JPH11172826A - 床スラブおよび構築物 - Google Patents
床スラブおよび構築物Info
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- JPH11172826A JPH11172826A JP34008897A JP34008897A JPH11172826A JP H11172826 A JPH11172826 A JP H11172826A JP 34008897 A JP34008897 A JP 34008897A JP 34008897 A JP34008897 A JP 34008897A JP H11172826 A JPH11172826 A JP H11172826A
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- Japan
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- precast concrete
- slab
- floor slab
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
築し、かつこのプレキャストコンクリート梁に隣接して
凹部が形成された床スラブにおいて、スラブ上端筋の主
方向筋を折り曲げ配筋できる床スラブおよび構築物を提
供することである。 【解決手段】 中央のプレキャストコンクリート梁と、
これの両側に位置するプレキャストコンクリート梁との
間にプレキャストコンクリート板3、4を複数設置し、
これらのプレキャストコンクリート板3、4上にトップ
コンクリート6を打設して形成した床スラブ1であっ
て、前記中央部のプレキャストコンクリート梁の少なく
とも一方側のスラブには前記プレキャストコンクリート
梁に隣接して凹部7が形成され、該凹部7には前記プレ
キャストコンクリート梁に沿って突出部14が形成さ
れ、該突出部14内に、前記スラブの他方側のスラブに
おけるスラブ上端筋5の主方向筋13が折り曲げ配筋さ
れた。
Description
物に関するものである。
は、図6に示すように、床スラブがほとんどプレキャス
トコンクリート板23で構築されており、この床スラブ
にはユニットバス等を設置するための凹部24が形成さ
れている。この凹部24が梁25に隣接して形成されて
いる場合は、この部分にはスラブ上端筋26の主方向筋
27が配筋できないため、梁25内に折り曲げ配筋して
いた。
場打ちコンクリートで構築される場合は、該梁内にスラ
ブ上端筋の主方向筋を折り曲げ配筋できるが、梁をプレ
キャストコンクリートで構築した場合、またはプレキャ
ストコンクリートの壁柱にした場合は、プレキャストコ
ンクリート梁や壁柱にはスラブ上端筋の主方向筋を折り
曲げて配筋できないという問題があった。
のであり、その目的は、プレキャストコンクリート梁で
床スラブを構築し、かつこのプレキャストコンクリート
梁に隣接して凹部が形成された床スラブにおいて、前記
凹部に配筋されるスラブ上端筋の主方向筋を折り曲げ配
筋できる床スラブおよび構築物を提供することである。
めの手段は、床スラブが、中央のプレキャストコンクリ
ート梁と、これの両側に位置するプレキャストコンクリ
ート梁との間にプレキャストコンクリート板を複数設置
し、これらのプレキャストコンクリート板上にトップコ
ンクリートを打設して形成した床スラブであって、前記
中央部のプレキャストコンクリート梁の少なくとも一方
側のスラブには前記プレキャストコンクリート梁に隣接
して凹部が形成され、該凹部には前記プレキャストコン
クリート梁に沿って突出部が形成され、該突出部内に、
前記スラブの他方側のスラブにおけるスラブ上端筋の主
方向筋が折り曲げ配筋されたことを特徴とする。また構
築物が、請求項1の床スラブを備えたことを特徴とす
る。
の主方向筋が折り曲げ配筋できるので、プレキャストコ
ンクリート梁を利用して凹部のある床スラブが構築でき
る。
浴槽等を設置するための台座として使用される。
を構築できる。
形態を図面に基づいて説明する。図1は床スラブの断面
図、図2は同平面図、図3は図1のa−a線断面図であ
る。
製の壁柱2間に設置された複合プレキャストコンクリー
ト板3と、中空プレキャストコンクリート板4と、これ
らの上面に配筋されたスラブ上端筋5と、トップコンク
リート6から構成されている。前記複合プレキャストコ
ンクリート板3とは、図4に示すように、背の高いトラ
ス筋9と背の低いトラス筋11とが長さ方向で重ね配筋
され、かつ背の高いトラス筋9間に軽量型枠22が適宜
間隔ごとに配設された薄肉PC板をいう(以下、複合薄
肉PC板という)。一方、中空プレキャストコンクリー
ト板4とは、図5に示すように、トラス筋21間に軽量
型枠22が適宜間隔ごとに配設された薄肉PC板(以
下、中空薄肉PC板という)をいう。
置され、これらの両板にわたって凹部7が形成されてい
る。
C板3の二分割したエリアの一方のエリア8に配筋され
た背の高いトラス筋9と、他方のエリア10に配筋され
た背の低いトラス筋11との高低差もってトップコンク
リート6が打設されて形成されている。
の低いトラス筋11の高低差によって決定され、例え
ば、凹部7を深くする場合は、背の高いトラス筋9をさ
らに高くする一方、背の低いトラス筋11をさらに低く
する。また凹部7の面積は、背の高いトラス筋9と背の
低いトラス筋11の長さによって決定され、例えば、凹
部7の面積を大きくする場合は、背の低いトラス筋11
をさらに長くする一方、背の高いトラス筋9をさらに短
くする。
されているため、図1に示すように、ユニットバスの浴
槽15などを設置するための台座として使用することが
できる。
トラス筋9上のスラブ上端筋5の主方向筋12が、壁柱
2をまたいで中空薄肉PC板4にまで配筋され、他方、
中空薄肉PC板4のスラブ上端筋5の主方向筋13が、
壁柱2をまたいで凹部7の突出部14に折り曲げ配筋さ
れて、複合薄肉PC板3と中空薄肉PC4を連結してい
る。
いトラス筋9と、背の低いトラス筋11は、中央部でラ
チス筋16の2山以上の長さをもって重ね配筋されてい
る。この重ね配筋は少なくともラチス筋16の2山以上
を重ね合わせている。この重ね合わせはトラス筋9、1
1同士を横に添わせる以外に、図4の(2)に示すよう
に、上下に重ね合わせることもできる。このことにより
重ね合わせ部における強度をさらに強めることができる
とともに、トラス筋9、11同士を互いにずらして配筋
する手間も省ける。
配置された一本の上弦筋(トップ筋)17と二本の下弦
筋(下端筋)18とが波形のラチス筋16で接合された
三角トラスであり、前記下弦筋18がコンクリート板1
9内の曲げ方向筋20に接合されているとともに、上弦
筋17がコンクリート板19上面に突出している。な
お、トラス筋9、11は、上記のようなものに限定され
ず、一本の上弦筋と一本の下弦筋を波型のラチス筋で接
合したトラスであってもよい。
4を前記壁柱2の代わりにプレキャストコンクリート梁
に設置した場合も、前記と同様の構成となる。
筋コンクリート造および鉄骨鉄筋コンクリート造の構築
物を構築すると、凹部7が補強された床スラブ1を備え
た構築物となる。
筋の主方向筋が折り曲げ配筋できるので、プレキャスト
コンクリート梁を利用して床スラブを構築できる。
浴槽等を設置するための台座として使用できる。
できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 中央のプレキャストコンクリート梁と、
これの両側に位置するプレキャストコンクリート梁との
間にプレキャストコンクリート板を複数設置し、これら
のプレキャストコンクリート板上にトップコンクリート
を打設して形成した床スラブであって、前記中央部のプ
レキャストコンクリート梁の少なくとも一方側のスラブ
には前記プレキャストコンクリート梁に隣接して凹部が
形成され、該凹部には前記プレキャストコンクリート梁
に沿って突出部が形成され、該突出部内に、前記スラブ
の他方側のスラブにおけるスラブ上端筋の主方向筋が折
り曲げ配筋されたことを特徴とする床スラブ。 - 【請求項2】 前記プレキャストコンクリート梁をプレ
キャストコンクリート製の壁柱としたことを特徴とする
請求項1に記載の床スラブ。 - 【請求項3】 請求項1の床スラブを備えたことを特徴
とする構築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34008897A JP3691948B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 床スラブおよび構築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34008897A JP3691948B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 床スラブおよび構築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11172826A true JPH11172826A (ja) | 1999-06-29 |
JP3691948B2 JP3691948B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=18333608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34008897A Expired - Lifetime JP3691948B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 床スラブおよび構築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3691948B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308977A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-12-25 | Kumagai Gumi Co Ltd | 床スラブの構造 |
CN114457948A (zh) * | 2020-11-10 | 2022-05-10 | 内蒙古中朵远大建筑工业有限公司 | 一种双向叠合板预制底板拼缝构造及其施工方法 |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP34008897A patent/JP3691948B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308977A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-12-25 | Kumagai Gumi Co Ltd | 床スラブの構造 |
CN114457948A (zh) * | 2020-11-10 | 2022-05-10 | 内蒙古中朵远大建筑工业有限公司 | 一种双向叠合板预制底板拼缝构造及其施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3691948B2 (ja) | 2005-09-07 |
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