JPH11170943A - 車両用内装部品の衝撃吸収構造 - Google Patents

車両用内装部品の衝撃吸収構造

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JPH11170943A
JPH11170943A JP9341305A JP34130597A JPH11170943A JP H11170943 A JPH11170943 A JP H11170943A JP 9341305 A JP9341305 A JP 9341305A JP 34130597 A JP34130597 A JP 34130597A JP H11170943 A JPH11170943 A JP H11170943A
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一博 川本
Takamune Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可及的に理想に近い荷重変位特性を有し、そ
れにより、優れた衝撃吸収性能をもって、乗員の頭部の
保護が極めて有効に図られ得る車両用内装部品の衝撃吸
収構造を提供する。 【解決手段】 車両用内装部品本体への乗員の頭部の接
触によって生ずる衝撃を、該内装部品本体の車室側とは
反対側の面上に配設された衝撃吸収構造体14の変形に
よって吸収せしめるようにした車両用内装部品の衝撃吸
収構造において、乗員の顔面の車両用内装部品本体への
接触によって変形させられる、衝撃吸収構造体14の第
一の被変形部位38,42,44の変形強度が、該乗員
の前頭部位や側頭部位の該内装部品本体への接触によっ
て変形させられる、該衝撃吸収構造体14の第二の被変
形部位36,40の変形強度よりも小さくなるように、
該衝撃吸収構造体14を変形強度が部分的に異なるよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両用内装部品の衝撃吸収構造
に係り、特に、車室内において、乗員の頭部が接触する
恐れの高い部位に位置せしめられる内装部品の衝撃吸収
構造に関するものである。
【0002】
【背景技術】一般に、自動車等の車両においては、車室
内の意匠性を高めるために、ボデーの車室内側が、各種
の内装部品によって覆われている。そして、そのような
内装部品のうち、例えば、インストルメントパネルやド
アトリム等にあっては、従来から、それらの内装部品の
本体の車室側とは反対側の面上に、合成樹脂製の薄い平
板からなるリブの複数が格子状に組み合わされて構成さ
れた衝撃吸収構造体が配設されて、衝突事故時等におけ
る、該内装部品の本体への乗員の腰部や胸部の接触に伴
って生ずる衝撃が、かかる衝撃吸収構造体の変形により
吸収せしめられ得るようになっており、それによって、
乗員の保護が可及的に図られ得るように構成されてい
る。
【0003】一方、近年では、乗員の安全性をより高い
レベルで確保するために、乗員の保護対策に対して、よ
り厳しい規制が布かれる傾向にあり、特に、米国等にお
いて乗員頭部保護規制(FMVSS201)が新たに基
準化される等、従来の乗員の腰部や胸部に対する保護対
策に加えて、乗員の頭部を保護し得る対策を講じること
が、要求されてきている。
【0004】そのため、最近の自動車等においては、イ
ンストルメントパネルやドアトリム等の本体上に設けら
れる、従来と同様な構造を有する衝撃吸収構造体を、衝
突事故時等において乗員の頭部が接触する恐れの高いフ
ロントピラー、センターピラー、リヤーピラー等の各種
のピラーやルーフサイドレールの車室内側を覆うピラー
ガーニッシュやルーフサイドレールガーニッシュ等の内
装部品の本体上に配設して、該頭部の接触によって生ず
る衝撃を、かかる衝撃吸収構造体の変形にて吸収せしめ
られ得るようにした車両用内装部品の衝撃吸収構造が、
前記乗員頭部保護規制の規定を十分に満たす、乗員の頭
部の保護対策として、一般に採用されているのである。
【0005】かかる状況下、本発明者等が、そのような
乗員の頭部の保護対策として採用される車両用内装部品
の衝撃吸収構造の衝撃吸収性能を調べるために、本体上
に、従来の衝撃吸収構造体、即ち、合成樹脂製の薄い平
板状のリブの複数が格子状に組み合わされてなる衝撃吸
収構造体が配設せしめられた、センターピラーを覆うピ
ラーガーニッシュを用い、これに対して、公知の方法に
よりダミー頭部を衝突させる衝突試験を行なった。
【0006】その結果、ピラーガーニッシュの本体に対
して、ダミー頭部が衝突せしめられた際には、先ず、ダ
ミー頭部の前頭部位や側頭部位等が接触せしめられ、そ
れに引き続いて、それら前頭部位や側頭部位の接触点を
中心としてダミー頭部全体が回転して、顔面が接触せし
められることとなり、その時、かかるピラーガーニッシ
ュの本体上に配された衝撃吸収構造体における荷重値と
変形量(変位量)の関係、即ち荷重変位特性は、荷重値
の増加に伴って、変形量(変位量)が増加するといった
略比例関係となることが明らかとなったのである。
【0007】そして、この結果から、乗員の頭部の保護
対策として従来から採用される車両用内装部品の衝撃吸
収構造にあっては、乗員の頭部が内装部品の本体に接触
せしめられる際において、特に、先ず、前頭部や側頭部
が接触せしめられ、それに引き続いて顔面が接触せしめ
られるような場合、優れた衝撃吸収性能を発揮する衝撃
吸収構造体に特有の理想的な荷重変位特性、即ち、衝撃
が加えられた際の初期段階において、小さな変位量(変
形量)で荷重値が急激に上昇し、その後、変位量の増加
に拘わらず荷重値が略一定に推移するような荷重変位特
性が得られず、従って、十分に満足し得る衝撃吸収性能
を得ることが困難であることが、判明したのである。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述せる如き事
情を背景にして為されたものであって、その解決課題と
するところは、可及的に理想に近い荷重変位特性を有
し、それにより、優れた衝撃吸収性能をもって、乗員の
頭部の保護が極めて有効に図られ得る車両用内装部品の
衝撃吸収構造を提供することにある。
【0009】
【解決手段】そして、本発明者等は、かかる課題を解決
するために、前述した、本体上に衝撃吸収構造体が配設
されてなるピラーガーニッシュへのダミー頭部による衝
突試験の結果を更に十分に検討し、それによって、乗員
の頭部の保護のために配設される従来の衝撃吸収構造体
の荷重値と変形量(変位量)の関係が、荷重値の増加に
伴って変形量が増加するといった略比例関係となるの
は、以下の如き理由によるものと考察した。
【0010】すなわち、乗員(ダミー)の頭部がピラー
ガーニッシュの本体に接触せしめられる際には、先ず、
前頭部位や側頭部位等において点接触せしめられた後、
顔面において面接触せしめられることになるところか
ら、頭部の接触によって生ずる衝撃が衝撃吸収構造体に
加えられた際には、先ず、衝撃吸収構造体が、前頭部位
や側頭部位が接触するピラーガーニッシュの頭部接触部
位に対応して位置する比較的小さな領域において変形せ
しめられ、その後、顔面が接触するピラーガーニッシュ
の顔面接触部位に対応して位置する大きな領域において
変形せしめられることとなる。一方、従来の衝撃吸収構
造体は、衝撃が加えられる位置の変化による衝撃エネル
ギーの吸収量のバラツキをなくすこと等を目的として、
一般に、リブの厚さや高さ、或いはピッチ等に係るリブ
構造が、全体にわたって略同一となるように構成されて
いる。
【0011】それ故、ピラーガーニッシュの本体上に配
設される衝撃吸収構造体にあっては、前頭部位や側頭部
位の該ピラーガーニッシュへの接触時に変形せしめられ
る部位全体の変形強度に比して、該ピラーガーニッシュ
への顔面の接触時に変形せしめられる部位全体の変形強
度の方が必然的に大きくなってしまい、そのため、ピラ
ーガーニッシュ本体に対する乗員の頭部の接触の初期段
階となる前頭部位や側頭部位の接触時に、小さな荷重値
で容易に変形せしめられるものの、その後の顔面の接触
時において、より大きな変形量(変位量)を得るために
は、より大きな荷重値が必要となり、そして、その結果
として、それら荷重値と変形量との関係が、前述の如き
比例関係となると考えられるのである。
【0012】而して、本発明は、このような考察結果を
基に、更に鋭意研究を重ねた結果、完成されたものであ
って、その特徴とするところは、車両用内装部品本体の
車室側とは反対側の面上に、平板からなるリブの複数が
格子状に組み合わされて構成された衝撃吸収構造体を配
設して、該車両用内装部品本体への乗員の頭部の接触に
よって生ずる衝撃を、該衝撃吸収構造体の変形により吸
収せしめるようにした車両用内装部品の衝撃吸収構造に
おいて、前記乗員の顔面の前記車両用内装部品本体への
接触によって変形させられる、前記衝撃吸収構造体の第
一の被変形部位の変形強度が、該乗員の前頭部位や側頭
部位の該内装部品本体への接触によって変形させられ
る、該衝撃吸収構造体の第二の被変形部位の変形強度よ
りも小さくなるように、該衝撃吸収構造体を変形強度が
部分的に異なるように構成したことにある。
【0013】すなわち、本発明に従う車両用内装部品の
衝撃吸収構造にあっては、内装部品の本体上に配設され
る衝撃吸収構造体において、乗員の顔面の内装部品本体
への接触によって変形せしめられる第一の被変形部位の
変形強度が、乗員の前頭部位や側頭部位等の内装部品本
体への接触によって変形せしめられる第二の被変形部位
の変形強度に比して小さくされているところから、内装
部品本体に乗員の頭部が接触せしめられる際に、先ず、
前頭部位や側頭部位が接触し、その後、顔面が接触する
ような場合、そのような内装部品本体に対する乗員の頭
部の接触の初期段階となる前頭部位や側頭部位の接触時
には、前記第二の被変形部位の変形量(変位量)が比較
的小さくされる一方、その後の顔面の接触時には、前記
第一の被変形部位が容易に変形せしめられて、該第一の
被変形部位の変形量(変位量)が大きくされ、それによ
って、該第一の被変形部位に対する荷重値の増大が抑え
られることとなるのである。
【0014】それ故、かかる車両用内装部品の衝撃吸収
構造においては、内装部品の本体上に配設される衝撃吸
収構造体が、優れた衝撃吸収性能を発揮せしめ得る理想
的な荷重変位特性、即ち、衝撃が加えられた際の初期段
階において、小さな変位量で荷重値が急激に上昇し、そ
の後、変位量の増加に拘わらず荷重値が略一定に推移す
るような荷重変位特性に対して可及的に近似した荷重変
位特性を有して、構成され得るのである。
【0015】従って、本発明に従う車両用内装部品の衝
撃吸収構造にあっては、乗員の頭部の内装部品への接触
時に、優れた衝撃吸収性能が有利に発揮され得て、乗員
に及ぼされる衝撃力が効果的に緩和されつつ、その衝撃
エネルギーが十分に吸収され得るのであり、以て乗員の
頭部の保護が極めて有効に図られ得ることとなるのであ
る。
【0016】なお、このような本発明に従う車両用内装
部品の衝撃吸収構造にあっては、衝撃吸収構造体におけ
る第一の被変形部位の変形強度を第二の被変形部位の変
形強度よりも小さくなるように為すための具体的な手段
として、格子状に組み合わされた複数のリブのうち、該
格子の縦方向と横方向に何れか一方向に延びるリブの高
さを、第二の被変形部位よりも第一の被変形部位の方を
低くしたり、また、該一方向に延びるリブの間隔を、該
第二の被変形部位よりも該第一の被変形部位の方を広く
したり、更には、該一方向に延びるリブの厚さを、該第
二の被変形部位よりも該第一の被変形部位の方を薄くし
たりして、該第一の被変形部位に加えられる衝撃が、主
として、該格子の縦方向と横方向の何れか他方向に延び
るリブの変形にて吸収せしめられるように為す構成が、
好適に採用され得ることとなるのである。
【0017】また、本発明に従う車両用内装部品の衝撃
吸収構造は、ピラーガーニッシュの衝撃吸収構造に対し
て、極めて有利に適用され得ることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより具体的に明ら
かにするために、本発明に係る車両用内装部品の衝撃吸
収構造の構成について、図面を参照しつつ、詳細に説明
することとする。
【0019】先ず、図1及び図2には、本発明に従う衝
撃吸収構造を有する車両用内装部品として、自動車の車
室内に、センターピラーを覆って配設されるピラーガー
ニッシュの一例が、概略的に示されている。かかる図か
らも明らかなように、ピラーガーニッシュ10は、ピラ
ーガーニッシュ本体12と衝撃吸収構造体14とを有し
て、構成されている。
【0020】より具体的には、このピラーガーニッシュ
10の本体12は、所定のゴム材料等が配合されて補強
されたポリプロピレンやABS等の樹脂材料からなって
おり、全体として、湾曲面形状の内側面を有する、長手
の筐体形状をもって、構成されている。また、かかる本
体12にあっては、図示しない車両のセンターピラーと
略同一の長さと幅とを有している。なお、図1中、13
は、本体12を厚さ方向に貫通する窓部であって、後述
する如く、ピラーガーニッシュ本体12がセンターピラ
ーを覆って配置された際に、該センターピラーに設けら
れるシートベルト機構部(図示せず)を車室内に露出せ
しめるためのものである。
【0021】一方、図2及び図3に示される如く、衝撃
吸収構造体14は、本体12の長手方向(図2中、紙面
に垂直な方向、及び図3中、上下方向)、換言すれば、
縦方向に延びる縦リブ16と、該本体12の幅方向(図
2及び図3中、何れも左右方向)、即ち、横方向に延び
る横リブ18とを、それぞれ複数有している。また、こ
の縦リブ16と横リブ18は、何れも 所定のゴム材料
の配合により延性が高められたポリプロピレンやポリエ
チレン等の樹脂材料から成っている。更に、それら縦リ
ブ16と横リブ18は、薄肉の平板形状を呈しており、
特に、横リブ18にあっては、その高さ方向上方側の辺
縁部が、前記ピラーガーニッシュ本体12の内側面に対
応した湾曲面形状とされている。そして、そのような複
数の横リブ18が、互いに対向し、且つその対向方向に
所定間隔をおいて一列に配されている一方、複数の縦リ
ブ16が、それら複数の横リブ18の対向面間におい
て、横方向に4列で並列的に並べられ、且つ該複数の横
リブ18を相互に連結するように配されている。
【0022】すなわち、かかる衝撃吸収構造体14にあ
っては、合成樹脂製の薄肉平板からなる縦リブ16と横
リブ18のそれぞれ複数のものが、格子状に一体的に組
み付けられて、構成されているのである。なお、この衝
撃吸収構造体14においては、その長手方向中間部位に
配置される横リブ18の幾つかのものが、それぞれの長
さ方向(図3中、左右方向)中間部位において部分的に
切除されており、それによって、該衝撃吸収構造体14
の中央部位に、図示しないセンターピラーに設けられる
前記シートベルト機構部が挿通せしめられる挿通空間2
0が形成されている。また、図3中、22は、衝撃吸収
構造体14を前記ピラーガーニッシュ本体12に取り付
けるための取付部である。
【0023】そして、そのような衝撃吸収構造体14
が、前記挿通空間20を前記ピラーガーニッシュ本体1
2の窓部13に対応させつつ、横リブ18の湾曲面形状
とされた辺縁部の側において、該本体12の筐体形状の
内側面上に配置され、またそのような配置状態下で、前
記取付部22において、本体12に対してネジ止めされ
て、取り付けられている。
【0024】これによって、ピラーガーニッシュ本体1
2の内側面上、即ち車室側とは反対側の、センターピラ
ーとの対向面上に、衝撃吸収構造体14が一体的に組み
付けられて、ピラーガーニッシュ10が、構成されてい
るのである。そして、かかるピラーガーニッシュ10に
対して外部から衝撃が加えられた際に、その衝撃が、該
本体12の内側面上に配設された衝撃吸収構造体14の
変形によって、有効に吸収せしめられ得るようになって
いるのである。
【0025】ところで、かくの如き構成とされた本具体
例のピラーガーニッシュ10にあっては、従来と同様な
構造により、センターピラーに対して、その車室内側の
面の全面を覆う状態で取り付けられることとなるが、そ
の際、米国の乗員頭部保護規制(FMVSS201)
で、運転席及び助手席の前部座席と後部座席にそれぞれ
搭乗する乗員の頭部のセンターピラーに対する最も厳し
い打撃位置として規定される、BP1〜BP4の四つの
打撃位置をそれぞれ覆って配置せしめられることとな
る。換言すれば、ピラーガーニッシュ10は、図1に示
される如く、前部座席の乗員の頭部の打撃位置たるBP
1〜BP3を各々被覆するBP1被覆区域24、BP2
被覆区域26、及びBP3被覆区域28と、後部座席の
乗員の頭部の打撃位置たるBP4を被覆するBP4被覆
区域30の四つの区域(図1では、それぞれの区域を仮
想線で囲んで示した。)を有しており、そのうちのBP
1被覆区域が最も高い高さに位置するようにして、車両
のセンターピラー(図示せず)に対して取り付けられる
ようになっているのである。
【0026】そして、そのようなピラーガーニッシュ1
0においては、特に、図3に示される如く、それら四つ
の打撃位置を覆う区域のうち、前記窓部13の形成部位
よりも上側の部分からなり、センターピラーへの取付状
態下で、最も高い高さに配置せしめられるBP1被覆区
域24に対応して位置する部分がBP1対応部32とさ
れ、また、該窓部13の形成部位の前側の部分からな
り、センターピラーへの取付状態下で、中間の高さに配
置せしめられるBP3被覆区域28に対応して位置する
部分がBP3対応部34とされている。更に、それら衝
撃吸収構造体14のBP1対応部32とBP3対応部3
4とに各々配置される複数の縦リブ16のうちの幾つか
のものは、その高さが、その他のものに対して異ならし
められている。
【0027】すなわち、図3及び図4からも明らかなよ
うに、衝撃吸収構造体14のBP1対応部32、つま
り、前部座席の乗員の頭部が、ピラーガーニッシュ本体
12の最も高い部分に接触せしめられた際に変形させら
れる部位においては、横4列の並列形態で、各列にそれ
ぞれ7枚ずつ配された、合計28枚の縦リブ16のう
ち、中央の2列の下側4枚ずつ、合計8枚の縦リブ16
bが、該中央の2列の上側4枚ずつ、合計8枚の縦リブ
16aの1/3程度の高さとされている。換言すれば、
衝撃吸収構造体14のBP1対応部32の下側部位38
に位置する縦リブ16bの高さが、その上側部位36に
位置する縦リブ16aよりも所定寸法低くされているの
である。なお、かかるBP1対応部32の上側部位36
は、ピラーガーニッシュ本体12の最も高い部分に対す
る乗員の頭部の接触時に、該本体12における該乗員の
前頭部位や側頭部位の接触部位に対応して位置せしめら
れる衝撃吸収構造体14の一部分からなっており、ま
た、該BP1対応部32の下側部位38は、該本体12
における該乗員の顔面の接触部位に対応して位置せしめ
られる、衝撃吸収構造体14の他の一部分にて、構成さ
れている。
【0028】一方、衝撃吸収構造体14のBP3対応部
34、つまり、前部座席の乗員の頭部が、ピラーガーニ
ッシュ本体12の中間の高さ部分に接触せしめられた際
に変形させられる部位においては、横4列の並列形態
で、各列にそれぞれ9枚ずつ配された、合計36枚の縦
リブ16のうち、片側の2列の、それぞれ真ん中の3枚
ずつ、合計6枚の縦リブ16dが、該2列の、それぞれ
の上側の3枚ずつ、合計6枚の縦リブ16cの1/3程
度の高さとされており、また、該2列の、それぞれの下
側の3枚ずつ、合計6枚の縦リブ16eが、該真ん中の
6枚の縦リブ16dの更に半分程度の高さとされてい
る。換言すれば、衝撃吸収構造体14のBP3対応部3
4の中央部位42に位置する縦リブ16dの高さが、そ
の上側部位40に位置する縦リブ16cよりも所定寸法
低くされており、また、該BP3対応部34の下側部位
44に位置する縦リブ16eの高さが、その中央部位4
2に位置する縦リブ16dよりも更に所定寸法低くされ
ているのである。なお、かかる衝撃吸収構造体14のB
P3対応部34の上側部位40は、ピラーガーニッシュ
本体12の中間の高さ部分に対する乗員の頭部の接触時
に、該本体12における該乗員の前頭部位や側頭部位の
接触部位に対応して位置せしめられる衝撃吸収構造体1
4の一部分からなっており、また、該BP3対応部34
の中央部位42及び下側部位44は、該本体12におけ
る該乗員の顔面の接触部位に対応して位置せしめられ
る、衝撃吸収構造体14の他の一部分にて、構成されて
いる。
【0029】かくして、衝撃吸収構造体14にあって
は、ピラーガーニッシュ本体12の最も高い部分や中間
の高さ部分に対する乗員の頭部の接触時に、該乗員の顔
面の接触によって変形させられる、BP1対応部32の
下側部位38とBP3対応部34の中間部位42及び下
側部位44の各変形強度が、該乗員の前頭部位や側頭部
位の接触によって変形させられる、BP1対応部32の
上側部位36とBP3対応部34の上側部位40の各変
形強度よりも、それぞれ、小さくなるように構成されて
いるのである。なお、ここでは、特に、かかるBP3対
応部34の下側部位44の方が、その中央部位42より
も更に変形強度が小さくされている。このことから明ら
かなように、本具体例では、BP1対応部32の下側部
位36とBP3対応部34の中央部位42及び下側部位
44とによって、それぞれ、第一の被変形部位が構成さ
れており、また、BP1対応部32とBP3対応部34
のそれぞれの上側部位36,40にて、第二の被変形部
位が構成されているのである。
【0030】このように、本具体例に係るピラーガーニ
ッシュ10にあっては、ピラーガーニッシュ本体12の
内側面上に配設された衝撃吸収構造体14において、乗
員の顔面の本体12への接触によって変形せしめられ
る、BP1対応部32の下側部位38とBP3対応部3
4の中央部位42及び下側部位44の各変形強度が、該
乗員の前頭部位や側頭部位の本体12への接触によって
変形せしめられるBP1対応部32の上側部位36とB
P3対応部34の上側部位40の各変形強度よりも、そ
れぞれ小さくされているところから、該本体12に該乗
員の頭部が接触せしめられる際に、先ず、前頭部位や側
頭部位が接触し、それに引き続いて顔面が接触するよう
な場合、かかる前頭部位や側頭部位の接触時には、BP
1対応部32とBP3対応部34のそれぞれの上側部位
36,40の変形量が比較的小さくされるものの、その
後の顔面の接触時には、BP1対応部32の下側部位3
8とBP3対応部34の中央部位42及び下側部位44
とが容易に変形せしめられて、それらの部位の変形量が
大きくされ、それによって、それらの部位に対する衝撃
荷重の増大が有利に抑制され得るようになっているので
ある。
【0031】従って、本具体例に係るピラーガーニッシ
ュ10にあっては、それの有する衝撃吸収構造体14
が、衝撃が加えられた際の初期段階において、小さな変
位量で荷重値が急激に上昇し、その後、変位量の増加に
拘わらず荷重値が略一定に推移するといった、優れた衝
撃吸収性能を得るのに理想的な荷重変位特性に近似した
特性を有して構成され得、それによって、乗員の頭部の
本体12への接触時に、優れた衝撃吸収性能が有利に発
揮され得て、乗員に及ぼされる衝撃力が効果的に緩和さ
れつつ、その衝撃エネルギーが十分に吸収され得るので
あり、その結果として、乗員の頭部の保護が極めて有効
に図られ得ることとなるのである。
【0032】なお、ここにおいて、本発明者等は、本具
体例に係るピラーガーニッシュ10が上述の如き優れた
特徴を有するものであることを確認するために、図3及
び図4に示される如き構造を有し、変形強度が部分的に
異ならしめられた衝撃吸収構造体14が配設されてなる
ピラーガーニッシュ(本発明例)と、従来と同様な構造
を有し、変形強度が全体に略均一化された衝撃吸収構造
体を有するピラーガーニッシュ(従来例)とを用い、そ
れら2種類のピラーガーニッシュに対して、公知の手法
に従って衝突試験を行なった。
【0033】その結果、図5に示される如く、それら2
種類のピラーガーニッシュのうち、従来例としてのピラ
ーガーニッシュが、荷重値の増加に伴って変位量も増加
するような略比例関係となる荷重変位特性を有している
のに対して、本発明例としてのピラーガーニッシュが、
衝撃が加えられた際の初期段階において、小さな変位量
で荷重値が急激に上昇し、その後、変位量の増加に拘わ
らず荷重値が略一定に推移するような、優れた衝撃吸収
性能を得るのに理想的な荷重変位特性に近似した特性を
有していることが、判明した。また、それら2種類のピ
ラーガーニッシュのHIC(d)値を、それぞれ、公知
の手法により算出したところ、従来例としてのピラーガ
ーニッシュのHIC(d)値は、1328となり、かか
る値の一般的な評価基準値の1000を大きく上回って
いたのに対して、本発明例としてのピラーガーニッシュ
のHIC(d)値は、741となり、評価基準値を大き
く下回っていた。これらの結果から、本具体例に係るピ
ラーガーニッシュ10を用いれば、乗員の頭部の保護が
極めて有効に図られ得ることが、明確に認識され得るの
である。
【0034】以上、本発明の具体的な構成について詳述
してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明
は、上記の記載によって、何等の制約をも受けるもので
はない。
【0035】例えば、前記具体例では、ピラーガーニッ
シュ本体12が、所定のゴム材料等が配合されたポリプ
ロピレンやABS等の樹脂材料からなっており、また、
衝撃吸収構造体14が、同じく所定のゴム材料等が配合
されたポリプロピレンやポリエチレン等の樹脂材料から
構成されていたが、それらピラーガーニッシュ本体12
と衝撃吸収構造体14とを与える材質は、何等これに限
定されるものではなく、それらの構成材料として従来か
ら用いられるものが、何れも有利に用いられ得るのであ
る。
【0036】また、衝撃吸収構造体14を構成する縦リ
ブ16と横リブ18のそれぞれの形状も、平板形状を呈
するものであれば、前記具体例に示される如きものに、
決して限定されるものでないことは、勿論である。
【0037】さらに、それら縦リブ16と横リブ18の
配設枚数も、前記具体例に示されるものに、特に限定さ
れるものではないことは、言うまでもないところであ
る。
【0038】また、前記具体例では、衝撃吸収構造体1
4のBP1対応部32の上側部位36と下側部位38と
の間において、またはBP3対応部34の上側部位40
と中央部位42及び下側部位44との間において、それ
ぞれ、そこに位置せしめられる縦リブ16の高さが互い
に異ならしめられることによって、それぞれの部位の間
で、変形強度が相互に異なるように構成されていたが、
該衝撃吸収構造体14の変形強度が部分的に異なるよう
に為すための手段としては、何等これに限定されるもの
ではない。例えば、衝撃吸収構造体14のBP1対応部
32を部分的に拡大して示す図6に示される如く、横リ
ブ18の配置間隔を部分的に異ならしめて、該横リブ1
8の配置間隔の広い部位の方が、それの狭い部位よりも
変形強度が小さくなるように構成したり、或いは図7に
示される如く、横リブ18の厚さを部分的に異ならしめ
て、該横リブ18の肉厚の薄い部位の方が、それの厚い
部位よりも変形強度が小さくなるように構成したりして
も良いのである。また、そのような縦リブ16の高さや
横リブ18の配置間隔及び厚さの2種類以上の要素を組
み合わせて、縦リブ16と横リブ18の構造を部分的に
異ならしめることにより、衝撃吸収構造体14の変形強
度が部分的に異なるように構成することも、可能であ
る。
【0039】さらに、そのように、縦リブ16の高さや
横リブ18の配置間隔及び厚さを部分的に異ならしめる
代わりに、或いはそれに加えて、横リブ18の高さや縦
リブ16の配置間隔及び厚さを部分的に異ならしめるこ
とにより、衝撃吸収構造体14の変形強度が部分的に異
なるように構成することも、勿論可能である。
【0040】また、衝撃吸収構造体14における縦リブ
16や横リブ18の高さや配置間隔、及び厚さ等の部分
的な差異は、該衝撃吸収構造体14において必要とされ
る変形強度の差異、ひいては具備されるべき荷重変位特
性に応じて、適宜に変更され得るものである。
【0041】さらに、前記具体例では、ピラーガーニッ
シュ本体12と衝撃吸収構造体14とが、別部材から成
っていたが、該ピラーガーニッシュ本体12の車室側と
は反対側の面上に、複数のリブを格子状に組み合わせた
状態で、一体的に立設せしめることにより、それらピラ
ーガーニッシュ本体12と衝撃吸収構造体14とを一体
品として構成しても良い。
【0042】更にまた、前記具体例では、衝撃吸収構造
体14が、ピラーガーニッシュ本体12の長手方向に連
続して延びる一体物から成っていたが、該衝撃吸収構造
体14を複数の分割体にて構成することも、可能であ
る。
【0043】また、前記具体例では、前部座席の乗員の
頭部がピラーガーニッシュ本体12に接触せしめられた
際に変形させられる、衝撃吸収構造体14のBP1対応
部32やBP3対応部34において、その変形強度が部
分的に異なるように構成されていたが、それに代えて、
或いはそれに加えて、後部座席の乗員の頭部がピラーガ
ーニッシュ本体12に接触せしめられた際に変形させら
れる、衝撃吸収構造体14のBP4対応部、即ち、ピラ
ーガーニッシュ本体12における、窓部13の形成部位
の下側の部分からなり、センターピラーへの取付状態下
で、最も低い高さに配置せしめられるBP4被覆区域3
0に対応して位置する部位において、その変形強度を部
分的に異なるように構成することも可能である。それに
よって、後部座席の乗員の頭部の保護も、有効に図られ
得ることとなるのである。
【0044】加えて、前記具体例では、自動車のセンタ
ーピラーを覆って配設されるピラーガーニッシュに対し
て、本発明を適用したものの具体例を示したが、本発明
は、自動車のフロントピラーやリヤピラーを覆って配設
されるピラーガーニッシュや、該ピラーガーニッシュと
ルーフガーニッシュとを含めた内装部品、更には自動車
以外の車両の内装部品において、衝突事故時等に、乗員
の頭部が接触せめしられる恐れの高い車両用内装部品に
対しても、有利に適用され得るものであることは、勿論
である。
【0045】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りに
おいて、何れも、本発明の範囲内に含まれるものである
ことが、理解されるべきである。
【0046】
【発明の効果】上述の説明からも明らかなように、本発
明に従う車両用内装部品の衝撃吸収構造にあっては、乗
員の頭部の内装部品への接触時に、優れた衝撃吸収性能
が有利に発揮され得て、乗員に及ぼされる衝撃力が効果
的に緩和されつつ、その衝撃エネルギーが十分に吸収さ
れ得るのであり、以て乗員の頭部の保護が極めて有効に
図られ得ることとなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う衝撃吸収構造を有する車両用内装
部品の一例を示す正面説明図である。
【図2】図1におけるII−II断面説明図である。
【図3】図1に示された車両用内装部品の本体上に配設
される衝撃吸収構造体の一例を示す斜視説明図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面説明図である。
【図5】図1に示された車両用内装部品と従来の車両用
内装部品のそれぞれの荷重値と変位量との関係を示すグ
ラフである。
【図6】本発明に従う衝撃吸収構造を有する車両用内装
部品の別の例を示す部分拡大断面説明図である。
【図7】本発明に従う衝撃吸収構造を有する車両用内装
部品の更に別の例を示す部分拡大断面説明図である。
【符号の説明】
10 ピラーガーニッシュ 12 本体 14 衝撃吸収構造体 16 縦リブ 18 横リブ 32 BP1対応
部 34 BP3対応部 36,40 上側
部位 38,44 下側部位 42 中央部位

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用内装部品本体の車室側とは反対側
    の面上に、平板からなるリブの複数が格子状に組み合わ
    されて構成された衝撃吸収構造体を配設して、該車両用
    内装部品本体への乗員の頭部の接触によって生ずる衝撃
    を、該衝撃吸収構造体の変形により吸収せしめるように
    した車両用内装部品の衝撃吸収構造において、 前記乗員の顔面の前記車両用内装部品本体への接触によ
    って変形させられる、前記衝撃吸収構造体の第一の被変
    形部位の変形強度が、該乗員の前頭部位や側頭部位の該
    内装部品本体への接触によって変形させられる、該衝撃
    吸収構造体の第二の被変形部位の変形強度よりも小さく
    なるように、該衝撃吸収構造体を変形強度が部分的に異
    なるように構成したことを特徴とする車両用内装部品の
    衝撃吸収構造。
  2. 【請求項2】 前記格子状に組み合わされた複数のリブ
    のうち、該格子の縦方向と横方向に何れか一方向に延び
    るリブの高さが、前記衝撃吸収構造体における前記第二
    の被変形部位よりも前記第一の被変形部位の方が低くさ
    れて、該第一の被変形部位に加えられる衝撃が、主とし
    て、該格子の縦方向と横方向の何れか他方向に延びるリ
    ブの変形にて吸収せしめられるようになっていることに
    より、該第一の被変形部位の変形強度が、該第二の被変
    形部位の変形強度よりも小さくなるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装部品の
    衝撃吸収構造。
  3. 【請求項3】 前記格子状に組み合わされた複数のリブ
    のうち、該格子の縦方向と横方向に何れか一方向に延び
    るリブの間隔が、前記衝撃吸収構造体における前記第二
    の被変形部位よりも前記第一の被変形部位の方が広くさ
    れて、該第一の被変形部位に加えられる衝撃が、主とし
    て、該格子の縦方向と横方向の何れか他方向に延びるリ
    ブの変形にて吸収せしめられるようになっていることに
    より、該第一の被変形部位の変形強度が、該第二の被変
    形部位の変形強度よりも小さくなるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両
    用内装部品の衝撃吸収構造。
  4. 【請求項4】 前記格子状に組み合わされた複数のリブ
    のうち、該格子の縦方向と横方向に何れか一方向に延び
    るリブの厚さが、前記衝撃吸収構造体における前記第二
    の被変形部位よりも前記第一の被変形部位の方が薄くさ
    れて、該第一の被変形部位に加えられる衝撃が、主とし
    て、該格子の縦方向と横方向の何れか他方向に延びるリ
    ブの変形にて吸収せしめられるようになっていることに
    より、該第一の被変形部位の変形強度が、該第二の被変
    形部位の変形強度よりも小さくなるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記
    載の車両用内装部品の衝撃吸収構造。
  5. 【請求項5】 前記車両用内装部品がピラーガーニッシ
    ュであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れ
    かに記載の車両用内装部品の衝撃吸収構造。
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