JPH11174084A - コンタクトプローブ - Google Patents
コンタクトプローブInfo
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- JPH11174084A JPH11174084A JP9341694A JP34169497A JPH11174084A JP H11174084 A JPH11174084 A JP H11174084A JP 9341694 A JP9341694 A JP 9341694A JP 34169497 A JP34169497 A JP 34169497A JP H11174084 A JPH11174084 A JP H11174084A
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- sleeve
- contact probe
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Abstract
縮、バネによる特性検査障害の排除。 【解決手段】 円筒状のスリーブ28と、スリーブ28
内を摺動自在に嵌合するプランジャー27と、プランジ
ャー27を検査対象部材2へ向けて付勢する付勢部材9
とを備える。付勢部材9を、スリーブ28およびプラン
ジャー27に対して電気的に絶縁する。
Description
域において使用される電子部品の電気的特性を評価、検
査する際に用いて好適なコンタクトプローブに関するも
のである。
化に伴って、これらに使用される電子部品においても同
様の高品質が求められている。そのため、この種の電子
部品は、製造後出荷される前や、実際に使用される際に
電気的特性を測定する検査が行われている。
の検査用コンタクトプローブの一例を示す。図3におい
て、符号1は検査用コンタクトプローブユニット(以下
コンタクトユニットと略称する)であり、符号2は電子
部品である集積回路(検査対象電子部品)である。コン
タクトユニット1は、プリント基板3と、プリント基板
3の一面4側に固定されるプローブ保持ケース5と、集
積回路2の接続用端子(外部接続用端子部材)22に対
応してそれぞれ設けられたコンタクトプローブ6とを備
えるものである。
続用端子22とプリント基板3に形成された検査用回路
21とを電気的に接続するものであって、図4に示すよ
うに、有底円筒状のスリーブ8と、スリーブ8内を摺動
自在に嵌合するプランジャー7と、スリーブ8内に収納
され、プランジャー7を集積回路2へ向けて付勢するバ
ネ(付勢部材)9とから構成されており、これらは、い
ずれも導電性材料で構成されている。
周面は、電気絶縁材で形成されたプローブ保持ケース5
に固定されると共に、ハンダ20により検査用回路21
に接続されている。
集積回路2を検査するには、集積回路2の接続用端子2
2を、プランジャー7に対して下方に押した状態で接触
させることにより、接続用端子22と検査用回路21と
を、バネ9に付勢された状態で、プランジャー7および
スリーブ8を通して電気的に接続することにより行われ
る。
たような従来のコンタクトプローブには、以下のような
問題が存在する。検査用回路21から供給される電流
が、スリーブ8からプランジャー7へ流れる際には、バ
ネ9にも流れてしまう。
インダクタンスが発生することに加えて、バネ9の圧縮
状態によりその抵抗値が変化していた。また、バネ9
が、スリーブ8内に収納される構成なので、スリーブ8
の長さが必要以上に大きくなり、流れる電流の損失も大
きくまってしまう。
間でクロストークが発生する、入力信号に対する出力信
号の減衰率が大きくなる、入力波形に対する出力波形の
立ち上がり時間、立ち下がり時間が長くなる、周辺から
の外乱の影響を受ける等の高周波回路では致命的な障害
が発生していた。
化に伴って、これらコンタクトプローブ6に起因する問
題解決が強く望まれるようになっていた。さらに、図5
に示すようなダブルエンドアクション型のコンタクトプ
ローブ6においても、上記と同様の問題が発生してい
た。
れたもので、電流の流れる経路が短縮されると共に、バ
ネによる電気特性検査の障害を排除することができるコ
ンタクトプローブを提供することを目的とする。
めに本発明は、以下の構成を採用している。請求項1記
載のコンタクトプローブは、円筒状のスリーブと、該ス
リーブ内を摺動自在に嵌合するプランジャーと、該プラ
ンジャーを検査対象電子部品の外部接続用端子部材へ向
けて付勢する付勢部材とを備えたコンタクトプローブに
おいて、前記付勢部材を、前記スリーブおよびプランジ
ャーに対して電気的に絶縁したことを特徴とするもので
ある。
れば、スリーブとプランジャーとを通して検査対象部材
と検査用回路とを電気的に接続する際に、付勢部材を通
る電気経路を断つことにより、付勢部材による電気的影
響を排除することができる。
求項1記載のコンタクトプローブにおいて、前記スリー
ブを前記付勢部材に対して分離して配置し、該付勢部材
と前記プランジャーとの間に電気絶縁部材を配置したこ
とを特徴とするものである。
れば、スリーブは付勢部材を収納する必要がない。ま
た、プランジャーと付勢部材とは電気絶縁部材の介在に
より、プランジャーから付勢部材へ電気が流れることを
防止できる。
求項1または2記載のコンタクトプローブにおいて、前
記プランジャーは、前記スリーブ内を摺動する際に、軸
線回りに回転する構成とされることを特徴とするもので
ある。
れば、検査対象物をプランジャーに圧接した際に、プラ
ンジャーは軸線回りに回転しながら摺動する。
ブの第1の実施の形態を、図1を参照して説明する。こ
れらの図において、従来例として示した図3ないし図5
と同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を簡略
化する。
ットである。コンタクトユニット1は、プリント基板3
と、コンタクトプローブ23と、プリント基板3にスペ
ーサ24を介して取り付けられる絶縁性の保持板25
と、保持板25に密着して取り付けられる支持板26と
から構成とされている。
接続用端子22とプリント基板3に形成された検査用回
路21とを電気的に接続するものであって、円筒状のス
リーブ28と、スリーブ28内を摺動自在に嵌合するプ
ランジャー27と、保持板25内に保持され、プランジ
ャー27を集積回路2へ向けて付勢するバネ9とから構
成されており、これらはいずれも導電性材料で構成され
ている。
れらを電気的に絶縁する電気絶縁部材33が配置されて
いる。スリーブ28は、図に示すように、バネ9に対し
て電気的に絶縁されるように分離して配置されると共
に、その外周面をハンダ20により検査用回路21に接
続されるようにプリント基板3に固定されている。
て集積回路2を検査する手順を以下に説明する。図1に
示すように、集積回路2の接続用端子22を、コンタク
トプローブ23のプランジャー27に対して、下方に押
した状態で接触させる。これにより、接続用端子22と
テスト回路21とは、プランジャー27およびスリーブ
28を通して、バネ9に付勢された状態で電気的に接続
されるので、テスト回路21を通して集積回路2の電気
的特性を検査することができる。
間には、電気絶縁部材33が配置されているため、これ
らは電気的に絶縁される。また、スリーブ28もバネ9
に対して電気的に分離されているため、これらは電気的
に絶縁されている。スリーブ28は、バネ9を収納して
いないので、その全長を短くすることができ、従って、
電気抵抗が小さくなり電流損失も小さくなる。
ば、バネ9がプランジャー27およびスリーブ28に対
して電気絶縁されているので、バネ9によるインダクタ
ンスや抵抗値変化が発生することなく、また、スリーブ
28もバネ9を収容していないので、プランジャー27
が摺動するために十分な長さを確保したとしても、電流
の流れる経路が短くなり特性検査を高精度に実施するこ
とができると共に、構造を簡素化できるので製造コスト
を低減することができる。
2の実施の形態を示す図である。この図において、図1
に示す第1の実施の形態の構成要素と同一の要素につい
ては同一符号を付し、その説明を省略する。第2の実施
の形態と上記の第1の実施の形態とが異なる点は、プラ
ンジャー27aおよびスリーブ28aの構成である。
螺旋溝35がその軸線回りに形成されており、スリーブ
28aにはこの螺旋溝35に摺動自在に嵌合する突部3
4がカシメにより形成されている。他の構成は、上記第
1の実施の形態と同様である。
ては、上記第1の実施の形態と同様の作用、効果が得ら
れることに加えて、集積回路2の接続用端子22をプラ
ンジャー27aに圧接させたときに、プランジャー27
aの螺旋溝35がスリーブ28aの突出部34に対して
摺動するため、プランジャー27aが軸線回りに回転す
る。そのため、接続用端子22の表面に酸化膜が形成さ
れていたり塵埃が付着していても、プランジャー27a
が回転してこれらを排除するのでプランジャー27aと
接続用端子22とを一層確実に接続することができる。
をバネとし、プランジャーとバネとを電気絶縁する手段
として電気絶縁部材を介在させる構成としたが、これに
限られることなく、例えば、付勢部材としてウレタンゴ
ム等の絶縁性合成樹脂を用い、直接プランジャーに当接
して付勢するような構成であってもよい。
ンタクトプローブによれば、付勢部材がスリーブおよび
プランジャーに対して電気的に絶縁された構成となって
いる。これにより、インダクタンスの発生を防止でき、
高周波特性を高精度に検査できると共に製造コストの低
減が実現するという優れた効果を奏するものである。
ば、スリーブが付勢部材に対して分離して配置され、付
勢部材とプランジャーとの間に電気絶縁部材が配置され
る構成となっている。これにより、インダクタンスの発
生を防止できることに加えて、電流の伝達経路を短くで
き、高精度に高周波特性を検査できるという効果が得ら
れる。
ば、プランジャーがスリーブ内を摺動する際に軸線回り
に回転する構成となっている。これにより、接続用端子
の表面に酸化膜が形成されていたり塵埃が付着していて
も、プランジャーが回転してこれらを排除するのでプラ
ンジャーと接続用端子とを一層確実に接続することがで
きるため、検査毎に結果が変動することなく、安定した
検査結果が得られるという優れた効果を奏するものであ
る。
て、集積回路の外部接続用端子と検査用回路とがコンタ
クトプローブにより接続されている断面図である。
て、集積回路の外部接続用端子と検査用回路とが回転す
るプランジャーを通して接続されている断面図である。
ある。
示す断面図である。
示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒状のスリーブと、 該スリーブ内を摺動自在に嵌合するプランジャーと、 該プランジャーを検査対象電子部品の外部接続用端子部
材へ向けて付勢する付勢部材とを備えたコンタクトプロ
ーブにおいて、 前記付勢部材を、前記スリーブおよびプランジャーに対
して電気的に絶縁したことを特徴とするコンタクトプロ
ーブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンタクトプローブにお
いて、 前記スリーブを前記付勢部材に対して分離して配置し、 該付勢部材と前記プランジャーとの間に電気絶縁部材を
配置したことを特徴とするコンタクトプローブ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のコンタクトプロ
ーブにおいて、 前記プランジャーは、前記スリーブ内を摺動する際に、
軸線回りに回転する構成とされることを特徴とするコン
タクトプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34169497A JP3872192B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | コンタクトユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34169497A JP3872192B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | コンタクトユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174084A true JPH11174084A (ja) | 1999-07-02 |
JP3872192B2 JP3872192B2 (ja) | 2007-01-24 |
Family
ID=18348058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34169497A Expired - Fee Related JP3872192B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | コンタクトユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3872192B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017060946A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | ユニテクノ株式会社 | 検査用基板 |
WO2018088411A1 (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-17 | 株式会社日本マイクロニクス | プローブ及び電気的接続装置 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP34169497A patent/JP3872192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017060946A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | ユニテクノ株式会社 | 検査用基板 |
WO2018088411A1 (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-17 | 株式会社日本マイクロニクス | プローブ及び電気的接続装置 |
JP2018080926A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | 株式会社日本マイクロニクス | プローブ及び電気的接続装置 |
Also Published As
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---|---|
JP3872192B2 (ja) | 2007-01-24 |
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