JPH11170409A - 断熱ホースとその製法 - Google Patents

断熱ホースとその製法

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JPH11170409A
JPH11170409A JP36350597A JP36350597A JPH11170409A JP H11170409 A JPH11170409 A JP H11170409A JP 36350597 A JP36350597 A JP 36350597A JP 36350597 A JP36350597 A JP 36350597A JP H11170409 A JPH11170409 A JP H11170409A
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勝 佐藤
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俊博 中西
Akira Mizukoshi
明 水越
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 断熱材がホースの曲がり性を阻害することな
く円滑に曲げ得て、不定形の皺や襞ができて外観上見苦
しくなることがない断熱ホースとその製造方法の提供。 【解決手段】 継ぎ目が無く曲げ変形可能な合成樹脂製
の内管1と、該内管1の外周面を覆う発泡合成樹脂製の
断熱層2とを備え、該断熱層2が、その外周面に、素材
状態で長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に形付けさ
れた溝によって形成された多数の環状凹溝2a…と、管
軸方向に沿って繋ぎ合わされた直線状継ぎ目2cとを備
えている断熱ホース。該断熱ホースは、発泡合成樹脂素
材2Aの片面に、長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向
に延びる多数の溝条部20…を形付け形成し、この溝条
部20…を形付け形成した発泡合成樹脂素材2Aを、そ
の幅方向を筒状に丸めて両側縁どうしを繋ぎ合わせ状態
として、内管1の外周面を覆わせることにより製造され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として空調装置
用のドレンホースとして使用するのに適した断熱ホース
とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、断熱ホースの一構造として、
内管の外周面に、所定幅に裁断した発泡合成樹脂製の帯
材を、その側面を突き合わせながら螺旋巻きし、その外
表面に合成樹脂テープを螺旋状に巻き付けて被覆させて
ある断熱ホースは、一般に周知であり使用もされてい
る。また、直管状パイプの外周面に、発泡プラスチツク
の帯状材を縦方向に添えて、その幅方向を筒状に丸めて
両側縁どうしを管軸方向に沿って繋ぎ合わせることによ
って断熱用被覆層を形成した断熱パイプの技術も提案さ
れ公知になっている(例えば特公昭58ー25580号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、前者の一般に
周知の断熱ホースは、発泡合成樹脂の帯材や被覆テープ
を螺旋巻きしながら、殊に被覆テープにあっては、テー
プの一部を重ね合わせて接着させながら形成しなければ
ならないものであるため、生産能率の点で必ずしも芳し
いものではなかった。また、後者の断熱パイプにあって
は、断熱材を芯パイプの長手方向に沿わせて縦方向に繋
ぎ合わせて形成するものであるため、生産能率を高め得
る利点を有するものであるが、被覆した断熱材が硬直し
ていてパイプの曲がり性を阻害し、パイプを曲げると不
定形の皺や襞ができて外観上見苦しくなるという課題を
有するものである。
【0004】そこで、本発明は、このような従来の断熱
ホースが有していた課題を解決することを目的とし、後
者の断熱パイプのように、断熱材を縦方向に繋ぎ合わせ
て筒状に形成し、生産能率を高め得る利点を有するもの
でありながら、断熱材がホースの曲がり性を阻害するこ
となく円滑に曲げ得て、しかも、不定形の皺や襞ができ
て外観上見苦しくなるということのない断熱ホースを提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
講じた本発明の構成を、実施例において使用した符号を
用いて説明すると、本発明にいう断熱ホースの第1の構
成は、合成樹脂製の無継ぎ目の曲げ変形可能な内管1
と、該内管1の外周面を覆う発泡合成樹脂製の断熱層2
とを備え、該断熱層2が、その外周面に、素材状態で長
手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に形付けされた溝に
よって形成された多数の環状凹溝2a…と、管軸方向に
沿って繋ぎ合わされた直線状継ぎ目2cとを備えている
構成としたものである。
【0006】また、断熱ホースの第2の構成は、合成樹
脂製の無継ぎ目の曲げ変形可能な内管1と、該内管1の
外周面を覆う発泡合成樹脂製の断熱層2とを備え、該断
熱層2が、その外周面に、素材状態で長手方向に所定の
間隔を隔てて幅方向に形付けされた溝によって形成され
た多数の環状凹溝2a…と、管軸方向に沿って繋ぎ合わ
された直線状継ぎ目2cとを備え、該断熱層2の外周面
が外皮層3によって覆われ、かつ、該外皮層3が前記断
熱層2の環状凹溝2a…に沿った環状凹み3aを備えて
いる構成としたものである。
【0007】また、前記第1の構成の断熱ホースを得る
ための手段の構成は、発泡合成樹脂素材2Aの片面に、
長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に延びる多数の溝
条部20…を形付け形成し、この溝条部20…を形付け
形成した発泡合成樹脂素材2Aを、その幅方向を筒状に
丸めて両側縁どうしを繋ぎ合わせ状態として、合成樹脂
製の無継ぎ目の曲げ変形可能な内管1の外周面を覆わ
せ、外周面に多数の環状凹溝2a…を有し、管軸方向に
沿った継ぎ目2cを有する断熱ホースを得るようにした
ものである。
【0008】更にまた、前記第2の構成の断熱ホースを
得るための手段の構成は、発泡合成樹脂素材2Aの片面
に、長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に延びる多数
の溝条部20…を形付け形成し、この溝条部20…を形
付け形成した発泡合成樹脂素材2Aを、その幅方向を筒
状に丸めて両側縁どうしを繋ぎ合わせ状態として、合成
樹脂製の無継ぎ目の曲げ変形可能な内管1の外周面を覆
わせ、外周面に多数の環状凹溝2a…を有し、管軸方向
に沿った継ぎ目2cを有する断熱ホースの外周面を、更
に合成樹脂製の薄膜体からなる外皮層3によって被覆形
成する断熱ホースを得るようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、以上のような構成とし
たものであって、これらの構成の断熱ホースを実施する
に当たっては、使用する内管1が、多数の環状突条1a
…を備えているものとしたり、内管1の長手方向両端部
に、口金部11,12が一体的に形成されているものを
使用することができる。また、発泡合成樹脂素材として
は、その発泡体が独立気泡発泡体であるものを使用する
のが好ましい。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図面中、図1乃至図3は、本発明の第1実施
例の断熱ホースを示す図であって、図1は一部を破断し
てホースの全体形状を示した図、図2はホースの外観を
示した図、図3はホースを接続した状態を示した図であ
る。
【0011】而して、該実施例に示した断熱ホースH
は、内管1と断熱層2と外皮層3とを備えたホースであ
って、内管1は、ポリエチレン(PE)・ポリプロピレ
ン(PP)等のポリオレフィン系樹脂やポリ塩化ビニー
ル樹脂(PVC)その他適宜の合成樹脂素材によって形
成され、管体の長手方向両端部に、互いに嵌合可能な口
径とした雄側口金部11と雌側口金部12とが一体的に
形成され、これらの部分を除く管体のほぼ全長に亙っ
て、管軸方向に適宜の間隔を隔てた状態で多数の環状突
条1a…が形成され、これら多数の環状突条1a…によ
って適宜任意の部分で曲げ変形が容易にできるようにし
てある無継ぎ目の管体である。断熱層2は、独立気泡発
泡体の発泡合成樹脂素材の一側面に長手方向と直交する
方向の溝を、前記突条1aの間隔よりも長い間隔で形付
け形成してある帯状素材によって、前記内管1の外周面
を覆うようにその両側縁部分が突き合わされて筒状に繋
ぎ合わされた直線状継ぎ目2cと、前記形付けされた溝
で形成された多数の環状凹溝2a…とを有している。そ
して、この断熱層2の外周面にチューブ状の樹脂膜が被
せられて外皮層3を形成している。この外皮層3は薄い
可撓性の膜であるため、内部の断熱層2の表面に形成さ
れている前記環状凹溝2a…に沿った環状凹み3aを備
えている。以上の構造となっている。
【0012】前記断熱層2を形成する発泡合成樹脂素材
は、筒状に形成するに必要な幅に形成した後に前記の形
付け溝を形成したものであっても、広幅の状態で幅全体
に形付け溝加工がなされた後に必要な幅に裁断されたも
のであってもよい。
【0013】このような構造とされた断熱ホースHは、
その一端側の雌側口金部12が、所要の機器、例えば空
調機器の排水口に接続されて排水の用に供される。ま
た、長さが足りないときには、図3に示したように、当
該ホースHの先端側の雄側口金部11に他のホースH'
の雌側口金部12を嵌合して延長させて使用する。この
とき、両ホースH,H'の断熱層2,2どうしはその端
面どうしが接触線tで示したように、ほぼ接触できる長
さに形成してある。
【0014】図4は、第2実施例の断熱ホースを示した
もので、該実施例に示した断熱ホースHは、内管1と断
熱層2とのみからなっていて、前記実施例にいう外皮層
3を備えていない構造としたものである。該ホースHの
内管1は、前記実施例の内管1に比して突出高さを低く
した多数の環状突条1a…を、長手方向両端部の口金部
11,12部分を除く管体の全長に形成してあり、これ
らの環状突条1a…によって適宜任意の部分で曲げ変形
が容易にできるようにしてある。断熱層2は、前記実施
例のホースと同様に独立気泡発泡体の発泡合成樹脂素材
であって、その一側面に、長手方向と直交する方向の形
付け溝を素材状態で形成してあるものである点は前記実
施例の場合と同じであって、この形付け溝によって形成
された多数の環状凹溝2a…をその外周面に有してい
る。
【0015】而して、この外周面は、発泡素材の形成時
に金型面に接していて形成されたスキン膜を有する面に
よって形成してある。このようなスキン膜は必ずしも必
要なものではないが、スライス面のままのものよりは耐
摩性や耐久性に優れている。したがって、スライス面を
外周面にしなければならない場合には、前記溝の形付け
形成時に、断熱材の表面を必要程度に熔融させる加熱加
工を施してもよい。なお、この実施例の場合も、断熱層
2は筒状に繋ぎ合わされた直線状継ぎ目2cを備えてい
る構造となっている。
【0016】次に、このような構造とした断熱ホースH
の製造方法について説明する。先ず内管1は、一般に周
知のブロー成形手段によって順次連続的に成形し、必要
長さ部分で切断すればよい。発泡合成樹脂素材2Aは、
図5に示したように、広幅状態のままで、または、所定
の幅に裁断したものを、加熱ブース21内を通過させて
予熱した後、外周面を側面視星形に形成したスターロー
ルであって加熱してある形付けロール22と送りロール
23との間で挟圧させながら他の送りロール24との挟
圧部分に至るまでの間、形付けロール22に接触させ
て、素材2Aの長手方向と直交する方向に加熱と圧接に
よって形付け溝20を形成する。このとき必要であれ
ば、形付けロール22の外周に発泡合成樹脂素材2Aの
背面に接当する当て板27を配置しておけばよい。該発
泡合成樹脂素材2Aが広幅のものである場合には、図の
ようにロールカッター25によって、内管1の径に適し
た所要幅に切断すればよい。
【0017】また、発泡合成樹脂素材2Aに形付け溝2
0を形成する他の手段としては、図6に示したように、
素材2Aを上下に配した加熱盤21A,21Aの間を通
過させて予熱し、前記のようにして、加熱したスターロ
ール形の形付けロール22によって素材2Aの片面に素
材の長手方向と直交する方向に形付け溝20を形成する
と同時に、必要であれば、形付けロール22と対向配置
させた一方の送りロール24を、その外周に、前記内管
1に形成させた環状突条1a…の突出間隔と同じ間隔で
外周方向に多数の突出リブ24a…を形成してあるロー
ルとし、このロール24も加熱させ、当て板28によっ
て素材2Aの背面側に圧接させてリブ24aによる溝2
6…を順次形成する。このようにすると、この発泡合成
樹脂素材2Aで内管1を覆わせたとき、内管1の環状突
条1a…と溝26…とを嵌合させることによって、軸線
方向に移動しない断熱層2を形成できる。
【0018】以上のようにして、素材状態でその片面に
溝20を形成した発泡合成樹脂素材2Aを、幅方向に丸
めて両側縁どうしを突き合わせ状とし、その突き合わせ
面に接着剤を塗布して接着するか、例えば熱風噴射機や
赤外線照射機などの加熱機によって加熱熔融させて融着
させることにより、図7の左側に見られるような軸線方
向に沿った直線状の継ぎ目2cと、外周面に多数の環状
凹溝2a…をもった断熱筒体2Bを形成することができ
る。
【0019】この筒体の形成は、前記内管1とは無関係
に筒形成軸上において筒体2Bだけを形成する手段と、
内管1の外周面上において直接筒体2Bを形成する手段
とがあり、内管1とは無関係に筒体だけを形成した場合
には、図7のように、この筒体2Bの内部に内管1を強
制的に圧入させることによって図8のような二重管を得
ることができる。また、内管1の外周面上において筒体
を形成すれば、図8のような内管1の外周に断熱層2を
備えた二重管を直ちに得ることができる。
【0020】この断熱筒体2Bを製造する素材は、図9
に示したように、素材2Aの両側縁部を少しく外面広が
り状に傾斜カットしてデルタ部分2d,2dを形成して
おくと継ぎ目2c部分の接合が容易にでき、継ぎ目2c
を厚さ方向にほぼ直線状に形成できる。また、図10に
示したように、素材2Aにおける両側縁部を相反する方
向の傾斜カット面2e,2eとしておくことによって、
筒体形成時における継ぎ目2cを厚さ方向に傾斜した広
い接当面で接合させてあるものとすることができる。
【0021】また、図11に示したように、発泡合成樹
脂素材2Aの筒状形成時に内面側となる面に、円盤状ロ
ール24bを所定の間隔で列設した押圧ロールを用い
て、素材2Aの幅方向に所定の間隔を隔てて長手方向に
沿って延びる適宜数の窪み線条20b…を形付け形成し
ておくと、素材2Aを筒状に巻き形成するのが容易であ
る利点がある。
【0022】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいう断熱ホースは、合成樹脂製の無継ぎ目の曲げ
変形可能な内管と、該内管の外周面を覆う発泡合成樹脂
製の断熱層とを備え、該断熱層の外周面に、素材状態で
長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に形付けさせた溝
で形成された多数の環状凹溝と、管軸方向に沿って繋ぎ
合わされた直線状継ぎ目とを備えている構造としたもの
であるから、断熱層が内管の曲がり性を阻害することな
く環状凹溝部分によって適宜の角度に円滑に曲げること
ができ、しかも、曲げた部分の小径側に不定形の皺や襞
ができるのを大幅に減少させることができ、外観上美麗
な状態で曲げ変形させることができるという効果を有す
るものである。
【0024】また、本発明にいう断熱ホースの製造方法
は、発泡合成樹脂素材の片面に、長手方向に所定の間隔
を隔てて幅方向に延びる多数の溝条部を形付け形成し、
この溝条部を形付け形成した発泡合成樹脂素材を、その
幅方向を筒状に丸めて両側縁どうしを繋ぎ合わせ状態と
して、合成樹脂製の無継ぎ目の曲げ変形可能な内管の外
周面を覆わせ、外周面に多数の環状凹溝を有し、管軸方
向に沿った継ぎ目を有する断熱ホースを製造するもので
あるから、断熱素材を縦方向に繋ぎ合わせて筒状に形成
することにより、生産能率を高め得る利点を有するもの
でありながら、筒状とした断熱層が内管の曲がり性を阻
害することなく円滑に曲げ得て、しかも、不定形の皺や
襞が外面にできて外観を阻害し見苦しくなるということ
のない断熱ホースを生産効率よく提供できるという効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のホースを示した一部切欠正面図。
【図2】図1のホースの外観図。
【図3】図1のホースの接続状態を示す要部の切欠正面
図。
【図4】第2実施例のホースを示す一部切欠正面図。
【図5】発泡合成樹脂素材への形付け溝の形成手段を示
す説明図。
【図6】別の手段を示す図5相当の説明図。
【図7】内管と断熱層との連結前状態を示す斜視図。
【図8】内管と断熱層との連結状態を示す斜視図。
【図9】図1のIX−IX線部分による断熱材の断面説明
図。
【図10】図9相当の別の断熱材の断面説明図。
【図11】発泡合成樹脂素材の裏面への条形成手段を示
す説明図。
【符号の説明】
1 内管 1a 内管の環状突条 2 断熱層 2a 断熱層の環状凹溝 2c 断熱層の継ぎ目 3 外皮層 3a 外皮層の環状凹み H ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桝井 宏之 大阪府高槻市栄町1丁目2番1号 東拓工 業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の無継ぎ目の曲げ変形可能な
    内管(1)と、該内管(1)の外周面を覆う発泡合成樹脂製の
    断熱層(2)とを備え、該断熱層(2)が、その外周面に、素
    材状態で長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に形付け
    された溝によって形成された多数の環状凹溝(2a)…と、
    管軸方向に沿って繋ぎ合わされた直線状継ぎ目(2c)とを
    備えているものである断熱ホース。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の無継ぎ目の曲げ変形可能な
    内管(1)と、該内管(1)の外周面を覆う発泡合成樹脂製の
    断熱層(2)とを備え、該断熱層(2)が、その外周面に、素
    材状態で長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に形付け
    された溝によって形成された多数の環状凹溝(2a)…と、
    管軸方向に沿って繋ぎ合わされた直線状継ぎ目(2c)とを
    備え、該断熱層(2)の外周面が外皮層(3)によって覆わ
    れ、かつ、該外皮層(3)が前記断熱層(2)の環状凹溝(2a)
    …に沿った環状凹み(3a)を備えているものである断熱ホ
    ース。
  3. 【請求項3】 前記内管(1)が、多数の環状突条(1a)…
    を備えたものである請求項1または2に記載の断熱ホー
    ス。
  4. 【請求項4】 前記内管(1)が、その長手方向両端部
    に、口金部(11),(12)を一体形成状態で備えているもの
    である請求項1または2に記載の断熱ホース。
  5. 【請求項5】 前記発泡合成樹脂の発泡体が独立気泡発
    泡体である請求項1または2に記載の断熱ホース。
  6. 【請求項6】 発泡合成樹脂素材(2A)の片面に、長手方
    向に所定の間隔を隔てて幅方向に延びる多数の溝条部(2
    0)…を形付け形成し、この溝条部(20)…を形付け形成し
    た発泡合成樹脂素材(2A)を、その幅方向を筒状に丸めて
    両側縁どうしを繋ぎ合わせ状態として、合成樹脂製の無
    継ぎ目の曲げ変形可能な内管(1)の外周面を覆わせ、外
    周面に多数の環状凹溝(2a)…を有し、管軸方向に沿った
    継ぎ目(2c)を有する断熱ホースの製造方法。
  7. 【請求項7】 発泡合成樹脂素材(2A)の片面に、長手方
    向に所定の間隔を隔てて幅方向に延びる多数の溝条部(2
    0)…を形付け形成し、この溝条部(20)…を形付け形成し
    た発泡合成樹脂素材(2A)を、その幅方向を筒状に丸めて
    両側縁どうしを繋ぎ合わせ状態として、合成樹脂製の無
    継ぎ目の曲げ変形可能な内管(1)の外周面を覆わせ、外
    周面に多数の環状凹溝(2a)…を有し、管軸方向に沿った
    継ぎ目(2c)を有する断熱ホースの外周面を、更に合成樹
    脂製の薄膜体からなる外皮層(3)によって被覆形成する
    断熱ホースの製造方法。
  8. 【請求項8】 発泡合成樹脂素材(2A)の内面側に、幅方
    向に所定の間隔を隔てて長手方向に沿って延びる適宜数
    の窪み線条(20b)…を形付け形成する工程を有する請求
    項6または7に記載の断熱ホースの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記内管(1)に、多数の環状突条(1a)…
    を備えたものを使用する請求項6または7に記載の断熱
    ホースの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記内管(1)に、その長手方向両端
    に、口金部(11),(12)を一体形成状態で備えているもの
    を使用する請求項6または7に記載の断熱ホースの製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記発泡合成樹脂(2A)に、発泡体が独
    立気泡発泡体のものを使用する請求項6または7に記載
    の断熱ホースの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190549A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Evuc Kk 断熱ホースとその製造方法
KR102170724B1 (ko) * 2019-12-16 2020-10-27 주식회사 엠코 에어컨 배관 보온재 제조장치 및 그 제조방법

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JP2008190549A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Evuc Kk 断熱ホースとその製造方法
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