JP5115614B2 - セグメントの形状保持装置及びこの形状保持装置を用いたセグメントの形状保持方法 - Google Patents
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Description
また、セグメントを左右方向に保持するために、上下方向にセグメントが無い形状を有するもの、例えば、略U字形等の形状を有するセグメントを保持することが可能となる。
そして、最新のセグメントを組み立てると、直ちに保持するために、浮き上がり、スキンプレート内における自重によるずり落ちを防止することが可能となる。
また、形状保持装置を移動させるための機構は、滑動体を有する滑動部のみからなるために、簡易で小さな構成にすることが可能となる。したがって、形状保持装置全体が簡易な機構にて構成されて、形状保持装置がセグメント内の空間を占有しないために、セグメントピースの運搬や組み立て用の足場等の作業空間が確保され、作業の効率化を図ることが可能となる。
本発明のセグメントの形状保持装置によれば、曲線施工等によりシールド機の傾きとセグメントの設置勾配とが異なる場合でも、左右伸縮手段を伸長して滑動部をセグメントの内面に当接する際に、滑動部がセグメントの勾配に対して平行となるようにブラケットが揺動し、滑動体がセグメントの内面に片当たりすることを防止することが可能となる。
本発明のセグメントの形状保持装置によれば、セグメントの設計内空に基づいて設定された左右伸縮手段の伸長量を伸長するために、セグメントの形状を正確に保持することが可能となる。
図1は、参考例における矩形のシールド機の正面図、図2は、参考例における矩形のシールド機の側断面図である。
ガーダー部7には掘削した土砂を排出するための排出装置57が接続されている。
図5〜図7は、形状保持装置31の作動方法を示す図である。
そして、形状保持装置31が保持するセグメント13の前方に最新のセグメント13eを組み立てる。
図8及び図9に示すように、形状保持装置60は、支持フレーム35と、支持フレーム35の両端部に取り付けられ、左、右方向にそれぞれ伸縮可能な一対の左右伸縮手段67と、各左右伸縮手段67の外方側にトンネル方向に揺動自在に連結されるブラケット39と、各ブラケット39の外方に連結される2台の滑動部43とを備える。
図10は、本発明の他の実施形態に係るシールド機1のテール部5の正断面図、図11は、本発明の他の実施形態に係るシールド機1のテール部5の側断面図である。
3 フード部
5 テール部
7 ガーダー部
9 スキンプレート
11 シールドジャッキ
13 セグメント
15 主シールド
17 シールド本体
19 スライドジャッキ
23 カッターヘッド
25 駆動源
27 動力伝達機構
31 形状保持装置
33 縦梁
35 支持フレーム
37 上下伸縮手段
39 ブラケット
41 滑動体
43 滑動部
45 支持梁
47 延長梁
48 延長梁
49 外筒
51 内筒
53 上下ジャッキ
57 排出装置
59 セグメント組立装置
60 形状保持装置
61 形状保持装置
67、68 左右伸縮手段
69 外筒
71 内筒
73 左右ジャッキ
75 上方伸縮手段
77 下方伸縮手段
Claims (7)
- シールド機を推進する際に組み立てられたセグメントの形状を保持するための形状保持装置であって、
一端が前記シールド機のテール部内に接続され、他端が前記シールド機の後方に突出する支持梁と、
前記支持梁の上部に脱着可能に接続され、前記支持梁から左右両側に延びる一対の延長梁と、
前記一対の延長梁のそれぞれの先端に接続された左右方向に伸縮可能な左右伸縮手段と、
該左右伸縮手段の左右端部に連結され、セグメントの内面に当接するとともに、該セグメントの内面に沿って滑動可能な滑動体を有する滑動部とを備えることを特徴とするセグメントの形状保持装置。 - 前記左右伸縮手段の左端部及び右端部の少なくともいずれかと前記滑動部との間に、進行方向前後に揺動自在に連結されるブラケットを備えることを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記滑動体は、ローラー等の回転体からなることを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記滑動体は、摩擦抵抗の小さい板状の滑動材からなり、交換可能であることを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記左右伸縮手段は、伸縮量を検出する検出手段を備え、所定の伸長量を伸長することによりセグメントの形状を保持することを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載のセグメントの形状保持装置。
- 一端がシールド機のテール部内に接続され、他端が前記シールド機の後方に突出する支持梁と、前記支持梁の前記シールド機より後方に突出した部分の上部に脱着可能に接続され、前記支持梁から左右両側に延びる一対の延長梁と、前記一対の延長梁のそれぞれの先端に接続された左右方向に伸縮可能な左右伸縮手段と、該左右伸縮手段の左右端部に連結され、セグメントの内面に当接するとともに、該セグメントの内面に沿って滑動可能な滑動体を有する滑動部とを備えた形状保持装置を用いてセグメントの形状を保持する形状保持方法において、
前記左右伸縮手段を伸長し、前記滑動部の前記滑動体を直前に組み立てたセグメントの内面に当接して該直前に組み立てたセグメントの形状を保持し、
前記シールド機の内方にて最新のセグメントを組み立てて、
前記左右伸縮手段を伸縮することなく前記直前に組み立てたセグメントの形状を保持した状態のまま前記滑動体が前記直前に組み立てたセグメント内面に沿って進行方向に滑動することにより前記形状保持装置も前進し、
前記滑動体が前記最新のセグメントに移動すると同時に前記最新のセグメントの形状を保持することを特徴とするセグメントの形状保持方法。 - 前記左右伸縮手段は、所定の伸長量を伸長することによりセグメントの形状を保持することを特徴とする請求項6に記載のセグメントの形状保持方法。
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