JPH11173096A - シールド掘進機のエレクタ装置 - Google Patents

シールド掘進機のエレクタ装置

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JPH11173096A
JPH11173096A JP9356175A JP35617597A JPH11173096A JP H11173096 A JPH11173096 A JP H11173096A JP 9356175 A JP9356175 A JP 9356175A JP 35617597 A JP35617597 A JP 35617597A JP H11173096 A JPH11173096 A JP H11173096A
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erector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド坑の内面にセグメントを組付けるエ
レクタ装置におけるエレクタ本体をトンネル径方向へ移
動駆動する手段の移動ストロークを大きくすると、排土
設備や排泥設備と干渉するため大ストロークのものに構
成できない。 【解決手段】 エレクタ装置17のエレクタ本体20を
トンネル半径方向へ移動駆動する第1,第2移動駆動機
構23,24を直列的に連結し、第1,第2移動駆動機
構23,24を独立に作動させ得るように構成し、第2
移動駆動機構24に対して第1移動駆動機構23を後方
に且つ半径方向外側に所定距離変位させて配置し、トン
ネル径を2段階的に変更して掘進する2段シールド掘進
機に適したエレクタ装置にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はセグメントを取上
げてトンネル坑壁に組付けてトンネルを覆工するエレク
タ装置に関し、特にエレクタ本体をトンネル半径方向へ
大きなストロークでも小さなストロークでも移動駆動可
能に構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、種々のシールド坑(上下水道用
トンネル、通信ケーブル用トンネルなど)を掘進するシ
ールド掘進機には、トンネル坑壁にセグメントを覆工し
ていくエレクタ装置が適用される。エレクタ装置は、一
般に、回転ドラムと、この回転ドラムを回転駆動する回
転駆動機構と、回転ドラムに装備されセグメントを取り
上げるエレクタ本体と、回転ドラムに対してエレクタ本
体をトンネル径方向へ移動駆動する径方向移動駆動機構
と、エレクタ本体をトンネル軸心方向へ移動駆動する前
後方向移動駆動機構とを有するものである。
【0003】シールド掘進機により1リング分のトンネ
ルが掘削される毎に、エレクタ装置はその1リング分の
トンネル坑壁を複数のセグメントでもって覆工する。そ
の場合、エレクタ本体でセグメントを取上げ、そのセグ
メントを上方へ移動させてから周方向へ回動させ、セグ
メントを組付けるべき位置まで移動させてから、径方向
外側へ移動駆動してトンネル内面に組付け、更に周方向
と後方へ小距離移動させて既設のセグメントに当接させ
る。
【0004】このエレクタ装置としては、種々の装置が
実用に供されている。例えば、特開平7─18995号
公報に記載のシールド掘削機のセグメント把持機構で
は、セグメントを支持する支持部材の両側部に設けられ
たローラ部材をセグメントの内周面に当接させつつ回動
させて、セグメントを把持したまま、トンネル半径方向
の軸線回りにセグメントを所定角度だけ回転させ、セグ
メントの角度を調節する。
【0005】特開平8─218792号公報に記載のセ
グメント自動組立装置では、把持装置で把持されたセグ
メントのトンネル径方向の位置修正を行う押付用駆動装
置によりセグメントの前後軸回りの姿勢修正を行い、セ
グメントの前後方向の位置修正を行う前後用駆動装置に
よりセグメントのトンネル径方向の軸線回りの姿勢修正
を行い、回動駆動装置により左右方向の軸線回りの姿勢
修正を行う。
【0006】ここで、最近では、トンネルの掘進途中で
トンネル径を大きく変更したり、小さく変更したりする
ことのできる2段シールド掘進機が実用化されつつあ
る。このような2段シールド掘進機のエレクタ装置で
は、トンネル径の変更の際に、エレクタ装置の径方向移
動駆動機構のストロークが不足するため、エレクタ装置
を交換するか、乃至はエレクタ装置を改造する必要があ
った。例えば、エレクタ装置を改造する場合、大径トン
ネルを掘削する際には、エレクタ装置にディスタンスピ
ースを取付けて、把持部を備えたエレクタ本体を大径ト
ンネルの内周面まで延ばし得るように改造し、小径トン
ネルを掘削する際には前記ディスタンスピースを取外し
て、小径トンネルに適した径方向移動駆動機構にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のシールド掘進機
のエレクタ装置では、エレクタ本体をトンネル径方向に
大ストローク移動駆動可能に構成すると、径方向移動駆
動用のシリンダ等が長くなり、シールド掘進機の内部を
貫通状に配設されるコンベア等の排土設備や給水管と排
泥管を含む排泥設備と前記シリンダ等が干渉してエレク
タ装置を回転させることができなくなるため、前記シリ
ンダを長くするには限界があった。一方、前記ディスタ
ンスピースを着脱することでエレクタ装置を改造する技
術では、ディスタンスピースの取付けや取外し等の作業
負荷が大きくなるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、小径トンネルのセグメン
ト組付けにも大径トンネルのセグメント組付けにも適用
可能なエレクタ装置、汎用性に優れるエレクタ装置を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るシールド
掘進機のエレクタ装置は、回転ドラムと、回転ドラムを
回転駆動する回転駆動手段と、回転ドラムに支持され且
つセグメントを取り上げる把持部を含むエレクタ本体と
を備え、シールド掘進機で掘削したトンネルの内周面に
セグメントを組付けるエレクタ装置において、前記回転
ドラムに対してエレクタ本体を共通のトンネル半径方向
へ移動駆動する為の第1,第2移動駆動手段を設け、こ
れら第1,第2移動駆動手段を直列的に連結し、第1,
第2移動駆動手段を独立に作動させ得るように構成した
ものである。
【0010】ここで、第1,第2移動駆動手段を直列的
に連結するとは、両移動駆動手段による移動量を加算し
て出力できる連結状態を意味する。第1,第2移動駆動
手段を直列的に連結し、第1,第2移動駆動手段を独立
に作動させ得るように構成してあるので、第1,第2移
動駆動手段の一方を停止させ、他方のみを作動させた
り、第1,第2移動駆動手段の両方を作動させたりする
ことができる。
【0011】それ故、大径トンネル掘削時には、第1,
第2移動駆動手段を作動させて、エレクタ本体をトンネ
ル径方向へ大ストローク移動させることができ、大径ト
ンネルの内面にセグメントを組付けることができる。ま
た、小径トンネル掘削時には、第1,第2移動駆動手段
の一方を停止状態に保持し、第1,第2移動駆動手段の
他方を作動させてエレクタ本体をトンネル径方向へ移動
駆動させることにより、エレクタ本体をトンネル径方向
へ小ストローク移動させることができ、小径トンネルの
内面にセグメントを組付けることができる。
【0012】第1移動駆動手段のストローク<第2移動
駆動手段のストロークの場合、トンネル径が最小のとき
には第1移動駆動手段のみを作動させ、トンネル径が中
位のときには第2移動駆動手段のみを作動させ、トンネ
ル径が最大のときには第1,第2移動駆動手段の両方を
作動させる、というように、3段階に切換えることがで
きる。
【0013】請求項2に係るシールド掘進機のエレクタ
装置は、請求項1の発明において、前記第1移動駆動手
段は、前記エレクタ本体に固定された第1被案内部材と
第1被案内部材を前記トンネル半径方向へ移動可能に案
内する第1案内部材とを含む第1案内機構と、前記第1
案内部材に対して第1被案内部材を前記トンネル半径方
向へ移動駆動可能な第1駆動手段とを備えたものであ
る。第1移動駆動手段に第1案内機構を設けたため、第
1駆動手段で移動駆動する際に安定的に案内でき、作動
安定性、確実性を確保することができる。その他請求項
1と同様の作用を奏する。
【0014】請求項3に係るシールド掘進機のエレクタ
装置は、請求項2の発明において、前記第2移動駆動手
段は、前記第1案内部材に固定された第2被案内部材と
第2被案内部材を前記トンネル半径方向へ移動可能に案
内する第2案内部材であって回転ドラムに固定的に連結
された第2案内部材とを含む第2案内機構と、前記第2
案内部材に対して第2被案内部材を前記トンネル半径方
向へ移動駆動可能な第2駆動手段とを備えたものであ
る。第2移動駆動手段に第2案内機構を設けたため、第
2駆動手段で移動駆動する際に安定的に案内でき、作動
安定性、確実性を確保することができる。その他請求項
2と同様の作用を奏する。
【0015】請求項4に係るシールド掘進機のエレクタ
装置は、請求項3の発明において、前記トンネル掘進方
向を前方として、第1移動駆動手段は、第2移動駆動手
段の後方に且つ前記トンネル半径方向外側に所定距離変
位させて配設されたものである。それ故、第1,第2移
動駆動手段の全高(全長)を低く抑えることができ、第
1,第2移動駆動手段が排土設備や排泥設備と干渉しな
いように配置することができる。その他請求項3と同様
の作用を奏する。
【0016】請求項5に係るシールド掘進機のエレクタ
装置は、請求項4の発明において、前記第1移動駆動手
段は左右1対の第1案内機構及び第1駆動手段を有し、
第2移動駆動手段は左右1対の第2案内機構及び第2駆
動手段とを有するものである。第1移動駆動手段では、
左右1対の第1案内機構で案内した状態で左右1対の第
1駆動手段で駆動できるから、第1移動駆動手段の作動
安定性、確実性、耐久性を確保できる。
【0017】個々の第1案内機構及び第1駆動手段を小
型化できるから、それらの配置面でも有利である。同様
に、第2移動駆動手段では、左右1対の第2案内機構で
案内した状態で左右1対の第2駆動手段で駆動できるか
ら、第2移動駆動手段の作動安定性、確実性、耐久性を
確保できる。個々の第2案内機構及び第2駆動手段を小
型化できるから、それらの配置面でも有利である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。本実施形態のシールド掘
進機のエレクタ装置は、エレクタ本体をトンネル径方向
へ移動駆動する機構に特徴を有するものであるので、シ
ールド掘進機自体については簡単に説明する。尚、以下
の説明において、掘進方向を前方とし、その前方に向か
って左右を左右として説明する。
【0019】シールド掘進機1について説明すると、図
1、図2に示すように、シールド掘進機1は、最初に大
径トンネルを掘進していき、その掘進完了後の所定位置
において小径トンネルに切換えて掘進する2段シールド
掘進機である。このシールド掘進機1には、切羽を掘削
するカッターディスク(図示略)と、大径前胴2、大径
後胴3、大径前胴2の内側に同心状に配置された小径前
胴4、小径前胴の後端に連結された中折れ胴5、掘進推
力を発生させる複数のシールドジャッキ8、トンネルの
坑壁内面にセグメントを覆工するエレクタ装置17、掘
削された土砂を外部へ排出するための排土設備又は排泥
設備(図示略)等が設けられている。
【0020】シールド掘進機1の前端にはカッターディ
スクが設けられ、カッターディスクの後側に大径前胴2
と小径前胴4が設けられ、小径前胴4の後端には中折れ
胴5が中折れ可能に連結され、中折れ胴5の後方には大
径後胴3と小径後胴前端部6が同心状に配設されてい
る。図示のシールド掘進機1は大径トンネルを掘進する
状態を示し、小径トンネルの掘進に際しては小径トンネ
ル掘進用にシールド掘進機1を改造する。その場合、小
径後胴前端部6に小径後胴7を溶接接合し、大径前胴2
と大径後胴3とを地中に置き去りにして小径トンネルの
掘進を行うものとする。
【0021】中折れ胴5の内周側には全周に亙って環状
ウェブ材9が設けられ、この環状ウェブ材9には前後方
向向きに配設された複数のシールドジャッキ8が貫通状
に固定されている。各シールドジャッキ8のピストンロ
ッドの先端には偏心金具10が取付けられ、偏心金具1
0の後端面には、ピストンロッドに対して半径方向位置
の異なる第1,第2半球状凸部11,12が形成されて
いる。
【0022】大径トンネルを掘進する際には、各偏心金
具10を図2に示す位置にして、第1半球状凸部11に
スプレッダー13をルーズにボルト結合し、そのスプレ
ッダー13を大径トンネル用のセグメントSに当接させ
て、複数のシールドジャッキ8により掘進推力を発生さ
せる。小径トンネルを掘進する際には、各偏心金具10
を前記位置から所定角度回動させ、第2半球状凸部12
にスプレッダー13をルーズにボルト結合し、小径トン
ネル用のセグメントSに当接させて、複数のシールドジ
ャッキ8により掘進推力を発生させる。尚、小径後胴7
と大径後胴3の後端にはテールシール16が設けられて
いる。
【0023】次に、本願特有のエレクタ装置17につい
て説明する。図1〜図8に示すように、エレクタ装置1
7は、回転ドラム18と、回転ドラム18を回転駆動す
る回転駆動機構19(回転駆動手段)と、エレクタ本体
20と、エレクタ本体20を共通のトンネル半径方向へ
移動駆動する為の第1移動駆動機構23(第1移動駆動
手段)と第2移動駆動機構24(第2移動駆動手段)等
を備えている。
【0024】回転ドラム18は、エレクタ本体20及び
第1,第2移動駆動機構23,24を支持してトンネル
軸心回りに回動させる為のものであり、回転ドラム18
は、4つの支持ローラ27により外側から回転可能に支
持され、回転駆動機構19により回転駆動される。図1
〜図3に示すように、小径後胴前端部6の円周4等分位
置にブラケット25が固着され、各ブラケット25の先
端部には枢支板26を介して支持ローラ27が回動自在
に枢着され、回転ドラム18は4つの支持ローラ27に
回転自在に支持されている。
【0025】回転駆動機構19に関して、回転ドラム1
8を回転駆動するための駆動モータ28が環状ウェブ材
9に取り付けられ、駆動モータ28の出力軸の先端部に
スプロケット29が取付けられ、回転ドラム18の内周
面に全周に亙ってラック部材としての固定チェーン30
が固定され、スプロケット29が固定チェーン30に噛
合され、駆動モータ28によりスプロケット29と固定
チェーン30を介して回転ドラム18を正転方向及び逆
転方向へ回転駆動可能に構成してある。
【0026】エレクタ本体20について説明する。図
1、図2、図5、図6に示すように、エレクタ本体20
は、第1移動駆動機構23、第2移動駆動機構24を介
して回転ドラム18に支持されている。エレクタ本体2
0の下端部分にはセグメントSの中央部の凹部に設けら
れた吊持用金具に係合させてセグメントSを取り上げる
把持部51が設けられている。
【0027】エレクタ本体20は、上部本体21と下部
本体22とを有し、上部本体21は第1移動駆動機構2
3に連結され、上部本体21に下部本体22が固定され
ている。下部本体22は前後1対の壁部材30と連結板
部31とを有し、1対の壁部材30の内側には、前後方
向向きの前後駆動シリンダ32が配設され、1対の壁部
材30には前後駆動シリンダ32が通過できる円形穴3
6,37が形成されている。前後駆動シリンダ32のシ
リンダ本体33は円形穴36,37を介して前後移動可
能である。下部本体22の前端側には連結板部31が突
設され、この連結板部31の上面部に左右1対のブラケ
ット43が固着され、前後駆動シリンダ32のピストン
ロッド34の前端の連結金具35が1対のブラケット4
3にピン44にてピン連結されている。尚、前後駆動シ
リンダ32は油圧供給装置(図示略)に接続されてい
る。
【0028】1対の壁部材30には、前後方向向きの左
右1対のガイドロッド38が架着され、前後駆動シリン
ダ32のシリンダ本体33にはキャリッジ39が固着さ
れ、キャリッジ39の左右両端部の被ガイド部40が左
右のガイドロッド38に摺動自在に外嵌され、キャリッ
ジ39には、その下側へ突出する把持部51であって、
セグメントSを取り上げるための例えばフック状の把持
部51が設けられている。セグメントSの吊持用金具に
把持部51を係合連結した状態において、第1,第2移
動駆動機構23,24によりエレクタ本体20を上昇さ
せてセグメントSを吊り上げた状態において、前後駆動
シリンダ32によりキャリッジ39を前後駆動させてセ
グメントSを前後移動可能に構成してある。
【0029】次に、第1移動駆動機構23について説明
する。図1、図2、図4、図6に示すように、エレクタ
本体20の上部本体21の左右両端部をトンネル半径方
向(図示の場合、上下方向)へ移動駆動する為の第1移
動駆動機構23が設けられ、第1移動駆動機構23は、
エレクタ本体20をトンネル半径方向へ案内する左右1
対の第1案内機構45と、エレクタ本体20を前記案内
方向に移動駆動する左右1対の第1駆動機構46とを備
えている。
【0030】各第1案内機構45に関して、エレクタ本
体20の上部本体21の前部には円柱状の第1被案内部
材47が立設固定され、この第1被案内部材47に第1
案内部材48が摺動自在に外嵌されている。第1被案内
部材47は第1案内部材48により上下方向へ移動可能
に案内されている。
【0031】前記第1案内機構45に対応する第1駆動
機構46は、所定のストロークを有し第1被案内部材4
7と平行な油圧シリンダからなる第1シリンダ50を主
体として構成されている。第1シリンダ50のシリンダ
本体の途中部が連結具53により第1案内部材48に回
動可能にトラニオン連結され、第1シリンダ50のピス
トンロッド52の先端部はエレクタ本体20の上部本体
21にピン連結されている。第1シリンダ50のピスト
ンロッド52を伸長させると、エレクタ本体20がトン
ネル半径方向外側(図示の場合、下方)へ移動駆動さ
れ、ピストンロッド52を退入させると、エレクタ本体
20がトンネル半径方向内側(図示の場合、上方)へ移
動駆動される。
【0032】第2移動駆動機構24について説明する。
図1、図3、図4、図6に示すように、第2移動駆動機
構24は、左右1対の第1案内部材48を回転ドラム1
8の左右両端部に連結し且つ左右1対の第1案内部材4
8をその案内方向と平行方向(図示の場合上下方向)へ
移動駆動する為のもので、この第2移動駆動機構24
は、第1移動駆動機構23と直列的に作動するように連
結されている。
【0033】この第2移動駆動機構24は、左右1対の
第1案内部材48をその案内方向と平行方向へ夫々案内
する左右1対の第2案内機構54と、左右1対の第1案
内部材48をその案内方向と平行方向へ夫々駆動する左
右1対の第2駆動機構55と、4本の連結部材62と、
1本の連結フレーム69などを備えている。各第2案内
機構54とそれに対応する第2駆動機構55を支持する
フレーム56が回転ドラム18に固定して設けられ、フ
レーム56の上端と下端には夫々支持部57,58が一
体形成されている。
【0034】各第2案内機構54に関して、円柱状の第
2案内部材59が、フレーム56の上下の支持部57,
58に架着され、第2案内部材59には第2被案内部材
60が摺動自在に外嵌されている。第2被案内部材60
の内部には断面円形のガイド穴61が長手方向に貫通状
に形成され、このガイド穴61に第2案内部材59が挿
通されている。第2被案内部材60は第2案内部材59
によりその案内方向(図示の場合、上下方向)へ移動可
能に案内されている。
【0035】左右両側において夫々、第1案内部材48
と第2被案内部材60は、前方上りに約45度傾斜した
上下1対の連結部材62で一体的に連結されている。こ
うして、第1移動駆動機構23は、第2移動駆動機構2
4の後方に且つトンネル半径方向外側に所定距離変位さ
せて配設されるとともに第1,第2移動駆動機構23,
24は直列的に作動する(つまり、移動量を加算して出
力できる)ように連結されている。上側の左右の連結部
材62の上部同士を連結するアーチ状の連結フレーム6
9が設けられ、この連結フレーム69の左右両下端部
は、左右の連結部材62に固着されたブラケット70に
夫々固着されている。
【0036】各第2駆動機構55としての油圧シリンダ
からなる第2シリンダ63のシリンダ本体の途中部が、
連結具66を介して第2被案内部材60にトラニオン連
結されている。第2シリンダ63のピストンロッド65
の先端部は連結具67,68を介してフレーム56の支
持部57に連結されている。左右1対の第2シリンダ6
3が伸長駆動されると、第2被案内部材60がトンネル
半径方向外側(図示の場合、下方)へ移動駆動され、左
右1対の第2シリンダ63が退入駆動されると、第2被
案内部材60がトンネル半径方向内側(図示の場合、上
方)へ移動駆動される。尚、左右の第1,第2シリンダ
50,63は油圧供給装置に接続されている。
【0037】以上のシールド掘進機1の作用ついて説明
する。図1、図6〜図8に示すように、このシールド掘
進機1は、カッターディスクを回転駆動して切羽を掘削
しつつ複数のシールドジャッキ8で掘進推力を発生させ
ながら所定距離(1リング分)掘進する毎に掘進を停止
し、エレクタ装置17により、1リング分のセグメント
Sの組付けが行なわれる。以下、それを繰り返してトン
ネルを掘進していく。大径トンネルを掘削し、大径トン
ネルの掘削完了後に小径トンネルの掘削を開始する際に
は、中折れ胴5の後端外周の小径後胴前端部6に小径後
胴7が溶接接合され、大径前胴2と大径後胴3とが地中
に残され、小径前胴4と中折れ胴5と小径後胴前端部6
と小径後胴7とを備えた小径シールド掘進機として小径
トンネルを掘進していく。尚、カッターディスクも小径
カッターディスクに改造される。
【0038】次に、エレクタ装置17の作用、効果につ
いて説明する。図1、図6〜図8に示すように、大径ト
ンネルを掘進し、エレクタ装置17でトンネル内面を覆
工するする場合には、第1,第2移動駆動機構23,2
4を作動させ、エレクタ本体20をトンネル内面に接近
できる状態にして、セグメントSの組付けを行う。この
場合、セグメントSがトンネル底部に搬入されるので、
エレクタ装置17のエレクタ本体20を下方へ向け、図
7に示すように、第1,第2移動駆動機構23,24の
左右の第1,第2シリンダ50,63を伸長駆動させ
て、エレクタ本体20をセグメントSに接近させ、把持
部51をセグメントSに吊持用金具に係合させて吊り上
げ得るようにする。
【0039】次に、例えば、図8に示すように、左右の
第1シリンダ50を退入駆動させてセグメントSを所定
距離上昇させてから、回転ドラム18を回動させて、セ
グメントSを周方向へ組付け位置まで移動させ、その後
左右の第1シリンダ50を伸長駆動させて、セグメント
Sをトンネル内面に押付けつつ、エレクタ本体20とセ
グメントSとを周方向へ小距離移動させてそのセグメン
トSを既設のセグメントの周方向一端に当接させるとと
もに、前後駆動シリンダ32によりエレクタ本体20と
セグメントSを後方へ小距離移動させて、そのセグメン
トSを既設のセグメントの前端に当接させる。その後、
そのセグメントSは既設のセグメントに対してそれと連
続する状態にボルト結合される。その後、左右の第2シ
リンダ63を伸長状態に保持したまま左右の第1シリン
ダ50を伸縮させ、以上と同様にして次のセグメントS
を組付けるのを順次繰り返すことで、1リング分のセグ
メントSの組付けを行う。その後、トンネルの掘進が再
開される。
【0040】小径トンネルのトンネル内面を覆工する際
には、図6に示すように、第2移動駆動機構24の左右
の第2シリンダ63のピストンロッドを退入させた停止
状態に保持し、第1移動駆動機構23によりエレクタ本
体20をトンネル半径方向へ移動駆動する。そこで、必
要に応じて、左右両側の夫々において、第2被案内部材
60と支持部58との間の間隙71に仮固定ピース72
を取付け、第2被案内部材60をフレーム56に対して
固定する。この状態で、エレクタ装置17により、前記
大径トンネルの場合と略同様にして、セグメントSの組
付けを行う。
【0041】以上説明したシールド掘進機のエレクタ装
置17によれば、回転ドラム18に対してエレクタ本体
20を共通のトンネル半径方向へ移動駆動するための第
1,第2移動駆動機構23,24を直列的に連結し、第
1,第2移動駆動機構23,24を独立に作動させ得る
ように構成したので、第1,第2移動駆動機構23,2
4の両方を作動させてエレクタ本体20をトンネル半径
方向の移動ストロークを大きくし、エレクタ本体20を
大径トンネルの内面に接近可能にして、大径トンネルに
おけるセグメントSの組付けを行ったり、第1,第2移
動駆動機構23,24の何れか一方のみを作動させてエ
レクタ本体20のトンネル半径方向の移動ストロークを
小さくし、エレクタ本体20を小径トンネルの内面に接
近可能にして、小径トンネルにおけるセグメントSの組
付けを行ったりすることができ、汎用性に優れる。
【0042】第1,第2移動駆動機構23,24の作
動、作動停止の切換えは、油圧供給装置のバルブ操作の
みで行うことができ、エレクタ装置17を改造すること
なく切換えることができるため、作業負荷が低く、トン
ネル掘進の生産性を高めることができる。第1移動駆動
機構23がエレクタ本体20に固定された第1被案内部
材47と第1被案内部材47をトンネル半径方向へ移動
可能に案内する第1案内部材48とを含む第1案内機構
45と、第1案内部材48に対して第1被案内部材47
をトンネル半径方向へ移動駆動可能な第1駆動機構46
とを備えているので、第1駆動機構46で駆動する際に
第1案内機構45でもって安定的に案内できるから、作
動安定性、作動確実性を確保することができる。
【0043】第2移動駆動機構24が第1案内部材48
に固定された第2被案内部材60と第2案内部材59を
前記トンネル半径方向へ移動可能に案内する第2案内部
材59とを含む第2案内機構54と、第2案内部材59
に対して第2被案内部材60をトンネル半径方向へ移動
駆動可能な第2駆動機構55とを備えているので、第2
駆動機構55で駆動する際に第2案内機構54でもって
安定的に案内できるから、作動安定性、作動確実性を確
保することができる。
【0044】第1移動駆動機構23が第2移動駆動機構
24の後方に且つトンネル半径方向外側に所定距離変位
させて配設されているので、第1,第2移動駆動機構2
3,24の全高(全長)を短く抑えることができ、第
1,第2移動駆動機構23,24が排土設備や排泥設備
等と干渉しないように配置することができる。そして、
第1移動駆動機構23は左右1対の第1案内機構45及
び第1駆動機構46を有し、第2移動駆動機構24は左
右1対の第2案内機構54及び第2駆動機構55とを有
するので、第1移動駆動機構23では、左右1対の第1
案内機構45で案内した状態で左右1対の第1駆動機構
46で駆動できるから、第1移動駆動機構23の作動安
定性、確実性、耐久性を確保できる。
【0045】個々の第1案内機構45及び第1駆動機構
46を小型化できるから、それらの配置面でも有利であ
る。同様に、第2移動駆動機構24では、左右1対の第
2案内機構54で案内した状態で左右1対の第2駆動機
構55で駆動できるから、第2移動駆動機構24の作動
安定性、確実性、耐久性を確保できる。個々の第2案内
機構54及び第2駆動機構55を小型化できるから、そ
れらの配置面でも有利である。
【0046】尚、前記実施形態を部分的に変更する例と
して、第1移動駆動機構23の移動ストロークAと、第
2移動駆動機構24の移動ストロークBとを異なるよう
に設定し、A<Bとした場合、第1移動駆動機構23の
みを作動させることで移動ストロークをAとし、第2移
動駆動機構24のみを作動させることで移動ストローク
をBとし、第1,第2移動駆動機構23,24を作動さ
せることで移動ストロークをA+Bとすることができ、
小、中、大径トンネルの掘進時のセグメント組付けに適
用可能である。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の変更を付加した形態で、このエレクタ装置17
を実施可能であることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】請求項1のシールド掘進機のエレクタ装
置によれば、回転ドラムに対してエレクタ本体を共通の
トンネル半径方向へ移動駆動するための第1,第2移動
駆動手段を直列的に連結し、第1,第2移動駆動手段を
独立に作動させ得るように構成したので、第1,第2移
動駆動手段の一方を停止させ、他方のみを作動させた
り、第1,第2移動駆動手段の両方を作動させたりする
ことができる。
【0048】それ故、大径トンネル掘削時には、第1,
第2移動駆動手段を作動させて、エレクタ本体をトンネ
ル径方向へ大ストローク移動させることができ、大径ト
ンネルの内面にセグメントを組付けることができる。ま
た、小径トンネル掘削時には、第1,第2移動駆動手段
の一方を停止状態に保持し、第1,第2移動駆動手段の
他方を作動させてエレクタ本体をトンネル径方向へ移動
駆動させることにより、エレクタ本体をトンネル径方向
へ小ストローク移動させることができ、小径トンネルの
内面にセグメントを組付けることができる。また、第
1,第2移動駆動手段の配置如何によってはそれらの全
長を小さく構成できるから、排土設備や排泥設備等と干
渉しないように第1,第2移動駆動手段を設けることが
できる。また、断面楕円形や長円形のトンネルを掘削す
る際にも、第1,第2移動駆動手段を適宜作動させてセ
グメントの覆工を行うことができる。
【0049】請求項2の発明によれば、第1移動駆動手
段がエレクタ本体に固定された第1被案内部材と第1被
案内部材をトンネル半径方向へ移動可能に案内する第1
案内部材とを含む第1案内機構と、第1案内部材に対し
て第1被案内部材をトンネル半径方向へ移動駆動可能な
第1駆動手段とを備えているので、第1移動駆動手段に
第1案内機構を設けたため、第1駆動手段で移動駆動す
る際に安定的に案内でき、作動安定性、確実性を確保す
ることができる。その他請求項1と同様の効果を奏す
る。
【0050】請求項3の発明によれば、第2移動駆動手
段が第1案内部材に固定された第2被案内部材と第2案
内部材を前記トンネル半径方向へ移動可能に案内する第
2案内部材とを含む第2案内機構と、第2案内部材に対
して第2被案内部材をトンネル半径方向へ移動駆動可能
な第2駆動手段とを備えているので、第2移動駆動手段
に第2案内機構を設けたため、第2駆動手段で移動駆動
する際に安定的に案内でき、作動安定性、確実性を確保
することができる。その他請求項2と同様の効果を奏す
る。
【0051】請求項4の発明によれば、第1移動駆動手
段が第2移動駆動手段の後方に且つトンネル半径方向外
側に所定距離変位させて配設されているので、第1,第
2移動駆動手段の全高(全長)を低く抑えることがで
き、第1,第2移動駆動手段が排土設備や排泥設備と干
渉しないように配置することができる。その他請求項3
と同様の効果を奏する。
【0052】請求項5の発明によれば、第1移動駆動手
段は左右1対の第1案内機構及び第1駆動手段を有し、
第2移動駆動手段は左右1対の第2案内機構及び第2駆
動手段とを有するので、第1移動駆動手段では、左右1
対の第1案内機構で案内した状態で左右1対の第1駆動
手段で駆動できるから、第1移動駆動手段の作動安定
性、確実性、耐久性を確保できる。個々の第1案内機構
及び第1駆動手段を小型化できるから、それらの配置面
でも有利である。
【0053】同様に、第2移動駆動手段では、左右1対
の第2案内機構で案内した状態で左右1対の第2駆動手
段で駆動できるから、第2移動駆動手段の作動安定性、
確実性、耐久性を確保できる。個々の第2案内機構及び
第2駆動手段を小型化できるから、それらの配置面でも
有利である。また、エレクタ装置の中央部にスペースを
空けることができるから、排土設備や排泥設備の配置の
面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る2段式シールド掘進機
の縦断面図である。
【図2】シールド掘進機の背面図である。
【図3】シールド掘進機のA−A線断面図である。
【図4】エレクタ装置の平面図である。
【図5】エレクタ本体の下部本体の拡大断面図である。
【図6】エレクタ装置の側面図である。
【図7】第1,第2シリンダを伸長させた状態の図6相
当図である。
【図8】第2シリンダを伸長させた状態の図6相当図で
ある。
【符号の説明】
S セグメント 1 シールド掘進機 8 シールドジャッキ 17 エレクタ装置 18 回転ドラム 19 回転駆動機構 20 エレクタ本体 23 第1移動駆動機構 24 第2移動駆動機構 27 支持ローラ 28 駆動モータ 45 第1案内機構 46 第1駆動機構 54 第2案内機構 55 第2駆動機構 62 連結部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムと、回転ドラムを回転駆動す
    る回転駆動手段と、回転ドラムに支持され且つセグメン
    トを取り上げる把持部を含むエレクタ本体とを備え、シ
    ールド掘進機で掘削したトンネルの内面にセグメントを
    組付けるエレクタ装置において、 前記回転ドラムに対してエレクタ本体を共通のトンネル
    半径方向へ移動駆動する為の第1,第2移動駆動手段を
    設け、これら第1,第2移動駆動手段を直列的に連結
    し、第1,第2移動駆動手段を独立に作動させ得るよう
    に構成したことを特徴とするシールド掘進機のエレクタ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1移動駆動手段は、 前記エレクタ本体に固定された第1被案内部材と第1被
    案内部材を前記トンネル半径方向へ移動可能に案内する
    第1案内部材とを含む第1案内機構と、 前記第1案内部材に対して第1被案内部材を前記トンネ
    ル半径方向へ移動駆動可能な第1駆動手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシールド掘
    進機のエレクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2移動駆動手段は、 前記第1案内部材に固定された第2被案内部材と第2被
    案内部材を前記トンネル半径方向へ移動可能に案内する
    第2案内部材であって回転ドラムに固定的に連結された
    第2案内部材とを含む第2案内機構と、 前記第2案内部材に対して第2被案内部材を前記トンネ
    ル半径方向へ移動駆動可能な第2駆動手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載のシールド掘
    進機のエレクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記トンネル掘進方向を前方として、第
    1移動駆動手段は、第2移動駆動手段の後方に且つ前記
    トンネル半径方向外側に所定距離変位させて配設された
    ことを特徴とする請求項3に記載のシールド掘進機のエ
    レクタ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1移動駆動手段は左右1対の第1
    案内機構及び第1駆動手段を有し、第2移動駆動手段は
    左右1対の第2案内機構及び第2駆動手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のシールド掘進機のエレ
    クタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020020144A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 カヤバ システム マシナリー株式会社 エレクター装置

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JP4515658B2 (ja) * 2001-04-02 2010-08-04 株式会社小松製作所 セグメントエレクタ装置
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