り換えられ
る。
【0034】これにより、撮像装置が手動調整モードに
された後、撮像装置に対して操作を行わなければ、一定
時間経過後には、自動的に自動調整モードに戻るように
されるので、手動調整モードから自動調整モードに戻れ
なくなることがない。したがって、焦点距離や露出を自
動的に調整することができないために、画像を良好に撮
影することができなくなることを確実に防止することが
できる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による撮像装置および調整モード切り換え方法の一実
施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態
においては、後述もするように、CCD(固体撮像素
子)を備え、撮影した画像(静止画像)をデジタルデー
タとしてメモリに記録するいわゆる電子スチルカメラ
に、この発明による撮像装置および調整モード切り換え
方法を適用したものとして説明する。
【0036】図1は、この実施の形態の撮像装置を説明
するためのブロック図であり、図2は、この実施の形態
の撮像装置の外観を示す図である。まず、図2を参照し
ながら、この実施の形態の撮像装置の概要について説明
する。
【0037】図2に示すように、この実施の形態の撮像
装置は、シャッター釦スイッチ7を備え、このシャッタ
ー釦スイッチ7が押下されたときの被写体の画像を静止
画像として、自己の備えるメモリに記録することができ
るものである。
【0038】そして、この実施の形態の撮像装置は、被
写体から当該撮像装置までの距離を自動計測し、自動的
に焦点距離を合わせるようにするオートフォーカス機能
や、撮影場所の明るさを検知して、開口絞りやシャッタ
スピードを調整し、自動的に露出を調整するオートエク
スポーザ機能を備え、複雑な操作をすることなく、確実
かつ簡単に画像を良好に撮影することができるようにさ
れたものである。
【0039】もちろん、これらオートフォーカス機能、
オートエクスポーザ機能をオフにして、撮影者が手動で
焦点距離や露出を調整することもできるようにされてい
る。例えば、図2において、この撮像装置の筐体100
の側面に設けられたフォーカスつまみ8は、オートフォ
ーカス機能をオフにした場合、すなわち、焦点合わせに
ついて、手動で調整するようにする手動調整モードにし
た場合に、撮影者からの焦点合わせについての指示入力
を受け付けるものであり、手動調整モード時において
は、このフォーカスつまみ8を操作することにより、手
動で焦点合わせを行うことができるようにされている。
【0040】また、図2において、この撮像装置の筐体
100の側面に設けられた開口絞り調節つまみ9は、オ
ートエクスポーザ機能をオフにした場合、すなわち、露
出合わせについて、手動で調整するようにする手動調整
モードにした場合に、撮影者からの露出合わせについて
の指示入力を受け付けるものであり、手動調整モード時
においては、この開口絞り調節つまみ9を操作すること
により、撮像レンズの開口絞りを手動で調整することが
できるようにされている。
【0041】このように、この実施の形態の撮像装置
は、焦点距離や露出などのこの撮像装置の光学系の調整
値の調整を自動的に行う自動調整モードと、手動で撮影
者自らが調整する手動調整モードとの2つの調整モード
を備えている。そして、通常は、自動調整モードとされ
ているが、必要に応じて、簡単かつ迅速に手動調整モー
ドに切り換えて、焦点距離や露出の調整を手動で行うこ
とができるようにされたものである。
【0042】次に、図1を用いて、この実施の形態の撮
像装置について詳細に説明する。図1に示すように、こ
の実施の形態の撮像装置は、撮像レンズを備えた撮像レ
ンズ部1と、CCD(固体撮像素子)2と、信号処理部
3と、メモリ4と、LCD(液晶ディスプレイ)5と、
操作キー部6と、シャッター釦スイッチ7と、フォーカ
スつまみ8と、開口絞り調節つまみ9と、制御部10と
を備えている。
【0043】制御部10は、この撮像装置の各部を制御
するものであり、図示しないが、CPU、ROM、RA
Mなどを備えた、いわゆるマイクロコンピュータであ
る。
【0044】撮像レンズ部1は、撮像レンズや開口絞り
を調節するためのいわゆる絞り羽根を備え、被写体の画
像を、CCD2の撮像領域に形成するようにする。この
実施の形態の撮像レンズ部1は、制御部10からの制御
を受けて、撮像レンズ部1においての撮像レンズの位置
や開口絞りを調整し、焦点距離や露出など、この撮像装
置の光学系の調整値を自動または手動で調整することが
できるようにされたものである。
【0045】CCD2は、撮像レンズ部1を通じて、C
CD2の撮像領域に形成された画像を電気信号に変換
し、これを信号処理部3に供給する。
【0046】信号処理部3は、CCD2の撮像領域に形
成された画像に応じた電気信号の供給を受け、これをL
CD5の表示画面に当該画像を表示するための画像信号
に変換したり、あるいは、メモリ4に記録する形式のデ
ジタルデータに変換する。また、当該撮像装置の使用者
から再生指示が与えられたときには、メモリ4にデジタ
ルデータとして記録されている画像を読み出し、これを
LCD5の表示画面に表示するための画像信号に変換す
る。このように信号処理部3は、画像を形成する信号に
ついての処理を行うものである。
【0047】つまり、信号処理部3は、当該撮像装置に
電源が投入され、撮影が可能な状態にあるときには、C
CD2からの画像に応じた電気信号をLCD5の表示画
面に画像を表示するための画像信号に変換し、これをL
CD5に供給する。これにより、CCD2の撮像領域に
形成された画像がLCD5の表示画面に表示され、撮影
しようとする画像をLCD5の表示画面において確認す
ることができる。
【0048】また、信号処理部3は、当該撮像装置が撮
影が可能な状態にあるときに、当該撮像装置の筐体10
0に設けられたシャッター釦スイッチ7が押下されたと
きには、CCD2の表示領域に形成された画像に応じた
電気信号をメモリ4に記録する形式のデジタルデータに
変換し、これをメモリ4に供給する。これにより、シャ
ッター釦スイッチ7が押下されたときに、CCD2の撮
像領域に形成された被写体の画像がメモリ4に記録され
る。
【0049】また、信号処理部3は、当該撮像装置に電
源が投入されているときに、当該撮像装置の使用者か
ら、撮影した画像の再生指示が与えられたときには、メ
モリ4にデジタルデータとして記録されている画像を読
み出し、この読み出したデジタルデータをLCD5に表
示するための画像信号に変換する。そして、この画像信
号をLCD5に供給することによって、撮影した画像を
LCD5の表示画面に表示して見ることができる。つま
り、撮影した画像を再生して、見ることができるように
される。
【0050】メモリ4は、前述したように、シャッター
釦スイッチ7が押下されたときにCCD2の撮像領域に
形成された画像をデジタルデータとして記憶するもので
あり、例えばフラッシュメモリなどの書き込み可能な不
揮発性メモリである。
【0051】LCD5は、前述のように、撮影時におい
ては、CCD2の撮像領域に形成された画像を表示する
いわゆるファインダーとしての機能を有すると共に、メ
モリ4に記録されている画像を表示する表示モニタとし
ての機能を有するものである。
【0052】また、操作キー部6は、電源のオン/オフ
スイッチ、再生指示キー、撮影した画像の削除指示キー
などの各種の操作キーを備え、使用者からの指示入力を
受け付ける。この実施の形態において、制御部10は、
操作キー部6の操作キーが操作されたか否かを監視して
いる。そして、制御部10は、操作キー部6のいづれか
のキーが操作されたことを検知したときには、当該撮像
装置の各部を制御して、操作されたキーに応じた処理を
実行する。
【0053】シャッター釦スイッチ7は、前述したよう
に、当該撮像装置に対して、使用者が撮影タイミングを
指示するためのものである。また、フォーカスつまみ8
は、前述したように、手動調整モード時において、焦点
合わせを使用者が手動で行うようにした場合に操作され
るつまみであり、開口絞り調節つまみ9は、前述したよ
うに、手動調整モード時において、開口絞りの調整を使
用者が手動で行うようにした場合に操作されるつまみで
ある。
【0054】この実施の形態において、フォーカスつま
み8、開口絞り調節つまみ9は、焦点距離、露出につい
ての当該撮影装置の光学系の調整値を調整するための操
作つまみである。これら、フォーカスつまみ8、開口絞
り調節つまみ9は、図2に示したようにダイヤル形式の
回動操作が可能なものであり、オートフォーカス機能、
オートエクスポーザ機能をオフにして、焦点距離、露出
について、手動調整モードにしたときには、このフォー
カスつまみ8、開口絞り調節つまみ9を回動操作するこ
とにより、手動で焦点距離や露出の調節を行うことがで
きるようにされている。
【0055】また、この実施の形態において、フォーカ
スつまみ8は、撮像レンズ部1の撮像レンズと機構的に
つながっているものではなく、フォーカスつまみ8が直
接的に撮像レンズを動かして、焦点合わせを行うように
するものではない。同様に、開口絞り調節つまみ9は、
撮像レンズ部1の開口絞り羽根と機構的につながってい
るものではなく、開口絞り調節つまみ9が、直接的に開
口絞り羽根を動かして、露出の調整を行うようにするも
のではない。
【0056】つまり、フォーカスつまみ8は、手動調整
モード時にのみ、その動きが焦点合わせのための指示入
力として有効になり、このフォーカスつまみ8の動きに
応じて、制御部10が撮像レンズ部1の撮像レンズを移
動させるように制御して、焦点を合わせるように調整を
行う。同様に、開口絞り調節つまみ9は、手動調整モー
ド時にのみ、その動きが開口絞りの調整のための指示入
力として有効になり、この開口絞り調節つまみ9の動き
に応じて、制御部10が撮像レンズ部1の開口絞り羽根
を制御して、露出を調整するようにされている。
【0057】したがって、自動調整モード時において
は、フォーカスつまみ8や、開口絞り調節つまみ9を動
かしても、使用者が手動で焦点合わせや開口絞りの調整
を行うことはできない。自動調整モード時においては、
フォーカスつまみ8、開口絞り調節つまみ9の操作は、
焦点合わせや開口絞りの調整のための指示入力としては
意味を成さないようにされている。
【0058】そして、この実施の形態においては、自動
調整モード時において、フォーカスつまみ8、開口絞り
調節つまみ9の動きは、焦点合わせ、開口絞りの調整の
ための指示入力としては意味を成さないことを利用し
て、自動調整モード時において、フォーカスつまみ8、
開口絞り調節つまみ9が特定の動きをするように操作さ
れたことを検知した場合に、オートフォーカス機能、オ
ートエクスポーザ機能をオフにすることにより、自動調
整モードから手動調整モードに切り換える。
【0059】以下の説明においては、説明を簡単にする
ため、フォーカスつまみ8の動きに応じて、自動調整モ
ードから手動調整モードに切り換えられる焦点合わせの
場合を例にして、調整モードの切り換えについて説明す
る。
【0060】フォーカスつまみ8は、図2に示したよう
に、ダイヤル形式の回動操作が可能なものであり、この
実施の形態の撮像装置の使用者は、フォーカスつまみ8
を特定の動きさするように回動操作するだけで、自動調
整モードから手動調整モードに切り換えることができる
ようにされる。この場合、フォーカスつまみ8以外の操
作キーなどの操作は一切必要ない。
【0061】また、この場合、フォーカスつまみ8を操
作して、自動調整モードから手動調整モードに切り換え
られた後においては、フォーカスつまみ8の操作は、そ
のまま焦点合わせのための指示入力として有効とされる
ので、切り換え操作に引き続きスムースに手動で焦点合
わせを行うことができるようにされる。
【0062】以下に、この実施の形態の撮像装置の焦点
合わせについての調整モードの切り換え処理について、
図3〜図5を参照しながら説明する。
【0063】図3は、この実施の形態の撮像装置におい
ての焦点合わせについての調整モードの切り換え処理を
説明するためのフローチャードである。この処理は、撮
像装置の制御部10において実行される処理である。
【0064】この実施の形態の撮像装置は、前述したよ
うに、通常、焦点合わせについての調整モードは自動調
整モードとなるようにされている。そして、この実施の
形態の撮像装置の制御部10は、この自動調整モード時
においても、フォーカスつまみ8が操作された否かを監
視しており(ステップS1)、自動調整モード時におい
て、フォーカスつまみ8が操作されたと判断したときに
は、フォーカスつまみ8の動きを検出するためのつまみ
の動き検出ルーチンを実行する(ステップS2)。
【0065】つまみの動き検出ルーチンは、詳しくは後
述するが、この実施の形態の撮像装置の使用者が、手動
調整モードへの切り換えを指示するために、フォーカス
つまみ8を特定の動きをするように操作したか否かを検
出するものである。そして、このつまみの動き検出ルー
チンは、フォーカスつまみ8が特定の動きをするように
操作されたことを検出したときには、自動調整モードか
ら手動調整モードに切り換える指示、つまり、オートフ
ォーカス機能をオフする指示を出す。この場合、フォー
カスつまみ8の特定の動きは、フォーカスつまみ8に誤
って触れた程度では起こりえない動きとされる。
【0066】制御部10は、ステップS2の動き検出ル
ーチンにおいて、フォーカスつまみ8の特定の動きが検
出され、自動調整モードから手動調整モードへ切り換え
る指示が返されてきたか否かを判断する(ステップS
3)。このステップS3の判断処理において、ステップ
S2の動き検出ルーチンより、手動調整モードへの切り
換え指示が出されていないと判断したときには、制御部
10は、ステップS1からの処理を繰り返えす。
【0067】ステップS3の判断処理において、ステッ
プS2の動き検出ルーチンより、手動調整モードへの切
り換え指示が返されてきたと判断したときには、制御部
10は、オートフォーカス機能をオフにして(ステップ
S4)、焦点合わせについての調整モードを手動調整モ
ードに切り換える。
【0068】そして、手動調整モードとされた後におい
て、予め決められた所定時間内にフォーカスつまみ8が
操作されたか否かを検出するため、タイマーを所定時間
に、例えば数秒間にセットする(ステップS5)。つま
り、手動調整モードにされてから予め決められた設定時
間内に、焦点合わせのためにフォーカスつまみ8が操作
されているか否かを検出するため、予め決められた設定
時間にセットされたタイマーをスタートさせる。
【0069】次に、制御部10は、シャッター釦スイッ
チ7が押下されて、撮影が終了したか否かを判断する
(ステップS6)。ここで、まだシャッター釦スイッチ
7は押下されておらず、撮影は終了していないと判断し
たときには、フォーカスつまみ8が操作されて、焦点合
わせが行われているか否かを判断し(ステップS7)、
フォーカスつまみ8が操作されていると判断した場合に
は、ステップS5からの処理を繰り返す。つまり、ステ
ップS5でセットしたタイマーをセットし直して、ステ
ップS6、ステップS7の判断処理を繰り返すようにす
る。
【0070】ステップS7に判断処理において、フォー
カスつまみ8が操作されていないと判断したときには、
ステップS5においてタイマーをセットしてからの経過
時間が、予め決められた所定時間(設定時間)を越えた
か否かを判断する(ステップS8)。このステップS8
の判断処理は、予め決められた所定時間、フォーカスつ
まみ8が操作されないことを検出するための判断処理で
あり、タイマーをセットしてからの経過時間が、設定時
間を越えていないときには、タイマーのインクリメント
を継続したまま(ステップS9)、ステップS6からの
処理を繰り返す。
【0071】ステップS8の判断処理において、タイマ
ーをセットしてからの経過時間が設定時間を超えたと判
断したとき、つまり、タイマーをセットしてから予め決
められた所定時間の間、フォーカスつまみ8は操作され
ず、手動による焦点合わせは行われていないと判断した
ときには、オートフォーカス機能をオンにすることによ
り(ステップS10)、手動調整モードから自動調整モ
ードに切り換えて、この処理を終了する。
【0072】また、ステップS6の判断処理において、
シャッター釦スイッチ7が押下されて撮影が終了したと
判断したときには、手動で焦点距離を合わせた被写体に
ついての撮影は終了したので、オートフォーカス機能を
オンにすることにより(ステップS10)、手動調整モ
ードから自動調整モードに切り換えて、この処理を終了
する。
【0073】このように、この実施の形態の撮像装置
は、フォーカスつまみ8を操作するだけで、オートフォ
ーカス機能をオフにすることにより、焦点合わせについ
て自動調整モードから手動調整モードに切り換え、手動
で撮像レンズの撮像レンズ部1においての位置を調整
し、焦点距離を合わせることができる。
【0074】また、撮影が終了したり、手動調整モード
にされた後に予め決められた時間の間、フォーカスつま
みが操作されなかったときには、自動的にオートフォー
カス機能がオンにされ、手動調整モードから自動調整モ
ードに切り換えられる。これにより、この撮像装置の使
用者は、切り換え操作を行うことなく、手動調整モード
から自動調整モードに切り換えることができる。
【0075】次に、図3に示した焦点合わせについての
調整モードの切り換え処理において、ステップS2で実
行されるフォーカスつまみ8の動き検出ルーチンについ
て説明する。図4は、この実施の形態の撮像装置におい
て、手動調整モードへの切り換えを指示する動きとして
検出するフォーカスつまみ8の特定の動きについて説明
するための図である。
【0076】図4は、横軸を時間、縦軸をフォーカスつ
まみ8の操作距離とし、フォーカスつまみ8の動きを折
れ線で表したものである。また、フォーカスつまみ8の
動きを表す折れ線の傾きは、フォーカスつまみ8の回転
速度を示している。
【0077】図4は、撮像装置の使用者が、フォーカス
つまみ8をFar(遠)方向に回動させた場合には、図
4において、フォーカスつまみ8は上側方向(プラスに
方向)に動いたものとして表し、フォーカスつまみ8を
Near(近)方向に回動させた場合には、図4におい
て、フォーカスつまみ8は下側方向(マイナス方向)に
動いたものとして表したものである。
【0078】そして、この実施の形態の撮像装置におい
ては、撮像装置の使用者により操作されたフォーカスつ
まみ8の動きが、フォーカスつまみ8が停止している状
態から動かされた時点を起点として、手動調整モードへ
の切り換えを指示する動きか否かを検出するために設け
られる予め決められた検出時間内に、予め決められた速
度以上の速度で回動操作されるフォーカスつまみ8の操
作方向(回動方向)が、予め決められた回数以上変更さ
れた場合を手動調整モードへの切り換えを指示する特定
の動きとして検出するようにする。
【0079】例えば、フォーカスつまみ8の回動方向の
急激な往復操作(反転操作)が複数回行われた場合に、
これを撮像装置の操作者からの自動調整モードから手動
調整モードへの切り換え指示であると判断するようにす
る。この実施の形態においては、数秒間に、4回以上、
フォーカスつまみ8が、回動方向を変えて動かされた場
合に、これを手動調整モードへの変更を指示する特別の
動きとして検知する。
【0080】つまり、図4に示すように、それまで操作
されることなく停止していたフォーカスつまみ8が、時
刻t1からFar方向に回動操作された場合に、この時
刻t1を起点として、手動調整モードへの切り換えを指
示するフォーカスつまみ8の動きを検出するための検出
時間(切り換え操作検出時間)TTを設定する。そし
て、この検出時間TTの間に、フォーカスつまみ8が何
回操作方向を変えて操作されたかを数えることにより、
フォーカスつまみ8の動きは、手動調整モードへの切り
換えを指示する特別な動きか否かを検出する。
【0081】この図4に示す例の場合には、フォーカス
つまみ8が、時刻t1からFar方向に回動操作され
て、時刻t2から、フォーカスつまみ8は、Near方
向に回動操作されている。
【0082】同様にして、フォーカスつまみ8は、時刻
t3において、Near方向からFar方向に、時刻t
4においては、Far方向からNear方向に、時刻t
5において、Near方向からFar方向に、時刻t6
においては、Far方向からNear方向に回動操作さ
れている。
【0083】つまり、時刻t2、t3、t4、t5、t
6のそれぞれにおいて、フォーカスつまみ8はその操作
方向が反転するように操作されている。したがって、こ
の図4に示す例の場合には、切り換え操作検出時間TT
内に、時刻t2、t3、t4、t5の時点で操作方向が
変えられているので、この場合には、フォーカスつまみ
8は、手動調整モードへの切り換えを指示する特定の動
きをするようにされたと判断して、図3を用いて前述し
たように、当該撮像装置は、自動調整モードから手動調
整モードに切り換えられる。
【0084】このように、調整モードを切り換えようと
する場合には、時刻t1を起点として予め決められる切
り換え操作検出時間TT内に、フォーカスつまみ8を4
回以上、反転回動操作(往復回動操作)しなければなら
ないので、フォーカスつまみ8は、図4の折れ線の傾き
が示すように、一定の速さ以上の速さで、急峻に往復回
動操作されることになる。
【0085】したがって、フォーカスつまみ8に誤って
一瞬だけ触れてしまった場合やフォーカスつまみ8に触
れていることに気付かずにフォーカスつまみ8をゆっく
りと回動させた場合など、切り換え検出時間TT内にフ
ォーカスつまみの操作方向の往復回数が4回に満たない
場合には、自動調整モードから手動調整モードに切り換
えられることはなく、オートフォーカス機能のままにさ
れる。
【0086】図5は、図3に示した焦点合わせについて
の調整モードの切り換え処理において、ステップS2で
実行されるフォーカスつまみ8の動き検出ルーチンを説
明するためのフローチャートである。このフォーカスつ
まみ8の動き検出ルーチンは、図4を用いて説明した方
法を用いて、フォーカスつまみ8が特定の動きをするよ
うにされたか否かを検出する場合の処理である。
【0087】図3に示したフローチャートのステップS
1において、フォーカスつまみ8が操作されたことが検
出されると、撮像装置の制御部10は、図4に示すフォ
ーカスつまみ8の動き検出ルーチンを実行する。
【0088】まず、制御部10は、タイマーをセットす
る(ステップS21)。このタイマーは、フォーカスつ
まみ8の動きが、手動調整モードへの切り換えを指示す
る動きか否かを検出するための切り換え操作検出時間T
Tを定めるものである。
【0089】そして、制御部10は、この実施の形態に
おいて、回動操作されるフォーカスつまみ8の操作方向
(回動方向)の変更回数Nをリセットし(ステップS2
2)、フォーカスつまみの操作方向が、変更されたか否
かを判断する(ステップS23)。
【0090】ステップS23の判断処理において、フォ
ーカスつまみ8の操作方向が変更されたと判断したとき
には、操作方向の変更回数Nに1を加算し、変更回数N
が、予め決められた回数以上、この実施の形態において
は4回以上か否かを判断し(ステップS25)、4回以
上である場合には、オートフォーカス機能をオフにする
指示、すなわち、焦点合わせについて、自動調整モード
から手動調整モードに切り換える指示を図3に示したメ
インルーチンに返し(ステップS27)、当該メインル
ーチンに戻る。
【0091】ステップS25の判断処理において、変更
回数Nが4回以上でないと判断した場合には、切り換え
操作検出時間TTが経過したか否か、すなわち、タイム
アウトとなったか否かを判断し(ステップS26)、タ
イムアウトになっていないと判断したときには、ステッ
プS23からの処理を繰り返す。
【0092】また、このステップS26の判断処理にお
いて、タイムアウトになったと判断したときには、フォ
ーカスつまみ8の動きは、手動調整モードへの切り換え
を指示する動きではないと判断し、フォーカスつまみ8
の動きを無視し、この図5に示した動き検出ルーチンを
終了して、図3に示したメインルーチンに戻る。
【0093】また、ステップS23の判断処理におい
て、フォーカスつまみの操作方向は変わっていないと判
断したときには、ステップS24、ステップS25の処
理をバイパスし、ステップS26の判断処理を行う。
【0094】このように、この実施の形態においては、
フォーカスつまみ8の操作方向が設定時間内に複数回反
転するという特定の動きを、使用者からの自動調整モー
ドから手動調整モードへの変更指示と判断する。
【0095】これにより、フォーカスつまみ8に誤って
触れてしまった場合や、フォーカスつまみ8に触れてい
ることに気付かずにフォーカスつまみ8をゆっくり回動
させてしまった場合などのように、偶然に発生するよう
なフォーカスつまみ8の動きは、手動調整モードへの切
り換えを指示する特定の動きとはされないので、間違っ
て、オートフォーカス機能をオフにして、手動調整モー
ドにしてしまうことがないようにされる。
【0096】このように、この実施の形態の撮像装置
は、フォーカスつまみ8のみの操作により、焦点合わせ
について、自動調整モードから手動調整モードに迅速に
切り換えることができる。また、手動調整モードに切り
換えられた後においては、フォーカスつまみ8の操作
が、焦点合わせのための指示入力として有効となるの
で、調整モードの切り換えに引き続き、スムースに焦点
合わせを行うことができる。
【0097】また、自動調整モードから手動調整モード
に切り換えた後に、シャッタ釦スイッチ7を押下するこ
とにより撮影を終了するか、手動調整モードに切り換え
られたのち、予め決められた所定時間内(例えば、数秒
間内)に、フォーカスつまみ8が操作されなかった場合
には、自動的に手動調整モードから自動調整モードに切
り換えられる。これにより、手動調整モードのままとな
ることがなく、カメラ操作に不慣れな使用者であって
も、焦点が合わなくなり、撮影ができなくなってしまう
などというトラブルを起こすことがない。
【0098】また、この実施の形態においては、フォー
カスつまみ8の特定の動きを検出するために設定される
切り換え操作検出時間TTや操作方向の反転回数は、当
該撮像装置の使用者が、操作キー部6の操作キーを操作
することによって、任意の値に変更することができるよ
うにされている。
【0099】これにより、例えば、切り換え操作検出時
間TTを短くすると共に、フォーカスつまみ8の操作方
向の反転回数を3回、2回、あるいは1回というように
少なくすれば、手動調整モードへのより迅速な切り換え
が可能になる。
【0100】また、撮像装置の使用者がフォーカスつま
み8に誤って触れてしまった場合、フォーカスつまみ8
は、極端に早く回動することが多い。また、撮像装置の
使用者が、無意識のうちにフォーカスつまみ8に触れて
しまっているような場合には、フォーカスつまみ8は、
極端に遅く回動することが多い。
【0101】このため、例えば、フォーカスつまみ8の
回転速度にスレッショールドを設定しておき、フォーカ
スつまみ8の極端に早い回動操作、および、極端に遅い
回動操作は異常とみなして、フォーカスつまみ8の動き
としては無視するようにすれば、より正確に手動調整モ
ードへの切り換え指示を検出するようにすることができ
る。
【0102】また、この実施の形態の撮像装置は、前述
したように、オートエクスポーザ機能をもそなえてお
り、露出についても自動調整モードと、手動調整モード
とを有している。この露出の調整についても、手動調整
モード時においては、撮像装置に設けられている開口絞
り調節つまみ9を、前述のフォーカスつまみ8と同様に
操作することにより、オートエクスポーザ機能をオフに
して、開口絞り調節つまみ9の操作に応じて、開口絞り
を手動で調整することができるようにされる。
【0103】この場合、シャッタースピードは、予め決
められたままとなるが、手動調整モードに切り換えられ
た後においては、操作キー部6のシャッタースピードの
切り換えキーを操作することにより、シャッタースピー
ドについても手動で調整することができるようにされ
る。
【0104】なお、フォーカスつまみ8、あるいは、開
口絞り調節つまみ9は、図2に示した、フォーカスつま
み8のように、撮像装置の側面に設けるものに限るもの
ではない。例えば、撮像装置の筐体100の裏面側な
ど、撮像装置の使用者によって操作可能な位置に設ける
ことができる。
【0105】また、フォーカスつまみ8、あるいは、開
口絞り調節つまみ9などの操作つまみは、この実施の形
態に場合のように、ダイヤル式の回動操作が可能なもの
に限るものではなく、例えば、図6に示すように、撮像
装置の撮像レンズを備えた鏡筒の一部分に設けられた操
作つまみ18や、鏡筒の周囲を覆うようなリング状の操
作つまみであってもよい。
【0106】また、フォーカスつまみ8、あるいは、開
口絞り調節つまみ9などの操作つまみは、上下方向、あ
るいは、左右方向というように、2方向への移動が可能
なレバー形式の操作つまみや、いわゆるシーソースイッ
チのようなものであってもよい。つまり、フォーカスつ
まみ8、あるいは、開口絞り調節つまみ9などの操作つ
まみは、Far方向とNear方向のように、2方向の
調整が可能な操作つまみであればよい。
【0107】また、前述の実施の形態においては、フォ
ーカスつまみ8を一定時間内に複数回反転操作した場合
には、オートフォーカス機能をオフにし、開口絞り調節
つまみ9を一定時間内に複数回反転操作した場合には、
オートエクスポーザ機能をオフにするというように、オ
ートフォーカス機能と、オートエクスポーザ機能とは、
別々に調整モードを切り換えるようにした。しかし、こ
れに限るものではない。
【0108】例えば、フォーカスつまみ8、または、開
口絞り調節つまみ9のいづれかが、一定時間内に複数回
反転操作した場合には、オートフォーカス機能およびオ
ートエクスポーザ機能をオフにする。つまり、撮像装置
の光学系についての調整値の調整モードをすべてオフに
する。そして、フォーカスつまみ8が操作されたときに
は、焦点合わせの手動での調整を可能にし、開口絞り調
節つまみ9が操作されたときには、開口絞りの手動での
調整を可能にするようにすることができる。
【0109】また、前述の実施の形態においては、焦点
合わせのためのフォーカスつまみ8と、開口絞りの調節
のための開口絞り調節つまみ9とを設けるようにした。
しかし、複数の操作つまみを撮像装置に設けないように
することもできる。
【0110】例えば、押下操作と回動操作とが可能な、
いわゆるジョグダイヤルキーと呼ばれる操作つまみを撮
像装置に設ける。そして、このジョグダイヤルキーを押
下操作したときには、焦点距離や露出など調整する調整
値の種類(調整項目)を変更することができるようにす
る。そして、目的の調整項目を選択し、ジョグダイヤル
キーを前述したように、一定時間内に、複数回反転操作
することにより、その選択された調整項目について手動
調整モードとなり、これ以降、ジョグダイヤルキーの回
動操作は、選択された調整項目の調整入力として有効と
なるようにすることができる。
【0111】また、この押下操作と、回動操作とが可能
なジョグダイヤルキーを用いる他の例として、まず最初
に、ジョグダイヤルキーを、一定時間内に、複数回反転
操作することにより、当該撮像装置の光学系の調整値の
すべての調整について、手動調整モードにする。この
後、ジョグダイヤルキーを押下操作することにより、調
整項目を選択し、ジョグダイヤルキーを回動操作するこ
とにより、選択した調整項目の調整を行うようにするこ
ともできる。
【0112】このように、押下操作および回動操作が可
能なジョグダイヤルキーを用いることにより、複数の操
作キーを撮像装置に設けることもない。また、ジョグダ
イヤルキーの特定の動きを検出することにより、自動調
整モードから手動調整モードに迅速かつ簡単に切り換え
ることができる。
【0113】なお、この実施の形態においては、いわゆ
る電子スチルカメラにこの発明による撮像装置および調
整モード切り換え方法を適用したものとして説明した
が、電子スチルカメラに限るものではなく、ビデオカメ
ラやフィルムに画像を記録する通常のカメラなどにこの
発明を適用することができる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明の撮像装置によれば、オートフォーカス機能、オー
トエクスポーザ機能などの撮像装置に搭載された機能だ
けでは対応しきれない、例えば逆光時など特殊な撮影環
境下でも、瞬時にして、手動調整モードに切り換えて、
撮像装置の光学系の調整値を迅速に最適な値に手動調整
して、画像を良好に撮影することができる。特に、操作
つまみだけの操作で、手動調整モードに切り換えること
ができるので、より使いやすい撮像装置を提供すること
ができる。
【0115】また、撮像装置の使用者による操作つまみ
の特定の操作(動き)を検出した場合に自動調整モード
から手動調整モードに移行するので、誤操作による意図
しない調整モードの切り換えを発生しないようにするこ
とができる。
【0116】また、請求項2に記載の発明の撮像装置に
よれば、調整モードを切り換えるためには、通常の操作
つまみの操作とは異なる態様で操作つまみを操作しなけ
ればならないので、ユーザの意図しない調整モードの切
り換えの発生を防止することができる。
【0117】また、請求項3に記載の発明の撮像装置に
よれば、予め定められる一定速度以上の操作つまみの往
復操作を、ユーザからの調整モードの切り換え指示とし
て検出するので、迅速な調整モードの切り換え指示がで
きるようにされると共に、操作つまみに誤って触れてし
まった場合などにおいては、自動調整モードから手動調
整モードへの切り換えは行われないので、ユーザの意図
しない調整モードの変更を防止することができる。
【0118】また、請求項4に記載の発明の撮像装置に
よれば、撮像装置の使用者が調整モードを切り換える意
思を持って、調整モードの切り換えを指示するために、
操作つまみを一定の速度以上の速度で、急激な反転操作
(往復操作)を予め決められた回数以上行った場合に、
自動調整モードから手動調整モードに切り換えられるの
で、自動調整モードから手動調整モードへの切り換えを
迅速に行うことができると共に、撮像装置の使用者の意
図しない調整モードの切り換えを確実に防止することが
できる。
【0119】また、請求項5に記載の発明の撮像装置に
よれば、撮影が終了した場合には、手動調整モードにさ
れている場合であっても、自動的に自動調整モードに切
り換えられるので、撮像装置の使用者は、手動調整モー
ドから自動調整モードへの切り換え操作を行うことな
く、手動調整モードから自動調整モードに切り換えるこ
とができる。これにより、撮像装置が手動調整モードの
ままとなることがなく、自動調整モードに切り換えるこ
とができずに、画像を良好に撮影することができなくな
ることがないようにすることができる。
【0120】また、請求項6に記載の発明の撮像装置に
よれば、手動調整モードにした後、一定時間内に操作つ
まみが操作されなかった場合には、つまり、手動調整が
行われない場合には、自動的に自動調整モードに戻るよ
うにされるので、手動調整モードから自動調整モードに
戻れなくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による撮像装置の一実施の形態を説明
するためのブロック図である。
【図2】図1に示した実施の形態の撮像装置の外観を説
明するための図である。
【図3】この発明による撮像装置の一実施の形態におい
て行われる調整モードの切り換え処理を説明するための
フローチャートである。
【図4】この発明による撮像装置の一実施の形態におい
て、使用者からの調整モードの切り換え指示として検出
するフォーカスつまみの特定の動きについて説明するた
めの図である。
【図5】この発明による撮像装置の一実施の形態におい
て行われるフォーカスつまみの特定の動き検出処理を説
明するためのフローチャートである。
【図6】フォーカスつまみなどの操作つまみの他の例を
説明するための図である。
【符号の説明】
1…撮像レンズ部、2…CCD、3…信号処理部、4…
メモリ、5…LCD、6…操作キー部、7…シャッター
釦スイッチ、8…フォーカスつまみ、9…開口絞り調節
つまみ、10…制御部、100…筐体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露出や焦点距離などの光学系の調整値の調
    整を、自動的に行う自動調整モードと、使用者からの指
    示入力に基づいて行う手動調整モードとを有する撮像装
    置であって、 前記手動モードにあるときに、ユーザからの前記調整値
    の指示入力を受け付ける操作つまみと、 前記操作つまみの動きを監視する操作つまみ監視手段
    と、 前記操作つまみが、特定の動きをするように操作された
    ことを前記操作つまみ監視手段が検知したときに、前記
    自動調整モードから前記手動調整モードに切り換える制
    御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記操作つまみの前記特定の動きは、前記
    操作つまみの前記調整値の指示入力のためのユーザによ
    る手動操作とは異なる態様の操作によるものであること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】前記操作つまみの前記特定の動きは、前記
    操作つまみの予め定められた一定速度以上の速度での往
    復操作によるものであることを特徴とする請求項1に記
    載の撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の撮像装置において、 前記操作つまみの前記特定の動きは、予め定められた一
    定時間内において、前記操作つまみの予め定められた複
    数回の往復操作によるものであることを特徴とする撮像
    装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記手動調整モードに切
    り換えられた後、撮影が終了したことを検知したときに
    は、前記手動調整モードから前記自動調整モードに切り
    換えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記操作つまみ監視手段
    により、前記手動調整モードに切り換えたときから、予
    め定められた時間の間に、前記操作つまみが操作されな
    かったことを検知したときには、前記手動調整モードか
    ら前記自動調整モードに切り換えることを特徴とする請
    求項1に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】露出や焦点距離などの光学系の調整値の調
    整を、自動的に行う自動調整モードと、使用者からの指
    示入力に基づいて行う手動調整モードとを有する撮像装
    置においての調整モード切り換え方法であって、 前記手動モード時に前記調整値の指示入力を受け付ける
    操作つまみの動きを監視し、前記操作つまみが、特定の
    動きをするように操作されたことを検知したときには、
    前記自動調整モードから前記手動調整モードに切り換え
    ることを特徴とする調整モード切り換え方法。
  8. 【請求項8】前記操作つまみの前記特定の動きは、前記
    操作つまみの前記調整値の指示入力のためのユーザによ
    る手動操作とは異なる態様の操作によるものであること
    を特徴とする請求項7に記載の調整モード切り換え方
    法。
  9. 【請求項9】前記操作つまみの前記特定の動きは、前記
    操作つまみの予め定められた一定速度以上の速度での往
    復操作によるものであることを特徴とする請求項7に記
    載の調整モード切り換え方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の調整モードの切り換え
    方法において、 前記操作つまみの前記特定の動きは、予め定められた一
    定時間内において、前記操作つまみの予め定められた複
    数回の往復操作によるものであることを特徴とする調整
    モード切り換え方法。
  11. 【請求項11】前記手動調整モードに切り換えられた
    後、撮影が終了したときには、前記手動調整モードから
    前記自動調整モードに切り換えることを特徴とする請求
    項7に記載の調整モード切り換え方法。
  12. 【請求項12】前記手動調整モードに切り換えたときか
    ら、予め定められた時間の間に、前記操作つまみが操作
    されなかったときには、前記手動調整モードから前記自
    動調整モードに切り換えることを特徴とする請求項7に
    記載の調整モード切り換え方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139665A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sony Corp 撮像方法及び装置
JP2002333660A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Sony Corp カメラ
JP2015075665A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 株式会社ニコン 交換レンズおよびカメラボディ

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