JPH11171437A - エレベーターかご床支持装置 - Google Patents
エレベーターかご床支持装置Info
- Publication number
- JPH11171437A JPH11171437A JP34467997A JP34467997A JPH11171437A JP H11171437 A JPH11171437 A JP H11171437A JP 34467997 A JP34467997 A JP 34467997A JP 34467997 A JP34467997 A JP 34467997A JP H11171437 A JPH11171437 A JP H11171437A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- height
- car
- floor
- car floor
- adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、エレベーターかご床高さの調節作業
において、調節用スペーサを廃し、調節作業を容易にす
る調節装置を備え付けたかご床支持装置を提供すること
にある。 【解決手段】エレベーターかご床１２は高さ調節部６，
防振ゴム４，かご枠３により下から支持されている。高
さ調節部６は高さ調節部ボルト７と高さ調節部ナット
８，９より構成されていて、かご床枠３と防振ゴム４と
の間に取り付けられている。
において、調節用スペーサを廃し、調節作業を容易にす
る調節装置を備え付けたかご床支持装置を提供すること
にある。 【解決手段】エレベーターかご床１２は高さ調節部６，
防振ゴム４，かご枠３により下から支持されている。高
さ調節部６は高さ調節部ボルト７と高さ調節部ナット
８，９より構成されていて、かご床枠３と防振ゴム４と
の間に取り付けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーターのかご
床支持装置に関する。
床支持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベーターのかご床枠２は、一般に図
３に示すように、防振ゴム４を介して、かご枠３に下か
ら数カ所で支持されている。かご床材３０の上面には、
床仕上げ材１が例えば接着等により固定される。しか
し、前記の床仕上げ材１は意匠品であるため、好みによ
り様々なものが使用され、そのため高さ（厚み）は数mm
から数十mm程度変化する。一方、シール２２はかご床枠
２に常に一定の高さで固定される。したがって、シール
２２上面とかご床面に段差が生じないようにかご床高さ
を調節しなければならない。
３に示すように、防振ゴム４を介して、かご枠３に下か
ら数カ所で支持されている。かご床材３０の上面には、
床仕上げ材１が例えば接着等により固定される。しか
し、前記の床仕上げ材１は意匠品であるため、好みによ
り様々なものが使用され、そのため高さ（厚み）は数mm
から数十mm程度変化する。一方、シール２２はかご床枠
２に常に一定の高さで固定される。したがって、シール
２２上面とかご床面に段差が生じないようにかご床高さ
を調節しなければならない。
【０００３】図４に従来のかご床高さ調節方法を示す。
かご床の高さを調節するために、これまでは防振ゴム４
とかごの間に複数のスペーサ１３を挿入してかご２０と
かご枠３の間隔幅を変えていた。スペーサ１３を挿入す
るためには、まず高さ調節用ジャッキ５によりかご床枠
２を支持し、かご床を所望の高さにする。
かご床の高さを調節するために、これまでは防振ゴム４
とかごの間に複数のスペーサ１３を挿入してかご２０と
かご枠３の間隔幅を変えていた。スペーサ１３を挿入す
るためには、まず高さ調節用ジャッキ５によりかご床枠
２を支持し、かご床を所望の高さにする。
【０００４】そのあと防振ゴム４とかご床部１０との隙
間に、スペーサ１３数枚を挿入してボルトとナットによ
り、防振ゴム４とかご床枠２とを固定する。かご床枠２
とかご床部材１０には固定ボルトを通すための長穴があ
いている。最後に高さ調節用ジャッキ５を外し、防振ゴ
ム４が有効に作用するようにする。以上が従来の調節法
である。
間に、スペーサ１３数枚を挿入してボルトとナットによ
り、防振ゴム４とかご床枠２とを固定する。かご床枠２
とかご床部材１０には固定ボルトを通すための長穴があ
いている。最後に高さ調節用ジャッキ５を外し、防振ゴ
ム４が有効に作用するようにする。以上が従来の調節法
である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベーターは
上記のように構成されていたため、床仕上げ材の厚さに
応じて、その都度スペーサの枚数を変え調整していたた
め、乗りかご組立の時間がかかるばかりでなく、厚さの
異なる数種類のスペーサも必要とするなどの問題があっ
た。
上記のように構成されていたため、床仕上げ材の厚さに
応じて、その都度スペーサの枚数を変え調整していたた
め、乗りかご組立の時間がかかるばかりでなく、厚さの
異なる数種類のスペーサも必要とするなどの問題があっ
た。
【０００６】本発明の目的は、かかる問題を解決するた
めに発明され、かご床面高さを容易に調節できるかご支
持構造を提供することにある。
めに発明され、かご床面高さを容易に調節できるかご支
持構造を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、乗りかご床
部にねじ部材を用いたかご床の高さ調節装置を設けるこ
とにより達成される。
部にねじ部材を用いたかご床の高さ調節装置を設けるこ
とにより達成される。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図を参照にし
て以下に説明する。
て以下に説明する。
【０００９】図１は本発明によるかごとかご枠の間隔を
調節するための調節装置の実施例を示す。図１におい
て、１は床仕上げ材、２はかご床枠、３はかご枠、４は
防振ゴム、６は高さ調節部、７は高さ調節部ボルト、８
は高さ調節部ナット、３０，３１はかご床部材である。
床仕上げ材１，かご床部材３０はかご床部材３１の上に
載せられていて、この床仕上げ材１に人や荷物が乗るこ
とになる。かご床枠２は防振ゴム４を介してかご枠３と
接続される。
調節するための調節装置の実施例を示す。図１におい
て、１は床仕上げ材、２はかご床枠、３はかご枠、４は
防振ゴム、６は高さ調節部、７は高さ調節部ボルト、８
は高さ調節部ナット、３０，３１はかご床部材である。
床仕上げ材１，かご床部材３０はかご床部材３１の上に
載せられていて、この床仕上げ材１に人や荷物が乗るこ
とになる。かご床枠２は防振ゴム４を介してかご枠３と
接続される。
【００１０】本発明による調節法を説明する。高さ調節
部６は高さ調節部ボルト７と高さ調節部ナット８より構
成される。高さ調節部６はかご床枠２及び防振ゴム４に
取り付けられている。かご床面を所望する高さに調節す
るために、高さ調節部ナット８をゆるめ、高さ調節部ボ
ルトの位置を上下させて、かご床面が所望する高さにな
ったところで高さ調節部ナット８をしめて高さ調節部ボ
ルト７を固定する。
部６は高さ調節部ボルト７と高さ調節部ナット８より構
成される。高さ調節部６はかご床枠２及び防振ゴム４に
取り付けられている。かご床面を所望する高さに調節す
るために、高さ調節部ナット８をゆるめ、高さ調節部ボ
ルトの位置を上下させて、かご床面が所望する高さにな
ったところで高さ調節部ナット８をしめて高さ調節部ボ
ルト７を固定する。
【００１１】図２は図１における実施例のかご床面とシ
ールとの高さの関係を示す。２２はシール、３０，３１
はかご床部材、３２はシール取り付け部材である。シー
ル取り付け部材３２は、かご床枠２に固定されていて、
シール２２上面は高さ調節部６によってその高さは変化
しない。床仕上げ材１は高さ調節部６によって支持され
たかご床部材３０，３１に固定されているので、高さ調
節部ボルト７の高さを調節することにより、床仕上げ材
１の上面をシール２２の上面高さに合わせることが可能
である。
ールとの高さの関係を示す。２２はシール、３０，３１
はかご床部材、３２はシール取り付け部材である。シー
ル取り付け部材３２は、かご床枠２に固定されていて、
シール２２上面は高さ調節部６によってその高さは変化
しない。床仕上げ材１は高さ調節部６によって支持され
たかご床部材３０，３１に固定されているので、高さ調
節部ボルト７の高さを調節することにより、床仕上げ材
１の上面をシール２２の上面高さに合わせることが可能
である。
【００１２】
【発明の効果】本発明により、エレベーターかごのかご
床高さ調節において、調節に用いていたスペーサが不要
になるとともに、調節作業が容易になる。
床高さ調節において、調節に用いていたスペーサが不要
になるとともに、調節作業が容易になる。
【図１】本発明の実施例であるエレベーターかご床支持
装置の床高さ調節装置を示す側断面図である。
装置の床高さ調節装置を示す側断面図である。
【図２】本発明の実施例である床高さ調節装置の側面図
である。
である。
【図３】従来のエレベーターかごの支持方法を示す図で
ある。
ある。
【図４】従来のエレベーターかご床支持装置の床高さ調
節装置を示す図である。
節装置を示す図である。
１…床仕上げ材、２…かご床枠、３…かご枠、４…防振
ゴム、６…高さ調節部、７…高さ調節部ボルト、８…高
さ調節部ナット、１０…かご床部材(長穴付き)、１２…
かご床、１３…スペーサ、２０…かご、２１…ドア、２
２…シール、３０，３１…かご床部材、３２…シール取
り付け部材。
ゴム、６…高さ調節部、７…高さ調節部ボルト、８…高
さ調節部ナット、１０…かご床部材(長穴付き)、１２…
かご床、１３…スペーサ、２０…かご、２１…ドア、２
２…シール、３０，３１…かご床部材、３２…シール取
り付け部材。
Claims (1)
- 【請求項１】エレベーターの乗りかごを下部からかご枠
によって支える構造のかご床支持装置において、乗りか
ごにかご床の高さ調節装置を設けたことを特徴とするエ
レベーターかご床支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34467997A JPH11171437A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | エレベーターかご床支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34467997A JPH11171437A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | エレベーターかご床支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11171437A true JPH11171437A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18371147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34467997A Pending JPH11171437A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | エレベーターかご床支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11171437A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087737A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターかご装置 |
| US20120048658A1 (en) * | 2010-09-01 | 2012-03-01 | Beat Brugger | Support frame with damping elements for mounting an elevator cage |
| CN102785983A (zh) * | 2012-08-07 | 2012-11-21 | 苏州巨立电梯有限公司 | 一种高速客梯 |
| CN105143084A (zh) * | 2013-04-26 | 2015-12-09 | 三菱电机株式会社 | 电梯用轿厢 |
| WO2020105120A1 (ja) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置及びエレベータ装置の組立方法 |
| CN112520543A (zh) * | 2019-09-19 | 2021-03-19 | 奥的斯电梯公司 | 电梯轿厢框架 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP34467997A patent/JPH11171437A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087737A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターかご装置 |
| JP4698805B2 (ja) * | 2000-09-19 | 2011-06-08 | 三菱電機株式会社 | エレベーターかご装置 |
| US20120048658A1 (en) * | 2010-09-01 | 2012-03-01 | Beat Brugger | Support frame with damping elements for mounting an elevator cage |
| US9187292B2 (en) * | 2010-09-01 | 2015-11-17 | Inventio Ag | Support frame with damping elements for mounting an elevator cage |
| CN102785983A (zh) * | 2012-08-07 | 2012-11-21 | 苏州巨立电梯有限公司 | 一种高速客梯 |
| CN105143084A (zh) * | 2013-04-26 | 2015-12-09 | 三菱电机株式会社 | 电梯用轿厢 |
| WO2020105120A1 (ja) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置及びエレベータ装置の組立方法 |
| JPWO2020105120A1 (ja) * | 2018-11-20 | 2021-09-27 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置及びエレベータ装置の組立方法 |
| CN112520543A (zh) * | 2019-09-19 | 2021-03-19 | 奥的斯电梯公司 | 电梯轿厢框架 |
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