JPH082550Y2 - 給湯、吸水、冷暖房用複合管 - Google Patents

給湯、吸水、冷暖房用複合管

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JPH082550Y2
JPH082550Y2 JP1989098789U JP9878989U JPH082550Y2 JP H082550 Y2 JPH082550 Y2 JP H082550Y2 JP 1989098789 U JP1989098789 U JP 1989098789U JP 9878989 U JP9878989 U JP 9878989U JP H082550 Y2 JPH082550 Y2 JP H082550Y2
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JP
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synthetic resin
hot water
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water absorption
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耕太郎 植田
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は給湯、吸水、冷暖房用複合管、特に内面を形
成する合成樹脂とその外側を被覆する金属との密着性が
高く曲折しても気密性、水密性の高い給湯、吸水、冷暖
房用複合管に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の給湯、吸水、冷暖房用複合管としては
銅管や合成樹脂被覆銅管が一般に使用されているが、こ
れら銅管を素材とするものは柔軟性に劣り、また、経済
性にも劣ることから、昨今では第5図に示す如き合成樹
脂被覆アルミニウム管やポリブテン管がその代替品とし
て使用されるに至った。
ところが、上記代替品は、前者にあっては経済性にお
いて優れるも柔軟性に劣るためにサヤ管工法用配管とし
て不向きであるばかりでなく継手を用いて接続した際に
抜け易いために接続が困難であり、一方、後者にあって
はサヤ管工法用配管に必要な柔軟性においては優れた特
徴を具有するも管の接続が融着工法によるために特殊な
治具を必要とする等施工が頗る煩雑なものとなってい
た。
そこで、第4図のように、両面波付薄肉管の中間層1
と、該中間層1の外周面に積層された耐熱性合成樹脂外
面層2と、前記中間層1の内面に積層され内面平滑な耐
熱性合成樹脂内面層3で形成された給湯、吸水、冷暖房
用複合管が開示されている(例えば実開昭56-66587
号)。なお、図中符号4は空洞部である。
ところが、かかる管にあっては、管自体を曲折したと
きに中間層1と耐熱性合成樹脂内面層3の接触面積が少
ないため剥離しやすいという問題点があった。
この課題を解決するために、例えば実開昭59-24582号
のように、予め波形に成形した合成樹脂製の管の外周に
金属被覆を施したものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように合成樹脂製の管の外側に金
属を被覆する手段においては未だ合成樹脂製の管と被覆
材としての金属との間の密着性が弱く曲折した際には剥
離しやすいという問題点が残存していた。
本考案はかかる従来品の欠点を解消すべく考案された
ものであって、内面を形成する合成樹脂とその外側を被
覆する金属との密着性が高く曲折しても気密性、水密性
の高い給湯、吸水、冷暖房用複合管の提供を目的とした
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために考案されたもので
あって、アルミニウムからなる両面波付薄肉管の中間層
と、この中間層の外面上に該中間層の波形に対応する波
付部を成層した耐熱性合成樹脂外面層と、上記中間層の
内面上に内面を略平滑状に成層した耐熱性合成樹脂内面
層を有する給湯、吸水、冷暖房用複合管において、成形
された上記中間層の内面に上記耐熱性合成樹脂内面層が
押出成形により密着固定されているものである。
ここで、上記内面層を押出成形によって積層するの
は、押出成形によって行うと、樹脂自体の粘着性によっ
て中間層により強固に密着するためである。また、さら
に密着性を強固にするために接着剤を塗布又は合成樹脂
に添加しておいてもよいのはもちろんのことである。
尚、中間層としては柔軟性の付与等の面よりして厚さ
0.1〜0.5mmの両面波付アルミニウム管の使用が好まし
く、また、耐熱性合成樹脂外面層としては厚さ0.6〜1.2
mmの両面波付塩素化ポリエチレン管若しくは耐熱性ポリ
塩化ビニル管の使用が好ましい。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。第1図及び第2図は本考案の給湯、吸水、冷
暖房用複合管の一実施例を示す縦断面図および横断面図
である。
図中1は中間層であって、厚さ0.2mmのアルミニウム
テープを管状に曲成してその接合面を溶着した後、波付
装置にて波付してなる両面波付薄肉管からなるものであ
る。2は中間層1の外周上に成層された耐熱性合成樹脂
外面層であって、該中間層1の外面波形に対応する波付
部を有するように耐熱性ポリ塩化ビニルを素材として成
形された厚さ1mmの波付厚肉管からなるものである。3
は中間層1の内面上に成層された耐熱性合成樹脂内面層
であって、内面が略平滑にして外面に中間層1の内面波
形に対応する波付部を有するように発泡ポリウレタンを
素材として成層してなるものである。
第3図は本実施例の給湯、吸水、冷暖房用複合管の製
造工程図を示すものである。中間層1は、アルミニウム
テープaを洗浄機bにて洗浄してアンカー材たる接着剤
を塗布した後、U字型成型機dおよび円管成形機eを用
いて管状に曲成して超音波接合機fにてその接合部分を
溶着し、次いで波付装置gにて波付部を形成することに
より形成される。次いで、該中間層1の内面に押出機h
を用いて耐熱性合成樹脂外面層2を成層し、冷却機jに
て冷却した後、マーキングkを施し、これを巻取機lに
捲収する。これら製造工程により本実施例の給湯、吸
水、冷暖房用複合管が成形される。
〔考案の効果〕
以上より明らかなように、本考案の給湯、吸水、冷暖
房用複合管はアルミニウムからなる両面波付薄肉管の中
間層と、この中間層の外面上に該中間層の波形に対応す
る波付部を成層した耐熱性合成樹脂外面層と、上記中間
層の内面上に内面を略平滑状に成層した耐熱性合成樹脂
内面層を有する給湯、吸水、冷暖房用複合管において、
成形された上記中間層の内面に上記耐熱性合成樹脂内面
層が押出成形により密着固定されていることを特徴と
し、内面を形成する合成樹脂とその外側を被覆する金属
との密着性が高く曲折しても気密性、水密性が高いとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の給湯、吸水、冷暖房用複
合管の一実施例を示す縦断面図および横断面図、第3図
は同上製造工程図、第4図および第5図は従来品の一例
を示す縦断面図である。 1……中間層 2……耐熱性合成樹脂外面層 3……耐熱性合成樹脂内面層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウムからなる両面波付薄肉管の中
    間層と、この中間層の外面上に該中間層の波形に対応す
    る波付部を成層した耐熱性合成樹脂外面層と、上記中間
    層の内面上に内面を略平滑状に成層した耐熱性合成樹脂
    内面層を有する給湯、吸水、冷暖房用複合管において、
    成形された上記中間層の内面に上記耐熱性合成樹脂内面
    層が押出成形により密着固定されていることを特徴とす
    る給湯、吸水、冷暖房用複合管。
  2. 【請求項2】中間層が厚さ0.1〜0.5mmの両面波付アルミ
    ニウム管であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の給湯、吸水、冷暖房用複合管。
  3. 【請求項3】耐熱性合成樹脂外面層の厚さが0.6〜1.2mm
    の両面波付塩素化ポリエチレン管であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の給湯、吸水、冷
    暖房用複合管。
JP1989098789U 1989-08-24 1989-08-24 給湯、吸水、冷暖房用複合管 Expired - Lifetime JPH082550Y2 (ja)

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