JP3683777B2 - ヒンジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種物品を出し入れする保管庫等の扉を、開閉自在に蝶着するためのヒンジに関し、閉扉状態とか所定の開扉角度で当該扉を保持することができ、不本意に開扉してしまったり、物品の出し入れ作業中に扉が閉扉してしまうといったことのないように保持したり、また風によって扉が煽てられることのないようにしたヒンジ(ステイヒンジ)をも含むものである。
【0002】
【従来の技術】
既知の通り従来のステイヒンジAなどにあっては、図6に例示のように第1リンク部材aと第2リンク部材bとを軸ピンcによって開閉動自在なるよう枢着し、当該第1、第2リンク部材a、b間にあって、第3、第4リンク部材d、eと、コイルスプリングなどを用いたステイ機構部fとからなる連枢制御部gが連装されたもの(特開平10−266685号公報)である。
従って、これを使用する際には第1リンク部材aの第1取着用板a1を、その第1取着孔a2の利用により扉取付体の側板Bにビス止めすると共に、扉Dには、第2リンク部材bの第2取着用板b1を、その第2取着孔b2の利用によってビス止めすることとなる。
【0003】
ところで、この種のステイヒンジA等にあっては、前記の如く風によって扉Dが煽られたり、所定の開扉角度を保持するといった際、可成りの外力を受けることになり、このため、当該大きな外力によって第1取付用板a1の側板Bに対するビス止めと、第2取付用板bの扉Dに対するビス止めによる固定状態が弛緩されてしまうことになり、この結果その耐久性と取着強度の点で充分に満足できる結果を得ることができないものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では上記従来のヒンジがもつ欠陥に鑑み検討されたもので、単に一対のリンク部材を夫々扉取付体と扉とに取着して使用するのではなしに、予め扉取付板における側板にあって、その扉側に曲成した側板開口部なるものを設けておき、第1リンク部材は扉の裏面基端部に取着するのであるが、第1リンク部材に第2リンク部材を介して連枢した第3リンク部材に対して、さらに連枢した第1挟着用リンク部材と、第1リンク部材に枢支した第2挟着用リンク部材との間に、上記した側板開口部における挟持側板部を挟装し、この挟装状態を締着用部材の締め付けにより固定することで、当該固定強度を大幅に増大可能として、不測の損傷を回避して大きな外力を受けるヒンジとしての耐久性を改善しようとするのが、その目的である。
【0005】
さらに請求項2にあっては、扉を所定の開扉角度に保持自在とするステイ機構部を所望箇所に設けるように具備しているヒンジに関して、請求項1と同じ構成を採択することで、上記したヒンジとしての耐久性を改善しようとするのが、その目的である。
【0006】
次に請求項3では、上記請求項2の如きステイヒンジにおいて前記の第1リンク部材と第2リンク部材とを、ダンパーとか弾性体や係止用部材等によって構成されることとなるステイ機構部の具備された枢軸を介して連枢することにより、外部にスプリング等の部材が露呈してしまうといった構成ではなしに、簡潔なる軸承機構の外観を保有した状態でステイヒンジとしての効用を発揮可能とするのが、その目的である。
【0007】
そして、請求項4と請求項5は、上記の請求項1ないし請求項3にあって、その締着用部材を夫々適切に構成し、これによりその組み立て作業の効率化を図ろうとしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、請求項1にあっては扉取付体の側板開口部に、扉の基端側を蝶着して開閉扉自在としたヒンジにおいて、扉の裏面基側端に取着して使用される第1リンク部材と、その扉自由端側に第1枢軸を介して連枢される第2リンク部材と、その他端部に第2枢軸を介して連枢された第3リンク部材と、当該第3リンク部材の他端部には第3枢軸を介して連枢された第1挟着用リンク部材と、前記した第1リンク部材の他端部と第4枢軸を介して第1リンク部材と並行状となるよう連枢された基板部と、これより第1リンク部材から離間する方向へ曲折された押当部とからなる第2挟着用リンク部材と、前記扉取付体における扉の基端側に配設された側板にあって、その先出側端部から扉自由端側へ直交状に曲折した内向側板部より、前記第1リンク部材に向け曲折して延設された挟持側板部につき、その内側面と外側面とに夫々前記の第1挟着用リンク部材と第2挟着用リンク部材の押当部とを、直接または間接に挟着当接して固定するための締着用部材とが備えられていることを特徴とするヒンジ提供しようとしている。
【0009】
請求項2にあっては、扉取付体の側板開口部に、扉の基端側を蝶着して開閉扉自在とし、かつ当該扉を所定の開扉角度に保持自在とするステイ機構部を具備したヒンジにおいて、扉の裏面基側端に取着して使用される第1リンク部材と、その扉自由端側に第1枢軸を介して連枢される第2リンク部材と、その他端部に第2枢軸を介して連枢された第3リンク部材と、当該第3リンク部材の他端部には第3枢軸を介して連枢された第1挟着用リンク部材と、前記した第1リンク部材の他端部と第4枢軸を介して第1リンク部材と並行状となるよう連枢された基板部と、これより第1リンク部材から離間する方向へ曲折された押当部とからなる第2挟着用リンク部材と、前記扉取付体における扉の基端側に配設された側板にあって、その先出側端部から扉自由端側へ直交状に曲折した内向側板部より、前記第1リンク部材に向け曲折して延設された挟持側板部につき、その内側面と外側面とに夫々前記の第1挟着用リンク部材と第2挟着用リンク部材の押当部とを、直接または間接に挟着当接して固定するための締着用部材とが備えられていることを特徴とするヒンジを提供しようとしている。
【0010】
請求項3に係るヒンジでは、扉取付体の側板開口部に、扉の基端側を蝶着して開閉扉自在とし、かつ当該扉を所定の開扉角度に保持自在とするステイ機構部を具備したヒンジにおいて、扉の裏面基側端に取着して使用される第1リンク部材と、その扉自由端側に第1枢軸を介して連枢される第2リンク部材と、その他端部には前記のステイ機構部を具有した第2枢軸を介して連枢された第3リンク部材と、当該第3リンク部材の他端部には第3枢軸を介して連枢された第1挟着用リンク部材と、前記した第1リンク部材の他端部と第4枢軸を介して第1リンク部材と並行状となるよう連枢された基板部と、これより第1リンク部材から離間する方向へ曲折された押当部とからなる第2挟着用リンク部材と、前記扉取付体における扉の基端側に配設された側板にあって、その先出側端部から扉自由端側へ直交状に曲折した内向側板部より、前記第1リンク部材に向け曲折して延設された挟持側板部につき、その内側面と外側面とに夫々前記の第1挟着用リンク部材と第2挟着用リンク部材の押当部とを、直接または間接に挟着当接して固定するための締着用部材とが備えられていることを特徴としている。
【0011】
そして請求項4と請求項5にあっては、何れも請求項1ないし請求項3における締着用部材の構成につき夫々の一実施態様を示しており、前者の締着用部材では、第1挟着用リンク部材と側板の挟持側板部そして第2挟着用リンク部材の押当部に順次嵌装の締着用ボルトと、当該締着用ボルトに螺合して前記の第1挟着用リンク部材か挟持側板部に締着されるナットとにより構成され、後者の締着用部材にあっては、第2挟着用リンク部材における押当部から突設された螺杆と、当該螺杆が第1挟着用リンク部材に貫装されて突出の先端螺部に螺合して、当該第1挟着用リンク部材に締着される螺杆用ナットとにより構成されていることを、その内容としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明につき図1ないし図5を参照して以下詳記すると、ここに開示のヒンジはステイヒンジであり、扉取付体1の側板開口部1aに、扉の基端側2aを蝶着して開閉自在とするだけでなく、当該扉2を図1に例示の如く閉扉状態とか、所定の開扉角度θ1、θ2にあって保持自在とするための各種のステイ機構部Sが具備されている。
さて請求項1では、扉の裏面基端部2bに取着して使用される第1リンク部材3Aと、その扉自由端側2cに縦装した第1枢軸4Aを介して連枢した第2リンク部材3Bとを具有し、図2、図4、図5に開示の如く、第1リンク部材3Aは取着孔3aを穿設した軸承座板3dと、他側端に巻成された図3ないし図5に開示の軸承管3eとを備えており、第1枢軸4Aは、上記軸承座板3dと第2リンク部材3Bの基端部とに貫装軸支されている。
【0013】
ここで、上記した第1リンク部材3Aの扉2に対する取着手段としては、前記の取着孔3aを用いたビス止めによるとか、扉2が金属製であれば、取着板3bを扉2に溶接するようにしてもよく、図中3fは軸承座板3dに開設した第1枢軸4A用の第1軸承孔、3gは図4の如く当該第1枢軸4A用である第2リンク部材3Bの基端側に開設した第2軸承孔を示している。
さらに前記第2リンク部材3Bの他端部には、第2枢軸4Bを介して連枢された第3リンク部材3Cが設けられ、この第3リンク部材3Cの他端部にあって、第3枢軸4Cを介して第1挟着用リンク部材3Dが連枢されている。
【0014】
次に前記した第1リンク部材3Aの他端部には、第2挟着用リンク部材3Eを連枢するのであるが、これは上下に連枢管3h、3hを設けた基板部3iと、これより曲折された押当部3jとによってL字状に形成されており、前記した軸承管3eとその上下に挟装した連枢管3h、3hとに第4枢軸4Dを貫挿するようにしており、かくして基板部3iは第1リンク部材3Aと平行状となった際、押当部3jは第1リンク部材3Aから離間する方向へ曲折されることになる。
ここで、扉取付体1における扉の基端側2aにあって配設された側板1bには、特殊な曲設形状をもたせるようにしており、当該側板1bにあって、その側板開口部1a側における先出側端部1cから、扉自由端側2へ向け直交状に曲折した内向側板部1dから、前記した第1リンク部材3Aに向け曲折して延設された挟持側板部1eについて、その内側面1fと外側面1gとに、夫々前記の第1挟着用リンク部材3Dと第2挟着用リンク部材3Eの押当部3jとを、座金等を用い、または用いることなく、従って直接または間接に挟装当接して、挟当固定するための締着用部材5が具備されている。
【0015】
上記のように請求項1に係るヒンジによるときは、第1リンク部材3Aは扉2にビスとか溶接手段により固設するが、扉取付本体1の側板1bに対する固着手段が、これまでのように側板1bの内面に対するビス止めや溶接によるのではなく、側板1bに形成の挟持側板部1eを、第1挟着用リンク部材3Dと第2挟着用リンク部材3Eとによって挟み込み、この状態を締着用部材5によって挟着固定するよう構成したので、当該固定強度が大となり、扉2が風によって煽られるようなことがあっても、充分に耐えることができる。
なお図示例では扉2における扉の基端側2aから側板1bの先出側端部1cに向けてコーナ曲折部2dを延設するようにして、これに第1リンク部材3Aの軸承管3eを押当させるようにしたので、第1リンク部材3Aの扉2に対する固定状態の強度を、さらに補強することができる。
なお、ここで図示の第1挟着用リンク部材3Dは、挟着板3kとその縦装方向中央部から突設した一対の連枢座板3m、3nとにより構成され、当該連枢座板3m、3n間に挟装された第3リンク部材3Cの他端部が、第3枢軸4Cによって連枢されており、上記の挟着板3kには、後に詳記する締着用部材5のために締着用孔3pが一対だけ上下配置で穿設され、これに対向して第2挟着用リンク部材3Eにおける押当板3jにも、締着用孔3qが穿設されている。
【0016】
ここで請求項2につき説示すると、請求項1と相違するところは当該構成に前記したステイ機構部Sを付加するようにしてステイヒンジとしての機能を具備させた点にあり、当該ステイ機構部sとしては既知のもの、または新規なものを選定し、これを上記した構成部材の所望箇所に装設すればよいことになる。
さらに、請求項3の場合には、上記ステイ機構部sにつきこれを特定するようにしている。すなわち前説の第2リンク部材3bにおける他端部と、第3リンク部材3cとを連枢するに際して用いられている第2枢軸4Bに、ステイ機構部sを内蔵させるのである。
そして当該ステイ機構部sとしては、従来例の如くコイルスプリングを用いたり、粘性流体を用いたダンパーを採用したりすることができ、これにより扉2につき、これを所望の開扉角度に保持したり、この状態を解除したりするための機構などを内蔵させることで実現し得ることになる。
【0017】
ここで、上記の請求項1ないし請求項3における締着用部材5の一実施態様として請求項4に開示の内容につき説示すると、図1に示す如く第1挟着用リンク部材3Dと、側板1bの挟持側板部1eと、さらに第2挟着用リンク部材3Eの押当板3jに、順次嵌装される締着用ボルト5aと、そしてこの締着用ボルト5aに螺合して第1挟着用リンク部材3Dか、逆に押当板3jの何れかに締着されることとなるナット5bとによって構成されたもので、この際図示例では前説の通り締着用部材5が、その上記した一対の締着用ボルト5aを、締着用孔3pそして締着用孔3qを用いることで締着の目的を達成するようにしてある。
【0018】
これに対して請求項5に係る締着用部材5の構成は、図2と図3により開示の通り第2挟着用リンク部材3Eに形成されている押当部3jから直交状に突設されている螺杆5cと、この螺杆5cが第1挟着用リンク部材3Dに嵌挿されて突出の先端螺部5dに螺合して、この第1挟着用リンク部材3Dに締着される螺杆ナット5eとからなっており、このことで請求項4の締着用部材と同等以上の信頼性をもって、側板1bにおける挟持側板部1eを強固に締着することができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上のようにして構成されているので、請求項1によるときは、第1挟着用リンク部材と、第2挟着用リンク部材とによって、扉取付けにおける挟持側板部を締着用部材によって締着し、このことと第1リンク部材を扉に固着することによって、その取着強度を充分に強化でき、この結果大きな外力を受けることになるヒンジにあっても、充分な耐久性を確保でき、長期にわたり取着状態が弛緩してしまうといった問題を解消することができる。
【0020】
次に請求項2では、上記請求項1の構成にあって、これにステイ機構部を付加するようにしたので、上記請求項1の効果に加えて、ステイヒンジとしても望ましい扉の所定開扉角度保持機能を兼備させることが可能となり、さらに請求項3にあっては、ステイ機構部が第2、第3リンク部材を連枢する第2枢軸に内蔵されるようにしたので、外観的な商品価値を向上でき、またステイ機構部における例えばコイルスプリングにより、指先を挟んでしまうといった心配もなくなり、またステイ機構部として粘性流体を用いたダンパーを採用したり、所望の開扉角度を保持させたり、この状態を解除するための機構などを内蔵させるといったことも実現し易いこととなる。
【0021】
次に請求項1ないし請求項3における前記の締着用部材としては、もちろん各種のものを採択することが可能であるが、請求項4に係る締着用ボルトとナットによるときは、ナットを何れの側からでも螺嵌できて作業性がよく、請求項5による締着用ボルトによるときは、予め螺杆が第2挟着用リンク部材に固着されていることから、当該螺杆を挟着板に貫挿して、その先端螺部に螺杆用ナットを螺合すればよいので操作性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願請求項1ないし請求項3に係るヒンジについて、請求項4の締着用部材を用いた一実施態様を示した平面図である。
【図2】本願請求項1ないし請求項3に係るヒンジについて、請求項5の締着用部材を用いた一実施態様を示した平面図である。
【図3】図2に示したヒンジの正面図である。
【図4】図1に示したヒンジの分解斜視図である。
【図5】図1に示したヒンジの縮小状態における斜視図である。
【図6】従来例によるステイヒンジの一例を示した斜視説明図である。
【符号の説明】
1 扉取付体
1a 側板開口部
1b 側板
1c 先出側端部
1d 内向側板部
1e 挟持側板部
1f 内側面
1g 外側面
2 扉
2a 扉の基端部
2b 扉の裏面端側
2c 扉自由端側
3A 第1リンク部材
3B 第2リンク部材
3C 第3リンク部材
3D 第1挟着用リンク部材
3E 第2挟着用リンク部材
3i 基板部
4A 第1枢軸
4B 第2枢軸
4C 第3枢軸
4D 第4枢軸
5 締着用ボルト
5a 締着用ボルト
5b ナット
5c 螺杆
5d 先端螺部
5e 螺杆用ナット
θ1 開扉角度
θ2 閉扉角度
S ステイ機構部

Claims (5)

  1. 扉取付体の側板開口部に、扉の基端側を蝶着して開閉扉自在としたヒンジにおいて、扉の裏面基側端に取着して使用される第1リンク部材と、その扉自由端側に第1枢軸を介して連枢される第2リンク部材と、その他端部に第2枢軸を介して連枢された第3リンク部材と、当該第3リンク部材の他端部には第3枢軸を介して連枢された第1挟着用リンク部材と、前記した第1リンク部材の他端部と第4枢軸を介して第1リンク部材と並行状となるよう連枢された基板部と、これより第1リンク部材から離間する方向へ曲折された押当部とからなる第2挟着用リンク部材と、前記扉取付体における扉の基端側に配設された側板にあって、その先出側端部から扉自由端側へ直交状に曲折した内向側板部より、前記第1リンク部材に向け曲折して延設された挟持側板部につき、その内側面と外側面とに夫々前記の第1挟着用リンク部材と第2挟着用リンク部材の押当部とを、直接または間接に挟着当接して固定するための締着用部材とが備えられていることを特徴とするヒンジ。
  2. 扉取付体の側板開口部に、扉の基端側を蝶着して開閉扉自在とし、かつ当該扉を所定の開扉角度に保持自在とするステイ機構部を具備したヒンジにおいて、扉の裏面基側端に取着して使用される第1リンク部材と、その扉自由端側に第1枢軸を介して連枢される第2リンク部材と、その他端部に第2枢軸を介して連枢された第3リンク部材と、当該第3リンク部材の他端部には第3枢軸を介して連枢された第1挟着用リンク部材と、前記した第1リンク部材の他端部と第4枢軸を介して第1リンク部材と並行状となるよう連枢された基板部と、これより第1リンク部材から離間する方向へ曲折された押当部とからなる第2挟着用リンク部材と、前記扉取付体における扉の基端側に配設された側板にあって、その先出側端部から扉自由端側へ直交状に曲折した内向側板部より、前記第1リンク部材に向け曲折して延設された挟持側板部につき、その内側面と外側面とに夫々前記の第1挟着用リンク部材と第2挟着用リンク部材の押当部とを、直接または間接に挟着当接して固定するための締着用部材とが備えられていることを特徴とするヒンジ。
  3. 扉取付体の側板開口部に、扉の基端側を蝶着して開閉扉自在とし、かつ当該扉を所定の開扉角度に保持自在とするステイ機構部を具備したヒンジにおいて、扉の裏面基側端に取着して使用される第1リンク部材と、その扉自由端側に第1枢軸を介して連枢される第2リンク部材と、その他端部には前記のステイ機構部を具有した第2枢軸を介して連枢された第3リンク部材と、当該第3リンク部材の他端部には第3枢軸を介して連枢された第1挟着用リンク部材と、前記した第1リンク部材の他端部と第4枢軸を介して第1リンク部材と並行状となるよう連枢された基板部と、これより第1リンク部材から離間する方向へ曲折された押当部とからなる第2挟着用リンク部材と、前記扉取付体における扉の基端側に配設された側板にあって、その先出側端部から扉自由端側へ直交状に曲折した内向側板部より、前記第1リンク部材に向け曲折して延設された挟持側板部につき、その内側面と外側面とに夫々前記の第1挟着用リンク部材と第2挟着用リンク部材の押当部とを、直接または間接に挟着当接して固定するための締着用部材とが備えられていることを特徴とするヒンジ。
  4. 締着用部材が、第1挟着用リンク部材と側板の挟持側板部そして第2挟着用リンク部材の押当部に順次嵌装の締着用ボルトと、当該締着用ボルトに螺合して前記の第1挟着用リンク部材か挟持側板部に締着されるナットとにより構成されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のヒンジ。
  5. 締着用部材が、第2挟着用リンク部材における押当部から突設された螺杆と、当該螺杆が第1挟着用リンク部材に貫装されて突出の先端螺部に螺合して、当該第1挟着用リンク部材に締着される螺杆用ナットとにより構成されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のヒンジ。
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