JP2004332432A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部の周縁で該ドアパネルの外面に当接するケース主部と、ドアパネルの内方側に延びる支持腕部とを有するハンドルケースがドアパネルに固定され、ドアハンドルが支持腕部に支軸を介して回動可能に支承される車両用ドアハンドル装置において、回動規制端にあるドアハンドルにさらに操作力が加わってもドアパネルに局部的に応力が集中することがないようにする。
【解決手段】開口部19は、ほぼ平行な第1および第2辺19a,19bを有した略四角形状に形成され、開口部19の周縁でドアパネル11の内面に当接する補強板16に、第1辺19aの外側方でドアパネル11および支持腕部14b間に挟まれる挟持部16aと、第2辺19bの外側方でドアパネル11をケース主部14aとの間に挟む取付け板部16bとが設けられ、取付け板部16bおよびドアパネル11に挿通されるねじ部材32がケース主部14aに螺合される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアパネルに設けられる開口部の周縁で該ドアパネルの外面に当接するケース主部と、前記開口部から前記ドアパネルの内方側に延びるようにして前記ケース主部に一体に連なる支持腕部とを有するハンドルケースがドアパネルに固定され、ドアパネルの外方側に配置される把持部を有するドアハンドルが前記支持腕部に支軸を介して回動可能に支承される車両用ドアハンドル装置に関す
る。
【従来の技術】
このような車両用ドアハンドル装置において、相互にほぼ平行な第1および第2辺を有した略四角形状の開口部がドアパネルに設けられ、ドアハンドルを回動可能に支承するハンドルケースが、前記第1辺の外側方でドアパネルの内面に当接され、前記第2辺に対応する部分では複数の係合爪によりドアパネルに係合されるとともに単一のねじ部材でドアパネルに締結されるようにしたものが知られている(たとえば特許文献1参照。)。
【0002】
【特許文献1】
特開平11−200669号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ドアハンドルの開放側への回動端はハンドルケースにドアハンドルの一部が当接することにより規制されるのであるが、規制された状態でさらにドアハンドルに操作力が作用することがあり、この場合、上記従来のものでは、ハンドルケースのドアパネルへの締結部、ならびにハンドルケースが備える複数の係合爪によるドアパネルへの係合部に局部的に応力が集中してしまい、開口部の周縁の一部でドアパネルの変形が生じる可能性がある。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、回動規制端にあるドアハンドルにさらに操作力が加わってもドアパネルに局部的に応力が集中することがないようにした車両用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ドアパネルに設けられる開口部の周縁で該ドアパネルの外面に当接するケース主部と、前記開口部から前記ドアパネルの内方側に延びるようにして前記ケース主部に一体に連なる支持腕部とを有するハンドルケースがドアパネルに固定され、ドアパネルの外方側に配置される把持部を有するドアハンドルが前記支持腕部に支軸を介して回動可能に支承される車両用ドアハンドル装置において、前記開口部は、前記支軸の軸線とほぼ平行な第1辺と、前記支軸との間に前記第1辺を挟む位置に配置されて第1辺にほぼ平行に対向する第2辺とを有した略四角形状に形成され、剛性を有する金属板材により形成されて前記開口部の周縁で前記ドアパネルの内面に当接する補強板に、前記第1辺の外側方で前記ドアパネルおよび前記支持腕部間に挟まれる挟持部と、前記第2辺の外側方で前記ドアパネルを前記ケース主部との間に挟む取付け板部とが設けられ、前記取付け板部および前記ドアパネルに挿通されるねじ部材が前記ケース主部に螺合されることを特徴とする。
【0006】
このような請求項1記載の発明の構成によれば、ドアパネルに設けられている開口部における第1辺の外側方で、ドアパネルと、ハンドルケースの支持腕部との間に補強板の挟持部が挟まれているので、前記開口部における第2辺の外側方でドアパネルをケース主部との間に挟む取付け板部をケース主部に締結するだけで、補強板およびハンドルケースをドアパネルに確実に固定することができる。しかも回動規制端にあるドアハンドルにさらに操作力が加わったときには、開口部の周縁でドアパネルの内面に当接する補強板にハンドルケースから荷重が伝達され、ドアパネルには開口部の周縁に分散して荷重が作用するので、局部的な応力集中が生じることはない。
【0007】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記補強板に、前記支軸が設けられる部分で前記支持腕部に前記ドアパネルとは反対側から当接する腕支持部が一体に設けられることを特徴とし、かかる構成によれば、回動規制端にあるドアハンドルにさらに操作力が加わったときに支持腕部に作用する荷重を補強板の腕支持部で受けることができ、支持腕部の支軸近傍に応力が集中するのを回避することができる。
【0008】
さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記第2辺の外側方で前記ドアパネルおよび前記取付け板部に設けられた位置決め孔に挿入される位置決め突起が、前記ケース主部に突設されることを特徴とし、かかる構成によれば、ハンドルケースおよび補強板をドアパネルに組付ける際に、位置決め突起を、補強板の取付け板部およびドアパネルに設けられた位置決め孔に挿入することで、ねじ部材の螺合操作を容易とし、組付け性を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものであり、図1はドアハンドル装置の分解斜視図、図2はドアハンドル装置の正面図、図3は図2の3矢視方向から見たドアハンドル装置の横断平面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図、図6は図5の6矢視背面図、図7は図5の7−7線断面図、図8は図5の8−8線断面図、図9は図5の9−9線断面図である。
【0011】
先ず図1〜図3において、車両が備えるドアパネル11には、図示しない車体およびドアパネル11間に設けられるドアロック装置(図示せず)のロック状態およびアンロック状態を切換えるためのシリンダ錠12と、前記ドアロック装置がアンロック状態にあるときにドアパネル11を開放操作するためのドアハンドル装置13とが設けられ、ドアハンドル装置13は、ハンドルケース14と、該ハンドルケース14に支軸17を介して回動可能に支承されるドアハンドル15と、前記ハンドルケース14をドアパネル11に取付けるための補強板16とを備える。
【0012】
前記ドアパネル11の外面側には、横断面形状をたとえば皿形にして内方側に凹んだ凹部18が設けられており、該凹部18の一部を切欠くようにしてドアパネル11に開口部19が設けられる。この開口部19は、前記支軸17の軸線とほぼ平行な第1辺19aと、前記支軸17との間に前記第1辺19aを挟む位置に配置されて第1辺19aにほぼ平行に対向する第2辺19bとを有した略四角形状に形成される。
【0013】
図4〜図7において、ハンドルケース14は、前記開口部19の周縁でドアパネル11の外面に当接するケース主部14aと、前記開口部19から前記ドアパネル11の内方側に延びるようにして前記ケース主部14aに一体に連なる上下一対の支持腕部14b,14bと、それらの支持腕部14b…の先端間を一体に連結する連結部14cとを有して硬質の合成樹脂により形成される。
【0014】
ケース主部14aは、その一端をドアパネル11の外面にほぼ平行な平面に沿わせるようにして筒状に形成されており、上下一対の支持腕部14b,14bの基端は、前記ケース主部14aの他端の上下に間隔をあけた位置に一体に連設され、両支持腕部14b,14bの先端部間に支軸17が設けられる。
【0015】
図8を併せて参照して、前記開口部19の周囲でドアパネル11の外面には当接座20が形成され、前記開口部19の周縁でドアパネル11における凹部18に対向するように形成されるケース主部14aの他端に、前記当接座20に当接する当接突部14dが一体に突設される。また前記開口部19における第1辺19aの中間部には嵌合凹部21が設けられており、ケース主部14aの他端部には、一部を前記嵌合凹部21に嵌合せしめるとともに嵌合凹部21の周囲でドアパネル11の内面に係合する係合突部14eが一体に突設される。
【0016】
ドアハンドル15は、ドアパネル11の外方側に配置される把持部15aと、前記開口部19から前記ドアパネル11の内方側に延びるようにして前記把持部15aに一体に連設される上下一対の回動腕部15b,15bと、それらの回動腕部15b,15bの先端部を一体に連結する軸支部15cとを有して硬質の合成樹脂により形成される。
【0017】
前記把持部15aは、ハンドルケース14におけるケース主部14aを外側方から覆うようにして筒状に形成される筒状部分15aと、その筒状部分の外端を閉じる蓋部分15aとから成るものであり、前記支軸17とは反対側で蓋部分15aが筒状部分15aから側方に張り出すように形成され、蓋部分15aの筒状部分15aからの張り出し部を把持することが可能である。
【0018】
前記両回動腕部15b,15bは平面視で略L字状に形成されるものであり、上下に間隔をあけて配置される一対の回動腕部15b…の基端が、前記把持部15aにおける蓋部分15aの内面に一体に連設され、両回動腕部15b…は、前記ハンドルケース14における支持腕部14b…間に配置されるようにして開口部19からドアパネル11内に延出される。而して回動腕部15b…の先端間を一体に連結する軸支部15cが、図9で示すように、支軸17を介して前記両支持腕部14b…の先端間に回動可能に支承される。
【0019】
ハンドルケース14においてケース主部14aへの両支持腕部14b…の連設部間にはレバー22が配置されており、このレバー22は、前記支軸17と平行にして前記両連設部間に設けられる軸23で回動可能に支承される。
【0020】
一方、ドアハンドル15の把持部15aにおける蓋部分15aの内面には、ハンドルケース14におけるケース主部14a内に延びる連結腕部24が一体に連設されており、前記レバー22側に開口する係止凹部25が連結腕部24に設けられる。またレバー22には、前記係止凹部25側に延びる係合腕部22aが一体に設けられ、該係合腕部22aを覆う弾性カバー26が係止凹部25に係合される。したがってドアハンドル15が支軸17の軸線まわりに回動するのに応じて前記レバー22も軸23の軸線まわりに回動することになり、レバー22には、ドアロック装置に開放操作力を伝達するためのロッド等の伝達部材27の一端が連結される。
【0021】
またハンドルケース14のケース主部14aには、前記連結腕部24の上下両側面に摺接して連結腕部24の作動をガイドする一対のガイド面28,28が形成されており、ケース主部14aおよびレバー22間には、ドアハンドル15の開放側への回動操作力に対向するばね力を発揮するねじりばね29が設けられる。
【0022】
また前記連結腕部24の先端部における上下両側には当接突部30,30が突設されており、前記ハンドルケース14のケース主部14aには、前記両当接突部30…に当接することでドアハンドル15の開放側への回動端を定める一対のストッパ31…が一体に設けられる。
【0023】
前記補強板16は、剛性を有する金属板材により形成されて前記開口部19の周縁で前記ドアパネル11の内面に当接するものであり、開口部19における第1辺19aの外側方でハンドルケース14の両支持腕部14b…およびドアパネル11間に挟まれる挟持部16aと、前記開口部19における第2辺19bの外側方でドアパネル11をケース主部14aとの間に挟む取付け板部16bとが補強板16に設けられる。
【0024】
而して挟持部16aは、前記第1辺19aの外側方で前記ハンドルケース14の両支持腕部14b…にドアパネル11側から当接する平板状の当接板部分16aと、該当接板部分16aから突出して略L字状に形成されるとともにドアパネル11の内面に接触する一対の突出部分16a,16aとから成る。
【0025】
また取付け板部16bは、前記第2辺19bの外側方でドアパネル11の内面に接触するようにして平板状に形成されており、この取付け板部16bおよびドアパネル11に挿通されるねじ部材32が前記ケース主部14aに固定されたナット33に螺合される。
【0026】
前記ナット33は、合成樹脂から成るハンドルケース14の型成形時に埋封されるようにしてハンドルケース14のケース主部14aに固定されるものであり、このナット33に装着された弾性キャップ34が当接座20に当接される。
【0027】
しかも前記第2辺19bの外側方でドアパネル11の当接座20および前記取付け板部16bには、前記ねじ部材32を挿通せしめるようにして当接座20および取付け板部16bに設けられる挿通孔35,36を上下から挟むようにして一対ずつの位置決め孔37,37;38,38が設けられており、取付け板部16bに設けられる位置決め孔38,38は、車両の前後方向に長い長孔状に形成される。一方、前記ケース主部14aには、前記位置決め孔37,37;38,38に挿入される一対の位置決め突起39,39が一体に突設される。
【0028】
さらに補強板16には、前記支軸17が設けられる部分でハンドルケース14の両支持腕部14b,14bにドアパネル11とは反対側から当接する一対の腕支持部16c,16cが一体に設けられる。
【0029】
このようなドアハンドル装置13のドアパネル11への組付けにあたっては、ドアハンドル15、レバー22およびねじりばね29が組付けられた状態にあるハンドルケース14の両支持腕部14b,14bを開口部19からドアパネル11の内方に挿入し、ハンドルケース14のケース主部14aがその他端に備える当接突部14dを開口部19の周囲の当接座20に当接させるとともに、ケース主部14aが備える一対の位置決め突起39,39を前記当接座20に開口している位置決め孔37,37に挿入する。次いで補強板16を、車両の前方側すなわち前記両支持腕部14b…側からドアパネル11の内面に沿ってスライドさせ、該補強板16の挟持部16aを開口部19における第1辺19aの外側方で前記両支持腕部14b…およびドアパネル11間に挟み、さらに前記両位置決め孔37…から突出している位置決め突起39…を取付け板部16bの位置決め孔38,38に挿入させるようにして該取付け板部16bを開口部19における第2辺19bの外側方でドアパネル11の内面に接触させる。この際、取付け板部16bの位置決め孔38…が車両の前後方向に長い長孔状に形成されていることにより、位置決め突起39…の位置決め孔38…への挿入が容易となる。最後に、取付け板部16bおよびドアパネル11の挿通孔36…,35…にねじ部材32を挿通し、ハンドルケース14に固定されているナット33に螺合して締めつけることにより、ドアハンドル装置13がドアパネル11に組付けられる。
【0030】
次にこの実施例の作用について説明すると、ドアパネル11に設けられる開口部19は、支軸17の軸線とほぼ平行な第1辺19aと、支軸17との間に前記第1辺19aを挟む位置に配置されて第1辺19aにほぼ平行に対向する第2辺19bとを有した略四角形状に形成されるものであり、剛性を有する金属板材により形成されて開口部19の周縁でドアパネル11の内面に当接する補強板16には、第1辺19aの外側方でハンドルケース14の両支持腕部14b…およびドアパネル11間に挟まれる挟持部16aと、第2辺19bの外側方でドアパネル11をハンドルケース14のケース主部14aとの間に挟む取付け板部16bとが設けられ、取付け板部16bおよびドアパネル11に挿通されるねじ部材32がケース主部14aのナット33に螺合される。
【0031】
すなわち開口部19における第1辺19aの外側方で、ドアパネル11と、ハンドルケース14の支持腕部14b…との間に挟持部16aを挟んだ状態で、開口部19における第2辺19bの外側方でドアパネル11をケース主部14aとの間に挟む取付け板部16bをケース主部14aに締結するだけで、補強板16およびハンドルケース14をドアパネル11に確実に固定することができる。
【0032】
しかも両当接突部30…を両ストッパ31…に当接させた回動規制端にあるドアハンドル15にさらに操作力が加わったときには、前記両当接突部30…および両ストッパ31…の当接部を支点として、ハンドルケース14全体に、図4の反時計方向まわりに回動する方向の荷重が作用するが、開口部19の周縁でドアパネル11の内面に当接する補強板16にハンドルケース14から荷重が伝達されるので、ドアパネル11には開口部19の周縁に分散して荷重が作用し、局部的な応力集中が生じることはない。
【0033】
また補強板16には、支軸17が設けられる部分でハンドルケース14の両支持腕部14b…にドアパネル11とは反対側から当接する一対の腕支持部16c…が一体に設けられるので、回動規制端にあるドアハンドル15にさらに操作力が加わったときに、前記両支持腕部14b…に作用する荷重を補強板16の腕支持部16c…で受けることができ、支持腕部14b…の支軸17近傍に応力が集中するのを回避することができる。
【0034】
さらに開口部19における第2辺19bの外側方で前記ドアパネル11および前記取付け板部16bに設けられた位置決め孔37…,38…に挿入される位置決め突起39…が、ハンドルケース14のケース主部14aに突設されるので、ハンドルケース14および補強板16をドアパネル11に組付ける際に、位置決め突起39…を、補強板16の取付け板部16bおよびドアパネル11に設けられた位置決め孔38…,37…に挿入することで、ねじ部材32の螺合操作を容易とし、組付け性を高めることができる。
【0035】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、ドアパネルをケース主部との間に挟む取付け板部をケース主部に締結するだけで、補強板およびハンドルケースをドアパネルに確実に固定することができ、しかも回動規制端にあるドアハンドルにさらに操作力が加わったときにはドアパネルには開口部の周縁に分散して荷重が作用するようにして局部的な応力集中が生じることを防止することができる。
【0037】
また請求項2記載の発明によれば、回動規制端にあるドアハンドルにさらに操作力が加わったときに支持腕部に作用する荷重を補強板の腕支持部で受けるようにして、支持腕部の支軸近傍に応力が集中するのを回避することができる。
【0038】
さらに請求項3記載の発明によれば、ねじ部材の螺合操作を容易とし、組付け性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアハンドル装置の分解斜視図である。
【図2】ドアハンドル装置の正面図である。
【図3】図2の3矢視方向から見たドアハンドル装置の横断平面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】図2の5−5線断面図である。
【図6】図5の6矢視背面図である。
【図7】図5の7−7線断面図である。
【図8】図5の8−8線断面図である。
【図9】図5の9−9線断面図である。
【符号の説明】
11・・・ドアパネル
13・・・ドアハンドル装置
14・・・ハンドルケース
14a・・・ケース主部
14b・・・支持腕部
15・・・ドアハンドル
15a・・・把持部
16・・・補強板
16a・・・挟持部
16b・・・取付け板部
16c・・・腕支持部
32・・・ねじ部材
37,38・・・位置決め孔
39・・・位置決め突起

Claims (3)

  1. ドアパネル(11)に設けられる開口部(19)の周縁で該ドアパネル(11)の外面に当接するケース主部(14a)と、前記開口部(19)から前記ドアパネル(11)の内方側に延びるようにして前記ケース主部(14a)に一体に連なる支持腕部(14b)とを有するハンドルケース(14)がドアパネル(11)に固定され、ドアパネル(11)の外方側に配置される把持部(15a)を有するドアハンドル(15)が前記支持腕部(14b)に支軸(17)を介して回動可能に支承される車両用ドアハンドル装置において、前記開口部(19)は、前記支軸(17)の軸線とほぼ平行な第1辺(19a)と、前記支軸(17)との間に前記第1辺(19a)を挟む位置に配置されて第1辺(19a)にほぼ平行に対向する第2辺(19b)とを有した略四角形状に形成され、剛性を有する金属板材により形成されて前記開口部(19)の周縁で前記ドアパネル(11)の内面に当接する補強板(16)に、前記第1辺(19a)の外側方で前記ドアパネル(11)および前記支持腕部(14b)間に挟まれる挟持部(16a)と、前記第2辺(19b)の外側方で前記ドアパネル(11)を前記ケース主部(14a)との間に挟む取付け板部(16b)とが設けられ、前記取付け板部(16b)および前記ドアパネル(11)に挿通されるねじ部材(32)が前記ケース主部(14a)に螺合されることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記補強板(16)に、前記支軸(17)が設けられる部分で前記支持腕部(14b)に前記ドアパネル(11)とは反対側から当接する腕支持部(16c)が一体に設けられることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記第2辺(19b)の外側方で前記ドアパネル(11)および前記取付け板部(16b)に設けられた位置決め孔(37,38)に挿入される位置決め突起(39)が、前記ケース主部(14a)に突設されることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドアハンドル装置。
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