JPH1117272A - 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子 - Google Patents
窒化ガリウム系化合物半導体発光素子Info
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- JPH1117272A JPH1117272A JP17082297A JP17082297A JPH1117272A JP H1117272 A JPH1117272 A JP H1117272A JP 17082297 A JP17082297 A JP 17082297A JP 17082297 A JP17082297 A JP 17082297A JP H1117272 A JPH1117272 A JP H1117272A
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Abstract
合物半導体レーザの作成を可能とし、従来技術の絶縁体
膜の形成及び再成長技術を必要としない素子構造を提供
する。 【解決手段】 所望領域が凹凸状に加工された基板と、
該基板上方に形成されたノンドープ窒化ガリウム系化合
物半導体層を備えた窒化ガリウム系化合物半導体発光素
子であって、前記基板の凹凸状加工領域上方の前記ノン
ドープ窒化ガリウム系化合物半導体層の抵抗率と前記基
板の凹凸状非加工領域上方の前記ノンドープ窒化ガリウ
ム系化合物半導体層の抵抗率とが異なってなることによ
って上記課題を解決するものである。
Description
域で発光可能な窒化ガリウム系化合物半導体発光素子に
係わり、特に、電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導体
発光素子に関するものである。
化合物半導体レーザの断面模式図を示す。
GaNバッファ層2、N型GaN層3、N型AlGaN
クラッド層4、ノンドープInGaN活性層5、P型A
lGaNクラッド層6、N/P/N型GaN電流阻止層
20を順次積層し、N/P/N型GaN電流阻止層20
にストライプ状の溝を形成し、その溝を埋めるためにP
型GaNコンタクト層7を再成長する。次に、P型電極
8及びN型電極9を形成してなる電流狭窄型窒化ガリウ
ム系化合物半導体レーザが特開平8−107247に開
示されている。
化ガリウム系化合物半導体レーザの断面模式図を示す。
GaNバッファ層2、N型GaN層3、N型AlGaN
クラッド層4、ノンドープGaN層4’、ノンドープI
nGaN多重量子井戸活性層5、P型GaN層6’、P
型AlGaNクラッド層6、P型GaNコンタクト層7
を順次積層し、P型GaNコンタクト層7上にSiO2
絶縁体層30を形成し、外部との電気的接触をもたせる
ためにその一部を除去し、P型電極8及びN型電極9を
形成した電極ストライプ型窒化ガリウム系化合物半導体
レーザがJ.J.A.P.35 p1315(199
6)に開示されている。
持つ電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導体レーザが知
られているが、P型AlGaNクラッド層6と再成長P
型GaNコンタクト層7の界面が高抵抗化し素子の動作
電圧が増加し信頼性が悪化する。また絶縁体膜を用いて
電流阻止を可能にした電極ストライプ型窒化ガリウム系
化合物半導体レーザは発振開始電流の低減や発光パター
ンの制御が困難であった。さらに、これらは絶縁体膜の
形成や再成長技術を必要とし製造上、製造工程が複雑に
なるという欠点を有している。
グ法を用いてエッチングを行いP型AlGaNクラッド
層6表面を露出したりクラッド層6の途中にてエッチン
グを停止することは高度な制御性を必要とするため困難
である。さらに、電流狭窄層20に設けられたストライ
プ状の溝を持つウエハをMOCVD装置内に再度導入
し、ストライプ状の溝を覆うようにP型GaNコンタク
ト層7を再成長するため、再成長P型GaNコンタクト
層7とP型AlGaNクラッド層6の再成長界面近傍が
高抵抗化するという問題が発生し、発光素子の直列抵抗
が大きくなるため、駆動電圧の増加及び発光素子の信頼
性が悪化するという問題点が生じる。また、電極ストラ
イプ型窒化ガリウム系化合物半導体レーザにおいては、
電流拡がりが発生し、発振開始電流の増加及び発光パタ
ーンの制御が困難であるという問題が生じる。
窒化ガリウム系化合物半導体レーザの作製が可能なた
め、従来技術の絶縁体膜の形成及び再成長技術を必要と
しない素子構造を提供し、電流狭窄型窒化ガリウム系化
合物半導体レーザが容易に作製可能とすることを目的と
する。
係る窒化ガリウム系化合物半導体発光素子は、所望領域
が凹凸状に加工された基板と、該基板上方に形成された
ノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層を備えた窒化
ガリウム系化合物半導体発光素子であって、前記基板の
凹凸状加工領域上方の前記ノンドープ窒化ガリウム系化
合物半導体層の抵抗率と前記基板の凹凸状非加工領域上
方の前記ノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層の抵
抗率とが異なってなることによって上記目的を達成す
る。
ム系化合物半導体層を挿入した発光素子を形成すること
により、このノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層
の抵抗率に差が付き、高抵抗となるノンドープ窒化ガリ
ウム系化合物半導体層を電流狭窄層として機能させるこ
とが可能となる。
系化合物半導体発光素子は、所望領域が凹凸状に加工さ
れた基板と、該基板上方に形成されたノンドープ窒化ガ
リウム系化合物半導体層を備えた窒化ガリウム系化合物
半導体発光素子であって、前記基板の凹凸状加工領域上
方の前記ノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層が電
流狭窄層として機能することによって上記目的を達成す
る。
ンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層を形成すると、
前記凹凸により一つのノンドープ窒化ガリウム系化合物
半導体層に高抵抗領域と低抵抗領域とが形成されて、こ
の高抵抗領域が電流狭窄層として機能するため、従来必
要であった絶縁膜の形成や再成長技術が不要となる。
系化合物半導体発光素子は、前記ノンドープ窒化ガリウ
ム系化合物半導体層は、発光素子の活性層より下方に形
成されてなることによって、上記目的を達成する。
ープ窒化ガリウム系化合物半導体層を形成することによ
り、より好適に本発明の目的を達成することが可能とな
る。
1導電型クラッド層、活性層、及び第2導電型クラッド
層が順次形成された発光素子であって、前記電流狭窄層
となるノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層が活性
層より下方にあればよく、第1導電型クラッド層より上
方にあっても下方にあってもよいが。より、好ましく
は、第1導電型がN型であるとき、この第1導電型クラ
ッド層、ノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層、ノ
ンドープクラッド層、活性層の順で形成される。この場
合、ノンドープクラッド層も基板の凹凸が反映して抵抗
が異なる領域が形成されるため、電流狭窄層として機能
し、電流狭窄機能が相乗的に得られる。
とも、ノンドープクラッド層、活性層、及びP型クラッ
ド層が順次形成された発光素子であって、前記電流狭窄
層となるノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層が活
性層より下方にあればよく、ノンドープクラッド層より
上方にあっても下方にあってもよい。この場合ノンドー
プクラッド層も基板の凹凸が反映して抵抗が異なる領域
が形成されるため、電流狭窄層として機能し、電流狭窄
機能が相乗的に得られる。
リウム系化合物半導体素子は、前記基板直上に、Alx
Ga1-xN(0≦x≦1)バッファ層を形成することに
より、より好適に本発明の目的を達成することが可能と
なる。
窒化ガリウム系化合物半導体素子は、その窒化ガリウム
系化合物半導体としてInyAlzGa1-y-zN(0≦
y、0≦z,y+z≦1)を用いることにより、より好
適に本発明の目的を達成することが可能となる。
ア基板が最も好ましいが、GaN基板、SiC基板であ
ってもよい。
の加工されたサファイヤ基板表面上と加工されていない
サファイヤ基板表面上にバッファ層を形成し、この加工
されていないサファイヤ基板表面上のバッファ層上に成
長したノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層は高抵
抗化し、このノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層
が電流狭窄層として機能することを利用したものであ
る。
ム系化合物半導体層のキャリヤ濃度がサファイヤ基板表
面を加工した領域上に形成したノンドープ窒化ガリウム
系化合物半導体層のキャリヤ濃度が大きく、加工されて
いない領域上に形成したノンドープ窒化ガリウム系化合
物半導体層のキャリヤ濃度が小さいことを見い出した。
いてサファイヤ基板表面を加工し、この基板表面上にバ
ッファ層を形成し、このサファイヤ基板表面が加工され
た領域上のノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層は
低抵抗領域となり、このサファイヤ基板表面が加工され
ていない領域上のノンドープ窒化ガリウム系化合物半導
体層は高抵抗領域となる。このことより活性層の下方に
位置するノンドープ窒化ガリウム系化合物半導体層の領
域の一部を電流狭窄層として機能させることが可能とな
る。
さと幅の比(以下アスペクト比)、縦軸がこの加工され
てた領域上に積層されたノンドープGaN層の抵抗を示
す図である。横軸の0は加工されていない領域上、即
ち、バッファ層の層厚が厚いときのノンドープGaN層
の抵抗率を表す。アスペクト比が0.5のとき、即ち、
バッファ層の層厚が最も薄くなるとき、ノンドープGa
N層の抵抗率が最小値を示すことがわかる。またアスペ
クト比が0.5以上では加工領域を作成するのが困難に
なるため、実用的でない。従って、抵抗率に差をつけて
電流狭窄層としての作用を得るためには、アスペクト比
が0.25以上0.5以下が好ましく、0.5であるの
が最も好ましい。
非電流狭窄領域の抵抗率は0.1Ω・cm以下であるの
が好ましく、ここではアスペクト比0.5における抵抗
率0.008Ω・cmが最も好ましい。抵抗率は、In
やAlを含む場合異なってくるが、電流狭窄領域と非電
流狭窄領域の抵抗率の差が2桁程度あれば、発光素子と
しての機能を果たすことが可能である。
始電流の低減及び動作電圧の低減が可能な電流狭窄型窒
化ガリウム系化合物半導体レーザを提供することができ
る。
再成長技術を必要としないため電流狭窄型窒化ガリウム
系化合物半導体レーザが容易に作製可能となる。
チングにより凹凸断面形状の溝、U状と逆U状の断面形
状の溝及びV状と逆V状の断面形状の溝が形成されてい
るサファイヤ基板表面のことを示す。
て詳細に説明する。なお、本願明細書において、窒化ガ
リウム系化合物半導体とは、例えば、InxAlyGa
1-x-yN(0≦x、0≦y,x+y≦1)も含むものと
する。ここで、半導体発光素子とは半導体レーザ及び発
光ダイオードを含むものとする。
説明する。
よって作製された電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導
体レーザの断面模式図を示す。
には有機金属化合物気相成長法(以下MOCVD法)を
用い、基板としてSapphire基板、V族原料とし
てアンモニアNH3、III族原料としてトリメチルガ
リウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TM
A)、トリメチルインジウム(TMIn)、P型不純物
としてビスシクロペンタデイエニルマグネシウム(Cp
2Mg)、N型不純物としてモノシラン(SiH4)を用
い、キャリヤガスとしてH2またはN2を用いる。図6の
(a)から(e)の作製工程模式図をもとに説明する。
てストライプ状のV状と逆V状の溝11を形成する。V
状と逆V状の溝は深さが10〜1000Å、幅が50〜
1000Åとする。好ましいV状溝は深さが500Å、
幅が400Åとし、逆V状溝の幅は1000Åとする。
V状と逆V状の溝11が形成されている領域の幅は1か
ら3μmとする(図6(a))。
エッチング法例えば反応性イオンエッチング:RIE、
反応性イオンビームエッチング:RIBE等を用いる。
ここで、エッチングガス種としてCl2を用いた場合、
Sapphireのエッチングレートは190Å/mi
nとなり、エッチングマスクとしてSiO2を用いた。
装置のサセプタ上に導入し、基板温度1200℃程度ま
で昇温し、窒素又は水素雰囲気にさらす。次に、Sap
phire基板1の基板温度を400〜650℃程度ま
で降温し、Sapphire基板1にAlNバッファ層
02を約500Å成長する(図6(b))。
Siドープn型GaN層3を0.5〜2μm程度成長
し、次に、ノンドープGaN層3’を2μm程度、ノン
ドープAl0.1Ga0.9Nクラッド層4を0.1〜0.3
μm程度成長する。
れている領域に形成されたAlNバッファ層2’上のノ
ンドープGaN層3’及びノンドープAl0.1Ga0.9N
クラッド層4の領域10のキャリヤ濃度は約5×1017
cm-3となる。また、前記サファイヤ基板表面が加工さ
れていない領域に形成されたAlNバッファ層2上のノ
ンドープGaN層3’及びノンドープAl0.1Ga0.9N
クラッド層4の領域10’のキャリヤ濃度は約2×10
16cm-3となる。これより高抵抗領域10’と低抵抗領
域10が形成され、注入された電流は低抵抗領域10を
流れることになり電流狭窄構造が形成される。
降温しノンドープIn0.15Ga0.85N活性層5を30〜
800Å成長する。次に、基板温度を1050℃程度ま
で昇温MgドープAl0.1Ga0.9Nクラッド層6を0.
1〜0.3μm程度成長し、MgドープGaNコンタク
ト層7を0.5〜1μm程度成長する(図6(c))。
ジストマスク100を形成し、n型GaN層3の表面が
露出するまでエッチングを行う11(図6(d))。
雰囲気、800℃、20分にて熱処理を行いMgドープ
層をp型層に変化させる。
GaNコンタクト層7の表面にP型電極8を形成する
(図6(e))。
ガリウム系化合物半導体レーザの動作電圧は3〜4V、
発振開始電流は60〜70mAが得られた。この値は従
来の電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導体レーザで得
られた値の約1/2である。
よって作製された電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導
体発光素子の断面模式図を示す。
をもとに説明する。
てストライプ状のV状と逆V状の溝11を形成する。V
状と逆V状の溝は深さが10〜1000Å、幅が50〜
1000Åとする。好ましいV状溝は深さが500Å、
幅が300Åとし、逆V状溝の幅は200Åとする。V
状と逆V状の溝11が形成されている領域の幅は1から
3μmとする(図7(a))。
エッチング法例えば反応性イオンエッチング:RIE、
反応性イオンビームエッチング:RIBE等を用いる。
ここでは例えば、エッチングガス種としてCl2を用い
た場合、Sapphireのエッチングレートは190
Å/minとなり、例えばエッチングマスクとしてSi
O2を用いた。
装置のサセプタ上に導入し、基板温度1200℃程度ま
で昇温し、窒素又は水素雰囲気にさらす。次に、Sap
phire基板1の基板温度を400〜650℃程度ま
で降温し、Sapphire基板1にAlNバッファ層
02を約500Å成長する(図7(b))。次に、基板
温度1050℃程度まで昇温しSiドープn型GaN層
3を0.5〜2μm程度成長し、次に、ノンドープGa
N層3’を2μm程度、ノンドープAl0.1Ga0.9Nク
ラッド層4を0.1〜0.3μm程度成長する。
れている領域に形成されたAlNバッファ層2’上のノ
ンドープGaN層3’及びノンドープAl0.1Ga0.9N
クラッド層4の領域10のキャリヤ濃度は約5×1017
cm-3となる。また、前記サファイヤ基板表面が加工さ
れていない領域に形成されたAlNバッファ層2上のノ
ンドープGaN層3’及びノンドープAl0.1Ga0.9N
クラッド層4の領域10’のキャリヤ濃度は約2×10
16cm-3となる。これより高抵抗領域10’と低抵抗領
域10が形成され、注入された電流は低抵抗領域10を
流れることになり電流狭窄構造が形成される。
降温しノンドープIn0.15Ga0.85N活性層5を3
0〜800Å成長する。次に、基板温度を1050℃程
度まで昇温MgドープAl0.1Ga0.9Nクラッド層
6を0.1〜0.3μm程度成長し、MgドープGaN
コンタクト層7を0.5〜1μm程度成長する(図7
(c))。
ジストマスク100を形成し、n型GaN層3の表面が
露出するまでエッチングを行う12(図7(d))。
雰囲気、800℃、20分にて熱処理を行いMgドープ
層をp型層に変化させる。
GaNコンタクト層7の表面にP型電極8を形成する
(図7(e))。
ガリウム系化合物半導体発光素子は従来の発光素子に比
較して約2倍の輝度が得られた。
よって作製された電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導
体発光素子の断面模式図を示す。ここで、成長に用いら
れる材料、成長条件等は実施例1及び実施例2と同じで
あるため省略する。
層を介さず、ノンドープGaN層3’を成長することが
実施例1及び実施例2と違う作製工程である。また、N
型電極9(図示せず)を、ノンドープGaN層3’の領
域10の表面上に形成することにある。
型GaN層3を形成することなく電流狭窄型窒化ガリウ
ム系化合物半導体レーザ及び発光素子を提供することが
できる。
よって作製された電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導
体発光素子の断面模式図を示す。ここで、作製材料及び
作製条件等は実施例1及び2と同じであるため省略す
る。
re基板1表面上にエッチングにてストライプ状の凹凸
溝11を形成することにある。凹凸溝は深さが10〜1
000Å、幅が50〜2000Åとする。好ましい凹溝
は深さが500Å、幅が400Åとし、凸溝の幅は10
00Åとする。凹凸溝11が形成されている領域の幅は
1から3μmとする。このSapphire基板1表面
上に、実施例1及び2で説明した各層を順次積層するこ
とにより電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導体レーザ
及び発光素子を提供することができる。
よって作製された電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半導
体発光素子の断面模式図を示す。ここで、作製材料及び
作製条件等は実施例1及び2と同じであるため省略す
る。
re基板1表面上にエッチングにてストライプ状のU状
断面と逆U状断面形状の溝11を形成することにある。
U状断面と逆U状断面形状の溝は深さが10〜1000
Å、幅が50〜2000Åとする。好ましいU状の溝は
深さが500Å、幅が800Åとし、逆U状の溝の幅は
500Åとする。U状と逆U状溝11が形成されている
領域の幅は1から3μmとする。このSapphire
基板1表面上に、実施例1及び2で説明した各層を順次
積層することにより電流狭窄型窒化ガリウム系化合物半
導体レーザ及び発光素子を提供することができる。
うことなく一回の成長にて電流狭窄層を形成できるた
め、従来に問題となっていた再成長界面での高抵抗化に
よる発光素子の動作電圧の増加を抑えることができ、ま
た再成長技術を必要としないため作製が容易な電流狭窄
型窒化ガリウム系化合物半導体レーザ及び発光素子を提
供することができる。このため、発振開始電流が小さ
く、動作電圧の低い信頼性の優れた窒化ガリウム系化合
物半導体レーザ及び発光素子を提供することができる。
断面模式図を示す。
断面模式図を示す。
断面模式図を示す。
断面模式図を示す。
断面模式図を示す。
作製模式図を示す。
作製模式図を示す。
導体レーザの断面模式図を示す。
化合物半導体レーザの断面模式図を示す。
成されたバッファ層) 2’ バッファ層(基板表面が加工された領域に形成さ
れたバッファ層) 3 N型GaN層 3’ ノンドープGaN層 4 ノンドープAlGaNクラッド 4’ ノンドープGaN層 5 ノンドープInGaN層 6 P型AlGaNクラッド層 6’ P型GaNクラッド層 7 P型GaNコンタクト層 8 P型電極 9 N型電極 10 低抵抗領域(電流が注入される領域) 10’ 高抵抗領域 11 サファイヤ基板表面が加工された領域 12 N型GaN層表面を露出させる工程 100 エッチング用マスク 20 GaN電流狭窄層 30 SiO2絶縁体層
Claims (3)
- 【請求項1】 所望領域が凹凸状に加工された基板と、
該基板上方に形成されたノンドープ窒化ガリウム系化合
物半導体層を備えた窒化ガリウム系化合物半導体発光素
子であって、 前記基板の凹凸状加工領域上方の前記ノンドープ窒化ガ
リウム系化合物半導体層の抵抗率と前記基板の凹凸状非
加工領域上方の前記ノンドープ窒化ガリウム系化合物半
導体層の抵抗率とが異なってなることを特徴とする窒化
ガリウム系化合物半導体発光素子。 - 【請求項2】 所望領域が凹凸状に加工された基板と、
該基板上方に形成されたノンドープ窒化ガリウム系化合
物半導体層を備えた窒化ガリウム系化合物半導体発光素
子であって、 前記基板の凹凸状加工領域上方の前記ノンドープ窒化ガ
リウム系化合物半導体層が電流狭窄層として機能するこ
とを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子。 - 【請求項3】 前記ノンドープ窒化ガリウム系化合物半
導体層は、発光素子の活性層より下方に形成されてなる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の窒化ガリウム
系化合物半導体発光素子。
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-
1997
- 1997-06-27 JP JP17082297A patent/JP4033519B2/ja not_active Expired - Fee Related
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