JPH111727A - 銅製錬プロセス用冶金炉設備と炉への残基アノード投入方法 - Google Patents

銅製錬プロセス用冶金炉設備と炉への残基アノード投入方法

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JPH111727A
JPH111727A JP24665196A JP24665196A JPH111727A JP H111727 A JPH111727 A JP H111727A JP 24665196 A JP24665196 A JP 24665196A JP 24665196 A JP24665196 A JP 24665196A JP H111727 A JPH111727 A JP H111727A
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anode
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furnace
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炉床を損傷させることなく製銅炉等の冶金炉
内に残基アノードを投入することができる銅製錬プロセ
ス用冶金炉設備および炉への残基アノード投入方法を提
供する。 【解決手段】 上部に開口を有する冶金炉に、開口を通
して冶金炉内に残基アノードを投入するための投入装置
を該開口に隣接して配設し、該投入装置に、投入時に残
基アノードが冶金炉の炉床に衝突するのを防止する衝突
防止手段を付設する。衝突防止手段としては、残基アノ
ードの回転装置か残基アノードの先端を折曲する折曲プ
レスを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、銅製錬
プロセス用の冶金炉に係り、より詳しくは製銅炉等の銅
製錬炉内に残基アノードを投入する構造の改良に関す
る。また、製銅炉等の銅製錬用冶金炉内に残基アノード
を投入する方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】従来、硫化銅鉱の連続製錬プロセスで
は、熔錬炉、分離炉、製銅炉を樋を介して連続に接続し
たもの(いわゆるMI法)が知られており、この方法に
おいては、まず熔錬炉において銅精鉱を溶融して、硫化
銅および硫化鉄を主成分とするカワと、原料中の脈石や
溶剤や酸化鉄等を主成分とするカラミとを生成し、つい
で、分離炉においてカラミとカワを分離し、ついで、製
銅炉においてカワを酸化させて粗銅を生産し、こうして
得られた粗銅(熔体)を精製炉に収納し、ここで酸化還
元を行なって銅の品位を向上させ、さらに、この熔体を
アノードに鋳造して電解製錬を行ない、製品を得てい
る。
【0003】そして、電解製錬においては、製錬の進行
に伴ってアノードが細っていくものの、アノードの全体
が利用されるわけではなく、薄板状の残基アノードが残
留物として得られる。そこで、この残基アノードを再利
用するために、これを熔錬炉や分離炉に再投入するとい
った手段がとられている。
【0004】しかしながら、残基アノードは、精製炉を
経て得られた高品位銅であり、これを再度熔錬炉や分離
炉に投入することは、エネルギー効率等の観点から好ま
しくない。このため、最近になって、製銅炉中に残基ア
ノードを投入して再利用することが行われ始めた。とこ
ろが、このような残基アノードの再利用操業を長期間に
渡って行っていると、残基アノードが炉内に投入される
際に炉床に当たり、炉床を損傷させてしまうことが判明
した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】しかして、本発明は、炉床を損傷させること
なく製銅炉等の銅製錬炉内に残基アノードを投入するこ
とができる、銅製錬プロセス用冶金炉設備を提供するこ
とを主たる目的とする。
【0006】かかる主たる目的を達成する本発明の銅製
錬プロセス用冶金炉設備は、上部に開口を有する冶金炉
に、上記開口を通して上記冶金炉内に残基アノードを投
入するための投入装置を該開口に隣接して配設し、該投
入装置に、投入時に残基アノードが冶金炉の炉床に衝突
するのを防止する衝突防止手段を付設したことを特徴と
する。
【0007】ここで、残基アノードは、一対の前端と後
端を持つとともに該後端に形成された一対の側方外方に
延びる肩突部を有する略矩形の板状をなし、投入装置
は、冶金炉の上記上部に付設され、前端が炉床に向けら
れ後端が炉床から離れる側に位置させられるように傾斜
した状態で残基アノードを冶金炉に投入するように構成
された傾斜シュートを具備する。
【0008】本発明において、衝突防止手段は、シュー
トに付設されて、シュートによって投入された残基アノ
ードを垂直面内において回転させる回転手段を具備する
ようにしてもよいし、残基アノードの前端を折曲する折
曲プレスを具備してなるものとしてもよい。
【0009】前者の場合、回転手段は、シュートの傾斜
面に配設されて、残基アノードの肩突部を支承するよう
に構成された少なくとも一対のジャンプレールを具備す
るようにすることができる。該ジャンプレールは炉床に
向かう方向に上記傾斜面に対して上方に延びるように
し、残基アノードの後端がジャンプレール上を摺動し、
前端がシュートの傾斜面上を摺動するように構成する。
また、ジャンプレールは、残基アノードが冶金炉内の溶
湯に達したときにほぼ水平な状態になるように、構成さ
れ、寸法設定することができる。
【0010】後者の場合、折曲プレスは、残基アノード
が傾斜シュート内に位置したときに折曲部が傾斜シュー
トの傾斜に対して上方に向くように、残基アノードの前
端を折曲するように構成するのが好ましい。該折曲プレ
スは、相互に関連して操作され、間に残基アノードを着
脱自在に保持する第1と第2の保持部材を具備してい
る。該第1保持部材は傾斜部を更に有するとともに、折
曲プレスはさらに該第1保持部材の該傾斜部に対向して
配設された折曲部材を備え、該折曲部材が残基アノード
の前端を第1保持部材の傾斜部に対して押圧するように
作動するようにするのが好ましい。
【0011】更に、本発明は、炉床を損傷させることな
く製銅炉等の銅製錬炉内に残基アノードを投入すること
ができる、炉への残基アノードの投入方法を提供するこ
とも目的とする。
【0012】かかる目的を達成する本発明の残基アノー
ド投入方法は、投入時に残基アノードが冶金炉の炉床に
衝突するのを防止しながら、残基アノードを冶金炉の溶
湯内に投入することを特徴とする。
【0013】ここで、投入の際、残基アノードを垂直面
内で回転させ、残基アノードが炉床まで直接至らないよ
うに溶湯から残基アノードに作用する抵抗を増大させ
て、残基アノードの冶金炉の炉床への衝突を防止するこ
とができる。この場合、残基アノードが冶金炉内の溶湯
に達するときに、該残基アノードを、ほぼ水平の姿勢に
なるように回転させることが好ましい。また、残基アノ
ードの前端を折曲することにより、残基アノードの冶金
炉の炉床への衝突を防止することもでき、残基アノード
が冶金炉に投入されるときに折曲部が残基アノードの投
入方向に対して上方に向いているのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の趣旨に最も適合する冶金
炉は製銅炉である。従って、添付図を参照しながら、製
銅炉設備について説明する。但し、本発明は、製銅炉に
のみ適用されうものではなく、分離炉等の他の銅製錬炉
に適用することもできる。また、適用する製銅炉等は、
連続銅製錬プロセスにおいて用いられるものに限るもの
ではなく、従来の自溶炉等の他の形式の炉でも無論構わ
ない。
【0015】さらに、本発明において再利用される残基
アノード(アノードスクラップ)1は、一対の前端と後
端を持ち、該後端に、移送を容易にする係合部1aとな
る一対の側方外方に延びる肩突部が形成された略矩形の
シートもしくは板状をなすものである。
【0016】図1は本発明の第1実施例に係る製銅炉設
備の全体概略図である。該設備は、概して、製銅炉1
0、該製銅炉10に付設されて製銅炉10内に残基アノ
ード1を投入するための投入装置C、および、該投入装
置Cに付設されて、投入時に残基アノードが炉床に衝突
するのを防止し、炉床の損傷をなくする衝突防止装置
(衝突防止手段)を具備する。
【0017】製銅炉10は、炉床と、該炉床に下端が接
合されて周囲を囲む円形の側壁と、該側壁の上端に接合
された天井11とを持つ通常の炉構造を有し、カワの投
入口と粗銅の排出口とカラミの排出口を具備している。
本発明にあっては、製銅炉10は、さらに、残基アノー
ド1を内部に投入するための開口11aを備えている。
図示した例では、残基アノード1の開口は天井11に形
成されているが、側壁の上部のように、炉の他の上部に
形成することもできる。
【0018】投入装置Cは、製銅炉10の内外を貫通す
る開口11aの内面に固定された断面略矩形の筒状の傾
斜シュート20と、該シュート20の長手方向に離間し
て設けられ、相互に独立して開閉される外シャッタ30
および内シャッタ40とを有するシュート装置を具備し
ている。投入装置Cは、さらに、シュート20の開口す
る上端の上方の位置まで残基アノード1を搬送し、シュ
ート20内にこれを投入するローディング機構50と、
該ローディング機構50まで残基アノード1を搬送する
搬送機構60とを具備している。
【0019】図1に示すように、搬送機構60は、搬入
された残基アノード1を一時的にストックする架台61
と、この架台61に隣接して設けられ、第1移送機構6
6(後述)まで残基アノード1を垂直状態で搬送するス
トックコンベア62と、このストックコンベア62と架
台61の上方に設置されたレール(図示せず)上に前後
に自走可能に配されて、架台61上に載置された残基ア
ノード1をアーム63aによって垂直状態で把持してス
トックコンベア62上に載置する台車63を具備してお
り、4本の電動ジャッキ(図示せず)が、この台車66
のアーム63aを上下させるように配設されている。ス
トックコンベア62の終端(図1中左端)の下方には、
ストックコンベア62によって移送されてきた残基アノ
ード1を油圧シリンダの伸縮によって一枚づつ持ち上げ
る第1リフタ64が設置され、この第1リフタ64の上
方から傾斜コンベア68(後述)の下端上方まで、レー
ル65が延びており、このレール65上に、残基アノー
ド1を第1リフタ64から受け取って第2リフタ67
(後述)まで移送する第1移送機構66が走行自在に取
り付けられている。第2リフタ67は、第1移送機構6
6から残基アノード1を受け取って、傾斜コンベア68
の始端(下端)までエアシリンダによって下降させるよ
うに構成され、傾斜コンベア68は、この第2リフタ6
7に接し、第2リフタ67によって下降された残基アノ
ード1に係合してこれを斜め上方に搬送するように構成
されている。また、傾斜コンベア68の移送速度の約2
倍の速度で残基アノード1を移送する早送りコンベア6
9が、傾斜コンベア68の終端(上端)に連結して設け
られている。この早送りコンベア69の終端下方に設置
されたレール70上を、リフトアーム台車72が、電動
のボールネジ機構71によって前後に走行するようにさ
れ、このリフトアーム台車72の前面(図1中右側面)
には、早送りコンベア69の終端において残基アノード
1を受け取り、2枚の残基アノード1を受け取った時点
で、エアシリンダの伸長により、この残基アノード1を
持ち上げて前記投入機構50まで受け渡すリフトアーム
73が取り付けられている。
【0020】上記第1移送機構66は、レール65上に
車輪を介して取り付けられた台車66aと、この台車6
6aの下面に固定された2つの昇降シリンダ66bと、
この昇降シリンダ66bのロッドに取り付けられて、残
基アノード1を開放自在に把持するチャック66cとか
ら構成されている。
【0021】上記ローディング機構50は、リフトアー
ム台車72の後退位置(ボールネジ機構71が図1中左
側へ後退した状態での位置)の上方からシュート20の
上方まで延長されたレール51(図1〜図3参照)と、
このレール51上に車輪を介して前後に自走可能に取り
付けられた台車52と、図2に示したように、この台車
52の上面に立設され、ロッドを上方にして配置された
2本の第1昇降シリンダ53を具備している。略U字状
の摺動板54が、この第1昇降シリンダ53のロッドに
固定され、かつ、台車52に相対して摺動自在に嵌合さ
れている。第2昇降シリンダ55が摺動板54に、ロッ
ドを下方に向けた状態で固定され、ロッドが摺動板54
に対して軸方向に相対移動自在とされている。また、残
基アノード1を把持するチャック56が、この昇降シリ
ンダ55のロッドの下端に、ロッドの軸心回りに回動自
在に取り付けられ、エアシリンダやリンク機構を具備
し、チャック56を軸心回りに約56゜の角度で回動さ
せる回動機構(図示せず)が設けられている。
【0022】外シャッタ30は、図4に示すように、シ
ュート20の上端を閉鎖する板状のシャッタ本体31
と、このシャッタ本体31を水平方向に前後動させるエ
アシリンダ32とから構成されている。同様に、内シャ
ッタ40も、シュート20の上下方向略中間位置を閉鎖
するシャッタ本体41と、これを駆動してシャッタ本体
31と同様にして水平動作を制御するエアシリンダ42
とから構成されている。
【0023】図4および図5に示すように、シュート2
0には、シャッタ本体31とシャッタ本体41との間に
おいて、シュート20内に投入された残基アノード1を
一旦停止させる受取り機構80が設置されている。この
受取り機構80は、シュート20の幅方向に貫通して取
り付けられ、かつ、シリンダ81の伸縮によってリンク
を介して約80゜の角度で回動させられる回動軸82を
有している。平行に配置された2本の棒状の突起83
が、この回動軸82に固定され、かつ、残基アノード1
の両肩部分に形成された係合部1aの間隔よりも僅かに
狭い間隔で離間されており、シュート20の内部に投入
された残基アノード1の係合部1aに係合するように構
成されている。
【0024】しかして、第1実施例では、衝突防止装置
は、傾斜シュート20に付設されて、シュート20を通
過する残基アノード1を回転させる回転装置もしくは回
転手段を具備しており、該回転装置は、残基アノードが
製銅炉の溶湯レベルに達したときに、好ましくは、ほぼ
水平な姿勢になるようになされており、これにより、残
基アノード1の炉床への直接の衝突を防止することがで
きる。
【0025】上記回転装置は如何なる構造のものでも構
わないが、図4に示すように、好ましくは、シュート2
0の傾斜内面20aに、残基アノード1の肩突部を支承
する一対のジャンプレール90を設け、残基アノード1
の前端をシュートの傾斜内面20a上を摺動するように
維持しながら、残基アノードの後端を上記傾斜内面20
aに対して上方に持ち上げることができるよう構成とす
るとよい。このようにすると、ジャンプレール90によ
り、残基アノード1がシュート20内を摺動するとき
に、図4(または図6)において反時計回りの方向に回
転する。図4に示したように、好ましくは、ジャンプレ
ール90は、シュート20の下端と内シャッタ40の間
の部位に位置させられるが、内シャッタ40と外シャッ
タ30の間に位置させても構わない。
【0026】ジャンプレール90の長さと角度、並び
に、傾斜シュート20自体の傾斜角度と長さは、製銅炉
10の実際の寸法もしくは深さ等を考慮して設計し決定
されるものである。実験の詳細な説明は省くが、発明者
等は種々のパラメータを決定する実験を実施し、種々の
設計パラメータに対して次の結果を得ている。
【0027】シュートの傾斜角(水平線に対する角
度):この角度は、30度から89度、好ましくは38
度から60度までの範囲である。
【0028】シュート長さ(シュート下端とシュート内
のスタンバイ位置における残基アノードの肩突部の位置
との間の長さ):この長さは、シュート装置の構造に依
存する。図示したような2つのシャッタを持つシュート
の場合は、シュート長さは、残基アノードとジャンプレ
ールの少なくとも合計長でなければならず、ジャンプレ
ールが2つのシャッタの間に位置するときは、シュート
長さは少なくとも残基アノードの長さでなければならな
い。一方、一つのシャッタ(外シャッタ)が設けられて
いるのみの場合は、ジャンプレールを収容するのに十分
な長さがあればシュート長さとしては十分である。
【0029】シュート面からのジャンプレール下端の高
:ジャンプレールの下端の高さは、少なくとも、残基
アノードの肩突部を適切に案内するのに十分なものでな
ければならず、肩突部の実際の高さを考えて、ジャンプ
レールは少なくとも30mmの高さを持つべきである。上
限については、ジャンプレールの高さが残基アノードの
高さを超えると、残基アノードは回転しない。従って、
ジャンプレールの高さはせいぜい約100mmが妥当で
ある。
【0030】ジャンプレールの位置(シュートの下端と
ジャンプレールの下端との距離):残基アノードは、基
本的にはシュートの下端の回りを回転する。従って、シ
ュートの下端が残基アノードの重心に近いのが好まし
い。しかし、この距離はゼロから、残基アノードの長さ
に対応する約1000mmまでの範囲である。
【0031】シュートの下端と溶湯の距離:この距離
は、設備の構造に大きく依存する。なお、出願人の実際
の設備では500ないし2500mmに設計される。
【0032】上記において、ジャンプレール90は真っ
直ぐで特定の一定の傾斜角を持つ簡単なものにしてもよ
いが、傾斜角が徐々に増大するように傾斜もしくは湾曲
させてもよい。なお、傾斜シュート20の下部では残基
アノード1が回転する空間を確保する必要があることは
もちろんである。このため、シュート断面のかかる下部
のみを大きくすることもできる。
【0033】つぎに、上記のように構成された製銅炉の
操業について説明する。まず、搬送装置60の架台61
に、フォークリフトまたは他の適当な装置を用いて約5
0枚づつの残基アノード1を載置する。ついで、台車6
3を架台61上に移動させて、アーム63aに取り付け
られている電動ジャッキを上昇させることによってこの
アーム63aにより残基アノード1の係合部1aを把持
し、台車63をストックコンベア62上に移動させ、前
記の電動ジャッキを下降させることによって残基アノー
ド1をストックコンベア62上に載置する。ついで、ス
トックコンベア62によって残基アノード1を第1リフ
タ64の上方に位置させ、第1リフタ64を伸長させて
その前端を1枚の残基アノード1の係合部1aに係合さ
せて、この残基アノード1を上昇させる。ついで、第1
移送機構66のチャック66cによってこの残基アノー
ド1を把持し、第1リフタ64を収縮させて初期位置に
戻す。
【0034】ついで、第1移送機構66の昇降シリンダ
66bが収縮して残基アノード1を上昇させた後、台車
66aがレール65上を走行して残基アノード1を第2
リフタ67の上方に移送する。すると、昇降シリンダ6
6bが伸長して残基アノード1を下降させるとともに、
第2リフタ67が伸長してその前端によって残基アノー
ド1を支持し、この状態でチャック66cを開放する。
ついで、第2リフタ67が収縮し、残基アノード1が下
降して傾斜コンベア68に係合する。この傾斜コンベア
68は、係合された残基アノード1を上昇させるととも
に1枚づつ早送りコンベア69に受け渡す。この早送り
コンベア69は、その終端においてリフトアーム73の
上端に残基アノード1を1枚づつ載置する。以上の動作
により、2枚の残基アノード1がリフトアーム73の上
端に載置された時点で、リフトアーム73が伸長して2
枚の残基アノード1が若干上昇し、この状態でボールネ
ジ機構71が収縮してリフトアーム台車72がローディ
ング機構50の台車52の下方まで移動する。ついで、
第1昇降シリンダ53が収縮して摺動板54を下降さ
せ、これによって、第2昇降シリンダ55およびチャッ
ク56が下降し、このチャック56によって残基アノー
ド1を把持することができる。このように残基アノード
1をローディング機構50に受け渡した後は、リフトア
ーム73を十分に収縮させて更にボールネジ機構71が
収縮して残基アノード1とリフトアーム73との干渉を
防ぎ、台車52がシュート20上に移動したのちに、ボ
ールネジ機構71を駆動して、リフトアーム台車72等
を初期位置まで戻しておく。
【0035】ローディング機構50においては、残基ア
ノード1をチャック56で把持した後、第1昇降シリン
ダ53が伸長して残基アノード1を上昇させ、台車52
がレール51上を走行して残基アノード1をシュート2
0の上方に位置させる。ここで、台車52がレール51
上を移動する間に、チャック56に取り付けられた回動
機構によってこのチャック56を軸心回りに約56゜回
動させ、残基アノード1の表面とシュート20の幅方向
とを平行としておく。
【0036】台車52をシュート20の上方に位置させ
た後、外シャッタ30のエアシリンダ32が収縮してシ
ャッタ本体31を移動させ、シュート20の上端部を開
口状態とする。ついで、第1昇降シリンダ53が収縮す
るとともに第2昇降シリンダ55が伸長して残基アノー
ド1を下降させ、残基アノードの両肩に形成された係合
部1aを受取り機構80に備えられた突起83に係合さ
せ、その後チャック56を開放して第1昇降シリンダ5
3が伸長するとともに第2昇降シリンダ55が収縮し、
残基アノード1を受取り機構80に受け渡す。これによ
って、残基アノード1の下端が内シャッタ40に接触し
てこの内シャッタ40を損傷することを防止することが
できる。
【0037】ついで、エアシリンダ32が伸長して、シ
ャッタ本体31によりシュート20の上端を閉塞した
後、内シャッタ40のエアシリンダ42が収縮してシャ
ッタ本体41がシュート20の内部から退避する。つい
で、受取り機構80の回動軸82が回動して突起83が
図4中反時計方向に約80゜回動し、突起83と残基ア
ノード1との係合が解除されて、残基アノード1が、シ
ュート20の傾斜内面を摺動しながら落下する。
【0038】残基アノード1の肩突部がジャンプレール
90に達すると、ジャンプレール90上を摺動し、その
結果、残基アノード1は、前端がシュート20の傾斜内
面20a上を摺動し続けながら、その後端がシュート2
0の傾斜面から上方に持ち上げられ、これによって、残
基アノード1は、ジャンプレール90の上を摺動しなが
ら、図6において反時計回りの方向に回転させられる。
このようにして、残基アノード1が製銅炉内の溶湯レベ
ルに達すると、その姿勢は残基アノードが炉床に衝突す
ることがない略水平位置にある。
【0039】ついで、エアシリンダ42が伸長してシャ
ッタ本体41によりシュート20を閉塞するとともに、
回動軸82が逆方向(図4中時計方向)に回動して突起
83が初期の位置まで復帰する。以下、前記の操作を繰
り返すことにより、残基アノード1を順次製銅炉1の内
部に投入することができる。
【0040】図7、図8、図9は本発明の第2実施例に
係る製銅炉設備を示すものであり、第1実施例と共通の
部材もしくは構造には同じ符号を付して説明を省略す
る。この実施例では、衝突防止装置として、折曲プレス
92が、回転装置もしくは回転手段の代わりに設けられ
ている。該折曲プレス92は、搬送装置60に付設され
て、残基アノード1の前端を、残基アノード1がシュー
ト20内に位置させられたときに折曲部1bがシュート
20の傾斜内面20aに対して上方に向くように折曲す
るものである。すなわち、この実施例では、残基アノー
ド1の投入前に、残基アノード1自体の前端が折曲プレ
ス92によって折曲される。残基アノード1にこのよう
な折曲部1bを設けることにより、投入時の残基アノー
ド1の炉床への衝突が防止できる。すなわち、図9に概
略的に示すように、残基アノードの折曲端が製銅炉10
内の溶湯に至ると、作用する抵抗が増大するため、前端
が溶湯に浮かぶようになり、垂直の状態から水平の状態
に姿勢を徐々に変える。しかして、残基アノード1の炉
床への衝突が防止される。
【0041】残基アノード1の折曲部1bの折曲角と長
さは、シュート等の構造によって変化するが、発明者等
の実験によれば、折曲角は10度から45度が好まし
く、また20度から45度が更に好ましく、折曲長さは
50mmから200mmが好ましく、また100mmか
ら200mmが更に好ましい。
【0042】図7、8は本発明の第2実施例において用
いる折曲プレス92の詳細な構造を示すものである。該
折曲プレス92は、搬送機構60の第2リフタ67が設
置された場所に相互に隣接して配設された第1フレーム
93および第2フレーム94と、第1の対の案内部材9
7および第2の対の案内部材98によって該第1フレー
ム93および第2フレーム94によって支持された第1
保持部材95および第2保持部材96と、第1保持部材
95および第2保持部材96にそれぞれ取り付けられ
て、相互に協同して第1保持部材および第2保持部材を
互いに接近させたり離間させる第1油圧シリンダ99お
よび第2油圧シリンダ100を具備している。第1保持
部材95は、上側に垂直面95aが形成され下側に傾斜
面95bが配された押圧面を有しており、第2保持部材
96は垂直で第1保持部材の垂直面にのみ対向する押圧
面96aを有している。この第2保持部材96の下方に
配設されているのは、第2フレーム94によって案内さ
れ、また第2フレーム94に支持された油圧シリンダ1
02によって作動される一対の折曲部材101である。
各折曲部材101は、第1保持部材95の傾斜面95b
に合致する傾斜面101aを有している。第1保持部材
95および第2保持部材96の作動により、残基アノー
ド1はそれらの間に挟持され、折曲部材101の作動
で、残基アノード1の下端(前端)が折曲部材によって
第1保持部材95の傾斜面95bに対して押圧され、残
基アノード1の下端が所定の角度で折曲される。
【0043】第2実施例に係る設備の操業は、衝突防止
手段の作動を除いて、第1実施例の場合と同じである。
折曲プレス92の作動は、上述の説明から容易に理解で
きるものであるので、更なる説明は省く。
【0044】上記した教唆に照らして本発明を変形した
り変更することが種々可能なことは当業者に明らかであ
る。従って、本発明の範囲内において、ここに開示した
態様以外の態様で本発明を実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る製銅炉設備の概略
図である。
【図2】 図1のII方向矢視における図1の要部拡大図
である。
【図3】 図2と同様の拡大図で、図1のIII方向矢視
図である。
【図4】 図1のIV−IV線に沿う図1の設備の要部拡大
断面図である。
【図5】 図4のV−V線に沿う設備の要部断面図であ
る。
【図6】 第1実施例に従って製銅炉内に投入している
残基アノードを示す概略図である。
【図7】 本発明の第2実施例に係る設備に設けた折曲
プレスの側面図である。
【図8】 図7の折曲プレスの平面図である。
【図9】 図6と同様の図であるが、本発明の第2実施
例に係る製銅炉に投入される残基アノードを示す。
【符号の説明】
1 残基アノード 10 製銅炉 C 投入装置 11 側壁 11a 開口部 20 シュート 30 外シャッタ 40 内シャッタ 50 ローディング機構 90 ジャンプレール 92 折曲プレス 95 第1保持部材 96 第2保持部材 101 折曲部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小隈 信博 香川県香川郡直島町4049番地1 三菱マテ リアル株式会社直島製錬所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口を有する冶金炉に、上記開口
    を通して上記冶金炉内に残基アノードを投入するための
    投入装置が該開口に隣接して配設され、該投入装置に
    は、投入時に残基アノードが冶金炉の炉床に衝突するの
    を防止する衝突防止手段が付設されたことを特徴とする
    銅製錬プロセス用冶金炉設備。
  2. 【請求項2】 上記残基アノードは、一対の前端と後端
    を持ち、該後端に一対の側方外方に延びる肩突部が形成
    された略矩形の板状をなし、上記投入装置は、上記冶金
    炉の上記上部に付設されて、上記残基アノードを、前端
    が炉床に向き後端が炉床と反対側に位置した傾斜状態で
    上記冶金炉に投入するように構成された傾斜シュートを
    具備する請求項1に記載の冶金炉設備。
  3. 【請求項3】 上記衝突防止手段は、上記シュートに付
    設されて、上記シュートによって投入された残基アノー
    ドを垂直面内において回転させる回転手段を具備する請
    求項2に記載の冶金炉設備。
  4. 【請求項4】 上記衝突防止手段は、残基アノードの上
    記前端を折曲する折曲プレスを具備してなる請求項2に
    記載の冶金炉設備。
  5. 【請求項5】 上記折曲プレスは、残基アノードが上記
    傾斜シュート内に位置したときに折曲部が上記傾斜シュ
    ートの傾斜に対して上方に向くように、残基アノードの
    上記前端を折曲するように構成された請求項4に記載の
    冶金炉設備。
  6. 【請求項6】 上記傾斜シュートは炉床に向かって前方
    下方に傾斜した傾斜面を有し、上記回転手段は、該傾斜
    面に配設されて、残基アノードの上記肩突部を支承する
    ように構成され、炉床に向く方向で傾斜面に対して上方
    に延びた少なくとも一対のジャンプレールを具備し、残
    基アノードの後端が該ジャンプレール上を摺動し、前端
    が上記傾斜シュートの上記傾斜面上を摺動するように構
    成された請求項3に記載の冶金炉設備。
  7. 【請求項7】 上記ジャンプレールは、残基アノードが
    冶金炉内の溶湯に達したときにほぼ水平な状態になるよ
    うに、構成され、寸法設定されている請求項6に記載の
    冶金炉設備。
  8. 【請求項8】 上記折曲プレスは、相互に関連して操作
    されて、間に残基アノードを着脱自在に保持する第1と
    第2の保持部材を具備し、該第1保持部材は傾斜部を更
    に有するとともに、折曲プレスはさらに該第1保持部材
    の該傾斜部に対向して配設された折曲部材を備え、該折
    曲部材は上記第1保持部材の上記傾斜部に対して残基ア
    ノードの前端を押圧する構成とされた請求項4に記載の
    冶金炉設備。
  9. 【請求項9】 一対の前端と後端を持ち、該後端に一対
    の側方外方に延びる肩突部が形成された略矩形の板状を
    なす残基アノードを、冶金炉の溶湯内に投入する方法に
    おいて、投入時に残基アノードが冶金炉の炉床に衝突す
    るのを防止しながら、残基アノードを上記冶金炉の溶湯
    内に投入することを特徴とする投入方法。
  10. 【請求項10】 残基アノードを垂直面内で回転させ、
    投入時に残基アノードが炉床まで直接至らないように溶
    湯から残基アノードに作用する抵抗を増大させて、残基
    アノードの冶金炉の炉床への衝突を防止することを特徴
    とする請求項9に記載の投入方法。
  11. 【請求項11】 残基アノードが冶金炉内の溶湯に達す
    るときに、該残基アノードを、ほぼ水平の姿勢になるよ
    うに回転させることを特徴とする請求項10に記載の投
    入方法。
  12. 【請求項12】 残基アノードの前端を折曲することに
    より、残基アノードの冶金炉の炉床への衝突を防止する
    ことを特徴とする請求項9に記載の投入方法。
  13. 【請求項13】 残基アノードが冶金炉に投入されると
    きに折曲部が残基アノードの投入方向に対して上方に向
    いていることを特徴とする請求項12に記載の投入方
    法。
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