JP2003043109A - 半導体集積回路装置及びその試験装置 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその試験装置

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JP2003043109A JP2001229629A JP2001229629A JP2003043109A JP 2003043109 A JP2003043109 A JP 2003043109A JP 2001229629 A JP2001229629 A JP 2001229629A JP 2001229629 A JP2001229629 A JP 2001229629A JP 2003043109 A JP2003043109 A JP 2003043109A
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clock
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英晴 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャンパス用のテスト回路を利用したディ
レイテストを安価に実施することが可能な半導体集積回
路装置及びその試験装置を提供する。 【解決手段】 被試験対象の半導体集積回路装置が着脱
可能に搭載されるテストボードと、ディレイテスト用の
テストクロックから、テストクロックの周期と等しいパ
ルス間隔の2つのパルスを生成し、スキャンパステスト
回路に供給する2パルス発生器とを有する構成とする。
また、テストクロックの周波数を所定数倍し、2パルス
発生器に供給するPLL回路をさらに有する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置及びその試験装置に関し、特にスキャンパステスト回
路を利用したディレイテストに好適な半導体集積回路装
置及びその試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路装置(以下、LS
Iと称す)は、大規模化、高密度化に伴って、何らかの
試験容易化設計を施さないチップの試験や故障診断が不
可能になってきている。試験容易化の手法としては、例
えば、回路内の各フリップフロップを鎖状に連結してシ
フトレジスタとしても動作するように設計しておき、試
験時にこのシフト機能を利用して外部から各フリップフ
ロップの値を任意に制御・観測できようにするスキャン
パス法が知られている。
【0003】スキャンパス法を用いてLSIを試験する
ためには、LSI内に通常動作時及び試験時にそれぞれ
用いられるフリップフロップである複数のスキャン用フ
リップフロップを設け、それらの試験用の入出力端子を
直列に接続(縦続接続)することで上述したシフトレジ
スタを形成する。
【0004】スキャン用フリップフロップは、通常のフ
リップフロップとして動作する通常動作機能の他に、試
験用のパターン信号であるスキャンイン信号SINをデ
ータ入力とし、試験用のクロックであるスキャンクロッ
クSCによりフリップフロップとして動作するスキャン
動作機能を備えた回路である。
【0005】通常、スキャンパス法は、複数の縦続接続
されたスキャン用フリップフロップからなるスキャンパ
ステスト回路に上述した試験用のパターン信号であるス
キャンイン信号SINを入力し、各スキャン用フリップ
フロップを目的の値に設定した後、通常に動作させ、通
常動作後の各スキャン用フリップフロップの出力値(ス
キャンアウト信号SOUT)を観測することでLSIの
論理動作が正常であるか否かを確認する。
【0006】一方、近年のLSIは、上記大規模化、高
密度化だけでなく、高速化も進んでいるため、論理が正
常であるか否かを確認するだけでなく、製品仕様として
規定されたクロック周波数でも正常に動作するか否かを
確認する必要がある。
【0007】そこで、従来のLSIの試験方法では、図
8(a)に示すように、上記スキャンパス法と同様にス
キャン用フリップフロップ(スキャン用F/F)を鎖状
に連結し、図8(b)に示すように、所定のパス(Pa
th)に対して、製品仕様により規定されたクロック
(例えば、100MHz以上)の周期に相当するパルス
間隔(図8の“spec”)を有する2つのパルスを試
験装置からクロック(図8のclock A、cloc
k B )として入力する。そして、任意の2つのスキ
ャン用フリップフロップの出力値をそれぞれ観測し、論
理回路等の素子の遅延(Delay)による誤動作が起
きるか否かを確認するディレイテストが実施されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
LSIの試験方法では、ディレイテスト用の2つのパル
スをLSIテスターで発生し、そのパルスを直接LSI
内のスキャンパステスト回路に供給している。
【0009】このような場合、ディレイテスト可能な周
波数が、LSIテスターが有する、2つのパルスを出力
するためのドライバ回路の性能に依存するため、高価な
LSIテスターでなければ高速動作するLSIのディレ
イテストができないという問題がある。特に、近年のL
SIは内部動作クロックが数百MHzにも達するため、
このようなLSIのディレイテストを実施するためには
非常に高価なLSIテスターが必要になる。
【0010】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、スキャ
ンパス用のテスト回路を利用したディレイテストを安価
に実施することが可能な半導体集積回路装置及びその試
験装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の半導体集積回路装置は、スキャンパス法により
試験を行うためのスキャンパステスト回路を備え、該ス
キャンパステスト回路を利用してディレイテストが実施
される半導体集積回路装置であって、外部から入力され
る前記ディレイテスト用のテストクロックから、該テス
トクロックの周期と等しいパルス間隔の2つのパルスを
生成し、前記スキャンパステスト回路に供給する2パル
ス発生器を備えた構成である。
【0012】このとき、前記テストクロックの周波数を
所定数倍し、前記2パルス発生器に供給するPLL回路
を有していてもよく、前記2パルス発生器は、前記テス
トクロックから2つのパルスを取り出すためのゲート信
号を生成するゲート信号生成回路と、前記ゲート信号に
したがって前記テストクロックのうちの2つのパルスを
出力するラッチゲート回路と、を有する構成であっても
よい。
【0013】一方、本発明の半導体集積回路装置の試験
装置は、予め半導体集積回路装置に設けられた、スキャ
ンパス法により試験を行うためのスキャンパステスト回
路を利用してディレイテストを行うための半導体集積回
路装置の試験装置であって、被試験対象の半導体集積回
路装置が着脱可能に搭載されるテストボードと、前記デ
ィレイテスト用のテストクロックから、該テストクロッ
クの周期と等しいパルス間隔の2つのパルスを生成し、
前記スキャンパステスト回路に供給する、前記テストボ
ード上に搭載される2パルス発生器と、を有する構成で
ある。
【0014】このとき、前記テストクロックの周波数を
所定数倍し、前記2パルス発生器に供給する、前記テス
トボード上に搭載されるPLL回路を有していてもよ
く、前記テストクロックを出力するクロック発信器を有
していてもよい。
【0015】また、前記2パルス発生器は、前記テスト
クロックから2つのパルスを取り出すためのゲート信号
を生成するゲート信号生成回路と、前記ゲート信号にし
たがって前記テストクロックのうちの2つのパルスを出
力するラッチゲート回路と、を有していてもよい。
【0016】さらに、前記テストクロックを測定容易な
周波数まで分周する、前記テストボード上に搭載される
分周回路を有していてもよい。
【0017】本発明の半導体集積回路装置の試験装置の
他の構成は、上記記載の半導体集積回路装置が着脱可能
に搭載されるテストボードと、前記テストボード上に搭
載される、前記テストクロックを出力するクロック発信
器と、を有する構成である。
【0018】このとき、前記テストクロックの周波数を
所定数倍し、前記半導体集積回路装置に供給する、前記
テストボード上に搭載される第2のPLL回路を有して
いてもよく、前記テストクロックを測定容易な周波数ま
で分周する、前記テストボード上に搭載される分周回路
を有していてもよい。
【0019】上記のように構成された半導体集積回路装
置及びその試験装置では、テストボードあるいは半導体
集積回路装置内に、テストクロックの周期と等しいパル
ス間隔の2つのパルスを生成し、スキャンパステスト回
路に供給する2パルス発生器を有することで、安価な回
路構成でスキャンパステスト回路を利用したディレイテ
ストを実施できる。
【0020】また、テストクロックの周波数を所定数倍
し、2パルス発生器に供給するPLL回路を有すること
で、2パルス発生器に供給するテストクロックの周波数
を低くすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は本発明の半導
体集積回路装置の試験装置の第1の実施の形態の構成を
示すブロック図である。また、図2は図1に示した2パ
ルス発生器の一構成例を示す回路図であり、図3は図2
に示した2パルス発生器の動作を示すタイミングチャー
トである。
【0023】図1に示すように、本実施形態の半導体集
積回路装置の試験装置は、被試験対象のLSI2が着脱
可能に搭載されるテストボード1と、被試験対象のLS
I2に供給するディレイテスト用の2つのパルスを生成
する、テストボード1上に搭載された2パルス発生器3
と、2パルス発生器3を所定のタイミングで動作させる
ためのテストクロックを生成する、テストボード1上に
搭載されたクロック発信器4とを有する構成である。
【0024】クロック発信器4はディレイテストで用い
る周波数のテストクロックを発信する。また、2パルス
発生器3は、外部から入力されるコントロールパルスの
タイミングでテストクロックから2つのパルスを取り出
し、被試験対象のLSI2が有するスキャンパステスト
回路5に供給する。
【0025】なお、2パルス発生器3には、必ずしもク
ロック発信器4からテストクロックを供給する必要は無
く、例えば、汎用の発振器やテスター等から所定周波数
のテストクロックを供給するようにしてもよい。
【0026】図2に示すように、2パルス発生器3は、
所定のパルス幅のゲート信号GTにしたがってテストク
ロックから2つのパルスを出力するラッチゲート回路1
00と、該ゲート信号を生成するゲート信号生成回路2
00とを有する構成である。
【0027】ゲート信号生成回路200は、テストクロ
ックを分周する分周回路201と、分周回路201をコ
ントロールパルスの入力から所定数のパルス計数後に動
作させるための制御回路202と、分周回路201内の
所定の信号から上記ゲート信号を生成する論理ゲート回
路203とを有する構成である。
【0028】分周回路201はテストクロックの立ち上
がり及び立ち下がりに同期にして入力信号をシフトする
直列接続された複数のフリップフロップF/Fを備え、
論理ゲート回路203は分周回路201のフリップフロ
ップF/Fの出力パルスのうち、所定の2つのパルスの
論理積を求めることでゲート信号を生成する。
【0029】制御回路202は、テストクロックの立ち
上がり及び立ち下がりに同期にしてコントロールパルス
をシフトする直列接続された複数のフリップフロップF
/Fを備え、コントロールパルスの入力から所定数のパ
ルス計数後に分周回路201のフリップフロップF/F
の出力パルスを入力側に帰還させる。
【0030】なお、図2では、分周回路201及び制御
回路202として、入力信号をシフトするための8つの
フリップフロップF/Fをそれぞれ備えた構成を示して
いる。ゲート信号生成回路200は、図2に示した回路
構成に限定されるものではなく、テストクロックのうち
の2つのパルスをラッチゲート回路100から出力させ
るためのゲート信号GTが得られれば、どのような構成
であってもよい。
【0031】図3に示すように、2パルス発生器3にコ
ントロールパルスが入力されると、コントロールパルス
の入力から所定数だけテストクロックが計数された後、
分周回路201が動作を開始してゲート信号GTが生成
される。ラッチゲート回路100は、ゲート信号GTが
“H”の期間だけテストクロックを通過させ、2つのパ
ルスからなるディレイテスト用のクロックを出力する。
【0032】このような2パルス発生器3を、被試験対
象のLSI2が搭載されるテストボード1に備えること
で、安価な回路構成でスキャンパステスト回路を利用し
たディレイテストを実施することができる。
【0033】(第2の実施の形態)図4は本発明の半導
体集積回路装置の試験装置の第2の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【0034】図4に示すように、本実施形態のLSIの
試験装置は、第1の実施の形態と同様構成の2パルス発
生器13を被試験対象のLSI12内に設けた構成であ
る。クロック発信器14の構成は第1の実施の形態と同
様であるため、その説明は省略する。
【0035】本実施形態のように2パルス発生器13を
LSI12内に設けることで、クロック発信器14、あ
るいは汎用の発振器やLSIテスター等からテストボー
ドに所定周波数のテストクロックを供給するだけでディ
レイテストを実施することができる。
【0036】(第3の実施の形態)図5は本発明の半導
体集積回路装置の試験装置の第3の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【0037】図5に示すように、本実施形態のLSIの
試験装置は、クロック発信器24から出力されたテスト
クロックの周波数を所定数倍し、2パルス発生器23に
供給するPLL(Phase-Locked Loop)回路26を第1
の実施の形態と同様構成のテストボード21上に追加し
た構成である。なお、PLL回路26は、周知の位相比
較器、VCO(voltage controlled oscillator)、ル
ープフィルタ、及び分周器等を用いて構成すればよい。
2パルス発生器23及びクロック発信器24の構成は第
1の実施の形態と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0038】本実施形態のように、クロック発信器24
から出力されたテストクロックの周波数をPLL回路2
6により所定数倍にすることで、クロック発信器24で
生成するテストクロックの周波数を低くすることができ
る。したがって、クロック発信器24を安価に構成する
ことができる。また、クロック発信器24の代わりに汎
用の発振器やテスター等を用いる場合でも安価な装置を
用いることができる。
【0039】(第4の実施の形態)図6は本発明の半導
体集積回路装置の試験装置の第4の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【0040】図6に示すように、本実施形態のLSIの
試験装置は、第3の実施の形態と同様構成のPLL回路
36及び2パルス発生器33を被試験対象のLSI32
内にそれぞれ設けた構成である。クロック発信器34の
構成は第1の実施の形態と同様であるため、その説明は
省略する。
【0041】通常、LSIの入力端子にはインダクタン
ス成分やキャパシタンス成分が在るために、正常に入力
できるクロック周波数が200MHz程度以下に制限さ
れてしまう。本実施形態のように、PLL回路36及び
2パルス発生器33を被試験対象のLSI32内にそれ
ぞれ設けることで、LSI32の入力端子に高速のクロ
ックを入力しなくてもLSI32内部で高速なテストク
ロックが生成されるため、より高速に動作するLSIの
ディレイテストが可能になる。また、LSIの入力端子
に高速のクロックを入力することによる誤動作が防止さ
れるため、高速動作するLSIのディレイテストを誤動
作無く確実に実施することができる。
【0042】(第5の実施の形態)図7は本発明の半導
体集積回路装置の試験装置の第5の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【0043】図7に示すように、本実施形態のLSIの
試験装置は、第4の実施の形態で示したLSIが搭載さ
れるテストボード41にクロック発信器44から出力さ
れたテストクロックの周波数を所定数倍し、2パルス発
生器に供給するPLL回路47をさらに追加した構成で
ある。
【0044】2パルス発生器及びクロック発信器44の
構成は第1の実施の形態と同様であるため、その説明は
省略する。
【0045】本実施形態のように、クロック発信器44
から出力されたテストクロックの周波数をテストボード
41に搭載されたPLL回路47により所定数倍し、さ
らに、被試験対象のLSI42内に設けられたPLL回
路46により所定数倍にすることで、クロック発信器4
4で生成するテストクロックの周波数をさらに低くする
ことができる。したがって、クロック発信器44をより
安価に構成することができる。また、クロック発信器4
4の代わりに汎用の発振器やテスター等を用いる場合で
もより安価な装置を用いることができる。
【0046】なお、上記第1の実施の形態〜第5の実施
の形態で示したクロック発信器またはPLL回路から出
力されるテストクロックの周波数を確認するため、テス
トボードには該テストクロックを分周するための分周回
路を備えていてもいてもよい。その場合、分周回路から
出力されたクロックの周波数を周知の周波数カウンタを
用いて測定すればよい。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0048】テストボードあるいは半導体集積回路装置
内に、テストクロックの周期と等しいパルス間隔の2つ
のパルスを生成し、スキャンパステスト回路に供給する
2パルス発生器を有することで、安価な回路構成でスキ
ャンパステスト回路を利用したディレイテストを実施で
きる。
【0049】また、テストクロックの周波数を所定数倍
し、2パルス発生器に供給するPLL回路を有すること
で、2パルス発生器に供給するテストクロックの周波数
を低くすることができる。したがって、クロック発信器
を安価に構成することができる。
【0050】特に、2パルス発生器及びPLL回路を半
導体集積回路装置内に備えることで、LSIの入力端子
に高速のクロックを入力しなくても半導体集積回路装置
内部で高速なテストクロックが生成される。よって、よ
り高速に動作する半導体集積回路装置のディレイテスト
が可能になる。また、半導体集積回路装置の入力端子に
高速のクロックを入力することによる誤動作が防止され
るため、高速動作する半導体集積回路装置のディレイテ
ストを誤動作無く確実に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路装置の試験装置の第1
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した2パルス発生器の一構成例を示す
回路図である。
【図3】図2に示した2パルス発生器の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図4】本発明の半導体集積回路装置の試験装置の第2
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の半導体集積回路装置の試験装置の第3
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の半導体集積回路装置の試験装置の第4
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の半導体集積回路装置の試験装置の第5
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の半導体集積回路装置の試験方法を説明す
る図であり、同図(a)はスキャンパステスト回路の構
成を示すブロック図、同図(b)はスキャンパステスト
回路を利用したディレイテストの動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1、21、41 テストボード 2、12、42 LSI 3、13、23、33 2パルス発生器 4、14、24、34、44 クロック発信器 5 スキャンパステスト回路 26、36、46、47 PLL回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャンパス法により試験を行うための
    スキャンパステスト回路を備え、該スキャンパステスト
    回路を利用してディレイテストが実施される半導体集積
    回路装置であって、 外部から入力される前記ディレイテスト用のテストクロ
    ックから、該テストクロックの周期と等しいパルス間隔
    の2つのパルスを生成し、前記スキャンパステスト回路
    に供給する2パルス発生器を備えた半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 前記テストクロックの周波数を所定数倍
    し、前記2パルス発生器に供給するPLL回路を有する
    請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記2パルス発生器は、 前記テストクロックから2つのパルスを取り出すための
    ゲート信号を生成するゲート信号生成回路と、 前記ゲート信号にしたがって前記テストクロックのうち
    の2つのパルスを出力するラッチゲート回路と、を有す
    る請求項1または2記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 予め半導体集積回路装置に設けられた、
    スキャンパス法により試験を行うためのスキャンパステ
    スト回路を利用してディレイテストを行うための半導体
    集積回路装置の試験装置であって、 被試験対象の半導体集積回路装置が着脱可能に搭載され
    るテストボードと、 前記ディレイテスト用のテストクロックから、該テスト
    クロックの周期と等しいパルス間隔の2つのパルスを生
    成し、前記スキャンパステスト回路に供給する、前記テ
    ストボード上に搭載される2パルス発生器と、を有する
    半導体集積回路装置の試験装置。
  5. 【請求項5】 前記テストクロックの周波数を所定数倍
    し、前記2パルス発生器に供給する、前記テストボード
    上に搭載されるPLL回路を有する請求項4記載の半導
    体集積回路装置の試験装置。
  6. 【請求項6】 前記テストクロックを出力するクロック
    発信器を有する請求項4または5記載の半導体集積回路
    装置の試験装置。
  7. 【請求項7】 前記2パルス発生器は、 前記テストクロックから2つのパルスを取り出すための
    ゲート信号を生成するゲート信号生成回路と、 前記ゲート信号にしたがって前記テストクロックのうち
    の2つのパルスを出力するラッチゲート回路と、を有す
    る請求項4乃至6のいずれか1項記載の半導体集積回路
    装置。
  8. 【請求項8】 前記テストクロックを測定容易な周波数
    まで分周する、前記テストボード上に搭載される分周回
    路を有する請求項4乃至7のいずれか1項記載の半導体
    集積回路装置の試験装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の半
    導体集積回路装置が着脱可能に搭載されるテストボード
    と、 前記テストボード上に搭載される、前記テストクロック
    を出力するクロック発信器と、を有する半導体集積回路
    装置の試験装置。
  10. 【請求項10】 前記テストクロックの周波数を所定数
    倍し、前記半導体集積回路装置に供給する、前記テスト
    ボード上に搭載される第2のPLL回路を有する請求項
    9記載の半導体集積回路装置の試験装置。
  11. 【請求項11】 前記テストクロックを測定容易な周波
    数まで分周する、前記テストボード上に搭載される分周
    回路を有する請求項9または10記載の半導体集積回路
    装置の試験装置。
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