JPH11171081A - 電動補助動力自転車 - Google Patents

電動補助動力自転車

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Publication number
JPH11171081A
JPH11171081A JP9343330A JP34333097A JPH11171081A JP H11171081 A JPH11171081 A JP H11171081A JP 9343330 A JP9343330 A JP 9343330A JP 34333097 A JP34333097 A JP 34333097A JP H11171081 A JPH11171081 A JP H11171081A
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JP
Japan
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switch
signal
damping
attenuation rate
variable attenuator
Prior art date
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JP9343330A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Toyama
和廣 遠山
Toshiyuki Iwazawa
利幸 岩澤
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Panasonic Holdings Corp
Morita Miyata Corp
Original Assignee
Miyata Industry Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り手の年齢、体力や走行予定距離、走行目
的に応じて最適なアシスト比を設定することが可能な電
動動力補助自転車を提供する。 【解決手段】 踏力検出器11及び駆動制御回路13と
の間に介挿した減衰率を変更可能な可変型減衰器12
と、この可変型減衰器12の減衰率を選択する減衰率選
択部14とを備え、踏力検出器11で検出した踏力検出
信号Vtを可変型減衰器12で減衰率選択部14で設定
した減衰率で減衰させ、この減衰踏力信号Vaを駆動制
御回路13に供給することにより、電動モータ17で乗
り手の年齢、体力、走行目的等に応じた所望のアシスト
比に応じたアシスト力を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペダル踏力を駆動
輪に供給する人力駆動系と、電動モータからの補助動力
を駆動輪に供給する電動補助動力系とを備えた電動補助
動力自転車に関し、特に快適走行を確保すると共に、省
電力化を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ペダルを踏むときの踏力を検出し、この
踏力に対応して電動モータの駆動力を制御し、人力の負
荷を軽減する自転車として電動補助動力自転車が知られ
ている。
【0003】一般的な電動補助動力自転車は、図9のブ
ロック図に示すように、トルクセンサ201によりペダ
ル踏力を検出すると共に、速度センサ202により自転
車の速度を検出し、さらにモータ204への電流値及び
電圧値も検出し、これら検出信号に基づいて駆動制御回
路203で、ペダル踏力による駆動力と同じ駆動力を駆
動輪に供給できるように、バッテリー205からの電力
を制御して、モータ204を駆動するように構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電動補助動
力自転車にあっては、バッテリー駆動であるため、20
〜40km程度の走行でバッテリーを充電する必要があ
る。また、この自転車のアシスト比は予め定められた時
速(一般には15km/h未満)までは1:1であり、
それ以後は直線的に漸減し24km/h未満で“0”に
なるような固定の特性をもっている。
【0005】しかし、健丈な人や、適度の運動をしたい
人のなかには、アシスト比を下げ適度に体力をつけた
い、各人の体力と走行時のコンディションによりアシス
ト比を変えたい、1回の充電で長時間乗りたいので上り
坂はアシスト比“1”とするがそれ以外はアシスト比を
下げ、バッテリーの消費量を少なくしたい等の要望をも
つ人もおり、上記のような従来の電動補助動力自転車で
は、これらの要求を満足することができないという未解
決の課題がある。
【0006】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、比較的簡単な方法
でアシスト比を容易に変更して、従来例より快適な走行
のみならず、各人の要望にあった走行を行うことができ
る電動補助動力自転車を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る電動補助動力自転車は、少なくとも
踏力検出手段で検出した踏力検出信号を駆動制御手段に
入力して電動モータを制御することにより、補助動力を
発生させるようにした電動補助動力自転車において、前
記踏力検出手段及び駆動制御手段との間に介挿した減衰
率を変更可能な減衰手段と、該減衰手段の減衰率を選択
する減衰率選択手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】この請求項1に係る発明においては、減衰
率選択手段で、乗り手の年齢、体力や走行予定距離、走
行目的等に応じて最適な減衰率を選択することにより、
踏力検出手段で検出された踏力検出信号が減衰手段で選
択された減衰率で減衰されて駆動制御手段に供給される
ことにより、この駆動制御手段で電動モータで発生させ
る補助動力を最適値に制御する。
【0009】また、請求項2に係る電動補助動力自転車
は、請求項1に係る発明において、前記減衰手段は可変
型減衰器で構成されていることを特徴としている。この
請求項2に係る発明においては、減衰手段が可変型減衰
器で構成されているので、任意の減衰率を容易に設定す
ることができる。
【0010】さらに、請求項3に係る電動補助動力自転
車は、請求項2に係る発明において、前記可変型減衰器
は、可変抵抗器で構成されていることを特徴としてい
る。この請求項3に係る発明においては、可変減衰器が
可変抵抗器で構成されているので、簡易な構成で減衰率
を容易に変更することができる。
【0011】さらにまた、請求項4に係る電動補助動力
自転車は、請求項2に係る発明において、前記可変型減
衰器は、アップ・ダウンパルスが入力されることにより
減衰率が変更されるデジタルポテンショメータで構成さ
れ、前記減衰率選択手段は、ハンドル近傍に設けたアッ
プ・ダウンスイッチ信号を出力するスイッチ手段と、該
スイッチ手段のアップ・ダウンスイッチ信号を受けて前
記アップ・ダウンパルスを発生する前記デジタルポテン
ショメータの近傍に設けたパルス信号発生回路とで構成
されていることを特徴としている。
【0012】この請求項4に係る発明においては、ハン
ドル近傍に設けたスイッチ手段を操作してアップスイッ
チ信号又はダウンスイッチ信号を出力することにより、
パルス信号発生回路でアップパルス又はダウンパルスを
発生し、これをデジタルポテンショメータに供給して減
衰率を変更する。
【0013】なおさらに、請求項5に係る電動補助動力
自転車は、請求項2に係る発明において、前記可変型減
衰器は、減衰率の異なる複数の減衰器を並列に接続して
構成され、前記減衰率選択手段は、前記各減衰器と直列
に接続されたスイッチ手段で構成されていることを特徴
としている。
【0014】この請求項5に係る発明においては、何れ
かのスイッチ手段を選択的にオン状態とすることによ
り、これに接続された減衰器で踏力検出信号を減衰させ
て、減衰踏力信号を駆動制御回路に出力する。
【0015】また、請求項6に係る電動補助動力自転車
は、請求項5に係る発明において、前記減衰器は分割抵
抗で構成されていることを特徴としている。この請求項
6に係る発明においては、減衰器が分割抵抗で構成され
ているので、その減衰率の調整を容易に行うことができ
る。
【0016】さらに、請求項7に係る電動補助動力自転
車は、請求項5に係る発明において、前記スイッチ手段
はアナログマルチプレクサで構成され、前記減衰率選択
手段はハンドル近傍に設けたデジタルスイッチで構成さ
れていることを特徴としている。
【0017】この請求項7に係る発明においては、ハン
ドル近傍に設けたデジタルスイッチで所望番号を設定す
ることにより、アナログマルチプレクサのスイッチ回路
で対応する減衰器が選択される。
【0018】さらにまた、請求項8に係る電動補助動力
自転車は、請求項2に係る発明において、前記可変型減
衰器は、踏力検出手段で検出した踏力検出信号が直接入
力される入力端子と、前記踏力検出信号が減衰器によっ
て減衰されて入力される入力端子と、スイッチ信号の入
力により両入力端子の何れか1つを選択する選択部とを
備えたアナログスイッチで構成され、前記減衰率選択手
段はハンドル近傍に設けられた前記スイッチ信号を出力
するスイッチで構成されていることを特徴としている。
【0019】この請求項8に係る発明においては、ハン
ドル近傍に設けたスイッチを例えばオフ状態とすること
により、アナログスイッチの選択部を動作させて、踏力
検出信号をそのまま減衰踏力信号として駆動制御手段に
出力し、スイッチをオン状態とすることにより、減衰器
で減衰された減衰踏力信号を駆動制御手段に出力する。
【0020】なおさらに、請求項9に係る電動補助動力
自転車は、請求項2に係る発明において、前記踏力検出
手段はポテンショメータで構成され、前記可変型減衰器
は、前記ポテンショメータの摺動子及び駆動制御回路間
を接続する接続線と、該接続線と基準電位点との間に介
挿された抵抗及びアナログスイッチの直列回路とで構成
され、前記減衰率選択手段はハンドル近傍に設けられた
前記スイッチ信号を出力するスイッチで構成されている
ことを特徴としている。
【0021】この請求項9に係る発明においては、ハン
ドル近傍に設けたスイッチを例えばオフ状態とするアナ
ログスイッチがオフ状態となって接続線を通じて踏力検
出手段を構成するポテンショメータから出力される踏力
検出信号がそのまま駆動制御手段に出力され、スイッチ
をオン状態とするとアナログスイッチがオン状態となっ
て、これと直列に接続された抵抗及びポテンショメータ
の分割抵抗で定まる減衰率で減衰された減衰踏力信号が
駆動制御手段に出力される。
【0022】また、請求項10に係る電動補助動力自転
車は、請求項1に係る発明において、前記減衰手段は可
変減衰器で構成され、且つ前記減衰率選択手段は踏力検
出手段で検出した踏力検出信号、速度検出手段で検出し
た速度信号及び電動モータへの供給電力に基づいて減衰
率を設定するようにしたことを特徴としている。
【0023】この請求項10に係る発明においては、踏
力検出信号、速度信号及び電動モータへの供給電力に基
づいて減衰率を設定するので、時々刻々変化する走行状
況に応じて最適なアシスト力を設定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
を示す概略構成図であって、図中、11は踏力検出手段
としての踏力検出器であり、人力によるペダルへの踏力
を検出する。
【0025】この踏力検出器11は、例えばクランク軸
のトルク力を回転変位として機械的に検出し、その回転
変位をロータリポテンショメータ等を用いて電圧信号に
変換し、これを踏力検出信号Vtとして出力するように
構成されている。
【0026】この踏力検出検出器11から出力される踏
力検出信号Vtは、減衰手段としての任意に減衰量を設
定可能な可変型減衰器12に供給され、この可変型減衰
器12で減衰された減衰踏力信号Vaが駆動制御回路1
3に供給される。
【0027】可変型減衰器12には、その減衰率を選択
する減衰率選択手段としての減衰率選択部14が設けら
れている。また、駆動制御回路13には、自転車の速度
を検出する速度検出器15からの速度検出信号Vsが入
力されていると共に、バッテリ16からの電力が供給さ
れていると共に、出力側に自転車の駆動輪に対する動力
補助力としてのアシスト力を発生する電動モータ17が
接続され、可変型減衰器12から入力される減衰踏力信
号Va、速度検出信号Vs及び電動モータ17に対する
制御電力に基づいて適正なアシスト力を発生するように
電動モータ17を制御する。
【0028】次に、上記第1の実施形態の動作を説明す
る。今、減衰率選択部14によって可変型減衰器12の
減衰率M(減衰率M=出力/入力、0≦M≦1の数)と
し、Mを“1”に設定した場合には、可変減衰器12の
入力信号と出力信号とが等しくなるため、踏力検出器1
1で検出した踏力検出信号Vtがそのまま駆動制御回路
13に供給されることになり、実際のペダル踏力に応じ
た最適なアシスト力を発生させて駆動輪に伝達するよう
に電動モータ17に対する電流値及び電圧値を制御す
る。
【0029】このため、アシスト機能のない自転車に比
べて、半分の踏力で自転車を漕ぐことができ、坂道では
非常に楽に登坂することができる。一方、減衰率選択部
14によって可変型減衰器12の減衰率Mを“1”未満
の値に設定した場合には、踏力検出信号Vtに対する減
衰踏力信号Vaは、Va=M・Vtで表されるので、駆
動制御回路13に入力される踏力情報が実際の踏力検出
信号に対してM倍されたことになり、駆動制御回路13
から出力される電動モータ17に対する制御電力もM倍
されることになり、電動モータ17で発生されるアシス
ト比はM倍された値となり、前述した減衰率を“1”に
設定した場合に比較してアシスト比が低下し、減衰率M
を“0”に設定したときには、電動モータ17の駆動が
停止されてアシスト力が“0”となり、アシスト機能の
ない自転車と同様となる。
【0030】次に、本発明の第1の実施例を図2につい
て説明する。この第1の実施例は、図1における可変型
減衰器12を可変抵抗器で構成するようにしたものであ
る。
【0031】この第1の実施例では、図2に示すよう
に、可変型減衰器としてロータリ型の可変抵抗器18が
適用され、この可変抵抗器18の抵抗体18aの一端が
可変型減衰器12の入力端として踏力検出器11に接続
されていると共に、他端が回路の電圧基準点に接続さ
れ、この抵抗体18aに摺接する摺接子18bが駆動制
御回路13に接続され、摺接子18bが減衰率選択手段
を構成する手動摘み19が連結されていることを除いて
は図1と同様の構成を有し、図1との対応部分には同一
符号を付してその詳細はこれを省略する。
【0032】ここで、可変抵抗器18は、踏力検出器1
1の踏力検出信号Vt及び駆動制御回路13の入力に影
響を及ぼさないように、その抵抗値が踏力検出器11の
出力インピーダンスの約10倍以上、駆動制御回路13
の入力インピーダンスの約1/10以下の値の範囲で決
定されている。この条件が満足できない場合は、可変抵
抗器18の前段にバッファアップを介挿し、インピーダ
ンス整合を図るようにすることが好ましい。
【0033】この第1の実施例によると、手動摘み19
を回転させることにより、抵抗体18aに対する摺動子
18bの接触位置が変化することにより、減衰率Mが変
化することになるので、自転車のハンドルの近傍に、可
変抵抗器18を設置することにより、走行中に自由にア
シスト比を変化させることができる。
【0034】なお、上記第1の実施例においては、可変
抵抗器18としてロータリ型の可変抵抗器を適用した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、リニア型の可変抵抗器を適用してもよいことは言う
までもない。
【0035】次に、本発明の第2の実施例を図3につい
て説明する。この第2の実施例は、上記第1の実施例の
ように可変抵抗器18を適用した場合には、減衰率選択
手段としての手動摘み19と可変抵抗器18とが一体構
成を有するので、この可変抵抗器18と踏力検出器11
及び駆動制御回路13との距離を長くする必要があるこ
とにより、ノイズが入り易く誤動作し易くなることによ
る信頼性の低下を防止するようにしたものである。
【0036】すなわち、第2の実施例では、図3に示す
ように、可変型減衰器12としてデジタルポテンショメ
ータ20を適用し、減衰率選択部14としてハンドル近
傍に設けた減衰率のアップダウンを指示するプッシュス
イッチ30と、デジタルポテンショメータ20の近傍に
配設したプッシュスイッチ30の出力信号を受けてデジ
タルポテンショメータ20に選択パルスを出力するパル
ス信号発生回路31とを適用して減衰率Mを遠隔制御す
るようにしている。
【0037】このデジタルポテンショメータ20は、ラ
ダー(はしご型)抵抗21と、このラダー抵抗21のス
イープ点Pを設定するアップダウンカウンタ22と、こ
のアップダウンカウンタ22のカウント値を常時記憶す
る不揮発製メモリ23と、アップダウンカウンタ22の
カウント値をラダー抵抗21のスイープ点Pにデコード
する位置デコーダ24とを備えている。
【0038】ここで、ラダー抵抗21は、その一端が可
変型減衰器の入力端として踏力検出器11に接続され、
他端が回路の電圧基準点に接続されていると共に、所定
のスイープ範囲の中から位置デコーダ24で設定される
スイープ点Pが設定され、このスイープ点Pの電圧信号
が減衰踏力信号Vaとして駆動制御回路13に出力され
る。
【0039】また、アップダウンカウンタのアップカウ
ント及びダウンカウントはアシスト比のアップ及びダウ
ンに対応している。一方、プッシュスイッチ30は、バ
ッテリ16からの電圧が供給されたノンロック式のアッ
プスイッチ30U及びダウンスイッチ30Dを有し、こ
れらスイッチ30U及び30Dの何れか一方をオン状態
とすることにより、高レベルのスイッチ信号US及びD
Sがパルス信号発生回路31に供給される。
【0040】パルス信号発生回路31は、ブッシュスイ
ッチ30からのスイッチ信号US及びDSが入力される
オア回路32と、このオア回路32の出力信号が高レベ
ルとなっているときに所定間隔でパルス信号を出力する
パルス発振器33と、一方の入力側にプッシュスイッチ
30からのスイッチ信号US及びDSが個別に入力さ
れ、他方の入力側にパルス発振器33からのパルス信号
が入力されるアンド回路34及び35とを備え、アンド
回路34及び35の出力が個別にデジタルポテンショメ
ータ20のアップダウンカウンタ22のアップカウント
端子tu及びダウンカウント端子tdに入力される。
【0041】この第2の実施例によると、今、スイープ
点Pがラダー抵抗21の中間付近にある状態で走行して
いるものとすると、この状態で例えば登り坂等でアシス
ト力の不足を感じたときには、プッシュスイッチ30の
アップスイッチ30Uを押圧してオン状態とする。
【0042】このアップスイッチ30Uがオン状態とな
ると、スイッチ信号USがオア回路32を通じてパルス
発振器33に供給される。このため、パルス発生回路3
4から所定時間毎にパルス信号が発生され、このパルス
信号がアンド回路34及び35に供給される。一方、ア
ンド回路34にはプッシュスイッチ30からのスイッチ
信号USが入力されており、アンド回路35にはスイッ
チ信号DSが入力されていないことにより、パルス信号
がアンド回路34を通じてアップダウンカウンタ22の
アップカウント端子に入力される。
【0043】このため、アップダウンカウンタ22のカ
ウント値が中間値からアップカウントされ、このカウン
ト値が位置デコーダ24でデコードされてラダー抵抗2
1のスイープ点Pが中間点から図3における左側方向に
移動し、デジタルポテンショメータ20の減衰率Mが
“1”に近づき、この減衰踏力信号Vaが駆動制御回路
13に供給されることにより、電動モータ17のアシス
ト力が増加して、アシスト比が大きくなり、“1”に近
づく。
【0044】この状態で、踏力等の体感からちょうど良
いアシスト力と感じたときにアップスイッチ30Uの押
圧を解除すると、これに応じてスイッチ信号USが低レ
ベルとなることにより、パルス発生回路31でのパルス
出力が停止され、アップダウンカウンタ22のカウント
値が固定される。
【0045】同様に、下り坂等でアシスト力を下げたい
場合には、プッシュスイッチ30のダウンスイッチ30
Dを押圧することにより、パルス発生回路31のアンド
回路35からパルス信号が出力され、これがデジタルポ
テンショメータ20のアップダウンカウンタ22のダウ
ンカウント端子tdに入力されることにより、上記とは
逆にアップダウンカウンタ22のカウント値がダウンカ
ウントされることにより、ラダー抵抗21のスイープ点
が図3で右側方向に移動し、電動モータ17で発生する
アシスト力を低下させてアシスト比を低下させることが
できる。
【0046】このように、第2の実施例によれば、プッ
シュスイッチ30から高レベルのスイッチ信号US及び
DSの何れか一方を出力することにより、踏力検出器1
1及び駆動制御回路13の近傍に配置した可変型減衰器
12の減衰率をノイズ等の影響による誤動作を生じるこ
となく、遠隔操作で正確に設定することができる。
【0047】なお、上記第2の実施例においては、パル
ス発振器27のパルス信号でアップダウンカウンタ22
をアップダウンカウントさせる場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、パルス信号発生回
路31を省略して、プッシュスイッチ30の各スイッチ
30U及び30Dをオン・オフすることによりパルス信
号を形成して、直接アップダウンカウンタ22に供給す
るようにしてもよい。
【0048】また、上記第2の実施例においては、パル
ス発振回路33でスイッチ信号US又はDSが高レベル
である間所定間隔でパルス信号を出力するようにした場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、パルス発振回路33を例えば単安定回路で構成する
ことにより、スイッチ信号US又はDSが入力されたと
きに1つのパルス信号を出力するようにしてもよい。
【0049】さらに、上記第2の実施例においては、プ
ッシュスイッチ30をノンロック式のスイッチで構成す
る場合について説明したが、これに限らずロック式のス
イッチを適用することもでき、さらには、プッシュスイ
ッチに代えて、他のトグルスイッチ、スライドスイッ
チ、ロータリスイッチ等の機械的スイッチやタッチスイ
ッチ等任意のスイッチを適用することができる。
【0050】次に、本発明の第3の実施例を図4につい
て説明する。この第3の実施例は、可変型減衰器12を
複数の減衰率の異なる減衰器を選択スイッチで選択する
ようにしたものである。
【0051】この第3の実施例では、図4に示すよう
に、可変型減衰器12を、減衰器を介挿せず踏力検出信
号Vtをそのまま即ち減衰率を“1”とする減衰踏力信
号Vaとして出力する接続線のみからなる減衰器a0
と、この減衰器a0と並列に接続された夫々減衰率M1
〜Mnが順次“1”より小さくなるように1>M1>M
2……>Mn>0に設定された第1〜第n減衰器a1 〜
anとで構成し、各減衰器a0〜a7と直列にハンドル
近傍に配置された減衰率選択部14を構成する選択スイ
ッチSW0〜SWnを接続したことを除いては図2と同
様の構成を有し、図2との対応部分には同一符号を付
し、その詳細説明はこれを省略する。
【0052】ここで、各選択スイッチSW0〜SWn
は、ロックレリーズ式に連携されており、何れか1つの
スイッチが押圧されてロックされている状態で、他のス
イッチを押圧したときに、すでにロックしていたスイッ
チをロック解除して復帰させ、押圧したスイッチのみを
ロック状態とする。
【0053】この第3の実施例によると、例えば選択ス
イッチSW3を押圧してロック状態として、減衰率M3
の減衰器a3によって踏力検出信号Vtを減衰して、駆
動制御回路13に供給することにより、減衰率M3に対
応したアシスト比で電動モータ17を駆動している状態
で、例えば登り坂を走行する状態となって、アシスト比
を高める必要が生じたときには、選択スイッチSW0を
押圧することにより、今までロック状態であった選択ス
イッチSW3がロック解除されて、これに代えて選択ス
イッチSW0がオン状態となってロック状態となること
により、減衰器を介さない減衰率“1”の踏力検出信号
Vtがそのまま減衰踏力信号Vaとして駆動制御回路1
3に入力されることになり、電動モータ17で最高のア
シスト力を発生して、最高のアシスト比で楽に登坂する
ことができる。
【0054】同様に、下り坂等を走行する状態となって
大きなアシスト比を必要としないときには、これに応じ
た減衰率の大きい減衰器例えば第n減衰器anを接続し
た選択スイッチSWnを選択することにより、通常の動
力補助機能を有さない自転車と同等の走行を行うことが
できる。
【0055】次に、本発明の第4の実施例を図5につい
て説明する。この第4の実施例は、上記第3の実施例に
おいては、ハンドルの近傍に多数の選択スイッチを配設
する関係で、配線数が多くなると共に、配線長さが長く
なることにより、ノイズの影響を受け易くなって誤動作
を生じ易くなるという問題を解消するようにしたもので
ある。
【0056】この第4の実施例では、可変型減衰器12
が、図5に示すように、踏力検出器11の踏力検出信号
をそのまま出力する減衰率M0が“1”に設定された接
続線のみからなる減衰器a0と、バッファ用アンプAM
1〜AM7と抵抗RA1〜RA7及びRB1〜RB7で
構成される分割抵抗R1〜R7とで構成された減衰器a
1〜a7とを備え、これら減衰器a0〜a7の出力側に
減衰率選択部14を構成するアナログマルチプレクサ5
0が接続されている。
【0057】ここで、分割抵抗R1〜R7は、それらの
抵抗RA1〜RA7の一端が夫々バッファ用アンプAM
1〜AM7に接続され、抵抗RB1〜RB7の一端は全
て回路の電圧基準点に接続されており、これら分割抵抗
R1〜R7の減衰率M1〜M7がM1>M2>M3>…
…>M7となるように抵抗RA1〜RA7の抵抗値ra
1〜ra7及び抵抗RB1〜RB7の抵抗値rb1〜r
b7が設定され、減衰率Mn(n=1,2,3……7)
は次式のように表される。
【0058】Mn=rbn/(rbn+ran) ここで、抵抗値(rbn+ran)は、駆動制御回路1
3の入力インピーダンスに比べて十分小さい値となるよ
うに設定されている。
【0059】また、アナログマルチプレクサ50は、減
衰器a0〜a7に直列に接続された8個のスイッチ回路
sw0〜sw7と、これらスイッチ回路sw0〜sw7
を切替駆動するデコーダ/ドライバ51とで構成され、
デコーダ/ドライバ51の入力は2進数の3ビット入力
とされている。
【0060】一方、ハンドル近傍には、8ステップのデ
ジタルスイッチ52が取付けられ、ノブを回転させるこ
とにより、“0”〜“7”のうちの所望の値が2進数の
3ビットでデコーダ/ドライバ51に出力される。
【0061】次に、上記第4の実施例の動作を説明す
る。今、例えばデジタルスイッチで“3”が選択されて
おり、アナログマルチプレクサ50のスイッチ回路sw
3がオン状態となって、踏力検出信号Vtを減衰率M3
で減衰させた減衰踏力信号Vaを駆動制御回路13に出
力して、電動モータ17で発生するアシスト力が比較的
大きくアシスト比が大きいい状態で走行しているものと
する。
【0062】この状態で、下り坂を走行する状態となる
ことにより、アシスト比を最小としたい場合には、デジ
タルスイッチ51で8ステップ目を選択することによ
り、各ビットを全て“1”となり、デコーダ/ドライバ
51で減衰率M7に対応した減衰器a7に対応するスイ
ッチ回路sw7がオン状態となるので、最小のアシスト
比を実現することができる。
【0063】逆に、登り坂を走行する状態となって、最
大のアシスト比を必要とする場合には、デジタルスイッ
チ52で1ステップ目を選択することにより、各ビット
が全て“0”となり、デコーダ/ドライバ51で分割抵
抗R1〜R7を介さない減衰率M0即ち“1”となる減
衰器a0に対応するスイッチ回路sw0をオン状態とな
るので、踏力検出器11の踏力検出信号Vtをそのまま
減衰踏力信号Vaとして駆動制御回路13に供給するこ
とにより、最大のアシスト比を実現することができる。
【0064】この第4の実施例によると、可変型減衰器
12を踏力検出器11及び駆動制御回路13の近傍に配
設し、この可変型減衰器12をハンドル近傍に設けたデ
ジタルスイッチ52で遠隔操作するようにしたので、駆
動制御回路13へのノイズ等による誤動作を防止するこ
とができると共に、配線数を4本とすることができ、そ
の配線処理を容易に行うことができる。
【0065】なお、上記第4の実施例においては、分割
抵抗R1〜R7の入力側にバッファ用アンプAM1〜A
M7を設けた場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、分割抵抗R1〜R7の抵抗値(ran
+rbn)が(踏力検出器11の出力インピーダンス)
≪(ran+rbn)≪(駆動制御回路13の入力イン
ピーダンス)である場合にはバッファ用アンプAM1〜
AM7を省略することができる。
【0066】また、上記第4の実施例においては、分割
抵抗R1〜R7を有する減衰器a1〜a7を設けた場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
任意数の異なる減衰率を有する減衰器を適用することが
でき、例えば減衰率を2段切換えする場合には、図6に
示すように、可変型減衰器12を、分割抵抗を設けるこ
となく踏力検出器11の踏力検出信号Vtがそのまま出
力される減衰率“1”の減衰器a0と、この減衰器a0
と並列に接続された抵抗RAi及びRBiを有する分割
抵抗Riで構成される減衰器aiとで構成する。
【0067】ここで、抵抗RAi,RBiの抵抗値を夫
々rai,rbiとするとき、抵抗値(rai+rb
i)の値は、(踏力検出器11の出力インピーダンス)
≪(rai+rbi)≪(駆動制御回路13の入力イン
ピーダンス)となるように決定し、この条件を満足でき
ない場合は、図5の実施例で示したように、分割抵抗R
iの前段にバッファアンプを介挿する。
【0068】そして、減衰器a0及びa1をアナログス
イッチ60で選択する。このアナログスイッチ60は、
そのスイッチ回路61におけるノーマルクローズ端子N
Cが減衰器a0に接続され、ノーマルオープン端子NO
が減衰器aiの抵抗RAi及びRBiの接続点に接続さ
れ、さらにコモン出力端子Cが駆動制御回路13に接続
され、コモン出力端子Cがドライバ62によってノーマ
ルクローズ端子NC及びノーマルオープン端子NOに切
換えられる。
【0069】そして、アナログスイッチ60のドライバ
62がハンドル近傍に設けられた一端に制御電源が入力
されたスイッチ63の他端に接続され、スイッチ63が
オフ状態であるときにアナログスイッチ60のスイッチ
回路61におけるコモン出力端子Cがノーマルクローズ
端子NC側に切換えられ、スイッチ62がオン状態であ
るときにコモン出力端子Cがノーマルオープン端子NO
側に切換えられる。
【0070】したがって、スイッチ62をオフ状態とす
ることにより、踏力検出器11の踏力検出信号Vtがそ
のまま減衰踏力信号Vaとして駆動制御回路13に供給
されることにより、電動モータ17でアシスト比“1”
のアシスト力が発生され、この状態からスイッチ62を
オン状態とすることにより、減衰器aiが選択されるこ
とにより、抵抗RAi及びRBiの抵抗値を夫々rai
及びrbiとしたときに、M=rbi/(rai+rb
i)で表される減衰率Mとなるので、可変型減衰器12
から出力される減衰踏力信号Vaは、Va=M・Vtと
なり、この減衰踏力信号Vaに応じた減衰器a0より小
さいアシスト比を得ることができる。
【0071】また、上記図6の変形例に代えて図7に示
す他の変形例を適用することもできる。すなわち、この
変形例は、踏力検出器11がポテンショメータのように
抵抗要素を備えている場合に適用することができる可変
型減衰器12の簡易タイプであり、踏力検出器11が一
端が制御電源Vcに接続され、他端が回路基準電位点に
接続された抵抗体71とこれに摺接する摺動子72とを
有するポテンショメータ73で構成され、摺動子72か
ら踏力検出信号Vtが出力される。
【0072】この踏力検出信号Vtは、抵抗体71の摺
動子72から制御電源Vc側の抵抗値をraとし、基準
電位点側の抵抗値をrbとすると、Vt=Vc・rb/
(ra+rb)となる。
【0073】一方、可変型減衰器12は、踏力検出器1
1及び駆動制御回路13を直接接続する接続線81と、
この接続線81に一端が接続された抵抗Rと、この抵抗
Rの他端と回路基準電位点との間に介挿されたアナログ
スイッチ82とで構成されている。
【0074】アナログスイッチ82は、ノーマルオープ
ン端子NOと出力端子Cとを有するスイッチ回路83
と、このスイッチ回路83を駆動するドライバ84とを
有し、ノーマルオープン端子NOが抵抗Rに接続され、
出力端子Cが回路基準電位点に接続され、ドライバ84
がハンドル近傍に設けられた一端に制御電源Vcが供給
されたスイッチ85の他端に接続されている。
【0075】この他の変形例によると、今、スイッチ8
5がオフ状態であるときには、アナログスイッチ82が
オープン状態であることから踏力検出信号Vtがそのま
ま減衰踏力信号Vaとして駆動制御回路13に供給され
ることにより、電動モータ17でアシスト比“1”のア
シスト力が発生される。
【0076】ところが、スイッチ85がオン状態である
ときには、アナログスイッチ82がクローズ状態となっ
て、その出力端子Cがノーマルオープン端子NOに接触
することになり、可変型減衰器12から出力される減衰
踏力信号Vaは、抵抗Rの抵抗値をrとすると、 Va=Vc・rb/{(ra+rb)+ra・rb/
r} で表される。
【0077】したがって、可変型減衰器12の減衰率M
は、 M=Va/Vt=(ra+rb)/{(ra+rb)+
ra・rb/r} となる。
【0078】ここで、(ra+rb)は一定値であり、
ポテンショメータ73の摺動子72が摺動すると抵抗値
ra及びrbは変化する。このため、減衰を十分に取り
たいときには、抵抗Rの抵抗値rを(ra+rb)・r
<(ra・rb)とすることが要求される。
【0079】また、減衰率Mは一定値ではなく、抵抗値
ra及びrbの積により変化することになり、可変型減
衰器12の減衰踏力信号Vaは、Va=M・Vtとな
り、電動モータ17で減衰踏力信号Vaに応じたアシス
ト比のアシスト力を発生させることができる。
【0080】なお、上記第4の実施例及びその変形例に
おいては、減衰率切換部として低消費電力であるアナロ
グスイッチを適用した場合について説明したが、消費電
力に余裕がある場合にはリレーを適用するようにしても
よい。
【0081】次に、本発明の第2の実施形態を図8につ
いて説明する。この第2の実施形態は、可変型減衰器1
2の減衰率を選択する減衰率選択部を駆動制御回路13
内に設けるようにしたものである。
【0082】この第2の実施形態では、図8に示すよう
に、前述した図1の第1の実施形態において、駆動制御
回路13に可変型減衰器12から出力される減衰踏力信
号Va、速度検出器15の速度検出信号Vs及びバッテ
リ16の駆動電力が供給されている他、踏力検出器11
の踏力検出信号Vtが直接入力されていると共に、この
駆動制御回路13で踏力検出信号Vt、速度検出信号V
s、電動モータ17に出力する駆動電圧,電流及び1つ
前の設定減衰率等に基づいて減衰率Mを時々刻々決定
し、決定した減衰率Mを可変型減衰器12に減衰率選択
信号SSとして出力するようにしたことを除いては図1
と同様の構成を有し、図1との対応部分には同一符号を
付しその詳細説明はこれを省略する。
【0083】ここで、駆動制御回路13は、例えば入出
力インタフェース回路、演算処理装置及び記憶装置を有
するマイクロコンピュータで構成され、踏力検出信号V
t、速度検出信号Vs、電動モータ17への駆動電圧、
電流値及び1つ前の設定減衰率等に基づいて所定の演算
処理を行うか又は記憶装置に予め記憶された記憶テーブ
ルを参照することにより、走行状態を判定する。
【0084】すなわら、平坦路での通常走行か、平坦路
での加速走行か、平坦路での減速走行か、上り坂走行
か、下り坂走行か、さらに上り坂走行の場合には何度位
の勾配であるかを判定する。
【0085】この走行状態の判定結果をもとに予め記憶
装置に記憶された減衰率記憶テーブルを参照して、最適
なアシスト比に相応した減衰率Mを決定し、決定された
減衰率の選択信号SSを可変型減衰器12に出力する。
【0086】ここで、選択信号SSとしては、可変型減
衰器12の形態に応じて設定され、可変型減衰器12が
前述した図3に示すデジタルポテンショメータ30を有
する場合には、アップパルス信号及びダウンパルス信号
として出力し、図5に示すアナログマルチプレクサ50
を有する場合には、そのデコーダ/ドライバ51に対す
る3ビットの2進パルス信号として出力し、図6及び図
7に示すアナログスイッチ60及び82を有する場合に
は、オン・オフのスイッチ信号として出力する。
【0087】この第2の実施形態によると、駆動制御回
路13で、自転車の走行状態を判定し、その判定結果に
基づいて可変型減衰器12の減衰率Mを決定し、決定し
た減衰率Mに対応する選択信号を可変型減衰器12に供
給することにより、この可変型減衰器12の減衰率を選
択するので、時々刻々変化する走行状態に応じた的確な
アシスト比を自動的に決定することができ、漕ぎ手に違
和感を与えることなく快適な走行を行うことができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る電
動補助動力自転車によれば、踏力検出手段及び駆動制御
手段との間に介挿した減衰率を変更可能な減衰手段と、
該減衰手段の減衰率を選択する減衰率選択手段とを備え
たので、減衰率選択手段で、乗り手の年齢、体力や走行
予定距離、走行目的等に応じて最適な減衰率を選択する
ことにより、踏力検出手段で検出された踏力検出信号が
減衰手段で選択された減衰率で減衰されて駆動制御手段
に供給されることにより、この駆動制御手段で電動モー
タで発生させる補助動力を最適値に制御することができ
るという効果が得られる。
【0089】また、請求項2に係る電動補助動力自転車
によれば、減衰手段が可変減衰器で構成されているの
で、任意の減衰率を容易に設定することができるという
効果が得られる。
【0090】さらに、請求項3に係る電動補助動力自転
車によれば、可変減衰器がポテンショメータで構成され
ているので、簡易な構成で減衰率を容易に変更すること
ができるという効果が得られる。
【0091】さらにまた、請求項4に係る電動補助動力
自転車によれば、ハンドル近傍に設けたスイッチ手段を
操作してアップスイッチ信号又はダウンスイッチ信号を
出力することにより、パルス信号発生回路でアップパル
ス又はダウンパルスを発生し、これをデジタルポテンシ
ョメータに供給して減衰率を変更することができ、デジ
タルポテンショメータを踏力検出手段及び駆動制御手段
の近傍に配置することができるので、ノイズ等の影響に
よる誤動作を防止することができるという効果が得られ
る。
【0092】なおさらに、請求項5に係る電動補助動力
自転車によれば、可変型減衰器が、減衰率の異なる複数
の減衰器を並列に接続して構成され、減衰率選択手段
が、前記各減衰器と直列に接続されたスイッチ手段で構
成されているので、何れかのスイッチ手段を選択的にオ
ン状態とすることにより、これに接続された減衰器で踏
力検出信号を減衰させて、減衰踏力信号を駆動制御回路
に出力することができ、所望の減衰率をスイッチ手段の
選択だけで容易に設定することができるという効果が得
られる。
【0093】また、請求項6に係る電動補助動力自転車
によれば、減衰器が分割抵抗で構成されているので、そ
の減衰率の調整を容易に行うことができるという効果が
得られる。
【0094】さらに、請求項7に係る電動補助動力自転
車によれば、スイッチ手段はアナログマルチプレクサで
構成され、前記減衰率選択手段はハンドル近傍に設けた
デジタルスイッチで構成されているので、スイッチ手段
に接続された減衰器を踏力検出手段及び駆動制御手段の
近傍に配置することができ、ノイズ等の影響による誤動
作を防止することができると共に、アナログマルチプレ
クサ及びデジタルスイッチ間の配線数を減少させて配線
処理を容易に行うことができるという効果が得られる。
【0095】さらにまた、請求項8に係る電動補助動力
自転車によれば、可変型減衰器は、踏力検出手段で検出
した踏力検出信号が直接入力される入力端子と、前記踏
力検出信号が減衰器によって減衰されて入力される入力
端子と、スイッチ信号の入力により両入力端子の何れか
1つを選択する選択部とを備えたアナログスイッチで構
成され、前記減衰率選択手段はハンドル近傍に設けられ
た前記スイッチ信号を出力するスイッチで構成されてい
るので、アナログスイッチに接続された減衰器を踏力検
出手段及び駆動制御手段の近傍に配置することができ、
ノイズ等の影響による誤動作を防止することができると
いう効果が得られる。
【0096】なおさらに、請求項9に係る電動補助動力
自転車によれば、踏力検出手段はポテンショメータで構
成され、前記可変型減衰器は、前記ポテンショメータの
摺動子及び駆動制御回路間を接続する接続線と、該接続
線と基準電位点との間に介挿された抵抗及びアナログス
イッチの直列回路とで構成され、前記減衰率選択手段は
ハンドル近傍に設けられた前記スイッチ信号を出力する
スイッチで構成されているので、スイッチをオン状態と
してアナログスイッチをオン状態とすることにより、こ
れと直列に接続された抵抗及びポテンショメータの分割
抵抗で定まる減衰率で減衰された減衰踏力信号を駆動制
御手段に出力することができ、踏力に応じた減衰率を設
定することができるという効果が得られる。
【0097】また、請求項10に係る電動補助動力自転
車によれば、減衰手段は可変減衰器で構成され、且つ前
記減衰率選択手段は踏力検出手段で検出した踏力検出信
号、速度検出手段で検出した速度信号及び電動モータへ
の供給電力に基づいて減衰率を設定するようにしたの
で、踏力検出信号、速度信号及び電動モータへの供給電
力に基づいて減衰率を設定するので、時々刻々変化する
走行状況に応じて最適なアシスト力を設定することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動補助動力自転車の第1の実施
形態を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態における可変型減衰器の第1の
実施例を示すブロック図。
【図3】第1の実施形態における可変型減衰器の第2の
実施例を示すブロック図。
【図4】第1の実施形態における可変型減衰器の第3の
実施例を示すブロック図。
【図5】第1の実施形態における可変型減衰器の第4の
実施例を示すブロック図。
【図6】第4の実施例の変形例を示すブロック図。
【図7】第4の実施例の他の変形例を示すブロック図。
【図8】本発明に係る電動補助動力自転車の第2の実施
形態を示すブロック図。
【図9】従来の電動補助動力自転車の制御回路を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
11 踏力検出器 12 可変型減衰器 13 駆動制御回路 14 減衰率選択部 15 速度検出器 16 バッテリ 17 電動モータ 18 可変抵抗器 19 摘み 20 デジタルポテンショメータ 30 プッシュスイッチ 31 パルス信号発生回路 a1〜an 減衰器 SW0〜SWn スイッチ AM1〜AM7 バッファ用アンプ R1〜R7 分割抵抗 50 アナログマルチプレクサ 52 デジタルスイッチ Ri 分割抵抗 60 アナログスイッチ 63 スイッチ 73 ポテンショメータ R 抵抗 82 アナログスイッチ 85 スイッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも踏力検出手段で検出した踏力
    検出信号を駆動制御手段に入力して電動モータを制御す
    ることにより、補助動力を発生させるようにした電動補
    助動力自転車において、前記踏力検出手段及び駆動制御
    手段との間に介挿した減衰率を変更可能な減衰手段と、
    該減衰手段の減衰率を選択する減衰率選択手段とを備え
    たことを特徴とする電動補助動力自転車。
  2. 【請求項2】 前記減衰手段は可変型減衰器で構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電動補助動力自
    転車。
  3. 【請求項3】 前記可変型減衰器は、可変抵抗器で構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の電動補助動
    力自転車。
  4. 【請求項4】 前記可変型減衰器は、アップ・ダウンパ
    ルスが入力されることにより減衰率が変更されるデジタ
    ルポテンショメータで構成され、前記減衰率選択手段
    は、ハンドル近傍に設けたアップ・ダウンスイッチ信号
    を出力するスイッチ手段と、該スイッチ手段のアップ・
    ダウンスイッチ信号を受けて前記アップ・ダウンパルス
    を発生する前記デジタルポテンショメータの近傍に設け
    たパルス信号発生回路とで構成されていることを特徴と
    する請求項2記載の電動補助動力自転車。
  5. 【請求項5】 前記可変型減衰器は、減衰率の異なる複
    数の減衰器を並列に接続して構成され、前記減衰率選択
    手段は、前記各減衰器と直列に接続されたスイッチ手段
    で構成されていることを特徴とする請求項2記載の電動
    補助動力自転車。
  6. 【請求項6】 前記減衰器は分割抵抗で構成されている
    ことを特徴とする請求項5記載の電動補助動力自転車。
  7. 【請求項7】 前記スイッチ手段はアナログマルチプレ
    クサで構成され、前記減衰率選択手段はハンドル近傍に
    設けたデジタルスイッチで構成されていることを特徴と
    する請求項5記載の電動補助動力自転車。
  8. 【請求項8】 前記可変型減衰器は、踏力検出手段で検
    出した踏力検出信号が直接入力される入力端子と、前記
    踏力検出信号が分割抵抗によって減衰されて入力される
    入力端子と、スイッチ信号の入力により両入力端子の何
    れか1つを選択する選択部とを備えたアナログスイッチ
    で構成され、前記減衰率選択手段はハンドル近傍に設け
    られた前記スイッチ信号を出力するスイッチで構成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の電動補助動力自
    転車。
  9. 【請求項9】 前記踏力検出手段はポテンショメータで
    構成され、前記可変型減衰器は、前記ポテンショメータ
    の摺動子及び駆動制御回路間を接続する接続線と、該接
    続線と基準電位点との間に介挿された抵抗及びアナログ
    スイッチの直列回路とで構成され、前記減衰率選択手段
    はハンドル近傍に設けられた前記スイッチ信号を出力す
    るスイッチで構成されていることを特徴とする請求項2
    記載の電動補助動力自転車。
  10. 【請求項10】 前記減衰手段は可変型減衰器で構成さ
    れ、且つ前記減衰率選択手段は踏力検出手段で検出した
    踏力検出信号、速度検出手段で検出した速度信号及び電
    動モータへの供給電力に基づいて減衰率を設定するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の電動補助動力自
    転車。
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