JP6270508B2 - 撮像装置および撮像装置の画像表示方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置の画像表示方法 Download PDF

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本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話、デジタルカメラ付携帯端末(デジタルカメラ付モバイルツール)、デジタル撮影機能を持つ端末機器などの撮像装置および撮像装置の画像表示方法に関する。
デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話、デジタルカメラ付携帯端末(デジタルカメラ付モバイルツール)、デジタル撮影機能を持つ端末機器などの撮像装置において、被写体からの像は撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換され、デジタル化されて、CPUなどの中央処理回路に入力される。そして、中央処理回路で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施されてフラッシュメモリなどの記録部に記録される。
撮像装置は、通常、その背面に液晶ディスプレイなどを持ち、この液晶ディスプレイ(背面ディスプレイ)に、撮像手段からの画像信号がライブビューとして表示されるだけでなく、フラッシュメモリなどに記録された画像信号も中央処理回路で再生用に伸長されてレックビューとして撮影直後に自動的に表示される。再生モードに切り替えることなく、レックビューが撮影直後に自動的に表示されるため、撮影のタイミングや露出補正などを確認しながら撮影できる。そして、所定時間経過すると、レックビューの表示からライブビューの表示に戻される。
もちろん、再生モードに切り替えることによって、任意の再生画像を背面ディスプレイにいつでも表示できる。
レックビューの表示時間は、通常、予め設定(標準設定)されているが、設定変更によって調整できる。たとえば、セルフタイマー撮影時においては、撮影者が撮像装置に戻る前にレックビューが終了して画像(撮影画像)を確認できないことがあり、設定変更によって表示時間を長くできる。しかし、表示時間が不適切である都度、設定を変更して調整するのは煩雑であるため、自動的に変更する構成も知られている。たとえば、特開2001−086374号公報では、セルフタイマー撮影モードを選択すると、レックビューの表示時間が通常撮影モードよりも長く設定される構成となっている。
なお、電子式ビューファインダ(EVF;Electronic View Finder)を備えた撮像装置においては、電子式ビューファインダを覗けば、電子式ビューファインダ(ビューディスプレイ)に表示された撮影前のライブビュー、撮影直後のレックビューを見ることができる。
特開2001−086374号公報
レックビューは撮影直後に背面ディスプレイ、または、ビューディスプレイに所定時間自動的に表示されるが、レックビューが表示されていれば、ライブビューは表示されず、レックビューの表示時にシャッターチャンスがあっても気付かないでシャッターチャンスを見逃すこととなる。
また、通常、ライブビューにおいては、画像を拡大・縮小して構図などの適否を認識できるが、レックビューは等倍表示に固定されており、ピントなどの適否を認識することが難しい。
上記のように、従来においては、レックビューの表示そのものや表示時間などを容易に制御できる構成となっていない。
本発明は、レックビューの表示を容易に制御できる撮像装置の提供を目的としている。
また、本発明は、撮像装置のレックビューの表示を容易に制御できる撮像装置の画像表示方法の提供を目的としている。
すなわち、請求項1記載の本発明によれば、その周りにレンズリングが回転可能に設けられた撮影レンズと、撮影レンズを介して被写体が撮像される撮像手段と、ライブビュー、レックビューの表示可能な接眼式表示手段およびその表面にタッチスイッチが重ねて表示される直視式表示手段と、接眼を認識して接眼式表示手段のオン・オフを切換える接眼センサと、撮影時の姿勢の変化を検出する姿勢センサと、撮影レンズ、撮像手段、接眼式表示手段、直視式表示手段、接眼センサ、姿勢センサタッチスイッチ、レンズリングにおける撮影に関する処理を制御する撮影制御手段とを備え、撮影制御手段は、姿勢センサによって検出した撮影時の姿勢の変化を判定し、姿勢の変化がある場合で、接眼センサが接眼を認識すると、接眼式表示手段オフからオンに切換え、接眼式表示手段にライブビューをサブ画面としてレックビューとともに表示し、レンズリングの回転方向を検出することによってレックビューの表示時間を調整するように制御し、接眼センサが接眼を認識しなければ、タッチスイッチを直視式表示手段にレックビューと重ねて表示しタッチスイッチのタッチを検出することによってレックビューの表示時間を延長するように制御している。
また、請求項記載の本発明によれば、撮影レンズを介した被写体を撮像手段で撮像し、撮像手段からの画像信号をライブビューとして、また、撮像手段からの画像信号を光電変換し、画像処理を施して記録された画像信号を再生用に伸長してレックビューとして接眼式表示手段および直視式表示手段に表示可能な撮像装置の画像表示方法において、姿勢センサによって撮影時の姿勢を判定し、姿勢の変化がある場合で、接眼センサが接眼を認識すると、接眼式表示手段にライブビューをサブ画面としてレックビューとともに表示し、レンズリングの回転方向を検出することによってレックビューの表示時間を調整し、接眼センサが接眼を認識しなければ、タッチスイッチを直視式表示手段にレックビューと重ねて表示し、タッチスイッチのタッチを検出することによってレックビューの表示時間を延長している。
請求項1記載の本発明では、姿勢センサによって検出した撮影時の姿勢の変化を判定し、姿勢の変化がある場合で、接眼センサが接眼を認識していれば接眼式表示手段にライブビューがサブ画面としてレックビューとともに表示され、接眼センサが接眼を認識しなければレックビューが直視式表示手段に表示され、接眼という撮影時の自然な行為のもとで、接眼式表示手段、直視式表示手段のレックビューの表示を制御できる。
請求項記載の本発明では、姿勢センサによって撮影時の姿勢を判定し、姿勢の変化がある場合で、接眼センサによって接眼が認識されると、接眼式表示手段にライブビューをサブ画面としてレックビューとともに表示し、接眼センサが接眼を認識しなければ、レックビューを直視式表示手段に表示し、接眼という撮影時の自然な行為のもとで、接眼式表示手段、直視式表示手段のレックビューの表示を制御できる。
デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。 (A)(B)はアイセンサが接眼を認識したときのビューディスプレイのレックビュー認識の概念図、ビューディスプレイ画面をそれぞれ示す。 (A)(B)(C)はアイセンサが接眼を認識したときのビューディスプレイ画面、レックビューの表示時間を延長したときのビューディスプレイ画面、レックビューの表示時間がゼロとなったときのビューディスプレイ画面をそれぞれ示す。 (A)(B)(C)はアイセンサが接眼を認識しないときの背面ディスプレイのレックビュー認識の概念図、レックビューの表示時間を延長するスイッチを表示した背面ディスプレイ画面、画面を拡大するスイッチを表示した背面ディスプレイ画面をそれぞれ示す。 (A)(B)は拡大スイッチとともに拡大位置を変更するスイッチを表示した背面ディスプレイ画面、および拡大位置変更後の背面ディスプレイ画面をそれぞれ示す。 本発明の一実施例に係る撮影制御のフローチャートを示す。 背面ディスプレイに拡大表示されたレックビューの撮影制御のフローチャートを示す。 図7のサブルーチンAのフローチャートを示す。
撮像装置は、その周りにレンズリングが回転可能に設けられた撮影レンズと、撮影レンズを介して被写体が撮像される撮像手段と、ライブビュー、レックビューの表示可能な接眼式表示手段およびその表面にタッチスイッチが重ねて表示される直視式表示手段と、接眼を認識して接眼式表示手段のオン・オフを切換える接眼センサと、撮影時の姿勢の変化を検出する姿勢センサと、撮影レンズ、撮像手段、接眼式表示手段、直視式表示手段、接眼センサ、姿勢センサタッチスイッチ、レンズリングにおける撮影に関する処理を制御する撮影制御手段とを備えている。そして、撮影制御手段は、姿勢センサによって検出した撮影時の姿勢の変化を判定し、姿勢の変化がある場合で、接眼センサが接眼を認識すると、接眼式表示手段オフからオンに切換え、接眼式表示手段にライブビューをサブ画面としてレックビューとともに表示し、レンズリングの回転方向を検出することによってレックビューの表示時間を調整するように制御し、接眼センサが接眼を認識しなければ、タッチスイッチを直視式表示手段にレックビューと重ねて表示しタッチスイッチのタッチを検出することによってレックビューの表示時間を延長するように制御している。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。図2(A)(B)はアイセンサが接眼を認識したときのビューディスプレイのレックビュー認識の概念図、ビューディスプレイ画面をそれぞれ示す。
図1に示すように、デジタルカメラ(撮像装置)10は、中央処理回路(撮影制御手段)12、撮像部13、メモリ(記録部)14、クロック(計時部)15、モニタ16、タッチパネル17、撮影判定部18、アイセンサ(接眼センサ)19、姿勢センサ20、撮影レンズ30などを備えて構成されている。
実施例では、撮影レンズ30は着脱されて交換可能なタイプとされ、撮影レンズとの間で情報(信号)をやり取りする(交換する)ための通信部11、31がデジタルカメラ側、撮影レンズ側にそれぞれ設けられている。もちろん、撮影レンズ30を着脱されない一体型としてもよい。
撮影レンズ30についてまず説明すると、撮影レンズは、レンズリング32、エンコーダ33、制御手段(レンズ制御手段)34、レンズ群35a、35b、絞り部35c、駆動部36a、36bなどを有している。レンズリング32は、撮影レンズの本体(レンズ枠)の周りに回転可能に取付けられ、レンズリングを回転させることによって、撮影時のピントの制御などが調整される。レンズリング32が回転されると、フォトカプラなどのエンコーダ33によってレンズリングの回転量、回転方向、回転速度が検出される。
レンズ群35aはピント制御のためのレンズ群、レンズ群35bは焦点距離を変更するズーム制御用のレンズ群であり、絞り部35cは、レンズ群35a、35bと同様に光路に配置されている。レンズ群35a、35bは、モータなどの駆動部(レンズ駆動部)36aを駆動することによってその位置が変更(調整)される。変更された位置は位置検出部36cで検出される。変更した位置をメカスイッチ、フォトカプラなどの初期位置判定SW(スイッチ)36dで判定してもよい。また、駆動部(絞り駆動部)36bを駆動して絞り部35cの絞りを変えることによって光路を通過する光束が変更される。
制御手段(レンズ制御手段)34は位置判定部34a、駆動制御部34bなどを有して撮影レンズの動きを制御しており、レンズ群35a、35b、絞り部35cの駆動は制御手段の駆動制御部で制御され、制御手段の位置判定部で判定される。
撮影レンズ30以外の構成部材について述べると、中央処理回路(撮影制御手段)12は、たとえばCPU、MPUなどからなり、撮影に関するすべての処理を制御する。なお、上記のように撮影レンズに関する処理は(撮影レンズに)内蔵された制御手段34で処理されるが、その一部、たとえば、ピント制御のためのレンズ群35a、レンズリング32の動きは中央処理回路12で制御可能とされ、レンズリング32が回転されると、エンコーダ33によって検出されたレンズリングの回転量、回転方向、回転速度は、通信部11、31を介して中央処理回路12に入力される。中央処理回路12は、レンズリング32の回転を判定するレンズリング回転判定部12a、その回転判定に応じて表示手段のライブビュー、レックビューの表示を制御する表示制御部12bを有している。
撮像部(撮像手段)13は、CCD、CMOSセンサなどの撮像素子などからなり、被写体からの像は撮影レンズ30を介して撮像素子に結像され、光電変換され、デジタル化されて中央処理回路12に出力される。そして、中央処理回路12で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施され、たとえば静止画ではJPEG形式、動画ではH.264形式等で圧縮された画像ファイルに変換されてフラッシュメモリなどのメモリ(記録部)14に記録される。
クロック(計時部)15は撮影日時を計時し、その日時情報が撮影画像とともにメモリ14に記録されることにより、撮影画像は順序よく記録され、容易に検索できる。クロック14はストップウォッチ機能も持ち、たとえば、セルフタイマー撮影モードではストップウォッチ機能が自動的に起動する。
撮影に先立って撮影の構図やタイミングを確認するために、撮像部13からの画像信号は、モニタ(表示手段)16にライブビュー(スルー動画像)として表示される。また、モニタ16には、メモリ14内の画像信号が中央処理回路12で再生用に伸長されて、撮影直後にレックビューとして自動的に表示される。さらに、メモリ14内の画像信号は、中央処理回路12で再生用に伸長されて再生画像としてモニタ16に必要に応じて表示される。
実施例では、モニタ(表示手段)16として、露出して設けられて直視される表示手段(直視式表示手段)16aと、覗くことによって(接眼によって)目視される電子式ビューファインダ(EVF;Electronic View Finder)のような表示手段(接眼式表示手段)16bとを有している。電子式ビューファインダはファインダであるとともに、表示手段(ビューディスプレイ)でもある。
直視式表示手段16aは、液晶ディスプレイ(LCD)からなり、図2(B)に示すように、通常、デジタルカメラ10の背面(被写体と逆側;撮影者側)に設けられる。直視式表示手段(背面ディスプレイ)16aを撮像装置10の背面でなく側面に揺動可能に設け、側面からだけでなく、液晶ディスプレイを前後に揺動して背面、前面(被写体側)からライブビュー、レックビューを観察可能としてもよい。また、撮像装置10の背面に設けた直視式表示手段(背面ディスプレイ)16aを前後に揺動可能に設けて、前面(被写体側)からライブビュー、レックビューを観察可能としてもよい。液晶ディスプレイの代わりに有機ELディスプレイなどを背面ディスプレイ16aとしてもよい。
なお、背面ディスプレイ(直視式表示手段)16aには、タッチパネル17が設けられている。
接眼式表示手段としての電子式ビューファインダ(ビューディスプレイ)16bも、背面ディスプレイ(直視式表示手段)16aと同様に、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどから形成される。
撮影判定部18はパワースイッチ(電源スイッチ)の操作、レリーズスイッチ18aの操作、撮影・再生モード選択などの撮影者のスイッチ操作を検出、判定し、その判定結果が中央処理回路12に出力されて中央処理回路において対応した制御がなされる。
電子式ビューファインダ(ビューディスプレイ;接眼式表示手段)16bは、デジタルカメラ10のたとえば上面中央に設けられ、アイセンサ(接眼センサ)19がビューファインダの直下でデジタルカメラの背面に設けられている。アイセンサ19は、赤外センサなどからなり、通常はオフとされ、撮影者がビューディスプレイ16bを覗くと、撮影者の接眼を検知、認識してオフからオンに切換えられ、接眼が認識されなくなると(接眼状態でなくなると)、オンからオフに切換えられる(オフに戻される)。
姿勢センサ20は、撮影レンズ30の光軸(撮影光軸)方向を中心としたデジタルカメラ10の姿勢の変化(傾き)を常時検出しており、たとえば、ホール素子、磁石などを組み合わせて、デジタルカメラの姿勢の変化(傾き)に対応した磁石の磁界変化をホール素子が常時検出する。そして、姿勢センサ20で検出されたデジタルカメラ10の傾きは中央制御装置12に出力されて姿勢の変化が判定され、デジタルカメラの姿勢に対応した状態でライブビューが背面ディスプレイ16a、または、ビューディスプレイ16bに表示され、撮影後は、レックビューがライブビューの代わりに所定時間自動的に表示される。
図2(A)に示すように、被写体を撮影する場合、たとえば、右手でレリーズスイッチ18aをすぐに押せるように、撮影レンズ30を左手で把持してぶれないように構えて、ビューディスプレイ16bを覗くと、アイセンサ19はビューディスプレイへの撮影者の接眼を検知、認識してオフからオンに切換えられる。そのため、撮影者はビューディスプレイ16bに表示されたライブビュー(スルー動画像)16LVを見ることができる(図2(B)参照)。
本発明では、アイセンサ19が接眼を検知、認識してオフからオンになると、ライブビュー16LV、レックビュー16RVが同時にビューディスプレイ16bに表示され、アイセンサが接眼を認識しないオフであれば、レックビューは背面ディスプレイ16aに表示される。なお、アイセンサ19のオン・オフとビューディスプレイ16bのオン・オフとは一致する。
図3(A)(B)(C)はアイセンサが接眼を認識したときのビューディスプレイ画面、レックビューの表示時間を延長したときのビューディスプレイ画面、レックビューの表示時間がゼロとなったときのビューディスプレイ画面をそれぞれ示す。
まず、撮影者がレックビューをビューディスプレイ(電子式ビューファインダ)16bで確認する場合について述べる。
アイセンサ19が接眼を認識すると、たとえば、撮影直後は、ビューディスプレイ16bはレックビュー画面となるが、図3(A)に示すように、ライブビュー16LVもサブ画面で同時に表示される。そして、レックビュー16RVの表示時間は、ビューディスプレイ16bを覗いたまま、撮影レンズの周りに回転可能に設けられたレンズリング32を操作して調整される。すなわち、撮影者は左手で撮影レンズ30を把持しているため、ビューディスプレイ16bを覗きながらでも、撮影レンズの周りのレンズリング32を操作でき、レンズリングの操作のもとでレックビュー16RVの表示時間を調整できる。
図3(A)に示すように、砂時計116がビューディスプレイ16bに、レックビュー16RV、ライブビュー16LVとともに表示される。そして、レックビューの標準表示時間(初期設定値)からの残り時間が砂時計116でビューディスプレイ16bに表示され、砂時計での残り時間(砂の量)を見ながらレンズリング32が操作される。レンズリング32が回転されると、その回転量、回転方向、回転速度をエンコーダ33が判定し、通信部31、11を介在してその判定結果が、中央処理回路12に入力され、処理されて、レックビューの表示時間が中央処理回路によって制御される。
たとえば、レンズリング32が、撮影者から見て撮影光軸の周りで時計方向に回転されると、レックビュー16RVの表示時間が延長され、反時計方向に回転されると短縮され、延長、短縮の時間は回転量に比例して調整される。そして、表示時間が延長されると砂時計116の砂の量が増え(図3(B)参照)、短縮されると砂の量が減ることによって、表示時間の調整が目視される。
また、回転速度が所定値よりも大きく、急激な速度変化が判定されれば、その回転が時計方向のものであれば、たとえば、標準表示時間に戻され、反時計方向のものであれば、表示時間がゼロとなってレックビューが中断される。つまり、レンズリング32を反時計方向に急激に回転させれば、図3(A)のレックビュー16RV、ライブビュー16LVの同時表示の画面から、図3(C)のライブビューだけの表示画面に切換えられ、撮影体制に直ちに移行できる。
レンズリング32を回転することによって、ビューディスプレイ16bを覗いたままでもビューディスプレイのレックビュー16RVの表示時間を、撮影者が任意に延長、短縮して容易に調整、制御できる。そのため、レックビューの表示時間を延長することにより、ピントの適否などについて先の撮影を検討する時間を十分に確保できる。また、表示時間を短縮しゼロにすることにより、撮影体制に直ちに移してシャッターチャンスを逃すことなく撮影できる。
砂時計116は残り時間の表示手段として一般的で親しみやすく、レックビュー16RVの残り時間を砂時計で表示すれば、残り時間が視覚的に直ちに認識できる。しかし、残り時間の表示は砂時計116に限定されず、残り時間を直ちに認識できるものであればよく、たとえば、延び縮みする棒グラフなどで表示してもよい。
図4(A)(B)(C)はアイセンサが接眼を認識しないときの背面ディスプレイのレックビュー認識の概念図、レックビューの表示時間を延長するスイッチを表示した背面ディスプレイ画面、画面を拡大するスイッチを表示した背面ディスプレイ画面をそれぞれ示す。
次に、撮影者がレックビューを背面ディスプレイ16aで確認する場合について述べる。レックビューを背面ディスプレイ16aで確認している状態は、アイセンサ19、または、姿勢センサ20のいずれからも判定できるが、通常はアイセンサによって判定される。すなわち、撮影者が背面ディスプレイ16aを見ていれば、ビューディスプレイ(電子ビューファインダ)16bは覗かれておらず、アイセンサ19は接眼を検知、認識しないでオフのままであり、アイセンサのオフから、背面ディスプレイを見ている状態と判定される。また、図4(A)に示すように、デジタルカメラ10を回転させるなどの急激な姿勢の変化があれば、姿勢センサ20は撮影者が背面ディスプレイ16aを見ていると判定する。
撮影者がレックビューを背面ディスプレイ16aで確認する場合には、撮影にすぐに移行する必要がなく、ライブビュー16LVをレックビュー16RVに重ねて表示する必要はさほどなく、次の撮影をあわてて行うことよりも、先の撮影の改善点を認識することを重視し、レックビューを詳細に認識して判断するように構成される。もちろん、背面ディスプレイ16aに、ライブビューをレックビューに重ねて表示してもよい。
そして、撮影者が背面ディスプレイ16aを見ていれば、撮影レンズ30を把持していない右手の指が見えているため、本発明では、背面ディスプレイ上のレックビュー画面にタッチにふさわしい仕様を盛り込むこととしている。そのため、レックビューの表示時間を延長し、拡大表示するなどの工夫を加えている。
すなわち、図4(B)に示すように、レックビュー16RVの表示時間を延長するタッチスイッチ(延長スイッチ)17aが背面ディスプレイ上のレックビューに重ねてアイコンとして表示される。そして、延長スイッチ17aを操作すると、図4(C)に示すように、レックビューを拡大表示するタッチスイッチ(拡大スイッチ)17bが背面ディスプレイ上のレックビューに重ねてアイコンとして表示される。延長スイッチ17a、拡大スイッチ17bをアイコンとして背面ディスプレイ16aに表示しているため、自由に操作できる右手の指で順次タッチすることにより、レックビュー16RVの表示時間の延長、拡大表示が容易に調整できる。そして、レックビューの表示時間を延長し、レックビュー画面を拡大表示することによって、人物の表情、ピントなど撮影結果を詳細に検討でき、レックビューを次の撮影に有効に利用できる。
延長スイッチ17aがタッチされると、拡大スイッチ17bが表示される構成とする代りに、延長スイッチ、拡大スイッチを同時に表示してもよい。また、1つのスイッチで時間延長、拡大を調整可能としてもよい。たとえば、円形アイコン形状のスイッチの上半部をタッチすれば、時間が延長され、下半部をタッチすれば拡大する仕様としてもよい。
図5(A)(B)は拡大スイッチとともに拡大位置を変更するスイッチを表示した背面ディスプレイ画面、および拡大位置変更後の背面ディスプレイ画面をそれぞれ示す。
レックビュー16RVですぐに確認したいものの1つのピントの確認があり、そのために、拡大スイッチ17bに加えて位置変更用のスイッチ(タッチスイッチ)17cx、17cyが背面ディスプレイ画面にアイコン表示されている。スイッチ17cx、17cyはいずれもスライドスイッチとされる。
拡大スイッチ17bにタッチすると、レックビューは拡大されて背面ディスプレイ17aに表示される(図5(A)参照)。そして、水平方向(左右方向)の位置を変更するXスイッチ17cx、垂直方向(上下方向)の位置を変更するYスイッチ17cyが操作される。たとえば、Xスイッチ17cxをタッチしながら指を右にスライドさせれば、拡大表示のレックビュー16RVが矢視のように右に移動する。Xスイッチ17cx、Yスイッチ17cyを操作することによって、ピント確認したい位置(拡大位置)を上下左右に変更、調整でき、ピントの確認が詳細に行える。
なお、拡大スイッチ17bがタッチされると、レックビューが拡大表示されるとともに、砂時計の残り時間(表示時間)が自動的に延長されて、時間的な余裕を持って拡大位置を変更、調整できる。
図示しないが縮小用のスイッチを背面ディスプレイに表示し、縮小スイッチを操作して拡大画面を元の大きさの画面に戻す構成としてもよい。
また、背面ディスプレイ16aのレックビュー16RVの表示においても、レンズリング32を左手で操作できるから、ビューディスプレイのレックビューの表示時間の延長と同様に、レンズリングを操作して背面ディスプレイでのレックビューの表示を拡大縮小してもよい。たとえば、レンズリング32が、撮影者から見て撮影光軸の周りで時計方向に回転されると、レックビュー16RVの表示が拡大され、反時計方向に回転されると縮小される。
図6は本発明の一実施例に係る撮影制御のフローチャートを示す。
撮影制御において、S101で撮影モードが判定され、撮影モードであれば、S102で通信部11、31間での情報のやり取りが可能になってS103に進む。撮影モードでなければ再生モードに進む。S103でアイセンサのオン・オフ(接眼認識の有無)が判定され、アイセンサがオンであれば、ライブビュー(スルー動画像)は、電子式ビューファインダ(EVF;ビューディスプレイ)に表示され(S104)、オフであれば、背面ディスプレイに表示される(S105)。
S104、S105のいずれを経ても、S106でレンズリングの回転が判定され、レンズを回転すれば、S107で回転量、回転方向が中央処理装置のレンズリング回転判定部で判定されて、レンズ群を駆動してピント調節がなされて、S108に進む。S106でレンズの回転がなくても、S108に進む。S108では撮影の是非が判定され、レリーズスイッチの操作が撮影判定部で検出されれば、S109で撮影され、撮影画像がメモリに記録されてS110に進み、レリーズスイッチの操作が所定時間内に撮影判定部で検出されなければ、S101に戻される。
S110で撮影時のデジタルカメラの姿勢が姿勢センサで判定され、デジタルカメラの姿勢の変化(傾き)がなければ、撮影者がビューディスプレイを覗いたままの状態と判定して、S121に進む。S110で姿勢の変化があると判定されると、S111でアイセンサ19のオン・オフが判定され、アイセンサが接眼を検知、認識してオンであれば、S121に進む。
S121では、ビューディスプレイ(電子式ビューファインダ)に砂時計とともにレックビューが表示され、砂時計によってレックビュー表示の残り時間が表示される。S122でレックビュー画面の一部にライブビューがサブ画像としても同時に表示され、S123でレンズリングの1回目の回転が判定される。レンズリングが回転され、それが1回目の回転であれば、エンコーダによってその回転量、回転方向が検出され、S124で中央処理装置のレンズリング回転判定部によって回転量、回転方向が判定される。そして、レンズリングが撮影者から見て撮影光軸の周りで時計方向に回転されると、その回転量に比例してレックビューの表示時間が延長される。また、時計方向に高速回転されれば、砂時計で示す残り時間が僅かであることに撮影者が気付いてスピード感を持って回転したものと判定して、たとえば、回転量に関係なくレックビューの表示時間が一定時間延長される。
S124でレックビューの表示時間が延長されると、S126でレリーズスイッチの半押し、または、所定時間の経過が判定され、半押しされたり、所定時間が経過すれば、レックビューを継続して見ないものとしてS101に戻される。半押しがなく、所定時間の経過前にレンズリングが回転されると、S123に戻ってレンズリングの回転が判定され、1回目の回転でないため、S125に進んでその回転方向、回転速度が判定される。回転方向が逆方向(撮影者から見て撮影光軸の周りで反時計方向)、または、回転方向の正逆を問わず高速回転であれば、S101に戻される。回転方向が正方向(撮影者から見て撮影光軸の周りで時計方向の回転)、または、回転方向の正逆を問わず高速回転でなければ、S124に戻ってその回転量、回転速度が判定されて、レックビューの表示時間が延長される。
接眼しておらず、アイセンサが接眼を検知、認識しないでオフのままであれば、S111からS131に進んで、ビューディスプレイでなく背面ディスプレイにレックビューが砂時計、拡大スイッチを伴って表示される。このように接眼という撮影時の自然な行為のもとでのアイセンサのオン・オフ判定によって、レックビューの表示がビューディスプレイ、背面ディスプレイの間で切換えられる。そして、S132でレックビューの延長が判定され、拡大スイッチをタッチすれば、たとえば、押すたびに砂時計の残り時間が1.5倍に延長される。また、拡大されたレックビューを水平方向(X方向)、垂直方向(Y方向)に移動させるXスイッチ、YスイッチもS133で表示される。Xスイッチ、Yスイッチをスライド操作することにより、レックビューが水平・垂直方向に移動されて、ピント確認したい位置(拡大位置)を上下左右に変更、調整でき、ピントの確認が詳細に行える。砂時計、拡大スイッチの表示と同時に、Xスイッチ、Yスイッチを表示してもよい。
S133からS134に進んで、S134で拡大スイッチ、Xスイッチ、Yスイッチの操作の有無が判定され、操作されていれば、S135でレンズリングの回転に応じてレックビューが拡大・縮小される。たとえば、レンズリングが、撮影者から見て撮影光軸の周りで時計方向に回転されると、レックビューの表示が拡大され、反時計方向に回転されると縮小される。
そして、S136でレリーズスイッチの半押し、または、所定時間の経過が判定され、半押しされたり、所定時間が経過すれば、S101に戻される。
なお、S132で拡大スイッチが操作されなかったり、S134で拡大スイッチ、Xスイッチ、Yスイッチで操作されないと、S132に戻され、レリーズスイッチが半押しされたり、所定時間が経過するまで、レックビューが背面ディスプレイに継続して表示される。
図7は背面ディスプレイに拡大表示されたレックビューの撮影制御のフローチャートを示す。ここでは、レックビュー、ライブビューが背面ディスプレイにいずれも表示されることとしている。
すなわち、アイセンサが接眼を検知、認識しないでオフのままであれば、S201でメイン画像としてレックビューが、サブ画像としてライブビューが背面ディスプレイにいずれも表示される。また、レックビュー表示の残り時間を示す砂時計もアイコンとして重複して表示される。S202でレックビューを水平方向(X方向)、垂直方向(Y方向)を移動させるXスイッチ、Yスイッチがアイコンとしてメイン画像のレックビューに重ねて表示され、S203で砂時計に表示されるレックビューの表示時間(残り時間)が延長される。
S204で表示の残り時間に対応した砂時計の変化を確認し、S205でXスイッチ、Yスイッチへの操作(タッチ)が判定され、Xスイッチ、Yスイッチがいずれもタッチされなければ、S206に進む。S206ではレンズリングの回転が判定され、撮影者から見て撮影光軸の周りで反時計方向に回転されると(左回転なら)、S224に進み、時計方向に回転されると(右回転なら)サブルーチンA(図8参照)に進む。
S224ではレンズリングの回転量が判定され、所定の値よりも多ければ、S210に進んでレックビューが終了し、少なければ、S203に戻ってレックビューの表示時間が延長される。
S206でレンズリングが回転されなければ、S207でアイセンサによる接眼の有無が判定され、アイセンサが接眼に反応してオフからオンに切換われば、S210に進んで背面ディスプレイのレックビューの表示が終了する。
S207でアイセンサが接眼を検知、認識しなければ(反応しなければ)、アイセンサはオフのままとされ、レックビューが背面ディスプレイに継続して表示されるが、表示の残り時間は刻々と減少する(S208)。
そして、S209で残り時間が判定され、時間内であれば、砂時計で残り時間が表示される(S204)、残り時間が経過すれば、S210で背面ディスプレイのレックビューの表示が終了する。
S205でXスイッチがタッチされたと判定されると、S221でレンズリングの回転が判定され、レンズリングが時計方向に回転されれば(右に回転されると)、拡大表示されているレックビュー画面が右に移動し(S222)、反時計方向に回転されれば(左に回転されると)左に移動する(S223)。つまり、レンズリングの回転方向と拡大レックビュー画面の移動方向とが対応されており、Xスイッチを右手でタッチしたままレンズリングを左手で回転させると、(拡大)レックビュー画面がレンズリングを回転させた方向と対応する方向に水平で移動する。
同様に、S205でYスイッチがタッチされたと判定されると、S231でレンズリングの回転が判定され、レンズリングの回転方向に応じて、(拡大) レックビュー画面が垂直に移動する。たとえば、レンズリングが右に回転されると、レックビュー画面が下に移動し(S232)、左に回転されると、上に移動する(S233)。
Xスイッチ、または、Yスイッチをタッチしてもレンズリングを回転させなければ、S221、S231からS203に戻される。
図8は図7のサブルーチンAのフローチャートを示す。
まず、S301で背面ディスプレイにレックビューがメイン画像として指定位置を中心として拡大表示され、ライブビューがサブ画像として表示される。なお、レックビュー表示の残り時間を示す砂時計も背面ディスプレイにアイコンとして表示される。S302で背面ディスプレイに水平・垂直方向の移動用スイッチ(Xスイッチ、Yスイッチ)がアイコンとして表示され、S303でレックビュー表示の残り時間が、たとえば、レンズリングを回転して延長され、S304で砂時計に残り時間が表示される。
S305でXスイッチ、Yスイッチへのタッチが判定され、Xスイッチ、Yスイッチがいずれもタッチされなければ、S306に進む。S306ではレンズリングの回転が判定され、撮影者から見て撮影光軸の周りで反時計方向に回転されると(左回転なら)、S324に進む。S324ではレンズリングの回転量が判定され、所定の値よりも多ければ、S310に進んでレックビューが終了し、少なければ、S325に進む。S325では拡大倍率が下げられ、S326で下げられた拡大倍率が等倍(拡大前の倍率)か否かが判定され、等倍であれば、(B)すなわち、図7のS201に戻され、等倍でなければ、S301に戻される。
S306でレンズリングが回転されなければ、S307でアイセンサによる接眼の有無が判定され、アイセンサが接眼を反応してオフからオンに切換われば、S310に進んで背面ディスプレイのレックビューの表示が終了する。S307でアイセンサが接眼を検知、認識しなければ(反応しなければ)、アイセンサはオフのままとされ、レックビューが背面ディスプレイに継続して表示されるが、表示の残り時間は刻々と減少する(S308)。
そして、S309で残り時間が判定され、時間内であれば、S304に戻って砂時計で残り時間が表示され、残り時間が経過すれば、S310で背面ディスプレイのレックビューの表示が終了する。
S305でXスイッチがタッチされたと判定されると、S321でレンズリングの回転が判定され、レンズリングが時計方向に回転されれば(右に回転されると)、拡大表示されているレックビュー画面が右に移動し(S322)、反時計方向に回転されれば(左に回転されると)左に移動する(S323)。つまり、レンズリングの回転方向と拡大レックビュー画面の移動方向とが対応されており、Xスイッチをタッチしたままレンズリングを回転させると、(拡大)レックビュー画面がレンズリングを回転した方向と対応する方向に水平で移動する。そして、移動すると、S322、S323からS303に戻される。
同様に、S305でYスイッチがタッチされたと判定されると、S331でレンズリングの回転が判定され、レンズリングの回転方向に応じて、(拡大) レックビュー画面が垂直に移動する。たとえば、レンズリングが右に回転されると、レックビュー画面が下に移動し(S332)、左に回転されると、上に移動する(S333)。
Xスイッチ、または、Yスイッチをタッチしてもレンズリングを回転させなければ、S321、S331からS203に戻される。
Xスイッチ、Yスイッチのタッチ、レンズリングの回転によって、拡大レックビュー画面が背面ディスプレイで上下左右に移動され、拡大レックビュー画面の位置調整が容易に行える。
上記のように、本発明では、接眼センサが接眼を認識していれば接眼式表示手段にライブビューがサブ画像としてレックビューとともに表示され、接眼センサが接眼を認識しなければレックビューが直視式表示手段に表示され、接眼という撮影時の自然な行為のもとで、接眼式表示手段、直視式表示手段のレックビューの表示を制御できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話、デジタルカメラ付携帯端末(デジタルカメラ付モバイルツール)、デジタル撮影機能を持つ端末機器などの撮像装置に広範囲に応用できる。
10 デジタルカメラ(撮像装置)
12 中央処理回路(撮影制御手段)
12a レンズリング回転判定部
12b 表示制御部
13 撮像部(撮像手段)
16 モニタ(表示手段)
16a 背面ディスプレイ(直視式表示手段)
16b ビューディスプレイ(接眼式表示手段)
16LV ライブビュー
16RV レックビュー
17a 延長スイッチ(タッチスイッチ)
17b 拡大スイッチ(タッチスイッチ)
17cx、17cy Xスイッチ(タッチスイッチ)、Yスイッチ(タッチスイッチ)
19 アイセンサ(接眼センサ)
30 撮影レンズ
32 レンズリング
33 エンコーダ
34 制御手段(レンズ制御手段)

Claims (10)

  1. その周りにレンズリングが回転可能に設けられた撮影レンズと、
    撮影レンズを介して被写体が撮像される撮像手段と、
    ライブビュー、レックビューの表示可能な接眼式表示手段およびその表面にタッチスイッチが重ねて表示される直視式表示手段と、
    接眼を認識して接眼式表示手段のオン・オフを切換える接眼センサと、
    撮影時の姿勢の変化を検出する姿勢センサと、
    撮影レンズ、撮像手段、接眼式表示手段、直視式表示手段、接眼センサ、姿勢センサ、タッチスイッチ、レンズリングにおける撮影に関する処理を制御する撮影制御手段と、
    を備え、
    撮影制御手段は、
    姿勢センサによって検出した撮影時の姿勢の変化を判定し、
    姿勢の変化がある場合で、
    接眼センサが接眼を認識すると、接眼式表示手段をオフからオンに切換えて、接眼式表示手段にライブビューをサブ画面としてレックビューとともに表示し、レンズリングの回転方向を検出することによってレックビューの表示時間を調整するように制御し、
    接眼センサが接眼を認識しなければ、タッチスイッチを直視式表示手段にレックビューと重ねて表示し、タッチスイッチのタッチを検出することによってレックビューの表示時間を延長するように制御する撮像装置。
  2. 撮影制御手段は、接眼センサが接眼を認識しないでレックビューが直視式表示手段に表示されると、タッチスイッチのタッチを検出することによって表示時間を延長するとともにレックビューの拡大表示も制御する請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮影制御手段は、さらに別のタッチスイッチを直視式表示手段に表示し、拡大表示されたレックビュー画面をこの別のタッチスイッチによって水平・垂直方向に移動するように制御する請求項2記載の撮像装置。
  4. 撮影制御手段は、接眼センサが接眼を認識しないでレックビューが直視式表示手段に表示されると、レンズリングの回転を検出することによって直視式表示手段のレックビューを拡大縮小するように制御する請求項1〜3のいずれか記載の撮像装置。
  5. 撮影制御手段は、砂時計をレックビューの表示されている接眼式表示手段または直視式表示手段に表示して、レックビューの残り時間を砂時計で表示するように制御する請求項1〜4のいずれか記載の撮像装置。
  6. 撮影レンズを介した被写体を撮像手段で撮像し、撮像手段からの画像信号をライブビューとして、また、撮像手段からの画像信号を光電変換し、画像処理を施して記録された画像信号を再生用に伸長してレックビューとして接眼式表示手段および直視式表示手段に表示可能な撮像装置の画像表示方法において、
    姿勢センサによって撮影時の姿勢を判定し、
    姿勢の変化がある場合で、
    接眼センサが接眼を認識すると、接眼式表示手段にライブビューをサブ画面としてレックビューとともに表示し、レンズリングの回転方向を検出することによってレックビューの表示時間を調整し、
    接眼センサが接眼を認識しなければ、タッチスイッチを直視式表示手段にレックビューと重ねて表示し、タッチスイッチのタッチを検出することによってレックビューの表示時間を延長する撮像装置の画像表示方法。
  7. 接眼センサが接眼を認識しないでレックビューが直視式表示手段に表示されると、タッチスイッチのタッチを検出することによって表示時間を延長するとともにレックビューの拡大表示も制御される請求項6記載の撮像装置の画像表示方法。
  8. さらに別のタッチスイッチを直視式表示手段に表示して、拡大表示されたレックビュー画面をこの別のタッチスイッチによって水平・垂直方向に移動させて表示する請求項7記載の撮像装置の画像表示方法。
  9. 撮影レンズの回りに設けられたレンズリングの回転によって直視式表示手段のレックビューを拡大縮小して表示する請求項7または8記載の撮像装置の画像表示方法。
  10. レックビューの残り時間を示す砂時計を接眼式表示手段または直視式表示手段に表示した請求項6〜9のいずれか記載の撮像装置の画像表示方法。
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