JPH11218268A - ダブルフラット管の製造方法 - Google Patents

ダブルフラット管の製造方法

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JPH11218268A
JPH11218268A JP10033750A JP3375098A JPH11218268A JP H11218268 A JPH11218268 A JP H11218268A JP 10033750 A JP10033750 A JP 10033750A JP 3375098 A JP3375098 A JP 3375098A JP H11218268 A JPH11218268 A JP H11218268A
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JP
Japan
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flat
valley
tube
double
manufacturing
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JP10033750A
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English (en)
Inventor
Joji Hinobayashi
譲二 日野林
Takeji Kubota
武治 久保田
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形が殆どなく強度の大きいダブルフラット
管を簡単な製造工程で効率良く製造できる方法を提供す
る。 【解決手段】 マンドレル1の外周に、フラットな溶融
状態のプラスチック帯体2をその端縁が重なるように螺
旋状に捲回してフラットな内管部P1 を形成し、この内
管部P1 の外周に、平坦部3bと谷部3aを有する溶融
状態のプラスチック帯状型体3を、その平坦部3bが谷
部3aを覆うように螺旋状に捲回して、中間のコルゲー
ト管部P2 とフラットな外管部P3 を一体に形成するこ
とにより、ダブルフラット管Pを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットな内管部
と外管部を中間のコルゲート管部の内側と外側に一体に
形成したダブルフラット管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダブルフラット管の製造方法としては、
例えば、特願昭63−171543号(特公平6−92
132号)に記載された方法が知られている。
【0003】この製造方法は、円筒状のマンドレルの周
囲に、押出機から溶融状態のプラスチック帯状体を供給
して螺旋状に捲回することにより、フラットな内管部と
中間のコルゲート管部を一体に形成すると共に、その外
周にプラスチックフィルム又はシートを螺旋状に重ね捲
きしてフラットな外管部を形成するものである。
【0004】更に具体的に説明すると、図6に示すよう
なプラスチック帯状体100、即ち山部100aの片側
にヒレ部100bを備え、反対側に平坦部100cを備
えた屈曲断面形状のプラスチック帯状体100を押出機
から押出してマンドレル101へ供給し、その山部10
0aとヒレ部100bが平坦部100cの上に重なるよ
うにプラスチック帯状体100をマンドレル101の周
囲に螺旋状に捲回しながら重なり部分を融着させること
によって、平坦部100c同士が連続したフラットな内
管部を形成すると同時に、山部100aとヒレ部100
bが交互に連続した中間のコルゲート管部を形成する。
そして、この中管のコルゲート管部の外周にプラスチッ
クフィルム又はシート102を螺旋状に重ね捲きして、
山部100aと融着したフラットな外管部を形成するこ
とにより、ダブルフラット管を製造する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
製造方法によってダブルフラット管を製造すると、プラ
スチック帯状体100の山部100aが保形性に劣るた
め、図6に一点鎖線で示すように該山部100aが内側
へ凹曲変形して中間のコルゲート管部が形崩れを生じ、
変形が少ないダブルフラット管を得ることが難しいとい
う問題があった。
【0006】このような問題に対処するため、特願昭6
3−171543号(特公平6−92132号)には、
改良方法として、プラスチック帯状体100の山部10
0aの内側に連続芯材(不図示)を挿入して山部100
aを保形し、フラットな外管部を形成する前に山部10
0aを切裂いて連続芯材を取出す方法が記載されてい
る。けれども、この改良方法では、プラスチック帯状体
100の山部100aに連続芯材を挿入する工程、山部
100aを切裂く工程、山部100aから連続芯材を取
出す工程が追加されるため、製造工程が複雑になり、ま
た、山部100aが切裂かれるので強度低下を招く恐れ
もあった。
【0007】本発明はこれらの問題に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、変形が殆どなく強度の大
きいダブルフラット管を簡単な製造工程で効率良く製造
できる方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係るダブルフラット管の製造方
法は、マンドレルの外周に、フラットな溶融状態のプラ
スチック帯体をその側縁が重なるように螺旋状に捲回し
てフラットな内管部を形成し、この内管部の外周に、平
坦部と谷部を有する溶融状態のプラスチック帯状型体を
その平坦部が谷部を覆うように螺旋状に捲回して、中間
のコルゲート管部とフラットな外管部を一体に形成する
ことを特徴とするものである。
【0009】この製造方法では、フラットな内管部の外
周に螺旋状に捲回されたプラスチック帯状型体の谷部が
一捲き遅れで該帯状型体の平坦部により被覆され、平坦
部同士が接合されて、谷部からなる中間のコルゲート管
部と、平坦部が連続したフラットな外管部が同時に一体
形成される。このように、フラットな内管部の外周に中
間のコルゲート管部とフラットな外管部が同時に一体形
成されると、互いに補強し合って相乗的に保形性が向上
するため、中間のコルゲート管部を構成する谷部や、フ
ラットな外管部を構成する平坦部が変形しにくくなり、
変形が殆どないダブルフラット管を製造することができ
る。
【0010】しかも、この製造方法は、二つの簡単な製
造工程、即ち、フラットなプラスチック帯体を捲回して
フラットな内管部を形成する工程と、平坦部と谷部を有
するプラスチック帯状型体を捲回して中間のコルゲート
管部とフラットな外管部を同時に一体形成する工程によ
って、効率良くダブルフラット管を製造することがで
き、また、従来の改良方法のようにプラスチック帯状体
の山部を切裂くことがないので、強度低下を招く心配も
全くない。
【0011】次に、本発明の請求項2に係る製造方法
は、上記請求項1の製造方法においてプラスチック帯状
型体が平坦部と複数の平行な谷部を有するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0012】斯かる製造方法では、谷部の数が多いプラ
スチック帯状型体ほど、その幅が広くなり、一捲のピッ
チが大きくなるので、プラスチック帯状型体の捲回速度
をあげなくても、ダブルフラット管の製造速度をあげる
ことができる。
【0013】また、本発明の請求項3に係る製造方法
は、上記請求項1又は請求項2の製造方法において、内
管部の外周に捲回したプラスチック帯状型体の谷部が平
坦部で覆われるまでに、谷部に捲きかけた押圧ベルトで
谷部の底面を内管部に押圧することを特徴とするもので
ある。
【0014】斯かる製造方法では、プラスチック帯状型
体の谷部底面が押圧ベルトで押圧されて内管部に密着し
た状態で融着するため、内管部と中間コルゲート管部の
谷部底面との接合強度が大きいダブルフラット管を得る
ことができる。
【0015】更に、本発明の請求項4に係る製造方法
は、上記請求項1〜3のいずれかの製造方法において、
内管部の外周に捲回したプラスチック帯状型体の谷部が
平坦部で覆われた後、平坦部の少なくとも側端縁を押圧
ローラで押圧することを特徴とするものである。
【0016】斯かる製造方法では、押圧ローラによって
プラスチック帯状型体の平坦部の側端縁がその下側の平
坦部と密着した状態で融着するため、接合強度が向上す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
【0018】図1は本発明の一実施形態に係るダブルフ
ラット管の製造方法の説明図、図2は同製造方法に用い
るプラスチック帯状型体の断面図、図3は同製造方法に
おいて押圧ベルトと押圧ローラで押圧しているところを
示す部分断面図である。
【0019】図1において、1はマンドレルであり、こ
のマンドレル1は多数のロール1aを円筒状に配列し
て、駆動装置1bにより各ロール1aを一斉に回転させ
るようにしたものである。各ロール1aは一定の角度で
傾斜させてあるため、一斉に各ロール1aを回転させな
がら、プラスチック帯体2とプラスチック帯状型体3を
マンドレル1の外周に螺旋状に捲回すると、捲回物(ダ
ブルフラット管)がロール1aの傾斜角度に応じた送り
ピッチで先方へ移送されるようになっている。
【0020】このマンドレル1の外周には、溶融押出機
の押出口4aからフラットな溶融状態のプラスチック帯
体2が供給されて、その側縁が重なるように螺旋状に捲
回される。このように捲回すると、図3に示すようにプ
ラスチック帯体2の互いに重なる側縁2a同士が融着し
て、フラットな内管部P1 が連続して形成される。
【0021】この内管部P1 の外周には、もう一つの溶
融押出機の押出口4bから溶融状態のプラスチック帯状
型体3が供給されて螺旋状に捲回される。このプラスチ
ック帯状型体3は、図2及び図3に示すような屈曲断面
形状の帯状型体であって、U字状の谷部3aの片側に平
坦部3bを有し、反対側に支持部3cを有するものであ
る。そして、この平坦部3bの途中から谷部3aに至る
部分は、平坦部3bの厚み分だけ一段低い凹段部3dに
形成され、また、支持部3cはその上面が凹段部3dの
下面と同じ高さとなるように形成されている。
【0022】このプラスチック帯状型体3は、谷部3a
が平坦部3bで覆われるように平坦部3bの側端縁3e
を凹段部3dに重ねながら、内管部P1 の外周に螺旋状
に捲回され、重なった平坦部3bの側端縁3eと凹段部
3d、この凹段部3dと支持部3c、谷部3aの底面と
内管部P1 がそれぞれ融着する。
【0023】このようにプラスチック帯状型体3を螺旋
状に捲回して各部を融着すると、谷部3aと支持部3c
によって中間のコルゲート管部P2 が形成されると同時
に、連続した平坦部3bによってフラットな外管部P3
が一体に形成され、中間のコルゲート管部P2 と外管部
3 が互いに補強し合って相乗的に保形性が向上する。
そのため、冷却固化する前に、中間のコルゲート管部P
2 を構成する谷部3aや、フラットな外管部P3 を構成
する平坦部3bが変形しにくくなり、変形が殆どないダ
ブルフラット管Pを製造することができる。
【0024】その場合、図3に示すように、捲回したプ
ラスチック帯状型体3の谷部3aが平坦部3bで覆われ
るまでの一捲きの間に、押圧ベルト5を谷部3aに捲き
かけて、プラスチック帯状型体3の捲回速度と同じ速度
で押圧ベルト5を回転させながら、内管部P1 を構成す
るプラスチック帯体2に谷部3aの底面を押圧ベルト5
で押圧することが望ましい。このように押圧すると、谷
部3aの底面がプラスチック帯体2に密着した状態で融
着するため、内管部P1 と中間コルゲート管部P2 の谷
部3a底面との接合強度が大きいダブルフラット管を得
ることができる。
【0025】また、図3に示すように、捲回したプラス
チック帯状型体3の谷部3aが平坦部3bで覆われた
後、平坦部3bの少なくとも側端縁3eを押圧ローラ6
で押圧することが望ましい。このように押圧すると、プ
ラスチック帯状型体3の平坦部3bの側端縁3eがその
下側の凹段部3dに密着した状態で融着すると共に、該
凹段部3dがその下側の支持部3cに密着した状態で融
着するため、プラスチック帯状型体3の接合強度が向上
し、中間のコルゲート管部P1 及びフラットな外管部P
3 の強度が大きいダブルフラット管Pを得ることができ
る。
【0026】更に、押圧ベルト5に隣接する内部空隙
(プラスチック帯状型体3の谷部3aと谷部3aの間の
空隙)に冷風を吹き込む等の手段によって、谷部3aの
側面を内側から冷却すると、谷部3aの側面が速やかに
固化されて内側へ湾曲変形しなくなるので、保形性が更
に向上して変形が皆無に等しいダブルフラット管Pを得
ることが可能となる。なお、このように内側から冷却し
ても、プラスチック帯状型体3の凹段部3dまで冷却さ
れることはないので、押圧ローラ6の圧力で重なり部分
を充分に溶着することができる。
【0027】この製造方法は、上記のように二つの簡単
な製造工程、即ち、フラットなプラスチック帯体2を捲
回してフラットな内管部P1 を形成する工程と、この内
管部の外周にプラスチック帯状型体3を捲回して中間の
コルゲート管部P2 とフラットな外管部P3 を同時に一
体形成する工程によって、効率良くダブルフラット管を
製造することができ、しかも、中間のコルゲート管部P
2 及びフラットな外管部P3 の保形性が既述したように
向上するため、変形を生じることが殆どなく、また、従
来の改良方法のようにプラスチック帯状体の山部を切裂
くことがないので、強度低下を招く心配も全くない。
【0028】尚、上記の実施形態では、プラスチック帯
状型体3の平坦部3bに凹段部3dを形成して、この凹
段部3dに平坦部3bの側端部3eを重ねて融着したと
き段差が全く生じないようにしているが、凹段部3dを
省略して側端部3eの重なり部分に厚み程度の段差が生
じるようにしてもかまわない。この程度の段差は無視す
ることができ、全体としてフラットと認識できる外管部
3が形成されるからである。また、上記の実施形態で
は、捲回したプラスチック帯状型体3の支持部3cによ
って凹段部3dを支持させているが、このプラスチック
帯状型体3の支持部3cを省略して、谷部3aの側面上
端で凹段部3dを支持させるようにしてもよい。
【0029】図4は本発明の他の実施形態に係る製造方
法で使用するプラスチック帯状型体の断面図、図5は同
製造方法において押圧ベルトと押圧ローラで押圧してい
るところを示す部分断面図である。
【0030】この実施形態の製造方法で使用するプラス
チック帯状型体30は、図4に示すように二つの谷部3
0a,30aと平坦部30bを有するものであって、二
つの谷部30a,30aは支持部30fで連結されてい
る。この支持部30fは、プラスチック帯状型体30を
螺旋状に捲回したときに平坦部30bを支持するもの
で、支持部30fの上面が平坦部30bの下面と同じ高
さになっている。また、図中左側の谷部30aにも支持
部30cが形成されており、該支持部30cは、プラス
チック帯状型体30を螺旋状に捲回したときに凹段部3
0dを支持できるように、その上面が凹段部30dの下
面と同じ高さになっている。そして、平坦部30bは、
二つの谷部30a,30aを覆うことができるように幅
広に形成されている。
【0031】この実施形態の製造方法は、前記実施形態
の製造方法と同様に、最初の工程で溶融押出機の押出口
から溶融状態のフラットなプラスチック帯体を押出し
て、その側縁が重なるようにマンドレル1の外周に螺旋
状に捲回し、図5に示すようにプラスチック帯体2の重
なった側縁2a同士を融着させてフラットな内管部P1
を形成する。
【0032】そして、次の工程で別の溶融押出機の押出
口から上記のプラスチック帯状型体30を押出して内管
部P1 の外周に供給し、図5に示すように、その二つの
谷部30a,30aが平坦部30bで覆われるように平
坦部30bの側端縁30eを凹段部30dに重ねなが
ら、プラスチック帯状型体30を内管部P1 の外周に螺
旋状に捲回してその重なり部分を融着させ、谷部30a
と支持部30c,30fによって中間の中間のコルゲー
ト管部P2 を形成すると同時に、連続した平坦部30b
によってフラットな外管部P3 を一体に形成する。この
ように中間のコルゲート管部P2 と外管部P3 を同時に
一体に形成すると、両者が互いに補強し合って相乗的に
保形性が向上するため、前記実施形態の製造方法と同様
に、変形が殆どないダブルフラット管Pを製造すること
ができる。
【0033】この実施形態の製造方法のように、谷部3
0aが二つもしくは二つ以上のプラスチック帯状型体3
0を使用すると、該帯状型体30の平坦部30bの幅が
広くなる分だけ一捲のピッチが大きくなるので、プラス
チック帯状型体30の捲回速度をあげなくても、ダブル
フラット管Pの製造速度をあげることができる。
【0034】尚、この実施形態の製造方法においても、
図5に示すように、捲回したプラスチック帯状型体30
の谷部30a,30aが平坦部30bで覆われるまでの
一捲きの間に、2条の押圧ベルト5,5を谷部30a,
30aに捲きかけて、プラスチック帯状型体30の捲回
速度と同じ速度で押圧ベルト5,5を回転させながら、
内管部P1 を構成するプラスチック帯体2に谷部30
a,30aの底面を押圧ベルト5で押圧し、内管部P1
と中間コルゲート管部P2 の谷部3a底面との接合強度
を向上させることが望ましい。そして、捲回したプラス
チック帯状型体30の谷部30aが平坦部30bで覆わ
れた後、平坦部30bの側端縁30eと中央部を押圧ロ
ーラ6,6で押圧し、側端縁30eと凹段部30dと支
持部30cとの接合強度を向上させると共に、平坦部3
0bの中央部と支持部30fの接合強度を向上させるこ
とが望ましく、更に、谷部30aと谷部30aの間の内
部空隙に冷風等を吹き込んで谷部30aの側面を内側か
ら冷却することにより、保形性を一層向上させることが
望ましい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のダブルフラット管の製造方法は、フラットなプラスチ
ック帯体を捲回してフラットな内管部を形成する工程
と、この内管部の外周にプラスチック帯状型体を捲回し
て中間のコルゲート管部とフラットな外管部を同時に一
体形成する工程によって、効率良くダブルフラット管を
製造することができ、しかも、中間のコルゲート管部と
フラットな外管部が互いに補強しあって相乗的に保形性
が向上するため、冷却固化するまでに変形を生じること
が殆どなく、また、従来の改良方法のようにプラスチッ
ク帯状体の山部を切裂くことがないので、強度低下を招
く心配も全くないといった顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るダブルフラット管の
製造方法の説明図である。
【図2】同製造方法に用いるプラスチック帯状型体の断
面図である。
【図3】同製造方法において押圧ベルトと押圧ローラで
押圧しているところを示す部分断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るダブルフラット管
の製造方法に用いるプラスチック帯状型体の断面図であ
る。
【図5】同製造方法において押圧ベルトと押圧ローラで
押圧しているところを示す部分断面図である。
【図6】従来のダブルフラット管の製造方法を説明する
部分断面図である。
【符号の説明】
1 マンドレル 2 プラスチック帯体 2a プラスチック帯体の側縁 3,30 プラスチック帯状型体 3a,30a 谷部 3b,30b 平坦部 3e,30e 側端縁 3d,30d 凹段部 5 押圧ベルト 6 押圧ローラ P ダブルフラット管 P1 内管部 P2 中間のコルゲート管部 P3 外管部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンドレルの外周に、フラットな溶融状態
    のプラスチック帯体をその側縁が重なるように螺旋状に
    捲回してフラットな内管部を形成し、この内管部の外周
    に、平坦部と谷部を有する溶融状態のプラスチック帯状
    型体をその平坦部が谷部を覆うように螺旋状に捲回し
    て、中間のコルゲート管部とフラットな外管部を一体に
    形成することを特徴とするダブルフラット管の製造方
    法。
  2. 【請求項2】プラスチック帯状型体が平坦部と複数の平
    行な谷部を有するものであることを特徴とする請求項1
    に記載のダブルフラット管の製造方法。
  3. 【請求項3】内管部の外周に捲回したプラスチック帯状
    型体の谷部が平坦部で覆われるまでに、谷部に捲きかけ
    た押圧ベルトで谷部の底面を内管部に押圧することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のダブルフラット
    管の製造方法。
  4. 【請求項4】内管部の外周に捲回したプラスチック帯状
    型体の谷部が平坦部で覆われた後、平坦部の少なくとも
    側端縁を押圧ローラで押圧することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載のダブルフラット管
    の製造方法。
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