JPH11174125A - 半導体テスト回路 - Google Patents
半導体テスト回路Info
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- JPH11174125A JPH11174125A JP9345065A JP34506597A JPH11174125A JP H11174125 A JPH11174125 A JP H11174125A JP 9345065 A JP9345065 A JP 9345065A JP 34506597 A JP34506597 A JP 34506597A JP H11174125 A JPH11174125 A JP H11174125A
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- JP
- Japan
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- output
- path
- clock
- input
- flip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロック生成部を含んだ半導体装置におい
て、テスト回路によって実動作周波数で動作させた場合
の機能検査を擬似的に実施することができる半導体テス
ト回路を提供する。 【解決手段】 クロックに応じてテストデータを生成す
るテストデータ生成部2と、クロックに応じてテストデ
ータに対するラッチ動作を行うフリップフロップ4の出
力を入力として受け所定の出力を導出する第1のパス
と、遅延回路3によって第1のパスの出力より遅延した
出力を導出する第2のパスと、クロックに応じて第1お
よび第2のパスからの入力に対するラッチ動作を行うフ
リップフロップ4a,4bとを備え、フリップフロップ
4a,4bの出力を比較して動作確認を行うようにし
た。
て、テスト回路によって実動作周波数で動作させた場合
の機能検査を擬似的に実施することができる半導体テス
ト回路を提供する。 【解決手段】 クロックに応じてテストデータを生成す
るテストデータ生成部2と、クロックに応じてテストデ
ータに対するラッチ動作を行うフリップフロップ4の出
力を入力として受け所定の出力を導出する第1のパス
と、遅延回路3によって第1のパスの出力より遅延した
出力を導出する第2のパスと、クロックに応じて第1お
よび第2のパスからの入力に対するラッチ動作を行うフ
リップフロップ4a,4bとを備え、フリップフロップ
4a,4bの出力を比較して動作確認を行うようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PLLなどによ
るクロック生成部を含む半導体装置のテスト回路に関す
るものである。
るクロック生成部を含む半導体装置のテスト回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PLLによるクロック生成部を含
む半導体装置のテストでは、内部で発生するクロックの
代わりにテスタから動作クロックを与え、論理回路など
の機能検査をしていた。しかし、内部動作周波数が高い
半導体装置になると、量産時のテスタで同等の動作クロ
ックを供給することが困難となる場合がある。
む半導体装置のテストでは、内部で発生するクロックの
代わりにテスタから動作クロックを与え、論理回路など
の機能検査をしていた。しかし、内部動作周波数が高い
半導体装置になると、量産時のテスタで同等の動作クロ
ックを供給することが困難となる場合がある。
【0003】その結果、内部のクロックと比べ低い周波
数の動作クロックをテスタから与え機能検査を行うこと
を余儀なくされ、実動作周波数での動作確認が全くでき
ない欠点があった。
数の動作クロックをテスタから与え機能検査を行うこと
を余儀なくされ、実動作周波数での動作確認が全くでき
ない欠点があった。
【0004】従来のクロック生成部を含んだ半導体装置
のテスト回路の概念図を、図11に示す。クロック生成
部を含む半導体装置の機能動作検査は、通常、図11に
示すようにテスタから動作クロックを半導体装置に与え
て動作テストを行っている。しかし、内部生成する動作
周波数が高い半導体装置では、量産時のテスタの能力に
よっては、高い周波数の動作クロックを供給することが
困難となる場合が多い。その結果、内部のクロックと比
べ低い周波数であるテスタからの動作クロックでの機能
確認を余儀なくされ、実動作での機能確認ができない。
のテスト回路の概念図を、図11に示す。クロック生成
部を含む半導体装置の機能動作検査は、通常、図11に
示すようにテスタから動作クロックを半導体装置に与え
て動作テストを行っている。しかし、内部生成する動作
周波数が高い半導体装置では、量産時のテスタの能力に
よっては、高い周波数の動作クロックを供給することが
困難となる場合が多い。その結果、内部のクロックと比
べ低い周波数であるテスタからの動作クロックでの機能
確認を余儀なくされ、実動作での機能確認ができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、クロック
生成部を含んだ半導体装置において、テスト回路によっ
て実動作周波数で動作させた場合の機能検査を擬似的に
実施することができるようにしたものである。
生成部を含んだ半導体装置において、テスト回路によっ
て実動作周波数で動作させた場合の機能検査を擬似的に
実施することができるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体テス
ト回路においては、クロックに応じてテストデータを生
成するテストデータ生成部と、前記クロックに応じて前
記テストデータに対するラッチ動作を行う第1のラッチ
動作要素と、前記第1のラッチ動作要素の出力を入力と
して受け所定の出力を導出する第1のパスと、前記第1
のラッチ動作要素の出力を入力として受け前記第1のパ
スの出力より遅延した出力を導出する第2のパスと、前
記第1のパスからの入力を受け前記クロックに応じて前
記第1のパスからの入力に対するラッチ動作を行う第2
のラッチ動作要素と、前記第2のパスからの入力を受け
前記クロックに応じて前記第2のパスからの入力に対す
るラッチ動作を行う第3のラッチ動作要素とを備え、前
記第2のラッチ動作要素の出力と前記第3のラッチ動作
要素の出力とを比較して動作確認を行うようにしたもの
である。
ト回路においては、クロックに応じてテストデータを生
成するテストデータ生成部と、前記クロックに応じて前
記テストデータに対するラッチ動作を行う第1のラッチ
動作要素と、前記第1のラッチ動作要素の出力を入力と
して受け所定の出力を導出する第1のパスと、前記第1
のラッチ動作要素の出力を入力として受け前記第1のパ
スの出力より遅延した出力を導出する第2のパスと、前
記第1のパスからの入力を受け前記クロックに応じて前
記第1のパスからの入力に対するラッチ動作を行う第2
のラッチ動作要素と、前記第2のパスからの入力を受け
前記クロックに応じて前記第2のパスからの入力に対す
るラッチ動作を行う第3のラッチ動作要素とを備え、前
記第2のラッチ動作要素の出力と前記第3のラッチ動作
要素の出力とを比較して動作確認を行うようにしたもの
である。
【0007】第2の発明の半導体テスト回路において
は、クロックに応じてテストデータを生成するテストデ
ータ生成部と、前記クロックに応じて前記テストデータ
に対するラッチ動作を行う第1のフリップフロップと、
前記第1のフリップフロップの出力を入力として受け所
定の出力を導出する第1のパスと、前記フリップフロッ
プの出力を入力として受け前記第1のパスの出力より遅
延した出力を導出する第2のパスと、前記第1のパスか
らの入力を受け前記クロックに応じて前記第1のパスか
らの入力に対するラッチ動作を行う第2のフリップフロ
ップと、前記第2のパスからの入力を受け前記クロック
に応じて前記第2のパスからの入力に対するラッチ動作
を行う第3のフリップフロップとを備え、前記第2のフ
リップフロップの出力と前記第3のフリップフロップの
出力とを比較して動作確認を行うようにしたものであ
る。
は、クロックに応じてテストデータを生成するテストデ
ータ生成部と、前記クロックに応じて前記テストデータ
に対するラッチ動作を行う第1のフリップフロップと、
前記第1のフリップフロップの出力を入力として受け所
定の出力を導出する第1のパスと、前記フリップフロッ
プの出力を入力として受け前記第1のパスの出力より遅
延した出力を導出する第2のパスと、前記第1のパスか
らの入力を受け前記クロックに応じて前記第1のパスか
らの入力に対するラッチ動作を行う第2のフリップフロ
ップと、前記第2のパスからの入力を受け前記クロック
に応じて前記第2のパスからの入力に対するラッチ動作
を行う第3のフリップフロップとを備え、前記第2のフ
リップフロップの出力と前記第3のフリップフロップの
出力とを比較して動作確認を行うようにしたものであ
る。
【0008】第3の発明の半導体テスト回路において
は、第2のパスの出力を遅延する遅延回路を複数個設
け、これらの遅延回路を選択的に用いることによりプロ
セスに起因する許容動作周波数を検査するようにしたも
のである。
は、第2のパスの出力を遅延する遅延回路を複数個設
け、これらの遅延回路を選択的に用いることによりプロ
セスに起因する許容動作周波数を検査するようにしたも
のである。
【0009】第4の発明の半導体テスト回路において
は、テストデータを反転させる反転回路を備え、テスト
データ生成部から出力するテストデータと前記反転回路
から出力する反転データを比較器により比較することで
比較器の動作を確認するようにしたものである。
は、テストデータを反転させる反転回路を備え、テスト
データ生成部から出力するテストデータと前記反転回路
から出力する反転データを比較器により比較することで
比較器の動作を確認するようにしたものである。
【0010】第5の発明の半導体テスト回路において
は、遅延回路に専用電源を設け、外部から遅延回路の遅
延時間を制御可能としたものである。
は、遅延回路に専用電源を設け、外部から遅延回路の遅
延時間を制御可能としたものである。
【0011】第6の発明の半導体テスト回路において
は、クロックに応じてテストデータを生成するテストデ
ータ生成部と、前記クロックに応じて前記テストデータ
に対するラッチ動作を行うフリップフロップと、前記フ
リップフロップの出力を入力として受け所定の出力を導
出する第1のパスと、前記フリップフロップの出力を入
力として受け前記第1のパスの出力より遅延した出力を
導出する第2のパスと、前記第1のパスからの入力を受
け前記クロックに応じて前記第1のパスからの入力に対
するラッチ動作を行う第1のレベルセンスのラッチと、
前記第2のパスからの入力を受け前記クロックに応じて
前記第2のパスからの入力に対するラッチ動作を行う第
2のレベルセンスのラッチとを備え、前記第1のレベル
センスのラッチの出力と前記第2のレベルセンスのラッ
チの出力とを比較して動作確認を行うようにしたもので
ある。
は、クロックに応じてテストデータを生成するテストデ
ータ生成部と、前記クロックに応じて前記テストデータ
に対するラッチ動作を行うフリップフロップと、前記フ
リップフロップの出力を入力として受け所定の出力を導
出する第1のパスと、前記フリップフロップの出力を入
力として受け前記第1のパスの出力より遅延した出力を
導出する第2のパスと、前記第1のパスからの入力を受
け前記クロックに応じて前記第1のパスからの入力に対
するラッチ動作を行う第1のレベルセンスのラッチと、
前記第2のパスからの入力を受け前記クロックに応じて
前記第2のパスからの入力に対するラッチ動作を行う第
2のレベルセンスのラッチとを備え、前記第1のレベル
センスのラッチの出力と前記第2のレベルセンスのラッ
チの出力とを比較して動作確認を行うようにしたもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
による回路構成の一実施形態を示すものである。図1に
おいて、1はPLLなどのクロック生成部、2はテスト
データを生成するテストデータ生成部、3は回路内部に
おけるクリティカルパスを考慮した遅延値を設定した遅
延回路、4,4a,4bはデータをクロックパルス毎に
ラッチするラッチ動作要素としてのフリップフロップ、
5は遅延回路3を通ったデータと通らないデータの比較
器、6は比較器5の比較結果のモニタ信号MONであ
る。ここで、テストデータ生成部2の一例を図2に示
す。7はクロック生成部からの出力クロックを反転する
ためのインバータ、8は反転したクロックを1/2分周
する分周器である。
による回路構成の一実施形態を示すものである。図1に
おいて、1はPLLなどのクロック生成部、2はテスト
データを生成するテストデータ生成部、3は回路内部に
おけるクリティカルパスを考慮した遅延値を設定した遅
延回路、4,4a,4bはデータをクロックパルス毎に
ラッチするラッチ動作要素としてのフリップフロップ、
5は遅延回路3を通ったデータと通らないデータの比較
器、6は比較器5の比較結果のモニタ信号MONであ
る。ここで、テストデータ生成部2の一例を図2に示
す。7はクロック生成部からの出力クロックを反転する
ためのインバータ、8は反転したクロックを1/2分周
する分周器である。
【0013】遅延回路3には、回路内部のクリティカル
パスに対応した遅延値を与える。遅延値を与える手段と
しては、インバータやドライバなどを複数段接続するこ
となどが考えられる。
パスに対応した遅延値を与える。遅延値を与える手段と
しては、インバータやドライバなどを複数段接続するこ
となどが考えられる。
【0014】この発明の実施の形態1における回路の動
作を、図1および図3を用いて説明する。図1におい
て、クロック生成部1から出力されるクロックは、テス
トデータ生成部2に入力され、インバータ7によって反
転された後、分周器8により1/2分周される。
作を、図1および図3を用いて説明する。図1におい
て、クロック生成部1から出力されるクロックは、テス
トデータ生成部2に入力され、インバータ7によって反
転された後、分周器8により1/2分周される。
【0015】このようにして、テストデータは、クロッ
クの立ち下りエッジに対し「H」と「L」の繰り返し信
号となる。テストデータ生成部2の出力信号は、フリッ
プフロップ4により、クロックの立ち上りエッジでラッ
チされる。
クの立ち下りエッジに対し「H」と「L」の繰り返し信
号となる。テストデータ生成部2の出力信号は、フリッ
プフロップ4により、クロックの立ち上りエッジでラッ
チされる。
【0016】フリップフロップ4の出力から二つのデー
タ経路を設ける。一方は、遅延させないパスで高速動作
を十分可能とするものである。もう一方は、動作上クリ
ティカルパスに必要とされる遅延値を与えた遅延回路3
を通るパスである。それぞれのパスを通過した信号をフ
リップフロップ4aとフリップフロップ4bによりクロ
ックの立ち上りエッジでラッチし、ラッチされた二つの
信号を比較器5で比較して、比較結果をモニタ端子6に
よって出力する。
タ経路を設ける。一方は、遅延させないパスで高速動作
を十分可能とするものである。もう一方は、動作上クリ
ティカルパスに必要とされる遅延値を与えた遅延回路3
を通るパスである。それぞれのパスを通過した信号をフ
リップフロップ4aとフリップフロップ4bによりクロ
ックの立ち上りエッジでラッチし、ラッチされた二つの
信号を比較器5で比較して、比較結果をモニタ端子6に
よって出力する。
【0017】図3に遅延回路出力のタイミング波形を示
す。遅延回路3の出力は、フリップフロップ4bでクロ
ックによるフリップフロップ4のラッチタイミングの次
の周期の立ち上りエッジでラッチされる。このフリップ
フロップ4bの値と遅延パスを通らないフリップフロッ
プ4aの値を比較器5で比較し、値が一致すれば、モニ
タ信号6が「L」信号として出力されることになる。
す。遅延回路3の出力は、フリップフロップ4bでクロ
ックによるフリップフロップ4のラッチタイミングの次
の周期の立ち上りエッジでラッチされる。このフリップ
フロップ4bの値と遅延パスを通らないフリップフロッ
プ4aの値を比較器5で比較し、値が一致すれば、モニ
タ信号6が「L」信号として出力されることになる。
【0018】遅延回路3を通過した信号が通過していな
い信号と一致する場合は、クロックの一周期内で遅延回
路3の状態変化の伝搬が完了していることを示してい
る。従って、擬似的にクリティカルパスの状態変化の伝
搬が一周期内に収まっていることを確認できる。
い信号と一致する場合は、クロックの一周期内で遅延回
路3の状態変化の伝搬が完了していることを示してい
る。従って、擬似的にクリティカルパスの状態変化の伝
搬が一周期内に収まっていることを確認できる。
【0019】図4に、遅延回路3のデータ伝搬遅延値が
クロックの一周期内に収まらない例を示す。比較器5の
出力が、常に「H」信号となり、クリティカルパスを持
つ回路がクロックでは動作しないことが擬似的に確認で
きる。
クロックの一周期内に収まらない例を示す。比較器5の
出力が、常に「H」信号となり、クリティカルパスを持
つ回路がクロックでは動作しないことが擬似的に確認で
きる。
【0020】この一連の動作により、クロック生成部を
含む半導体装置において、内部のクロックを使用して実
動作周波数で動作させた場合のモニタ信号6を見ること
で実動作周波数での擬似的動作確認を行うことができ
る。
含む半導体装置において、内部のクロックを使用して実
動作周波数で動作させた場合のモニタ信号6を見ること
で実動作周波数での擬似的動作確認を行うことができ
る。
【0021】通常、クロック生成部としてPLLを使用
している場合、テスタとの同期を取りにくく、このクロ
ックを動作させた出力値をテスタで検査することは容易
ではない。しかし、この発明での実施の形態における回
路構成を用いると、ロックインタイム等の時間を十分に
取った後、いかなる場合でも安定した一定の信号が出力
されるため、容易にテスタにより検査をすることができ
る。この発明では、クロック生成部を含んだ半導体装置
において、テスト回路によって実動作周波数で擬似的に
挿入した遅延回路を動作させた場合のテスト回路の出力
信号を検出することで実動作周波数を用いた機能検査を
することができるものである。
している場合、テスタとの同期を取りにくく、このクロ
ックを動作させた出力値をテスタで検査することは容易
ではない。しかし、この発明での実施の形態における回
路構成を用いると、ロックインタイム等の時間を十分に
取った後、いかなる場合でも安定した一定の信号が出力
されるため、容易にテスタにより検査をすることができ
る。この発明では、クロック生成部を含んだ半導体装置
において、テスト回路によって実動作周波数で擬似的に
挿入した遅延回路を動作させた場合のテスト回路の出力
信号を検出することで実動作周波数を用いた機能検査を
することができるものである。
【0022】実施の形態2.遅延回路3における遅延回
路を複数個用意することで、プロセスに起因する許容動
作周波数を検査することができる。
路を複数個用意することで、プロセスに起因する許容動
作周波数を検査することができる。
【0023】図5は、この発明による遅延回路構成の一
実施形態である。図5において、9,10,11は、そ
れぞれ異なった遅延値を与えた遅延回路である。12
は、遅延回路9,10,11を選択するためのセレク
タ、13は遅延回路の選択信号DSELである。他の構
成要素に関しては、図1に示す実施の形態1と同様であ
る。
実施形態である。図5において、9,10,11は、そ
れぞれ異なった遅延値を与えた遅延回路である。12
は、遅延回路9,10,11を選択するためのセレク
タ、13は遅延回路の選択信号DSELである。他の構
成要素に関しては、図1に示す実施の形態1と同様であ
る。
【0024】この回路構成により、クロックにおける動
作確認をするとともに、許容動作周波数を検査すること
ができる。例えば、遅延回路9には、クリティカルパス
を考慮した、実動作検査用の遅延値を与える。遅延回路
10には、それよりも大きい遅延値を設定し、遅延回路
11には、さらに大きい遅延値を設定する。
作確認をするとともに、許容動作周波数を検査すること
ができる。例えば、遅延回路9には、クリティカルパス
を考慮した、実動作検査用の遅延値を与える。遅延回路
10には、それよりも大きい遅延値を設定し、遅延回路
11には、さらに大きい遅延値を設定する。
【0025】選択信号13により遅延回路9を選択し、
モニタ信号6を見ることで実動作検査ができる。同様
に、遅延回路10,11を選択することで、許容動作周
波数を調査可能とした。この結果により、当該回路がよ
り高速なクロックに対応可能であることが解れば、設計
仕様にフィードバックをかけることができる。
モニタ信号6を見ることで実動作検査ができる。同様
に、遅延回路10,11を選択することで、許容動作周
波数を調査可能とした。この結果により、当該回路がよ
り高速なクロックに対応可能であることが解れば、設計
仕様にフィードバックをかけることができる。
【0026】実施の形態3.この実施の形態は、テスト
回路自体のテストをするための回路構成に関するもので
ある。実施の形態1および実施の形態2のテスト回路に
おいて、プロセス欠陥,外来要因等なんらかの原因によ
り、モニタ信号6が「L」固定となることが考えられ
る。この場合、このテスト回路を使用したテスト判定で
は、被測定対象は全てパスしてしまう。また、同様に、
何らかの原因によりモニタ信号6が「H」固定となるこ
とも考えられる。この状態で、本テスト回路によるテス
トを実行すると、良品でもテストをパスしないことにな
る。
回路自体のテストをするための回路構成に関するもので
ある。実施の形態1および実施の形態2のテスト回路に
おいて、プロセス欠陥,外来要因等なんらかの原因によ
り、モニタ信号6が「L」固定となることが考えられ
る。この場合、このテスト回路を使用したテスト判定で
は、被測定対象は全てパスしてしまう。また、同様に、
何らかの原因によりモニタ信号6が「H」固定となるこ
とも考えられる。この状態で、本テスト回路によるテス
トを実行すると、良品でもテストをパスしないことにな
る。
【0027】この現象を避けるための回路構成を、図6
に示す。実施の形態2の回路において、遅延回路の代わ
りにテストデータをスルーするパスとインバータ7aを
通るパスを設けることで、テスト回路自体のテストを可
能にした。
に示す。実施の形態2の回路において、遅延回路の代わ
りにテストデータをスルーするパスとインバータ7aを
通るパスを設けることで、テスト回路自体のテストを可
能にした。
【0028】テストデータをスルーするパスを選択した
場合、比較器5の入力は常に等しく、モニタ信号6は必
ず「L」となる。また、インバータ7aを通過するパス
を選択した場合、テストデータ生成部2の出力信号とイ
ンバータ7aの出力信号の位相は必ず異なり、比較器5
の出力信号であるモニタ信号6は常に「H」信号を出力
する。
場合、比較器5の入力は常に等しく、モニタ信号6は必
ず「L」となる。また、インバータ7aを通過するパス
を選択した場合、テストデータ生成部2の出力信号とイ
ンバータ7aの出力信号の位相は必ず異なり、比較器5
の出力信号であるモニタ信号6は常に「H」信号を出力
する。
【0029】実動作検査の前に、前記のテスト回路自体
のテストを実施しておけば、テスト回路自体の故障によ
る誤判定を防ぐことができる。
のテストを実施しておけば、テスト回路自体の故障によ
る誤判定を防ぐことができる。
【0030】実施の形態4.実施の形態2では、遅延回
路を複数個設けることにより、それぞれ異なる遅延値の
遅延回路を通ったときの動作検査を可能としているが、
与えた遅延値における検査を行えるのみであり、動作限
界周波数を検証することはできない。
路を複数個設けることにより、それぞれ異なる遅延値の
遅延回路を通ったときの動作検査を可能としているが、
与えた遅延値における検査を行えるのみであり、動作限
界周波数を検証することはできない。
【0031】この実施の形態4は、遅延回路に独立した
供給電源を設け、LSI外部からの供給電圧を変化させ
ることにより、遅延回路における遅延値を制御し、動作
下限値や動作限界周波数を検証することができる回路構
成に関するものである。
供給電源を設け、LSI外部からの供給電圧を変化させ
ることにより、遅延回路における遅延値を制御し、動作
下限値や動作限界周波数を検証することができる回路構
成に関するものである。
【0032】この実施の形態4を、図7を用いて説明す
る。図7において、12は遅延回路であり、電源電圧に
依存して遅延値が変動する能動素子の伝搬遅延を利用し
たもので、電源電圧を独立して外部から供給できるよう
な回路構成をとる。また、遅延値はクロックの一周期分
あり、若干短めの値を与える。他の構成要素に関して
は、図1に示す実施の形態1と同様である。
る。図7において、12は遅延回路であり、電源電圧に
依存して遅延値が変動する能動素子の伝搬遅延を利用し
たもので、電源電圧を独立して外部から供給できるよう
な回路構成をとる。また、遅延値はクロックの一周期分
あり、若干短めの値を与える。他の構成要素に関して
は、図1に示す実施の形態1と同様である。
【0033】この実施の形態によるテスト回路を使用
し、モニタ信号を見る。遅延回路12以外の回路に供給
電源電圧を通常動作の値にしておき、遅延回路12に与
える電圧のみを次第に小さくしていくと、遅延回路12
の伝搬時間がクロックの一周期を超えたときモニタ信号
6が「L」→「H」へと変化する。
し、モニタ信号を見る。遅延回路12以外の回路に供給
電源電圧を通常動作の値にしておき、遅延回路12に与
える電圧のみを次第に小さくしていくと、遅延回路12
の伝搬時間がクロックの一周期を超えたときモニタ信号
6が「L」→「H」へと変化する。
【0034】このときの遅延回路12に供給した電源電
圧,クロック周波数,遅延回路12に与えた遅延値,測
定時の周囲温度などの情報からプロセスに起因する遅延
係数が見出せる。プロセス変動が無いと仮定すれば限界
動作周波数を一意的に求めることができる。実際には、
プロセスには、ある程度のバラツキが存在するので、こ
のテスト回路により、動作限界周波数のおおよその値を
知ることができる。
圧,クロック周波数,遅延回路12に与えた遅延値,測
定時の周囲温度などの情報からプロセスに起因する遅延
係数が見出せる。プロセス変動が無いと仮定すれば限界
動作周波数を一意的に求めることができる。実際には、
プロセスには、ある程度のバラツキが存在するので、こ
のテスト回路により、動作限界周波数のおおよその値を
知ることができる。
【0035】このとき、チップ温度(周囲温度),遅延
回路に供給した電源電圧値,クロック周波数は明らかで
あることから、設定されたシミュレーション遅延値と実
際の遅延値との差を求めることができる。したがって、
ウエハプロセスのバラツキによる遅延係数を求めること
ができる。
回路に供給した電源電圧値,クロック周波数は明らかで
あることから、設定されたシミュレーション遅延値と実
際の遅延値との差を求めることができる。したがって、
ウエハプロセスのバラツキによる遅延係数を求めること
ができる。
【0036】実施の形態5.実施の形態1〜4の回路構
成の場合、内部ロジックがクロックの立ち上りエッジま
たは立ち下がりエッジのみを使用している場合は、実動
作を検査することができるが、内部ロジックがクロック
の両エッジを使用している場合の実動作を検査すること
はできない。この実施の形態5は、内部ロジックがクロ
ックの両エッジを使用している場合でも、実動作を検査
することができる回路構成に関するものである。
成の場合、内部ロジックがクロックの立ち上りエッジま
たは立ち下がりエッジのみを使用している場合は、実動
作を検査することができるが、内部ロジックがクロック
の両エッジを使用している場合の実動作を検査すること
はできない。この実施の形態5は、内部ロジックがクロ
ックの両エッジを使用している場合でも、実動作を検査
することができる回路構成に関するものである。
【0037】この実施の形態5を、図8を用いて説明す
る。図8において、13a,13bは、遅延回路または
遅延のないパスからの信号をラッチするためのレベルセ
ンスのラッチであり、クロック入力「H」区間でデータ
スルー状態、「L」区間でデータラッチする機能を持
つ。14は、13aと13bのデータラッチ区間の比較
結果を安定して常時モニタ出力させるために、比較器5
からの出力をクロックに同期化するためのフリップフロ
ップである。他の構成要素に関しては、図1に示す実施
の形態1と同様である。
る。図8において、13a,13bは、遅延回路または
遅延のないパスからの信号をラッチするためのレベルセ
ンスのラッチであり、クロック入力「H」区間でデータ
スルー状態、「L」区間でデータラッチする機能を持
つ。14は、13aと13bのデータラッチ区間の比較
結果を安定して常時モニタ出力させるために、比較器5
からの出力をクロックに同期化するためのフリップフロ
ップである。他の構成要素に関しては、図1に示す実施
の形態1と同様である。
【0038】遅延回路または遅延のないパスからの信号
をラッチするのにフリップフロップの代わりにレベルセ
ンスのラッチ13a,13bを使用した。これにより、
内部クロックの両エッジを使用する場合の実動作検査を
可能とした。また、このテスト回路により、クロックの
duty比が変化したときでも、実動作検査が可能であ
る。
をラッチするのにフリップフロップの代わりにレベルセ
ンスのラッチ13a,13bを使用した。これにより、
内部クロックの両エッジを使用する場合の実動作検査を
可能とした。また、このテスト回路により、クロックの
duty比が変化したときでも、実動作検査が可能であ
る。
【0039】この実施の形態5における回路の動作を、
図8を用いて説明する。図8において、テストデータ生
成部2からの出力信号は、実施の形態1での出力と同様
である。この出力信号をフリップフロップ4によってク
ロックの立ち下がりエッジでラッチする。
図8を用いて説明する。図8において、テストデータ生
成部2からの出力信号は、実施の形態1での出力と同様
である。この出力信号をフリップフロップ4によってク
ロックの立ち下がりエッジでラッチする。
【0040】次に、フリップフロップ4の出力から二つ
のデータ経路を設ける。一方は、遅延させないパスで高
速動作を十分可能とするものである。もう一方は、動作
上クリティカルパスに必要とされる遅延値を与えた遅延
回路3を通るパスである。ここでは、与える遅延値をク
ロックの周期の半分以下とした場合を想定する。それぞ
れのパスを通った信号はラッチ13a,13bにより、
クロックの「L」レベルでラッチされる。ラッチ13
a,13bの出力を比較器5で比較し、その結果をフリ
ップフロップ14でレベルセンスのデータラッチ状態時
のデータをラッチさせ、モニタ出力を安定させる。
のデータ経路を設ける。一方は、遅延させないパスで高
速動作を十分可能とするものである。もう一方は、動作
上クリティカルパスに必要とされる遅延値を与えた遅延
回路3を通るパスである。ここでは、与える遅延値をク
ロックの周期の半分以下とした場合を想定する。それぞ
れのパスを通った信号はラッチ13a,13bにより、
クロックの「L」レベルでラッチされる。ラッチ13
a,13bの出力を比較器5で比較し、その結果をフリ
ップフロップ14でレベルセンスのデータラッチ状態時
のデータをラッチさせ、モニタ出力を安定させる。
【0041】フリップフロップ14の出力であるモニタ
信号6を見ることにより、擬似的にクリティカルパスの
状態変化遅延時間がクロックの周期の半分以内に収まっ
ているかどうかを検査できる。このときのタイミングチ
ャートを、図9に示す。
信号6を見ることにより、擬似的にクリティカルパスの
状態変化遅延時間がクロックの周期の半分以内に収まっ
ているかどうかを検査できる。このときのタイミングチ
ャートを、図9に示す。
【0042】また、遅延回路3に与えた遅延値がクロッ
クの1/2周期以内に収まらない場合は、遅延させない
パス上のラッチ13aの出力と遅延回路3を通るパス上
のラッチ13bとの出力結果が異なることになり、比較
器5の出力信号はラッチ13a,13bの出力結果が異
なる部分で「H」信号を出力することになる。
クの1/2周期以内に収まらない場合は、遅延させない
パス上のラッチ13aの出力と遅延回路3を通るパス上
のラッチ13bとの出力結果が異なることになり、比較
器5の出力信号はラッチ13a,13bの出力結果が異
なる部分で「H」信号を出力することになる。
【0043】この「H」信号をクロックの立ち上りエッ
ジでフリップフロップ14がラッチし、このフリップフ
ロップ14の出力信号であるモニタ信号6は常に「H」
となり、遅延回路の遅延値がクロックの周期の半分以内
に収まらないことが検査できる。すなわち、擬似的にク
リティカルパスの状態変化伝搬時間がクロックの1/2
周期以内に収まらないことが検査できる。このときのタ
イミングチャートを、図10に示す。また、クロックの
duty比が変化しても、同様に実動作の検査をするこ
とができる。
ジでフリップフロップ14がラッチし、このフリップフ
ロップ14の出力信号であるモニタ信号6は常に「H」
となり、遅延回路の遅延値がクロックの周期の半分以内
に収まらないことが検査できる。すなわち、擬似的にク
リティカルパスの状態変化伝搬時間がクロックの1/2
周期以内に収まらないことが検査できる。このときのタ
イミングチャートを、図10に示す。また、クロックの
duty比が変化しても、同様に実動作の検査をするこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】第1の発明によれば、クロック生成部を
含んだ半導体装置において、テスト回路によって実動作
周波数で動作させた場合の機能検査を擬似的に実施する
ことができる。
含んだ半導体装置において、テスト回路によって実動作
周波数で動作させた場合の機能検査を擬似的に実施する
ことができる。
【0045】第2の発明によれば、クロック生成部を含
んだ半導体装置において、クロックに応じて前記テスト
データに対するラッチ動作を行うフリップフロップを用
いたテスト回路によって実動作周波数で動作させた場合
の機能検査を擬似的に実施することができる。
んだ半導体装置において、クロックに応じて前記テスト
データに対するラッチ動作を行うフリップフロップを用
いたテスト回路によって実動作周波数で動作させた場合
の機能検査を擬似的に実施することができる。
【0046】第3の発明によれば、第2のパスの出力を
遅延する遅延回路を複数個設け、これらの遅延回路を選
択的に用いることによりプロセスに起因する許容動作周
波数を検査することができる。
遅延する遅延回路を複数個設け、これらの遅延回路を選
択的に用いることによりプロセスに起因する許容動作周
波数を検査することができる。
【0047】第4の発明によれば、テストデータを反転
させる反転回路を備え、テストデータ生成部から出力す
るテストデータと前記反転回路から出力する反転データ
を比較器により比較することで、比較器の動作を確認す
ることができる。
させる反転回路を備え、テストデータ生成部から出力す
るテストデータと前記反転回路から出力する反転データ
を比較器により比較することで、比較器の動作を確認す
ることができる。
【0048】第5の発明によれば、遅延回路に専用電源
を設けることにより、外部から遅延回路の遅延時間を制
御することができる。
を設けることにより、外部から遅延回路の遅延時間を制
御することができる。
【0049】第6の発明によれば、クロック生成部を含
んだ半導体装置において、クロックに応じて前記テスト
データに対するラッチ動作を行うレベルセンスのラッチ
を用いたテスト回路によって、内部クロックの両エッジ
を使用する場合の実動作検査を可能とすることができ
る。
んだ半導体装置において、クロックに応じて前記テスト
データに対するラッチ動作を行うレベルセンスのラッチ
を用いたテスト回路によって、内部クロックの両エッジ
を使用する場合の実動作検査を可能とすることができ
る。
【図1】 この発明の実施の形態1における半導体テス
ト回路の構成図である。
ト回路の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるテストデー
タ生成部を示す構成図である。
タ生成部を示す構成図である。
【図3】 図1の回路におけるタイミングチャートの例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】 図1の回路におけるタイミングチャートの例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における半導体テス
ト回路の構成図である。
ト回路の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における半導体テス
ト回路の構成図である。
ト回路の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4における半導体テス
ト回路の構成図である。
ト回路の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5における半導体テス
ト回路の構成図である。
ト回路の構成図である。
【図9】 図8の回路におけるタイミングチャートの例
を示す図である。
を示す図である。
【図10】 図8の回路におけるタイミングチャートの
例を示す図である。
例を示す図である。
【図11】 従来のクロック生成部を含んだ半導体装置
のテスト回路の例である。
のテスト回路の例である。
1 PLLなどのクロック生成部、2 テストデータを
生成するテストデータ生成部、3 回路内部におけるク
リティカルパスを考慮した遅延値を設定した遅延回路、
4,4a,4b データをクロックパルス毎にラッチす
るフリップフロップ、5 遅延回路を通ったデータと通
らないデータの比較器、6 比較器5の比較結果のモニ
タ信号、7,7a インバータ,8 分周回路、9,1
0,11それぞれ異なった遅延値を与えた遅延回路、1
2 遅延回路9,10,11を選択するためのセレク
タ、13 遅延回路の選択信号DSEL。
生成するテストデータ生成部、3 回路内部におけるク
リティカルパスを考慮した遅延値を設定した遅延回路、
4,4a,4b データをクロックパルス毎にラッチす
るフリップフロップ、5 遅延回路を通ったデータと通
らないデータの比較器、6 比較器5の比較結果のモニ
タ信号、7,7a インバータ,8 分周回路、9,1
0,11それぞれ異なった遅延値を与えた遅延回路、1
2 遅延回路9,10,11を選択するためのセレク
タ、13 遅延回路の選択信号DSEL。
Claims (6)
- 【請求項1】 クロックに応じてテストデータを生成す
るテストデータ生成部と、前記クロックに応じて前記テ
ストデータに対するラッチ動作を行う第1のラッチ動作
要素と、前記第1のラッチ動作要素の出力を入力として
受け所定の出力を導出する第1のパスと、前記第1のラ
ッチ動作要素の出力を入力として受け前記第1のパスの
出力より遅延した出力を導出する第2のパスと、前記第
1のパスからの入力を受け前記クロックに応じて前記第
1のパスからの入力に対するラッチ動作を行う第2のラ
ッチ動作要素と、前記第2のパスからの入力を受け前記
クロックに応じて前記第2のパスからの入力に対するラ
ッチ動作を行う第3のラッチ動作要素とを備え、前記第
2のラッチ動作要素の出力と前記第3のラッチ動作要素
の出力とを比較して動作確認を行うようにしたことを特
徴とする、クロック生成部を含む半導体装置の動作を検
査するための半導体テスト回路。 - 【請求項2】 クロックに応じてテストデータを生成す
るテストデータ生成部と、前記クロックに応じて前記テ
ストデータに対するラッチ動作を行う第1のフリップフ
ロップと、前記第1のフリップフロップの出力を入力と
して受け所定の出力を導出する第1のパスと、前記第1
のフリップフロップの出力を入力として受け前記第1の
パスの出力より遅延した出力を導出する第2のパスと、
前記第1のパスからの入力を受け前記クロックに応じて
前記第1のパスからの入力に対するラッチ動作を行う第
2のフリップフロップと、前記第2のパスからの入力を
受け前記クロックに応じて前記第2のパスからの入力に
対するラッチ動作を行う第3のフリップフロップとを備
え、前記第2のフリップフロップの出力と前記第3のフ
リップフロップの出力とを比較して動作確認を行うよう
にしたことを特徴とする、クロック生成部を含む半導体
装置の動作を検査するための半導体テスト回路。 - 【請求項3】 第2のパスの出力を遅延する遅延回路を
複数個設け、これらの遅延回路を選択的に用いることに
よりプロセスに起因する許容動作周波数を検査するよう
にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の半導体テスト回路。 - 【請求項4】 テストデータを反転させる反転回路を備
え、テストデータ生成部から出力するテストデータと前
記反転回路から出力する反転データを比較器により比較
することで比較器の動作を確認するようにしたことを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体テスト
回路。 - 【請求項5】 遅延回路に専用電源を設け、外部から遅
延回路の遅延時間を制御可能としたことを特徴とする請
求項1ないし請求項3のいずれかに記載の半導体テスト
回路。 - 【請求項6】 クロックに応じてテストデータを生成す
るテストデータ生成部と、前記クロックに応じて前記テ
ストデータに対するラッチ動作を行うフリップフロップ
と、前記フリップフロップの出力を入力として受け所定
の出力を導出する第1のパスと、前記フリップフロップ
の出力を入力として受け前記第1のパスの出力より遅延
した出力を導出する第2のパスと、前記第1のパスから
の入力を受け前記クロックに応じて前記第1のパスから
の入力に対するラッチ動作を行う第1のレベルセンスの
ラッチと、前記第2のパスからの入力を受け前記クロッ
クに応じて前記第2のパスからの入力に対するラッチ動
作を行う第2のレベルセンスのラッチとを備え、前記第
1のレベルセンスのラッチの出力と前記第2のレベルセ
ンスのラッチの出力とを比較して動作確認を行うように
したことを特徴とする、クロック生成部を含む半導体装
置の動作を検査するための半導体テスト回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9345065A JPH11174125A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 半導体テスト回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9345065A JPH11174125A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 半導体テスト回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174125A true JPH11174125A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18374056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9345065A Pending JPH11174125A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 半導体テスト回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11174125A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001071445A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-09-27 | Sony Corporation | Power supply control device, semiconductor device and method of driving semiconductor device |
JP2007127596A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Fujitsu Ltd | テスト回路、設計支援装置、設計支援方法、および設計支援プログラム |
WO2009066356A1 (ja) * | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Advantest Corporation | 同期回路および同期方法、ならびにそれを用いた試験装置 |
JP2009147686A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Oki Semiconductor Co Ltd | データ出力回路 |
JP2016188825A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置及びシステム |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP9345065A patent/JPH11174125A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001071445A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-09-27 | Sony Corporation | Power supply control device, semiconductor device and method of driving semiconductor device |
US6924679B2 (en) | 2000-03-17 | 2005-08-02 | Sony Corporation | Power supply control device, semiconductor device and method of driving semiconductor device |
JP2007127596A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Fujitsu Ltd | テスト回路、設計支援装置、設計支援方法、および設計支援プログラム |
US7676718B2 (en) | 2005-11-07 | 2010-03-09 | Fujitsu Limited | Test circuit, method and apparatus for supporting circuit design, and computer product |
WO2009066356A1 (ja) * | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Advantest Corporation | 同期回路および同期方法、ならびにそれを用いた試験装置 |
JP4729637B2 (ja) * | 2007-11-21 | 2011-07-20 | 株式会社アドバンテスト | 同期回路および同期方法、ならびにそれを用いた試験装置 |
JP2009147686A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Oki Semiconductor Co Ltd | データ出力回路 |
JP2016188825A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置及びシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |