JPH11170869A - バックドア開閉装置 - Google Patents

バックドア開閉装置

Info

Publication number
JPH11170869A
JPH11170869A JP34157297A JP34157297A JPH11170869A JP H11170869 A JPH11170869 A JP H11170869A JP 34157297 A JP34157297 A JP 34157297A JP 34157297 A JP34157297 A JP 34157297A JP H11170869 A JPH11170869 A JP H11170869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back door
closing device
opening
door opening
bell crank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34157297A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Mizoguchi
聡 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP34157297A priority Critical patent/JPH11170869A/ja
Publication of JPH11170869A publication Critical patent/JPH11170869A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体後部の開口及び補助反力機構の大きさを
確保することを可能とする。 【解決手段】 車体1後部の開口3上部側に左右一対の
ヒンジ7,9を介して上下回動自在に取り付けられ、開
口3を開閉自在なバッグドア5に、開き方向に補助反力
を付加する補助反力機構19を備えたバッグドア開閉装
置において、前記補助反力機構19は、車幅方向に力を
出すように車体のリヤルーフレール11に沿って配置さ
れた出力部21と、出力部21の力を車体前後方向に変
換して補助反力を出す変換部23とよりなることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のバックドア
の開閉を補助する機構を備えたバックドア開閉装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば、
特開平8−25972号公報に記載されたものがある。
かかる装置は、バックドアの開口に近接する車両側面
に、上部が開口した凹状のガスステー収納部を形成し、
該ガスステー収納部にガスステーを収納支持し、該ガス
ステーによってバックドアに開き方向に補助反力を付加
する構成となっている。従って、ガスステーの支持、取
り付けを凹状のガスステー収納部により無理なく行うこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の装置では、ガスステーを収納するためにバックド
アの開口に近接する車両側面を凹状に形成しなければな
らず、その分開口の大きさに規制を受ける恐れがある。
また、ガスステーを特別のガスステー収納部を形成して
収容支持するようにしたため、ガスステーの大きさに大
きな制約を受ける恐れがある。
【0004】そこで本発明は、車体後部の開口の大きさ
及び補助反力機構の大きさに制約を受けにくいバックド
ア開閉装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
後部開口の上部側に左右一対のヒンジを介して上下回動
自在に取り付けられ、前記開口を開閉自在なバッグドア
に、開き方向に補助反力を付加する補助反力機構を備え
たバッグドア開閉装置において、前記補助反力機構は、
車幅方向に力を出すように車体のリヤルーフレールに沿
って配置された出力部と、該出力部後からを車体前後方
向に変換して前記補助反力を出す変換部とよりなること
を特徴とする。
【0006】従って、バックドアを開口に対して開くと
き、出力部が出す車幅方向の力を変換部によって車体前
後方向に変換し、バックドアに開き方向に補助反力を付
加することができる。また、出力部を車体のリヤルーフ
レールに沿って配置することができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のバック
ドア開閉装置であって、前記出力部は、伸び方向に力を
出すガスステーであることを特徴とする。
【0008】従って、請求項1の発明の作用に加え,ガ
スステーによって車幅方向に力を出すことができると共
に、車体のリヤルーフレールに沿って、車幅方向に容易
に配置することができる。
【0009】請求項3の発明は,請求項1記載のバック
ドア開閉装置であって、前記変換部は、中間部が車体側
に回転自在に支持されたベルクランクを備え、該ベルク
ランクの一方のアームに前記ガスステーの端部が回転自
在に結合され且つ他方のアームが前記ヒンジに結合ロッ
ドを介して結合されたことを特徴とする。
【0010】従って、請求項1又は2の発明の作用に加
え、出力部の力をベルクランクの一方のアームに伝える
と、ベルクランクは回転自在に支持された中間部を中心
に水平回転し、他方のアームが結合ロッドに出力し、該
結合ロッドがヒンジに力を加えて、開き方向に補助反力
を付加することができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載のバック
ドア開閉装置であって、前記ベルクランク及び結合ビッ
ドは、前記一対のヒンジに対応して一対備えられ、前記
各ベルクランクの各一方のアームに、前記ガスステーの
両端部が結合されたことを特徴とする。
【0012】従って、請求項3の発明の作用に加え、1
本のガスステーによってその両端のベルクランクの一方
のアームに出力すると、ベルクランクは中間部を中心に
水平回転し、他方のアームから結合ロッドを介し、一対
のヒンジに同時に開き方向の補助反力を付加することが
できる。
【0013】請求項5の発明は、請求項3又は4記載の
バックドア開閉装置であって、前記バッグドアが開口を
閉じているとき、前記ベルクランクの一方のアームは、
同中間部より車体中心線に沿って車体前方へ延び、同他
方のアームは一方のアームに直交して同中間部より車幅
方向外側へ延び、前記結合ロッドは、車体前後法候に延
びていることを特徴とする。
【0014】従って、請求項3又は4の発明の作用に加
え、ガスステーからベルクランクの一方のアームに車幅
方向の力を加えると、車体前方へ延びている一方のアー
ムによってベルクランクに効率良く回転トルクを与え、
この回転トルクを車幅方向外側へ延びている他方のアー
ムから車体前後方向に延びている結合ロッドへ効率良く
力を伝達することができる。従って、バックドアを開き
始めようとする時に、最も大きな補助反力を付加するこ
とができる。
【0015】請求項6の発明は、請求項3〜5のいずれ
かに記載のバックドア開閉装置であって、前記ベルクラ
ンクは、その中間部が車体側であるリヤルフレール内に
回転自在に支持され、該ベルクランクの一方のアームが
前記リヤルフレールの前側に突出し、且つリヤルフレー
ルの前側に車体幅方向に沿って配置されたガスステーの
端部に結合されたことを特徴とする。
【0016】従って、請求項3〜5のいずれかの発明の
作用に加え、ガスステーをリヤルーフレールの前側の空
間に車幅方向に沿って収納することができる。
【0017】請求項7の発明は、請求項3〜6のいずれ
かに記載のバックドア開閉装置であって、前記ベルクラ
ンクと結合ロッド、結合ロッドとヒンジは、それぞれボ
ールジョイントで結合されていることを特徴とする。
【0018】従って、請求項3〜6のいずれかの発明の
作用に加え、ボールジョイントによって力の伝達を円滑
に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明では、補助反力機構の出
力部を車体のリヤルーフレールに沿って配置することが
できるため、車体後部の開口の大きさと、出力部の大き
さの規制を抑制することができる。また、出力部を車体
のリヤルーフレールに沿って配置することができるた
め、出力部を車室内側へ大きく突出させる必要がなく、
スペース的に極めて有利な構造となる。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、ガスステーを用いることによって、構造を簡
単にすることができる。
【0021】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、出力部による車幅方向の力を変換し
て、確実に補助反力とすることができる。
【0022】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、単一の出力部によって、左右一対のヒンジに
同時に補助反力を付加することができ、構造が簡単にな
ると共に、スペース的にも有利となる。また、出力部の
大きさを容易に拡大することができる。
【0023】請求項5の発明では、請求項3又は4の発
明の効果に加え、バックドアを開き始めようとする時、
最も大きな補助反力を付加することができ、補助反力を
有効に利用することができる。
【0024】請求項6の発明では、請求項3〜5のいず
れかの発明の効果に加え、ガスステーをリヤルーフレー
ルの前側に沿って配置することができ、車室内へ大きく
突出することがなく、しかも、ガスステーの太さを容易
に大きくすることができる。
【0025】請求項7の発明では、請求項3〜6のいず
れかの発明の効果に加え、力の伝達を円滑にすることに
よって、補助反力を有効に付加することができ、小さな
出力部でバックドアを容易に開閉することが可能とな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】図1から図3は、本発明の一実施
形態に係り、図1は一部省略概略平面図、図2は図1の
II−II線における概略断面図、図3は要部の一部省略分
解斜視図である。
【0027】まず、図1、図2のように、車体1の後部
2の開口3にバックドア5が上下回動自在に取り付けら
れている。即ち、バックドア5の上部に左右一対のヒン
ジ7,9が取り付けられ、該ヒンジ7,9が車体のリヤ
ルーフレール11に取り付けられた、左右一対のステー
13,15にヒンジピン17によって、上下回動自在に
結合され、バックドア5が車体後部の開口3上部側に左
右一対のヒンジ7,9を介して上下回動自在に取り付け
られた構成となっている。
【0028】また、前記バックドア5に開き方向に補助
反力を付加する、補助反力機構19が備えられている。
該補助反力機構19は、出力部としてのガスステー21
と、変換部23とからなっている。
【0029】前記ガスステー21は、伸び方向に力を出
すようになっており、該ガスステー21が前記リヤルー
フレール11の前側に、車幅方向に沿って配置され、車
幅方向に力を出すようになっている。図1〜図3のよう
にガスステー21の両端に結合ブラケット21a,21
bが一体に突設され結合穴22a,22bが設けられて
いる。
【0030】前記変換部23は、左右一対のベルクラン
ク25,27と、左右一対の結合ロッド29,31とか
らなっている。前記ベルクランク25,27は、左右対
象形状に形成され、車体側であるリヤルーフレール11
内に配置され、中間部がリヤルーフレール11に回転自
在に支持されている。かかる支持はリヤルーフレール1
1の底壁11aに対し、ねじ部材33によって行われて
いる。
【0031】前記ねじ部材33は、左右片側のみで説明
すると、図3のように下部に雄ねじ部33a、上部に雌
ねじ部33b、及び中間部に締め込み用の六角部33c
を備えている。該ねじ部材33は、前記底壁11a上に
配置され、雄ねじ部33aが底壁11aを貫通して下面
側に突出し、該雄ねじ部33aに、ナット37が締め込
まれることによってねじ部材33が底壁11a上に起立
して取り付けられている。該ねじ部材33の雌ねじ部3
3bの外周にワッシャ39が嵌合し、その上から前記ベ
ルクランク25(27)の中間部25a(27a)に設
けられた支持穴41が回転自在に嵌合している。そし
て、支持穴41から突出する雌ねじ部33bの外周にワ
ッシャ43を嵌合し、ボルト45を雌ねじ部33bに締
結することによって、ベルクランク25(27)の回転
自在な支持が行われている。
【0032】前記ベルクランク25,27の一方のアー
ム25b,27bは、前記バックドア5が開口3を閉じ
ている状態において、車体前後方向の中心線と平行に配
置され、前後方向に沿っている。また、他方のアーム2
5c,27cは、一方のアーム25b,27bに対し直
交し、車幅方向外側に延びている。
【0033】前記一方のアーム25b,27bは、前記
リヤルーフレール11に形成された、穴47から前方へ
延出し、前記ガスステー21の両端が一方のアーム25
b,27bに回転自在に結合されている。
【0034】即ち、前記一方のアーム25b(27b)
には、結合穴49が設けられ、該結合穴49の下側から
ワッシャ51を介して挿入された雌ねじ部材53に、前
記結合ブラケット21a(21b)が、結合穴22a
(22b)によって嵌合し、さらにワッシャ55を介し
てボルト57が雌ねじ部材53に締結されることによっ
て、ガスステー21の両端の結合ブラケット21a(2
1b)が、ベルクランク25(27)の一方のアーム2
5b(27b)に回転自在に結合されている。
【0035】前記結合ロッド29(31)は、車体前後
方向に延びており、前記リヤルーフレール11に設けら
れた挿通穴59を通してリヤルーフレール11内から、
同後方外へ延出している。結合ロッド29(31)と、
前記挿通穴59との間は、グロメット61で閉止されて
いる。
【0036】前記ベルクランク25(27)の他方のア
ーム25c(27c)及び、結合ロッド29(31)、
該結合ロッド29(31)及び、前記ヒンジ7(9)
は、それぞれボールジョイント63,65で結合されて
いる。
【0037】前記ボールジョイント63,65は、スタ
ットボール67と、凹状嵌合部69とからなっている。
スタットボール67は、ボール部67aと、雄ねじ部6
7bと、フランジ部67cとを有している。凹状嵌合部
69は、凹状球面部69aと、雌ねじ部69bをと有し
ている。
【0038】そして、前記ボールジョイント63のスタ
ッドボール67は、前記ベルクランク25(27)の他
方のアーム25c(27c)に設けられた結合穴71に
上側から嵌合し、下側から雄ねじ部67bにナット73
がねじ込こまれ、他方のアーム25c(27c)に締結
固定されている。
【0039】また、ボールジョイント63の凹状嵌合部
69は、雌ねじ部69bが結合ロッド29の前端の雄ね
じ部29a(31a)に螺合し、且つ凹状球面部69a
がスタットボール67のボール部67aに嵌合してい
る。
【0040】前記ボールジョイント65のスタットボー
ル67は、前記ヒンジ7に設けられた結合穴75に車幅
方向内側から嵌合し、同外側からナット77が雄ねじ部
67bにねじ込まれ、ヒンジ7に締結固定されている。
また、ボールジョイント65の凹状嵌合部69は、雌ね
じ部69bが結合ロッド29(31)の雄ねじ部29b
(31b)に螺合し、且つ凹状球面部69aがボール部
67aに嵌合している。
【0041】なお、ベルクランク25,27の組み付け
に際しては、リヤルーフレール11の穴47から行うも
のである。79はルーフトリムである。
【0042】そして、バックドア5を開くとき、ヒンジ
7がヒンジピン17を中心にして上方へ回動するが、同
時にガスステー21が図1のように延びて車幅方向に力
を出し、左右一対のベルクランク25,27の一方のア
ーム25b,27bに力を付与する。
【0043】これによって、ベルクランク25,27は
中間部25a,27aを中心に回転し、他方のアーム2
5c,27cから左右の結合ロッド29,31にほぼ軸
方向への押圧力を付与し、該結合ロッド29,31から
左右のヒンジ7,9に力が加えられる。
【0044】この力によって、左右のヒンジ7,9は、
ヒンジピン17に対し上方へ回動するトルクを受けるた
め、バックドア5に開き方向に補助反力を付加すること
ができる。従って、バックドア5を無理なく上方へ開く
ことができる。
【0045】そして、ガスステー21は、リヤルーフレ
ール11の前側に車幅方向に沿って配置されているた
め、車室内前方側へ大きく突出することがなく、コンパ
クトに配置することができ、車室内空間を狭めることは
ない。また、ガスステー21を1本配置するだけで、左
右のヒンジ7,9から補助反力を付加することができ、
かかる点からも構造が簡単で、コンパクトに配置するこ
とができる。
【0046】さらに、コンパクトに配置することができ
るため、その分スペース的に余裕があり、ガスステー2
1の太さをリヤルーフレール11などに影響を与えるこ
となく拡大することができ、補助反力増大を測ることも
できる。
【0047】また、ガスステー21が1本であるにもか
かわらず、左右のヒンジ7,9に均等に補助反力を付与
することができるため、バックドア5の経時的な劣化の
歪みなど無くすことができる。
【0048】ガスステー21はリヤルーフレール11の
前側に車幅方向に収納されているため、車体1の開口3
に影響を与えることがなく大きな開口を確保することが
できる。また、バックドア5を開いたときにも、ガスス
テー21などが見えにくく、外観上有利である。
【0049】さらに、上記実施形態では、バックドア5
を閉じた状態で、ベルクランク25,27の一方のアー
ム25b,27bが車体中心線に沿って前方へ延び、同
他方のアーム25c,27cは中間部25a,27aよ
り、車幅方向外側へ突出しているため、バックドア5を
開き始めるときに、ガスステー21からベルクランク2
5,27、結合ロッド29,31を介し、左右ヒンジ
7,9へ最も大きな力を与えることができ、バックドア
5開き始めの最も大きな補助反力を必要とするときに、
必要な大きさの補助反力を付加することができ、バック
ドア5を極めて円滑に開くことができる。
【0050】また、ベルクランク25,27及び結合ロ
ッド29,31、結合ロッド29,31及びヒンジ7,
9は、それぞれボールジョイント63,65で結合され
ているため、ガスステー21からの力をヒンジ7,9へ
無理なく伝達することができる。
【0051】図4は、出力部の変形例を示している。こ
の出力部は、前記ガスステー21と同様な出力ステー8
1で構成されており、前記ガスステー21のガスに替え
てスプリング83を内装したものである。従って、該出
力ステー81はスプリング83の伸び力によって、伸び
方向に力を出すようになっている。かかる出力ステー8
1を用いても上記ガスステー21と同様に補助反力を出
すことができる。
【0052】なお、上記実施形態では、ベルクランク2
5,27を左右一対設けたが、例えば、小型車の場合な
どにおいては、一方のヒンジ側にのみ設け、他方のヒン
ジ側のベルクランク結合ロッドは省略して、ガスステー
21或いは出力ステー81の一端を車体側に回転自在に
支持するような構成にすることもできる。又、上記実施
形態では、ベルクランク25,27をリヤルーフレール
11内に支持したが、リヤルーフレール11の底壁11
へ下面側に支持させることも可能である。
【0053】前記出力部は、前記ガスステーや出力ステ
ーに限らず車幅方向に力を出すことができる構造のもの
であれば良く、また、変換部23は出力部の力を車体前
後方向に変換して、補助反力を出すことができる構造の
ものであれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る一部省略概略平面図
である。
【図2】図1のII−II線矢視における断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る一部省略分解斜視図
である。
【図4】本発明の一実施形態に係る出力部の変形例を示
す出力ステーの斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 3 開口 5 バックドア 7,9 ヒンジ 11 リヤルーフレール 19 補助反力機構 21 ガスステー(出力部) 23 変換部 81 出力ステー(出力部) 83 スプリング

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部開口の上部側に左右一対のヒン
    ジを介して上下回動自在に取り付けられ、前記開口を開
    閉自在なバッグドアに、開き方向に補助反力を付加する
    補助反力機構を備えたバッグドア開閉装置において、 前記補助反力機構は、車幅方向に力を出すように車体の
    リヤルーフレールに沿って配置された出力部と、 該出力部の力を車体前後方向に変換して前記補助反力を
    出す変換部とよりなることを特徴とするバッグドア開閉
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバックドア開閉装置であ
    って、 前記出力部は、伸び方向に力を出すガスステーであるこ
    とを特徴とするバックドア開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のバックドア開閉装
    置であって、 前記変換部は、中間部が車体側に水平回転自在に支持さ
    れたベルクランクを備え、該ベルクランクの一方のアー
    ムに前記ガスステーの端部が回転自在に結合され且つ他
    方のアームが前記ヒンジに結合ロッドを介して結合され
    たことを特徴とするバックドア開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のバックドア開閉装置であ
    って、 前記ベルクランク及び結合ロッドは、前記一対のヒンジ
    に対応して一対備えられ、 前記各ベルクランクの各一方のアームに、前記ガスステ
    ーの両端部が結合されたことを特徴とするバックドア開
    閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のバックドア開閉装
    置であって、 前記バッグドアが開口を閉じているとき、前記ベルクラ
    ンクの一方のアームは、同中間部より車体中心線に沿っ
    て車体前方へ延び、同他方のアームは一方のアームに直
    交して同中間部より車幅方向外側へ延び、前記結合ロッ
    ドは、車体前後方向に延びていることを特徴とするバッ
    クドア開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載のバック
    ドア開閉装置であって、 前記ベルクランクは、その中間部が車体側であるリヤル
    フレール内に水平回転自在に支持され、 該ベルクランクの一方のアームが前記リヤルフレールの
    前側に突出し、且つリヤルフレールの前側に車幅方向に
    沿って配置されたガスステーの端部に結合されたことを
    特徴とするバックドア開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれかに記載のバック
    ドア開閉装置であって、 前記ベルクランク及び結合ロッド、結合ロッド及びヒン
    ジは、それぞれボールジョイントで結合されていること
    を特徴とするバックドア開閉装置。
JP34157297A 1997-12-11 1997-12-11 バックドア開閉装置 Pending JPH11170869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34157297A JPH11170869A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 バックドア開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34157297A JPH11170869A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 バックドア開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11170869A true JPH11170869A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18347118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34157297A Pending JPH11170869A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 バックドア開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11170869A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100879688B1 (ko) 2007-12-13 2009-01-21 현대자동차주식회사 트윈 스윙 도어의 오작동 방지장치
JP2012518731A (ja) * 2009-02-25 2012-08-16 ブローゼ ファールツォイクタイレ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト ハルシュタット 自動車のハッチを作動させるための駆動装置
JP2019043528A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 今井 俊一 自動車ドアロック解除バネシリンダー式補助治具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100879688B1 (ko) 2007-12-13 2009-01-21 현대자동차주식회사 트윈 스윙 도어의 오작동 방지장치
JP2012518731A (ja) * 2009-02-25 2012-08-16 ブローゼ ファールツォイクタイレ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト ハルシュタット 自動車のハッチを作動させるための駆動装置
JP2019043528A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 今井 俊一 自動車ドアロック解除バネシリンダー式補助治具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0735057Y2 (ja) 扉の把手取付構造
JPH11170869A (ja) バックドア開閉装置
JP4469241B2 (ja) 車両用ドアハンドル装置
US20050082846A1 (en) Tailgate handle apparatus for vehicle
JP2001097127A (ja) 二段収納容器
JP3683777B2 (ja) ヒンジ
JP3385825B2 (ja) 車両用スピーカーの取付構造
JPH0460778U (ja)
JPH0424860U (ja)
KR200148407Y1 (ko) 자동차 백도어의 힌지구조
JPH10153035A (ja) 収納ボックス構造
JP2902580B2 (ja) シートクッションのヒンジ構造
JP3268150B2 (ja) 車両用ドアミラー
JPH08225093A (ja) 自転車車体の折畳み装置
JP2528595Y2 (ja) 車室内部品の取付け構造
JPH041003Y2 (ja)
KR200146728Y1 (ko) 자동차의 글로브박스 힌지구조
KR950007021Y1 (ko) 자전거의 절첩장치
JPH0712184Y2 (ja) グローブボックス
JPH07237653A (ja) 蓋体の取付け構造
JPS6158377U (ja)
JP2000264273A (ja) スクーター型車両のシート取付け装置
JPH0539970Y2 (ja)
JPH032829U (ja)
JP2002089128A (ja) 扉等開閉器